チーズをカットするときに便利な「チーズナイフ」。チーズに適したナイフを選べば、形が崩れることなく、美しくカットできます。一口にチーズナイフといってもさまざまな種類があり、どれを選んでいいか迷ってしまいがちです。
そこで今回は、チーズナイフの選び方とおすすめのモノをご紹介します。普段好んで食べているチーズに適したチーズナイフを選んでみてください。
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チーズナイフとは?
チーズナイフは、名前の通りチーズを切るためのナイフです。一口にチーズナイフといっても、チーズの種類や硬さにあわせてさまざまな種類のチーズナイフが販売されています。
チーズの種類や用途にあわせて適したモノを使い分けると、チーズの魅力をより引き出せるのがポイント。通常の包丁やナイフで切り分けるのが難しいチーズも、チーズナイフを使用すれば見た目も美しくカットできるのがメリットです。
チーズナイフの選び方
チーズの硬さにあう種類を選ぼう
やわらかいチーズには「オメガナイフ」
包丁と似たような形状をしていますが、オメガナイフの刃には穴が空いているのがポイントです。穴が空いているのは、カットしたチーズが刃にくっつきにくいようにするため。刃の穴がナイフとチーズの抵抗を少なくしており、やわらかいチーズもくっつきにくく、切りやすいのが特徴です。
刃がのこぎりのようにギザギザなので、カマンベールチーズのようなソフトタイプのチーズも形を崩さず美しくカット可能です。フォークのように分かれている先端は、カットしたチーズの取り分けに役立ちます。
オメガナイフは、ソフトタイプからセミハードまで幅広いチーズをカットできる万能型のナイフ。ハードタイプへの使用には適していないため、注意が必要です。
崩れやすいチーズには「シェーブルナイフ」
シェーブルチーズのクロタン・ド・シャヴィニョルをカットするために誕生したシェーブルナイフは、クロタンナイフとも呼ばれています。崩れやすいシェーブルチーズでも、断面がボロボロにならず美しくカットできるナイフ。持ち手が長く刃の部分が小さいのが特徴で、パンや果物のカットもできます。
クロタンのためにつくられたシェーブルナイフは、小さいチーズのカットにもおすすめ。両刃で切れ味がよく、フレッシュでやわらかいソフトタイプから熟成が進んだモノまで、幅広いチーズに活用できます。
ハードタイプには「パルメザンナイフ」
パルメザンナイフは、刃の形から「アーモンドナイフ」とも呼ばれています。名前の通り、パルメザンチーズを上手く砕くための形状です。ハードタイプのチーズの粒子を潰さず割れるため、風味を損なわず食べられます。
パルミジャーノレッジャーノ・グラナパダーノ・ミモレットなど、ハードタイプのチーズをパルメザンナイフで割りながら食べると、カットした状態のモノとはひと味違う風味が楽しめるのが魅力。刃が平たく幅広いため、プチケーキの取り分けやバターナイフとしても活用できます。
刃渡りの長さをチェック
刃渡りの長さは、柄の部分を除いた刃の部分の長さのこと。チーズナイフは、刃渡りが短いモノから長いモノまでさまざまなサイズが販売されています。円形・ピラミッド形・四角形などチーズの形は幅広いため、用途にあった長さのチーズナイフを選んでみてください。
小さいサイズのモノや適度な大きさにカットされているモノであれば刃渡りが短いチーズナイフ、大きいサイズのモノであれば刃渡りが長いチーズナイフがおすすめです。購入するチーズの大きさにあわせて刃渡りのサイズを選んでみてください。
ナイフセットならギフトにもおすすめ
さまざまなチーズを切りたい方には、チーズナイフセットがおすすめです。必要なモノがすべて揃っているナイフセットであれば、幅広い種類のチーズに対応できます。
チーズナイフセットは、ワインテイスティング・パーティー・バーベキューなどのシーンでも活躍。ギフトボックスに入っているナイフセットは、大切な方へのギフトにもぴったりです。
チーズナイフのおすすめメーカー・ブランド
グローバル(GLOBAL)
世界中で愛されるオールステンレス包丁「グローバル」。1954年に金属洋食器メーカーとして創業した、吉田金属工業が手がけるブランドです。包丁の素材は鋼が一般的だった時代に、切れ味のよいステンレス製の包丁をつくるために開発チームを発足。試行錯誤の末に、切れ味と錆びにくさを両立させたステンレス包丁を開発しました。
その後、国内にステンレス包丁が普及し始めた頃に、製品開発を進めオールステンレス一体構造包丁のグローバルが誕生。切れ味・耐久性・衛生面・デザインに優れ、発売から40年近く経過した現在でも、さまざまな国で人気を集めているブランドです。
ボスカ(BOSKA)
オランダで創業し、100年以上の歴史を誇る老舗メーカー「ボスカ」。チーズグッズメーカーとして世界中に知られています。ゴーダ市近郊で鍛冶屋のウィレム・ボスが、地元農家のためにチーズ用具を製作したのをきっかけにブランドがスタート。「一生使える製品をデザインすること」を目標に掲げ、品質のよいアイテムをつくり続けています。
機能的でデザイン性にも優れているのが特徴。レッド・ドット・デザイン賞やiFデザイン賞など、数々の賞を受賞しています。「多くの方にとって手頃な価格である、楽しく使える、時代を超越したデザイン、一生使えること」を使命に、日々モノづくりに挑戦し続けているブランドです。
レズレー(ROSLE)
屋根資材の製造メーカーとして1888年に創業した「レズレー」。マイスター発祥の地、ドイツのマルクトオーバードルフで創立されたメーカーです。1902年には、キッチンツールの製造を開始。その後、伝統・技術・革新性が合わさったプロ仕様の高級キッチンツールが誕生しました。
品質とデザインが評価され、1997年には世界50ヵ国以上で販売。Design Plus賞・reddot賞・iFデザイン賞など、数多くの賞を受賞しています。創業当初から職人気質を重んじ続けているメーカーです。
チーズナイフのおすすめ
グローバル(GLOBAL) チーズナイフ GS-10
右利き・左利き兼用のチーズナイフです。刃は波刃で、白カビタイプのやわらかいチーズにぴったり。刃と持ち手は、ステンレス製のオールステンレス仕様です。持ち手のブラックドットがグローバルの特徴。プロダクトデザイナー山田耕民氏によって生み出され、伝統のデザインとして受け継がれています。
サイズは全長26cm・刃渡り14cm・刀幅3cm。シンプルでスタイリッシュなデザインのモノを探している方や、左利きの方におすすめのチーズナイフです。
ボスカ(BOSKA) セミソフトチーズナイフ ミニチーズ 2258
スイスチーズをイメージしたデザインのかわいいチーズナイフです。目を引く黄色の持ち手はプラスチック製。親しみやすいデザインで実用性にも優れています。刃はステンレス鋼製で、先端は二股に分かれているのが特徴。手を汚さずにチーズをゲストに提供できます。
食器洗い機に対応しているのもうれしいポイントです。製品サイズは220×72×18mm。同シリーズからナイフやスライサーなども展開しています。かわいらしい見た目の製品を揃えたい方におすすめのチーズナイフです。
レズレー(ROSLE) パルメザン ナイフ 12725
刃の先端が両面共にシャープなチーズナイフです。質のよいステンレスを使用しているのもポイント。尖った強靭な刃と丈夫なハンドルのため、硬いパルメザンチーズも簡単に割れます。ハードタイプのチーズを割るのにぴったりです。
サイズは、全長160mm・ハンドル部分100mm・刃渡り60mm。持ち手の部分に「ROSLE」のロゴが入った、洗練されたシンプルなデザインも魅力です。高品質でデザイン性の高いチーズナイフが欲しい方におすすめです。
パール金属(PEARL METAL) チーズロワイヤル チーズナイフ C-3128
やわらかいチーズも硬いチーズもカットしやすい波刃のチーズナイフ。チーズが引っ付きにくい穴あきタイプです。刃先は二股に分かれており、取り分けしやすい仕様。刃はステンレス製で、耐熱温度は90℃です。
サイズは、全長約25.5×幅3.5cm。幅広いチーズのカットに活用できるオールマイティーなモノを探している方におすすめのチーズナイフです。
遠藤商事 TKG キッチンツール チーズナイフ BKTL701
一体形成で柄の間にすき間がないチーズナイフ。汚れが溜まらず衛生的なのが特徴です。チーズがくっつきにくく、はがれやすい穴あきタイプ。ナイフの先端にチーズを刺して取り分けられます。食器洗い機に対応しているのもうれしいポイントです。
サイズは、全長255mm・刃渡り140mm。ソフトタイプのチーズのカットに特におすすめのチーズナイフです。
サカモトエンジニアリング プラトーナイフ
一般的なクロタンナイフより大き目サイズのチーズナイフです。全長は275mmで、刃渡りは80mm。クロタンナイフと同じく鋭利な刃のため、崩れやすいチーズも美しくカット可能です。全長215mm、刃渡り60mmのクロタンナイフも展開しています。
カラー展開も豊富で、ルージュ・ローズ・ブルー・オレンジ・ジョーヌの5色展開。ジョーヌはフランス語で黄色という意味です。自宅のインテリアや食器の色合いにあわせやすいのもうれしいポイント。おしゃれなチーズナイフを探している方におすすめです。
デュボワ ブーレー(Dubois Boulay) クロタンナイフ シェーヴルカッター
山羊乳でつくられるシェーブルをカットするのにぴったりなチーズナイフです。持ち手の部分には金色で「LE CROTTIN DE CHAVIGNOL」、刃の部分にはブランド名の「DUBOIS BOULAY」と記載されています。
全長は約209mmで、ステンレス製です。鋭利なため取り扱いには注意が必要。シェーブルはもちろん、小さいサイズのチーズのカットにおすすめのチーズナイフです。
佐藤金属興業(SALUS) アカシア チーズナイフ アーモンド
パルミジャーノのようなハードから、超硬質タイプの硬いチーズもカットできるチーズナイフです。尖った先端を使用すれば、チーズを簡単に砕けます。持ち手はぬくもりが感じられる天然木を使用しているのもポイントです。
サイズは168×34mm。手のひらに収まるサイズ感で場所を取らないのも魅力です。持ち運びしやすくアウトドアにもおすすめ。ハードタイプのチーズを好んで食べる方にぴったりのチーズナイフです。
ハドソンエッセンシャルズ(Hudson Essentials) ステンレススチール チーズナイフセット
チーズに必要な6種類のアイテムをセットにしたチーズナイフです。セット内容は、プロングナイフ・ハートナイフ・シンナイフ・サービングフォークナイフ・チゼルナイフ・チーズスプレッダー。ブリーチーズからパルメザンチーズまで、幅広いチーズに対応できます。
食器洗い機に対応しており、お手入れが簡単なのもうれしいポイントです。錆びたり腐食したりしないステンレススチール製。一体構造で耐久性に優れています。黒を基調としたおしゃれなボックスに入っているため、チーズを楽しみたい方へのギフトにもおすすめのチーズナイフです。
ドーイ(DOIY) Cheeseporn チーズポルノ 3230
アカシアを素材にしたおしゃれなカッティングボードに収納できるチーズナイフです。合皮の吊り下げストラップ付で、収納場所に困らないのも魅力。カッティングボードの上にチーズを広げながら楽しめます。器としても活用でき、食卓の上でカットできるのもポイントです。
金色の2本のナイフは、穴あきのグリュイエールチーズから着想を得てデザインされています。カッティングボードとナイフ1本をセットにしたタイプもラインナップ。おしゃれで実用性に優れたチーズナイフを探している方におすすめです。
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チーズに適したチーズナイフを使用することで、美しい見た目にカットできるのが魅力。ホームパーティーなどでも大活躍します。実用性やおしゃれさを兼ね備えたモノを探している方は、ナイフが複数セットになっているモノやカッティングボードとのセットがおすすめです。