雲台(うんだい)とは、カメラと三脚や一脚をつなぐ部品のこと。カメラを好みの位置や角度で固定でき、さまざまな撮影シーンをサポートしてくれるアイテムです。

なお、雲台にはいくつか種類があり、製品によってそれぞれ特長が異なります。そこで今回は、種類別のおすすめ雲台をご紹介。雲台を選ぶ際の注目ポイントなども解説しますので、しっかりチェックしてみてください。

雲台の種類

3way雲台

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3way雲台はパンハンドル付き雲台とも呼ばれ、水平方向と垂直方向の位置を別々のハンドルやネジによって調整できるのが特長。水平あるいは垂直方向の一方を固定した状態でもう一方を操作できるので、1軸方向の動きを追う撮影に最適です。

なお、3way雲台は雲台本体が変形することで固定される割締め方式と、雲台内部のコマが変形することで固定されるコマ締め方式の2種類に分けられます。

自由雲台

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自由雲台はボール雲台とも呼ばれ、可動部分がボール状になっていることから、あらゆる方向への固定をすぐに行えるのが特長。なお、日本では3way雲台の方が数多くリリースされていますが、世界的に見れば自由雲台の方が一般的です。ハンドルなどがないぶん、雲台自体を小さくすることができるので、持ち運びやすいのもポイントです

雲台の選び方

撮影の種類で選ぶ

どんな写真を撮影するかによって選び方も変わってきます。風景や被写体が遠い場合はもちろん、安定した立ち位置で撮影できる場合は3way雲台がおすすめです。

一方、スポーツシーンや野鳥撮影などの被写体が素早く動く場合には、水平方向と垂直方向の位置を同時に変えられる自由雲台がおすすめ。ニーズに合ったものをしっかり選びましょう。

サイズ・重さで選ぶ

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カメラに対して雲台が小さすぎても大きすぎても使いづらいので、雲台を含む三脚とのバランスが非常に重要です。特に小型カメラの場合は、ハンドルが付いている3way雲台は扱いづらいため、おすすめしません。一方、カメラが大型の場合に対して小さすぎる雲台は、耐荷重も小さくバランスも取りづらいので、カメラとのバランスが取れるものを選択しましょう。

3way雲台のおすすめ

Sinvitron 三脚雲台 3Way型 SVT-F-H00233

アルミ素材を採用した重量580gの大型三脚向けの3way雲台。カメラの着脱を容易にする装置「クイックシュー」も付属していているほか、固定レバーに脱落防止機構が付いているのもポイントです。

耐荷重は6kgで、大きな本格カメラや望遠レンズなどを用いる場合の安定感が高く操作性も良好です。360度回転するので全景撮影にも対応。使い勝手良好ながら実勢価格5000円程度というコスパ良好なおすすめモデルです。

マンフロット(Manfrotto) 3WAY雲台 X-PRO MHXPRO-3W

マンフロットのハイエンド向け3way雲台です。アルミ素材で重量1kg、耐荷重8kgとかなり重々しさを感じますが、その分安定感や機能もハイレベル。レバーは格納式のため必要な時のみ引き出して使用できるなど、携帯性も良好です。

水平・垂直の2軸に搭載したフリクションコントロールと3つの水準器により、滑らかで繊細な動きが可能。カメラやレンズはもちろん、その他の機材までしっかりこだわりたい方におすすめです。

スリック(SLIK) 雲台 エイブル 300 ST N 206379

それほど重いカメラやレンズは使わないという方におすすめの3way雲台です。高さ104mm、重量580gとコンパクトかつ軽量のため、三脚とカメラとのセットでも気軽に持ち運べるのが魅力。同モデルの2ハンドルタイプも合わせて要チェックです。

自由雲台のおすすめ

ハクバ(HAKUBA) 自由雲台 BH-1

実勢価格1000円前後とリーズナブルな価格帯の自由雲台です。シンプルな構造ゆえに初心者でも扱いやすく、さまざまな三脚や一脚と組みわせて使用することができます。

高さ63mm、重量108gと持ち運びが容易なので旅行などに持っていくにも便利です。ただ耐荷重が400gなので、購入を検討する際は手持ちのカメラ本体の重さを考慮しておきましょう。

ベルボン(Velbon) 自由雲台 QHD-33 472922

三脚や雲台ではおなじみ「ベルボン」の自由雲台。雲台本体の重量は130g、高さ130mmと非常にコンパクトかつ軽量にもかかわらず、耐荷重は2kgまで対応します。

小型のカメラを使っている方は荷物がコンパクトになるので特におすすめ。なお、カメラの着脱が容易になるクイックシュー付きのモデルもラインナップしているので、気になる方は合わせてチェックしておきましょう。

シルイ(SIRUI) ハイエンド自由雲台 K-20X

安定感のあるハイエンドモデルの自由雲台です。重量は400g未満にもかかわらず、耐荷重はなんと25kg。高精度の機械加工で精密にアルミ素材を削り取って作られた部品を採用しており、長期間の使用にもしっかり対応。本格派のカメラマンにおすすめの雲台です。