Onは、クッション性やデザイン性に優れたランニングシューズを提供しているブランドです。Onのランニングシューズは、おしゃれで普段履きに使いやすく、機能性に優れていることから、世界各国で人気を集めています。
しかし、Onのランニングシューズは製品数が多く、どれを選べばよいのか分からない方も多いはず。そこで今回は、Onのランニングシューズの選び方とおすすめの製品をご紹介します。
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スイス生まれのブランド「On」とは?
Onは、スイス生まれのブランドで、ロードランニング・トレイルランニング・ライフスタイル向けなどのシューズを専門に製造および販売しています。推進力が高く、衝撃吸収性に優れたシューズを提供しているほか、リサイクル素材の採用により、環境に配慮しているのも特徴です。
Onのランニングシューズは、初心者からトップアスリートまで対応する、豊富なラインナップが魅力。全般的にデザイン性も良好で、おしゃれにランニングを楽しみたい方にもおすすめです。
Onのランニングシューズの特徴
衝撃を和らげる効果がある「CloudTec(クラウドテック)システム」
Onのランニングシューズは、ランナーの動きに柔軟に対応しながら、ソフトな着地と力強い蹴り出しを可能にした「CloudTec(クラウドテック)システム」を搭載している点が魅力。「雲の上の走り」と呼ばれるほどの、高いクッション性と履き心地を実現します。
CloudTecシステムは、シューズごとに特別な設計が施されており、モデルに応じて必要な箇所にクッションを配置。また、通常の2倍のCloudTecを搭載したモノもあるなど、各製品でクッション性が異なるため、製品選びの際は仕様をしっかり確認しておきましょう。
蹴り出しの推進力をサポートする「Speedboard(スピードボード)」
「Speedboard(スピードボード)」は、ランニングでの着地時に発生するエネルギーを利用して推進力を生み出すテクノロジーです。ランナーの走りに合わせてフレキシブルに動くパーツを使用し、よりスピードを高めた走りを実現します。
Speedboardはスピードの向上だけでなく、走りの目的に合わせて素材や形状を設計。モデルのコンセプトに応じて、快適さを重視したタイプや、スピードを優先したタイプなどがラインナップされています。
普段履きもしやすいおしゃれなデザイン
Onのランニングシューズは、タウンユースでも使いやすい、おしゃれなデザインも人気の理由です。なかでもソールの形状が特徴的で、高いクッション性を有していながら、デザイン性にも優れています。
また、Onの定番モデル「Cloud 5」をはじめとしたシューズは、カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいポイント。お気に入りのコーデに合わせた色を選べるため、ランニング以外で履いてもおしゃれです。
Onのランニングシューズの選び方
シーンに合わせて選ぶ
長距離ラン
Onのランニングシューズは、長距離ランに適したモデルが豊富にラインナップされています。長距離を快適に走りたい方は、クッション性やエネルギーリターンに優れた「Cloudmonster」や「Cloudstratus」シリーズなどがおすすめです。
5kmランからマラソンまで、幅広い距離に対応したい方は、推進力を生み出しやすい「Cloudswift」シリーズがぴったり。長距離ランで少しでもタイムを縮めたい方は、軽量性と推進力を両立した競技向けの「Cloudboom Echo」シリーズが適しています。
トレイルランニング
Onのトレイルランニング向けのシューズは「Missiongrip」テクノロジーの搭載により、さまざまな路面で優れたグリップ性を発揮。「CloudTec」のクッションも搭載しているので、未舗装や傾斜のある場所での衝撃を緩和します。
平坦な路面や硬めの路面などでも走りやすく、高い汎用性を求める方は「Cloudvista」シリーズがおすすめ。複雑な路面の山道を走る方は、耐久性やグリップ性の高い「Cloudventure」シリーズを検討してみてください。
タウンユース
Onのランニングシューズをタウンユースしたい方には「Cloud 5」シリーズがおすすめです。
Cloud 5はOnの代表的なシューズで、柔らかな履き心地と優れた軽量性を備えています。Onのランニングシューズのなかでも価格が安めに設定されており、購入しやすいのも嬉しいポイントです。
Cloud 5の靴紐は「スピードシューレースシステム」を採用しているため、簡単に脱ぎ履きが可能。気軽にお出かけしたい場合に適しています。また、カラーバリエーションが豊富で、コーデに合わせやすいのも特徴です。
サイズ感で選ぶ
ランニングシューズを選ぶ際は、サイズがぴったり合うモデルを選びましょう。Onのランニングシューズは、製品によって、レギュラーサイズ・タイト・ワイドタイプなどサイズ感が異なります。
公式サイトでは、製品ごとにそれぞれのサイズガイドが記載されているため、参考にしてみてください。
サブ4やサブ3など目指すペースに合っているかチェック
ランニングシューズを選ぶ際は、サブ4やサブ3など、目指したいペースに合っているモノを選びましょう。
サブ4とは「フルマラソンの完走タイムが4時間以下」のこと。サブ3の場合は「フルマラソンの完走タイムが3時間以下」といったように、後ろに付く数字が時間を表しています。参考として、サブ4は1kmあたり5分41秒、サブ3は1kmあたり4分15秒のペースが目安です。
これらを目標とする場合、タイムをクリアするためのスピード性と、フルマラソンを走り切れるクッション性を両立したモデルを選ぶのがおすすめです。
防水性能で選ぶ
雨の日のランニングを少しでも快適にしたい方は、防水性能を備えたシューズがおすすめです。Onのランニングシューズで防水性能に優れたモデルは、製品名に「Waterproof」と記載されているのでチェックしてみてください。
Waterproofと記載されたランニングシューズは、雨の日でも足元をドライな状態でキープでき、快適性に優れています。しかし、防水仕様だと価格が高くなるほか、シューズの重量も重たくなる傾向があるため、用途や予算と相談して選ぶようにしましょう。
軽量モデルかどうかで選ぶ
Onのランニングシューズは、軽量性に優れたモデルが多くラインナップされています。競技シーンでの利用を検討している方や、ランニング上級者の方は、少しでもタイムを縮められるよう、軽量モデルを選ぶのがおすすめです。
軽量モデルは「Cloudflow」や「Cloudboom Echo」などが代表的。しかし、軽量モデルはほかのモデルに比べてクッション性が乏しい傾向があり、足への負担が大きくなるため、ランニング初心者の方は注意しましょう。
初心者に適したモデルもチェック
これからランニングを始める方は、初心者向けのランニングシューズを検討してみてください。初心者向けのランニングシューズは、ほかのモデルに比べてクッション性が高く、足にかかる負担を軽減しやすいのが特徴です。
Onのランニングシューズでは、優れた軽量性とクッション性を両立した「Cloudgo」がおすすめ。足の負担を最小限に抑えたい方は、クッション性に特化した「Cloudstratus」が適しています。
街中を走る方には、アスファルトのような硬い路面に対応した「Cloudswift」がぴったり。用途に合うランニングシューズを選べば、快適に走行できるため、モチベーションアップも期待できます。
Onのランニングシューズのおすすめ
On Cloudflow 4
フルマラソンで、サブ3やサブ4のタイムを目指す方におすすめのランニングシューズです。前に押し出すパワフルな推進力を有しているのが特徴。前方に自然と重心が移動される仕組みで、速いペースを維持しやすくなります。
クッショニングは低めで、スピードを重視した作り。重さは235g程度と軽量性も備えています。ミッドソール全体には、密度の異なる2種類のフォームを採用し、衝撃吸収性や反発性を向上。本体は通気性が高く、長時間快適に走行しやすいのもポイントです。
On Cloud 5
タウンユースにもおすすめのランニングシューズです。本製品はOnの代表的なモデルで、コスパやデザイン性に優れています。軽量で履きやすいのも特徴です。
本体には通気性のよい抗菌メッシュ素材を使用。長時間履いていても爽やかな履き心地が持続します。「スピードシューレースシステム」により、シューズを簡単に脱ぎ履きできるのも嬉しいポイントです。
また、「CloudTec」の軽量フォームで着地の衝撃を緩和し、パワフルな蹴り出しを実現。カラーバリエーションが豊富なため、普段履きしやすいおしゃれなランニングシューズを探している方にもおすすめです。
On Cloud 5 Waterproof
Onの人気モデル「Cloud 5」に、防水性能を付与したランニングシューズです。本製品は素材に防水メンブレンを使用。通気性がよく、雨風などの悪天候下でも足元をドライに保ちます。アッパー部分は再生素材を100%使用し、環境にも配慮した作りです。
また、曇りの日や夜間のランニングに便利な反射材を搭載。視認性が向上し、安全性を高めます。靴紐は「スピードシューレースシステム」により、紐をほどかなくても簡単に脱ぎ履きできる設計。通常のシューレースも同梱されているため、好みに応じて使い分けられます。
On Cloudmonster
足への負担を抑えたい方におすすめのランニングシューズです。ソールに「CloudTec」と「Speedboard」を結合し、優れた反発力とクッション性を実現。より着地が柔らかくなり、効率のよい推進力を生み出します。
本製品は軽量性も良好。軽快に走れるモデルで、走行距離が5~20kmまでのランニングに適しています。ロッカー形状のデザインも魅力。履き心地がよく、快適なランニングを楽しめるおすすめのモデルです。
On Cloudstratus
クッション性に特化したランニングシューズです。クッション性を高めるテクノロジー「CloudTec」を2倍搭載しているのが特徴。反発性もよく、ランニングで快適な走り心地を実現します。
アッパーのポリエステルにはリサイクル素材を使用しており、環境に配慮しているのも魅力。前足部のフィット感とかかと部のホールド性を向上し、包み込むような履き心地が期待できます。
アウトソールにはラバー素材を配置しており、高いグリップ力を発揮。毎日のランニングからマラソンまで、幅広いシーンで活用できます。
On Cloudsurfer
毎日のトレーニングにおすすめのランニングシューズです。本製品はコンピューターの最適化技術により、各種性能を向上したモデル。高いクッション性を発揮する「CloudTec Phase」のテクノロジーを採用し、重心がかかとからつま先へと移行しやすく設計されています。
本体は着地する足の動きに沿ってパワーが伝達するため、波に乗るようなスムーズな動きを実現。クッション性もよくて足の負担が少なく、トレーニングを快適に行えます。
本体の素材にはリサイクル素材を多く採用。染色の水使用量をカットした環境にも優しいモデルです。
On Cloud X
ランニングを含めた幅広いスポーツで利用したい方におすすめのランニングシューズです。特殊な「CloudTec」を使用しており、さまざまな方向に反発力を生み出す設計。かかと部やサイド部のサポート性が良好で、ランニング以外のスポーツでも活用できます。
本体は軽量性に優れた素材のみを使用。およそ240gと軽量で、さまざまな動きに瞬時に対応できます。メッシュアッパーは、特殊な網目構造で、耐久性・通気性・柔軟性の高さが魅力です。全体的に縫い目をなくすことで、フィット感を高めています。
また、蹴り出しの推進力を高める「Speedboard」テクノロジーも搭載。ランニングなどでの足運びをサポートします。
On Cloudflyer
軽量性に優れており、トレーニングとレースのどちらにも対応できるランニングシューズです。重量は280gと軽く、スピードが求められるシーンでも活用できます。また、「Helionスーパーフォーム」と「CloudTec」のテクノロジーにより、クッション性に優れているのも特徴です。
中足部には、筒状のインナーを配置。足を優しく包み込み、サポート性を高めています。メッシュアッパーは、特殊な網目構造で通気性を向上。高いクッション性と軽量性を備えており、長距離ランでの使用におすすめです。
On Cloudvista
履き心地がよく、汎用性が高いトレイルラン向けのランニングシューズです。ソールは、「Helionスーパーフォーム」と「CloudTec」のテクノロジーを採用しており、山道でも快適に走れます。アウトソールの「Missiongrip」は、さまざまな路面でもしっかりグリップし、安定した走行が可能です。
アッパーは履きやすく、スムーズな足運びを実現。通気性のよいシュータンとTPU製マッドガードを搭載しており、快適にトレイルランを楽しめます。外観はスタイリッシュなため、トレイルラン以外の用途でも使いやすいモデルです。
On Cloudswift
硬い路面でも快適に走行できる、アーバンランニングにおすすめのシューズです。本製品は衝撃吸収性が高く、アスファルトなどの硬い路面を走行しても足の負担を抑えられるモデル。「Helionスーパーフォーム」と「CloudTec」を配置しており、優れたクッション性を発揮します。
かかと部は大きめに設計することで、着地時の衝撃を軽減。全体的に湾曲したロッカー形状と「Speedboard」テクノロジーにより、推進力を高めています。アッパーは、ステップインによる着脱がしやすい仕様。フィット感も良好で、快適に街中を走れます。
アウトソールにはラバー素材のグリップパッドを配置。濡れた路面でも高いグリップ力が期待できます。
On Cloudgo
快適に走りやすいランニングシューズ。クッション性と重量のバランスに優れているのが特徴。ランニング初心者の方から毎日トレーニングする方まで使いやすいモデルです。
本製品は「CloudTec」と「Speedboard」を搭載。ソフトな着地と前足部のロッカー形状により、足を前へと押し出します。ポリエステルメッシュ素材の多くは再生素材を使用しており、環境に優しい仕様です。
On Cloudboom Echo
自己ベスト更新を狙う競技者におすすめのランニングシューズです。本製品はカーボン製の「Speedboard」を搭載し、従来のモデルに比べてパワフルな蹴り出しを実現。前足部はクッション性が高く、長距離ランでも快適性が持続します。
シューズの重量は220gと軽量。着地から蹴り出しまでスピード感のある走りが可能です。アウトソールは独自形状のラバー素材を配置。雨天時でも高いグリップ力を発揮します。
エンジニアードメッシュアッパーは、再生ポリエステルを100%使用。補強パーツを随所に配置しているのも特徴です。足をしっかりとホールドするほか、通気性も確保しています。
On Cloudrunner
着地時の衝撃をなるべく軽減したい方におすすめのランニングシューズです。本製品は、柔らかな履き心地と優れたホールド感が特徴。「CloudTec」の柔らかなクッション性により、これからランニングを始める方からレギュラーランナーまで、幅広い方々におすすめです。
本体は細かな通気孔を配置し、ドライな状態をキープ。快適性がよく、トレーニングに集中できます。前足部のサポート性も良好で、安定感のある走りが可能。ソールはロッカー形状かつ幅広で、足運びがスムーズです。
On Cloudventure
本格的なトレイルランを楽しみたい方におすすめのランニングシューズです。本製品は、複数のグリップパターンを組み合わせた「Missiongrip」のアウトソールを搭載。複雑な路面状況でもしっかりとグリップし、安定した走りを実現します。
また、「CloudTec」のクッションにより、トレイルランでの強い衝撃を軽減できるのもポイント。アッパーは通気性と耐久性が高いほか、軽量性にも優れています。シュータンは柔らかく、さまざまな足の動きから中足部を保護するのも魅力です。
On Cloudventure Peak 3
Onのトレイルラン向けシューズのなかでも軽量性に優れたモデルです。本製品はアスリートの協力により開発されているのが特徴。接地感が得られる形状かつ、優れたフィット感により、足場の悪い場所でも思い通りの足さばきが可能です。
本体に搭載された「Speedboard」は、カーボンを配合したTPU素材で製造されているため、軽量性と安定性を両立しています。
アウトソールはラバー素材の「Missiongrip」と、改良されたラグパターンにより、難しい路面でも優れたグリップ力を発揮。難易度が高めのコースでも対応できるほどの性能を有しています。
Onのランニングシューズの売れ筋ランキングをチェック
Onのランニングシューズのランキングをチェックしたい方はこちら。
Onのランニングシューズは「CloudTec」テクノロジーによる、優れたクッション性が特徴です。CloudTecはモデルによって性能に違いがあるので、これからランニングを始める方は、よりクッション性の高いモノを選ぶのがおすすめ。雨のなかでもトレーニングをしたい方は、防水仕様のモデルを選びましょう。