オフィス・アウトドア・スポーツなど、さまざまなシーンで活躍する「ステンレスボトル」。優れた機能性とデザイン性を兼ね備えているため、マイボトルとして普段使いする方も多い人気のアイテムです。
そこで今回は、おすすめのステンレスボトルを日常使い・スポーツドリンク対応・炭酸飲料対応に分けてご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、普段の生活のパートナーにぴったりなモデルを見つけてみてください。
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- 目次
- ステンレスボトルを使うメリット
- ステンレスボトルのおすすめメーカー
- ステンレスボトルのおすすめ|日常使い
- ステンレスボトルのおすすめ|スポーツドリンク対応
- ステンレスボトルのおすすめ|炭酸飲料対応
- ステンレスボトルの選び方
ステンレスボトルを使うメリット
お気に入りのドリンクをいつでも持ち歩けるのがステンレスボトルを使うメリットの1つ。出勤やお出かけの前に自宅でドリンクを入れておくことで、仕事場・学校・外出先などでも好きなときに好きなドリンクを飲めます。
また、飲み頃の温度を長く保てるのもポイント。ステンレスボトルは、ペットボトルや缶と違って保冷力や保温力を備えています。中にドリンクを長く入れていてもぬるくなったり冷めたりしにくいため、街歩きやスポーツなどで実際に飲むまでに時間が空く場合にもおすすめです。
さらに、節約やエコにつながるのも魅力。ステレンスボトルにドリンクを入れておけば、コンビニや自販機などで飲み物を買う頻度が減ります。また、飲み終わっても容器は繰り返し再利用が可能。缶やペットボトルのようにゴミが出ないので、環境への負荷も低減できます。
ステンレスボトルのおすすめメーカー
サーモス(THERMOS)
「サーモス」は、1904年にドイツで誕生したメーカーです。世界ではじめてガラス製魔法びんを販売した「魔法びん」のパイオニア。ステンレス製魔法びんをはじめ、調理用品・家電製品・業務用断熱用品など、優れた断熱技術を用いた製品が数多く揃っています。
サーモスのステンレスボトルは、タイプ・容量・カラーのバリエーションが豊富。幅広いラインナップなので、好みやシーンに合ったモデルを見つけやすいのが魅力です。また、取り替えパーツやアクセサリーも充実しているため、長く愛用できます。
象印マホービン(ZOJIRUSHI)
「象印マホービン」は、1918年に創業した日本発の老舗メーカー。ガラス魔法瓶の製造からはじまり、現在では調理家電や生活家電などを手掛けています。日々の暮らしを豊かに彩るアイテムが数多く揃っている人気メーカーです。
栓とパッキンが一体化してお手入れが簡単な「シームレスせん」を搭載したモデルや、スリムで持ち運びやすいモデルなど使い勝手に優れているのが魅力。普段使いからスポーツシーンまで、幅広い用途で活躍するステンレスボトルがラインナップされています。
タイガー魔法瓶(TIGER)
「タイガー魔法瓶」は、1923年に魔法瓶の製造・販売を開始したメーカーです。優れた真空断熱技術と熱コントロール技術を用いた、高性能の製品を数多く販売。炊飯器・電気圧力鍋・電気ケトルなど、日々の食を支える多彩なアイテムが揃っています。
タイガー魔法瓶のステンレスボトルは、炭酸飲料対応モデルが人気。冷たい炭酸飲料を長く楽しめるため、オフィス・アウトドア・スポーツ・自宅などさまざまなシーンで活躍します。炭酸モデル以外も充実しており、スタイリッシュなデザインが魅力です。
ステンレスボトルのおすすめ|日常使い
象印マホービン(ZOJIRUSHI) ステンレスボトル TUFF SV-GR50
携帯性に優れたステンレスボトルです。真空層をわずか約1mmまで薄くする独自の製法を採用しています。容量は500mlで、高さ22.5cm、重さ約270gの小型軽量ボディ。持ち運びやすいので、普段の通勤・通学用として活用したい場合にもおすすめです。
「Ag+抗菌加工コップ」が付くのも特徴。銀イオンによる抗菌加工が施されており、菌の発生を抑制します。内部は真空2層構造で、保冷と保温の両方に対応。淹れたてのドリップコーヒーを屋外で楽しむ場合にも重宝します。
内部に施された「ラクリアコート」も便利。撥水性が高く、汚れやにおいが付きにくいため、紅茶やコーヒーも気兼ねなく注げます。ステンレスボトル本体は丸洗いが可能です。ほかにも、飲み口の口径は約40mmで、氷も入れやすく設計されています。
タイガー魔法瓶(TIGER) 真空断熱ボトル MMZ-W050
お手入れも持ち運びも楽に行える、直飲みスクリュータイプのステンレスボトルです。栓とパッキンが一体化した「らくらくキャップ」を採用。パッキンはスポンジを当てやすいように露出しています。全パーツを食洗機にかけられるのも便利です。
独自の「スピニング加工」が施されているのもポイント。真空2重構造の内筒を半分以下の厚みにすることで、容量500mlのステンレスボトルで約190gの軽量ボディを実現しています。携帯性を重視する方にもおすすめです。
「スーパークリーンPlus加工」の採用も特徴。表面が滑らかで汚れやにおいが付きにくく、サビにも強いため、スポーツドリンクや温かいコーヒーなどにも好適です。
本ステンレスボトルは、落ち着きのあるニュアンスカラーをラインナップしています。
スタンレー(STANLEY) ゴー真空ボトル 0.47L
さまざまなシーンで気軽に使えるステンレスボトルです。スケルトンデザインのスクリュー蓋が付いており、中身の確認が簡単。密閉性にも優れているため、激しく動き回る登山などのアウトドア用途にもおすすめです。
内部はステンレスによる真空構造を採用。高い保温性と保冷性を有しています。飲み口の内径が広口なのも本ステンレスボトルの魅力。家庭用の氷もスムーズに入れられます。
飲み口に中蓋が付いているのも特徴。一度に飲む量を調節できるので、飲みやすさにもこだわっています。容量約470mlで、重さ約335g、高さ約20cmの設計。また、持ち運びに便利なフィンガーループが搭載されています。
ビタントニオ(Vitantonio) コーヒープレスボトル COTTLE VCB-10
コーヒープレスとしても使える2in1タイプのステンレスボトルです。メッシュフィルターとパッキンの付いたプランジャーが付属。粉っぽさを抑えつつ、コーヒー本来の味わいを、ほかの抽出器具なしで手軽に再現できます。キャンプなどのアウトドアシーンで上質なコーヒーを味わいたい方にもおすすめです。
真空2層構造のステンレスボトルなのもポイント。ホットとアイスの両方に対応しており、飲み頃の温度を長時間キープできます。容器の容量は420mlで、コーヒーを淹れる場合の抽出量は300ml。コーヒー以外のドリンクにも使用でき、通常のステンレスボトルとしても通年で使えます。
本体の重さは約320g、高さは約24.7cm。スクリュー蓋の上部には持ち運びに役立つハンドルが付いており、カラビナを使った吊り下げにも対応可能です。
サーモス(THERMOS) 真空断熱ケータイマグ JOQ-480
使いやすさに優れたステンレスボトルです。手軽に扱えるスクリュータイプの栓ユニットを採用。外してすぐに水分補給でき、しっかり閉めれば液漏れも防止可能です。金属の飲み口によって口当たりのよさも実現しています。
栓とパッキンの一体構造で作られているのもポイント。蓋と栓ユニットは取り外せるため、隅々まで水洗いできます。飲み口の口径が約40mmと広いのもお手入れに便利。また、ステンレスボトルの全パーツを食洗機にかけられるので、お手入れの手間を減らしたい方にもおすすめです。
容器の内容量は普段使いにぴったりな480ml。魔法びん構造のため、結露を防ぎつつ、冷たいドリンクも温かいドリンクも飲み頃の温度を長時間保てます。
ステンレスボトルのおすすめ|スポーツドリンク対応
サーモス(THERMOS) 真空断熱ストローボトル FJM-450
自分のペースで飲み進められる、ストロータイプのステンレスボトルです。片手で簡単に開けられるワンタッチキャップの中にストローユニットを搭載。少量ずつ吸い取れるので、子供の水分補給に重宝します。
中に入れられるドリンクの容量は450mlです。重さは約200g、高さは約23cm。本ステンレスボトルは丸洗いにも対応しており、口径約40mmと広口なので、ボトル用スポンジを使って奥までしっかり洗えます。
ほかにも、ライトピンクやライトブルーなどのかわいいカラーが選べるのも魅力です。
象印マホービン(ZOJIRUSHI) ステンレスクールボトル SD-HB10
スポーツ用途に適した、大容量1Lのステンレスボトルです。サビに強い「ラクリアコート+」を採用しており、大量のスポーツドリンクを入れておけます。真空2重構造による高い保冷力も備えているので、部活をがんばる子供に持たせる場合にもおすすめです。
一体化した樹脂パーツの「プロテクトアーマー」が搭載されているのもポイント。ステンレスボトル本体に傷が付きにくく、衝撃にも強いため、子供にも安心して使わせられます。大容量ながら、重さ約500g、高さ約28.5cmと携帯性も良好です。
スルスル飲める「エアーベントつき飲み口」も便利。ワンタッチ蓋の内側には「飛び散り抑制機構」を備えており、オープン時に水滴が飛び散るのを防ぎます。移動時はハンドルとショルダーの2スタイルで持ち運びが可能です。
タイガー魔法瓶(TIGER) 真空断熱ボトル MKA-K048
飲みやすさに優れた、ワンプッシュタイプのステンレスボトルです。飲みやすさを裏付ける「人間生活工学認証」を取得。蓋の開く角度や、飲み口の形状と高さなど、細部までこだわって設計されているので、快適性を重視する方にもおすすめです。
サビにも強い「スーパークリーンPlus加工」も採用。スポーツドリンクに対応するほか、高い保冷・保温力を持つ真空2重構造で、温かいドリンクも入れられます。スピニング加工によって内筒がスリム化されているのも特徴。容量480mlのステンレスボトルで、約200gの軽さを実現しています。
グッドデザイン賞を受賞した、おしゃれで実用的なデザインもポイント。自然を感じさせるネイチャーカラーで、滑りにくいパウダーコーティング塗装がアウトドアでも活躍します。また、栓と本体外側にはSIAA認証の抗菌加工を採用。清潔な状態を長く保てます。
ピーコック ステンレスボトル ワンタッチマグタイプ AKE-R80
大容量を手軽に持ち運べるワンタッチ式のステンレスボトルです。800mlの大容量を備えながら、重さ約350g、約直径80×高さ260mmと軽量スリム。手に持ちやすく、飲みやすいデザインなので、使いやすさを重視する方にもおすすめです。
塩分に強い高耐食ステンレス「SUS316」を真空2重構造の内瓶に採用しているのも特徴。スポーツドリンクにも対応しており、部活やサークルなどのスポーツ用途にも重宝します。手頃な価格ながら、保冷と保温の両方に対応するのも魅力です。
保護カバーが瓶底に付いているのも便利。傷や衝撃からステンレスボトルを保護するため、地面にも気兼ねなく置けます。
口当たりがよく飲みやすい形状の飲み口も搭載。飲み口の口径は約38mmで、本体は丸洗いが可能です。
ピーコック ステンレスボトル スポーツマグ AKD-RS100
アクティブなスポーツシーンに活躍するスクリュータイプのステンレスボトルです。容量は大容量の1L。衝撃から守るシリコン素材の底カバーや、水に強く弾力性も備えたラバーストラップが付属するため、ランニングや登山などでの使用にもおすすめです。
氷止め付き飲み口を採用しているのもポイント。中身が一気に流れ出しにくく、氷が直接口に当たらないので、快適な水分補給を行えます。
保温と保冷の両方に対応する真空2重構造も魅力。内瓶には高耐食ステンレスのSUS316が使われており、スポーツドリンクにもぴったりです。また、スクリューキャップは丸みのある形状で、手のひら全体で回しやすく設計されています。
ステンレスボトルのおすすめ|炭酸飲料対応
サーモス(THERMOS) 保冷炭酸飲料ボトル RBAA-500
炭酸飲料もアクティブに持ち運べる、スクリュータイプのステンレスボトルです。栓本体に圧力開放穴が設けられているのが特徴。内圧が上昇しても圧力を逃がせる構造なので、外出時にも炭酸飲料を楽しみたい方におすすめです。
容量は530ml。本ステンレスボトルは保冷専用で、魔法びん構造によって優れた保冷力を備えており、飲み頃の状態を長時間保てます。
重さ約300g、高さ約24cmと軽量コンパクトなのも特徴。カラビナでリュックなどに取り付けられるため、ハイキングなどで持ち歩く場合にも重宝します。口径約36mmで口当たりのよい飲み口も用意。使用後は丸洗いできます。
サーモス(THERMOS) 保冷炭酸飲料ボトル FJK-750
炭酸飲料も多めに入れられるスクリュータイプのステンレスボトルです。重さ約300g、約直径7.5×高さ28cmの軽量スリムボディで、容量は750ml。オフィス用としてはもちろん、ジムでのエクササイズやヨガに活用したい方にもおすすめです。
栓には圧力開放穴を用意。蓋を回すと圧力が抜ける構造のため、中に炭酸飲料を入れても開けやすく設計されています。飲み口の口径は約36mm。口元が丸く成型されており、炭酸飲料も滑らかな口当たりで楽しめます。
高い保冷力を発揮する魔法びん構造を採用しているのもポイント。本ステンレスボトルは保冷専用ですが、スポーツドリンクにも対応しているので、スポーツ用途にも役立ちます。
タイガー魔法瓶(TIGER) 真空断熱炭酸ボトル MTA-T050
好きなときに炭酸飲料が飲める、狭口直飲みタイプのステンレスボトルです。容量は500mlで、優れた保冷力を持つ真空断熱構造を採用。冷たい状態を長時間保つことで炭酸が抜けるのを抑えられるため、外出時に炭酸飲料を持ち歩きたい方にもおすすめです。
開栓時に炭酸ガスを先に抜く「炭酸ガス抜き機構」も搭載。加えて、ステンレスボトル内の炭酸ガスを逃がす「安全弁機構」も備えています。真夏の車内放置などによる温度上昇で内圧が異常に上がっても、中身が噴き出るのを防止可能です。
内壁には炭酸が気化しにくい「スーパークリーンPlus加工」を採用。飲み口やキャップ紛失防用のストラップには抗菌加工が施されています。
飲料の投入口が約48mmと広口なのも魅力。ビールサーバーからも注ぎやすくなっています。
タイガー魔法瓶(TIGER) 真空断熱炭酸ボトル MKB-T048
1本でさまざまなドリンクに対応できる、スクリュータイプのステンレスボトルです。真空2重構造を採用しており、高い保温力と保冷力を持つのが特徴。ホットもコールドも飲み頃の温度を約6時間以上保てるので、いろいろなドリンクを楽しみたい方にもおすすめです。
炭酸対応栓「BubbleLogic」の採用もポイント。炭酸ガス抜き機構と安全弁機構を組み合わせた構造によって、炭酸飲料も安心して持ち運びが可能です。本体内側には、炭酸の気化を抑えるうえサビにも強い「スーパークリーンPlus加工」も施されており、スポーツドリンクにも対応します。
容量は480ml。重さ約220g、約直径6.6×高さ24.3cmの軽量スリムボディのうえ、指に自然とフィットする形状のハンドルを蓋の上部に備えています。
ステンレスボトルの全パーツが食洗機に対応しているのも便利。毎日のお手入れを楽に行えます。
無印良品(MUJI) ステンレス 炭酸にも使える 保冷ボトル 83934750
炭酸にも使える狭口直飲みタイプのステンレスボトルです。飲み口のねじ山に切り込みを採用しているほか、内壁には炭酸が抜けにくいクリーンミラー加工が施されています。炭酸飲料を高品質なまま持ち歩けるため、快適に炭酸飲料を飲みたい方にもおすすめです。
シンプルなデザインも特徴。600mlの容量を備えながら、約直径7.6×高さ25cmとコンパクトな製品です。
飲み口は取り外しに対応。ドリンクの投入口が広いため、氷も入れやすく、使用後のお手入れもスムーズに行えます。
ステンレスボトルの選び方
毎日使うなら洗いやすさに注目
蓋の構造がシンプルなモノがおすすめ
ステンレスボトルの蓋がシンプルな構造だと、毎日のお手入れが楽になります。とくに、蓋の内側にある栓に水漏れ防止用のパッキンが一体化したタイプがおすすめ。水洗いする際に栓からパッキンをいちいち取り外す必要がないため、使用後も少ない手間で簡単にお手入れできます。
また、ワンタッチタイプは分解するパーツが1〜2つだけと少ないモデルが多いので、使用後に水洗いする手間を減らせます。
飲み口の広さをチェック
ステンレスボトルを選ぶ際は、飲み口の広さにも注目しましょう。栓を取り外したときに露出する飲み口の口径が狭いと、飲み口の近くまでしかスポンジで磨けません。奥底までスポンジが届かず、しっかり洗いきれないので、長く使うほど衛生面での不安が増します。
お手入れのしやすさを重視するなら、飲み口の口径が40mm以上あるステンレスボトルがおすすめ。ボトル掃除用のハンドル付きスポンジを内部まで入れられるため、ステンレスボトルの奥底までしっかり磨けます。常に清潔な状態でドリンクを楽しみたい方はもちろん、同じステンレスボトルを長く愛用したい方にもぴったりです。
食洗機対応モデルかどうか
洗いやすさの面では、食器洗い乾燥機に対応したステンレスボトルもおすすめ。本来は手洗いする必要のある各パーツを、食洗機に入れてスイッチを押すだけで簡単に自動洗浄が可能です。自分でお手入れする手間を減らせるため、帰宅後の洗いものを億劫に感じる方にも適しています。
しかし、全てのパーツを丸ごと食洗機にかけられないステンレスボトルがある点には注意が必要。お手入れに食洗機を使いたい場合は、どのパーツが対応しているかを事前に確認しておくのがおすすめです。
保冷力・保温力をチェック
保冷力・保温力が高いステンレスボトルは、飲み頃の温度を長く保てるのがメリット。とくに、屋外へ持ち運ぶ際は外気温によって飲み物の温度に変化が生じやすいため、保冷・保冷性能に優れたモデルを選ぶのがおすすめです。
本体に2重構造を採用したモノは、飲み物の温度をキープしやすいのが特徴。なかでも、外瓶と内瓶のあいだを高真空状態にした真空2重構造は、長時間飲み頃の温度を保てるのが魅力です。
飲み物の温度が側面に伝わりにくいので、熱いドリンクを入れても持ちやすいのが特徴。結露の発生も防げるため、オフィスなどでデスクに置いた際にまわりが濡れるのを予防できます。
多くのステンレスボトルは冷たい飲み物もホットドリンクも入れられる保冷・保温両用タイプですが、冷たい飲み物だけに対応した保冷専用タイプも展開。保冷専用タイプに熱い飲み物を入れると危険なので、事前に確認しておきましょう。
軽量で持ち運びやすいモノを選ぼう
ステンレスボトルは持ち歩く機会が多いため、携行性もチェックしておくことが大切。飲み物を入れると重さが増すので、軽量モデルを選ぶと持ち運び時の負担を軽減できます。コンパクトタイプやスリム設計のモノは、バッグ内のスペースを有効活用できるのが魅力です。
ハンドルが付いたモデルは持ち運びやすいうえ、フックやカラビナなどでバッグに装着できるためアウトドアシーンで重宝します。たっぷり飲み物を入れられる大容量タイプを選びたいときは、ハンドルやショルダーベルトが付いていると持ち運びが楽です。
しかし、軽量コンパクトなほど、容量が少ない傾向があります。使用シーンやバッグのサイズなどを考慮しながら、使い勝手のよいモデルを選びましょう。
使用シーンに適した容量を選ぼう
ステンレスボトルはラインナップが豊富なので、容量もさまざま。容量が大きいほどサイズや重さが増すため、使用シーンに合った容量のモノだと使い勝手が向上します。
オフィスや学校へ持ち運ぶなど、普段使いに適しているのが容量500ml前後のステンレスボトルです。500mlペットボトルを持ち歩くのと変わらないサイズ感で、バッグへも収納しやすいのがポイント。容量と携行性のバランスに優れているのが特徴です。
近場へのお出かけやちょっとした散歩には、200ml以下のコンパクトモデルがぴったり。マグカップ1杯程度なので持ち運びやすく、小さめのバッグにも収納できます。飲み物を少しだけ持ち歩きたいときや、常備薬用の水を携行したいときにも便利です。
スポーツやアウトドアで使う場合は、たっぷり飲み物を入れられる1000ml以上の大容量タイプを選ぶのがおすすめ。暑い季節や複数人でシェアしたいときにも活躍します。
蓋や飲み口の形状をチェック
蓋がワンタッチ式のステンレスボトルは、片手で簡単に開けられるのが魅力です。飲みたいときに素早く飲めるうえ、手がふさがっていてもスムーズに飲めて便利。開けた蓋を置いておく必要もないため、使い勝手に優れています。
スクリュー式は、優れた密閉性を発揮。バッグなどに入れて持ち運ぶ際も、中身が漏れにくいのがメリットです。また、シンプルな構造なので、お手入れもスムーズに行えます。
飲み口が狭い直飲みタイプやストロータイプは、流量の調節がしやすいのに加えて飲み物がこぼれにくいのがポイント。飲み口が広いタイプは香りが立ちやすいため、コーヒーや紅茶などの香りを楽しめるのも利点です。
コップタイプは、複数人で飲み物をシェアしたいときにぴったり。なかには、直飲みもできる2WAYタイプもあります。
運動時にはスポーツドリンク対応ボトルがおすすめ
一般的なステンレスボトルに塩分や酸を含んだ飲み物を入れると、腐食する恐れがあります。腐食すると、保冷・保温力の低下や破損につながるので注意が必要です。
内面にコーティングを施したモデルは、錆びにくいのがポイント。スポーツドリンクには塩分が含まれているので、スポーツドリンクを入れたい方はスポーツドリンク対応と表記されているモデルを選びましょう。
スポーツドリンク対応モデルでも錆びが心配な方は、飲み切ったらすぐに水で洗っておくのがおすすめです。
炭酸飲料対応ボトルなら多様なシーンで活躍
炭酸水・コーラ・ビールといった炭酸飲料を入れる際は、炭酸飲料対応モデルを選ぶことが大切。一般的なステンレスボトルに炭酸飲料を入れると、蓋が開かなくなったり中身が吹き出したりする恐れがあります。
炭酸対応モデルは特殊な構造により、開栓時に炭酸ガスが排出されて中身の吹き出しや飛び散りを予防。さらに、安全弁を搭載していたり炭酸が気化するのを抑制したりするので、安心して炭酸飲料を持ち運べます。
また、キャンプなどのアウトドアでビールを楽しみたいときや、オフィスに炭酸水を持ち運びたいときにも便利。保冷機能を備えているため、クーラーボックスや保冷バッグが不要なのもメリットです。
オフィス・学校・アウトドア・スポーツなどで、手軽に飲み物を楽しむのに役立つステンレスボトル。幅広いラインナップなので、使用シーンを考慮しながら容量や機能性をチェックすることが大切です。高機能でおしゃれなモデルが多いため、お気に入りのステンレスボトルを見つけて充実したブレイクタイムを過ごしましょう。