不要な書類を処分するのに便利な「シュレッダー」。紙を細かくカットできるため、個人情報などが記載された重要書類でも、安心して捨てることが可能です。市販のシュレッダーのなかには、家庭でも使いやすいサイズやデザインの製品も数多く展開されています。
そこで本記事では、家庭用シュレッダーを選ぶときに大切なポイントを解説。さらに、おすすめの製品もご紹介します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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家庭用シュレッダーのおすすめメーカー
ナカバヤシ(Nakabayashi)
1923年に製本所として創業し、100年以上の長い歴史がある「ナカバヤシ」。現在では、手帳やアルバムなどの紙製品のほか、事務機器・事務用品の開発・製造・販売も手掛けています。
ナカバヤシのシュレッダーは、紙製品メーカーならではのノウハウを活かして製造されているのが特徴。機能性・安全性に優れたオフィスシュレッダをはじめ、家庭用として扱いやすいパーソナルシュレッダやハンドシュレッダを展開しています。
機能性をシンプルにしたリーズナブルなモデルから、高価格ではあるものの業務用としても使える高機能モデルまで、予算や用途に合わせて選びやすいラインナップが魅力です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
生活用品の企画・製造・販売までを一貫して行う国内メーカー「アイリスオーヤマ」。取り扱っている製品は、生活家電をはじめ、家具・調理器具・園芸用品など多岐に渡ります。
アイリスオーヤマが手掛けるシュレッダーの魅力は、比較的リーズナブルに購入できるモデルが豊富。初めてシュレッダーを購入する方や、コストパフォーマンス重視の方におすすめです。
また、製品のバリエーションが多いのも嬉しいポイント。手動タイプのコンパクトなモデルから、業務用の大型モデルまで、幅広いニーズに対応できます。
アコ・ブランズ・ジャパン
事務機器や文具、サプライ用品などの製造・販売を手掛けているメーカー「アコ・ブランズ・ジャパン」。オフィス向けから家庭用の製品まで、幅広いシーンに対応したアイテムをラインナップしています。
家庭用シュレッダーは、卓上型の小型モデルを豊富に揃えているのが特徴。コンパクトでありながら、機能性も充実しています。省スペースで設置できる、高機能なシュレッダーを探している方におすすめのメーカーです。
家庭用シュレッダーのおすすめ|電動
ナカバヤシ(Nakabayashi) パーソナルシュレッダ NSE-DTM01
テーブルやカウンターに置いて使えるサイズが特徴のシュレッダー。コンパクトなモデルが欲しい方に適しています。シンプルなデザインなので、出したままにしてもインテリアに馴染みやすいのがメリットです。
紙だけでなく、CDやカードにも対応しているのが便利。CDは3分割、カードは2〜3分割するのがポイントです。
また、モーター音が気になりにくい仕様なのも魅力。静音性に優れた製品を選びたい方におすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) シュレッダー P5GCX
テレワークにぴったりなコンパクトサイズのシュレッダー。クロスカットタイプなので、個人情報が掲載された書類も手軽に処理できます。さらに、細かくカットすることで、ゴミの嵩を減らせるのも魅力です。
ホッチキスの付いた書類も5枚まで一度に投入可能。針は10号と11号に対応しており、毎回外す手間を省けるのがメリットです。
本製品は逆転スイッチが付いているのもポイント。紙が詰まっても刃が逆転するため、簡単に取り出せます。また、ダストボックスが正しくセットされていないと作動しないなど、安心して使える機能も充実しているのが魅力です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) パーソナルシュレッダー P4HMSV
静音性に優れた家庭用シュレッダーです。空転時の運転音が約45dBで静か。細断時の騒音値も66dBと比較的静かなので、周囲に配慮して作業できます。深夜・早朝に使う機会のある方におすすめです。
また、細断サイズ約2×11mmのマイクロクロスカットにより、書類を細かくカットできるため、重要な情報や個人情報の漏えいをしっかり予防できます。セキュリティ性を重視する方にぴったりです。
加えて、A4コピー用紙を約4枚同時に細断可能。細断速度は約2m/分で、10分の連続使用ができます。約12Lの大容量ダストボックスを搭載し、紙くずをたくさん収容できるのもメリット。溜まった書類をまとめて処理する場合に便利です。
さらに、移動に便利なキャスター付きで、使わないときはスムーズにデスク下へ収納できます。使い勝手のよいおすすめの人気製品です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 超静音シュレッダー P6HCS
紙以外にCD・DVD・BDもカットできる家庭用シュレッダー。書類の重要な情報はもちろん、メディアに保存された個人情報も守りたい方におすすめです。また、約4×25mmのクロスカットによって紙を細かくカットできます。セキュリティ性が比較的高いのが魅力です。
A4コピー用紙を最大6枚まで同時に細断可能。定格枚数の5枚で細断する場合、細断速度が約2.2m/分なので、複数枚の書類を効率よく処理できます。10分間連続して使用できるため、多くの書類を一気に処分したい場合に便利です。
さらに、空転時の運転音が45dBと静か。集合住宅などで使用したい場合にもおすすめの人気モデルです。
アコ・ブランズ・ジャパン GBC マイクロカットシュレッダー A3312M
省スペースで設置できる縦型設計の家庭用シュレッダーです。本体サイズは、幅200×奥行325×高さ369mm。デスク脇や家具の隙間など、限られたスペースでも設置しやすいシュレッダーを探している方におすすめです。
本製品は、マイクロカット方式を採用しており、2×10mmまで細かくカットできます。処理能力は、最大細断枚数5枚、細断速度毎分1.8m、定格連続運転時間5分です。本体に投入できる最大幅は230mmで、A4サイズに対応しています。
紙類に加えて、メディア類の細断が行えるのも便利なポイント。投入口を別々に配置したうえで、それぞれ専用の細断構造を採用しています。細断によって出たゴミが自動的に分別されるため、定期的なゴミ捨てを簡単に行えるのが魅力です。
アコ・ブランズ・ジャパン GBC デスクトップクロスカットシュレッダ A3706X
コンパクトサイズでありながら、充実した機能を備えている家庭用シュレッダー。紙詰まりなどに対応する「リバーススイッチ機能」や、紙を挿入すれば自動で作動・停止する「オートスタート&ストップ機能」が搭載されています。
安全性の観点では「インターロックスイッチ機能」に注目。本機能は、本体からダストボックスが離れたり、ドアが開いたりした場合、自動的に作動を停止するのが特徴です。
そのほか、連続使用により、モーターに大きく負担が掛かってしまった際に、自動的に休止する「オートカットオフ機能」も搭載しています。誤作動による本体の故障や、思わぬ怪我を防止できるのが魅力。安全性を重視する方におすすめのシュレッダーです。
なお、本製品はクロスカット方式を採用しています。処理能力は、最大細断枚数6枚、細断速度2.2m/分、定格連続運転時間3分です。
アコ・ブランズ・ジャパン GBC マイクロカットシュレッダ A26M
スタイリッシュな見た目が特徴のシュレッダーです。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色をラインナップ。コンパクトサイズで、机の下や家具の隙間に置きやすいのがメリットです。
A4のコピー用紙であれば5枚同時に投入可能。3分間連続使用ができるので、まとめて書類を処理できます。さらに、細断速度は1.5m/分と、スピーディーに細断できるのが魅力です。
本製品はオートカットオフ機能を搭載しているのもポイント。連続運転中にモーターに負担がかかったときに、自動で運転を停止します。さらに、本体からダストボックスが離れると自動で停止する、インターロックスイッチ機能も付いているので安心です。
フェローズ(Fellowes) デスクサイドシュレッダー コンパクト 家庭用 16MC
大量の書類を処理する場合におすすめの家庭用シュレッダー。空冷ファンを搭載することにより、30分の連続使用時間を実現しています。細断速度は2m/分、定格細断枚数は5枚で、たくさんの紙を効率的に細断できる点もメリットです。
また、11号針までのホッチキスで留めた書類をそのまま投入してカット可能。ホッチキスを外す手間が省けるため、作業の時短につながります。2×12mmのマイクロカットを採用し、セキュリティ性が高いので、個人情報などを記載した書類の処分にもおすすめです。
さらに、13Lの大容量ダストボックスを搭載し、A4用紙を約250枚分収容できるため、ゴミ捨ての頻度を抑えられます。
フェローズ(Fellows) オートフィードシュレッダー AutoMax 90M 4621801
トレイに紙をセットするだけで自動で細断できるシュレッダー。最大90枚のA4用紙を7分以下でカットできます。処分する書類の量が多い方におすすめです。
自動だけでなく、手差しにも対応しているのがメリット。一度にA4用紙9枚まで投入できます。ホッチキスの針は11号まで対応しています。
高さは約61cmとデスクの下に入れやすいコンパクトサイズも魅力。テレワークで使いたい方やオフィスに設置したい方にもぴったりです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 電動シュレッダー 400-PSD008
細かく紙を細断できるおすすめのシュレッダー。1度に最大6枚まで入れられるため、一気に処理したいときにも便利です。さらに、両側から紙を投入できるので、向きを問わず使用できます。
ホッチキスが付いた紙にも対応しているのがポイント。針を外す必要がなく、スピーディーに細断できます。また、CDやDVDもカットできるのが魅力です。
ダストボックスは、A4のコピー用紙を350枚分収容できます。大容量で、こまめにゴミ袋に捨てる手間を省けるのがメリット。さらに、CDやDVDは別の場所に入るため、分別しやすいのも特徴です。
アスカ(Asmix) クロスカットシュレッダー B03
省スペースで使える薄型のシュレッダーです。テーブルやデスクの上で使用できる製品が欲しい方におすすめ。また、クロスカットタイプなので、見られたくない書類なども安心して細断できます。
A4サイズにも対応しており、コピー用紙も気軽に投入できるのがポイント。さらに、溜まった紙くずは、上のシュレッダー部分を取り外すだけで簡単に捨てられるのも便利です。
家庭用シュレッダーのおすすめ|手動
ナカバヤシ(Nakabayashi) ハンドシュレッダE02 NSH-E02
A4のコピー用紙やハガキにも対応しているシュレッダー。クロスカットタイプなので、細かく細断したい方にも適しています。さらに、スリム形状かつシンプルなデザインのため、インテリアに馴染みやすいのが魅力です。
本体とダストボックスがズレにくい構造もポイント。かみ合わせが深く、力を入れて細断しても本体がガタつきにくいのが魅力です。さらに、本体に縁取りが付いているので、ダストボックスに溜まったゴミを簡単に捨てられます。
ナカバヤシ(Nakabayashi) ハンディーシュレッダ NSH-H01
小型で扱いやすいサイズのシュレッダーです。使わないときでも机の上に置いておけるだけでなく、引き出しの中に簡単に収納できるのがメリット。手軽に持ち運べるモデルを選びたい方にもおすすめです。
はがきサイズに対応しており、ストレートカットタイプなのがポイント。手で持って回すだけで簡単に細断できます。いつでも気軽に使用しやすい、おすすめのモデルです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ハンドシュレッダー H1ME
基本的な機能が充実した家庭用シュレッダーです。約3×23mmのクロスカットにより、A4コピー用紙・ハガキなどの紙を比較的細かくカット可能。CD・DVDは3分割、プラスチック製カードは4分割にできるため、メディアに保存された個人情報の漏えいも予防できます。
本体サイズは約幅335×奥行145×高さ175mmで、デスクの上で使いやすいサイズ感。約1.7kgと軽いので、好きな場所に移動させて使いたい方にもおすすめです。
安いため、手に取りやすいのもポイント。手動式シュレッダーを試してみたい方はチェックしてみてください。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ハンドシュレッダー H62ST
リーズナブルな価格のシュレッダーが欲しい方におすすめの製品。ストレートカットタイプで、気軽に使用できるのがメリットです。はがきやダイレクトメールを処分したい場合に適しています。
A4サイズのコピー用紙は、折りたたんで投入するのがポイント。ダストボックスは最大でA4用紙5枚分まで入れられるため、紙をまとめて細断できます。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ハンドシュレッダー PSD-MC2223
書類も処理しやすいクロスカットタイプのシュレッダー。セキュリティ性が高い製品が欲しい方に適しています。手動タイプなので、机の上にも置きやすく電源が必要ないのもポイントです。
大型のハンドルを搭載しているのもメリット。握りやすく、簡単に紙を細断できます。さらに、投入口に指が入らない設計なので、安心して使用可能です。
また、ダストボックスは引き出し式を採用。簡単に溜まったゴミを捨てられるので便利です。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 手動シュレッダー 400-PSD010
リーズナブルでコスパに優れた人気の家庭用シュレッダーです。紙を細断できるほか、DVD・CD・クレジットカード・プラスチックカードのカットにも対応しています。
2×10mmのマイクロカットが可能。復元が難しいので、個人情報や重要情報などの漏えいをしっかり防ぎたい場合におすすめです。加えて、A4コピー用紙を2枚同時に細断できるため、効率よく作業を行えます。
さらに、約3.5Lのダストボックスを搭載し、A4用紙約33枚分の紙くずを収容可能。引き出し式のため、ゴミ捨てが簡単です。
ハンドルを含まないサイズが幅304×奥行135×高さ180mmとスリムで、置き場所に困りにくく便利。底面に緩衝用スポンジを備えており、設置場所に跡が残る心配も減らせます。
無印良品 ハンドシュレッダー 38915430
A6コピー用紙を2枚同時に細断できる家庭用シュレッダー。ハガキにも対応しています。本体を手で持ちながら、端にあるハンドルを回すことで細断可能です。
約幅182×奥行50×高さ30mmとコンパクトなほか、自立するため収納場所に困りません。シンプルなデザインでインテリアに馴染みやすいので、出しっぱなしにしたい方にもおすすめの手動式シュレッダーです。
アスカ(Asmix) ハンドマイクロカットシュレッダー HM05
スタイリッシュなデザインが魅力のシュレッダーです。カラーバリエーションはホワイトとグレーの2色で、落ち着いた色味が揃っています。
A4サイズの紙にも対応しており、書類を手軽に投入できます。さらに、マイクロカットタイプなので、細かく細断できる製品が欲しい方にぴったりです。
ハンドルはロング仕様で、回しやすいのがメリット。また、ダストボックスは引き出し式なので、扱いやすいシュレッダーを探している方にもおすすめです。
オーム電機(OHM) OffiStyle クロスカットハンドシュレッダー 大容量タイプ00-5647
大容量のシュレッダーが欲しい方におすすめの製品です。CD・DVD・カードにも対応しているのもポイント。ダストボックスは紙とCDで分かれているので、分別の手間を省けて捨てられるのも便利です。
さらに、取っ手が付いているので、片手でヘッド部分を外してゴミを捨てられます。デスクの上に設置しやすいのもポイント。シンプルで使いやすいモデルを探している方は、チェックしてみてください。
オーム電機(OHM) OffiStyleマイクロカットハンドシュレッダー HS-CM22-U
紙・CD・DVD・カードを細断できる、手動タイプの家庭用シュレッダーです。回しやすい大型ハンドルと、引き出し式のダストボックスを搭載しており、扱いやすいのが嬉しいポイント。手軽に使用できるシュレッダーを探している方におすすめです。
紙類の細断には、マイクロカット方式を採用。2×10mmまで細かくカットできるため、優れたセキュリティ性を発揮します。最大細断枚数は、A4コピー用紙2枚です。
CD・DVDは、3分割にカットでき、最大細断枚数は1枚。カードは、最大5分割にカットでき、最大細断枚数は1枚です。
また、本体サイズが約幅300×高さ183×奥行135mmと小型であるのもポイント。デスク上など、限られたスペースでも設置しやすいのがメリットです。
家庭用シュレッダーの選び方
セキュリティ性重視ならカット方式に注目
細かくカットできる「マイクロカット」
マイクロカット方式の家庭用シュレッダーは、紙を細かくカットできるのが特徴。細断サイズの目安は、幅2〜3mm・長さ10〜15mm程度です。
ほかの方式の家庭用シュレッダーに比べて、価格が高い傾向があるものの、セキュリティ性に優れているのが魅力。文字の判読や紙が復元されるリスクを軽減できます。機密書類などを処分する目的で使用したい方におすすめです。
また、細断後のくずが細かく、嵩張りにくいのもメリット。ダストボックスに溜まるくずの嵩高を抑えられ、ゴミを捨てる回数を減らせます。使用にあたって、できるだけ手間を掛けたくない方にもぴったりのカット方式です。
多くの製品が採用している「クロスカット」
家庭用シュレッダーのカット方式として一般的なクロスカット方式。数多くの製品に採用されており、バリエーションが豊富であることから、使用目的に適したモデルを見つけやすいのが嬉しいポイントです。
本方式のシュレッダーは、縦方向だけでなく、一定の間隔で横方向にもカットするのが特徴。細断サイズの目安は、幅3〜5mm・長さ10〜50mm程度です。比較的優れたセキュリティ性を発揮します。
また、マイクロカット方式の家庭用シュレッダーに比べて、価格が安いのも大きなメリット。高いセキュリティ性と、手に入りやすい価格をバランスよく両立したい方におすすめのカット方式です。
リーズナブルな製品に多い「ストレートカット」
価格の安さを重視する方には、ストレートカット方式を採用した家庭用シュレッダーがおすすめです。ほかの方式のシュレッダーに比べて、リーズナブルな製品が多く展開されています。
本方式によるカットは、縦方向のみとシンプル。細断サイズの目安は、幅4〜6mm程度で、長さは紙のサイズに左右されます。製品説明においては、幅のみ記載されているのが一般的です。
細断サイズが大きくて嵩張りやすい反面、ゴミを捨てる際にくずが散らばりにくいのはメリットといえます。お手入れが簡単で、手軽に使用できるのが嬉しいポイントです。
しかし、横方向のカットがないため、復元されるリスクが高い点は留意しておきましょう。セキュリティ性を重視する必要がないシーンで使用するのがおすすめです。
本体サイズ・ダストボックスの容量をチェック
家庭用シュレッダーには、さまざまなサイズの製品が展開されています。サイズが大きいほど、ダストボックスの容量も大きく、一度に多くの紙をカットできるのが魅力。また、ゴミ捨ての回数を抑えられるのも便利なポイントです。
一方、小型サイズの家庭用シュレッダーは、広い設置スペースを必要としないのがメリット。製品選びの際には、設置するうえで必要なスペースを確保できるのかも忘れずに確認しましょう。
シュレッダーの処理能力をチェック
1度に細断できる枚数は5枚程度が目安
家庭用シュレッダーは、製品毎に最大細断枚数が設定されています。枚数が多いモデルほど、一度に多くの紙をカット可能。同じ枚数の紙をカットする場合も、使用するシュレッダーの最大細断枚数によって、使い勝手が大きく異なります。
作業の効率化を図りたい場合や、大量の紙をカットすることが多い場合は、一度に最低でも5枚程度細断できるモデルを選ぶのがおすすめです。
効率よく作業するなら細断速度が速いモノを
シュレッダーの細断速度とは、文字通り紙を細断するスピードのこと。1分あたり何mの紙を細断できるのかを示しており、単位は「m/分」で表記されます。数値が大きいモデルほど、スピーディーに紙をカットできるのが特徴です。
家庭用シュレッダーの細断速度は、1.5〜2.5m/分程度のモデルが多い傾向。なかには、さらに高速で細断できるモデルも展開されています。作業効率を重視する方は、ぜひ注目してみてください。
連続使用時間が長いモノがおすすめ
家庭用シュレッダーを選ぶ際には、連続使用時間も忘れずにチェックしましょう。モーターで駆動する電動タイプのシュレッダーは、使い続けると熱を持つため、一定の時間を超えるとクールダウンする必要があります。
連続使用時間の設定は、製品によってさまざまです。家庭用シュレッダーにおいては、2〜5分程度のモデルが一般的。なかには、10分程度連続して使用できるモデルも展開されています。
作業効率を高めたい方は、できるだけ連続使用時間が長いシュレッダーを選ぶのがおすすめです。大量の紙を処理するときでも待ち時間が発生しにくく、まとまった時間でよりスムーズに作業を進められます。
静音性をチェック
電動タイプの家庭用シュレッダーは、使用時にモーターの駆動音が発生する点に注意です。駆動音が大きいと、目の前の作業に集中できなかったり、夜間の使用で家族や近隣の迷惑になったりする恐れがあります。
特に、音に敏感で気になりやすい方や、時間帯に左右されることなく使用したい方には、静音性に優れたシュレッダーがおすすめです。
具体的には、騒音値60db以下のモデルであれば、比較的静かに使用できます。より静音性を重視する場合は、騒音値55db前後の静音モデルをチェックしてみてください。
あると便利な機能をチェック
ホッチキス対応
ホッチキスで留められた書類を細断することが多い場合は、ホッチキス対応の家庭用シュレッダーがおすすめです。ホッチキスが付いた書類をそのまま処理できるため、使用する前に外す手間を省略できます。
購入の際は、普段使用しているホッチキスの芯のサイズをチェックしておくことが大切です。一般的な10号針サイズの芯には対応していても、さらに大きい芯のサイズには対応していない場合もあるので注意してください。
CD・DVD・カード対応
家庭用シュレッダーのなかには、紙だけでなく、CD・DVD・プラスチック製カードなどメディア類の細断に対応したモデルも展開されています。
本タイプのシュレッダーは、紙の投入口とは別に、メディア類専用の投入口が設けられているのが一般的。また、細断したサイズが、紙とメディア類で異なる場合がほとんどです。
なかには、紙と同じ投入口を使って紙と同じサイズに細断できるモデルや、メディア類のゴミと紙くずを分別できるモデルなど、利便性の高いシュレッダーも存在します。メディア類を細断する機会が多い方は、ぜひチェックしてみてください。
紙が詰まったときに便利なリバース機能
リバース機能を搭載した家庭用シュレッダーにも注目。リバース機能とは、刃を逆回転させる機能です。細断中に紙詰まりを起こしたときや、最大細断枚数を超える紙の量を投入してしまったときに活躍します。
シュレッダーの紙詰まりを取り除くには手間が掛かかりますが、リバース機能があれば、スムーズに対応できます。特に、大量の紙をまとめて細断することが多い方におすすめの機能です。
手動タイプのシュレッダーであれば、シンプルにハンドルを逆方向に回転させるのみ。電動タイプのシュレッダーであれば、本体のボタンを操作して作動させるモデルのほか、紙詰まりを検知して自動的に作動するモデルも展開されています。
安全性をチェック
シュレッダーは、鋭い刃を搭載した機器です。紙の投入口に指や髪などが巻き込まれた場合、大怪我に繋がりかねません。特に、子供がいる家庭では、安全性を十分にチェックしたうえで選ぶのがおすすめです。
市販の家庭用シュレッダーのなかには、投入口に指が入りにくいよう、安全に配慮して設計されたモデルが数多く展開されています。そのほか、本体がしっかりセットされていないと作動しない、安全装置搭載のシュレッダーなどにも注目してみてください。
紙くずの捨てやすさをチェック
家庭用シュレッダーを使用するうえで、どうしても手間が掛かるのが、定期的なゴミ捨てです。ダストボックスに紙くずが一杯に溜まれば、その都度取り出す必要があるため、紙くずの捨てやすさは使い勝手に大きく影響します。
特に、ダストボックスの開け方に注目。開け方には大きく分けて、ダストボックスの上にあるシュレッダー本体を取り外すタイプと、本体から引き出しのように開閉するタイプの2種類があります。
例えば、紙くずの捨てやすさを重視する場合は、引き出しタイプがおすすめです。手軽にダストボックスを取り出し、スムーズにゴミ捨てを行えるのが魅力です。加えて、ゴミ袋をセットできるモデルであれば、より利便性が高まります。
家庭用のシュレッダーを選ぶ際には、使用目的や設置場所の環境をしっかり考慮して検討することが大切です。情報漏洩を防止するならセキュリティ性を重視したり、大量の紙をスピーディーに処分したいなら処理能力を重視したりなど、ポイントを明確にすることで、自分にぴったりの製品をスムーズに見つけられます。