コードレスでつなげて、周りを気にせず大音量でテレビを視聴できる「ワイヤレスヘッドホン」。テレビから離れたソファなどでも使用できるのがメリットです。低音に特化していたり、臨場感を楽しめたりと製品ごとにさまざまな特徴があります。
そこで今回は、テレビ用ワイヤレスヘッドホンのおすすめモデルをご紹介。選び方もあわせて解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- テレビ鑑賞に向いているワイヤレスヘッドホンとは?
- テレビ用ワイヤレスヘッドホンのおすすめ|送信機タイプ
- テレビ用ワイヤレスヘッドホンのおすすめ|Bluetoothタイプ
- テレビ用ワイヤレスヘッドホンの選び方
- 番外編:テレビで使えるBluetooth送信機
テレビ鑑賞に向いているワイヤレスヘッドホンとは?
ワイヤレスヘッドホンをテレビ鑑賞に使用する場合は、声が聴き取りやすい音質で長時間使用できる装着感のよいモノが適しています。特に、音楽番組を多く視聴する場合は、大型のオーバーイヤータイプのような音質重視モデルタイプがおすすめです。
一方、映画鑑賞やテレビゲームで使う場合は、立体的な音響で楽しめるサラウンド機能付きのモノがおすすめ。なお、ワイヤレスヘッドホンは接続方式によって、遅延や音質の劣化が生じることもある点に留意しておいてください。
テレビ用ワイヤレスヘッドホンのおすすめ|送信機タイプ
パナソニック(Panasonic) デジタルワイヤレスサラウンドヘッドホンシステム RP-WF70
音質にこだわりたい方におすすめのテレビ向けワイヤレスヘッドホン。7.1chサラウンドなので、スポーツ中継やライブ映像も大迫力で楽しめます。
また、ヘッドホンに「Surroundボタン」を搭載。ボタンを押すごとに映画・音楽・ゲームなどのコンテンツに合わせた音質に切り替わります。臨場感のある音を聴きたい方にもぴったりです。
ソフトイヤーパッドを採用しており、柔らかな質感が魅力。さらに、レザー調フリーアジャストバンドによって、しっかりと自分の頭にフィットします。
軽量設計なので、長時間快適に装着できるのもメリット。電池だけでなく、充電池が使用できるのも便利です。シーンに応じて使い分けられます。
オーディオテクニカ(audio-technica) ヘッドホン ATH-DWL550
臨場感あふれるサウンドが魅力的なワイヤレスヘッドホンです。42mmドライバーを採用しており、音と映像の一体感を体験できるのが特徴。映画やスポーツなどを迫力のある音で視聴したい方におすすめです。
映画・ゲーム・ボイスに適した、3つのサウンドエフェクトモードを搭載しているのもポイント。視聴するジャンルや自分の好みに合わせて切り替えれば、さまざまなジャンルの映像をより鮮明に楽しめます。
最大通信範囲は30m。同じ周波数帯の他機器と混線しないよう自動で適切なチャンネルを検知する機能も備えています。
エルパ(ELPA) 赤外線ワイヤレス ステレオヘッドホン RD-IR200
赤外線を利用して約10m先まで無線接続できるワイヤレスヘッドホンです。ノイズの影響を受けにくい赤外線を採用しています。ワイヤレスモデルながら安定した接続を実現しているので、テレビやDVDの視聴、ゲームなどの用途にもおすすめです。
コードレス設計のため、リビングなどを自由に動き回りやすいのもポイント。コードが引っかかって抜けたり音が途切れたりするストレスもありません。音質と使いやすさを重視している方にも適しています。
バッテリーの持続時間は約48時間です。オートパワーセーブ機能を搭載しているので、無駄なバッテリー消費をおさえられます。また、軽くて耳にやさしい形状に仕上げており、長時間のリスニングにも便利です。
Aning ワイヤレスヘッドホン YH998
最大約100mの通信距離を実現したワイヤレスヘッドホンです。2.4GHz帯デジタルワイヤレス方式を採用しています。家具や壁などの障害物の影響を受けにくく、電波干渉を防ぎながらテレビの視聴が可能です。送信機をテレビに接続するだけで音を楽しめます。ヘッドホンを装着することで音漏れが少なく、時間帯や周囲を気にせずに使用可能です。
40mmのダイナミック型ドライバーを内蔵。独自のHiFi技術により、クリアでバランスのとれたサウンドを再現します。一回の充電で約6時間の連続使用が可能です。
人間工学に基づいたオーバーイヤータイプの設計に仕上げています。やわらかくてクッション性に優れたイヤーパッドを搭載。耳を包み込むので、長時間でも快適な装着感が得られます。ヘッドバンドの長さは、頭の大きさやつけ心地に合わせて調節可能です。
Aning ヘッドホン テレビ用
遮音性が高くて音声遅延が少ないテレビ用のワイヤレスヘッドホンです。2.4GHzの無線接続を採用しており、最大約45mの通信距離を実現しています。広範囲の接続に対応しているので、リビングや脱衣所など、部屋を移動しながらでもテレビの視聴が可能です。
映画モード・音楽モード・原音モードなど、さまざまなサウンドモードを搭載。テレビのコンテンツに合わせて好みのサウンドモードに切り替えられるのも魅力です。
専用の充電スタンドが付属。ヘッドホンを置くだけで簡単に充電できます。一回の充電で最大約12時間の連続再生が可能です。充電中や充電完了などの状況を知らせるため、視覚的に判断できます。長時間のリスニングをしたい方にもおすすめです。
Avantree テレビ用ワイヤレスヘッドホン BTHS-AS9S
優れたサウンド性能と使いやすさを両立したテレビ用ワイヤレスヘッドホンです。テレビにプラグを差し込むだけですぐに使用できます。面倒なペアリングをする必要はありません。好きなテレビ番組や映画などを視聴可能です。
フル充電までにかかる時間は約1.5時間。一回の充電で最大約40時間の連続再生を実現しています。長時間再生に対応しているので、何度も充電する手間が省けるのもポイントです。映画やドラマなど、長時間のリスニングにもおすすめです。
テレビ用ワイヤレスヘッドホンのおすすめ|Bluetoothタイプ
ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM5
高性能なノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスヘッドホンです。静寂を実現する「マルチノイズセンサーテクノロジー」を採用しています。高性能なセンサーマイクのはたらきでノイズを低減するのが特徴。コンテンツの細かいサウンドも聴き取れます。
軽量ながら安定性に優れたヘッドバンドと、耳に馴染みやすいソフトフィットレザーのイヤーパッドが付属。耳や頭部にかかる負担を軽減するため、長時間のリスニングにも使用可能です。
同メーカーのテレビ「BRAVIA XR」とワイヤレストランスミッターを組み合わせることで、「Dolby Atmos」の立体音響を再現できます。
テレビやドラマなどのコンテンツも臨場感あふれるサウンドで楽しめるのが魅力。また、専用アプリ「Headphones Connect」をインストールすると、視聴環境や聴き取りやすさに合わせてサウンド調節が可能です。
ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM4
ノイズキャンセリング機能に優れたテレビ向けワイヤレスヘッドホンです。ソニーが独自開発した「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」により、ノイズキャンセリング性能が向上。周りの音を気にせず使えるのが便利です。
ハイレゾコンテンツでなくても、ハイレゾ相当の高音質を楽しめるのがメリット。ワイヤレスでも音質に妥協したくない方に適しています。さらに、付属のケーブルを使えば、有線接続でハイレゾ鑑賞できるのもメリットです。
また、「スピーク・トゥ・チャット」機能によって、ヘッドホンを装着したまま会話が可能。声を発するだけで音楽再生を一時停止し、外音取り込みモードに切り替わります。
ソニー(SONY) ワイヤレスステレオヘッドセット WH-CH510
軽量性に優れたおすすめのテレビ向けワイヤレスヘッドホンです。重量は約132gと軽く、長時間付けやすいのがメリット。装着感にこだわりたい方におすすめです。
マルチペアリング機能を搭載しており、最大8台までの機器を同時に接続できます。パソコンやスマホなど、テレビ以外のアイテムも一緒に使いたい方にぴったりです。使用する頻度が高い機器とペアリングしておくことで、2回目からは簡単につなげられます。
耳元にボタンがあるため、再生・一時停止・音量調節などの操作が可能。さらに、ハンズフリー通話にも対応しています。
スイーベル機構を採用しており、ハウジング部分をフラットにできるのが魅力。コンパクトな形状になるので、使わないときはすっきりと収納できます。
ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-CH720N
毎日使いやすい製品を探している方におすすめのテレビ向けワイヤレスヘッドホンです。重量が約192gと軽量性に優れているのがメリット。持ち運びしやすいため、外出先で使える製品が欲しい方にもぴったりです。
ヘッドバンドはスリムながら、安定性が高いので長時間安心して使用できます。また、可動部のガタつきを抑えることで、快適に装着可能です。
「アダプティブサウンドコントロール」機能によって、リスニング環境を自分好みにカスタマイズできるのも魅力。ノイズキャンセリングやイコライザーの設定を事前に登録すると、自動でモードを切り替えできます。
アンカー(ANKER) Soundcore Life Q30 A3028011
専用アプリと連携することで、カスタマイズして使えるのが便利なテレビ向けワイヤレスヘッドホン。ノイズキャンセリングの選択やイコライザー設定すると、自分好みの音を楽しめます。
屋内モードでは、周囲の声や足音などの中周波ノイズを低減できるのがポイント。騒音を気にせずテレビを楽しみたい方におすすめです。
ハンズフリーで通話ができるので、突然電話がかかってきても安心して使えます。ヘッドホンのボタンで通話応答が可能で、スマホで操作する必要がありません。
形状記憶イヤーカップとヘッドバンドを採用しており、快適に装着できるのもメリット。また、イヤーカップは15°まで角度を変えられるため、自分の頭の形に合わせて調節できます。
ボーズ(Bose) Bose Noise Cancelling Headphones 700
モダンなデザインがおしゃれなテレビ向けワイヤレスヘッドホン。プロテインレザー製のイヤークッションを採用しており、高級感を演出できます。見た目にこだわって選びたい方にもおすすめです。
快適に装着できる仕様なのもポイント。イヤーカップやヘッドバンド内側のクッションによって、付けていても負担になりにくいのが魅力です。
ボーズ独自のアクティブノイズキャンセリング技術で、周囲の音をコントロールしてクリアな音を楽しめます。また、会話したいときは機能を停止できるので、すぐに話せるのがメリットです。
1回の充電で最大20時間使用可能。さらに、バッテリーが少なくなると15分の急速充電で2時間再生できます。長時間安心してテレビを楽しみたい方にもぴったりです。
ボーズ(Bose) Bose QuietComfort Ultra Headphones
自然で美しいサウンドを再現するワイヤレスヘッドホンです。サウンドカスタマイズ機能を搭載しており、耳に合わせてサウンドパフォーマンスを自動調節します。
サウンドモードは、クワイエットモード・アウェアモード・イマージョンモードの3種類。ノイズを低減しながらサウンドを視聴するならクワイエットモード、外音を取り込みながら音楽を視聴するならアウェアモードなど、シチュエーションに合わせてサウンドモードを切り替えられます。
最長24時間の再生が可能です。映画やドラマ、長時間のプレイリストを再生するときにも活用できます。あらかじめ充電しておけば、屋内だけでなく屋外でも使い続けられるのが魅力です。
オーディオテクニカ(audio-technica) ワイヤレスヘッドホン ATH-HL7BT
パッドの背面部分が密閉していないオープンエアー構造が特徴のテレビ向けワイヤレスヘッドホン。音が外に漏れやすい構造なので、屋内での使用に適した製品が欲しい方におすすめです。
「LDACコーデック」に対応しており、ハイレゾ相当の音を聴けるのも魅力。さらに、有線で接続するとハイレゾ音源を楽しめます。音質にこだわって選びたい方にもぴったりです。
本体と頭の接地部分が広いことで、装着したときの負担を分散できるのが魅力。側圧が軽く締め付け感がないため、ソファに座りながらリラックスして使用できます。長時間動画や映画を観たい方にもおすすめです。
オーディオテクニカ(audio-technica) ワイヤレスヘッドホン ATH-M20xBT
音と映像のズレをなるべく減らしたい方におすすめのワイヤレスヘッドホンです。低遅延モードを搭載しており、音ズレによるストレスを軽減できるのが魅力。集中してテレビ番組や映画を視聴できます。
40mm口径の大型ドライバーを搭載しているのもポイント。解像度の高いフラットなスタジオサウンドを実現しており、音にこだわりたい方にぴったりです。有線接続にも対応しており、音楽用としても活用できます。
Bluetooth接続時にはマルチポイントに対応。同時に2台のBluetooth機器に接続できるため、テレビとスマホなどのデバイスをシームレスに切り替えて利用できます。複数の機器で使用したい方におすすめです。
オーディオテクニカ(audio-technica) ワイヤレスヘッドホン ATH-M50xBT2
原音を忠実に再現する高音質のワイヤレスヘッドホンです。独自開発の45mm大口径ドライバーと専用アンプのはたらきにより、幅広い周波数帯域で聞き取りやすいサウンドを届けます。AACやSBCだけでなく、LDACコーデックにも対応。ハイレゾ相当の高音質を伝えます。
Amazon Alexaとの連携も可能。ボタンを押して話しかけるだけで、楽曲を再生したりポッドキャストのストリーミングを流したり、さまざまな機能を活用できます。
専用アプリをインストールすると、スマホとの連携にも対応。音質や音量レベル、音のバランスなどをスマホで簡単にカスタマイズできます。また、ヘッドホンを紛失したときに探す設定などもアプリから操作できるのもポイントです。
ヤマハ(YAMAHA) ワイヤレスヘッドホン YH-L700A
四角のイヤーパッドが特徴のテレビ向けワイヤレスヘッドホン。映像向け・ミュージックビデオ向け・音楽コンテンツ向けと、サウンドモードを切り替えられるのがメリットです。コンテンツによって適切な環境で音を楽しめます。
ヤマハ独自の「リスニングケア」機能もポイント。音量を上げすぎなくても聴きやすいため、耳の負担を軽減できます。
本体は折りたためるので、使わないときはコンパクトに保管できます。さらに、付属のケースに収納すると持ち運びやすいのも便利です。
ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM 4 Wireless 509267
歪みを最小限に押さえて、低音から高音まで忠実に再現できるテレビ向けワイヤレスヘッドホン。アングルバッフル技術によってバッフルの角度を調節しており、特に高音がダイレクトに届きやすいのがメリットです。
スマートポーズ機能を搭載しており、ヘッドホンを頭から外すと自動で一時停止します。装着すると再生するので、操作ボタンを押す手間を省けるのがポイントです。
軽量かつソフトな質感のヘッドバンドを採用。さらに、本体と頭の接地面を増やすことで、圧力を減らせるように設計しています。快適な装着感で、家の中でもリラックスして使用できるのが魅力です。
2時間充電すると最大60時間再生でき、一日中使用したい方にもおすすめ。また、約5分の充電で最大4時間使用できるため、急に使いたいときにも便利です。
ケンウッド(KENWOOD) ワイヤレスヘッドホン KH-KZ30
耳に乗せるだけのオンイヤー型テレビ向けワイヤレスイヤホン。長時間装着しても疲れにくいのが魅力。さらに、軽量性に優れているので、快適に装着できます。
マイクミュートスイッチがあるため、オンライン会議でも使いやすいのがポイント。スライド式スイッチで簡単にオンオフを切り替えられます。テレビだけでなくテレワークにも便利な製品を探している方におすすめです。
ジェイビーエル(JBL) Tune 510BT JBLT510BT
リーズナブルな価格で手に入るのが嬉しい、エントリーモデルのテレビ向けワイヤレスヘッドホン。最大40時間再生が可能で、長時間テレビを楽しみたい方にもおすすめです。また、ハンズフリー通話に対応しており、イヤーカップに搭載したボタンで簡単に通話できます。
軽量設計かつ柔らかいイヤーパッドを使用しているため、快適に装着可能。さらに、ヘッドバンドもパッド付きで、付け心地にこだわりたい方にもぴったりです。折りたたんで収納できるので、使わないときはコンパクトにできます。保管しやすいだけでなく、持ち運びやすいのも魅力です。
OneOdio ワイヤレスヘッドホン A10
ノイズキャンセリング機能を搭載した高品質なワイヤレスヘッドホンです。周囲の音を気にせずテレビに集中したい方におすすめ。ハイレゾ音源の再生にも対応しており、ハイクオリティなサウンド表現を楽しめます。
アンビエントモードを利用すれば外の音を取り込めるのもポイント。ヘッドホンをした状態でも周囲の音が聞こえやすくなり、テレビの音を聴きながら家族や友達と会話できます。連続再生時間は最大約50時間で、長時間利用にもおすすめです。
本製品は有線接続にも対応。Bluetooth接続の場合は最大2つのデバイスに同時接続ができるため、テレビ視聴中に電話がかかってきたとしてもスムーズに接続を切り替えられます。
オーム電機(OHM) AudioComm Bluetoothステレオヘッドホン ブラック HP-W260Z
低価格でシンプルなモノを探している方におすすめのワイヤレスヘッドホンです。安価な製品ながら、Bluetoothと有線接続の両方に対応しているのがポイント。充電がないときも有線でテレビを視聴できます。
Bluetooth接続時の最大再生時間は約14時間。充電も約2時間で完了するため、頻繁にヘッドホンを利用する方に向いています。折りたたみにも対応しており、使用しないときはイヤーパッド部分をたたんでコンパクトに収納可能です。
ビーツ(Beats by Dr. Dre) Beats Studio Pro
高音質と装着感どちらも追求したワイヤレスヘッドホンです。イヤーパッドにはシームレス設計のレザーを施した「UltraPlushオーバーイヤークッション」を搭載。長時間装着しても快適なつけ心地を実感できます。耐久性にも優れており、長く使えるのもポイントです。
リスニングモードは、ノイズキャンセリング性能に優れた「アクティブノイズキャンセリング」と、周囲の環境音を取り込む「外部取り込みモード」を内蔵しています。シチュエーションに合わせてリスニングモードの切り替えが可能です。
テレビ用ワイヤレスヘッドホンの選び方
転送方式をチェック
送信機タイプ
トランスミッターと呼ばれる専用の送信機と、ワイヤレスヘッドホンがセットになった「送信機タイプ」。Bluetoothタイプが登場するまで一般的だったタイプです。
送信側の準備や設置の手間はありますが、Bluetoothタイプで注意すべき映像と音声との遅延を軽減できます。遅延が心配な方はチェックしてみてください。
Bluetoothタイプ
ワイヤレスヘッドホンの通信方式として一般的なのが「Bluetoothタイプ」。テレビ側もBluetoothに対応していれば、トランスミッターを使用せずに接続できます。ただし、Bluetoothにはコーデックと呼ばれる規格があり、同じ規格に対応していなければ使用できないので注意しましょう。
また、Bluetoothタイプは送受信時に信号処理による遅延を発生させる場合があります。なかには、低遅延のコーデックとして「aptX LL」に対応した製品もラインナップされているため、あらかじめ対応状況を確認しておきましょう。
なお、テレビに単体のBluetooth送信機を追加すれば、Bluetooth非対応のテレビでもBluetoothヘッドホンと接続できます。必要に応じてチェックしてみてください。
装着感で選ぶ
ワイヤレスヘッドホンを長時間使用する場合は、装着感が重要です。装着感のよいワイヤレスヘッドホンを見分けるためには、イヤーパッドに注目しましょう。イヤーパッドの形状は、耳を覆うイヤーパッド部分が耳たぶを押すように接する「オンイヤー型」と、耳たぶの周囲をすっぽりと覆う「オーバーイヤー型」に分かれます。
オンイヤー型は、軽量・コンパクトで圧迫感が少なく、着け心地に優れているのが特徴。また、コンパクトにたためるモデルもラインナップされており、収納時にも便利です。
一方、オーバーイヤー型は音漏れが少なく、外部からの雑音も軽減できるのが特徴。装着時に耳への接触がないため、長時間使用するのにおすすめです。
音質で選ぶ
ヘッドホンの音質を決める要素に「ドライバー」と呼ばれるスピーカーのパーツがあります。音質にこだわりたい方は、ドライバーの大きさを確認するのが重要です。
例えば、小型機に多い30mm口径と、大型機で搭載される40mm口径以上のドライバーでは、一般的に40mm口径以上のほうが高音質とされています。
音質に関しては、重低音重視タイプやフラットなタイプ、ボーカルを得意とするタイプなど、製品によって傾向が異なります。自分がよく聴くジャンルや好みの音質傾向のモノを選ぶことも重要です。
機能で選ぶ
テレビに集中したい方には、周囲の雑音を低減するノイズキャンセリング機能が付いたワイヤレスヘッドホンがおすすめです。犬を飼っていたり自宅が道路に面していたりと、環境音が気になる場合でも、ノイズキャンセリング機能を使えばストレスなくテレビを楽しめます。
音質を重視する方は、ハイレゾ相当の音質に対応したワイヤレスヘッドホンがおすすめです。ハイレゾ相当ならより多くの情報量を伝達できます。
また、映画やテレビゲームなどを楽しみたい方は、サラウンド機能を搭載したワイヤレスヘッドホンを選びましょう。音の聴こえてくる方向が細かく設定されているため、より臨場感が味わえます。
連続使用時間で選ぶ
ワイヤレスヘッドホンを選ぶ際はバッテリーの連続使用可能時間も注目しましょう。例えば、映画を2~3本続けて観たい方には、少なくとも7時間以上連続使用できるモノがおすすめです。
また、充電時間も製品によって異なります。急速充電に対応したワイヤレスヘッドホンなら、バッテリーの連続駆動時間が多少短くてもすぐに充電が完了するため便利です。
番外編:テレビで使えるBluetooth送信機
ジェイピーライド(JPRiDE) トランスミッター&レシーバー JPT1
2台のBluetooth機器に音声を出力できるのが便利な製品。1分でペアリングできるため、簡単に接続できるBluetooth送信機が欲しい方にも適しています。音ズレを抑えて高音質の音楽や映像を楽しめるのが魅力です。
音声を送信するだけでなく、受信できるのもメリット。スマホなどのBluetoothに対応した機器の音声を受信し、ヘッドホンやスピーカーに有線で接続します。2時間充電すると、最大13時間連続で使用可能。また、コンパクトサイズで扱いやすいのがポイントです。
UGREEN Bluetooth 5.1 トランスミッター&レシーバー 60300
送信機と受信機の2WAYで使えるのが特徴の製品。スイッチ1つで切り替えられるため、使いたいときにすぐに接続できます。完了するとインジケーターが青色に変化することで、確認しやすいのも魅力です。
コンパクトサイズなので、テレビの背面から見えない状態で使えます。また、常に給電しながら使用可能で、充電が切れる心配がないのもメリットです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) Bluetoothトランスミッター 400-BTAD011
低遅延コーデックに対応しているのが魅力のBluetooth送信機。映像と音声のタイミングがぴったりと合うので、音ズレを心配せずにテレビを楽しめます。
2台のBluetooth機器に同時に接続できるため、2人でヘッドホンを付けてテレビを楽しみたい方にもおすすめ。さらに、離れた場所で同じ映像を楽しむなど、さまざまな用途で使えるのが便利です。
最大通信距離が100mと長いのもポイント。キッチンやダイニングなど、リビングから離れた場所でもテレビの音が聴こえます。
テレビ鑑賞向けのワイヤレスヘッドホンは音楽視聴用のワイヤレスヘッドホンと違い、5.0GHz帯に対応したモデルなど、テレビ鑑賞向けならではの機能を備えています。通常のヘッドホンでもテレビ接続できますが、より快適にテレビを視聴するためにはテレビ鑑賞向けのワイヤレスヘッドホンがおすすめです。