遠くの被写体を大きく引き寄せて撮影できる望遠レンズ。スポーツ観戦や運動会、野鳥撮影など、被写体に近づけないシーンで活躍します。製品によって焦点距離や解放F値などが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、望遠レンズのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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望遠レンズとは?

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望遠レンズとは、遠くにある被写体を大きく捉えるためのカメラレンズです。一般的に望遠レンズは焦点距離が約80mm以上のレンズを指し、焦点距離が長くなるほど被写体を引き寄せる効果が強くなります。70mmから135mmは中望遠、300mm以上は超望遠と分類されるのが特徴です。

望遠レンズを使うと、遠近感が縮まって見える「圧縮効果」という独特の表現ができます。遠くのモノと手前のモノがぎゅっと詰まったような印象的な写真が撮れるのが魅力。また、被写界深度が浅いため、背景を大きくぼかして撮りたい被写体を際立たせることも得意です。

物理的に近づけないスポーツや野生動物の撮影、ポートレート撮影などで活躍します。被写体との距離を保ったまま撮影できるため、自然な表情を捉えたいときにもぴったりです。

望遠レンズの選び方

種類を選ぶ

使い勝手がよく初心者向けなズームレンズ

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ズームレンズは、1本のレンズで広角から望遠まで幅広い焦点距離をカバーできるのが魅力です。レンズ交換の手間がかからないため、旅行や散歩などで気軽に持ち運べます。さまざまな撮影シーンに臨機応変に対応できる便利なレンズです。

ズームリングやレバーを操作するだけで画角を調節でき、被写体を強調したり背景をぼかしたりといった表現が手軽にできます。ただし、望遠側で撮影するときは手ブレが起きやすくなる点に注意が必要です。手ブレ補正機能が付いたレンズやカメラを選ぶと安心して撮影できます。

単焦点レンズと比べると画角の調節がしやすいため、初心者の方には扱いやすいタイプです。まずは使い勝手のよいズームレンズから始めて、自分の撮影スタイルを見つけていくのがおすすめです。

明るい写真を撮るなら単焦点レンズ

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単焦点レンズは、焦点距離が固定されているタイプのレンズです。F値の小さい明るいレンズが多く、光を取り込みやすいため、夜景や室内といった暗い場所での撮影でも力を発揮します。手ブレやノイズを抑えたクリアな写真を撮ることが可能です。

美しいボケ味を楽しめるのも単焦点レンズの魅力です。被写界深度が浅く、背景を大きくぼかすことで撮りたいモノをくっきりと際立たせた印象的な写真に仕上がります。

構造がシンプルなので、コンパクト・軽量な製品が多く、持ち運びしやすい点もメリット。また、焦点距離を変えられないため、自分が移動して画角を調整する必要がある点には留意しておきましょう。

撮影したい対象に応じた単焦点距離を選ぶ

ポートレート撮影には中望遠レンズ

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人をメインとしたポートレート撮影では、中望遠レンズが活躍します。中望遠レンズを使うと圧縮効果やボケ味により、人物をより強調した表現が可能。焦点距離85mm程度のレンズを使えば、人物の表情をしっかりと捉えながら、ほどよい背景のボケを得られるのが魅力です。

さらに、焦点距離の長い135mmのレンズは、背景をより大きくぼかしたい方におすすめです。圧縮効果がさらに強まるため、被写体を背景からくっきりと浮かび上がらせることができます。

風景や動物の撮影には望遠レンズ

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中望遠レンズと超望遠レンズの間の焦点距離を持つ望遠レンズは、風景や動物の撮影に適しています。遠くにある被写体を大きく切り取れるのが魅力。背景のボケや圧縮効果を活かして、迫力のある写真を撮りたい方におすすめです。

風景撮影では、遠くの山並みや建物といった景色の一部をクローズアップするのに役立ちます。圧縮効果によって遠近感が縮まり、密集感のある印象的な構図を作ることが可能です。

動物の撮影で望遠レンズを使うと、被写体から距離があっても十分に大きく捉えられます。さらに、背景をぼかすことで動物の存在感を際立たせられるのもポイントです。

野生動物やスポーツの撮影には超望遠レンズ

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野生動物やスポーツの撮影には、300mm以上の焦点距離に対応する超望遠レンズがおすすめ。警戒心が強く近づきにくい動物やグラウンドの遠くにいる選手などを、遠い距離から大きく鮮明に捉えられるのが魅力です。また、圧縮効果も得られるので野生動物や選手を際立たせた表現をしやすいのもポイントです。

ただし、超望遠レンズは大きく重い製品が多いため、手が疲れやすく手ブレが発生しやすいのがデメリット。三脚などを使ってカメラをしっかり支えながら撮影すると安定して撮影しやすくなります。

明るい写真を撮るなら開放F値が低いレンズを選ぶ

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レンズのF値とは、レンズが取り込む光の量を数値で表したモノです。絞りを最も開いた状態のF値を「開放F値」と呼びます。開放F値の数字が小さいほど、より多くの光をカメラに取り込めるため「明るいレンズ」ともいわれます。

開放F値が低いレンズは、暗い場所での撮影に強いのが特徴です。速いシャッタースピードで撮影できるため、手ブレや被写体のブレを防ぎやすくなります。また、背景を大きくぼかした、被写体が際立つ印象的な写真を撮りたい方にもおすすめです。

なお、ズームレンズの場合、焦点距離が固定されているモデルと焦点距離によってF値が変化する製品があるので、この点もチェックしておきましょう。

手ぶれ補正機能で選ぶ

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手ぶれ補正機能は、撮影時に起きる手ぶれを補正する機能。望遠レンズは少しのぶれが写真に大きく影響するため、手ぶれ補正機能の有無は重要なポイントです。

レンズ内部に手ぶれ補正機能を搭載したレンズは、望遠撮影で特に効果的。なかには、レンズとボディの両方の手ぶれ補正機能を連携させて、より強力な補正効果を得られる製品もあります。手ブレを抑えて綺麗に撮影したい方はチェックするようにしましょう。

サイズや重量をチェック

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レンズのサイズや重さは、持ち運びやすさや撮影の快適さに直結します。旅行や街歩きなどの用途で、手軽に撮影を楽しみたい方は、軽量でコンパクトなレンズを選ぶのがおすすめです。自分の撮影スタイルに合ったモノを選びましょう。

焦点距離が長いほど大きく重くなる傾向があります。重さを確認するときは、ボディとレンズをあわせた総重量もチェックしましょう。三脚の使用も視野に入れながら選ぶことも大切です。

ズームリング回転方向をチェック

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ズームレンズを選ぶときは、ズームリングの回転方向も確認しておきたいポイントです。ズームするときの回転方向はメーカーによって異なります。

回転方向の違いは、直感的な操作感に影響します。特に、複数メーカーのカメラやレンズを併用する方は、レンズによって回転の方向が異なると操作に戸惑うことも。また、慣れ親しんだ方向と逆だと、慣れるまでスムーズなズーム操作が難しく感じる場合があります。

なかには、ズームリングの回転方向を切り替えられる便利なモノもあります。自分の好みに合わせて設定できるのがメリットです。

取り付けたいカメラに適したマウント規格を選ぶ

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カメラのレンズを選ぶうえで重要なのが「マウント規格」です。マウントは、カメラ本体とレンズを物理的、電子的に接続するための接合部分の規格を指します。この規格が合わないと、レンズを取り付けることができません。

マウント規格は、メーカーごとに独自に定められており、同じメーカーの製品でも、一眼レフカメラとミラーレスカメラで異なるマウント規格を採用しているケースが多くあります。

まずは自分が持っているカメラのマウント規格を正確に確認し、それに適合するレンズを選ぶことが基本です。マウントアダプターを使えば異なる規格のレンズを装着できる場合もありますが、機能に制限が出ることがあるので注意しましょう。

主要メーカーの望遠レンズ特徴

キヤノン(Canon)

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キヤノンは、1937年創業の精密機器メーカー。カメラやレンズ、プリンターなど幅広い製品を手がけており、光学技術に強みを持っています。さまざまな分野で、革新的な製品を展開しているのが特徴です。キヤノンでは「EFマウント」「EF-Sマウント」「RFマウント」などの規格のレンズを展開しています。

望遠レンズにおいては、豊富なラインナップを用意。高い描写性能や耐久性、操作性を備えたモデルや、小型軽量で機動性に優れたモデルなどがあります。色収差補正技術にも優れ、クリアで鮮明な写真が撮れるのが魅力です。

ソニー(SONY)

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ソニーは、1946年創業に創業した総合電機メーカー。高い技術力を有し、イメージング&センシングソリューションや音楽、映画、ゲームなどさまざまな事業を展開しているのが特徴です。ソニーでは「Aマウント」と「Eマウント」の規格があります。

望遠レンズにおいては、主に「G Master」シリーズや「G」シリーズから展開されています。高解像力と美しいボケ味を実現。光学式手ブレ補正機能を搭載したモデルが多く、望遠撮影時のブレを効果的に抑えられるのがメリットです。描写力やAF機能に優れた製品も豊富です。

ニコン(Nikon)

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ニコンは、1917年創業の光学機器メーカー。カメラやレンズ、双眼鏡など精密光学製品を幅広く製造しており、プロの写真かからも信頼されているメーカーです。ニコンでは「Fマウントレンズ」「Zマウントシステム」を採用したレンズを展開しています。

望遠レンズにおいては、比較的小型で持ち運びしやすいモデルや、高解像度やボケ味による描写力に優れたモデルなどをラインナップ。種類も多いので、撮りたいシーンに合わせて選べるのが魅力です。

シグマ(SIGMA)

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シグマは、1961年創業のレンズやカメラの製造販売を行うメーカー。開発・設計から製造まで国内で完結する体制により、優れた製造技術や知識を継承しながら活かしていけるのが強みです。多様なカメラマウントに対応した交換レンズを取り扱っているほか、Sports・Contemporary・Artのプロダクトラインを展開しているのも特徴です。

望遠レンズにおいては、ズームレンズから単焦点レンズまで幅広くラインナップ。各プロダクトラインで望遠レンズを取り揃えているので、撮りたいシーンに適したレンズを選びやすいのもメリットです。コスパに優れたレンズが欲しい方にも適しています。

タムロン(TAMRON)

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タムロンは、1950年創業の光学機器メーカー。写真関連・監視&FA関連・モビリティ&ヘルスケアなどの事業を行っています。写真関連事業に関してはミラーレスカメラや一眼レフカメラのレンズを展開。描写力や操作性に優れており、高い評価を受けています。

望遠レンズにおいては、優れた描写力を備えながらも、軽量・コンパクトな製品が多く、携帯性を重視したい方におすすめ。高倍率なズームレンズでは高速・高精度なAF機能を搭載。動きのある被写体も素早くピント合わせできます。

望遠レンズのおすすめ|ズームレンズ

キヤノン(Canon) RF200-800mm F6.3-9 IS USM RF200-800ISUSM

キヤノン(Canon) RF200-800mm F6.3-9 IS USM RF200-800ISUSM
対応マウントキヤノンRFマウント系焦点距離200~800 mm
開放F値F6.3-9手ブレ補正機構
重量2050 g最大径x長さ102.3×314.1 mm

焦点距離の範囲が広い超望遠ズームレンズです。野生動物や飛行機などの近寄れない被写体でも、離れた場所から大きくクローズアップした撮影を行えます。

ズーム全域でシャッターショックによるぶれを低減するために、三脚座の位置にもこだわっています。また、「フォーカスモード/コントロール切り替えスイッチ」や「レンズファンクションボタン」などを搭載しており、使い勝手に優れているのも魅力です。

防塵・防滴構造を採用しているのも特徴。さまざまな環境で使用可能です。アウトドアシーンでアクティブに使いたい方にも適しています。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM RF100-500LIS

キヤノン(Canon) RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM RF100-500LIS
対応マウントキヤノンRFマウント系焦点距離100~500 mm
開放F値F4.5-7.1手ブレ補正機構
重量1370 g最大径x長さ93.8×207.6 mm

優れた描写性能と携帯性を両立した超望遠ズームレンズです。フルサイズ換算で焦点距離100~500mmを1本でカバーする設計ながら、軽量化を実現しています。長時間撮影するときも手にかかる負担が少なく、快適に使い続けられるのがポイントです。気軽に持ち運びながら撮影を行えます。

ズーム全域で高画質を実現しているのもポイント。用途に合わせて焦点距離を切り替えられるので、多彩な構図で撮影が可能です。風景や乗り物を撮るほか、ポートレート撮影にも活用できます。

レンズ表面の汚れを取り除きやすい「フッ素コーティング」も採用。撥水性と撥油性が高いので、布を使って簡単にお手入れできます。静電気を帯びにくく、ホコリや汚れが付着するのを抑えられるのもポイントです。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) RF100-400mm F5.6-8 IS USM

キヤノン(Canon) RF100-400mm F5.6-8 IS USM
対応マウントキヤノンRFマウント系焦点距離100~400 mm
開放F値F5.6-8手ブレ補正機構
重量635 g最大径x長さ79.5×164.7 mm

高い描写性能と機動性を備える超望遠ズームレンズ。UDレンズと非球面レンズを組み合わせることで、色収差を抑えた高解像・高コントラストな描写を実現しています。400mmクラスながら小型のカメラバッグにも収まるサイズ感で、携帯性に優れているのが魅力です。

ナノUSM搭載により、高速かつ滑らかなAFを実現。手ブレ補正機能も搭載しており、手持ちや暗所での望遠撮影も安心して楽しめます。コントロールリングにISO感度や露出補正を割り当てられるのもポイントです。

EXTENDER RF1.4xまたは2xを装着すれば、最大800mm相当までの超望遠域へ拡大可能。野鳥やスポーツシーンなど、遠くの被写体を大きく引き寄せた迫力ある撮影をしたい方におすすめのレンズです。

▼撮影イメージ

ソニー(SONY) FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2

ソニー(SONY) FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2 2023
対応マウントα Eマウント系焦点距離70~200 mm
開放F値F4手ブレ補正機構
重量794 g最大径x長さ82.2×149 mm

ソニーEマウントに対応するフルサイズ用の望遠ズームレンズです。望遠撮影で使用頻度の高い、フルサイズ換算で焦点距離70〜200mmを採用。ズーム全域で開放F4通しの明るさを持ちながら、重さ約794g、全長約149mmと小型軽量なので軽快に使用できます。

Gレンズならではの美しいボケ味が堪能できるのもポイント。風景やポートレートの本格的な作品撮りにもおすすめの望遠レンズです。優れた接写性能も備えており、ハーフマクロ撮影にも対応。登山中に見つけた高山植物の撮影にも重宝します。

高速かつ静かなAF駆動も本望遠レンズの魅力。ピント移動時の画角変動も抑えられており、動画用としても活躍します。流し撮りにも対応する強力な手ぶれ補正も採用。純正テレコンバーターを使えば、最長400mmの超望遠撮影も可能です。

▼撮影イメージ

ソニー(SONY) E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS SEL70350G

ソニー(SONY) E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS SEL70350G 2019
対応マウントα Eマウント系焦点距離70~350 mm
開放F値F4.5-6.3手ブレ補正機構
重量625 g最大径x長さ77×142 mm

ソニーEマウントに対応するAPS-C用の超望遠ズームレンズです。フルサイズ換算で105〜525mmに相当する画角を採用しながら、重さ約625g、全長約142mmと軽量コンパクト。屋外スポーツや野鳥の撮影を身軽に楽しみたい方におすすめです。

補正レンズを適切に配置することで、全ズーム域で画面周辺部まで高画質を実現しているのも本望遠レンズのポイント。加えて、Gレンズの1本として、美しく柔らかなボケ味も実現しているので、野鳥などの存在感も印象的に強調できます。

手ぶれ補正機構を内蔵しているのも便利。超望遠域の撮影も快適に行えます。また、「XDリニアモーター」による高い動体捕捉力を持つAF性能も魅力。本望遠レンズには防塵・防滴に配慮した設計が採用されており、アウトドアでも活躍可能です。

▼撮影イメージ

ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α Eマウント用レンズ FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G

ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α Eマウント用レンズ FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G 2019
対応マウントα Eマウント系焦点距離200~600 mm
開放F値F5.6-6.3手ブレ補正機構
重量2115 g最大径x長さ111.5×318 mm

ズーム全域で高解像度を発揮する超望遠レンズです。超望遠レンズ特有の美しいボケ感がある描写を楽しめます。本製品は、5枚のEDガラスと非球面レンズを効果的に配置。超望遠域で起こりやすい色収差を抑える効果が期待できます。

さらに、光学式手ぶれ補正機構を内蔵。通常の補正モードだけでなく、流し撮りに対応したモードなどを使い分けられます。手持ちでもぶれの少ない安定した撮影が可能です。三脚を使用できないシチュエーションでも活用できます。

高精度な駆動を実現する独自の「ダイレクトドライブSSM」を採用。フォーカスレンズをスムーズに制御するので、正確でスピーディーなピント合わせを行えます。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 70-180mm f/2.8

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 70-180mm f/2.8 2023
対応マウントニコンZマウント系焦点距離70~180 mm
開放F値F2.8手ブレ補正機構
重量795 g最大径x長さ83.5×151 mm

ニコンZマウントに対応するフルサイズ用の大口径望遠ズームレンズです。望遠端を180mmとやや短くすることで、重さ約795g、全長約151mmを実現。大口径の望遠レンズながら携帯性に優れているほか、リーズナブルな価格も実現しています。

ズーム全域で開放F2.8の明るさが作るボケ味と望遠の圧縮効果が得られるのもポイント。ポートレートや風景などの作品撮りに重宝します。また、望遠側でも高速シャッターで被写体の動きを止められるので、室内スポーツの撮影にもおすすめです。

優れた近接撮影性能を持つのも本望遠レンズの魅力。最短撮影距離27cmでハーフマクロに近い撮影が行えるため、自然の草花を撮影する場合にも活躍します。また、ニコン純正のテレコンバーターにも対応。最長360mmの望遠撮影も楽しめます。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR 2023
対応マウントニコンZマウント系焦点距離180~600 mm
開放F値F5.6-6.3手ブレ補正機構
重量1955 g最大径x長さ110×315.5 mm

ニコンZマウントに対応するフルサイズ用の超望遠ズームレンズです。最長600mmをカバーする超望遠レンズとしては、重さ約1955g、全長約315.5mmと機動性は良好。手持ちでも十分に使えて価格も比較的手頃なので、野鳥・飛行機撮影用の入門レンズとしてもおすすめです。

強力な手ぶれ補正機構を内蔵しているのもポイント。スポーツや野鳥など、動きの変化が激しい被写体にも高い補正効果が得られる「SPORT」モードも利用可能です。防塵・防滴構造に加えて、汚れが付着しにくいフッ素コートも施されています。

「インターナルズーム機構」の採用も本望遠レンズの魅力。ズーミング時に煩わしい全長変化や前玉移動がありません。加えて、ズームリングの回転角が70°で設計されており、広角端から望遠端まで素早いズーム操作が行えます。テレコンバーターとの併用で最長1200mmの超望遠撮影も可能です。

▼撮影イメージ

シグマ(SIGMA) 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

シグマ(SIGMA) 100-400mm F5-6.3 DG DN OS
対応マウントα Eマウント系焦点距離100~400 mm
開放F値F5-6.3手ブレ補正機構
重量1140 g最大径x長さ86×199.2 mm

フルサイズミラーレス一眼用に設計された超望遠ズームレンズです。「ライトバズーカ」の異名を持っており、最長400mmをカバーしながら、重さ約1135g、全長約197.2mmと小型軽量。風景や鉄道などの撮影で超望遠レンズを軽快に活用したい方におすすめです。

「ステッピングモーター」による快速AFが使えるのもポイント。超望遠撮影に欠かせない強力な手ぶれ補正機構も内蔵しています。AFの有効範囲を制限できる「フォーカスリミッターボタン」も便利。撮影距離に適した効率的なピント合わせが行えます。

対応マウントはライカL・ソニーE・富士フイルムXの3種類を用意。APS-C機では換算150〜600mm相当の超望遠ズームとして使用できます。Eマウント用とXマウント用はズームリングの回転方向が純正品とは逆になりますが、本望遠レンズでは直進ズーム機構による素早い操作も可能です。

▼撮影イメージ

シグマ(SIGMA) 70-200mm F2.8 DG OS HSM Sports

シグマ(SIGMA) 70-200mm F2.8 DG OS HSM Sports
対応マウントキヤノンEFマウント系焦点距離70~200 mm
開放F値F2.8手ブレ補正機構
重量最大径x長さ94.2×202.9 mm

フルサイズ換算で焦点距離70~200mmの望遠ズームレンズ。合計10枚の特殊低分散ガラスを採用しており、画面周辺部まで高い解像度を実現しています。

撥水防汚コートがレンズの最前面に施されているのもポイント。水滴を拭き取りやすいほか、油脂が付くのも防ぐので、アウトドアシーンなどの過酷な環境でも使用可能です。

また、三脚座やテレコンバーター、フォーカスリミッターなど、さまざまアイテムとの互換性があります。用途に合わせてカスタマイズ可能です。

▼撮影イメージ

タムロン(TAMRON) 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD Model A057

タムロン(TAMRON) 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD Model A057 2021
対応マウントα Eマウント系焦点距離150~500 mm
開放F値F5-6.7手ブレ補正機構
重量1725 g最大径x長さ93×209.6 mm

フルサイズミラーレス一眼用に開発された超望遠ズームレンズです。広角端をやや長めにすることで、最長500mmに対応しながら、重さ約1725g、全長約209.6mmと高い機動性を実現。また、超望遠レンズとしては価格がリーズナブルなので、手軽さとコスパを重視する初心者にもおすすめです。

補正レンズを効果的に配置することでズーム全域で高画質を発揮しているのもポイント。高速・高精度なAF駆動を実現するリニアモーター「VXD」や、強力な手ぶれ補正機構も内蔵しています。超望遠レンズながら最短60cmからの近接撮影も可能。野鳥を待つ間に足元で咲く花も撮れます。

選べる対応マウントはソニーEとニコンZの2種類。Eマウント用は手ぶれ補正モードを、Zマウント用はフォーカスリングのレスポンスを切り替え可能です。

▼撮影イメージ

タムロン(TAMRON) 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD Model A069

タムロン(TAMRON) 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD Model A069
対応マウントα Eマウント系焦点距離50~300 mm
開放F値F4.5-6.3手ブレ補正機構
重量665 g最大径x長さ78×150 mm

標準域から望遠域までの焦点距離に対応した望遠ズームレンズ。最短撮影距離は0.22mです。被写体に近づいたハーフマクロ撮影も行えます。

AF駆動には「リニアモーターフォーカス機構VXD」を採用。高精度かつスピーディーなAFを実現します。狙った被写体を捉え続ける動体追従性も高く、野生動物や子供など、予測できない動きをする被写体を撮影するときにもおすすめです。

外部からの水滴侵入を防ぐ簡易防滴構造や、持ち運ぶときにレンズの自重落下を防ぐズームロック機構など、細かい設計にもこだわっています。

▼撮影イメージ

タムロン(TAMRON) 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 Model A065

タムロン(TAMRON) 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 Model A065
対応マウントα Eマウント系焦点距離70~180 mm
開放F値F2.8手ブレ補正機構
重量855 g最大径x長さ83×156.5 mm

携行性と描写力を両立させた大口径望遠ズームレンズ。望遠側を180mmで設定することで、小型・軽量を実現しているのが特徴です。開放F2.8通しで、手ブレ補正機構VCも搭載。望遠域や近接撮影時の手ブレを抑えられます。

15群20枚のレンズ構成を採用。XLDレンズやGMレンズなどを緻密に配置することで色収差など諸収差を補正し、高い解像性能を発揮します。BBAR-G2コーティングがゴーストやフレアを抑え、鮮明な描写を実現。スナップやポートレード撮影など、さまざまなシーンに適しています。

リニアモーターフォーカス機構VXD搭載により、高速かつ高精度なAFも実現。動体追従性も向上しており、スポーツや動きのある被写体撮影におすすめです。

▼撮影イメージ

オーエムシステム M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

オーエムシステム M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
対応マウントマイクロフォーサーズマウント系焦点距離100~400 mm
開放F値F5-6.3手ブレ補正機構
重量1120 g最大径x長さ86.4×205.7 mm

フルサイズ換算で200~800mm相当の超望遠撮影を実現する、小型軽量ズームレンズ。幅広い望遠域をカバーしながら、持ち運びやすいサイズに仕上げられています。別売のテレコンバーターを使用すると最大1600mm相当までの超望遠撮影が可能です。

超望遠でありながら小型化を両立した優れた光学設計を採用しています。ズーム全域で高い描写性能を発揮し、細部までクリアに捉えられるのがおすすめポイントです。さらに、迫力のあるテレマクロ撮影も楽しめます。

防塵・防滴性能を備え、さまざまなフィールドで安心して使用可能。超望遠領域でも良好なAF性能を実現し、快適に被写体を捉えられます。また、レンズ内手ぶれ補正機能により、超望遠撮影でも安定した撮影が可能です。

富士フイルム(FUJIFILM) XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

富士フイルム(FUJIFILM) XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR 2021
対応マウントXマウント系焦点距離70~300 mm
開放F値F4-5.6手ブレ補正機構
重量580 g最大径x長さ

超望遠域をカバーしながら、ハーフマクロ相当の近接性能を実現した望遠ズームレンズです。日常のスナップ撮影や風景撮影、ポートレート撮影など、多彩な撮影が可能です。1本あれば、幅広く活用できます。

ズームレンズながらコンパクト化・軽量化を実現。撮りたいと思った瞬間にすぐカメラを取り出して撮影を行えます。長時間の撮影時でも腕に負担がかかりにくく、使いやすさも良好です。

5.5段の手ぶれ補正機能を内蔵しています。三脚を使えない環でも手ぶれを抑えられるのがポイントです。

▼撮影イメージ

望遠レンズのおすすめ|単焦点レンズ

キヤノン(Canon) RF85mm F2 MACRO IS STM

キヤノン(Canon) RF85mm F2 MACRO IS STM 2020
対応マウントキヤノンRFマウント系焦点距離85 mm
開放F値F2手ブレ補正機構
重量500 g最大径x長さ78×90.5 mm

キヤノンRFマウントに対応するフルサイズ用の中望遠単焦点レンズです。家族やペットの撮影にも使いやすい焦点距離を採用。手頃な価格ながら開放F2の明るさが作り出すボケ味も楽しめるので、ポートレート入門用の望遠レンズとしてもおすすめです。

小さな被写体も実物と比べて半分の大きさで記録できるハーフマクロ撮影に対応するのもポイント。ピントを合わせられる最短撮影距離も約35cmと短いため、スナップのほか、花・料理・雑貨などのテーブルフォト撮影にも重宝します。

ハイブリッド補正にも対応する高性能な手ぶれ補正機構を内蔵しているのも魅力。薄暗い室内での手持ち撮影も安定した状態で進められます。フルサイズ対応の望遠レンズとしては、重さ約500g、全長約90.5mmと携帯性も良好です。

▼撮影イメージ

ソニー(SONY) FE 85mm F1.8 SEL85F18

ソニー(SONY) FE 85mm F1.8 SEL85F18 2017
対応マウントα Eマウント系焦点距離85 mm
開放F値F1.8手ブレ補正機構
重量371 g最大径x長さ78×82 mm

ソニーEマウントに対応するフルサイズ用の大口径中望遠単焦点レンズです。ポートレート撮影で人気のある焦点距離85mm(フルサイズ換算)を採用。開放F1.8の明るさも備えながら、フルサイズ用としては価格が安いので、最初の望遠レンズとしてもおすすめです。

重さ約371g、全長約82mmと携帯性や取り回しに優れているのもポイント。防塵・防滴に配慮した設計によって、急な天候の変化にも対応可能です。任意機能の割り当ても可能な「フォーカスホールドボタン」も搭載しています。

AF駆動機構に「ダブルリニアモーター」を採用しているのも魅力。動画撮影でも静かで反応のよいAFが利用できます。なお、本望遠レンズをAPS-C機に装着すると127.5mm相当の画角になり、より物語性を強めたポートレート演出が可能です。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 85mm f/1.8 S 2019
対応マウントニコンZマウント系焦点距離85 mm
開放F値F1.8手ブレ補正機構
重量470 g最大径x長さ75×99 mm

ニコンZマウントに対応するフルサイズ用の大口径中望遠単焦点レンズです。フルサイズ換算で焦点距離85mmで、開放F1.8が生み出すこだわりのボケ味を楽しめるのが特徴。ワンランク上の画質で本格的なポートレート写真の作品撮りを行いたい方におすすめです。

S-Lineの望遠レンズとして、優れた反射低減技術「ナノクリスタルコート」が施されているのもポイント。逆光のシーンでもクリアに撮影可能です。「マルチフォーカス方式」の採用によって、近接距離から無限遠まで高解像な描写を実現しています。

重さ約470g、全長約99mmと携帯性も良好。片手でも軽快に撮影できます。鏡筒の「コントロールリング」に任意の機能を割り当てることで、操作性のカスタマイズにも対応。また、防塵・防滴に配慮して設計されています。

▼撮影イメージ

シグマ(SIGMA) 56mm F1.4 DC DN | Contemporary

シグマ(SIGMA) 56mm F1.4 DC DN
対応マウントα Eマウント系焦点距離56 mm
開放F値F1.4手ブレ補正機構
重量280 g最大径x長さ66.5×59.5 mm

APS-Cミラーレス一眼用に設計された大口径中望遠単焦点レンズです。フルサイズ換算で84mm相当の画角に対応。重さ約285g、全長約57.5mmと小型軽量なので、スナップやポートレートなど普段使い用の望遠レンズとしてもおすすめです。

開放F1.4の明るさが作り出す豊かなボケが手軽に楽しめるのもポイント。優れた光学技術とカメラ内収差補正機能を併用することで、画質特化のArtレンズに匹敵する描写力も体感可能です。ワンランク上の高画質がリーズナブルに楽しめます。

対応マウントが豊富なのも魅力。APS-Cミラーレス用はソニーE・ニコンZ・富士フイルムX・ライカLなどから選択できます。さらに、マイクロフォーサーズ対応モデルの用意もあり、換算112mm相当の中望遠レンズとして使用可能です。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
対応マウントマイクロフォーサーズマウント系焦点距離75 mm
開放F値F1.8手ブレ補正機構
重量305 g最大径x長さ64×69 mm

美しいボケ味とシャープな描写力が魅力の中望遠単焦点レンズ。F1.8の明るい開放から抜けのよいキレのある描写力を発揮するほか、口径食の少ない円形ボケで被写体を印象的に浮かび上がらせます。35mm判換算で焦点距離150mm相当とポートレート撮影にぴったりです。

ZEROコーティングを採用し、ゴーストやフレアを抑えているのが魅力。MSC機構により高速かつ静かなピント合わせが可能です。静止画だけでなく動画撮影でも快適に使えます。金属外装の上質な仕上がりも特徴です。

マニュアルフォーカスでの操作性もよく、繊細なピント調節が可能。舞台やスタジオ撮影、屋内スポーツなど幅広いシーンにおすすめのレンズです。

▼撮影イメージ

パナソニック(Panasonic) LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S. H-HS043

パナソニック(Panasonic) LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S. H-HS043 2015
対応マウントマイクロフォーサーズマウント系焦点距離42.5 mm
開放F値F1.7手ブレ補正機構
重量130 g最大径x長さ55×50 mm

マイクロフォーサーズに対応する大口径中望遠単焦点レンズです。ポートレートや猫などの撮影に使いやすい換算85mm相当の画角を採用。重さ約130g、全長約50mmと小型軽量で価格も安いので、初心者向けの望遠レンズとしてもおすすめです。

開放F1.7の明るさを持つのもポイント。ボケにくいといわれるM4/3機でも、美しいボケ味が手軽に楽しめます。コンパクトボディには手ぶれ補正機構も内蔵。明るい開放F値と併用すれば、夜景を背景にしたポートレート撮影も手持ちで行えます。

最短撮影距離が31cmと短いのも本望遠レンズの魅力。カフェやレストランで提供された料理も椅子に座ったまま撮れるため、テーブルフォト撮影にも重宝します。

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