自宅でおいしいコーヒーを楽しむのに活躍する「コーヒーキャニスター」。コーヒーキャニスターを使えば、コーヒー豆の大敵である空気・湿気・紫外線などを遮断できるため、豆本来の風味と香りをより長く保てます。
そこで今回は、コーヒーキャニスターのなかからおすすめのアイテムをピックアップ。選ぶ際のポイントも解説します。本記事を参考に、自分にぴったりなコーヒーキャニスターを見つけてみてください。
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- 目次
- コーヒーキャニスターを使うメリット
- コーヒーキャニスターのおすすめメーカー
- コーヒーキャニスターのおすすめ|真空タイプ
- コーヒーキャニスターのおすすめ|変位タイプ
- コーヒーキャニスターのおすすめ|密閉タイプ
- コーヒーキャニスターの選び方
コーヒーキャニスターを使うメリット
コーヒーキャニスターとは、コーヒー豆の保存に適した密閉性の高い保存容器のこと。フタにシリコンパッキンが付いたモノや容器を真空状態にできるモノ、UV加工付きのモノなど、コーヒー豆のおいしさを保つ工夫が施されたアイテムが多彩に展開されています。
コーヒー豆は保存環境の影響を受けやすく、酸素・湿度・紫外線・高温などで劣化し、風味が損なわれてしまうデリケートな食品。コーヒーキャニスターを用いれば、さまざまな劣化の要因を防げ、コーヒー豆の鮮度をより長く保てるのがメリットです。
素材やサイズのバリエーションが豊富で、用途に合わせて選びやすいのもポイント。デザインにこだわったアイテムも多く、コーヒータイムを彩るおしゃれなインテリアとしても活躍します。
コーヒーキャニスターのおすすめメーカー
ハリオ(HARIO)
「ハリオ」は、東京に本社を置く老舗の耐熱ガラスメーカーです。天然素材を使用して国内生産する独自の耐熱ガラス「HARIO Glass」を用いた質の高い製品が人気。コーヒー関連器具のラインナップが豊富で、多くのコーヒーファンに支持されています。
ハリオのコーヒーキャニスターは、耐熱ガラスを本体に使った機能美あふれる製品や、アウトドアシーンにも重宝する携帯性に優れた製品など多彩に展開。シンプルな形状で、手入れしやすいのもポイントです。
ニトリ(NITORI)
北海道発の大手インテリアメーカー「ニトリ」。「お、ねだん以上。」のキャッチコピーのもと、品質と価格にこだわった便利でコスパのよい製品が、家具・家電・生活雑貨・キッチン用品とさまざまなジャンルで展開されています。
ニトリのコーヒーキャニスターは、手に取りやすいリーズナブルな価格と、多様な空間になじむシンプルなデザインが魅力。プラスチック・耐熱ガラス・磁器など素材のバリエーションが豊富なので、用途や好みに合わせて選べます。
ゼロジャパン(ZEROJAPAN)
「ゼロジャパン」は、陶磁器の生産量日本一の岐阜県土岐市にある陶器メーカーです。機能美あふれるデザインと職人技が生み出すクオリティーの高さが特徴。世界46ヵ国の方々に愛用されています。
ゼロジャパンのコーヒーキャニスターは、密閉性に優れた保存性能と、シンプルでおしゃれな佇まいが魅力。長く愛用できるアイテムを探している方にもおすすめです。
コーヒーキャニスターのおすすめ|真空タイプ
アンコムン(ANKOMN) ダイアル式真空保存容器ターンシール 0.6L
手軽に真空保存ができるコーヒーキャニスターです。上部のダイヤルを左右に数回ひねるだけで、容器内の空気を排出。しっかり脱気されると付属の真空インジケーターが凹む仕様なので、真空状態をひと目で確認できます。
容器は半透明のUVカットタイプで、酸化の原因となる紫外線をカット。コーヒー豆の鮮度を長く保てます。容量は600mlで、約200gのコーヒー豆を保存可能。なお、粉状の食品の直入れには不向きのため、コーヒー粉を保存する際は袋ごと入れましょう。
スタッキングが可能なので、収納性を重視してコーヒーキャニスターを選びたい方にもおすすめです。
ベルライフ(BELLELIFE) 自動真空キャニスター 550ml
幅広い用途で使える真空タイプのコーヒーキャニスターです。コーヒー豆をはじめとした固形物に加え、野菜や果物、コーヒー粉など粉状の食品も保存可能。作り置き料理の保存や食材の下味付けの容器としても応用できるなど、汎用性の高さがポイントです。
フタの中央に大きいボタンを配置しており、連続で押してボタンがしっかり沈んだら容器内が真空状態になる仕様。小さいボタンを押せば空気が入り込み、密閉を解除できます。フタの開閉に手間がかからないのが魅力です。
本体素材には耐冷性・耐熱性に優れた強化ガラスを採用。冷蔵庫で食品や料理を保存したい方にもおすすめです。煮沸消毒や食洗機に対応しているため手入れは簡単で、長く衛生的に使えます。
ミアー(MiiR) コーヒーキャニスター
容器の内側にアコーディオン構造の弁を採用したコーヒーキャニスターです。本体に内ブタを押し込み、ハンドルを倒すだけで密閉可能。手間なく真空状態を作れ、お気に入りのコーヒー豆を新鮮に保てます。
本体素材には、18/8メディカルグレードのステンレススチールを採用。金属特有のニオイや味を予防できます。表面には摩耗に強いハードシェルパウダーコートが塗装されており、優れた耐久性も魅力です。
自宅用としてだけでなく、旅行などでコーヒー豆を持ち運びたいときにも使いやすい仕様。キャンプなどのアウトドアシーンにもおすすめです。
フェロー(Fellow) アトモス真空キャニスター
ころんとした見た目がかわいい、真空タイプのコーヒーキャニスターです。フタをひねるだけの簡単操作で容器内を真空状態にできるのに加え、気になる湿気も同時に除去できる点がおすすめ。保存性の向上を実現しています。
コーヒー豆だけでなく、食品も入れられる保存容器として使えるのがポイント。容量は400ml・700ml・1200mlの3種類が展開されているので、用途に合ったサイズを選べます。
Minidiva 真空キャニスター 950ml
ワンタッチで簡単に扱える、真空タイプの電動式コーヒーキャニスターです。内蔵のセンサーが常に容器内の空気圧を検知し、自動で適した真空状態をキープ。回転式で設定しやすい保存日レコード機能を備えており、シールやメモ書きを貼る必要はありません。
本製品はUSB充電式で、約2000mAhの大容量バッテリーを搭載。フル充電で約250~300回真空状態を作ることができ、充電の手間を減らせるのがポイントです。
コーヒー豆以外に、幅広い食品が保存できる点も魅力。湿気に弱いナッツや菓子類のほか、野菜・果物なども保存できます。汎用性の高いコーヒーキャニスターを求める方におすすめです。
コーヒーキャニスターのおすすめ|変位タイプ
富士商(Fujisho) Felio エアリデューサー スリム M 900cc F9483
軽量で扱いやすく、密閉性にも優れた変位タイプのコーヒーキャニスターです。コーヒー豆をガラス容器の本体に入れたら、上ブタで空気を抜きながら密封するだけと、使い方は簡単。空気を排出することで酸化や湿気を防ぎ、鮮度をキープします。
ナッツ・菓子類・乾物なども保存できるほか、液体を入れてもこぼれにくい設計のため、漬物や果実酒作りにも応用可能。ニオイ移りが少なく、幅広い用途で使いやすい点がおすすめです。
コーンズ(CORNES) プレパラ イヴァーク M ロングハンドル 2044PP09-EDSBKR
アメリカ発のキッチンツールブランドが手がける、変位タイプのコーヒーキャニスターです。フタにエアバルブを備えており、軽い力でハンドルを押し下げるだけで容器内の空気を排出。フタを開ける際もハンドルを引き上げるだけと、シンプルな操作性が特徴です。
容量は約680mlで、約200g程度のコーヒー豆を保存できます。また、シリアルや菓子類などの保存にもおすすめ。食品に触れる部分はガラス製とステンレス製で、ニオイ移りを気にせず使えるのもポイントです。
プラネタリーデザイン(PLANETARY DESIGN) AIRSCAPE ステンレス コーヒーキャニスター
特許取得済みの革新的なエアスケープ・バルブ付きのフタを備えた、変位タイプのコーヒーキャニスターです。容器内の空気を溜め込まずにしっかり排出することで、コーヒーの酸化を防いで新鮮な香りを長期間キープします。
コーヒー豆に加え、乾燥パスタなどの保存にも適しています。本体素材には高耐久の18/8ステンレススチールを採用。手入れがしやすく、ニオイ移りが気にならないのもおすすめポイントです。
関根桐材店 桐CUBE コーヒーキャニスター2個セット
デザイン性・機能性ともに優れた、木製のコーヒーキャニスターです。素材には国産の桐のみを使用。塗装には柿渋を用いており、強度と抗酸化作用を向上しています。
桐材は気密性が高く、外気温や湿度、紫外線などの影響を受けにくいと謳われているのが特徴です。容器内を外部と遮断することで、コーヒー豆の鮮度をしっかりキープします。
容器のサイズは約幅11×奥行11×高さ11cmの四角型で、1個に約200gのコーヒー豆を保存可能。コーヒー豆のほか、日本茶や紅茶、ハーブティーの保存にもおすすめです。プレゼントとしてコーヒーキャニスターを選びたい方もチェックしてみてください。
コーヒーキャニスターのおすすめ|密閉タイプ
ハリオ(HARIO) 珈琲キャニスターM MCNR-200-B
シンプルで密閉性の高いコーヒーキャニスターです。容器にコーヒー豆を入れたらツマミを上げた状態のフタを被せ、あとはツマミを下げるだけで容器の密閉は完了。コーヒー豆やコーヒー粉のほか、茶葉などの保存にも適しています。
容器のサイズは径9.9×高さ14.2cmで、約200g保存可能。本体は耐熱ガラス製で、耐久性にも優れています。透明で内容物が見える設計のため、残量の確認は簡単。複数個揃えてキッチンをおしゃれにディスプレイしたい方にもおすすめです。
ハリオ(HARIO) コーヒーキャニスター50G Zebrang ZB-CC-50B
天候やアウトドア環境に左右されず、さまざまなシーンで使いやすいコーヒーキャニスターです。密閉性に加え、優れた遮光性と携帯性も実現。外観はおしゃれなブラックボディで、フタにはブランドロゴがプリントされています。
容器のサイズは幅7.2×高さ6.2cmで、重量は72gと軽量。約50gのコーヒー豆を保存できます。片手でも持ちやすいサイズ感で、収納や持ち運びにもおすすめです。
容器は内ブタ付きで、開けた際のコーヒー豆の飛び散りを予防。フタが密閉されると、ポンと音が鳴る仕様もポイントです。
ニトリ(NITORI) 2WAYワンプッシュキャニスター 中ふた
片手でワンプッシュで開けられる、使い勝手のよいコーヒーキャニスターです。容器だけでなく、フタにも透明タイプを採用しているのがポイント。全方向からひと目で中身を確認しやすい設計です。
リーズナブルな価格で、豊富なサイズ展開も魅力。容量は590~1800mlまで展開しており、複数個揃えれば統一感のある収納もできます。コーヒー豆・シリアルなどのほか、雑貨や文具の収納にもおすすめです。
ニトリ(NITORI) ガラスキャニスター 600ml STM-600
内容物がわかりやすい、小窓付きのコーヒーキャニスターです。容器の外側とフタの素材はスチール、内側にはガラスを採用しています。
容量は600mlで、コーヒー豆や紅茶のほか、砂糖・塩などの調味料の保存にもぴったり。カラーバリエーションはホワイト・ブラックの2色で、色違いで揃えると統一感のある収納も可能です。
ゼロジャパン(ZEROJAPAN) コーヒーキャニスター200 CO-200
豊富なカラーバリエーションを展開している、おしゃれな陶器製のコーヒーキャニスターです。すべてのカラーに釉薬を用いており、やさしい色合いを美しく表現しています。
密閉性や遮光性に優れ、コーヒー豆以外にも幅広い食品を保存可能。手になじみやすいラウンドフォルムで、インテリアとしても活躍します。デザイン性も良好なおすすめのコーヒーキャニスターです。
山崎実業 バルブ付き密閉コーヒーキャニスター タワー 6907
箱型のおしゃれな外観が特徴のコーヒーキャニスターです。コーヒー粉を入れてバルブをワンプッシュするだけで、フタを簡単に密閉。コーヒーの酸化を防げます。容器のサイズは約幅18.4×奥行9.2×高さ15.4cmで、たっぷり約500gのコーヒー粉を保存可能です。
付属のコーヒーメジャーは、容器の底の形にぴったりフィットする形状を採用。最後の1杯までコーヒー粉をきれいにすくいやすい設計です。また、スプーンには角度がついており、一杯分をはかりやすいのがポイント。手間なくコーヒーを楽しめます。
パーツはそれぞれ分解して丸洗いできるので、衛生面を重視してコーヒーキャニスターを選びたい方にもおすすめ。カラーはホワイト・ブラックの2色が展開されています。
山崎実業 陶器キャニスター トスカ 3428
ヴィンテージ加工が施されたおしゃれな風合いのコーヒーキャニスターです。陶器ならではの独特なぬくもりに、天然木のナチュラルな雰囲気をプラス。北欧風インテリアにもおすすめです。
フタはシリコン製のストッパー付きで、優れた機能性も併せ持っているのがポイント。本体のデザインはコーヒーのほか、シュガー・ソルトも展開しており、内容物に合わせて統一感のある収納が可能です。
キントー(KINTO) TOTEM キャニスター 800ml 28601
キッチンやダイニングをおしゃれに演出するコーヒーキャニスターです。本体は大きくカーブを描いた形の耐熱ガラス製で、フタはしっとりとした質感のあるステンレス製を採用。素材それぞれの持つ魅力をスタイリッシュに引き出したフォルムが特徴です。
フタの形状はフラットながらフチがわずかに反り上がっているため、開閉時の指がかりがスムーズ。スタッキングの安定感も実現しています。フタにはシリコンパッキンが付いており、優れた密閉性も備えている点がおすすめです。
キントー(KINTO) SCS コーヒーキャニスター 600ml 27668
直射日光を遮断できる、磁器製のコーヒーキャニスターです。外気温の影響を受けにくく、コーヒーの風味を長く保ちやすいのがポイント。フタの内側にはシリコンパッキンを備えており、優れた密閉性も実現しています。
落ち着いた色合いとゆるやかなフォルムは、ヴィンテージ家具や観葉植物がある空間のアクセントにもおすすめ。インテリアとしても活躍するコーヒーキャニスターを探している方はチェックしてみてください。
ナルゲン(nalgene) コーヒー豆キャニスター 150g 91285
高い気密性が特徴のコーヒーキャニスターです。広口の500mlボトルはペーパードリップのマーク入りで、150gのコーヒー豆をぴったり保存可能。パッキンなしでも漏れにくいと謳っています。
本体の素材には高品質のプラスチックを採用。ボトルには計量に役立つml・gの目盛りが記載されており、調味料や米も保存できるほか、飲料をそのまま入れて持ち運びもできます。
アンコムン(ANKOMN) 密閉容器エバーロック 1.2L
ダイヤル式を採用した密閉タイプのコーヒーキャニスターです。セットしてダイヤルを右へ45°ひねるだけで密閉完了。空気を抜くことで容器内をわずかな減圧状態にし、フタと容器を密着させる設計を用いています。
容量は1200mlで、コーヒー豆・コーヒー粉を約400g保存可能。ほかにも、さまざまな食品の鮮度を長くキープできます。
パーツをそれぞれ分解し、丸洗いで手入れできるのもポイント。衛生面にこだわりたい方もチェックしてみてください。
カリタ(Kalita) コーヒーキャニスター All Clear Bottle 300 44272
本体・フタともに透明で中身が確認しやすいコーヒーキャニスターです。おしゃれにディスプレイできるほか、密閉性に優れている点もおすすめ。フタにはパッキンが付属しています。
計量に役立つ専用のメジャーカップ付きなのもポイント。すり切り1杯で約10gのコーヒーを素早くはかれます。広口で手入れがしやすいのも魅力です。
下村企販 珈琲考具 コーヒーキャニスター大 200g
マットな質感のステンレスボディがおしゃれなコーヒーキャニスターです。日本を代表する「モノづくりの街」として知られる、燕三条地域で作られています。熟練の職人が手がける品質の高さが魅力です。
内ブタがぴったり密着する設計により、優れた密閉性を実現。加えて、高い遮光性を併せ持っているのもポイントです。フタ部分は、汚れが溜まりにくいよう凹凸が少ない形状になっており、手入れは簡単に行えます。
容器のサイズは径7.9×高さ18.2cmで、片手でも持ちやすいサイズ感が特徴。約200gのコーヒー豆を保存できます。
大石アンドアソシエイツ コレス PORCELAIN CANISTER C820BK
使いやすさと美しいデザイン性を兼ね備えた、国産のコーヒーキャニスターです。カラーは深みのあるブラックで、遮光性に優れているのがポイント。フタはパッキン付きで密閉性が高く、コーヒー豆の鮮度をしっかりキープします。フタは段差のついた形状で指がかりがよく、開閉がスムーズに行いやすい設計です。
シンプルで直線的なフォルムが特徴。フタ・本体ともに同じ素材を採用しています。磁器ならではのあたたかみのある質感に加え、ほどよい存在感もある佇まいで、インテリアのアクセントにもぴったりです。
マーナ(marna) コーヒー計量キャニスター Ready to K769
計量スプーンなしですぐ使えるコーヒーキャニスターです。本体をひと振りすれば、約12gを計量可能。本体を逆さまにすることで1杯分が溜まり、向きを戻すと注ぎ口下のスペースに1杯分が移動する仕組みを採用しています。
容量は約520mlで、中細挽きのコーヒー豆で約160g保存可能。広口なのでコーヒーの詰め替えがしやすく、手入れも簡単に行えます。忙しい朝にさっとコーヒーを飲みたい方や、キャンプなどに持ち運びたい方にもおすすめです。
野田琺瑯(NODA HORO) TUTU M TU-11
シンプルかつ上質なデザインの、ホーロー製のコーヒーキャニスターです。シールフタとホーローフタの二重構造により、容器内を乾燥や湿気から守ります。香りを逃がさず保存できるのに加え、容器へのニオイ移りを気にせず使えるのもポイントです。
コーヒー豆のほか、茶葉や調味料、ショートパスタなどの食品も保存可能。ホワイトボード用のペンで直接書き込みができるので、内容物や保存日のメモをおしゃれに残したい方にもおすすめです。
藤芸(TOUGEI) コーヒーキャニスター ビーチ MTCA90BE-CF
天然木ならではのやさしい風合いが特徴のコーヒーキャニスターです。キッチンやリビングにナチュラルな雰囲気を加えたい方におすすめ。デザインはコーヒー・シュガー・ソルト・ティーの4種類に加え、無地も展開しています。
フタはシリコンパッキン付きで、逆さまにしても中身が落ちにくい優れた密閉性を実現。フタや本体、パッキンは丸洗いできるため、手入れは簡単です。容量は約250mlで、約125g程度のコーヒー豆を保存できます。
コーヒーキャニスターの選び方
フタのタイプをチェック
真空タイプ
コーヒー豆を長期間保存したい方には、気密性に優れた「真空タイプ」のコーヒーキャニスターがおすすめです。フタ部分に空気を排出する機能が搭載されており、容器内を真空密閉状態にできるのが特徴。コーヒー豆の酸化を防げるため、鮮度と風味が長持ちします。
市販されている真空タイプは、大きく分けると電動式と手動式の2種類。いずれもボタンをワンプッシュしたり、ダイヤルを回したりなどの簡単な操作で手軽に脱気できるモノが多く、日常使いしやすいのもメリットです。
なお、真空タイプはフタをパーツごとに分けて洗浄したり、やわらかな布でゴミや汚れを拭き取ったりなど、こまめなメンテナンスが必要な場合もあるので留意しておきましょう。
変位タイプ
「変位タイプ」とは、フタの位置を自由に変えられるコーヒーキャニスターのこと。フタ部分に空気を吐出する機能が搭載されており、コーヒー豆の残量に合わせて押し下げるだけで手軽に容器内の空気を抜けるのが特徴です。
コーヒー豆を余分な空気に触れない状態で密閉保存でき、酸化を極力防いで鮮度を保てるのがメリット。コーヒー豆を取り出す際はハンドルを上に引き上げるだけと、操作が簡単なのもポイントです。
変位タイプは余分な空気を抜く仕様で、真空タイプのようにキャニスター内を真空状態にできるわけではないことに留意しておきましょう。
密閉タイプ
コーヒーキャニスターでスタンダードなのが「密閉タイプ」。シリコンパッキン・バルブが付いたフタや二重フタなどで容器内を密閉でき、コーヒー豆が外から入り込む空気・湿気に触れるのを防げるのが特徴です。
比較的リーズナブルな価格で、素材・デザイン・サイズなどが豊富に展開されているのもポイント。凹凸の少ないシンプルな構造とパーツで手入れしやすいモノも多く、衛生的に使いやすいのもメリットです。
しかし、密閉タイプは容器内の空気を吐出できず、ほかのタイプと比べコーヒー豆が空気に触れやすいため長期保存には不向き。コーヒー豆を少量ずつ購入する方や消費が早い方などにおすすめです。
素材をチェック
ガラス製
「ガラス製」のコーヒーキャニスターは、優れた密閉性により、コーヒー豆の劣化を引き起こす酸素や湿気などを防げるのが特徴。容器からのニオイ移りが少なく、コーヒー豆本来の香りをキープしやすいのもメリットです。
透明なのでコーヒー豆の残量もひと目で確認できて便利。シンプルなデザインのアイテムが多く、さまざまなテイストの空間になじみやすいため、おしゃれなインテリアとしても活躍します。
しかし、ガラス製はクリアな素材なので遮光性には優れません。直射日光などの光が当たらないよう、冷暗所に保存するのがおすすめです。
ステンレス製
「ステンレス製」のコーヒーキャニスターは、丈夫で扱いやすく、密閉性と遮光性に優れているのがメリット。容器内へ太陽や蛍光灯などの光を通さないため、酸素・湿気に加えて紫外線によるコーヒー豆の劣化を防げます。
置いた空間で存在感を放つ、無機質でスタイリッシュな質感も魅力のひとつ。洗練されたデザインのアイテムも豊富なので、コーヒーキャニスターの見た目にこだわる方にもおすすめです。
なお、ステンレス製は、特有の金属臭がコーヒー豆へ移ってしまう場合もある点に留意しておきましょう。
ホーロー製
コーヒー豆の鮮度と香りを守りたい場合には、「ホーロー製」のコーヒーキャニスターがおすすめ。ホーローとは、金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた素材。表面がガラスのため、コーヒー豆にニオイが移りにくいのが特徴です。
ニオイや汚れも付きにくいので雑菌が繁殖しにくく、衛生的に使いやすいのもポイント。加えて、遮光性が高く、紫外線を遮断できるのもメリットです。
ホーロー製のモノは、落としたりぶつけたりして強い衝撃を与えると割れや欠けが生じる場合があるため、取り扱いには注意しましょう。
陶器製
光によるコーヒー豆の劣化を防ぎたい方には、遮光性に優れた「陶器製」のコーヒーキャニスターがおすすめ。密閉性が高いうえ比較的ニオイ移りもしにくく、コーヒー豆本来の香りを長く保ちやすいのがメリットです。
土が醸し出す素朴でやさしい風合いも陶器ならではの魅力。インテリア性に優れており、ディスプレイすれば、置いた空間にこなれたおしゃれ感とぬくもりをプラスできます。
なお、陶器製は厚みと重量のあるアイテムが多いのが留意点。衝撃に弱く割れやすい素材なので、扱いには注意が必要です。
プラスチック製
「プラスチック製」のコーヒーキャニスターは軽量かつ丈夫で、日々のコーヒータイムで扱いやすいのが特徴。コンパクトなモノなら持ち運びしやすく、キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでコーヒーを楽しみたい場合にも重宝します。
比較的リーズナブルな価格のアイテムが豊富に展開されているのもメリット。コスパ重視の方や、コーヒーキャニスターの使い勝手を試してみたい初心者の方などにもぴったりです。
しかし、透明で無加工の製品は、遮光性の低さがデメリット。紫外線によるコーヒー豆の劣化を抑えたい場合には、UV加工素材を用いたモノなどを選んでおくのがおすすめです。
木製
ナチュラルな風合いを好む方には「木製」のコーヒーキャニスターがおすすめです。美しい木目とやわらかな色味、天然木ならではのぬくもりのある質感が魅力。和洋問わずさまざまな空間と相性がよく、コーヒータイムを上質かつ上品に彩ります。
木には調湿機能があり、コーヒー豆を余計な湿気から守る効果が期待できるのもポイント。密閉性と遮光性が高いので、酸素や光による劣化も防げます。
木製のコーヒーキャニスターには国産桐などを用いて熟練の職人が仕立てるハンドメイド品も多く、価格が高めな製品も展開されています。予算に合わせて選んでみてください。なお、木特有の香りがコーヒー豆に移ってしまう場合がある点も押さえておきましょう。
サイズをチェック
コーヒーキャニスターはサイズ選びも重要なポイント。コーヒー豆は焙煎後2週間頃から鮮度が落ち、開封後の賞味期限は1ヵ月ほどといわれています。消費量に合わせて2週間~1ヵ月程度で飲みきれる量が入るサイズを選ぶのがおすすめです。
一般的に、コーヒー1杯に必要な豆の量は12g前後なので、毎日1杯ずつ飲む方なら2週間分の消費量は170g程度。コーヒー豆100gの体積は約300mlに値するため、コーヒーキャニスターは容量600~700ml程度のモノが適しています。
なお、コーヒー豆は銘柄や等級などで大きさが異なるので、さまざまな種類のコーヒーを飲む方は少し余裕があるサイズを選んでおくと安心。購入時のパッケージごとキャニスターへ入れたい場合にもスマートに収まります。
ただし、容器内の余った空間にこもる空気が酸化の要因となってしまうため、あまりにも大きすぎるサイズは避けた方が無難です。
遮光性をチェック
太陽や蛍光灯の光に含まれる紫外線もコーヒー豆の劣化を引き起こす要因のひとつ。そのため、コーヒーキャニスターを選ぶ際には遮光性も忘れずにチェックし、できるだけ光を通しにくいアイテムを選びましょう。
さまざまな素材のなかでも、ステンレス・ホーロー・陶器・木は遮光性が高く、コーヒー豆の長期保存にぴったり。また、本体表面にUVカット加工が施された製品も紫外線を防げるのでおすすめです。
手入れのしやすさをチェック
コーヒーキャニスターは食品を入れるモノなので、衛生面も考慮したいポイント。広口や凹凸の少ない構造で洗いやすいモノ、パーツを細かく分解できてすみずみまで洗えるモノなど、手入れしやすく清潔に使用し続けられる製品を選んでおくのがおすすめです。
なお、コーヒー豆は湿気も大敵。コーヒーキャニスターに水分が残っているとコーヒー豆の鮮度が落ちてしまうため、手入れしたあとはよく水気を拭き取りしっかりと乾かしてから使うようにしましょう。
コーヒーの鮮度と風味を保つコーヒーキャニスター。購入時はフタのタイプや素材に注目し、できるだけ密閉性と遮光性の高いアイテムを選ぶのがおすすめです。コーヒーの消費量に合わせてサイズも要チェック。自分にぴったりなコーヒーキャニスターを見つけて、お気に入りのコーヒーをよりおいしく楽しみましょう。