DIYだけでなく、アウトドアや庭木のお手入れでも活躍する「のこぎり」。なかには、幅広い素材の切断ができる製品もあり、不用品の解体時にも便利です。
携帯しやすい折りたたみ式や、メンテナンスしやすい替え刃式のモノなどさまざまな製品が販売されており、どれを購入すべきか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、おすすめののこぎりをご紹介。選び方のポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- のこぎりの基礎知識を解説
- のこぎりの選び方
- のこぎりのおすすめ|両刃のこぎり
- のこぎりのおすすめ|胴付きのこぎり
- のこぎりのおすすめ|アゼ挽きのこぎり
- のこぎりのおすすめ|回し挽きのこぎり
- のこぎりのおすすめ|折込みのこぎり
- のこぎりのおすすめ|万能のこぎり
- のこぎりの売れ筋ランキングをチェック
- 番外編:本格的な切断作業を行うなら電動のこぎりがおすすめ
- 番外編:のこぎりの使い方と注意点
- 番外編:のこぎりのお手入れ方法
のこぎりの基礎知識を解説
のこぎりは金属部分の「のこ身」と、持ち手部分である「柄」によって構成されているのが特徴。のこ身のうち、木材や金属などを切断する刃がある部分を「刃渡り」、刃渡りの先端を「先」または「頭」、根本を「元」と呼びます。
刃は正面から見た際に、先端が左右交互に開いており「アサリ」と呼ばれています。のこ身の厚みより切り幅を広く、素材との間に隙間を作れるのがポイント。これにより、切断時の摩擦が軽減されることで切断しやすくなります。また、切りくずが外に出されるため、切断中に引っかかって詰まるのを予防可能です。
また、のこぎりの刃ひとつひとつを「目」または「歯」、目と目の間を「ピッチ」といい、ピッチが小さく目が細かなモノほど切断面がきれいに仕上がります。なお、「寸目」の表記があるモノは、数字が小さいほど目が細かいという意味になるので、あわせてチェックしてみてください。
のこぎりの選び方
作業用途に適した種類をチェック
木材を真っ直ぐ切るなら「両刃のこぎり」
両刃のこぎりは、縦引き用と横引き用の2種類の刃が、上下に付いているのが特徴です。繊維や木目に沿って平行に切るときは目が大きい縦引き用を、繊維や木目に対して垂直に切るときは目が細かい横引き用を使います。木材を真っ直ぐに切れて便利です。
素材に合わせて使い分けられるため、1本持っていると幅広いシーンで使えるのが魅力。ただし、両刃構造なので、サイズが大きく重いモノが多い点には注意が必要です。
緻密な切断作業を行うなら「胴付きのこぎり」
胴付きのこぎりは「導突のこぎり」とも呼ばれており、薄い刃と細かい歯が多く付いている片刃のモノです。のこ刃が薄く不安定なので、背の部分を背金で補強してあるのが特徴。切り幅が狭いうえ、切り口がきれいに仕上がるのが魅力で、主に精密な切断作業に使われます。
また、ささくれが立ちやすい薄い木材の加工にもおすすめ。ただし、背金部分までしか切断ができないため、厚みのある素材の切断には不向きです。
木材を途中から切断する場合は「アゼ挽きのこぎり」
アゼ挽きのこぎりは、刃が曲線状に付いているのが特徴です。両刃のこぎりと同様に縦挽き用と横挽き用の刃が付いています。薄い板材の途中から切り込んでいくことで貫通でき、薄い板材の切り抜きが可能です。
木材を途中から切り抜きたいときだけでなく、細い溝を掘りたいときに便利。ほかにも、板に四角い穴を開けたり、くぼみを掘ったりする際にも活躍します。
曲線状に切断したいなら「回し挽きのこぎり」
回し挽きのこぎりは引き廻しのこぎりとも呼ばれており、非常に細いのこ刃が特徴です。木材に対して垂直に突き立てるようにして使用します。切っている箇所が見やすいため、曲線のカッティングを行いたいときに役立ちます。
また、ドリルを使って板材の中央に穴を開ければ、円や四角に切り抜くこともできるのが魅力。薄い板材や石膏ボードなどに穴を開ける用途で、のこぎりを使いたい方におすすめです。
携帯用として持ち運ぶなら「折込みのこぎり」
折込みのこぎりは、刃の部分が付け根から折りたためるのが特徴です。柄の部分に刃を収納できるため、携帯用として持ち運びやすいのがメリット。刃を保護しながらコンパクトなサイズにでき、省スペースで収納できるのも魅力です。キャンプや登山などのアウトドアでも活躍します。
また、ワンタッチで開閉ができるモノは、不安定な場所でもサッと取り出せて便利。剪定など高所で作業を行う際に役立ちます。
さまざまな用途で使える「万能のこぎり」
万能のこぎりは木材をはじめとして、塩ビ・プラスチック・生木・段ボール・アルミ・鉄などさまざまな素材を切断できるのが特徴。1本あればプラスチックの収納ケースやベビーカー、アルミパイプなど、家庭で不要になった廃棄物の処理を楽に行えるのが魅力です。
木材・プラスチック専用のモノや軽金属専用のモノ、替刃を用いることで幅広い素材を切断できるモノなどがラインナップされています。
刃の長さと重量をチェック
のこぎりを選ぶときは、刃の長さと重量についても確認しておくことが大切です。刃の長さは、切りたい素材の2~3倍大きいモノを選ぶようにしましょう。木工用ののこぎりは、刃渡り210~270mmが主流。初めてのこぎりを購入する方は250mm前後の製品が扱いやすくおすすめです。
なお、より刃渡りが短いモノは細い素材や薄い素材に、長いモノは太い角材などを切断するのに適しています。また、のこぎりの用途に合わせて、重量を考慮して選ぶのも重要。剪定作業やDIYなどをするなら軽量のノコギリを選ぶのがおすすめです。
替え刃式ならお手入れが簡単
のこぎりは、さびたらやすりでメンテナンスが必要。また、研ぎ方が難しいため、切れ味が落ちたときは買い替えなければなりません。
その点、替え刃式ののこぎりは、のこ身のみを交換できるのが特徴です。丸ごと買い直す必要がなく、簡単に新しい刃に交換できます。お手入れが楽にできて便利です。
なかには、同じメーカーの異なる種類の刃を取り付けられるモデルも存在します。切断する素材によって刃を交換すれば幅広い用途で使えるのが魅力です。
特殊な素材を切るなら専用のこぎりをチェック
のこぎりで特殊な素材を切るなら、専用のこぎりを使うのがおすすめです。例えば、プラスチックの切断には「粗大ゴミ解体用のこぎり」が適しています。プラスチックのほかに合板やカーペットなどもカットできるのが特徴。衣装ケース解体にも便利です。
また、金属板や鉄パイプなどの金属を切断するなら「金属用のこぎり」がぴったり。なかには、プラスチックをカットできるモノや、アルミ・銅・真ちゅうに対応しているモノもあります。
なお、木の枝や庭木の剪定をする際には「剪定用のこぎり」を選びましょう。剪定用のこぎりは目が粗いため、木くずが詰まりにくくスムーズに切断可能。効率的に木の枝をカットできます。
のこぎりのおすすめ|両刃のこぎり
角利産業(KAKURI) 両刃鋸 210mm プラケース入
大工道具や園芸道具を取り扱う老舗メーカー「角利産業」の両刃のこぎりです。縦引き用の刃には上目を施すことで、引き曲がりを予防できます。また、横引き用の刃には瞬間的に熱を加えて丈夫にする「衝撃焼入れ」がされており、切れ味が長持ちするのもメリットです。
刃渡り210mm、質量125gと軽くコンパクトなので取り回しやすい仕様です。さらに、刃を保護できる収納ケースが付属しており、保管しやすいのも魅力。木材はもちろん、集成材や合板にも使用できるため、日曜大工用にもおすすめののこぎりです。
高儀(TAKAGI) 儀助 ミニ両刃鋸
刃渡り180mmと小型の両刃のこぎりです。全長も388mmと短めかつ、重さ73gと軽量なので取り回しやすいのが魅力。粗い目は縦引き、細かい目は横引き用として使えます。木工工作で角材や板材などを切断するのに適しています。
柄には天然木を使用し、握り心地がよいのもポイント。コンパクトで扱いやすいのこぎりを探している方におすすめです。
玉鳥産業 レザーソー細工鋸 両刃 125 1151
1.0mmと1.3mmと、異なるピッチの刃を搭載した両刃のこぎりです。両方とも横引き目で、用途に応じて荒目と細目を使い分けられます。刃はアサリなしタイプなので、板の表面などに傷を付けずに切断できるのが魅力です。
また、板厚0.3mmの薄刃なので、柔軟性があるのもポイント。タボ切りや木工竹細工、仕上げ加工などの精密作業におすすめです。
ドベルグ(DVERG) DVERG×conifercone バタフライソー2
両刃のこぎりながら折りたたみもできるのが特徴のモデルです。折りたたむと長さ135×幅47×厚み15mmとコンパクトにできるのが魅力。ハンドルには手に馴染みやすいオイル仕上げの天然木を採用しています。
また、目は横引きに適した「江戸目」と、斜めに切るのに適した「茨目」の両刃仕様。軽い切り心地で、弱い力でも切りやすい製品です。
高硬炭素鋼ブレードを採用した刃に特殊コーティングを施すことにより、鋭い刃先を実現しているのもポイント。植木の剪定や、アウトドア時の焚き火の燃料調達にも役立つおすすめののこぎりです。
バクマ工業(BAKUMA) バクマソー両刃鋸 ゴム柄 265
刃にサンドビック社のスウェーデン鋼を使用した両刃のこぎりです。コシが強くて靭性に優れているのが魅力。縦・横・斜め引きに1本で対応できるのがメリットです。
グリップ力の高いゴム柄を採用。汗をかいたり手袋を着用したりしても滑りにくいのに加えて、切断時の振動を吸収するので長時間作業でも疲労軽減に役立ちます。
レバーロック方式の金具を搭載しているため安心して使いやすいのがポイントです。刃渡りは265mm。初心者の方にもおすすめです。
木島精工 硬い鋸 391-9
独自の熱処理・研削加工・精密特殊目立てなどを施した両刃のこぎりです。優れた耐久性を備えており、鋭い切れ味が長持ちします。切れ味が鈍くなってしまっても、目立て修理が可能。さらに、替え刃式なので、長く愛用できるモノを選びたい方におすすめです。
杉・ヒノキといった無垢材や銘木を切断するのにも適しているため、本格志向の方やプロの方にもぴったり。本製品は刃渡り240mmですが、ほかにもラインナップが充実しています。
石鋸工業 刃多楽替刃式両刃鋸 180mm INK-0576
素早く切断できる荒目ときれいに切れる細目を備えた両刃のこぎりです。縦引き・横引き・斜め引きに対応可能。刃渡り180mmのコンパクトサイズで重さ135gと軽量なので、DIY初心者も手軽に使いやすいのがおすすめポイントです。
一般木材・集成材などを切断するのにぴったり。刃の素材には、炭素工具鋼SK-85を採用しています。替え刃式のため、コスパよく使いやすいのもメリットです。
のこぎりのおすすめ|胴付きのこぎり
玉鳥産業 レザーソー180 薄刃 290
厚さ0.3mmの薄刃を背金でしっかり固定した胴付きのこぎりです。切断時、切り口がきれいに仕上がり、かえしが発生しにくいのが魅力。35mmまでの厚みの板材を切断でき、ちょっとした家具作りや木工細工の仕上げ加工にぴったりです。
刃渡りは短く狭い場所でも作業しやすい180mm。握りやすく長時間の作業時にも疲れにくい「TPEグリップ」を採用しているのも魅力です。さらに、刃の先端にはアール状に刃を付けた「R目立て」が施されていることで、平面部に穴開けができます。プロ用としてはもちろん、DIY用としても使いやすいおすすめののこぎりです。
玉鳥産業 レザーソー 導突鋸 巾広 TPE 374
のこぎり巾が広いため、2寸材の切断も可能な胴付きのこぎりです。ピッチが1mmと小さいため、繊細な切断やきれいな仕上がりをサポート。板厚は0.3mmと薄いので、精密な木工細工や竹細工をするときにも役立ちます。
先端まで背金でカバーしているため、安定感のある作業を実現。グリップ全体にエラストマー樹脂を施しているので、滑り止め効果を発揮してしっかり握りやすいのもメリットです。
刃渡りは240mm。一般木材・集成材・竹材・薄板合板・MDF・PB・デコラなどの切断におすすめです。
岡田金属工業所 ゼットソー ハンディ150精密目 07041
高品質でなめらかな切れ味が人気の「ゼットソーシリーズ」の胴付きのこぎりです。薄いプラスチックやアルミ、銅、木材を切断可能。建物の内装に使われる見切り材や幅木の切断などに適しています。
刃先には加熱を加えて急速に冷却する「ハードインパルス処理」が施されており、耐久性に優れているのが魅力。丈夫で幅広い素材の切断ができるのこぎりを探している方におすすめです。
また、ピッチは0.9mmと目が細かいため、スムーズに素材を切断できます。エラストマー樹脂を使用したグリップは末端が少し太く、握りやすいのもメリットです。
岡田金属工業所 パネルソー導突目240 07055
杉やヒノキ、パイン集成材などの切断に適した横引きの胴付きのこぎりです。切断できる太さは最大50mmで、角材や薄板の加工に向いています。また、切り口がきれいに仕上がりやすいので、精密加工にもおすすめです。
刃渡りは扱いやすい240mm。替え刃式で、切れ味が落ちても刃を交換すれば簡単にメンテナンスできます。さらに、柄には本桐を採用し、しっくりと手に馴染みやすいのもポイント。一般木材をなめらかに切断できるのこぎりを探している方はチェックしてみてください。
オルファ(OLFA) クラフトのこ 125B
シャープな切れ味かつ細目で、なめらかな切り口に仕上がる胴付きのこぎりです。背金にはステンレスを採用しており、しっかりと刃を支えられるのが特徴。刃渡りは160mmで、小さめの素材を切断するのに適しています。
木材のほかに、プラスチックや竹、塩ビパイプなども切断可能。さまざまな素材をカットできるため、DIY用としても役立ちます。さらに、柄は適度な太さで握りやすいのも魅力。比較的安く、コスパに優れたおすすめののこぎりです。
アイガーツール(EIGERTOOL) アイガー超薄刃精密鋸 TSR205
厚さ0.2mmの極薄刃を使用した胴付きのこぎりです。アサリがないため、きれいな切り口で仕上げられるのも魅力です。
刃には特殊刃物鋼SK-5、柄にはアッシュ材を使用。全長210mm、刃渡り65mmとコンパクトサイズで、ピッチは0.6mmです。
プラスチック・木工などに使用可能。やすりがけが必要ないと謳うほどきれいに仕上がるため、プラモデルや模型作りなどにもおすすめです。
のこぎりのおすすめ|アゼ挽きのこぎり
ビッグマン(BIGMAN) 玉堂 あぜ挽鋸
平板の穴開けや角材への溝入れができるアゼ挽きのこぎりです。刃は湾曲形状で、四角い切り抜きが可能。切り込んでいくと板材などを貫通し、途中からの切断もできます。
また、縦引き用と横引き用の刃が付いており、素材に応じて使い分けられるのも魅力です。木材の切り抜き加工に適したのこぎりを探している方におすすめです。
コンヨ(KONYO) 大五郎 畔引鋸 11089
全長約450mmと比較的長めながら、約78gと軽量なアゼ挽きのこぎりです。両刃タイプで用途に応じて使い分けできるのが魅力。溝を掘ることが可能で、敷居や鴨居といった溝を作るときに役立ちます。
また、木材の途中から切り込んで穴を開けられるため、リフォームなどで内装工事をする際にも便利。軽く木材の穴開けがしやすいおすすめののこぎりです。
アークランズ(ARCLANDS) 飛龍馬 畔挽鋸 90mm 102034
全国にホームセンターなどを展開している「アークランズ」のアゼ挽きのこぎりです。本体サイズは約長さ405×幅65×高さ30mm。呼び寸法は90mm、柄長は約210mmで、刃幅は約80mmです。
板の中間に長めの溝を設けたり、四角い穴を開けたりする際に活躍。薄い板材の途中から貫通させて、切り抜きたいときにも役立ちます。質のよい極上本目立済仕様なので、本格志向の方におすすめです。
のこぎりのおすすめ|回し挽きのこぎり
高儀(TAKAGI) 儀助 引廻鋸 120mm
細いのこ刃により、狭い場所での切断や小さな円切りに適した回し挽きのこぎりです。刃の素材には耐衝撃性の高い炭素工具鋼を採用しています。刃渡りは120mmで、薄板の精密切り抜きや曲線切りにもおすすめ。ベニヤや化粧合板などを、四角く切り抜きたいときにも便利です。
重さは46gと軽量で、長時間作業をした際に疲れにくいのもメリット。リーズナブルな価格で購入できるのこぎりを探している方は、チェックしてみてください。
藤原産業 SK11 替刃式折込鋸120 引廻し S120-H
滑りにくくしっかり握れる、エラストマー樹脂グリップを採用した回し挽きのこぎりです。非常に細いのこ刃が特徴で、一般木材はもちろん、ベニヤや石膏ボードなどの切断も可能。刃にはクリアー塗装仕上げを施しており、さびにくいのが魅力です。
コンパクトに折りたたんで省スペースで収納できるのがメリット。また、130gと軽量で携帯性にも優れています。曲線のカッティングや切り抜きなどを行えるのこぎりを探している方におすすめです。
タジマ(Tajima) スマートソー150 廻挽き N-S150M
建築用ハンドツールを扱うブランド「タジマ」の回し挽きのこぎりです。グリップにカーブがついており力を入れやすいのが特徴。素材に突き立てるようにして使うことで、石膏ボードやベニヤなどの穴開けや曲線状の切断が可能です。
刃渡りは150mmと開口工事などで使いやすいサイズ。精巧な作業にも適しています。持ちやすくスムーズに切断を行えるおすすめののこぎりです。
オルファ(OLFA) カッター挽き廻し鋸 217B
M厚型刃のカッターと、細いのこ刃で木や石膏ボードの切り出しに便利な回し挽きのこぎりを一体化させた製品です。カッターの刃はスリムながら厚みがあり、ケーブルの被膜カットにも使用できます。
のこ刃は茨目でボードを切断する際の粉の飛散を抑えられるのが魅力。押しても引いても切れるため、切断面がきれいに仕上がります。また、のこ刃の先端は鋭利で穴開けにも使えて便利です。
さらに、グリップの側面にはエラストマーの滑り止めを採用。しっかり力を入れられるため、効率的に作業ができます。扱いやすく幅広い用途で使えるのこぎりを探している方におすすめです。
新潟精機 挽廻鋸 剣匠 K-120
職人の意見に基づいて設計した回し挽きのこぎりです。先端にはR加工を施しており、壁内の電気配線などが破損したり傷付いたりするのを予防。電気工事・配管工事といった設備工事の穴あけ作業やくり抜き作業におすすめです。
刃には安来鋼を採用しており、硬度がHV520~540。木材・化粧合板・新建材・ベニヤ板・石膏ボードなどに対応できます。また、グリップ部にはABSを使用。指がフィットしやすいように少しくぼみを設けているのに加えて、端には落下予防に役立つ小指かけ穴が付いています。
全長は270mmで、刃渡りは120mm。ドライバー1本で交換できる替え刃式なので、さまざまなシーンで活躍します。
ジェフコム(JEFCOM) ハンディ引廻しノコ HN-110
刃渡り110mmとコンパクトな回し挽きのこぎりです。細かいのこ刃が付いているため、狭い場所の切断やくり抜きもスムーズに行いやすいのが魅力。重さが40gと軽量なので、長時間の作業でも手が疲れにくいのがポイントです。
ベニヤ板や新建材などに適しており、精密な仕上がりをサポート。持ち運びや取り回しがしやすいモデルを探している方におすすめです。
のこぎりのおすすめ|折込みのこぎり
ユーエム工業 シルキー ゴムボーイ 万能目 210 121-21
縦横の繊維が重なっているコンパネや生木剪定、枝打ちなどに役立つ、人気の折込みのこぎりです。特殊目立ての「未来目」を採用し、縦・横・斜めなどのさまざまな方向への切断を素早く行えるのが特徴。刃はアサリなしタイプでなめらかな切り口に仕上がります。
刃には防錆メッキが施されているので、ヤニや木くずが付きにくい仕様。また、先端部分には衝撃焼入れを行い、耐摩耗性に優れているのもポイントです。ワンタッチで開閉できるため、剪定など高所で作業していても取り出しやすく便利です。
さらに、目の粗さの異なる種類の替え刃も取り付け可能で、より幅広い用途で使えるのも魅力。製品のパッケージは簡易携帯ケースとしても使えます。さまざまな木材の切断に適したおすすめののこぎりです。
ユーエム工業 シルキー ポケットボーイ 細目 130 342-14
切り口のきれいさを追求した製品を販売する「シルキー」のなかでも、最小と謳われる折込みのこぎりです。折りたためば170×55×25mmと、ポケットに収納できるサイズ感。細目仕様で乾燥木材・竹・薪などの切断に役立つため、アウトドアシーンに持ち運ぶのもおすすめです。
縦・横・斜めにカットできる未来目を施したアサリなしの刃を採用しているので、切り口がきれいに仕上がるのがメリット。薄板ベニヤ・無垢集成材・合板などを切断するのにも適しています。
刃には強靭な鋼を採用しており、先端部のみに高硬度の焼き入れを施しているのが特徴。刃先の耐摩耗性が向上しているのに加えて、雨水などで濡れても劣化を抑制します。
使用時のサイズは290×60×25mmで、刃渡りは130mm。刃渡り170mmモデルもラインナップされています。替え刃式のため、長く愛用できるのがポイント。剪定やDIYでも活躍します。
高儀(TAKAGI) シャークソー 替刃式折込鋸仮枠用解体・剪定向き
用途に合わせて2段階の角度に切り替えができる折込みのこぎりです。独自の刃形状により、シャープな切れ味を実現しているのが魅力。刃の先端には超高周波での衝撃焼入れを行うことで、耐久性を高めています。
また、防錆効果のあるクリアコート仕上げを施しているのもポイント。刃渡りは210mmで、仮枠作業や庭木の剪定などにおすすめです。柄には穴が開いており、カラビナなどを付けることも可能。切れ味のよさが長持ちしやすいのこぎりを探している方もチェックしてみてください。
藤原産業 SK11 替刃式折込鋸120 木工用 S120-M
刃渡りが120mmと短く携帯性に優れた折込みのこぎりです。131gと軽量で扱いやすいのもメリット。ロックボタンにはカバーが付いており、押さえやすいのも特徴です。
一般木材だけでなく、塩ビパイプや竹、合板、集成材などの切断が可能。また、のこ身のみを交換できる替え刃式で、新しい刃に交換すれば長く使用できます。刃にはクリアー塗装処理が施されているため、サビにくいのも魅力です。
さらに、エラストマー樹脂グリップを採用しており、滑りにくくしっかり握れるのもポイント。コンパクトながら汎用性の高いおすすめののこぎりです。
神沢精工 サムライ曲刃折込鋸 騎士 荒目 210mm FC-210-LH
スムーズに切断できるのが魅力の折込みのこぎりです。ピッチは荒目の4.0mmで造園剪定やアウトドアでの薪作りに向いています。折りたためるので省スペースで収納できるのも魅力です。
また、木を軽く素早く切れる曲刃を採用。側面研磨をしたアサリなし刃により、切り口がきれいに仕上がります。さらに、ハンドルは人間工学に基づいて作られているため、持ちやすいのもポイント。切れ味に優れたのこぎりを探している方におすすめです。
角利産業(KAKURI) 替刃式折込鋸 210mm 木工万能用 4381
刃の角度を2段階で調節できる折込みのこぎりです。壁際など狭い場所で作業する際に便利。柄の部分に刃を収納すれば、持ち運びやすいのも魅力です。
一般的な木工用のこぎりの刃より、荒目の刃を採用。木工用としてはもちろん、太めの小枝などの剪定用としても使えます。また、替え刃式で、切れ味が悪くなったら交換して長く愛用できるのもメリット。DIYから庭木のお手入れまで、幅広い用途で使えるおすすめののこぎりです。
WORKPRO 折込のこぎり
研磨加工された三面歯先を採用し、枝切りやソロキャンプでの薪作りに適した折込みのこぎりです。切断抵抗を軽減できるアサリが付いており、スムーズに切れるのが魅力。エラストマー樹脂グリップを採用し、滑りにくく長時間疲れにくいのもメリットです。
安全ロックボタンを搭載しており、不意な開閉を予防できます。また、最大位置まで開くと、のこ刃が自動的にロックされる安全設計です。きれいな切り口で、木を傷めにくいのこぎりを使いたい方もチェックしてみてください。
タジマ(Tajima) G-SAW折込厚刃210 フッ素ブラック GK-A210FB
ストレートグリップに滑りにくいエラストマー樹脂を使用した仮枠・剪定用の折込みのこぎりです。刃には独自の「フッ素ブラック塗装」を採用しており、ヤニが付着しにくくスムーズに切断しやすいのが魅力。サビも予防できるため、長く使用できるのもメリットです。
2段階ストッパーを搭載しており、切断する場所に応じて刃の角度調節ができるのもポイント。しっかり握って庭木の剪定ができるおすすめののこぎりです。
角源 折込鋸 刃長180mm
柄の側面に付いたロックレバーを押すことで簡単に折りたためる折込みのこぎりです。約100gと軽量で持ち運びやすく、高所作業や庭木の剪定にぴったりです。
アサリの出を深めにしたのこ刃を採用。切断面との摩擦が起きにくいうえ、木くずを排出しやすいのが魅力です。生木の切断をスムーズに行えます。
また、柄には手に馴染みやすい天然木を使用しています。軽く生木の剪定がしやすいおすすめののこぎりです。
コーナン 替刃式折込鋸180mm
日用品やDIY用品などを取り扱うホームセンター「コーナン」の折込みのこぎりです。刃渡りが180mmと短く、狭い場所でも作業しやすいのが魅力です。
また、柄にはソフトグリップを備えており、しっかり握って切断ができます。さらに、替え刃式なので、簡単に新しい刃に交換できるのもメリット。DIYや日曜大工など、ホビー用として手軽に使えるおすすめののこぎりです。
アルスコーポレーション(ARS) 花小町 IK-10
刃長90mmとコンパクトな折込みのこぎりです。持ち運びやすいポケットサイズながら、シャープな切れ味が特徴。生木や生け花などの切断に対応しています。
のこ刃には硬度の高い高炭素刃物鋼を使用。また、特殊表面処理が施されており、さらに表面硬度を高めているほか、防錆効果もあるのが魅力です。
また、ワンタッチでストッパーを解除できるため、使いたいときにサッと取り出せて便利。ガーデニングに使いやすいのこぎりを探している方にもおすすめです。
のこぎりのおすすめ|万能のこぎり
岡田金属工業所 ゼットソー ハイスパイマンP1.4 08104
鉄管や銅管、アルミフレームなどの切断ができる金属用万能のこぎりです。刃先には非常に硬質な「ハイス鋼」を使用し、耐久性に優れているのが特徴。フレームがなく、狭い場所で作業できるのもメリットです。
替え刃式なので、切れ味が落ちたら取り換えるだけで長く使えるのも魅力。電動工具が使えない場所や騒音が出せない場所でも役立つおすすめののこぎりです。
アーネスト(Arnest) 粗大ゴミが切れる ノコギリ王 A-77565
粗大ゴミ解体用の万能のこぎりです。プラスチックや段ボール、カーペットなどの切断が可能。ほかにも、ステンレスやアルミ、鉄などの金属も切断できるので、衣装ケースやパイプ椅子、ベビーカーの解体など多目的に使えるのが魅力です。
刃先はゆるやかな波形状で、硬さが異なる素材もスムーズに切断可能。折りたたむと省スペースで収納できます。また、ロック機能により、たたむ前に一度刃が止まるため、指を挟みにくいのもメリットです。
さらに、刃の角度は2段階で調節できます。カーブ形状とゴム素材を採用したハンドルは握りやすく、長時間作業しやすいのもポイント。不用品をコンパクトにできるのこぎりを探している方におすすめです。
MOSSY OAK 折込のこぎり
付属する木工用・鉄工用・プラスチック用の刃を交換することで、さまざまな素材を切断できる万能のこぎりです。木材や枝、プラスチックケース、アルミパイプなどに対応しており、廃棄物を小さくするのに役立ちます。
セキュリティロックを搭載しているため、不意に開閉する心配がないのもメリット。また、人間工学に基づいて設計されたハンドルには、滑り止め加工が施されており、長時間の作業でも疲れにくいのが魅力です。
さらに、持ち運びに便利な専用の収納ケースが付属。携帯しやすく幅広い用途で使える、おすすめののこぎりです。
藤原産業 SK11 家庭用万能のこぎり 2枚刃 SKM2-160
刃を2枚搭載した万能のこぎりです。木工用の刃は、木材や竹、塩ビ、プラスチック、生木、段ボールの切断が可能。金属用の刃は、アルミや軽金属、鉄に対応しています。衣装ケースや木製の椅子、アルミパイプなどのかさばる廃品を小さくできます。
刃先には衝撃焼入れを施しているため、切れ味が長持ちしやすいのもポイントです。また、ABS樹脂を使用したグリップは軽いうえ、柄がエビ型形状なので、引きやすいのもメリット。
さらに、折込みタイプで持ち運びやすいのも魅力です。素材に応じて刃を使い分けて幅広い用途で使えるおすすめののこぎりです。
玉鳥産業 レザーソー折込 万能 200 810
横引き目に均等に縦引き目を配置することで、縦・横・斜めからの切断ができる万能のこぎりです。木材や竹、生木、塩ビパイプ、アクリルなど幅広い素材を切れるのが特徴。切り口がきれいに仕上がるのも魅力です。
また、刃の角度が2段階で調節できるため、作業状況に応じて切り替えられて便利。さらに、替え刃式でお手入れも楽にできます。さまざまな場所で効率的に作業が行えるおすすめののこぎりです。
玉鳥産業 Homeone Recycle 木材・プラスティック用 004H
木材やプラスチック、竹、カーペット、生木などの切断が行える万能のこぎりです。木製の家具や衣装ケースといった粗大ゴミを解体するのに便利。刃の目が細かく、直径5cmのモノならスムーズに切れるのもメリットです。
また、刃にはメッキ処理を施すことで、サビに強い仕様。さらに、手で回せるネジにより刃を交換できる替え刃式なので、切れ味が落ちてもお手入れが簡単にできます。
重量は約92gと軽く、長時間の作業でも疲れにくいのが魅力。扱いやすいのこぎりを探している方におすすめです。
角利産業(KAKURI) 粗大ゴミ解体ノコギリ 4382
粗大ゴミを小さく解体するのに役立つ、折込み式の万能のこぎりです。刃渡り約210mmで、炭素工具鋼SK85を採用。プラスチック・アルミ・軟鉄・真ちゅう・衣装ケース・カーペットなど、さまざまな素材を切断できるのが魅力です。
刃の角度を2段階で調節できるため、場所や切断したいアイテムに応じて使い分けられるのがメリット。また、細かい刃を設けているので、引っ掛かりを予防しながらスムーズに切断できます。
刃を折り込めば、コンパクトに持ち運びや収納が可能。刃を隠せるため、安全性も向上します。使い勝手に優れているので、自宅からアウトドアシーンまで活躍するおすすめモデルです。
のこぎりの売れ筋ランキングをチェック
のこぎりのランキングをチェックしたい方はこちら。
番外編:本格的な切断作業を行うなら電動のこぎりがおすすめ
マキタ(MAKITA) 充電式レシプロソー JR189DRGX
ハイパワーと低振動を両立し、高速切断ができる充電式の電動のこぎりです。コードレスタイプで取り回しやすいのが魅力。全長300mmの木材用ブレードを使用すれば、パイプなら外径130mm、木材なら厚さ255mmまでの切断ができます。
ブレードは差し込むだけで装着でき、工具不要なのもポイント。また、LEDライトを搭載しているうえ、ワンハンドグリップ仕様で暗い場所や狭い場所でもスムーズに作業可能です。
さらに、防滴・防じん設計なので屋外で使えるのもメリット。厚みのある木材や太めのパイプを切断したい方におすすめの電動のこぎりです。
高儀(TAKAGI) EARTH MAN AC100V電気のこぎり DN-100
引き金を引く強さでブレードのストロークスピードをコントロールできる電動のこぎりです。木工用、塩ビ・PC用、鉄工用の3種類のブレードが付属しており、木材や竹、プラスチック、一般金属など幅広い素材の切断に対応しています。
すのこや木製の家具、鉄パイプなどを素早く切断するのに役立ちます。また、ブレードの交換は付属の六角棒レンチで簡単にできるのもメリット。使い勝手がよく初めての電動のこぎりとしてもおすすめです。
番外編:のこぎりの使い方と注意点
のこぎりを使うときは、素材を作業台などの安定した場所に置きます。次に、まっすぐに切れるように切断するラインに沿って線を引きましょう。
続いて、のこぎりの刃が作業台に当たらないよう、切断する箇所を浮かせて手でしっかりと固定。のこぎりを線に当てたら、刃の位置がずれないように軽くゆっくりと引いて溝を作ります。溝を作った後は、刃の全体を使うようにのこぎりを大きく前後に動かすのがポイントです。
引き方のコツは、押すときに力を抜き、引くときに力を入れること。約30°の角度で寝かせて使うことで、まっすぐ切断しやすくなります。
また、切り終わる前にはゆっくりと引くようにしましょう。そのままのスピードで切断してしまうと、素材が落下してしまうこともあるので注意が必要です。
番外編:のこぎりのお手入れ方法
木くずを除去する方法
のこぎりで木材を切断した後は刃の目に木くずが詰まっていることがあります。のこぎりの刃はギザギザしており、なかなか木くずは取れません。
そのまま放置しているとサビの原因となるので、忘れずに除去しておきましょう。木くずを落とすには、使用済みの歯ブラシや硬めのブラシを使って、しっかり除去することが大切です。
ヤニの取り方
DIY用として加工されていない木材や生木を切ると、樹液が固まってできるヤニが付着します。ヤニを除去しないと、のこぎりにサビが発生しやすくなり、切れ味が悪くなる原因となります。切れ味を長持ちさせるためにもしっかり取り除くことが重要です。
ヤニは専用のクリーナーを使うときれいに落とせます。なかには、泡によってより簡単にヤニを落とせる製品もあるので、チェックしてみてください。
油引きのやり方
のこぎりを収納する前に潤滑油やサビ止め剤を塗ることも大切です。この作業を油引きといい、切れ味が長持ちしやすくなるのがメリット。油は椿油やサラダ油でも代用可能です。
のこぎり全体に潤滑油やサビ止め剤をかけたら、布で軽く拭き取れば完了。広範囲や細かな範囲の両方に対応した2WAYノズルを搭載した潤滑油なら、効率的にお手入れができるのでおすすめです。
のこぎりは製品によって切断できる素材が異なるため、購入前に用途に合ったモノかどうかを確認しておきましょう。初心者の方は切れ味が落ちてもお手入れが楽な替え刃式のモノがおすすめです。今回ご紹介したモデルを参考に、自分に合ったのこぎりを見つけてみてください。