お菓子作りや料理に使われる「ホイップクリーム」。ドリンクやアイスにトッピングして楽しむ方も多いのではないでしょうか。ホイップクリームには、植物性脂肪のみを使用した液体タイプや、簡単にホイップできるスプレータイプなど、さまざまな商品があります。
そこで今回は、ホイップクリームのおすすめ商品をご紹介します。生クリームとの違いについてもわかりやすく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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ホイップクリームと生クリームの違い
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ホイップクリームと生クリームは、大きく3つの違いがあります。1つ目は原料の違い。生クリームは動物性脂肪を使用しているのに対して、ホイップクリームは乳脂肪に安定剤や乳化剤を加えたモノ、乳脂肪に植物性脂肪を加えたモノ、植物性脂肪のみを使用したモノの3種類があります。
2つ目の違いは風味です。生クリームは乳脂肪によるコクと濃厚な味わいが特徴。一方、ホイップクリームはクセの少ないさっぱりした味わいのモノが多いといわれています。生乳特有の香りや風味が苦手な方は、植物性脂肪のみを使用したモノがおすすめです。
3つ目の違いは色味。生クリームはやや黄味がかった白色で、ケーキなどのデコレーションに使うとシックな印象に仕上がります。対して、ホイップクリームは真っ白な色味がポイントです。装飾などで白さにこだわりたい場合は、ホイップクリームがぴったり。そのほか、泡立てやすさや賞味期限などにも違いがあります。
生クリームのおすすめはこちら
ホイップクリームの選び方
用途に合ったタイプを選ぶ
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ホイップクリームは、用途に合わせてチョイスするのが大切。たとえば、動物性の食品を避けている場合やダレにくいクリームを作りたい場合、軽い味わいのクリームを求めている場合は、純植物性のホイップクリームが適しています。
また、純植物性のホイップクリームは、乳脂性のモノよりも色合いが白いので、白い色合いを見せたい場合にもおすすめです。生クリーム本来の味わいは欲しいけれど、泡立てた際の安定性も欲しい場合は安定剤や乳化材を添加したタイプが適しています。
夏場などでクリームが泡立てにくいシチュエーションにもぴったりです。用途に合わせてホイップクリームや生クリームを選ぶことでお菓子作りの幅も広がるので、ぜひ注目してみてください。
乳脂肪分の割合で選ぶ
ホイップクリームを選ぶ際は、乳脂肪の割合で選ぶのもおすすめです。乳脂肪に安定剤や乳化剤を加えたモノ、乳脂肪に植物性脂肪を加えたモノは、商品によって含まれている脂肪分の割合が異なります。使用用途に合わせて選んでみてください。
クリームは、乳脂肪が多いほどコクのある味わいを楽しめるのがポイント。したがって、乳脂肪に安定剤や植物性脂肪を加えているホイップクリームは、生クリームより味わいが軽い傾向があります。少しでも濃厚な味わいを求めている場合は、乳脂肪がなるべく多く含まれている商品を選ぶようにしてみましょう。
賞味期限に注意
ホイップクリームを購入する際は、賞味期限にも注目してみてください。一般的にホイップクリームは、生クリームより賞味期限が長い傾向にあります。乳脂肪分18%の生クリームは、未開封の状態で賞味期限が1～3週間程度。植物性のホイップクリームは、賞味期限が1ヵ月程度のモノも存在します。
なかには1年近く保存が可能な商品もあり、生クリームよりも保存に適しているのが特徴です。一方で、商品によって賞味期限に差が大きいのもホイップクリームの特徴。長く保存するのか、早めに使い切るのかで選ぶべき商品も異なります。シチュエーションに応じた商品を選ぶようにしてみてください。
ホイップクリームのおすすめ
雪印メグミルク ホイップ植物性脂肪40%
植物性脂肪を40%使用したホイップクリームです。紙パックに入った液体タイプなので、ホイップする場合は泡立て器やハンドミキサーを使って泡立てる必要があります。内容量は200ml。ケーキのデコレーションやアイスクリーム作りにぴったりです。
また、賞味期限は冷蔵保存で90日間と長めなので、お菓子作りなどのためにストックしておくのにも重宝します。さまざまな用途に使いやすい、植物性脂肪メインのホイップクリームを探している方におすすめです。
・1個
・12個セット
森永乳業(morinaga) 森永ホイップ植物性脂肪
クセの少ないさっぱりとした風味が特徴のホイップクリームです。植物性脂肪を44%使用した、紙パック入りの液体タイプ。ホイップ時間が短く、クリームがダレにくいと謳われています。初めてクリームを作る方でも泡立てやすいのが魅力です。
内容量は200ml。本製品は未開封であれば、冷蔵保存で100日ほど保存できるとされています。ケーキのデコレーション用としてはもちろん、チーズケーキやドーナツなどのお菓子作りや、グラタンなどの料理にも使いやすいのがポイント。濃厚な風味が苦手な方にぴったりです。
スジャータめいらく 乳製品を使っていない豆乳入りホイップ
乳成分の代わりに大豆成分を使用したホイップクリームです。乳製品を使わずに、植物性油脂と有機豆乳を使用しているのが特徴。マイルドな仕上がりが期待できます。乳製品が含まれていないホイップクリームを探している方におすすめです。
内容量は200ml。未開封の場合、冷蔵庫でおよそ100日間保存できるとされています。ホイップすると、白くてキメの細かいなめらかなクリームに仕上がりやすいため、ケーキのデコレーションにぴったり。また、普段のお菓子作りや料理にも便利に使えます。
明治(meiji) カカオーロ
ホイップするだけでチョコレートクリームが完成するホイップクリームです。ドミニカ共和国産とガーナ産のカカオ豆をブレンド。カカオ豆の個性を活かし、芳醇な味わいに仕上げています。ナチュラルなカカオの香りと味わいを楽しめるのが魅力です。
砂糖を加えてホイップすれば、ケーキ・パンケーキ・パフェのデコレーションに便利なチョコクリームに。リキュールやピューレなどでアレンジするのもおすすめです。原料を丁寧にローストすることで、適度な苦味をアクセントに加えています。
乳脂肪分を19%含んでいる商品。内容量は1000mlと大容量なので、たっぷりチョコクリームを作れます。カカオ風味のホイップクリームが気になる方はぜひチェックしてみてください。
タカナシ乳業 ガトーリセ
フランス語で「なめらかな」という意味を持つ「リセ」の名を冠した、タカナシ乳業のホイップクリームです。乳脂肪分と植物性脂肪分を合わせたコンパウンドタイプ。乳脂肪分27%と多めに配合しているため、コンパウンドクリームでありながらコクのある味わいを楽しめます。
ホイップしても分離しにくいので、泡立てに自信がない方でも扱いやすいのが魅力。ソフトな感触に仕上がります。ナッペや搾りだしなど、デコレーションに幅広く使えるのもポイント。よりコクを出したい場合は、生クリームを少し加えて使うのもおすすめです。
容量は1000ml。出荷時の賞味期限目安は13日程度です。コクのあるコンパウンドタイプのホイップクリームを探している方はチェックしてみてください。
・4本セット
タカナシ乳業 クリームホイップ
複数のクリームを、独自に配合したホイップクリームです。パティシエブレンド製法によって、使いやすさとおいしさを両立させているのが特徴。耐熱性があるため、製菓だけでなく調理用としても使えます。
成分は無脂乳固形分が4%、乳脂肪分が16%、植物性脂肪分が24%です。容量は200ml。クリームのブレンドは難易度が高い技術ですが、本商品を利用すれば気軽にブレンドクリームを扱えます。使い勝手のよいホイップクリームを探している方におすすめの商品です。
・4個セット
ロイヤルシェフ アメリカンホイップクリーム低甘味
甘味度の低い砂糖を使用したホイップクリームです。甘さを抑えた味わいが特徴。組み合わせる素材の味を引き立てやすいため、ケーキのデコレーションやフルーツサンド、クレープなどにおすすめです。
本商品は冷凍ホイップクリームなので、未開封の場合365日の長期保存が可能とされているのがポイント。冷蔵庫で解凍するだけで簡単に使えるのも魅力です。また、内容量は1Lでたっぷり使えるのもメリット。開封後は再冷凍せず冷蔵庫に保存して早めに使い切りましょう。
・9袋セット
中沢乳業 NAKAZAWA冷凍ホイップ
ホイップ済みのクリームを、冷凍させたホイップクリームです。メーカーの北海道産ミルクを使用した生クリームを冷凍ホイップに加工。独自製法により、ホイップ仕立てのフレッシュな味わいに仕上げています。
脂肪分は約32％で、乳脂肪分は10％。口金もパッケージに付属しているため、解凍すればすぐに使えます。カフェのデザートメニューなど、業務用にも便利。もちろん家庭でスイーツを作りたい場合にも使用可能です。
解凍する際は、冷蔵庫で自然解凍してみてください。乳化剤や安定剤などが配合されている商品です。解凍してすぐに使用できるホイップクリームを探している方はチェックしてみてください。
Rebel ホイップクリーム
泡立てる手間がかからないスプレータイプのホイップクリームです。ワンプッシュで手軽にホイップクリームを楽しめるのが魅力。ホットケーキやアイス、プリン、コーヒーなどのトッピングにおすすめです。
本商品は乳脂肪分26.5%で、植物性脂肪は不使用。原産国はベルギーです。また、直径6cmのスリムな缶入りホイップクリームなので、保存する際も冷蔵庫のドアポケットなどにすっきり収納できるのがポイント。1本あたりの内容量は250gです。
・3本セット
ライターからヒトコト
真っ白な見た目と、軽やかな風味が特徴のホイップクリーム。ケーキやアイスクリームのデコレーションだけでなく、さまざまな料理と合わせて楽しめるのが魅力です。スプレータイプや冷凍タイプ、乳製品を使っていないタイプなどさまざまな種類があるので、自分に合ったモノを選んでみてください。