和食には欠かせない醤油。料理に旨味や香りを与える調味料です。料理につけたりかけたりするのはもちろん、煮物や炒め物などの味付けとしても活躍します。
ひと口に醤油といっても、濃口醤油、淡口醤油、たまり醤油など種類はさまざま。そこで今回は、豊かな味わいで、さまざまな料理に使える濃口醤油のおすすめ商品をご紹介します。
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濃口醤油と薄口醤油の違い
濃口醤油と薄口醤油は、味わいや見た目の違いがあります。味わいは、濃口醤油が旨味と酸味のバランスがよい醤油なのに対し、薄口醤油は塩分量が多いのが特徴。そのため、一般的に濃口醤油は旨味や甘味が強く、風味が豊かだとされています。
薄口醤油は、醸造期間を短くしているため、さっぱりとした味わいで風味があっさりとしているのが特徴です。
濃口醤油の見た目は、醸造期間が長いため、黒色や赤褐色をしているのがポイント。一方、薄口醤油は色が薄く、透き通っています。
濃口醤油と薄口醤油の使い分け
作り方や原材料の分量の違いにより、味わいや風味に違いがある濃口醤油と薄口醤油。それぞれの個性を理解して醤油を使い分けると、より上手く料理に活かせます。
濃口醤油は色が濃く、深い味わいがあるので、照り焼きや角煮、煮物などの料理にぴったり。つけ醤油としてはもちろん、シンプルにかけ醤油としても重宝します。
薄口醤油は塩分が高くすっきりとした味わいなので、素材を活かす料理におすすめ。出汁の旨味と組み合わせてお吸い物やだし巻き卵にも合う味わいです。
濃口醤油のおすすめ
大徳醤油 丸大豆醤油
「いのちを育む食べものづくり」をコンセプトに、原料にこだわった醤油作りをしている大徳醤油が作る濃口醤油です。
本商品の原料である大豆・小麦・塩は、全て国産のものを採用しています。また、長期熟成により作り出せるふくよかな風味も魅力。さらに、天然へのこだわりから、化学調味料や合成保存料を加えていない点も特徴です。
・1本
・12本セット
弓削多醤油 吟醸純生しょうゆ
火入れをせず、菌が生きた状態のままで瓶詰めされた濃口醤油です。もろみから搾ったままの醤油をビンに詰め、無殺菌・成分無調整かつ、フィルターでのろ過をしていないのが特徴。そのため、一般的な醤油よりも保存可能期間が短く、開封前から冷蔵保存が必要です。
味わいはダシ醤油のような風味があり、刺身・豆腐などのつけ醤油として素材の甘みを引き立たせるのに重宝します。
・1本
・3本セット
マルシマ 純正醤油 濃口
醤油作りに適した気候や風土に恵まれた、小豆島で作られている濃口醤油。マクロビオティックの理念をもとにした、添加物や農薬を使用しない醤油作りを続けています。
商品名の「純正」は、「純粋で混じりけのないもの」という思いが込められた言葉。原材料は大豆、小麦、食塩のみで、自然な味わいが魅力です。
長期熟成によるまろやかなコクと香りを楽しめるのもポイント。手間をかけて作られた醤油ながら、安価で手に取りやすいのも特徴です。
・1本
・3本セット
ヤマサ しょうゆ
醤油をはじめとする調味料業界で日本を代表する「ヤマサ」の定番商品です。江戸の創業当時から使用しているこうじ菌「ヤマサ菌」を使用した濃口醤油。色は黒ではなく、明るく冴えた赤色です。赤い色味が、食材を鮮やかに引き立てます。
旨味のバランスがほどよいヤマサの醤油は、ポン酢と混ぜて使ったり、卵かけご飯に使ったりと素材の旨味を活かすときに大活躍。調理用としても、かけ醤油としても使えるものを探している方におすすめです。
・1本
・15本セット
チョーコー醤油 超特選むらさき
JAS規格における醤油の等級分けのなかで最も高いランクの「特級」に属している濃口醤油です。特級は旨味成分の割合によって、「特選」と「超特選」の2種類に分類。本商品は超特選に分類されているのが特徴です。
また、小麦を多く使用しているため、甘みも豊か。丸大豆をふんだんに使った旨味と、小麦による甘さがちょうどよいバランスを保っています。
旨味が深く、濃厚なテイストなので、しっかりとした味付けをする肉料理におすすめ。照り焼きや甘辛煮などがおいしく仕上がります。
・1本
・3本セット
井上醤油店 古式じょうゆ
原料や製法にこだわり、さっぱりとした旨味が特徴的な濃口醤油です。醤油作りにおいて、大豆と小麦は半量ずつ使用するのが一般的ですが、井上古式じょうゆは大豆をおよそ2割増で使用しているのがポイント。大豆のしっかりとした旨味と、天然醸造による長期熟成からくるまろやかさを感じられます。
煮物や魚の煮付けなどの調理をするときにも、卵かけご飯などのかけ醤油としても使うのもおすすめです。
・1本
・3本セット
キッコーマン いつでも新鮮 超特選 極旨しょうゆ
キッコーマンの「いつでも新鮮」シリーズで発売された濃口醤油。いつでも新鮮シリーズは、鮮度をキープすることを意識し、容器や製法にこだわっています。
仕上げの工程で火入れをすることで、香ばしさや深みのあるコクを表現。お肉や煮物、炒め物などで、しっかりとした醤油味に仕上げたいときに重宝します。
容器は、2重構造により醤油が空気に触れない「密封ecoボトル」。開封後も120日間常温保存できるのもおすすめポイントです。
・1本
・3本セット
丸中醤油 丸中醸造醤油
江戸の創業当時からの製法を守り続ける醸造蔵が作った醤油です。風味や味に変化をもたらす醸造菌により、昔ながらの製法を守っています。
長期熟成の深い旨味と香りも特徴のひとつ。煮物や汁物はもちろん、刺身や寿司などにもかけても楽しめるので、さまざまな料理に重宝します。
なお、急激な温度変化に弱い点がデメリット。開封前も後も冷蔵庫には入れず、冷暗所で保存しましょう。
・1本
・2本セット
ワダカン 八甲田伏流水本醸造しょうゆ
水にこだわって作られている濃口醤油です。青森の大自然、奥入瀬原生林の樹海を通った八甲田の伏流水を使って作っています。深い味わいとクセのない香りが特徴で、和食に合わせやすく使い勝手がよい醤油です。
大容量サイズで、リーズナブルな点も魅力。よく料理を作る方や、家族の人数が多い方にもおすすめです。
・1本
・2本セット
フンドーキン 吉野杉樽天然醸造醤油
天然醸造によるまろやかな旨味が特徴的な濃口醤油。吉野杉の木樽でじっくりと熟成されています。
原料にもこだわりを持っており、蔵のある九州を中心とした国産の大豆と小麦を使用。澄んだ赤褐色と、九州の醤油ならではの塩味を抑えた味わいが魅力で、冷奴・湯豆腐・漬物・おひたし・刺身などのつけ醤油としてや、煮物などの和食を調理するときにもおすすめです。
・1本
・12本セット
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濃口醤油の保存方法
醤油には鮮度があります。開封後は酸化が進み、風味や味、色が変化。一般的には開封後、1ヶ月程度を目安に使い切るのがよいといわれています。
酸化を防ぐためには、光・熱・空気から守るのがポイント。開封前は冷暗所で保管し、開封後は光・熱・空気を防ぎやすい冷蔵庫保存をするのがおすすめです。ただし、商品によっては常温保管をおすすめしているものもあるため留意しましょう。
最近では、酸化を防ぐために容器を2重構造になったものや、遮光性の高いビンを使用している商品も多くあります。酸化が心配な方は、容器にこだわって選ぶか、1ヶ月ほどで使い切れる量で選んでみてください。
濃口醤油のなかにも、旨味が強いものや長期熟成によるまろやかさが特徴的なもの、甘味が強いものなどさまざまな種類が存在。味の特徴によって醤油を使い分けてみると、料理を楽しむ幅がより広がります。味の特徴を捉え、自分のお気に入りの濃口醤油をぜひ探してみてください。