濃厚な旨みととろみが人気の「たまり醤油」。原料と作り方に特徴があり、色が濃く独特の香りがします。いつもの醤油とはひと味ちがった味わいを楽しめますが、あまり馴染みがないという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、たまり醤油の特徴とおすすめの商品をご紹介します。ぜひ参考にして、料理の幅を広げてみてください。

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たまり醤油とは?

By: sonomanma.co.jp

たまり醤油は、主に愛知県や三重県を中心とした東海地方で作られている醤油。味噌を作っていた過程でできたもので、味噌の水分を抜くために重しをして、そこにたまった液体を舐めてみたら美味しかったのが始まりといわれています。

魚の臭みを抑える効果があり、刺身醤油として使うのがおすすめ。ほかにも、どんぶりの漬けダレにしたりアボカドを漬けたりしてみてください。

たまり醤油の特徴

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たまり醤油の一番の特徴は原料。一般的な醤油は大豆と小麦を同量程度使って作られますが、たまり醤油は原料の大半が大豆なのがポイントです。

また、熟成期間が長く、しっかりと仕込むので、旨みが凝縮されて濃厚な味になります。塩分濃度は濃口醤油と同程度ですが、旨みが強く少量の使用で満足できるため、塩分を抑えたい方にもぴったりです。

たまり醤油のおすすめ

イチビキ 小麦を使わない丸大豆しょうゆ

イチビキ 小麦を使わない丸大豆しょうゆ
遺伝子組み換えでない丸大豆を100%使用

愛知県の調味料メーカー、「イチビキ」のたまり醤油。小麦を使っていないグルテンフリーのたまり醤油です。また、遺伝子組み換えでない丸大豆を100%使用するなど、原料にもこだわっています。

なお、本商品は500mlのペットボトルタイプですが、新鮮なまま使い切りやすい200mlの密封ボトルもあり、どちらも手頃な価格で購入可能。これからたまり醤油を試してみたい方におすすめです。

・1本

・2本セット

山川醸造 だし入り醤油 漆黒

山川醸造 だし入り醤油 漆黒
2年もの歳月をかけて熟成・凝縮された旨み

岐阜県の味噌・醤油蔵元、「山川醸造」のたまり醤油。清流長良川の伏流水を仕込み水に使い、2年もの歳月をかけて熟成させることで旨みを凝縮しています。

そのまま豆腐やアボカドにかけて食べるのがおすすめ。かつおや椎茸、昆布の出汁が入っているので、うすめてめんつゆにも、揚げ浸しなどの調理にも使えます。スタイリッシュな見た目も魅力の商品です。

・1本

・6本セット

山川醸造 伝承美濃地溜 みのび

山川醸造 伝承美濃地溜 みのび
少なめの量でも十分に風味を味わえる

山川醸造のたまり醤油「みのび」。大豆などの材料を一般的な濃口醤油の約3倍使用しています。とろみが強く、旨みが凝縮されているのが特徴。いつもより少なめの量でも、十分に風味を味わえます。

照り焼きや煮物などの調理に使うと、いつもの料理が一気に味わい深いものに。塩分量が濃口醤油と同程度なので、減塩を意識した料理にも適しています。

・1本

・3本セット

盛田 超特選むらさき

盛田 超特選むらさき

1665年に創業した、愛知県で清酒や味噌の醸造も行っている「盛田」のたまり醤油。江戸時代から培ってきた醸造技術により、大豆本来のコクと旨みが凝縮されているのが特徴です。さらに、みりんを加えることで、味に厚みが加わっています。

刺身や寿司に使うのはもちろん、照り焼きなどの調理にもおすすめです。

・1本

・3本セット

小原久吉商店 たまりしょうゆ

小原久吉商店 たまりしょうゆ

醤油発祥の地といわれる和歌山県の湯浅で180年以上もの歴史を持つ老舗、「小原久吉商店」のたまり醤油です。じっくりと熟成させて引き立てた、濃厚なコクとまろやかな甘みが特徴。刺身や寿司に使うのがおすすめです。

風味が豊かで素材の美味しさを引き立てるので、海鮮丼のタレや魚の煮付けなどにも適しています。

・1本

・3本セット

丸又商店 オーガニックたまり

丸又商店 オーガニックたまり

愛知県で150年間、たまり醤油を作り続けている「丸又商店」のオーガニックたまり醤油です。小麦を使用せず、原料は丸大豆と天日塩のみ。日本の有機JAS認定のほか、ヨーロッパやアメリカの有機認定も取得した大豆を使用しています。

アルコールなども使っていないため、健康志向の方にもおすすめです。

・1本

・2本セット

山川醸造 昔ながらのとろとろさしみたまり

山川醸造 昔ながらのとろとろさしみたまり

山川醸造が昔ながらの味わいを再現したさしみたまり。昭和40~50年頃に東海地方でよく使われていたたまり醤油で、粉飴を加えることでとろみを出しています。

本商品は、甘くて濃厚なのが特徴。サイズは70mlと控えめですが、少し漬けるだけで刺身によく絡みます。赤煮の煮付けなどとも好相性です。

・1本

半田の旨味家 小麦を使わない 国産丸大豆 たまり醤油

半田の旨味家 小麦を使わない 国産丸大豆 たまり醤油

小麦不使用のたまり醤油です。グルテンフリーかつ、化学調味料を使っていないのがポイント。昔ながらの製法と熟成にこだわっており、上品な香りに仕上がっています。

本商品は、原材料へのこだわりや香りの高さ、脱色・脱塩技術などから、料理店や米菓メーカーでも採用されているのが特徴。本格的なたまり醤油を使ってみたい方はチェックしてみてください。

・1本

海の精 たまり醤油

海の精 たまり醤油

天日で作られた伝統海塩「海の精」と、有機JAS認定の国産大豆だけで作られたたまり醤油。杉桶で仕込み、昔ながらの天然醸造法で2~3年じっくり発酵・熟成させています。

とろりとして濃厚なので、色や照りを出したいときにおすすめ。照り焼きや煮物にぴったりです。

・1本

・3本セット

関ヶ原醸造 天下の名品 関ヶ原たまり

関ヶ原醸造 天下の名品 関ヶ原たまり

岐阜県の「関ヶ原醸造」が作っているたまり醤油。宮内庁や一流料理人も御用達の人気商品です。

原料の大豆・小麦・食塩は厳選されたものだけを使用。長期醸造ならではの独特な旨みと、大豆の香りが特徴です。寿司や刺身はもちろん、煮物や焼き物の色付け、香り付けにぴったり。定番の家庭料理を高級店の味わいに変えられます。

・1本

伊藤商店 傳右衛門たまり

伊藤商店 傳右衛門たまり

丁寧に仕込んで熟成させたたまり醤油です。国産大豆と天日塩を原料に、200年モノの杉桶を使って仕込んでいるのが特徴。仕込み後は、石をのせてじっくり3年間熟成しています。手間暇をかけるのは、よい麹菌を付けてうま味を引き出すため。自然に熟成することで、濃厚なうま味に仕上がるのがポイントです。

甘味料・保存料を使っていないのも魅力のひとつ。丸大豆のまろやかなうま味の中に、ほのかな甘さが感じられます。賞味期限は1年間。塩分16%と控えめなので、塩分量に配慮したい方にもおすすめのたまり醤油です。

・1本

グローバルクリーン(Global Clean) たまり醤油

グローバルクリーン(Global Clean) たまり醤油

天然発酵醸造させて作った本格的なたまり醤油です。原料には、丸大豆・食塩・小麦・米・酒精のみを使用。酒精は、原料にサトウキビを100%使用した醸造酒で、品質を保つために発酵止めとして使われています。

杉樽を使ってじっくり2年熟成しているのが特徴。明治時代から受け継がれた、酵母菌や乳酸菌などが特有のおいしさを作り出していると謳われています。工程には職人が携わり、熟練の技で製造。保存料・調味料・甘味料・着色料は一切使用していません。昔ながらのたまり醤油を味わってみたい方におすすめです。

・1本

湯浅醤油 九曜むらさき

湯浅醤油 九曜むらさき

金山寺味噌から3%しか採れない希少な溜まりを素材に作った、たまり醤油です。塩分13%で、湯浅醤油のこいくちしょうゆと比べると、18%塩分をカットしているのが特徴。お刺身はもちろん、漬物や豆腐のかけ醤油としてやお肉料理ともよく合います。

金山寺味噌の製造には野菜を使っており、抽出される野菜エキスのうま味によって、風味豊かに仕上がるのが魅力。ほのかに感じる甘みも野菜エキスによるものです。2005年から2014年まで、モンドセレクションで金賞を連続受賞しています。

・1本

南蔵商店 豆のたまり なじみ

南蔵商店 豆のたまり なじみ

小麦を一切使わずに作っている、たまり醤油です。原料は、愛知産の国産丸大豆と天日塩のみを使用。南蔵商店が創業当時から145年以上使っている木桶で、3年かけて熟成しています。使用する大豆と同じ量の水を使う十水仕込みと呼ばれる方法で仕込んでいるため、あっさりした味わいに仕上がっているのが特徴です。

一般的な醤油と比べて、1.5倍ほどうま味成分を多く含んでいると謳われており、煮込み料理に使うと、食材としっかり絡んで、おいしく仕上がります。賞味期限は13ヶ月。小麦を使っていないため、グルテンフリー志向の方にもおすすめです。