和食の調味料として日本で古くから親しまれてきた「本みりん」。もち米・米こうじ・焼酎のみのシンプルな原材料を丹念に醸造しており、特有の旨味ややさしい甘さが特徴です。

そこで今回は、本みりんのおすすめ商品をご紹介します。本みりんの魅力が分かる特徴や選び方も解説。和食だけでなく、洋食やスイーツにも合う本みりんは商品ごとに味わいが異なります。ぜひとっておきの本みりんを見つけてみてください。

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みりんとは?

みりんの原料

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本みりんの原料は、主にもち米・米こうじ・焼酎の3種類。焼酎の代わりに醸造アルコールを使うこともあります。みりんは原料の割合によって、個性を持っているのが特徴。焼酎を使うか、醸造アルコールを使うかによって、甘みやコクが変化します。

ただし、本みりんの主な原料に副原料としてトウモロコシ・ブドウ糖・水あめなどを使っても、白米の2倍までなら本みりんとして定義されるのがポイント。一般的な本みりんはアルコール分を12~14%含んでおり、酒税法では酒類に分類されます。

もち米と米こうじに焼酎や醸造アルコールを仕込んで、熟成してもろみを造成する糖化熟成の製法を採用。30~40日の熟成期間で生成された糖やアミノ酸が、みりん特有のおいしさを引き出します。

みりんの役割

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みりんには、照りやツヤを出す、味を浸透させてコクのある旨味を生み出す、きれいな焼き色に仕上げる、煮崩れを防ぐ、生臭さを消す、素材の香りを引き出すなどの役割があります。味を浸透させる、煮崩れを防ぐ、生臭さを消すといったことができるのは、みりんにアルコールが含まれているためです。

アルコールの働きを生かすためには、料理のはじめにみりんを入れるのがおすすめ。照りやツヤを出すには、仕上げにもう一度みりんを加えてみてください。甘みの多いみりんは、自然な深みのあるコクを加える役割も担います。

みりんはしょうゆとの相性がよいのも特徴のひとつ。みりんとしょうゆを1対1の分量で混ぜ合わせたモノをベースに、だし・砂糖・酒などを加えるだけで、さまざまな料理の味付けに使えます。より素早く仕上げるには、料理を始める前に調味料を合わせておくのがおすすめです。

本みりんとみりん風調味料の違い

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本みりんとみりん風調味料の主な違いは、原料とアルコール分。本みりんはもち米・米こうじ・焼酎または醸造アルコールを原料に使います。一方、みりん風調味料は水あめ・発酵調味液・醸造酢・酸味料などを使用。含まれるアルコール分は1%未満です。本みりんは酒類に、みりん風調味料は食品に分類されます。

こうじ菌の働きをアルコールで抑えながら分解速度を調節する本みりんは、甘みと旨味を兼ね備えているのがポイント。対して、みりん風調味料は水あめやブドウ糖などを混ぜ合わせることで、みりんの風味に似せています。

役割に大きな違いはありません。しかし、マリネ・ドレッシング・和え物などに本みりんを使う場合は、煮切りでアルコールを飛ばす必要があります。

本みりんと料理酒の違い

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本みりんと料理酒は、原料・製法・味わいが大きく異なります。純米料理酒と呼ばれる料理酒の原料は、米・米こうじ・食塩。料理酒には、純米料理酒の原料に加えて、ほかの調味料も用いられているのが特徴です。

料理酒の役割は素材の臭みを消したり、やわらかい食感に変えたり、料理にコクを加えたりと、本みりんに似ています。また、料理酒には塩が加えられているため、料理に使うことで塩味を与えられるのも特徴です。

本みりんは甘みがあるため、料理以外にデザートやお菓子の調味料としても活用できます。共通する役割はありますが、甘みと塩味で大きな差があるので上手に使い分けるのが大切です。

本みりんの選び方

製法で選ぶ

本格的な「伝統的製法」

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本みりんは製法によって風味が大きく異なります。伝統的製法の本みりんとは、江戸時代から伝わる製法で造られたモノのこと。原料は、もち米・米こうじ・本格焼酎です。本格焼酎にもち米と米こうじを蒸したモノを仕込み、時間をかけて熟成し造ります。乙類焼酎という原料の風味を生かした焼酎を使うのもポイントです。

手間暇をかける製法で、特有のおいしさを生み出します。アルコール分は14%程度。しつこさを感じさせない、さわやかな甘みと程よい旨味が特徴です。そのまま飲むみりんとしても適しており、リキュール感覚で楽しめます。

コスパのよい「工業的製法」

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工業的製法の本みりんは、伝統的製法と同じ量のもち米で、3倍多く造れる製法のこと。戦後の米不足が発生していた時期に開発されました。原料はもち米・米こうじ・醸造アルコール・水あめです。焼酎の種類も異なり、乙類焼酎ではなくクセの少ない甲類焼酎を使います。

蒸したもち米と米こうじにアルコールと水あめを加え、香料を調節して仕上げるのが特徴。また、工程に加圧蒸煮や高温液化などの処理を加えています。短期間で完成するのもポイント。アルコール分は14%で伝統的製法とあまり違いはありませんが、甘みを強く感じられる風味が特徴です。

容量で選ぶ

使用する量が多いなら大容量の「一升瓶タイプ」

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みりんを存分に使いたい方は、一升瓶タイプがおすすめです。一升瓶の容量は約1.8L。みりんを砂糖大さじ1杯の代わりに使う場合は、本みりん約大さじ1.5杯が必要です。

使用量を気にせず使いやすさにこだわりたい方は、1.8Lのペットボトルタイプもおすすめ。少し大きめのボトルに移し替えて使うのもひとつの手です。

一人暮らしでも使い切れる「小容量タイプ」

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開封後に使い切りやすいみりんを選ぶなら、小容量タイプがおすすめです。プラスチックボトルと瓶、2種類の素材から選べます。小容量タイプは、プラスチック製の開け閉めしやすいキャップが付いている本みりんも選択可能です。

一升瓶タイプと小容量タイプ、両方のサイズから選べる本みりんは同じラベルを使っていることも多いので、本みりんの高級感も味わえます。容器の中に入っているみりんが透けて見える透明タイプの商品なら、みりん特有のきれいな色味を楽しめるのが特徴です。

料理やレシピに合わせた甘さを選ぶ

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みりんは甘みがあるため、煮切りをしてスイーツ用のシロップにしたり、和菓子や洋菓子にリキュールとして加えたりするなどさまざまな使い方ができます。エキス分は甘さの度合いをはかる指標のひとつ。エキス分とは、みりんを蒸発させることで残った不揮発性成分の含有量のことを指します。

エキス分は主に糖類やアミノ酸のことで、含有量が多いみりんは甘みが強く濃厚な味わいです。本みりんの場合は40%以上がエキス分。甘みを生かしたい料理の場合は少量でも甘さが強く感じられるみりんを、素材やほかの調味料の味を引き立てたい場合は甘み控えめのみりんを選んでみてください。

生産地ごとの特徴をチェック

千葉県流山市

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千葉県流山市は白みりんの発祥地として有名です。白みりんは本みりんの原型といわれている商品。流山市は流山キッコーマンの工場所在地でもあります。流山キッコーマンでは、白みりんの製造を明治時代から行っているのが特徴です。

現在はマンジョウ本みりんとして製造され続けています。流山市はもち米と米こうじの原料であるうるち米の産地が近くにあり、水質にも恵まれていたのがポイント。江戸川の水運を使うことで、江戸に輸送しやすかったのも名産地として発展した一因です。

愛知県碧南市

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愛知県碧南市も醸造のまちとして、多数のみりんを生産している地域です。なかでも、三河みりんが有名。三河みりんは本みりん特有の際立ったコクと旨味が特徴です。芳醇で奥深い風味も魅力のひとつ。飲むみりんとしても楽しめます。

愛知県碧南市でみりん造りが発展したのは、温暖な気候と矢作川の水、高品質なお米など、生産に関する条件がそろっていたためです。水運にも恵まれており、江戸に流通しやすかったのもポイント。品質の高さから、江戸当時に人気だったうなぎ屋さんやそば屋さんから、調味料として重宝されていました。

飲むみりんは熟成年数にも注目

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みりんは主に調味料として用いられますが、もち米由来の自然な甘さがあるため、そのまま飲んでもおいしく味わえるのが特徴。飲むみりんは旨味が強く、風味豊かなモノを選ぶのがおすすめです。甘さの度合いは好みに合わせて選び分けてみてください。

素材を熟成させることで、もち米のデンプンが糖分に変化し、タンパク質がアミノ酸に変化します。熟成によって糖とアミノ酸が複雑に変化することで、まろやかな風味に変わっていくのがポイント。時間をかけて熟成した本みりんは、特有の琥珀色が特徴です。

より長く熟成させたみりんを選びたい方は、純米本みりんを選んでみてください。純米本みりんは原料のアルコールに本格焼酎を使っていることに加え、製造日数がもろみに90日、熟成に300日以上かけているのが特徴。通常の本みりんの製造日数と比べて、長くなっています。

本みりんのおすすめ

角谷文治郎商店 三州三河みりん

角谷文治郎商店 三州三河みりん

明治43年の創業以降、米のおいしさを引き出す伝統的な醸造方法で商品を造り続ける「角谷文治郎商店」の本みりんです。国内を産地とする米は自社内で精米。みりん造りにぴったりのこうじや、香り高い焼酎も自社で醸造しています。

本商品は、アルコール度数14%。アルコールが働くことで、味の染み込みをよくしたり、旨味を閉じ込めたりといった効果を得られます。さらに、煮崩れを防ぎ、具材が冷めても硬くなりにくくするため、煮物に使うのにぴったりです。

そのまま飲んでも感じられる上品でキレのよい甘さと、料理に使ったときの照りやツヤのよさがポイント。素材の味を引き立てる本みりんを探している方におすすめです。

白扇酒造 福来純 伝統製法 熟成本みりん

白扇酒造 福来純 伝統製法 熟成本みりん

江戸時代後期からみりん造りを続ける「白扇酒造」の本みりん。昔ながらの製法を守って造られた商品は、食の専門家からの評価も高く、長い間愛され続けているのが特徴です。

白扇酒造では手造りにこだわり、こうじを育てるのも昼夜問わず手作業。複雑で旨味の深い商品は職人たちの努力によって生まれ、特別な味わいを届けています。

90日間仕込み、その後3年かけて熟成された本みりんは琥珀色。しつこさのない、品のある甘みが特徴です。煮物をはじめとした和食に使うのはもちろん、ホットケーキやカステラといったお菓子作りに使えば、風味が増します。しっかりとしたこだわりのもと造られた本みりんを使ってみたい方におすすめです。

九重味淋 本みりん 九重櫻

九重味淋 本みりん 九重櫻

250年以上の歴史を持つみりんメーカー「九重味淋」の本みりんです。代々受け継がれてきた技を磨き、技術の向上を行なうことで、上品な甘みと旨味、醸造特有の芳醇な香りを持つ本みりん造りを叶えています。

みりんを貯蔵熟成する「九重味淋大蔵」は、国の登録有形文化財に登録。四季がめぐる日本の気候のなかでも、温度変化が少ないのが特徴です。大蔵でしか造りだせない味が大切に守られています。

原材料は、厳選した国内産のもち米・米こうじ・本格米焼酎のみを使用。もち米由来の自然な甘みと豊富な旨味は格別な味わいで、料理をワンランクアップさせたいと考えている方におすすめの本みりんです。

白鶴酒造 白鶴 本みりん

白鶴酒造 白鶴 本みりん

兵庫県の神戸市灘区近辺にある酒どころ、灘五郷にある「白鶴酒造」の本みりんです。260年以上続く伝統製法と最先端の技術を組み合わせることで、質の高い商品を生み出しています。

酒造りの技を生かして造られているのが本商品。まろやかな甘みがあり、料理に美しい照りとツヤ、さらに深いコクと旨味を与えます。味を染み込みやすくしながら煮崩れを防止するため、煮物を作る際には特におすすめの商品です。

・1本

・6本

キッコーマン マンジョウ 国産米 濃厚熟成 本みりん

キッコーマン マンジョウ 国産米 濃厚熟成 本みりん

有名な調味料メーカー「キッコーマン」の本みりんです。国産米を100%使用し、100%国内で醸造。お米から来るコクと旨味が豊かで、料理に使うと素材の味を生かした上品な味に仕上がるのが特徴。品のある華やかな香りも楽しめます。

独自の「濃厚熟成製法」で仕込むことで、通常の仕込み方をした同社の本みりんと比べてアミノ酸や有機酸の含有量がアップ。深い味わいを生み出しています。まろやかでコクの感じられる味付けが好みの方におすすめです。

福光屋 純米本味醂 福みりん

福光屋 純米本味醂 福みりん

豊かな食文化を持つ石川県金沢市の地で生まれた「福光屋」の本みりんです。1625年の創業以来、基本を忠実に守りつつも時代の変化を柔軟に取り入れ進化を続けてきた味わいは、福光屋にしか造れない味わいを生み出しています。

国産のもち米を原料とした蒸米と、国産米のみで仕込んだ米こうじ、自社の蔵で醸造した本格米焼酎が原料です。甘みと旨味がゆっくり引き出され、香り高いのが特徴。糖類や添加物は不使用で、さまざまな料理を風味よく仕立てる本みりんを探している方におすすめです。

宝酒造 タカラ本みりん 純米 国産米100%

宝酒造 タカラ本みりん 純米 国産米100%

焼酎や清酒などのアルコール商品の取り扱いを行なう「宝酒造」の造る本みりんです。本みりん造りにおいて重要なこうじ造りをはじめ、仕込み・熟成・充填までの作業を国内の自社工場で実施しています。

米とアルコール以外の原材料は一切使用していない純米タイプで、お米が生み出した奥行きのある甘みと旨味が感じられるのが特徴。料理の味をさらに引き立てます。市販の製品で使いやすい本みりんが好みの方におすすめです。

甘強酒造 昔仕込本味醂

甘強酒造 昔仕込本味醂

水や米、気候に恵まれた愛知県尾張地方にある「甘強酒造」の造る本みりんです。「甘みや旨味の強い本物のみりんを造り続ける」という想いから名付けられた社名のとおり、こだわりの製法と原材料でおいしいみりんを製造しています。

糖類無添加で造ることで、旨味成分を強く感じられ、粕取り焼酎に由来する香ばしい香りも楽しめるのが特徴。少量でも品のある甘みと豊かな風味を感じます。まろやかな口当たりの本みりんが好きな方におすすめの商品です。

角谷文治郎商店 有機三州味醂

角谷文治郎商店 有機三州味醂

愛知県碧南市に本社とみりん蔵を置く、角谷文治郎商店の本みりん。「米一升・みりん一升」という200年余りの歴史を持つ伝統的な醸造法で造られています。お米の自然な甘さ、旨味と、豊かな香りを味わえるのがポイントです。

仕込みの原料は、国産の有機栽培されたもち米・有機米こうじ・有機焼酎のみ。びん詰めしてからの加熱殺菌処理を行なっていないため、おいしさを生み出すこうじが働き続け、旨味が増していきます。芳醇で深い味わいの本みりんを使いたい方におすすめです。

宝酒造 タカラ本みりん カジュアルボトル

宝酒造 タカラ本みりん カジュアルボトル

1800年代から酒造業を行なう、宝酒造の造る本みりん。世界中から厳選された原材料を集め、こうじ造りをはじめとした全工程を国内の自社構造で行なっているのが特徴です。

料理に使うことで豊かなコクと旨味をプラス。本みりんに含まれる糖とアミノ酸の働きで、塩味や酸味をまろやかにしたり、食材の生臭さを消したりといった効果が期待できます。安価で求めやすく、おいしい本みりんを探している方におすすめの商品です。

月桂冠 本みりん

月桂冠 本みりん

1637年、京都府伏見区で最古の酒蔵として誕生した「月桂冠」の造る本みりんです。380年以上の歴史のなかで創造と革新を重ねて生み出された本商品は、高い品質で根強いリピーターも多く存在しています。

国産のもち米・米・米こうじに醸造アルコールと糖類を加えて醸造。素材本来の旨味を引き出し、和食はもちろん洋食や中華などさまざまな料理に活用できる商品で、使い勝手のよい本みりんを探している方におすすめです。

杉浦味淋 古式三河仕込 愛櫻 純米本みりん 一年熟成

杉浦味淋 古式三河仕込 愛櫻 純米本みりん 一年熟成

昔ながらの、手造りでじっくりと時間をかけたみりん造りをしている「杉浦味淋」の本みりんです。みりんを造るのに適した気候と風土を持つ、愛知県碧南市に蔵を置いています。

厳選した愛知県三河産のもち米、同じく三河産のこうじ米と、近隣にある酒蔵の酒粕を原料としているのが特徴です。地元の原材料にこだわっており、長期熟成と天然醸造によって生まれる本みりんは独自の味わい。伝統を感じられる商品を試してみたい方におすすめです。

相生ユニビオ 相生古式 本みりん

相生ユニビオ 相生古式 本みりん

明治5年の創業当時から自然の恵みを大切に、素材にこだわった商品造りを行なっている「相生ユニビオ」の本みりんです。歴史とともに発酵の技術を重ね、磨きがかけられた職人の技によって造られています。自然・時間・技術が合わさって、豊潤でふくよかな味わいを実現しているのが特徴です。

良質な国産のもち米と乙類焼酎を使用し、三河地方伝統の旧式製法でじっくり熟成させた純米本みりん。上品ですっきりした甘さと、豊かで深みのある香りを感じられます。家庭用として手軽に手に入る商品でありつつ、こだわりの感じられるモノを好む方におすすめです。

日の出 本みりん 醇良

日の出 本みりん 醇良

1900年の創業以来みりん造りを続けている「日の出」の商品です。もち米・米こうじ・醸造アルコール・糖類を原料としています。もち米から醸し出される豊かな風味とコク、まろやかな甘みが特徴です。

料理に照りやツヤを出すのはもちろん、肉や魚などの匂いを抑え、上品な風味に仕上げます。素材の繊細な味わいを生かした味付けをしたい場合におすすめの商品です。

キッコーマン マンジョウ 米麹こだわり仕込み 本みりん

キッコーマン マンジョウ 米麹こだわり仕込み 本みりん

国産米を100%使用し、100%国内で醸造された本みりんです。米こうじ用の米の量を通常の2倍使用することで、米由来の旨味成分量をグッとアップ。さらに、オリゴ糖を多く含むため、品のあるやわらかな甘みを感じられます。

容器にも工夫があるのがポイント。リサイクル可能なPET素材の「やわらかボトル」を採用しています。少量から必要な分まで、出す分量調節がしやすく、日々の料理をスムーズにする商品。普段使いできるおいしい本みりんを探している方におすすめです。

・1本

・12本セット

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みりんの保存方法は?

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本みりんは開封後も常温で保存できる調味料。アルコールが含まれているため、変質しにくい性質です。しかし、直射日光が当たったり、高温の環境で保存したりすると風味が変化する場合があります。

冷蔵庫で保管する場合は、みりんに含まれる糖が白い結晶に変化することも。結晶化したみりんは、あたためることで元に戻ります。アルコールを多く含んでいるので、直射日光の当たらない冷暗所で常温保存するのがおすすめです。

みりんを使ったおすすめレシピ

リンゴのコンポート

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甘みのある本みりんは、スイーツ作りに使うのもおすすめです。果物を砂糖水で煮るフランスの保存食コンポートも、本みりんを使って調理できます。材料は、本みりん・リンゴ・レモン。リンゴの品種は「ふじ」「紅玉」「つがる」など、小さめのモノがおすすめです。

まずは手鍋に本みりんを入れて加熱し、アルコールを飛ばします。アルコールが飛んだらレモンを搾り、皮を剥いて芯を取り除いたリンゴを投入。沸騰したら、さらにみりんを加えます。再度沸騰したら、粗熱をとって冷蔵庫に入れて冷やせば完成。粗熱を取る前にバニラエッセンスを加えると、香り高く仕上がります。

卵焼き

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本みりんはやさしい甘さがあるだけでなく、照りツヤを出したり、焼き色を仕上げたり、料理をおいしく仕上げるのに長けた調味料です。普段の卵焼きに少し加えるだけで本みりんの魅力を活かして、上手に仕上げられます。

分量の目安は卵1個に対して、みりん小さじ1杯。きれいで鮮やかな色味だけでなく、焼き色もきれいに仕上がります。アルコールが卵の水分を保つので、冷めてもやわらかい食感をキープできるのが特徴。本みりんのよさを堪能できる手軽なレシピなので、ぜひ試してみてください。

サツマイモのサラダ

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本みりんは和風料理だけでなく、洋風料理にも使えるのがポイント。ドレッシングに使えば素材の風味を引き立てる、やさしい味わいに仕上がります。ドレッシングの材料は、無糖のヨーグルト・マヨネーズ・本みりん・塩コショウ。本みりんは半量になるまで煮詰め、冷ましてから加えます。

サラダの材料は、サツマイモ・レーズン・ナッツ類です。角切りにしたサツマイモを蒸し、残りの材料を加えるだけ。お好みで葉物野菜を加えるのもおすすめです。サラダの材料を変えるだけで手軽にアレンジできるレシピ。カロリーが気になる方にもおすすめです。