目玉焼きを作るのに適した調理器具「エッグベーカー」。手軽かつおしゃれに使えることから、SNSを中心に人気を集めています。
そこで今回は、エッグベーカーのおすすめアイテムをピックアップ。エッグベーカーで作れる料理のレシピも簡単にご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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エッグベーカーとは?
エッグベーカーの特徴
エッグベーカーとは、目玉焼きを作るのにちょうどよいサイズ感の調理器具のこと。焼き物でつくられた蓋付きの容器で、直火やIH、オーブンなどのさまざまな熱源に対応した製品が多く製造されています。
陶製なので、小さな土鍋のように使えるのが特徴。目玉焼きだけでなく、アヒージョやおかゆなどの調理にも使えます。フライパンのように持ち手が付いているため扱いやすく、便利です。
デザイン性に優れた製品ならば、調理をしてそのまま食卓へ並べることも可能。コンパクトで収納に場所を取らないため、一人暮らしのキッチンツールとしてもおすすめです。
フライパンとの違い
フライパンとエッグベーカーの最大の違いは素材です。フライパンは熱伝導に優れた金属を素材としていますが、エッグベーカーはじっくりと火を通せる陶器を採用しています。同じ目玉焼きを作るにしても、本体の素材が異なると料理の仕上がりも変わるため、好みに合わせて選択することが重要です。
フライパンは熱伝導率が高いため、一気に火を通したいときにおすすめ。炒め料理や、食材に焦げ目をつけたいときなどに重宝します。一方、エッグベーカーはじっくりと火を通して調理したいときに便利。保温性が高いため、フォンデュなどの料理を作る際にも適しています。
また、フライパンはサイズ展開が豊富なのも特徴。多めの食材でも一気に調理できるため、メイン料理に適しています。エッグベーカーはコンパクトサイズなので、食卓に一品追加したいときなどに便利。使い方が異なるので、フライパンとエッグベーカーで悩んだ場合には用途に応じて選択しましょう。
エッグベーカーのおすすめ
長谷園 エッグベーカー 小 ACK
カラーバリエーションが豊富で、食卓に合わせたタイプを選べるエッグベーカーです。ホワイト・ブラック・オレンジ・イエローなどの種類をラインナップ。伊賀焼のため、趣のあるデザインを楽しめるのが魅力です。
サイズは、約長さ10.5×幅14×高さ6cmの小サイズで、目玉焼きやアヒージョを調理するのにおすすめ。ちょっとしたおつまみや惣菜などを盛り付ける際にも使えます。
レシピ付きで、初めてエッグベーカーを購入する方にぴったりです。熱源は、直火・電子レンジ・オーブンに対応します。
三陶 萬古焼 目玉焼き皿 14257
かわいいデザインを好む方におすすめのエッグベーカーです。蓋の部分に猫が描かれており、あたたかみのあるデザインが特徴。本製品のほかに、洋なしやさくらんぼが描かれていたモノも展開しています。
三重県四日市市の伝統的な焼き物である「萬古焼」を採用。耐熱性に優れているほか、直火・電子レンジ・オーブンでの調理に対応します。サイズは、約15.5×11.7×6.5cm。取っ手付きで食卓にそのまま出しやすいのもポイントです。
伊賀焼 目玉焼き鍋 2個セット 3220
家族でお揃いのアイテムを使いたい方におすすめの、2個セットのエッグベーカーです。伊賀焼を採用しており、趣のあるデザインが特徴。ブラック・ホワイト・ブラウンの3色をラインナップしています。
サイズは、約幅14×奥行き10.5×高さ5.5cm。2Lサイズの卵がキレイにおさまると謳われています。直火のほかに電子レンジやオーブンにも対応。シンプルながらおしゃれなアイテムを使いたい方におすすめです。
A&K 瀬戸焼 陶器 目玉焼き器
長い歴史のある瀬戸の窯元で作られたエッグベーカーです。土鍋と同じ素材を使用し、高い蓄熱性があるのが特徴。加熱中の水蒸気をコントロールし、卵をゆっくりとあたためます。
また、「電子レンジで簡単に目玉焼きを作る」ことをコンセプトに作られており、電子レンジで手軽に調理できるのも魅力。ほかにも、オーブンやオーブントースターでの調理にも対応しています。
サイズは、内側の直径が約10cmで、目玉焼きのほか、ちょっとしたおつまみを作るのにぴったり。使用する食材や調理を工夫すれば、アヒージョ・グラタン・茶碗蒸しなども楽しめます。
ドウシシャ(DOSHISHA) ぽわっとエッグベーカー LCEB-S
陶器製の本体と木製の台座がセットになったモデルです。台座があるため、調理後にそのままテーブルに出しやすいのが特徴。ハンドル付きで、取り回ししやすいのもポイントです。
熱源は、オーブントースター・電子レンジ・オーブンレンジに対応。食材が入るサイズは、約直径9×高さ3cm。付属品にレシピがついているので、初めてエッグベーカーを使用する方にもおすすめです。
かもしか道具店 目玉焼き鍋
陶器ならではのあたたかみのある見た目が特徴のエッグベーカー。シンプルかつ丸みのあるデザインで使いやすいのも魅力です。
直径は約11.6cmで、目玉焼きだけではなく、1人分のスイーツやアヒージョなどを調理するのにもぴったり。小さな取っ手付きで、そのまま食卓に移しやすいのもポイントです。また、ホワイト・ブラック・ブラウンなどさまざまなカラーをラインナップしています。
湯町窯 布志名焼 エッグベーカー 小
布志名焼のエッグベーカーです。本体の底に描かれた花が特徴。イギリス伝統の装飾技法「スリップウェア」で描かれており、デザインのポイントとなっています。
本体サイズは直径8cmで、アヒージョ・オムレツなどを調理して、そのまま食卓に出しやすいのもポイント。デザインにこだわったエッグベーカーを探している方におすすめです。
スケーター(skater) 目玉焼きメーカー RMD1-A
電子レンジのみに対応したエッグベーカーです。本体はポリプロピレン製で、価格がリーズナブルなので初めて目玉焼きメーカーを使う方におすすめ。サイズは、約14.7×10.8×4.7cmです。
容器に卵を入れて、500Wの電子レンジで60秒間あたためるだけで簡単に目玉焼きが作れます。加熱時間を調整すれば、半熟卵も調理可能です。本体の形状は高脚型で、加熱ムラが起こりにくい設計。また、取っ手付きのため、簡単に持ち運びができます。
エッグベーカーを使ったおすすめレシピ
ベーコンエッグ
エッグベーカーで作る定番メニュー「ベーコンエッグ」。エッグベーカーの底にベーコンを敷き、その上に卵を割り入れて加熱することで、黄身がとろとろの目玉焼きを作れます。
ガスコンロで作る場合には、ガスコンロの上に網を乗せ、その上に材料を入れて蓋をしたエッグベーカーを乗せて加熱。弱火で3~4分加熱してから火を止め、4~5分蒸らすと余熱で美味しい半熟卵を作れます。
電子レンジならば、材料を入れて蓋をしたエッグベーカーを500Wで30~40秒加熱。割り入れた卵の黄身に楊枝で2~3か所穴を開けておけば破裂せずに美味しい目玉焼きを作れます。
アヒージョ
シンプルながらもお酒との相性がよく、おつまみとして人気の高い「アヒージョ」。貝やマッシュルーム、野菜などの具材をオリーブオイルとニンニクで煮込み、バゲットに載せて食べるスペイン料理です。エッグベーカーならば、調理中に油が跳ねることもなく、安全に楽しめます。
エッグベーカーでアヒージョを楽しむ際には、具材とオリーブオイルを混ぜ合わせて蓋をせずに予熱したオーブントースターで加熱。全体がよく沸いたら器を取り出して蓋をし、約5分間余熱を加えて完成です。
茶碗蒸し
火加減の難しい茶碗蒸しも、エッグベーカーならば簡単に作れます。出汁を混ぜた卵液にシイタケやかまぼこ、鶏肉などの具材を加えて蓋をし、200Wのレンジで6分程度過熱。余熱調理をすることにより、美味しい茶碗蒸しを作れます。
火の通りが甘くなる場合があるため、卵液以外の食材には先に火を通しておくのがおすすめ。容器のサイズや作りたい分量によっても調理時間が異なるので、適切な分量や時間に調節してみてください。
グラタン
オーブンやトースターでの調理に対応したエッグベーカーならば、グラタンも作れます。基本のポテトグラタンならば、直火での過熱を行なう必要がないため手軽です。
作り方は、エッグベーカーにバターを薄く塗り、容器の底に2~3mmの厚さに切ったジャガイモを並べます。塩コショウで味付けして生クリームを注ぎ全体になじませたら、上にチーズをピザ用チーズをかけ、200℃に予熱したオーブントースターで過熱。15分程度で美味しいグラタンが完成するため、時短で食事を作りたいときにも便利です。
おかゆ
消化によいため、体調が悪いときなどに食べられることの多い「おかゆ」。エッグベーカーならば、一人分の分量を簡単に作れるため、食べきれずに残してしまうリスクを軽減できます。
生米から炊く場合には米1/4合に対して水250~300mlで30分、炊いたごはんの場合にはごはん50gに対して水約100mlで、お湯が沸騰してから20分ほどとろ火~弱火にかけるだけ。水の分量や火にかける時間は好みに合わせて調節できます。
エッグベーカーは目玉焼きをはじめ、一人分の料理を素早く作れる便利な調理器具。ひとつ持っておくだけでもさまざまなシーンで活用できるおすすめのアイテムです。本記事を参考に、お気に入りのエッグベーカーを見つけて、毎日の生活を豊かに彩ってみてください。