夜釣りで役立つ「集魚灯」。海を明るく照らすことで魚をおびき寄せる、夜釣りに使うアイテムです。ただ、種類としては仕掛けにつけて水中に沈めるタイプや投光器タイプなどさまざまな種類があり、とくに初心者の方は使い分けに悩むのではないでしょうか。
そこで今回は、集魚灯の選び方とおすすめのモデルをご紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- 集魚灯とは?
- 集魚灯を使用するときの注意点
- 集魚灯の選び方
- 集魚灯のおすすめメーカー
- 集魚灯のおすすめ|仕掛けにつけて水中に沈めるタイプ
- 集魚灯のおすすめ|直接水中に沈めるタイプ
- 集魚灯のおすすめ|投光器タイプ
集魚灯とは?

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集魚灯とは、名前の通り魚を集めるための照明器具のこと。暗い海のなかで強い光を放つとプランクトンやエビなどが照らされ、それらを餌とする魚たちが集まってくるので、常夜灯のない場所での夜釣りには便利なアイテムです。
使うシーンとしては当然夜。フィールドとしては海が多く、ナイトゲームでターゲットとなる根魚や青物が対象となります。モデルによって使い方や特徴が異なるため、自分の用途に合う集魚灯を選びましょう。
集魚灯を使用するときの注意点

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集魚灯を使用する際は、ルールやマナーを守ることが重要です。地域によっては、集魚灯の使用が規制されている場合もあるので、水産庁の公式ホームページなどで事前に確認しておきましょう。
また、周囲とのトラブルも注意。釣り人のなかには集魚灯の使用を快く思わない方もいるため、TPOをわきまえて使用するようにしましょう。
集魚灯の選び方
種類で選ぶ
仕掛けにつけて水中に沈めるタイプ

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仕掛けにつけて水中に沈める集魚灯は、小型で防水加工を施されているのが特徴です。手軽に使用できるモデルを探している方にぴったり。カラーバリエーションが豊富で価格も比較的安いので、魚種に合わせて何色か揃えるのもおすすめです。
大きさは親指サイズのモノが多く、本体にボタン電池やリチウム電池を入れて使用するのが一般的。取り付け方はモデルによって異なりますが、本体上下の穴にラインを通してストッパーで留めたり、ラインの途中に結んで使ったりするのが主流です。
直接水中に沈めるタイプ

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直接水中に沈めるタイプの集魚灯は、200〜300mm程度の大きさのモノが主流です。ロープや配線コードとつなぎ、海中を明るく照らすことで、足元に魚を集める際に適しています。防水仕様のため、持参する機材を少なく済ませられるのもメリットです。
また、乾電池タイプと、船・車のバッテリーから電源を取るタイプに分かれているのが一般的。乾電池タイプは、夜釣りをセッティングする際の照明や、防災時・アウトドアシーンでのランタンとしても使用できます。
船や車のバッテリーから電源を取るタイプは、船に取り付けられるモデルもあり、潮の流れが早いときに便利です。なお、使用後はメンテナンスをしないと劣化しやすいので、取り扱いには注意しましょう。
投光器タイプ

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投光器タイプの集魚灯は、陸上や船の上から水面に照明を当てて使用するのが一般的です。主に、岸壁からの夜釣りや船上釣りで使用します。強い光を放つモデルが多いため、視野を確保しやすいのがポイント。防災時の照明としても役立ちます。
充電式のモデルと、車や船のバッテリーから電源を取るモデルが主流で、本体のスイッチやリモコンで操作するのが一般的です。なお、ほかのタイプに比べて光が強いので、マナーを守って使用しましょう。
ライトの色で選ぶ

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集魚灯を選ぶ際は、ライトの色もチェック。色によって波長が異なるため、水中で光が届く範囲も変わります。狙う魚種のいる場所まで届く色を選ぶのがポイントです。
光には、赤・緑・青の順に届く距離が伸びるという特徴があります。赤色の光は狭く浅い場所での使用に適しており、魚にとって見えにくい色といわれているので、沿岸部での使用におすすめです。また、緑はプランクトンが多い中層や、水温の高い場所にぴったり。青は、深い場所を狙う際や、広範囲から魚を集めたい場合に適しています。
電源で選ぶ

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集魚灯の電源は大きく分けて、乾電池・バッテリー仕様・本体充電の3つに分けられます。電源が乾電池もしくは充電式の場合、必要な機材が少ないので、持ち運びしやすいのがメリット。防水仕様のモデルも多く、安心して使用できるため、初心者におすすめです。
車や船のバッテリーから電源を取るモデルは、大容量かつ明るい光を長時間使用できるのが魅力。使用場所や使用時間に合わせて選んでみてください。
集魚灯のおすすめメーカー
ハピソン(Hapyson)

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「ハピソン」は、パナソニックの釣り具部門を引き継いだ「山田電器工業」が2011年4月からスタートさせた釣り具ブランド。電気ウキ・蓄光器・乾電池式エアーポンプなども販売しています。
ハピソンの集魚灯は、従来から人気のあった乾電池式水中集魚灯をはじめ、初心者が使用しやすいモデルも多いのが特徴です。初めて集魚灯を購入する方は、ぜひチェックしてみてください。
ルミカ(LUMICA)

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「ルミカ」は1979年の創業からオリジナル製品の開発に力を注いでいるメーカー。コンサートやお祭りで使用される光るスティック「ケミカルライト」の製造販売を行っていることで知られています。
釣り具においては、夜釣り用「ケミホタル」を販売していることで有名。そのほか、夜釣りをアシストするLED水中集魚ライトの「ボルト」や「ルミコ」など、多数のアイテムをラインナップしています。
集魚灯のおすすめ|仕掛けにつけて水中に沈めるタイプ
ハピソン(Hapyson) カワハギ集魚ライト
LEDを使用したカワハギ用の集魚灯です。高い集魚効果を持つ8Hz周期で点滅するのが特徴。ビーズが付いていることにより、光が散乱しやすく、広範囲にアピールすることが可能です。ビーズの動きを調節できるゴムも付属しています。
また、300m耐水試験をクリアしているのもポイント。使用可能温度は0〜40℃です。電源はピン形リチウム電池で、寿命は水温が20℃の状況で連続約8時間。カワハギを狙いたい方はぜひチェックしてみてください。
ルミカ(LUMICA) ルミコ
直径2.9×22mmと小型の集魚灯です。重量は約0.15g。3本入りで、チューブやワンタッチテープが付属しています。
本体は発光体で、発光時間はイエローが約3時間、その他の色は約10時間です。優しい光により、魚に警戒心を与えにくいのが魅力。チューブでハリスに取り付けて水中に投げることで、魚をおびき寄せます。
また、カラーバリエーションが豊富なのもポイント。グリーンはマダイ、オレンジはカレイ、イエローはメバルに適しています。狙いたい魚種に適した色を選んでみてください。
LEDGLE 水中集魚灯
海の状況や狙う魚種に応じて使い分けできる集魚灯です。単色点滅と7色点滅、2つの点灯モードを搭載。電源スイッチがライトの下に配置されており、左へ回転させると点灯します。
電源はボタン電池式なので、初心者が扱いやすいのもおすすめポイント。イカを狙うエギングにもぴったりです。なお、使用後はメンテナンスを行い、劣化を防ぎながら使用しましょう。
オルルド釣具 魚眼型集魚灯「フィッシュアイライト」 5色セット qb500061

魚の目玉のようなデザインが特徴の集魚灯です。サイズは約15mmで、重さは約2.2g。白・赤・青・緑・マルチカラーの5色がセットになっているため、狙いたい魚種によって使い分けできるのがおすすめポイントです。
また、当モデルは電池内蔵型で、水につけると自動で点灯し、乾くと自動で消灯。スイッチを入れる手間がいらず、消し忘れを防げるのも魅力です。アジングやメバリングに適した集魚灯を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
集魚灯のおすすめ|直接水中に沈めるタイプ
ハピソン(Hapyson) 乾電池式高輝度LED 水中集魚灯

チップLEDを採用し、500ルーメンの明るい光を照らせる集魚灯です。光の色は、魚が最も反応する波長といわれている青緑。警戒心の強い魚を刺激しないよう、光が均一に照らさせるうえ、摂餌行動を促せるのが特徴です。
本体のサイズは、直径123×高さ300mm。電源は乾電池なので、初心者の方が扱いやすいのもおすすめポイントです。なお、使用するには単1の乾電池4本が必要。電池の寿命は全点灯連続時で約8時間。防災時にはランタンとしても使用できます。
ルミカ(LUMICA) 水中ライト VOLT

24灯のLEDを搭載した明るい集魚灯。重量は約53gで水深約10mまで沈められ、150ルーメンの明るい光を放つことが可能です。電源は単3の乾電池3本を使用します。
連続使用時間は約11時間。光の色は、プランクトンや小さな魚が集まりやすいといわれる白と、より遠くに光を届けやすい青の2種類が用意されています。釣りをする場所や狙う魚種に合わせて使い分けるのもおすすめです。
funks 集魚灯

7200ルーメンと、自動車のヘッドライトと同等に明るく照らせる集魚灯です。車や船のバッテリーやシガーソケットに接続することで、電源を取ることが可能。シガーソケット・6mのコード・ワニ口クリップが付属しているため、購入後すぐに使用できるのも魅力です。
また、IP68の防水設計がされているのもポイント。全長335mm、重量700gと軽量なので持ち運びしやすいのもメリットです。
光の色は緑で、プランクトンが多い中層に適しています。水温の高い場所で使用できる集魚灯を探している方も、ぜひチェックしてみてください。
LIGHT水中集魚灯 集魚ライト

高輝度なLEDライトを採用している集魚灯です。電源は車や船のバッテリーから取るタイプ。使用可能時間は最大で3万時間と謳われているので、長時間使えるモデルを探している方におすすめです。
また、透明な耐高圧ガラスランプシェードを採用しているのもポイント。360°全方向を照らすことが可能です。さらに、コードとライトの接続箇所が破損しにくい設計なのも魅力。高耐久なモデルとしても人気があります。
ハピソン(Hapyson) 乾電池式LED 水中集魚灯ミニ

機動性に優れた、軽量小型タイプの集魚灯です。サイズは、直径約62×高さ約164mm。アジングやエギングなどでの使用に適しています。
また、魚が反応しやすい波長といわれている青緑LEDを採用しているのもポイント。魚の摂餌行動を刺激するゆらぎを再現します。
電源は乾電池式で、使用には単3の乾電池が3本必要。全点灯時は連続で約8時間、ゆらぎ時は約30時間使用可能です。そのほか、フック付きの収納ポーチも付属します。
REENUO 水中集魚灯

海水・淡水の両方で使用できる集魚灯です。電源は車や船のバッテリーから取るタイプで、12〜24Vで使用可能。約1mのワニ口クリップや約6mのコードが付属しているので、購入後すぐに使えます。
消費電力は10.5Wながら、1000ルーメンの明るい光を放つのもポイント。光の色は緑色で、プランクトンが多い中層や、水温の高い場所で使用するのがおすすめです。
サイズは約215×28mmとコンパクトで、持ち運びしやすいのもメリット。耐衝撃性・耐食性の高いPVCケースを採用しているうえ、プラグには防水加工が施されているため、故障しにくいのも魅力です。
K’sガレージ 水中集魚灯

車や船のバッテリーから電源を取るタイプの集魚灯。黄色・オレンジ・緑・青・白の光を放つモデルがラインナップされており、それぞれ約6000〜10000ルーメンとパワフルなのが特徴です。
また、アイボルトが付いているのもポイント。潮が速いときに鉛を装着できます。さらに、配線部分に防水加工が施されていたり、高い水圧に対応できる厚さ約2mmのアルミフレームを使用していたりと、耐久性に優れているのもメリットです。
集魚灯のおすすめ|投光器タイプ
ハピソン(Hapyson) 高輝度LED投光型集魚灯 AJING LIGHT YF-502

光を照らしたいポイントに合わせて、角度調節ができる集魚灯。明暗の境界を作れるのが特徴です。光の色は、魚が反応しやすいといわれている青緑色。電球色にも切り替えることが可能なので、アジやメバルだけでなく、タチウオやホタルイカなど、さまざまなターゲットを狙うことが可能です。
また、防滴構造のため、雨の日に使用できるのもポイント。電源は乾電池式で、使用には単1形の乾電池4本が必要です。連続使用可能時間は約10時間。サイズは、約幅125×奥行130×高さ200mmです。そのほか、落下を防げるD菅付きの専用バッグが付属するので、持ち運びやすいモデルを探している方にも適しています。
LATME ポータブル LED投光器

コンパクトサイズのモデルを探している方におすすめの集魚灯です。電源は充電式で、連続で最大6.5時間。防水仕様のため、雨が降った際に故障しにくいのもメリットです。
光の色は、やや青みがかった白。底部分には磁石が付いているので、鉄製品の上に置いて安定させることも可能です。そのほか、「SOSモード」を使用すれば災害時にも役立ちます。
K’sガレージ LED集魚灯

青色の光を放つ大型の集魚灯です。サイズは約158×125×74mm。深い場所を狙う際や、広範囲から魚を集めたい方におすすめです。アジングやエギングなど、幅広く対応します。また、防水加工が施されているので、水に濡れた際に故障しにくいのもポイントです。
本製品は、車や船のバッテリーから電源を取るタイプ。12V・24V両方の電圧に対応しています。バルブの寿命は3万時間以上と謳われており、長期間使い続けられるモデルとしても人気です。
GARAGE COLLECTION LED投光器 24W 充電式

最大120°と広角・広範囲に光を照らせる集魚灯です。横方向に360°回転し、上下には90°の範囲で角度を調節できるのがポイント。また、エンボス加工が施されたリフレクターを採用しているので、より効率的に照射することが可能です。
光の色は青みがかった昼光色。アルミの合金と平行平板櫛形ヒートシンクを用いて発生した熱を逃し、故障を防ぐのも特徴です。電源は充電式で、約5〜8時間連続使用できます。
優れた防水性能を備えているため、雨の日に使用しやすいのもメリットです。サイズは約幅145×奥行き165×高さ245mmとコンパクト。小回りの利くモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
集魚灯は、用途に合うモデルを購入することが大切です。初めて集魚灯を購入する場合には、手軽に使用できる乾電池式や充電タイプのモデルがぴったり。また、色によって光が届く距離が異なるので、ターゲットの生息域を事前に把握しておくことも重要です。自分に合う集魚灯を見つけて、夜釣りをより楽しんでみてください。