ハードベイトのなかでも比較的投げやすいルアーとして知られる「バイブレーション」。キャスト時の空気抵抗が少なく、飛距離を稼げるのが特徴です。
一方で、似たようなフォルムが多く、見た目では違いがわかりにくいもの。釣果に差を出すにはしっかりと内部構造を把握しておくことが重要です。そこで今回は、バイブレーションのおすすめモデルをご紹介。選び方についても言及しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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バイブレーションとは?

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バイブレーションとは小刻みに震えて魚にアピールするルアーのこと。もともとバスフィッシングでメインに使われており、アメリカではクランクベイトと同種の考えからリップが付いていないという意味で、「リップレスクランクベイト」とも呼ばれることがあります。
なお、海のルアー、特にシーバス釣りにおいて人気なのもポイント。かつては淡水用のバイブレーションを流用するケースがほとんどでしたが、ニーズの高まりから海水でもサビにくいフックを採用したり、よりベイトフィッシュライクにデザインされたりと、違いがあります。
バイブレーションの選び方
種類で選ぶ
ラトルタイプ

ラトルタイプとはその名の通り、ルアー内部にラトルが入っており、水中で音を鳴らしながら魚にアピールするのが特徴。サウンドにはいくつかの種類があり、ラトルの素材や数、大きさ、また振動するスペースがどれほど確保されているかによって変わります。
なお、ジャラジャラとした高音サウンドのほうがバイトを誘発できるのか、ワンノッカータイプによるコトコトとした重低音のほうが効果的なのは状況次第。例えば、食い気の立つ秋であれば高音、気難しい春先のプリスポーン期であれば重低音と、使い分けるアングラーもいます。
ただし、サウンドの違いによる定義付けは難しいのであくまでも目安。いずれにしてもさまざまなタイプを用意しておくのがおすすめです。
ノンラトルタイプ

ノンラトルタイプはサイレントともいわれており、ラトル音がしないタイプのこと。晴天無風のドピーカンなど、サウンドアピールをしてしまうと逆に魚にプレッシャーを与えてしまう状況に投げるアングラーが多くいます。ラトルタイプがハイアピールに対し、ノンラトルタイプはローアピールとなるので、意識しておきましょう。
沈み方で選ぶ

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シンキング
シンキングタイプのバイブレーションとは、キャストすると自重でルアーが沈んでいくのが特徴。ロッドを立てれば表層を、ロッドを下げればボトムラインをといったように、幅広いトレースコースを引けるのがポイントです。
また、シャクって魚にアピールするリフト&フォールがしやすいのも魅力。高速巻きからスローのタダ巻きまで、さまざまな使い方ができます。
サスペンド
サスペンドとは、ルアー内部のウエイトバランスによって浮きもせず、沈みもしないのが特徴。一定層でルアーを止めることができるので、ストップ&ゴーなどで喰わせの間をつくったり、急な動き出しでリアクションバイトを誘ったりと、リトリーブスピードに変化をつけた際に有効です。
ただ、サスペンドする層は水温による水の比重で変化するので、そこは注意点。厳密にはスローフローティングかスローシンキングかのいずれかに分類されます。フィールドやシーズン、天候によって異なるため、ドンピシャでサスペンドさせたい場合は取り外しが可能な板オモリで調節するようにしましょう。
フローティング
フローティングとは浮くタイプのルアー。バイブレーションにおけるフローティングは厳密なフローティングではなく、ゆっくりと浮くスローフローティングも含まれます。
そもそもバイブレーションはシンキングが主流で、ノンリトリーブ時にユラユラと沈む「シミーフォール」で誘えるのが魅力。一方、フローティングの場合はその逆で、ユラユラと浮き上げる「シミーフローティング」ができます。
材質で選ぶ
プラスチック

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プラスチック素材のバイブレーションは、内部にスペースを確保することが可能。ラトルイン、ノンラトルなどのサウンドの違いを生み出せるのはもちろん、浮力調節ができるのが特徴で、さまざまなタイプが揃っています。
金属

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金属タイプのバイブレーションは、いわば金属の塊。浮力がなく、空気抵抗も少ないのが特徴です。バイブレーションでは幅があるモノと、ないモノに分かれ、後者をメタルバイブと呼ぶ場合もあります。
海釣りならソルト対応かチェック

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バイブレーションは海のルアーとしても人気。特に魚を捕食する「フィッシュイーター」に効果を発揮します。淡水で使うバイブレーションとの違いは厳密に定義されていませんが、潮水でもサビにくいフックを採用しているのがポイント。カラーとしては、イワシやキビナゴなど、実在する魚を意識したルアーも取り揃えています。
また、ソルト対応のバイブレーションのなかには、ベイトフィッシュを意識した細身タイプもラインナップ。後方重心で、より遠投性を重視しているモデルもあります。
バイブレーションのおすすめモデル|淡水
ダイワ(Daiwa) T.D.バイブレーション
バイブレーションにおける定番モデル。発売当初からマイナーチェンジはしているものの、基本性能は大きく変わっておらず、多くのアングラーから支持され続けているのが特徴です。
サウンドのタイプとしてはジャラジャラ音のノーマルモデルと、コトコトと音がするウーファーモデルの2種類。タックルボックスのなかにひとつは入れておきたいおすすめルアーです。
ジャッカル(JACKALL) TN60
トータルバランスに優れたおすすめのバイブレーション。ルアーの口元に高比重タングステン素材を設置するO.M.S(アウトメタルシステム)を採用することによって低重心化し、スイミング姿勢が安定しているのが特徴です。
サウンドラインナップが豊富なのもポイント。ブラスボールのオリジナルモデルのほか、タングステンボールをすべてに採用したタイプ、サイレントなどが揃っています。サイズも小型から大型まで5種類を用意。野池からビッグレイクまで、フィールドに合わせて選べるのも魅力です。
ジャッカル(JACKALL) TN60 トリゴン
ディープ攻略に威力を発揮するバイブレーション。オリジナルのTNシリーズで好評だったO.M.S(アウトメタルシステム)を強化したモデルで、これまでと同サイズでありながらさらに下の層をトレースすることが可能です。
ウエイトアップも図っているので、飛距離が稼げるのもポイント。ボートはもちろん、遠投を必要とするオカッパリアングラーにとってもかなりのアドバンテージを感じられるおすすめのアイテムです。
メガバス(Megabass) バイブレーションX ウルトラ
体高のあるボディを採用したバイブレーション。背ビレが付いたり、尾っぽ部分が絞られていたりと、デザインにも特徴があり、より小刻みに揺れてバイトを誘うのが魅力です。
サイズは76mm、ウエイトは5/8ozで、タイプはラトルインとサイレントの2種類。フックはいずれもアウトバーブの「カツアゲフック」を採用しています。
なお、ラインナップにはひと回り小さい「バイブレーションX スマトラ」も用意。こちらは64.5mmですが、ラトルインが1/2oz、サイレントが3/8ozとウエイトに違いがあるので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
メガバス(Megabass) バイブレーションX ダイナ

コンパクトボディを採用したバイブレーション。ヘッド部分に凹みを設けており、しっかりと水を受けて泳ぐのが特徴です。
また、お腹のラインがボテっとしており、低重心化を図っているのもポイント。操作性が高いので、高速巻きはもちろん、リフト&フォールで誘うのもおすすめです。
サイズは51mm、ウエイトは3/8ozで、タイプはラトルインとサイレントの2種類。フックはフロント・リアともに通常のトレブルフックの#8が付きます。
エバーグリーン(EVERGREEN) ブザービーター
よく飛び、よく動く、おすすめのバイブレーション。トータルバランスに優れており、ボート・オカッパリを問わず、扱いやすいのが特徴です。
タイプとしてはタングステンボールを採用したラトルインとサイレントの2種類。前者はサウンドで広範囲にアピールしたい場合に、後者は音よりもフラッシング効果でバイトを誘発したい際に有効です。
エバーグリーン(EVERGREEN) ジータ
強烈な波動と水押しでアピールするおすすめのバイブレーション。ヘッド部分はもちろん、テールの上面もフラット化することによってしっかりと水を受け、アクションの振り幅が大きいのが特徴です。
内部のラトルはタングステン・グラス・ブラスがミックスされており、複雑なサウンドを発するのもポイント。グラスやウィードの抜け感もよく、力強く巻き通せるのも魅力です。
イマカツ(IMAKATSU) ピラーニャ ワンノッカー
豊富なラインナップが揃うおすすめのバイブレーション。オリジナルモデルのほか、ワンノッカーやサイレント、スーパーシャロースペシャル、スーパーディープスペシャル、さらには早巻きに対応する「攻速ピラーニャ」、そこから派生した「攻速ピラーニャ ソフトタングステン」「攻速ピラーニャ フルタングステン」「攻速ピラーニャ スーパーシャロースペシャル」と、9種類が用意されているのが特徴です。
本製品はオリジナルモデルのワンノッカーで、ゴトゴトとした重低音サウンドを発するのが魅力。なお、ややしゃくれ気味のフェイスラインはシリーズ共通で、前傾姿勢で浮き上がりを抑え、レンジキープしやすいのもポイントです。
イマカツ(IMAKATSU) マグナムギルソニック S
102mm・1.5ozと大型のバイブレーション。体高も45mmあり、扁平のベイトフィッシュをイミテートしているのが特徴です。
タイプはオリジナルのほか、デッドスローフローティング(DSF)、シンキング(S)の3種類。ラインアイは背面部分に2点あり、顔に近いほうが2m前後のラインをトレースするのに使う「ダイビングアイ」、もう一方が水面直下を引く「シャローアイ」です。
また、あご下のアイはシンカーやブレードの取り付けなどのチューニング用。ランカーサイズのビッグバスをバイブレーションで仕留めたい方はぜひおさえておきましょう。
ノリーズ(NORIES) TGラトリンジェッター

内部にタングステンウエイトを搭載したバイブレーション。浮き上がりにくい仕様で、レンジキープしやすいのが特徴です。
やや深めをゆっくりと引ける「スローロール」に対応しやすいのも魅力。低活性に有効なテクニックで、ルアーをキャストした後一旦ボトムまで沈めて、ズル引く感覚でリトリーブするのがコツです。
なお、本製品は幾度のモデルジェンジを経て現在に至っているのもポイント。根強いファンがいるおすすめのルアーです。
ヨーヅリ(YO-ZURI) ラトリンバイブ
国内はもちろん、海外でも評価の高いバイブレーション。激しい動きとラトル音でしっかりとアピールし、フィールドを選ばす活躍してくれるのが特徴です。
浮き上がりを抑えたデザインを採用しているのもおすすめポイント。高速巻きからスローリトリーブまでしっかりと対応できます。また、ストラクチャー周りやハードボトムではリフト&フォールも有効。特に揺れながら沈むシミーフォールは秀逸で、喰い気のない魚にも思わず口を使わせることができます。
ハイドアップ(HIDEUP) ライズバッカーR

フラットなヘッド形状と体高のあるボディが特徴のバイブレーション。かつては「ヴァイパーデザイン」というメーカーから発売されていたモデルですが、現在は「ハイドアップ」から展開されています。
遠投性が高いほか、キャスト後の着水はやや前傾した角度で入り、巻き出しから安定したスイム姿勢が取れるのもポイント。また、下あご部分にもフラットな面を設けることによってスナッグレス効果も高めています。往年のファンはもちろん、立ち上がりの早いバイブレーションを求めている方はぜひチェックしておきましょう。
ハイドアップ(HIDEUP) ラオラ

体高と厚みのあるボディを採用したおすすめのバイブレーション。内部のウエイト設定や、腹部を膨らませたことによる浮力確保、さらにはややひし形でありながらも角のない丸みを帯びた設計にすることで、シャローレンジでもスローに引けるのが特徴です。
また、スイム姿勢を尻上がりにすること、フックの番手を#6にすることによって根がかりに配慮。ストラクチャーに対してタイトにトレースできるほか、比較的安心してハードボトムを引けるのも魅力です。
レイドジャパン(RAID JAPAN) レベルバイブ
オーソドックスなバイブレーション。高速引きでもレンジキープしやすく、護岸や橋脚、杭などのストラクチャーに対してタイトに通せるのが特徴です。
デザインとしてはやや顔が大きめで、体高があるのもポイント。ラインアイの位置をボディに対してやや前方にすることでバランスを取った仕様です。ボート・オカッパリを問わずおすすめなので、あまりバイブレーションを投げられていない方はぜひチェックしておきましょう。
一誠(issei) G.C. ザリバイブ Jr.
多くのバイブレーションとは異なり、魚ではなく、甲殻類をイミテートしたモデル。ハイピッチでパワフルなウォブルアクションによって、バイトを誘発するのが特徴です。
内部構造としては複数のラトルルームが配置されているのもポイント。スチール・ガラス・真鍮(ブラス)ボールがそれぞれ効果的に鳴るように設計され、アピール力を高めています。
なお、本製品は同シリーズ内でもっともコンパクトな「Jr.」ですが、ラインナップにはひとまわり大きい「67」やビッグサイズの「84」も用意。より遠投を意識したい方はそちらもおすすめです。
バレーヒル(ValleyHill) LV 500GP
ラッキークラフトの「LV-500(Max)」をベースにチューニングが施されたおすすめのバイブレーション。もともとディープレンジ攻略に有効なモデルでしたが、手を加えることで、新たな一面を見出しているのが魅力です。
見た目の通りあご下にブレードがついているのが特徴。ブレードの回転が水中での抵抗となり、不規則な動きを演出することでバイトを誘発します。
レンジは巻きスピードにもよりますが、2〜3mラインをカバー。フロントフックにブレードが当たることでサウンド効果も期待できます。
バレーヒル(ValleyHill) ギガノト
飛距離を求めるオカッパリアングラーにおすすめのバイブレーション。ウエイトは27gと1oz近く、大遠投できるのが特徴です。
また、ラインアイが2つ用意されているのもポイント。後方のアイではワイドウォブルの激しいアクション、前方のアイではややロールの入ったタイトめなアクションと、使い分けができます。
さらに、口先にもアイがあり、シンカーやブレードの取り付けなども可能。さまざまな使い方ができるので、興味がある方はぜひ試してみてください。
ストライクキング(Strike King) レッドアイシャッド

アメリカで有名なルアーメーカー「ストライクキング」のバイブレーション。オリジナルモデルは同国の大会で圧倒的な実績を残すケビン・バンダム氏のウイニングルアーになったこともあり、この「レッドアイシャッド」とイエローラインが入ったカラー「セクシーシャッド」は、一大ムーブメントを起こしたことでも知られています。
使い方としては特にリフト&フォールで狙うのに有効で、ヒラヒラと揺れるシミーフォールは秀逸。本製品はオリジナルモデルで、ラインナップは1/4oz・3/8oz・1/2oz・3/4ozの4種類を用意しています。
コットンコーデル(COTTON CORDELL) スーパースポット
クラシカルなアメリカンバイブレーション。ロングセラーモデルとして多くのアングラーから知られているのはもちろん、プロが集う大会でも実績を残すなど、シンプルな見た目ながら評価が高いのが特徴です。
使う時期はオールシーズン対応。引くレンジは水深1m以浅が目安で、シャローフラットをサーチするのに適しています。使い方は高速巻きからデッドスローまで、捕食でもリアクションでも口を使わせられるのが魅力です。
ビル ルイス(Bill Lewis) フローティング ラトルトラップ

往年から活躍しているアメリカンルアー。なかでも本製品は従来のシンキングとは異なるフローティングタイプで、リーリングである程度潜らせてからストップさせると尻上がりで浮いていくのが特徴です。
浮力が高いので、バイブレーションでありながらクランクベイトようにキックバックで障害物を回避できるのもおすすめポイント。表層引きもしやすく、水面直下を高速引きすることも可能です。気になる方はぜひチェックしておきましょう。
ジャッカル(JACKALL) ティモン タップダンサー
エリアトラウト向きの小さいバイブレーション。リア・フロントともシングルフック仕様で、同社バーブレスフック「e-hook」の#8が付いています。使い方はボトムを意識して引くのがポイント。前方にウエイトが集中しているため、尻上がりの姿勢をキープできるのも魅力です。
なお、ラインナップにはオリジナルモデルよりもさらにひと回り小さい「ちびタップダンサー」もあり、より喰わせを意識したい方に適しています。
ディスプラウト(DAYSPROUT) DSベビーバイブ
淡水のなかでもトラウト、さらに具体的にはエリアトラウトでボトムを引きたい際におすすめのバイブレーション。一定スピードでのズル引きはもちろん、軽くロッドアクションを入れてリアクション気味に喰わせるのもおすすめです。
本製品はラッキークラフトの「ベビーバイブ(シンキングモデル)」をチューニングしたアイテム。オリジナルモデルはシングルフック、サイレント化、さらにはウエイトを3.8gに設定しています。なお、同シリーズの別モデル「G2」はグラスラトルを2個搭載。サウンドの有無で使い分けが可能なので、興味がある方はぜひ試してみてください。
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バイブレーションのおすすめモデル|海水
ダイワ(Daiwa) モアザン ソルトバイブ
やや長く細みの形状をしたソルト仕様のバイブレーション。スイミングは並行姿勢、アクションはタイトでありながらフラッシング効果が高く、ベイトフィッシュをイミテートしながらも、しっかりと魚にアピールできるのが特徴です。
カラーラインナップが複数あるほか、デザインパターンによって大分けできるのもポイント。ギラギラと輝く銀粉風ラメのSG(シルバーグリッター)、乱反射でアピールする立体ウロコ模様の3Dカラー、従来のウロコ模様をなくしてフラッシングに特化したノンスケールボディの3種類あるので、異なるタイプを使い分けできるのも魅力です。
ダイワ(Daiwa) モアザン ベリーロール
体高が狭く、細長い形状を採用したおすすめのバイブレーション。引き心地は比較的軽いものの、浮き上がりにくく、水平に近いスイム姿勢で巻き通せるのが特徴です。
サイズラインナップは70mm・15gと80mm・21gの2種類。タイプとしてはいずれもシンキングで、有効レンジは0.5~1mが目安です。
ダイワ(Daiwa) モアザン ミニエント
湾奥などのベイエリアでも使いやすいおすすめのバイブレーション。スリムかつコンパクトでありながら小刻みに振動し、アピール力が高いのが特徴です。
使い方としてはただ巻きのほか、ジャークで誘うのも有効。ロッドをシャクると左右にスライドし、ダート幅が大きいのも魅力です。
サイズは57mm・11.5gと70mm・20gの2種類。ナイトゲームはもちろん、デイゲームでも効果を発揮するルアーなので、気になる方はぜひ試してみてください。
ダイワ(Daiwa) シーバスハンター バイブZ
シーバスはもちろん、さまざまな魚種をカバーできるオーソドックスなソルト用のバイブレーション。使い方はただ巻きが基本で、高速巻きからデッドスローまでしっかり対応できるのが特徴です。
サイズは70mm・22.5gと80mm・33gの2種類。いずれもフックはフロント・リアともにトレブルフックの#6が付きます。
カラーラインナップも豊富で、ベイトフィッシュライクなナチュラル系から派手なアピール系まで揃っているのもポイント。価格帯としても比較的控えめなので、気兼ねなく使えるのも魅力です。
シマノ(SHIMANO) エクスセンス サルベージ
サイズ別・タイプ別のラインナップが充実しているソルト用のバイブレーション。サイズは60mm、70mm、80mmの3種類、タイプはSのシンキングとESのエクストラシンキングがあり、ウエイト違う計5種類を用意しています。
製品に関わらずフロント・リアのフックは#10で統一。いずれもリトリーブ時の泳ぎは比較的タイトで、細かくヒラヒラと動き、明滅効果が高いのもポイントです。
バスデイ(Bassday) レンジバイブ
対ソルト用バイブレーションとして知名度の高いアイテム。サイズラインナップが豊富で、捕食しているベイトフィッシュに合わせやすいのが特徴です。
また、同シリーズはウエイトの素材によっても違いがあり、通常の「ES」のほか、タングステンウエイトの「TG」も用意。同じサイズのルアーながらもトレースコースを変えられるので、回遊している層を意識して引くことも簡単です。
タックルハウス(TACKLE HOUSE) ローリングベイト
シーバスはもちろん、さまざまな魚種に活躍してくれる定番のバイブレーション。ロングセラーモデルして知られており、多くのアングラーから支持されているのが特徴です。
引き抵抗はそれほどなく、ネーミングの通りローリングによって魚を誘えるのが魅力。サイズラインナップも豊富なので、マッチザベイトをより意識したい際にも有効です。これまで使ったことがない方はぜひ試してみてください。
マドネス(MADNESS) シリテンバイブ タングステンモデル
柔軟性のあるシリコン素材を採用したおすすめのバイブレーション。本製品はオリジナルから派生したタングステンモデルで、艶かしい動きは継承しつつ、よりキャスタビリティに優れているのが特徴です。
サイズは53mmで、重さは12gm。なお、カラーラインナップも豊富で、フラッシング効果の高い「銀粉カラー」も数多く用意されています。
メガバス(Megabass) カットバイブ 55 ヘビーウエイト
下唇が出た受け口のバイブレーション。ボディに厚みはなく、薄型で、タイトなハイピッチアクションで魚を誘うのが特徴です。
スイム姿勢は水平に近く、追尾や下からの喰い上げにもしっかりと対応。長さは55mm、重さは13g、フックはフロント・リアともに#10で、ひと口にまとまっているのも魅力です。
メガバス(Megabass) ビラン70
浮き上がりにくく、レンジキープ力に優れたおすすめのバイブレーション。背中からテールにかけて背びれのようなグラスファイバー製の「特製フィン」が付いており、キレのある泳ぎで魚を誘えるのが特徴です。
サイズは70mmですが、ウエイトは15gと20gの2種類を用意。いずれもフックはフロント・リアともに#6で、シーバスはもちろん、クロダイ(チヌ)にも効果的です。
エクリプス(ECLIPSE) スライトエッジ90
フラットサイドボディを採用したバイブレーション。スレ気味の魚に対しても有効な微細動アクションと乱反射によって、バイトを引き出せます。
また、トゥイッチやジャークなどを入れることによって、ヒラ打ちやダートも可能。タダ巻きとは異なるアクションでも口を使わせることもできます。ナチュラルリトリーブで捕食を誘うのはもちろん、リアクションバイトも狙えるおすすめのルアーです。
ジップベイツ(ZIP BAITS) ザブラバイブ
やや体高のある幅広のバイブレーション。ボディの厚みはそれほどなく、薄めに仕上げており、高速巻きから低速のデッドスローにもしっかりと対応できるのが特徴です。
ラインナップは80mm・25gと90mm・35gの2種類。引き抵抗は軽く、動きとしてはタイトで、着水からの立ち上がりが早いのも魅力です。
デュオ(DUO) ベイルーフ タイドバイブ
フロントフックがスイベルアイになっているおすすめのバイブレーション。ロックしにくく、丸呑みしてくる魚に対してバレにくいのが特徴です。
サイズラインナップは60mm・9.6g、70mm・15.5g、80mm・25gの3種類。いずれも内部構造は固定重心で、動きが安定しているのもポイントです。
パームス(Palms) アークバイブ
3フックを採用したややボディ形状が長めのバイブレーション。サイズは115mm、重さは31gで、フックはフロント・センター・リアともに#6のトレブルフックが付きます。
フロントとセンターのアイはスイベル仕様となっており、自由度が高いのもポイント。喰い上げてくる魚に対してもしっかりと対応できるほか、エラ洗いのバレを軽減できるのも魅力です。
ハルシオンシステム(HALCYON SYSTEM) エヌシコ96 BMフィン
細長いボディと丸みのある顔をしたおすすめのバイブレーション。カタクチイワシのような形状をしており、シーバスはもちろん、中〜大型の青物にも効果を発揮するのが特徴です。
背面には背びれが付いており、ボリューム感を出しているのもポイント。本製品は#4のトレブルフックが付いた96mmサイズで、ウエイトは20gと30gの2種類を用意しています。
アイマ(ima) ライキリ 70
ソルト用のバイブレーションのなかでもダートに特化したおすすめのアイテム。ロッドワークを駆使することで魚の興味を惹き、積極果敢なバイトを誘えるのが特徴です。
シリーズラインナップとしては43mm・60mm・70mmの3サイズを用意していますが、本製品はもっとも大きい70mm。重さは15g、フックは#4が付きます。
アイマ(ima) コウメ 90
ミノー寄りの細長いボディ形状を採用したおすすめのバイブレーション。引き抵抗が軽く、キャスト&リトリーブをしつこく繰り返すシーンでも使いやすいのが特徴です。
シリーズラインナップとしては60mm・70mm・80mm・90mmの4サイズを用意していますが、本製品はもっとも大きい90mm。重さは20g、フックは#4が付きます。
ロンジン(LONGIN) ファンキーダート 66
ダートで誘う喰わせ系のバイブレーション。積極的なロッドワークでアプローチするのがおすすめで、捕食はもちろん、リアクションバイトも狙えるのが特徴です。
また、テール寄りの背びれが付いており、キャスト時の飛行姿勢が安定しているのもポイント。サイズラインナップは55mm・11gと66mm・16.5gの2種類を用意しています。
ロンジン(LONGIN) キックビート 70
ボディの上下にひれを付けたおすすめのバイブレーション。サイズ感のわりにボリュームがあるおか、水押しも強く、大きな波動を出してアピールするのが特徴です。
また、水平姿勢をキープしやすいのもポイント。ラインナップは計4種類で、55mmに12gと17gを、70mmに15gと20gを用意しています。
エバーグリーン(EVERGREEN) マービー70
遠投性能の高さと軽快な巻き心地が魅力のバイブレーション。ただ巻きはもちろん、リフト&フォールにおいても姿勢を崩しにくく、安心して使い続けられるのが特徴です。
サイズラインナップは7cm・15gと9cm・27gの2種類。なお、前者のフックはフロント・リアともに#8ですが、後者はフロントが#6・リアが#5と違いがあります。購入を検討する際は意識しておきましょう。
アピア(Apia) アップライジング 59
ただ巻きはもちろん、小技も利かせやすいおすすめのバイブレーション。形状としてはコンパクト、動きとしては波動弱めのアイテムで、早巻き、ジャーク、リフト&フォールなどでも使いやすいのが特徴です。
サイズは59mmで、重さは12g。フックはフロント・リアともに#8が付きます。汎用性が高く、港湾のほか、小規模河川、干潟など、フィールドを問わず使えるので、気になる方はぜひおさえておきましょう。
スミス(SMITH) ベイブル 70S
緩やかなカーブを描いた流線型デザインのバイブレーション。リトリーブ時は頭下がりにならず、水平姿勢を保ちながら巻けるのが特徴です。
スイム姿勢が安定しているのでゆっくり長く引けるのもポイント。ラインナップは70m・14g、90m・21g、90m・24gの3種類を用意しています。
デュエル(DUEL) ハードコア ソリッドバイブ(S)
さまざまな魚種に対応できるタフネス仕様のバイブレーション。中身が詰まったソリッドボディに、耐久性の高いワイヤースルー構造を採用しており、大物が掛かっても安心してやり取りできるのが特徴です。
サイズラインナップは55mm・15g、65mmm・20g、75mm・28g、85mm・35gの4種類。スタイルとしてはショア・オフショアを問わず、フィールドも港湾、河川、汽水域の河口部、干潟、サーフ、磯など、あらゆる場面で使えるのも魅力です。
ジャッカル(JACKALL) 陸式アンチョビミサイル
ソルトで使うバイブレーションのなかでも岸からタチウオを狙う際におすすめのルアー。ウエイトは21g・28g・35gと分かれているものの、レングスは120mmに統一されているのが特徴です。
なお、3種類とも同型ながら重さのバランスをそれぞれ調節しているのも注目すべきポイント。単純なウエイトアップではなく、サイズに適した仕様になっているのが魅力です。
バイブレーションは淡水用と海水用とで若干フォルムが異なるのが特徴。淡水ではリフト&フォールする用途も求められるので、体高のあるルアーが数多くラインナップされています。一方、海水では空気抵抗を受けにくく、遠投性に優れた細みのシルエットが豊富です。ぜひ購入を検討している方は参考にしてみてください。