ドコドコと連打して迫力のあるツーバスを手軽に楽しめる「ツインペダル」。ドラム初心者でも、慣れてきたら十分使いこなせるツールです。しかし、構成されているパーツの種類や踏み心地、調節機能などモデルによってさまざま。はじめて購入する場合、迷ってしまうことも少なくありません。
そこで今回は、ツインペダルのおすすめモデルをピックアップ。併せて選び方も解説するので、気になる方はチェックしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
ツインペダルとは?
ツインペダルとはペダルを2つ搭載し、ワンバスを手軽にツーバス仕様にできるアイテムです。右足で左側のフットボードを踏めて、反対側のリモート・ビーターを動かす仕組み。ツインペダルなら、ワンバスでもツーバスのようにドコドコと連打する迫力のある演奏を楽しめます。
バスドラムを2つ用意せずともツーバスを楽しめる手軽さも魅力です。初心者には一見難しそうなものの、いつも右足で踏んでいるペダルが左側に付いているだけであり、シングルペダルに慣れていれば練習で習得できます。
しかし、さまざまなモデルがあるため、機能性や踏み心地をチェックして自分に合ったツインペダルを選ぶのが重要です。
ツインペダルのおすすめ
タマ(TAMA) アイアンコブラ 200 ツインドラムペダル HP200PTW
フラットなデザインのフットボードを搭載したツインペダルです。フットボードのヒンジ部を強化して安定化を図っているのが特徴。素直な踏み心地を追求しているおすすめモデルです。
アクションを左右するカムには、上位機種で採用しているパワーグライド形状を採用。すばやいアクションと安定感のある踏み心地を実現しています。スタンダードなフェルト面と、パワフルなサウンドに適した樹脂面を使い分けできるビーターにも注目。フットボードとビーターの角度は連動して無段階で調節可能です。
タマ(TAMA) アイアンコブラ 900 ツインペダル・ローリング・グライド HP900RWZB
スピード感のあるプレイスタイルを好む方におすすめのツインペダルです。従来モデルより40%軽いカムを内蔵しており、軽やかな踏み心地を実現しています。
「Swivel Spring Tight」機構を採用しているのもポイント。スプリングの弾性エネルギーをロスなく伝達し、迫力のサウンドを生み出します。また、スプリングとの摩擦が小さいことによる、踏み込みの軽さと戻りの速さを実現しているのも魅力です。
駆動部には高性能のベアリングを採用。スムーズで安定した動きが特徴です。左足側のペダルにはアンダープレートを搭載。演奏中にズレにくく、安定したプレイをサポートします。
ソフトキャリングバッグが付属するため、持ち運ぶ機会が多い方にもおすすめです。
タマ(TAMA) スピードコブラ 910 ツインペダル HP910LWZB
ロングフットボードのツインペダルです。精密なベアリングなど、高品質なパーツで構成されており、スムーズな動きを実現できるのがポイント。パワーのロスを抑え、踏み込みをしっかりとビーターに伝えます。
「Vari-Pitch Beater Holder」により、ビーターの角度を無段階に調節可能。フットボードの角度とは別で調節できるため、好みのセッティングを追求したい方にもおすすめです。フレームやアンダープレートは幅が広いモノを搭載。安定性が高く、プレイ中のブレを抑えます。
ヒット面にBR樹脂を用いているのも特徴。アタックの効いたサウンドを生み出します。耐摩耗性も高く、長く使えるのが魅力です。
タマ(TAMA) スピードコブラ 310 ツインドラムペダル HP310LW
スピードとパワーの両立を実現する、ロングフットボード搭載のツインペダルです。同じ力でも上下動の距離が少ないヒール側を踏めて、速いパッセージへの高い対応力を実現。フットボードの始点を後ろにセッティングしており、安定感のある軽い踏み込みが好みの方におすすめです。
ダブルチェーンドライブ採用により、スムーズかつ正確なストロークが可能。ブラス製スリープ搭載のシャフトと相まって、耐久性を向上させています。フットボードとビーターの角度は連動して無段階で調節できるのも便利。スプリングのねじれを解消するデザインと緩み止めナットを搭載し、テンションを強めに調節しても緩みにくくなっています。
タマ(TAMA) Dyna-Sync ツインドラムペダル HPDS1TW
カムとフットボードの連結部に金属製アームを使用した、ダイレクトドライブ採用のツインペダルです。連結部の接点を適切なポジショニングと角度に設定して、パワーとスピードを両立。自然なフィーリングで踏み込める、優れたバランスを実現しているおすすめのモデルです。
カムの上部アームを前後にスライドさせて、回転半径を無段階で調節可能。フラットな形状のフットボード搭載と相まって、さまざまスタイルに対応します。ビーターには黒いフェルトの俵型を採用。クリアでダイナミックなドラムサウンドを楽しめます。
テンションが強めのスプリングを搭載し、フットボードとの一体感をより高めているのもポイント。バスドラムフープを固定する先端部に滑り止めになるラバーを装着しており、グリップ力にも優れています。
タマ(TAMA) アイアンコブラ デュオ・グライド ツインペダル HP600DTW
2つのアクションを1つのカムで実現する「Duo Glide」搭載のツインペダルです。パワフルでスピーディーなストロークと、自然で安定した踏み心地を実現。耐久性に優れたダブルチェーンドライブ採用と相まって、スムーズで正確なストローク性も備えたおすすめモデルです。
バスドラムのフロントを浮かせたセッティングによる、安定感のよさも魅力。テンションを強めに調節してもスプリングが緩みにくい構造を採用しています。ビーターをフェルト面と樹脂面で使い分けできる点にも注目。バスドラムのパッドやスタイルに合わせて選択可能です。
パール(Pearl) ELIMINATOR DEMON ダブルドラムペダル P-3002D
自動調心ベアリング搭載のツインペダルです。常にベストな回転運動をキープしながらフットワークのパワーを伝達可能。フットボードとビーターのスムーズな連動を実現しているおすすめモデルです。
モジュラーポストシステムに、左右非対称デザインを採用しているのもポイント。多彩なシステムの組み換えが可能で、シングルバスとツーバスプレイの両方を楽しめます。フットボードをショートからロングへ変換できるのも便利。防振ゴム内蔵で広域のオーバートーンと振動を抑制しているなど、パワフルなサウンドにこだわった仕様です。
パール(Pearl) DEMON XR Double Pedal P-3502D
ドラマーの「ジョージ・コリアス」氏との共同開発により生まれたDemon XRシリーズのツインペダルです。速度・反発力・精度にこだわって作られており、高速で高精度なプレイを実現します。
ダイレクトドライブで、踏み込んだ力をしっかりとビーターに伝達。低摩擦・高精度のベアリングにより、スムーズな動きができます。フットボードはロングタイプ。アルミ削り出しによる堅牢な作りも魅力です。
標準的なスプリングに加え、強力なリバウンドを実現する「エクストリーム・スプリング」が付属。好みに応じて交換できます。
ビーターはアルミ製のヘッドに硬質の樹脂をプラス。鋭いアタックとしっかりとした低音を生み出します。ラウドロックやヘヴィメタルなどに使用したい方にもおすすめです。
パール(Pearl) P-930シリーズ Longboard Double Pedal P-932
コストパフォーマンスに優れたツインペダルを探している方におすすめのアイテムです。ハイエンドな「デーモン」シリーズを踏襲しており、軽やかな演奏感なのがポイント。機能をシンプルにすることで低価格を実現しています。
無段階のビーター・アングル調整などに対応しており、セッティングにこだわりたい方にもおすすめ。カムは偏芯タイプと真円タイプの両方が付属しており、六角レンチで簡単に切り替えできます。
ドラム入門者にも扱いやすいロングフットボードを搭載しているのがポイントです。
パール(Pearl) ドラムツインペダル REDLINE STYLE P-922
買い求めやすい手頃な価格設定ながら、上位モデルのデザインを踏襲しているツインペダルです。軽い踏み心地とクセのないアクションを実現する真円カムを搭載。異なるニュアンスのアクションを生み出せるパワーシフター採用など、コスパのよさが魅力のおすすめのモデルです。
無段階で調節できるビーターアングルカムを装備。出荷時の状態でビーターアングルをやや垂直気味に調節しており、初心者でもすぐに演奏を楽しめるよう工夫をこらしています。
パール(Pearl) ツインペダル ELIMINATOR REDLINE P-2052C
一定の音を正確に刻みたいシーンに適した、ベルトドライブのツインペダルです。ホイールの軽量化や低摩擦で高性能な「NiNjA ベアリング」の採用で、よりロスの少ないスムーズな動きを実現。耐久性に優れたベルトの採用と相まって、しなやかで粘りのある踏み心地が魅力のおすすめモデルです。
フットボードのヒール部には、同社オリジナルメカニズム「パワーシフター」を搭載。ヒール部のボルトを緩めてフットボードを前後3段階で調節できるため、シーンに合わせて異なるニュアンスのベルトドライブアクションを楽しめます。
ヤマハ(YAMAHA) ツインペダル DFP9D
フッドボードとビーターを直接連結している、ダイレクトドライブ採用のツインペダルです。ドラマーのフットワークをビーターにすばやく伝達し、パワフルなペダルワークと繊細なコントロールのどちらにも対応可能。下部のカム部分は3段階スライドで調節でき、さまざまスタイルに合わせやすいおすすめのモデルです。
ダブルチェーンドライブを採用による、自然でスムーズなアクションが特徴。青いパーツと平面加工処理を施したフレームを組み合わせた、スタイリッシュなデザインも魅力です。ヒールポジションを低くした設計により、フットボードの安定性を高めています。
ヤマハ(YAMAHA) ダブルフットペダル DFP8500C
フットボード先端部を幅広に設定したツインペダルです。演奏感の向上と軽量を実現しているほか、表面にフラットな形状を採用しているのがポイント。余分な抵抗感を減らしてフットワークの自由度を高めているなど、踏み心地にこだわっているおすすめモデルです。
常に均一なアクションで演奏をサポートする、ダブルチェーンドライブを採用。ティアドロップ型のシャフト穴により、確実にシャフトをグリップします。ビーターアングルのネジを緩めれば、フットボードアングルと連動して自由に調節可能です。
自然でスムーズなペダルアクションを実現すべく、高精度なベアリング内蔵スプリングローラーを搭載しています。
ヤマハ(YAMAHA) FP9500 Series DFP9500C
フットボード先端部が幅広に設計されているツインペダル。表面のフラットデザインも相まって演奏性の向上を実現しています。ロッカーシャフトの下にはサブフレームを設置しており、安定性と耐久性を高めているのも魅力です。
ドライブは扱いやすさに優れたダブルチェーンを搭載。ベルトが付属しており、簡単に交換できます。チェーンとベルトそれぞれのドライブを試してみたいドラマーにもおすすめです。
ビーターはフェルト面とプラスチック面の両方が使える2Wayタイプ。プラスチック面はウッドビーターに近い感覚で使えます。
ディーダブリュー(DW) ツインペダル DW-9002
軽いアクションを徹底的に追求した「フリーフローティングロータードライブシステム」搭載のツインペダルです。踏み込んだときの無駄な負荷を軽減するスプリングを採用しているのがポイント。軽い踏み心地で手軽にツーバスを楽しみたい方におすすめのモデルです。
カム部分はネジ1本でフレキシブルに調節可能。さまざまジャンルやスタイルに合わせられます。持ち運びに便利なキャリングケースが付属しているので、ライブやスタジオ練習の移動にも便利なモデルです。
ディーダブリュー(DW) ツインペダル 5002AD4
スピード感のあるプレイを楽しみたい方におすすめのツインペダルです。「デュアルベアリング・スプリングロッカー」が動きをアシストします。
ラバーパット付きのアンダープレートも特徴。激しいドラミング時にも安定しやすく、正確なプレイをサポートします。新開発の「トライピボット・トゥークランプ」によりフープをしっかりと固定できることもポイント。調整の自由度も高く、自分好みに細かく設定したい方にもおすすめです。ビーターは2Wayで好みの音色でプレイできます。
頑強な専用セミハードケースが付属しており、安心して持ち運びが可能。スタジオやライブなど、移動が多い方にも便利なツインペダルです。
MAXTONE ツインペダル TDP-2
レスポンスに優れたデュアルスプリングタイプのツインペダルです。スプリングのテンションを変えずにビーターアングルを調節可能。フットボードのアングルを細かく調節できるカム採用など、初心者にも扱いやすいおすすめモデルです。左側のみにアンダープレートを備えています。
フェルト面と樹脂面を切り替えて使える2WAYタイプ。さまざまなジャンルやスタイルに対応しやすいのもポイントです。
プレイテック(PLAYTECH) バスドラム用ペダル DBP6200W
楽器や関連アクセサリーを販売している「サウンドハウス」のオリジナルブランド「PLAYTECH」のツインペダル。最安値クラスの低価格が魅力で、はじめてツインペダルに挑戦してみたい方におすすめのモデルです。
ソフトケースが付属しており、持ち運びに便利。連結シャフトは長さを約35~49cmの範囲で調節できます。スタンダードなフェルトタイプとパワフルなスタイルに適した樹脂タイプを選択可能。さまざまスタイルに合わせて切り替えできる点にも注目です。
ジブラルタル(GIBRALTAR) 9811SGD-DB
パワー感とスピード感の両方を求めるドラマーにおすすめのツインペダルです。フットペダルの高さやビーターの角度など、調節が簡単なのが特徴。好みのポジションを維持しやすく、踏み込んだ力をすばやくしっかりとビーターに伝えます。ビーターはフェルトとアクリルのデュアルサーフェイス。バンドの雰囲気などに合わせて好みのサウンドを選べるのも魅力です。
演奏時の安定感を高めるアルミニウム製のベースプレートもポイント。ベースプレートにはドラムキーのホルダーが付属しています。
フットペダル・チェーン・シャフトなど主要なパーツはマットなブラックで統一。道具の見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
ジブラルタル(GIBRALTAR) 4711ST-DB
リーズナブルな価格で、出費を抑えつつベルトドライブのツインペダルを試せるモデル。安価ながらオールキャストの頑強な作りを採用しており、コストパフォーマンスに優れているのもポイントです。
比較的軽量なのも魅力。持ち運びが多い方にもおすすめです。ビーターは2Wayで好みに応じて打撃面を選べます。
ツインペダルの選び方
ドライブの種類をチェック
チェーンドライブ
フットペダルのドライブでもっとも主流のタイプがチェーンドライブです。クセがなく、幅広いジャンルに対応しやすいのがメリット。安定性に優れてパワーを出しやすく、初心者にもおすすめのタイプです。アタックが均一で、ロック系の曲が中心の場合に適しています。
チェーンの数が1本のシングルタイプと2本のダブルタイプから選べるのも特徴です。シングルタイプは軽快に動作しやすいのがメリット。ダブルタイプは動作が重めなものの、踏み込む力を伝えやすくなっています。チェーンドライブ採用モデルはラインナップが多く、自分に適したタイプを探しやすいのも魅力です。
ベルトドライブ
一定の音を正確に刻みたいシーンに適しているのがベルトドライブのツインペダルです。ニュアンスを重視した、アソビのあるスタイルにおすすめ。落ち着いた音も特徴的で、ジャズドラマーに愛好家が多いタイプです。
軽快な動作で踏み込んだときのしなやかな感触も魅力。しかし、ほかのタイプと比較して安定性やパワーがやや劣るため、ビートを激しく刻むロック系には不向きな場合があるため注意しておきましょう。
ダイレクトドライブ
演奏テクニックに自信のある方におすすめなのが、ダイレクトドライブのツインペダルです。パワフルな音を出せてアタックの強弱を細かく表現できるなど、テクニカルな演奏能力を最大限に活かせます。チェーンドライブの安定感とベルトドライブの軽快さを兼ね備えた踏み心地が魅力です。
フットボードとビーターを直接連結した仕様で、脚の力がダイレクトに伝わりやすいのが特徴。使いこなすには繊細なテクニックが求められるものの、アソビのないしなやかな踏み心地でドラムプレイをサポートします。
カムをチェック
真円タイプ
ドライブの種類と同様、カムの種類のチェックもツインペダルを選ぶ際の重要なポイントです。カムはチェーンやベルトの力を伝える役割を果たすパーツ。フットペダルの動きを左右する部分であり、購入後に後悔しないようしっかりとチェックしてみてください。
カムには形状の違いで2種類あり、初心者にも使いやすいのが真円タイプです。軸が中心にあってクセのないのが特徴。踏み込みはじめてアタックするまでのスピードが一定で、安定した演奏性を実現します。さまざまジャンルやスタイルに対応しやすく、細かいコントロールも可能。オールラウンドに使いやすいモデルを求めている方におすすめです。
偏芯タイプ
軸を中心からずらしている仕様が偏芯タイプです。踏み込んでいくと途中でグッと加速する操作性が特徴。少ない力でもパワフルな演奏が可能で、しっかりとバスドラムの音を鳴らしたい場合に適しています。音の強弱や細かなニュアンスも表現できるなど、中~上級者向けです。
しかし、真円タイプと比較して動きにややクセのあるのが特徴。軽い力でパワーのある音を出せるのは大きなメリットなものの、シビアなテクニックを求められます。初心者であれば、まずは真円タイプで慣れてから試してみるのがおすすめです。
ビーターの素材をチェック
ビーターとはバスドラムを叩くヘッドに当たる部分です。素材や形状によって音色が変わるためチェックしておきましょう。ビーターの素材には大きく分けてフェルトと樹脂の2種類があります。もっとも主流なのがフェルト。深みのある豊かな音が特徴でさまざま音楽ジャンルに対応できるため、迷った際にはフェルトがおすすめです。
樹脂製はフェルトと異なり硬い素材で、アタック音を強調できるタイプ。ロック系のパワフルなサウンドを求める場合に適しています。いずれにせよ、長く使用すれば摩耗するため、定期的な交換が必要な点に留意しておいてください。形状は円柱形・正方形・球形などがあり、もっとも一般的なのが円柱形です。
また、フェルト面と樹脂面を切り替えできるビーターを搭載したモデルも多く販売されています。さまざまな曲や演奏スタイルに対応したい場合は、チェックしてみてください。
アンダープレートの有無をチェック
アンダープレートとは、ペダルの安定性を高める役割のある台座です。カッチリとした踏み心地でアソビがないのが特徴。多くのツインペダルにはアンダープレートを搭載しているものの、アソビがなくなるのを好まないドラマーもいます。
しかし、シングルペダルではアンダープレートなしモデルが多くあるものの、ツインペダルではあまり採用されていません。優れた安定感やパワーを重視する方は、アンダープレート搭載モデルがおすすめです。
アンダープレートのないモデルのなかには折りたたみ可能なタイプがあるため、収納性や携帯性を重視したい方はチェックしてみてください。
フットボードの特徴をチェック
フットボードとは、脚を乗せる部分です。幅や長さなど大きさによって踏み心地が変わるため、注意してチェックしておきましょう。アタック感を重視したい場合は、やや長めのロングタイプがおすすめ。軽い力で踏み込みやすく、大きなパワーをバスドラムに伝えられるのがメリットです。
滑り止めが付いているかも要チェックポイント。スライドさせて踏み込むスタイルなら滑りやすいモデルがおすすめです。特につま先とかかとで踏み分けたい場合には、滑り止めが付いているかをチェックしてみてください。
調節機能をチェック
ツインペダルにはさまざまな調節機能を搭載したモデルがあります。なるべく多くの調節機能を備え、自分好みにカスタマイズしやすいモデルがおすすめ。ビーターの戻り加減・角度・長さの調節機能のほか、カムの形状を変更できるモデルもあります。
ビーターの長さによって踏み心地が異なる点にも注目。スプリングをゆるくしてもペダルが重たい場合にはシャフトを短く、よりパワーを出したい場合には長めにするのがおすすめです。しかし、あまり短くしすぎるとシャフト部でドラムのヘッドを傷つけてしまう恐れがあるため注意しておきましょう。
ワンバスのまま、手軽に迫力のあるツーバスを楽しめるツインペダル。さまざま曲に対応するための予備としても便利なアイテムです。多くのモデルが調節機能を備えているものの、自分に適したセッティングが可能なのかをチェックしておきましょう。おすすめモデルを参考に、自分に合った1台を見つけてみてください。