誰でも簡単にリズムを刻める「タンバリン」。学校での演奏からバンドやオーケストラの演奏まで幅広い用途に使えます。一方、タンバリンは種類が豊富なので、どれを選べばよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、タンバリンのおすすめモデルをご紹介。選び方のポイントについても解説しています。タンバリン選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。
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タンバリンの選び方
皮付きかどうかで選ぶ
タンバリンはヘッドとよばれる皮が付いているモノと、フレームだけのヘッドなしモデルに分かれます。皮付きのモデルはオーケストラなど、本格的なタンバリン演奏で用いられるのが一般的です。さまざまな奏法に対応します。
バンドなどのポピュラーミュージックでは、皮なしのモンキータンバリンがよく用いられます。曲のリズムに合わせてタンバリンを振る演奏方法が一般的。アクセントを入れたい場合はフレーム部分を叩きます。カラオケボックスなどで用いられるのも皮なしのタイプがほとんどです。
ジングルの素材で選ぶ
タンバリンのフレーム部分に配置された金属の小さなパーツが「ジングル」です。ジングルは素材によって音が異なります。
よく用いられる素材はスチール・ブラス・ジャーマンシルバー・ブロンズなど。スチールは歯切れのよい軽やかなサウンドが特徴です。ブラスはあたたかみのあるサウンドを楽しめます。ぜひ好みや演奏する曲に合わせて選んでみてください。
サイズで選ぶ
タンバリンの標準的なサイズは直径25cm程度の10インチです。10インチのタンバリンは種類が多く、選びやすいのがポイント。サイズにこだわりがないのなら、10インチのモノがおすすめです。
そのほか、やや小ぶりな8インチや大ぶりな12インチなどもラインナップされています。子供用としては直径15cmほどのタンバリンもラインナップされているので、併せてチェックしてみてください。
タンバリンのおすすめ
グローバー(GROVER) SXシリーズ ジャーマンシルバー SX-GS
プロの愛用者も多いグローバーのエントリーモデルです。ヘッドの素材は水に強いファイバースキン。気温や湿度の影響を受けにくく、安定したサウンドを維持しやすいのがポイントです。ジングルは2列に配置。ジャーマンシルバー製で、オーケストラにも映える硬めできらびやかなサウンドが楽しめます。
大きさは10インチと標準的です。専用のキャリーバッグが付属しており、楽に持ち運びができます。生産はアメリカ国内で行われており、品質の高さも魅力です。
グローバー(GROVER) バンダムウェイトシリーズ GV-T2HTSPH-B
プロ向けの皮付きタンバリンとしては比較的軽量なモデル。持ちやすく楽に演奏できるのが魅力です。ヘッドの素材はスキントーンが使われています。本革のようなナチュラルであたたかみのあるサウンドを再現しながら、温度や湿度の影響を受けにくいのがポイント。ハリのある音をキープします。
ジングルは加熱処理が施されたシルバーとフォスファーブロンズの組み合わせを採用。大きさは標準的な10インチです。持ち運びに便利なタンバリンケースが付属しています。
エルピー(LP) CP Tambourine with Head, 10″ Double Row Jingles CP380
皮付きの伝統的なタンバリンです。クラシカルな見た目をしているのがポイント。昔ながらのタンバリンを探している方におすすめです。ヘッドの素材にはカーフスキンが使われています。
ジングルはダブルで配置されており、しっかりとした音を鳴らせるのも特徴。また、握りやすいグリップを採用しているため、快適に演奏ができます。
キクタニ(KIKUTANI) 皮つきタンバリン TMB-21
コストパフォーマンスに優れた、比較的安いタンバリンです。大きさは直径21cmと一般的なタンバリンよりもやや小ぶり。重さは200gと軽量なので、子供用のタンバリンとしてもおすすめです。
ヘッドは無着色の牛皮が使われており、本格的なサウンドを楽しめるほか、手触りがよいのが特徴です。フレームはドラムの素材としても使われるメイプル材の合板。ヘッドをしっかりと支え、バランスのよいサウンドを生み出します。
ジングルはステンレス製で歯切れのよいサウンド。サビや腐食に強いため、長く使用できます。
エルピー(LP) LP Cyclops Hand Held Tambourine w/ Brass Jingles LP170
人間工学に基づきデザインされたタンバリンです。腕の動きにフィットする形状で、演奏しやすいのがポイント。手首の負担も軽減できます。大きさは横24×縦19cmです。
皮のないモンキータンバリン型で、バンドでの演奏にもおすすめ。ジングルの素材はブラスで、あたたかみのあるサウンドが得られます。ブラックを採用したシンプルかつシックなデザインもポイントです。
パール(Pearl) Ultra Grip Tambourines PTM-50BHR
ロックバンドなど、激しいアクションで使いたい方におすすめのタンバリンです。グリップはタンバリン中央に配置。また、しっかりと握りやすいのが特徴で、安定した演奏をサポートします。本体は深みのある赤色でステージ映えしやすいのもポイントです。
ジングルはブラス製であたたかみのあるサウンドが魅力、付属のコントロールディスクを使えばジングルの音量を調節できます。別売りのパーカッションブラケットを使用すれば、ドラムセットへの組み込みも可能。さまざまな使い方ができるおすすめのタンバリンです。
キクタニ(KIKUTANI) 半月型タンバリン PW-2
20組のジングルがしっかりとした音を響かせるタンバリンです。ジングルはスチール製で、クセのないサウンドを鳴らせます。
三日月型で持ちやすいのもポイント。サイズは直径27cmとやや大きめです。また、別売りのタンバリン用ホルダーを使えば、ドラムセットへの組み込みも行えます。
ブラック・ブルー・イエロー・レッドなど、カラーバリエーションが豊富なのも魅力。衣装やバンドカラーなどとのコーディネートを楽しめます。
タンバリンの持ち方や叩き方は?
タンバリンの基本的な持ち方や叩き方は、皮付き・皮なしで大きく異なります。皮付きモデルは、利き手ではない方の手で持つのが基本。基本的にタンバリンは動かさず、利き手で叩きます。なお、フレームに穴が空いているモノもありますが、指を入れる穴ではないので注意しましょう。
皮なしのモンキータンバリンは利き手でフレームをしっかりと握るのが基本。リズムに合わせて利き手を動かします。要所で大きな音を出したいときには、利き手ではない方の手でフレームを叩きましょう。
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タンバリンと一口に言っても、皮付き・皮なしなど種類はさまざま。握りやすいモデルや、ドラムに組み込みやすいアイテムなど、さまざまな特徴があります。バンドや路上ライブなど、用途に合わせて選ぶことが大切です。選び方のポイントやおすすめの製品を参考に、お気に入りの1つを見つけてみてください。