4弦ベースに低音弦を1本追加することで、より広い音をカバーできる「5弦ベース」。多彩なフレーズやテクニカルな演奏を楽しめるのが人気の理由です。ただし、各メーカーから材質やフレット数の異なるモデルが販売されており、はじめて購入する際は迷ってしまう場合があります。
そこで今回は、おすすめの5弦ベースをご紹介。選び方もあわせて解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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- 目次
- 5弦ベースのメリット・デメリット
- 5弦ベースの選び方
- 5弦ベースのおすすめメーカー
- 5弦ベースのおすすめ|エントリー(初心者向け)
- 5弦ベースのおすすめ|ミドルクラス
- 5弦ベースのおすすめ|ハイエンド
- 5弦ベースのおすすめ|レフティ
5弦ベースのメリット・デメリット
メリット
5弦ベースは一般的な4弦ベースと比較すると、弦が1本多いぶん広い音をカバーできます。4弦ベースのもっとも低い音が開放弦の「E」なのに対し、さらに低い「B」の音をプラスできるのがメリット。よりテクニカルな演奏が可能です。
4弦ベースで開放弦のEより低い音を出したい場合、その都度チューニングが必要。一方、5弦ベースならチューニングの手間が少なく幅広い演奏スタイルに対応できます。
また、弦間が狭いのでポジション移動が少なくて済み、弾きやすいのもメリット。弦が1本多いぶん瞬発的に音を探しやすく、高度なジャズセッションにも適しています。4弦ベースでは飽き足らず、さらにレベルアップした演奏に挑戦してみたい方にもぴったりです。
デメリット
5弦ベースはより低い音が加わるため、全体的にサウンドが暗めなのがデメリットです。明るめのポップスには不向きな場合があるので、ジャンルやスタイルを考慮して検討することが重要。曲によっては開放弦のEより低い音が不要で、5弦ベースを使う意味がない場合もあります。
弦が多いぶん、本体が大きく重量のあるモデルも。取り回しやすさを求めるなら、ボディに立体カットを施して軽量化を図るなど、工夫をこらしたモデルがおすすめです。
また、4弦ベースよりレベルの高いテクニックを求められる場合もあります。さらに、価格が高い傾向もあるほか、ラインナップ自体が比較的少ない点にも留意しておきましょう。
5弦ベースの選び方
ネックの握りやすさをチェック
5弦ベースは4弦ベースと比べて弦が1本多いぶん、幅広のネックを採用しています。モデルによっては握りにくく、初心者の方には弾きにくい場合があるので注意。とくに、4弦ベースに慣れていると違和感を覚えるケースがあります。
なかには、強度に優れたネックを採用して形状をスリムにするなど、握りやすさに工夫をこらしたモデルもラインナップ。弾きやすい製品を探している方は、握りやすさをチェックしてみてください。
フレット数をチェック
5弦ベースはフレット数も重要。スタンダードな21~22フレットにくわえて、24フレットのモデルも多く展開されています。フレット数が多いほどカバーする音域が広く、より演奏のバリエーションを増やせるのがメリットです。
また、フレットの数の違いがサウンドに影響する場合もあります。24フレットモデルは、アタックの強いパーカッシブな音の傾向があり、スラップ奏法やソロプレイを多用する中級者以上の方におすすめです。
一方で、フレット数が多いほどネックが長く、演奏しにくい場合があります。よりフレット数の少ない20フレットも販売されているので、初心者の方で弾きやすさを重視したい場合はチェックしてみてください。
ピックアップの種類をチェック
シングルピックアップ
5弦ベースのピックアップにはエレキギターと同様、シングルピックアップやハムバッカーピックアップなどの種類があります。磁石の周りにコイルを巻いた簡単な構造のタイプが、シングルピックアップ。歯切れのよいナチュラルなサウンドが特徴です。
ただし、ノイズを拾いやすいのがデメリット。大音量で演奏する広いステージでは、音量や使用するエフェクターに気を付ける必要があります。
ハムバッキングピックアップ
シングルコイルの磁極を対にして配置したタイプが、ハムバッキング(ハムバッカー)ピックアップ。シングルピックアップと比べてノイズが少なく、太いパワフルなサウンドが特徴です。
音量を上げてもノイズが発生しにくく、大音量で演奏するロック系の楽曲にマッチします。シングルコイルを2つ合わせた大きさで存在感のある外観も魅力です。
出力回路の種類をチェック
パッシブ出力
ベースの出力回路にはパッシブとアクティブの2種類があります。プリアンプを搭載していないタイプがパッシブ出力です。電池を使用しないシンプルな回路を採用しているのが特徴。ナチュラルかつマイルドなサウンドなので、演奏のニュアンスをより忠実に表現できます。
ただし、出力がやや小さめで、ノイズを拾いやすいのがデメリットです。トーンやサウンドを大きく調節したい場合には、アンプやエフェクターを駆使してコントロールする必要があります。
アクティブ出力
アクティブ出力とは、音色を調節するプリアンプが内蔵されたタイプです。プリアンプを駆動させるために電池を使用しています。手元で自在にサウンドを調節できるのがメリット。曲によってマイルドな音質にしたり、高音域をブーストしたりなど、1本で幅広い演奏を楽しめます。
また、ノイズを拾いにくい構造もポイント。ノイズが発生しやすい長いケーブルを使用する際や、エフェクターを多く接続する際にも役立ちます。
ただし、完全に電池が切れてしまうと音が出ないので注意。さらに、パッシブ出力と比べて回路が複雑なぶん、断線などのトラブルが起こりやすい点にも留意しておきましょう。
ボディの材質をチェック
アッシュ材
アッシュ材は、ボディの材質として多くのモデルに採用されている材質のひとつ。高級木材であり、ハイグレードモデルにも使用されています。耐久性に優れながらも加工しやすいのが特徴。やや硬めの材質で歯切れのよいロックサウンドにマッチします。
高級感のある、はっきりとした木目の輪郭も魅力。太くきれいな木目が浮き出るため、ベタ塗りするよりも木目を活かしたナチュラルな塗装が施されています。
アルダー材
アルダー材は、アッシュ材と同じく多くのエレキベースに採用されている材質。老舗楽器メーカー「フェンダー」が50年代後半から多くのモデルに使用していることでも有名です。赤みを帯びた薄い木目が特徴。黒や茶系のツヤのあるカラーリングが施されています。
やや軽めのやわらかい木材で加工しやすいのもポイント。複雑なデザインのモデルにも多く使用されています。全音域のバランスがよいのも魅力。クセがなくオールラウンドな1本を求めている方におすすめです。
マホガニー材
マホガニー材は、赤褐色のきめ細かい木目が特徴的な材質。ボディ材のほか、ネック材としても多く採用されています。柔らかで中音域のしっかりした豊かなサウンドで、太くあたたかみのある音色が好みの方におすすめです。
耐久性に優れながらも加工しやすい材質により、ベースはもちろんギターにも多く採用されています。
バスウッド材
バスウッド材は、アメリカ東部や北米によく生育している広葉樹で、アルダーと似た特性を持つ材質です。柔らかく加工しやすいのが特徴。比較的買い求めやすいリーズナブルなモデルに多く採用されているので、初心者の方にもおすすめです。
軽い材質で扱いやすいのもポイント。木目に派手さがないため、塗りつぶしたカラーリングのモデルに採用されている傾向があります。
クセのない全体的にフラットなサウンドで、さまざまなジャンルやスタイルに対応可能。ただし、軽いぶん低音域はやや弱めです。中音域や高音域を活かした明るめのサウンドが好みの方に適しています。
5弦ベースのおすすめメーカー
フェンダー(Fender)
アメリカに本社を置く老舗楽器メーカーです。ストラトキャスターやテレキャスターといったエレキギターのほか、プレシジョンベースやジャズベースなどベースの定番モデルも人気。5弦ベースも多数ラインナップしています。
伝統的なヴィンテージモデルを再現しているモデルにくわえて、アクティブ出力ピックアップを搭載した近代的な仕様のモデルも。廉価版ブランド「スクワイヤー」から、買い求めやすい価格に設定したモデルを展開しているのも魅力です。
ヤマハ(YAMAHA)
ピアノをはじめ、さまざまな楽器を手がけている日本の大手楽器メーカーです。ベースも展開しており、5弦ベースもBBシリーズやTRBXシリーズなどでラインナップ。各シリーズにグレードを設けており、初心者向けから上級者向けまで幅広いモデルから選択できます。
なかでも、ネックとボディのネジを2本追加した「マイターボルディング」採用のモデルに注目。ネックとボディをしっかり密着させて、豊かなサスティンとボディ鳴りを楽しめるのが魅力です。複数の木材を組み合わせた5ピースネックを採用するなど、温度や湿度の影響による反りやねじれを防いでいるモデルも展開しています。
アイバニーズ(Ibanez)
星野楽器株式会社が展開している、ギター・ベースブランドです。5弦ベースも多数ラインナップしており、アーティストのシグネチャーモデルが人気。個性的なフォルムでアピールできるモデルが多いのも特徴です。
ヘッドのない「ヘッドレス」モデルもポイント。人間工学に基づいた設計で快適な演奏性を追求しており、快適なプレイをサポートします。なかには、ブリッジにピエゾシステムを搭載し、ウッドベースのようなあたたかみのあるサウンドを楽しめるモデルも。弦ごとにゲインを調節できるなど、より幅広いジャンルやスタイルに対応可能です。
5弦ベースのおすすめ|エントリー(初心者向け)
ヤマハ(YAMAHA) 5弦エレキベース BB235 RBR
ヤマハのエントリーモデルとして人気の「BB」シリーズの5弦ベースです。高い基本性能を備えており、安価ながら優れた演奏性を実現しているおすすめモデル。はじめてベースを購入する初心者に適しています。
ノイズの少ないセラミックマグネットを採用した「カスタムV3ピックアップ」を搭載。ライブやスタジオ練習で、クリーンかつパワフルなサウンドを楽しめます。薄い形状のネックを採用しており、ハイポジションを弾きやすいのもポイントです。
ヤマハ(YAMAHA) 5弦エレキベース BB435 TBS
ネックのジョイントにマイター・ボルディング方式を採用している5弦ベースです。通常の4本のネジにくわえて、ボディ裏から45°の角度でネックエンドを固定する2本のネジを追加しているのが特徴。ボディとネックの密着性を高めて、豊かなサスティンと胴鳴りを実現するおすすめモデルです。
リアとフロントのシングルピックアップには、明るいサウンドでライブでも扱いやすいアルニコ・マグネットを採用。リアとフロントのボリューム、マスタートーンによって多彩なサウンドづくりを楽しめます。
ヤマハ(YAMAHA) 5弦エレキベース TRBX305 BL
「パフォーマンスEQスイッチ」を搭載した、アクティブタイプの5弦ベースです。さまざまな楽曲や奏法に合わせて、トーンセッティングを瞬時に切り替えたい方におすすめ。買い求めやすい初心者向けモデルながら、ボディに高級材のマホガニーを採用しています。
ネックのメイプルとマホガニーの5ピース構造により、反りに強い安定感を実現。スリムなネックシェイプを採用しており、スムーズなフィンガリングをサポートします。抜き差しの多いジャックにメタルブレードを搭載しているなど、高い耐久性も魅力です。
アイバニーズ(Ibanez) 5弦エレキベース SR305E
取り回しやすいコンパクトボディが特徴の5弦ベースです。しなやかな曲線の「3次元アーチドボディ」により、体との一体感を高められるのがポイント。軽量で扱いやすく、初心者のはじめての1本としておすすめのモデルです。
リアとフロントの両方にハムバッカーピックアップを搭載、立ち上がりのよいクリアなサウンドで、豊かな音色と表現力を楽しめます。スリムなネックで握り込みやすく、スムーズなフィンガリングをサポートするのも魅力です。
アイバニーズ(Ibanez) 5弦エレキベース TMB35-MGR
30インチのショートスケールを採用した5弦ベースです。一般的な34インチのロングスケールベースだと弾きにくい方におすすめ。初心者にも扱いやすいほか、子供の練習用としてもぴったりです。
メイプルネックにはサラサラとして握り心地のサテン仕上げを採用。汗をかいてもスムーズに弾けます。PJスタイルのシングルピックアップを搭載し、ダイナミックでパンチの効いたサウンドを楽しめるのも魅力です。
アイバニーズ(Ibanez) 5弦エレキベース GSR205B-WNF
硬質で狂いが少ないパープルハート材を指板に採用した5弦ベースです。ローズウッドのような中高域特性に優れているのが特徴。コンパクトかつ軽量設計のボディや、細めのネックを採用し、取り回しやすく初心者でも快適に演奏できます。
音量とトーンを調節し、ダイナミックなサウンドを実現できる「PHAT II EQ」も搭載。低音域や高音域をしっかりと表現できます。初心者にもおすすめのパワフルな演奏ができる5弦ベースを求めている方はチェックしてみてください。
スクワイヤ(Squier) 5弦ベース Classic Vibe ’70s Jazz Bass V
フェンダーブランドのひとつ「スクワイヤー」の5弦ベースです。1970年代のジャズベースを再現したモデル。ヘッドストックデカールやニッケルメッキのハードウェアなど、ヴィンテージ感あふれる外観を有しています。クラシカルなデザインのモデルを求めている方におすすめです。
スリムなCシェイプネックを採用し、スムーズな演奏性を実現。ヴィンテージスタイルのチューニングマシンを搭載し、安定したチューニングが可能です。ネックにヴィンテージ風なグロス仕上げを施しているなど、徹底的にエイジドルックスにこだわっています。
5弦ベースのおすすめ|ミドルクラス
フェンダー(Fender) 5弦ジャズベース Player Plus Jazz Bass V, Pau Ferro, 3-Tone Sunburst
アクティブとパッシブの切り替えができるフレキシブルな5弦ベース。フェンダーならではの明瞭で唸るようなトーンのベースサウンドを実現しているのが特徴です。
また、サテンフィニッシュの「Modern C シェイプネック」を採用しており、滑らかに手を動かすことができ、スピーディな演奏が可能。豊富なカラーバリエーションをラインナップしているのもポイントです。繊細なサウンドを演奏できる5弦ベースを求めている方は検討してみてください。
フェンダー(Fender) 5弦ベース MIJ Hybrid II Jazz Bass V
ヴィンテージな見た目に現代的なスペックを盛り込んだ5弦ベースです。アルダー材のボディとスタッガードポールピース仕様のシングルピックアップの組み合わせにより、ジャンルを選ばないクリアなトーンを実現。オールラウンドに使えるジャズベースを探している方におすすめです。
ヴィンテージスタイルのブリッジに、サスティンブロックを搭載しているのもポイント。ほかにもヴィンテージスタイルのチューナーを採用しており、クラシカルなデザインが好みの方に適しています。
フェンダー(Fender) 5弦ベース THE MONONEON JAZZ BASS V
鮮やかなネオンイエローのカラーリングが印象的な5弦ベースです。カラフルなデザインが好みの方や、ライブで映えるモデルを探している方におすすめ。ゴールドのハードウェアを採用した高級感のある見た目も魅力です。
クラシックなベーストーンのパッシブモードと、パワフルなトーンを楽しめるアクティブモードを切り替えできるのもポイント。楽曲や奏法に合わせてモードを変えられます。
ネックには、反りに強いローステッドメイプルネックを採用。テクニカルな演奏をサポートする点にも注目です。
ヤマハ(YAMAHA) 5弦エレキベース BB735A DCS
アルダーでメイプルを挟んだ3プライ構造の5弦ベースです。多層ボディによって木材を安定させ、強度を確保しているのが特徴。マイターボルディング方式とあいまって、弦振動のロスを減らした豊かなサスティンを実現します。
バンドの中でも埋もれない、ヌケの良いサウンドが特徴のシングルピックアップを搭載。パッシブとアクティブを切り替えできるサーキットを採用しており、さまざまな楽曲や演奏スタイルに合わせやすいのも魅力です。
ヤマハ(YAMAHA) 5弦エレキベース TRBX605FM MAM
フレイムメイプルトップの木目が美しい5弦ベースです。3バンドEQとアクティブ・パッシブ切り替えスイッチの組み合わせにより、多彩なサウンドづくりを楽しめるおすすめモデル。バッテリーアラート機能を搭載しており、電池の交換時期を知らせます。
メイプルとマホガニーの5ピースラミネート・ネックで、反りやねじれの原因になる木材の狂いを防止。スリムなネックで握りやすく、優れたフィット感でテクニカルな演奏をサポートします。
アイバニーズ(Ibanez) 5弦エレキベース BTB865SC-WKL
スルーネック構造の5弦ベースです。豊かなサスティンを得られるのが特徴。アクティブ3バンドEQを搭載しており、多彩なサウンドを楽しめます。
オコウメ材とアッシュ材の積層ウイングシングルカットボディも特徴。12フレット部分でボディとネックがジョイントする構造になっており、独特なデザインで個性をアピールできるのがポイントです。ステンレスフレットを採用し、優れた耐久性とブライトな音質を実現しています。
アイバニーズ(Ibanez) 5弦エレキベース アクティブベース SR5FMDX2-NTL
ヘッドから指板までフレイム・メイプルで統一された5弦ベース。パワフルでアグレッシブなサウンドを実現できる「Nordstrand Big Singleピックアップ」を採用しているのが特徴です。シングルコイルならではの明瞭かつパワフルなサウンドを演奏できるおすすめモデルです。
また、指に当たるフレット・エッジの抵抗を軽減して、快適な弾き心地を実現しているのも魅力のひとつ。フレイム・メイプル材、アッシュ材、アフリカン・マホガニー材などさまざまな木材を組み合わせているのもポイントです。
アイバニーズ(Ibanez) EHB1265MS-NML
人間工学に基づいて設計された扱いやすい5弦ベースです。バランスの取れたデザインで、立奏・座奏を問わず快適にこなせるのも特徴。快適なボディのカーブと、ボディの鳴りを感じられるチェンバー加工も施されています。
アッシュ材をボディに採用しているのもポイント。オリジナリティのあるユニークな形状なので、見た目にこだわりたい方にも適しています。幅広い演奏に対応できる汎用性の高い5弦ベースを求めている方はチェックしてみてください。
アイバニーズ(Ibanez) 5弦エレキベース EHB1005MS-SFM
ヘッドレスタイプの5弦ベースです。ヘッドがない分全長が短くなり、扱いやすいのが特徴。軽くて持ち運びもしやすく、取り回しやすいモデルを求めている方におすすめです。弦をペグに巻き付けない構造により、チューニングが安定しやすいメリットもあります。
ボディにバスウッドを採用。鳴りを感覚的に感じられるチェンバー加工を施しています。ネックにローステッドメイプルを採用しており、反りやねじれを抑える効果が期待できるのもポイントです。
アイバニーズ(Ibanez) 5弦エレキベース BTB Standard BTB745-NTL
35インチのロングスケールを採用した5弦ベースです。スルーネック構造で、サスティンのよさを楽しめるおすすめモデル。ネックジョイント部のカッタウェイ形状により、ハイポジションでもスムーズなフィンガリングをサポートします。
ハムバッカーピックアップとアクティブサーキットの組み合わせで、ウォームでパワフルなサウンドを実現。スイッチで3つの中音域周波数帯を切り替え可能です。ほかの弦の振動を受けにくいよう、各弦独立構造のモノレールブリッジを採用しています。
シェクター(SCHECTER) 5弦ベース MODEL-T SESSION 5 AD-MT-SS-5 ANS
ブラックパーツをあしらった、引き締まったデザインの5弦ベースです。ピックアップにEMG PJスタイルを採用し、パワフルなサウンドを楽しめるおすすめモデル。ノイズに強く、ライブでも活躍します。
ボディにスワンプアッシュ、ネックと指板にはメイプルを採用。珍しいTシェイプスタイルのボディデザインで、人と被らない個性的な1本を求めている方にぴったりです。
5弦ベースのおすすめ|ハイエンド
フェンダー(Fender) 5弦ベース American Ultra Jazz Bass V
ハイエンドなスペックの5弦ベースです。10~14インチのコンパウンドラジアス指板を採用。ボディとネックヒール部にコンター加工を施して弾きやすくしており、テクニカルな演奏がスムーズに行えます。
ブリアンプ内蔵の「Ultra Noiseless Vintage Jazz Bassピックアップ」を搭載しているのもポイント。高出力ながら透明感のあるサウンドを楽しめます。ヴィンテージスタイルにマッチする「HiMassベースブリッジ」による、豊かなサスティンも魅力です。
フェンダー(Fender) 5弦ベース American Professional II Precision Bass V
スプリットタイプのピックアップを搭載した、5弦仕様のプレシジョンベースです。ネックに丁寧にエッジ処理を施しているほか、サテン仕上げでスムーズなフィンガリングをサポート。ネックヒールとネックプレートを丸く成型しているため、弾きやすいハイエンドモデルを求めている方におすすめです。
テーパードシャフトが上から下に向かって細くなっている構造もポイント。ナット部の弦の角度が最適化されており、チューニングが安定するほか、サスティンの伸びもよくなっています。
ヤマハ(YAMAHA) 5弦エレキベース ネイザン・イーストモデル ホワイト BBNEIIWH
プロフェッショナルな要求に応えたおしゃれかつ高級な5弦ベースです。ボディの表面・裏面に曲面加工、ボディバックにコンター加工を施したコンパクト設計で、奏者の身体にフィットして快適に演奏できるのが魅力です。
3バンドイコライザー・マスターボリューム・バランサーなどのコントローラーを搭載しているのもポイント。中心周波数を選んで中域をカットし、サウンドを好みにアレンジできます。白を基調としたスタイリッシュな5弦ベースを求めている方もチェックしてみてください。
アイバニーズ(Ibanez) 5弦エレキベース ANB205-TWB
技巧派ベーシストであるアダム・ニッティ氏のシグネチャーモデルです。弦間ピッチが広かったり、着脱できるランプを採用していたりと、こだわりの詰まったおすすめモデル。3バンドEQ搭載のアクティブタイプで、パワフルなサウンドを楽しめます。
高音域成分の反応を強化した、クラシカルなJタイプピックアップを搭載。ソフトに弾いても音が濁らず、はっきりとしたサウンドを鳴らせます。
アイバニーズ(Ibanez) 5弦ベース BTB1835-NDL
ハイスペックで豊かなトーン表現を実現する5弦ベース。メイプル材、ブビンガ材、パンガ・パンガ材を組み合わせた9pcネックを採用し、クリアな音像と高い剛性を両立しています。
深いカッタウェイ・スタイルにより、ハイ・ポジションでの演奏がしやすいのもポイント。バランスのよさも考慮して設計されているので、立奏がしやすい仕様です。
各弦が独立したブリッジにより、弦の振動をダイレクトにボディへ伝えられる点もメリット。レスポンス性にも優れた「Aguilar DCBピックアップ」を採用しており、バランスの取れた低音や豊かなサステインを実現しています。
イーエスピー(ESP) 5弦ベース AP-SL5
スーパーロングスケールを採用した5弦ベースです。セイモアダンカンのハムバッカーピックアップをリアとフロントに搭載。スイッチの切り替えにより、多彩なサウンドづくりを楽しめます。
ボディには密度の高いソフトメイプルを採用し、ほどよいレンジの広さが特徴。ブリッジやノブ、チューナー部がブラックカラーで、引き締まったデザインに仕上がっているのも魅力です。
エドワーズ(EDWARDS) 5弦ベース E-AMAZE-5-190 WHITE
テクニカルな演奏に適した上級者におすすめの5弦ベース。高速ロータリー奏法に適した「スロープ」、上下に調節して4弦ベースの弾き心地を5弦で実現させた「フィンガーランプ」を搭載しているのもポイントです。
弦とボディの隙間を狭くした設計で、ダブルプルを簡単に行えるのも特徴。ピックガードがピックアップに被らないような形状になっているので、5弦でも安定した演奏が可能です。
コンパクト設計かつボディバランスも優れているため、左腕への負担が少なく、演奏に集中できます。
5弦ベースのおすすめ|レフティ
アイバニーズ(Ibanez) 5弦エレキベース SR505EL
ブラウンマホガニー採用による、高級感あふれる外観が印象的な5弦ベースです。体との一体感を高める3次元アーチドボディを採用しているため、抱えやすいレフティ用モデルを求めている方におすすめ。スリムネックを搭載しており、手の小さい方にもぴったりです。
ネックはジャトバとウォルナットの5ピース構造で安定化を実現。サドルを左右方向にそれぞれ1.5mm動かせるブリッジを搭載し、弦間ピッチを好みに合わせて調節できるのも魅力です。
シェクター(SCHECTER) SLS Elite-5 LH Black Fade Burst
シェクターが展開している「ダイヤモンドシリーズ」のレフティ用5弦ベース。3way仕様のスイッチを搭載しており、クラシックやモダン、ファンクなど幅広いジャンルの音楽に適したサウンドメイクをできるのが特徴です。
メイプル・ウォルナット・パドックの3種類の素材を使ったネックを採用しているため、経年変化を抑えて長期的に愛用できる点もメリット。ユニークな形状と高級感のあるカラーリングで、オリジナリティを演出できるのもポイントです。
スターリン(Sterling) 5弦ベース RAY5LH Vintage Sunburst Left-Handed
コストパフォーマンスとクオリティを追求しているレフティ用の5弦ベースです。2バンドEQにより、好みのサウンドに調節できます。
弾きやすい形状のボディで、これからベースをはじめる初心者にぴったり。ハムバッカーピックアップを1基搭載し、ノイズを抑えられるのもポイントです。カラーラインナップが豊富なので、好みの1色をチョイスしてみてください。
より演奏の幅を広げられる5弦ベース。4弦ベースより1本弦が多く、より多彩なフレーズを楽しめる魅力があります。スリムなネックでフレット数を少なめに設定した、初心者の方でも弾きやすいモデルにも注目です。本記事でご紹介したおすすめモデルを参考に、お気に入りの1本を見つけてみてください。