淡水魚のなかでもパワフルな魚として知られる「雷魚(ライギョ)」。いかつい見た目はもちろん、カエルやネズミなどを丸呑みしてしまうほど獰猛で、強烈な引きを楽しめるのが特徴です。バスを釣りたいアングラーにとっては外道に思われがちですが、専門に狙う釣り人も多く、最近は海外遠征をする方も増えてきています。

そこで今回は、雷魚ロッドのおすすめモデルをご紹介。おさえておくべきアイテムをピックアアップしたので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

雷魚ロッドとは?

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雷魚ロッドとは、その名の通り雷魚(ライギョ)を釣るためのロッド。雷魚は大型に成長する淡水魚で、マッディーウォーターのヘビーカバーに潜んでいます。

狙うスポットとしてはアシやガマが生えている場所、浮草などのフローティングカバーが多いエリア、入り組んだ狭い水路など。それに伴い、ロッドは非常に硬いロングロッドからアキュラシーの高いショートロッドまでラインナップされています。

ちなみに「雷魚(ライギョ)」は日本での総称で、英語ではスネークヘッド(Snakehead)が一般的。日本に多くいる品種としては韓国名が由来の「カムルチー」がメインとなります。

なお、厳密な品種としては異なりますが、タイでは「チャドー」、マレーシアでは「トーマン」などと呼ばれ、ゲームフィッシングも盛ん。ただし、日本のようにヘビーカバーに潜んでいるだけではなく、クリアレイクで回遊しているケースもあるので、使うルアーやロッドのテイストに違いがあります。

雷魚ロッドの選び方

長さで選ぶ

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国内の雷魚はマッディーウォーターの入り組んだカバーに生息していることが多く、スナッグレス性能の高いフロッグを使った釣りがメインとなります。

取り回し重視であれば短めの7ft前半を、ロングキャストが必要であったり、足場の高いところから魚を抜き上げたりする場合は8ft前後を選ぶのがおすすめです。

なお、海外の雷魚を狙う場合は使うルアーにもよりますが、それほど長さは必要なく、短いモノで6ft以下、長くても7ft程度。トップウォーターやジャークベイトを使うなら、よりトゥイッチやジャークがしやすいモデルを、バズベイトやクランクベイトを投げる場合はキャスタビリティーが高いモデルがおすすめです。いずれにしてもボートからの釣り、さらにはロッドの操作性を重視する機会が多いため、その点は留意しておきましょう。

硬さで選ぶ

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雷魚は国内外の魚種を問わずパワフルなため、ロッドは総じて硬め。カバーの濃さ、対峙する魚の大きさを考慮して選ぶのが基本です。

さらに、チェックすべきは適合ラインのとバランス。例えば、PEライン8号にMHクラスのロッドを合わせると、獲ろうとしている魚に対してロッドパワーが負けていまいます。逆に、PEライン3号にXHのロッドを合わせると、ややアンバランスで操作性に難があります。そうした点はぜひ考慮して判断するようにしましょう。

雷魚ロッドのおすすめ

バレーヒル(ValleyHill) GUN2 ZERO Snakehead Special GGZ-77XX ヘヴィエストリフター

強靭なトルクが備わっている雷魚ロッド。ハスやヒシ、アシ、ガマなどが複雑に入り組んだカバーからモンスタークラスを引き抜けるのが特徴です。

レングスは7ft7inで、パワーはXXH。非常に硬い分、ロッドのウエイトは400gと重たいので、体力、技術ともに鍛錬を重ねたエキスパートアングラーにおすすめの1本です。

バレーヒル(ValleyHill) GUN2 ZERO Snakehead Special GGZ-82XH アルティメットシューター

対岸へのロングキャストが必要となる場面で活躍する雷魚ロッド。バットパワーも強靭で、遠くでフルフッキングした際も強引に寄せられるのが特徴です。

420mm設定のロングハンドルを採用しており、踏ん張りが効くのもポイント。体全身で雷魚の引きを受け止め、カバーから余裕をもって引き剥がすことができます。レングスは8ft2in、パワーはXH。適合ラインはPE8〜10号とかなり太めまで対応できるのもポイントです。

バレーヒル(ValleyHill) ローディーラーエクストリームエディション REX605HX-T

日本の雷魚ゲームに精通する新家邦紹氏プロデュースのロッド。同氏が主宰する「whiplash factory」の1本で、これまで培ってきた経験とノウハウがいかされているのが特徴です。

本製品は2ピース&ハンドルオフセットのモデルで、携行性は良好。パックロッドほどではありませんが持ち運びしやすいので、国内遠征で使いやすい仕様となっています。

レングスは6ft5inで、パワーはH。適合ルアーウエイトは1/2〜1ozで、適合ラインはPE2.5〜5号となっています。ある程度開けたスポットから小場所まで使えるおすすめモデルです。

バレーヒル(ValleyHill) ヘッドガンナー HGJ-610H/OD

同メーカーの新家邦紹氏が主宰する「whiplash factory」においてロシア遠征がきっかけとなったロッドシリーズ。同行した現地のアングラーたちからのフィードバックを受け、従来の雷魚ロッドよりも短く、ライトに仕上がっているのが特徴です。

本製品のレングスは6ft10inで、パワーはH。ブランクスはオーソドックスなレギュラーテーパーで、適合ラインはPE6〜8号です。国内フィールドでは、クリークなどの小規模河川や用水路がマッチ。ショートピッチで撃っていく釣りに向いている1本です。

テイルウォーク(tailwalk) スネーキー C80XH

オーソドックスな雷魚ロッド。やや控えめな価格帯ながら十分なスペックを備えており、コスパに優れているのが特徴です。

力強い引きにも屈しないトルクフルなブランクスを採用しているのもポイント。ウイードから引っこ抜くための強度もあり、パワーファイトにも難なく対応できます。

レングスは8ftで、パワーはXH。ロッグロッドなので遠投するのはもちろん、ウエッピングでカバー越しにルアーを落とす際にも有効な1本です。

テイルウォーク(tailwalk) ナマゾン モバイル C594MH

持ち運びに便利な4ピースロッド。「ナマゾン」という名前からナマズ専用に思われがちですが、雷魚を含めたパワフルな魚とも十分にやり合え、怪魚狙いの海外遠征にも適しているのが特徴です。

レングスは5ft9inと短め。遠投するにはやや長さ不足を感じますが、その分ジャークなどのロッドワークがしやすいのは魅力です。パワーはMHと程よく曲がる仕様。価格帯もリーズナブルなので、コスパも良好です。

メジャークラフト(Major Craft) セルヴァ SNAKEHEAD BAIT SVC-72XH/SNK

比較的安価ながら十分使える雷魚ロッド。ヘビーカバーに対しても臆することなく攻められるパワーを備えており、モンスタークラスとも対峙できる仕様です。

レングスは7ft2in、パワーはXHで、テーパーはレギュラーファストアクション。適合ラインはPE8〜12号と、かなり太めまで対応できるのもポイントです。

スミス(SMITH) マグナムハスキー NEX MHN-74H

雷魚ロッドの製品ラインナップが豊富な「スミス」。本製品は十分なパワーを備えることはもちろん、操作性の向上とバラシにくさにも注力しており、テーパーのバランスに反映させているのが特徴です。

レングスは7ft4inで、パワーはH。適合ラインはPE6〜10号となっており、遠投からショートレンジでのテクニカルなキャストまでカバーできます。また、ガイドは耐久性の高いダブルフットを採用しているのもポイント。雷魚ロッドらしいおすすめの1本です。

ダイワ(Daiwa) ブラックレーベル XP エクスペディション 72LH

豊富なラインナップが揃うバスロッド「ブラックレーベル」のエクスペディションシリーズ。その名の通り、遠征に対応したモデルが用意されています。本製品はスネークヘッドカスタムというジャンルで、グリップジョイント仕様なのが特徴です。

レングスは7ft2inで、適合ラインはPE6〜10号。アキュラシーが高く、ショートピッチのキャストからロングキャストまでしっかりと対応できます。

また、ティップ部分はPEラインの絡みが抜けやすいLCガイド、バット部は耐久性の高いMNガイドのダブルフットを採用。安心感が高く、強引なファイトができるのも魅力です。

シマノ(SHIMANO) スコーピオン 1604SS-5

国内外の怪魚を釣りたい方におすすめのマルチピースロッド。コンパクトに収納できる5本継ぎ仕様で、飛行機内の持ち込みにも対応できるのが特徴です。

本製品のパワーは同社の4レベルで、ヘビークラスに相当。また、胴までしっかりと曲がるスーパースローテーパーなので、竿全体をしならせてモンスタークラスのパワーを受け止められます。十分な機能性を備えながら価格帯は控えめなので、非常にコスパの高いおすすめモデルです。

ティムコ(TIEMCO) ヴァジュラ VJ-75CMH J “Hooking Special”

高い強度とトルクフルなパワーを備えた雷魚ロッド。ブランクス素材としてはパワーラックスとアラミドヴェールのコンポジットで、軽量ながら安心して魚とやり取りできるのが特徴です。

本製品は“フッキングスペシャル”と命名されている通り、しっかりとアワセることでポテンシャルを発揮。レングスは7ft5inで、パワーはMH。テーパーはファストアクションで、適合ラインはPE8〜10号です。

スペックはややマイルドなテイストに思われますが、キャスタビリティは良好。アプローチから獲るまでの流れがスムーズにできるおすすめの1本です。

天龍(Tenryu) ミズチ MZ76MH

雷魚ロッドのなかでも比較的オールラウンドなモデルが揃う「ミズチ」シリーズ。セパレートグリップを採用するなど、バスロッドに近い感覚で扱えるのが特徴です。

本製品のレングスは7ft6inで、最大適合ラインはPE10号程度まで。やや入り組んだカバーに対してもルアーを撃ち込め、果敢なファイトを楽しめるのも魅力です。

ひしも(Hishimo) チャドーゴースト CDG7.0

トータルバランスに優れた3ピースの雷魚ロッド。レングスは7ftであるものの、ウエイトは210gと比較的軽く、扱いやすいのが特徴です。

また、ブランクスは太く、ガイドも大きめで、耐久性も良好。最大適合ラインはPE6号程度までなので、汎用性が高いのも魅力です。

タイの雷魚「チャドー」から命名されており、海外遠征にもおすすめ。シリーズには短めから長めまで揃っているので、気になる方はほかのモデルもぜひチェックしてみてください。

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