さまざまな種類のあるテントの中でも、もっともポピュラーなテントと言えるのが「ドームテント」。ソロキャンプからカップル、ファミリー向けタイプなど豊富なラインナップが揃っています。とはいえ、製品の良し悪しは見た目ではなかなか判断が難しいもの。

そこで今回は、ドームテントの基本の「き」から解説し、テントの張り方、特長、選び方、おすすめ人気モデルをご紹介します。

ドームテントとは?

By: amazon.co.jp

ドームテントとはキャンプ用テントの一種で、屋根に向かって丸みを帯びた形状をしているのが特徴。設営のしやすさから、キャンプ用テントの中ではもっともポピュラーなタイプとなっています。

かつて山岳テントと言えば一人用で1.5kg、二人用になると2kg超えは当たり前でしたが、2000年を過ぎた頃から軽量化が進み、今や一人用で1kg以下は驚かないレベル。大きな要因はテント地やポールなどの素材が向上したためです。

ドームテントの構成部品

本体(インナーテント)

テントの居住空間となる部分のこと。使われている素材はメーカーによって異なりますが、通気性の高いテントをお探しの場合は本体にメッシュ素材が使われているモデルがおすすめです。

フライシート

雨よけのために、本体の上から被せる防水シートのことをフライシートといいます。フライシートの防水性や速乾性の高さなどもテントを選ぶ際のポイントです。

なお、テント本体とフライシートの2パーツで構成されるテントを、「ダブルウォールテント」、フライシートなしで本体自体に防水性能をもたせたタイプのテントを「シングルウォールテント」といいます。

ポールとペグ

ポールはテントの骨格となるパーツ。ドームテントの場合はこのポールを曲げ、その復元力で自立させています。一方、ペグはテントを地面に固定するための杭のことです。

グラウンドシート

本体の下に敷くシートのこと。本体と地面が触れるのを防ぎ、汚れはもちろん、湿気や寒さなどをカバーしてくれるアイテムです。

ドームテントの張り方

By: amazon.co.jp

ドームテントは、キャンプ用テントの中で比較的設営が簡単にできるテントといわれており、アウトドア初心者におすすめのテントです。

ドームテントの張り方としてはまずは、テントを広げ、骨格となるポールをテント本体に接続。クロスするようにポールを組み立てたら、テントの四隅にエンドピンに差し込んで安定させます。その後、上から防水性に優れたフライトシートを被せ、そのシートのロープを引っ張り、ペグで固定すれば設営は完了です。

ドームテントの特長

By: amazon.co.jp

コンパクトに収納できる

ドームテントは主に、本体(インナーテント)、フライシート、ポールの3つのパーツで構成されています。これらは収納時にはコンパクトにまとめられるので、持ち運びにはとても便利。車の中のスペースが限られているなど、荷物をコンパクトにまとめたい場合にはドームテントがおすすめです。

天井が広くゆとりを感じる

テントいうと、屋根の形状が三角形で狭く感じるイメージがあります。一方、ドームテントは屋根が全体的に丸みを帯びたドーム型の形状のため、天井が広くゆとりを感じられるのも特長。

テントを「寝るためだけの空間」と割り切っているならば問題はありませんが、テント内でゆったりと過ごしたい方にはおすすめのテントです。

風に強い

標高の高い地域でのキャンプでは、強い風の影響でテントが吹き飛ばされてしまう可能性があります。その点でドームテントは、丸みを帯びた形状のため、風の影響を受けにくいのが特長。とはいえ、設営場所やペグ止めの方法など、テント張りを心得ていることが前提です。

ドームテントの選び方

By: amazon.co.jp

使用人数プラス1名を想定したサイズを選ぶ

「4人で行くキャンプだからテントは4人用」というわけではなく、人数プラス1名のモノを選ぶのがおすすめ。荷物のスペースも考慮するのがポイントです。なお、製品には定員数の表記があるので、目安として確認しておきましょう。

耐圧性を確認する

耐水圧とは、テント内部に雨水が染み込むのを抑える力のことです。具体的には、1cm四方のテント素材に水を積み上げ、何mmの高さまで内部に水が染み込まないかを指します。

耐水圧は高いほどよいわけではなく、高すぎると通気性を損なう要因になるので留意しましょう。スペックとしては耐水圧1500~2000mm程度のモノがおすすめです。

前室の広さを確認する

テントの種類によっては、前室の扉を持ち上げてポールで固定することにより、前室をリビングスペースとして使用できるものもあります。大きな荷物を置くスペースとして活用するのはもちろん、テントをより快適に過ごすためには前室が広いタイプを選ぶのもおすすめの選び方です。

ドームテントのおすすめ人気モデル

コールマン(Coleman) テント BCクロスドーム270

コストパフォーマンスが高い、コールマンのドームテント。二本のメインポールを交差させるように本体のスリーブに通すことで、簡単にテントを自立できるのが魅力です。

定員は4~5名用で、使用サイズは約270×270×175cm、耐圧性は約1500mm。前室は荷物置き場として活用できるくらいのスペースは確保できます。テントの設営に慣れていないビギナーにおすすめです。

コールマン(Coleman) テント タフドーム/2725 スタートパッケージ

アシストクリップにより1人での設営が簡単にできる、コールマンの「タフドーム」。メインポールには、強風に耐えうるアルミ合金製ポールが使われています。

定員は3~4人、サイズは約270×250×h170cm、耐圧性は約2000mm。天井も高く、大人が立ったまま、出入りや着替えができるくらいの余裕があるドームテントです。

モンベル(mont-bell) サンダードーム 2 THYM 1122529

軽量性と通気性に優れたモンベルのドームテント。ペグ、張り綱、スタッフバッグを含めて2.24kgという軽量さがポイントです。テント本体は全面がメッシュ生地で、フライシートの前後に高い通気性のある大型の「ベンチレーター」が配置されているため、快適な空間で過ごすことができます。

フレームの構造がH型になっているのも特長で、側面をほぼ垂直に近い状態で立ち上げられるため、圧迫感の少ない室内空間に仕上がるのがポイント。サイズは230×130×110cm、フロアの耐圧性は約2000mmです。

モンベル(mont-bell) レラドーム 4 THYM 1122530

本体の全面にメッシュ生地が使われ、通気性が良好のテント。3シーズン対応ではありますが、特に暖かい季節におすすめの製品です。本体サイズは約240×210×123cm。フロアの耐圧性は約2000mmです。

モンベル(mont-bell) ムーンライトテント 5型 1122289

スムーズに設営できるモンベルのドームテント。使用人数は4~5名。ポールはすべてショックコードでつながっており、広げるとA型という独自のフレーム構造。フレーム単体で自立できるので、設営が簡単です。

グラウンドシートの耐圧性は約2000mm。軽量・コンパクトさから、キャンプだけでなくバイクや自転車でのツーリングにも活用できる、おすすめのドームテントです。

モンベル(mont-bell) クロノスドーム 4型 1122492

素早い設営・撤収ができるモンベルのドームテント。4本のポールが外側での張り出しが大きくなるように固定されているため、従来よりも広い居住空間で過ごせるのが特長です。本体サイズは、約240×210×h123cm。フロアの耐水圧は約2000mmです。

スノーピーク(snow peak) ランドブリーズ SD-634

居住性と通気性がよい、スノーピークのドームテント。前後室にメッシュパネルが使われており、テント内に風が吹き抜けるため、涼しさをキープできます。

また、フライシートの後室上部には大型のベンチレーションがついており、換気を促してテント内の熱を効率よく排出できるのもポイント。使用人数は4人向けです。耐水圧は約1800mmです。

ロゴス(LOGOS) neos ベーシックドーム PLR WXL

インナー面積が335×210cm、5人が並んで眠れる広さが特長のドームテントです。また、組立サイズは約335×360×190cm。比較的高さにゆとりがあるのが魅力。なお、耐圧性は約3000mmと高めです。

ロゴス(LOGOS) neos シビックドーム・XL-AG 71805025

ロゴスの軽量ドームテント。ポールの素材には、軽量で強度に優れた7001ジュラルミンを採用しています。前室からキャノピーを二重構造で拡張することにより、居住スペースを広々と活用できるのもおすすめポイント。組立サイズは95×270×160cm、フロアの耐圧性は約3000mmです。

アライテント(ARAITENT) ベーシックドーム4 0340100

4シーズン通して活躍してくれると謳うアライテントのドームテント。後部につけられた吹き流しタイプの入り口はテント内の空気の流れをスムーズにするため、真夏のキャンプでも比較的許容範囲。使用人数は最大4人までです。

アライテント(ARAI TENT) ドマドームライト2

ソロキャンプやカップルでの使用におすすめのドームテントです。コンパクトサイズですが、寝室部分とテラス(土間)に分かれているのが特長。寝室部分のサイズは、120×210×108cm、テラスの奥行きは60cmです。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) ステイシーネスト 2617

前室とテント内の居住性が充実した小川キャンパルの2〜3人用ドームテント。フライシートには、耐水圧が高く軽量な素材が使われているところが特長です。

また、収納サイズもコンパクトなので、キャンプだけでなく自転車やバイクでのツーリング用としてもおすすめ。グランドシートの耐水圧は1800mmです。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) HOZ 2604

軽量さとゆとりのある前後室が特長の2人用ドームテント。ベンチレーターが各所に配置されているため、通気性が高く室内で快適に過ごせます。

また、天井部には透明パネルが設置され、室内からでも空の様子を観察できるのが魅力。グランドシートの耐水圧は約1800mmです。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) AIRE 2658

広々とした室内空間と通気性の高さが特長の6人用ドームテント。前後に大型のメッシュパネルが配置されているため、通気性が高さも兼ね備えています。

テントの屋根には換気を促すための装置である「ベンチレーター」がふたつ配置されているのもポイント。フライ部分の耐水圧は1800mmです。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) スクートDX6 2732

通気性、居住性、防水性とあらゆる機能を網羅しており、設営も簡単な小川キャンパルのドームテント。グランドシートには、耐水圧10000mm以上と完全防水の素材を使用しているので、大雨でも比較的安心なタイプです。

前室もとても広く、リビングスペースとして活用できるだけでなく、雨天時には荷物スペースとして活用もできます。ドームテントの中では比較的高価なモデルですが、満足度の高いおすすめのドームテントです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ドームテント UA-26

軽量・コンパクトでコストパフォーマンスに優れたキャプテンスタッグの2人用ドームテントです。本体の天井にはメッシュ素材が装備され、通気性が高いのもポイント。できる限りコストを抑えたテントを購入したい方におすすめです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ツールーム ドーム 270 UA-18

広い居住スペースと通気性の高さが特長のドームテント。前室が広く設計されているので、荷物置きやリビングスペースとして有効に活用できます。後室がついており、荷物置き兼出入り口として活用できるので使い勝手は良好です。

4〜5人用でフライ部分の耐圧性は約2000mm。本体の天井部とサイド下面に配置することで、通気性を高めているのもポイントです。