CDを上回る高音質な音源として知られるハイレゾ。音楽配信サービスが普及したことはもちろん、スマホによる視聴スタイルが確立したことにより、「ハイレゾ対応イヤホン」も続々とラインナップされています。
そこで今回は、ハイレゾ対応イヤホンのおすすめモデルをご紹介。お手頃価格の製品からハイエンドクラスのアイテムまでピックアップしたので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- ハイレゾとは?普通のイヤホンと違いはある?
- ワイヤレスイヤホンでもハイレゾ再生はできる?
- ハイレゾ対応イヤホンの選び方
- ハイレゾ対応イヤホンのおすすめメーカー
- ハイレゾ対応イヤホンおすすめ|人気
- ハイレゾ対応イヤホンおすすめ|安い・低価格
- ハイレゾ対応イヤホンおすすめ|高級
- 番外編:ハイレゾ相当のワイヤレスイヤホンおすすめ
- ハイレゾ音源を聴く方法は?
ハイレゾとは?普通のイヤホンと違いはある?
ハイレゾとは、CDに入りきらないような、はるかに多い音の情報量を記録できるデータ形態を指します。音の太さや繊細さ、奥行きなどをよりリアルに感じられ、録音時のアーティストの息づかいなど、音の細部まで楽しめるのが魅力です。
デジタル化の音の情報量を表す単位には、サンプリング周波数の「kHz」と量子化ビット数の「bit」が存在します。いずれも数が大きいほど情報量が多く、高音質で音を楽しめるのが特徴。ハイレゾ音源の主流は「96kHz/24bit」や「192kHz/24bit」で、CDと比べると約6.5倍もの情報量を含んでいます。
ハイレゾ対応イヤホンは、ハイレゾ音源を再生できる機能を持つイヤホンのこと。ハイレゾ音源に対して使用することで、通常のイヤホンでは聞こえなかった楽曲のディテールを体感できます。
ワイヤレスイヤホンでもハイレゾ再生はできる?
ワイヤレスイヤホンでも、Bluetoothのコーデックによってはハイレゾ相当の音質で音楽を再生できます。コーデックで代表的なのはソニーが開発した「LDAC」。対応するワイヤレスイヤホンはまだ少ないものの、96kHz/24bitでの再生が可能で、ハイレゾ音源をダウンコンバートすることなく転送できます。
そのほか、48kHz/24bitの再生に対応する「aptX HD」や、可変ビットレートに対応し、最大96kHz/24bitでの再生が可能な「aptX Adaptive」などがあります。いずれもハイレゾ相当の音質で音楽を再生可能。ワイヤレスイヤホンでハイレゾ音源を楽しみたい方は、対応しているコーデックをチェックしておきましょう。
また、コーデックとは別に、ソニーが開発した音質向上技術「DSEE」に対応していれば、圧縮音源をハイレゾ相当の音質で再生可能です。
ハイレゾ対応イヤホンの選び方
ハイレゾ対応ロゴがついているかチェック
欲しいイヤホンがハイレゾに対応しているかどうかは、「ハイレゾ対応ロゴ」の有無で確認できます。ハイレゾ対応ロゴとは、日本オーディオ協会が定めた一定の性能・品質を満たすオーディオ製品に付与されるロゴマークのこと。ハイレゾ音源を含む、さまざまな音源の試聴を前提に開発・製造されているため、安心してハイレゾサウンドを楽しめます。
ハイレゾ対応ロゴは、製品のカタログやパッケージ、公式ホームページなどに表示されています。「Hi-Res AUDIO」と文字表記されているため、ひと目で確認が可能。確実にハイレゾ音源を楽しみたい方は、必ずハイレゾ対応ロゴを付与された製品を選ぶようにしましょう。
有線・無線などの接続方法で選ぶ
ハイレゾ対応イヤホンのなかでもスタンダードなのは、3.5mm径ステレオミニプラグによる有線接続です。ほとんどのオーディオ機器と接続できる汎用性を備えています。
左右の信号の混ざり合いを防ぐことで、音の立体感とクリアさを高められるバランス接続もチェック。オンキヨーを中心とした2.5mm径と、ソニーを中心とした4.4mm径端子の2つに分かれているので、バランス接続を使う場合は所有する機器にあったモデルを選びましょう。
一方、スマホからイヤホンジャックが廃止されている流れを受けて普及しているのが、Bluetoothによるワイヤレス接続。Bluetoothでハイレゾ相当の音質をカバーするのはやや難しく、Bluetooth対応のハイレゾイヤホンのラインナップはあまり多くありません。
ドライバーユニットの駆動方式で選ぶ
ドライバーユニットの駆動方式は大きく分けて、ダイナミック型とバランスド・アーマチュア(BA)型に分かれています。
ダイナミック型は低価格帯でも比較的ワイドレンジに対応でき、低音再生能力に優れているのがメリットです。一方、バランスド・アーマチュア型は、ダイナミック型で再現が難しい繊細なサウンドもカバーできるのが特徴。
2つの駆動方式をあわせたモノもあり、ハイブリッド型と呼ばれます。ワイドレンジと繊細さを両立できるのが特徴ですが、構造が複雑なため高価なモデルが多いのが難点。音質にこだわりたい方は、ハイブリッド型も視野に入れてみてください。
ノイズキャンセリング機能の有無で選ぶ
「ノイズキャンセリング機能」とは、イヤホンの内外に配置したマイクにより、騒音を打ち消す音波を発生させる機能。騒々しい場所でも音楽に集中できるので、細かな音の再現性が重要なハイレゾ音源の高音質をしっかり楽しむために重要な機能です。
なお、ノイズキャンセリングの効果は、バッテリーが切れると使えなくなってしまう点には留意しておきましょう。
その他機能で選ぶ
スマホに接続して使うなら、通話や音楽操作が可能なマイク付きリモコンの有無をチェック。また、MMCX規格でのケーブル着脱に対応するモデルなら、Bluetoothレシーバーやバランス接続ケーブルなどに付け替えて、機能や音質を高められます。
さらに、音質調節機能などの専用アプリと連携しているモデルの場合は、好みの音質に変えることも可能。より便利にイヤホンを使用したい方はほかの機能も確認してみてください。
ハイレゾ対応イヤホンのおすすめメーカー
ソニー(SONY)
世界的に知名度が高い「ソニー」。音響機器でも定評のあるブランドで、「ウォークマン」の発売により携帯音楽プレーヤーというジャンルを確立させるなど、先進的な技術をオーディオ分野に注ぎ込んでいるのが特徴です。
ハイレゾ音源に対応しているモデルや、Bluetoothで伝送する際の高音質コーデックに対応している機種などもラインナップしています。音質はもちろん、ノイズキャンセリング機能や防水性能なども良好です。
エレコム(ELECOM)
1986年に日本で創業したパソコン・スマートフォン周辺機器メーカー「エレコム」。「ライフスタイル・イノベーション」を事業コンセプトに掲げており、テクノロジーを誰もが気軽に使えるモノに変化させ、人々の暮らしを快適にすることに注力しています。
比較的、リーズナブルなアイテムを多く取りそろえているのも魅力のひとつ。カラーラインナップや製品の種類が豊富なのも特徴です。ハイレゾ対応の有線イヤホンに加えて、ハイレゾ対応のUSB端子からステレオミニ端子への変換ケーブルなど、さまざまな製品をラインナップしています。
ファイナル(final)
「ファイナル」は、神奈川県川崎市に本社を構える日本のイヤホン・ヘッドホン専門ブランド。平面磁界型ヘッドホンなどの高級アイテムから、気軽に手に取れるエントリークラスのアイテムまでを幅広く取り扱っています。
また、オーディオを主軸として商品企画やデザイン、製造販売などの全ての工程を自社で行っているのも魅力。スタイリッシュなデザインで、高品質かつ持っているだけで楽しい製品がそろっています。
さらに、アーティストのこだわりを実現するハイレゾ対応の高解像度イヤホンやヘッドホンを多く開発。自分好みの音を作れる「MAKEシリーズ」や、「声」への集中力が高まる学習専用イヤホンなど、ユーザーのニーズにあわせたバラエティ豊かな製品もラインナップしています。
ハイレゾ対応イヤホンおすすめ|人気
デノン(DENON) ハイレゾ対応イヤホン AH-C820
特許取得の「ダブル・エアーコンプレッション・ドライバー」を搭載したハイレゾ対応イヤホン。ダイナミック型ドライバー2基を対向で配置することで、迫力あるパワフルな低音再生を実現しています。
再生周波数帯域は4~40kHzで、音圧感度は115dBに対応。不要な振動を抑える「アルミ/ABS ハイブリッド防振構造ハウジング」で、透明感のあるサウンドが楽しめるのも魅力です。
快適に装着できるエルゴノミック・デザインを採用しており、長時間のリスニングにもぴったり。遮音性と装着感に優れたComplyのイヤーピース「TX-500」を使用しているのもポイントです。
フィリップス(Philips) インイヤーイヤホン S301
ハイブリッド音響システムを搭載したハイレゾ対応イヤホンです。再生周波数帯域は20~40kHzで、音圧感度は99dB。自然でバランスのとれた高音質サウンドが楽しめます。
インピーダンスは32Ωを実現しているので、高音質で音楽を聴きたい方にもおすすめです。耳にぴったりフィットする3種類のシリコンチップや、イヤホンの保管に便利な保護ケースなど、付属品が充実しているのもポイントです。
ラディウス(radius) ハイレゾ対応イヤホン HP-NX100
独自の「RAF構造ドライバー」を搭載したハイレゾ対応イヤホンです。空気の流れを調節することで振動板の高い制動性を実現しているのが特徴。お気に入りの音楽を高音質なサウンドで楽しめます。
本製品はMMCX端子が搭載されており、リケーブルが可能。万が一、断線してもケーブルを交換すればそのまま使えるため、購入後も長く安心して使い続けられます。
再生周波数帯域は20~40kHzで、音圧感度は約103dB。フィット感と遮音性に優れたオリジナルの「ディープマウントイヤーピース」が付属しているのも魅力です。
ラディウス(radius) ハイレゾ対応イヤホン HP-W100
アルミニウム筐体を採用したスタイリッシュなハイレゾ対応イヤホン。軽量なので、さまざまなリスニング環境で快適に使えます。フィット感に優れた独自形状の「ディープマウントイヤーピース」を採用しているのもポイントです。
超高音域において広く自然な音場を再現する「ピエゾセラミックツイーター第三世代VST2」と、筐体へ振動を効率よく伝える「グラフェンコート振動板ダイナミックウーファー」を搭載。クリアでバランスのとれたサウンドが楽しめるのも魅力です。便利な本革製ケースも付属。外出先にも気軽に持ち運んで使えます。
アストロテック(Astrotec) ハイレゾ対応イヤホン LYRA NATURE
マイクロ多孔質フィルターを採用したハイレゾ対応イヤホン。音の散乱を抑制して透明かつクリアなサウンドを実現しています。15mmダイナミックドライバ―を搭載しているのもポイントです。
MMCX着脱式で、ケーブルを変えれば音質の異なる音楽を楽しむことが可能。万が一、断線してもケーブルを交換すればそのまま使い続けられるので、同じイヤホンを長く使い続けたい方にもおすすめです。
再生周波数帯域は10~40kHzで、音圧感度は110dB。音場の広い銀メッキOFCケーブルや多彩なオプションパーツなど、付属品が充実しているのも魅力のひとつです。
ヌアール(NUARL) ハイレゾ対応イヤホン NX3
独自の6mmドライバーを搭載したハイレゾ対応イヤホン。単層カーボンナノチューブとPEEK素材を組み合わせた複合振動板を採用しており、小口径ドライバーながら迫力ある豊かなサウンドが楽しめます。
再生周波数帯域は10~40kHzで、音圧感度は約100dB。音響特許技術「HDSS」を採用することで、立体感のある自然な音の広がりを楽しめるのも特徴です。
持ち運びに便利なセミハードタイプのイヤホンケースと、2種類の抗菌イヤーピースが付属。筐胴には高級感のある真鍮素材を使用しているので、イヤホンの見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
シムゴット(SIMGOT) ハイレゾ対応イヤホン EA500
複合DLC振動板を搭載したハイレゾ対応イヤホン。力強い低音から伸びのある高音まで、高音質なサウンドが楽しめます。駆動方式はダイナミック型で、内磁型・外磁型の両方を採用したデュアル磁気回路を採用。臨場感のある音を再現できるのも特徴です。
交換可能なノズル設計を採用しており、フィルター交換やチューニング変更などが手軽に行えます。高密度な合金材料で構成されたオールメタルキャビティを採用することで、定在波を効果的に抑制できるのも魅力です。
鏡面仕上げのスタイリッシュなデザインを採用しているのもポイント。イヤホンの見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
シムゴット(SIMGOT) ハイレゾ対応イヤホン EA2000
独自の12mmデュアル磁気回路を搭載したハイレゾ対応イヤホン。1.9Tを超える磁束密度により、全音域のレスポンスを高めているのが特徴。音質と耐久性を両立した高純度銀メッキ線材を採用しているのもポイントです。
イヤーピースはS・M・Lの3種類が付属し、耳にあわせてフィット感の調節が可能。「Hi-Res Audio認定」を取得しているので、お気に入りの音楽を高音質サウンドで楽しめます。
再生周波数帯域は10~50kHzで、音圧感度は114dB。N3A000・C3A035・N4A000の3種類のチューニングプラグを組み合わせることで、さまざまなジャンルの音楽が楽しめるのも特徴です。
エイスース(ASUS) ROG Cetra II Core
ハイクオリティな音で、ゲームを楽しみたい方におすすめのハイレゾ対応イヤホンです。液状シリコーンゴムを使用した「ASUS Essenceドライバー」を搭載しているのがポイント。ゲーム用に作られたサウンドで、繊細な音や力強い低音を体感できます。
また、ユーザーの耳にフィットしやすい設計も魅力。付属のイヤーフィン・イヤーチップには液状シリコーンゴム素材を採用しており、長時間リスニングしても疲れにくく便利です。イヤーパッドは前面が少し傾いた形状で、動きがある場合でもしっかりとホールドします。
さらに、ケーブルにスリムタイプのコントローラーがついているのもメリット。音量アップ・再生と一時停止・音量ダウンが直感的に操作可能です。3.5mmコネクターを備えており、Nintendo Switch・PS5・PCなどの多彩なゲームデバイスに対応しています。
マエストロオーディオ(Maestraudio) ハイレゾ対応イヤホン MA910S
スケルトンデザインのハイレゾ対応イヤホンが欲しい方に、おすすめのアイテムです。独自開発の「グラフェンコートダイナミックドライバー」を備えているのが特徴。臨場感を演出するための周波数特性を最適化していると謳われています。
また、パッシブ型セラミックコートツイーターを採用しているのも、うれしいポイント。シンバルやオルゴールのように分割振動を有する「RST」を搭載。高音を効率的に前方へと伝えられる設計です。
さらに、付属品が充実しているのも魅力。シルバーコートOFCとOFCのハイブリッドケーブルに加えて、4サイズのオリジナルイヤーピース・イヤーフック・本革コードリール・キャリングポーチが付属しています。カラーはガーラルブルーとクリアーミントの2種類。好みにあわせてカスタムすることで、リスニングをより楽しめる製品です。
ハイレゾ対応イヤホンおすすめ|安い・低価格
ファイナル(final) ハイレゾ対応イヤホン E3000 FI-E3DSS
価格と性能のバランスに優れたハイレゾ対応イヤホンです。気軽に購入できるリーズナブルな価格を実現していながら、ステンレス削り出しの高剛性筐体を採用。不要な振動を抑えて解像度の高いサウンドを楽しめます。
音質面では、 低音から高音までバランスよく再生できる「6.4mmダイナミック型ドライバーユニット」を搭載。お気に入りの音楽を高音質サウンドで楽しみたい方にもおすすめです。
独自の「イヤーピーススウィングフィット機構」を採用することで、フィット感も良好。イヤーピースはSS・S・M・L・LLの5サイズから自分にあったサイズが選択できます。
エレコム(ELECOM) ハイレゾ音源対応ステレオヘッドホン EHP-RH1000A
初めて高音質イヤホンを使う方におすすめの、ハイレゾ対応イヤホンです。φ10mmのダイナミックドライバーを搭載しており、クリアな高音域と中音域に加え、豊かな低音域を実現。また、ネオジムマグネットによりキレのよい低音を楽しめます。リーズナブルな価格帯ながら、音の迫力を感じられる製品です。
さらに、すり鉢形状のリアハウジングを備えているのもポイント。音をさまざまな方向に拡散することで、クリアな音を生みだします。S・M・Lサイズのイヤーキャップが付属しているのもメリット。ユーザーの耳の形にあうモノを選べるため便利です。
コードにはエラストマー素材を使用。絡みにくく丈夫なため、バッグから取り出したあとのコードをほどく手間を軽減します。芯線の中にはナイロン線が入っており、強度が高く安心して使えるのも魅力です。
パナソニック(Panasonic) ステレオインサイドホン RP-HDE1
低価格で使いやすいハイレゾ対応イヤホンです。独自形状デザインを採用することで着けやすく外れにくい装着感を実現。外出先でも快適に使えます。低価格ながら解像感と明瞭感に優れた「11.0mm HDドライバー」を搭載しているのも特徴です。
カラーバリエーションは、ブルー・シルバー・ブラック・レッド・ゴールドの全5色をラインナップしています。再生周波数帯域は5~40kHzで、音圧感度は110dB。手元のマイク付リモコンを使えば、音楽の再生や一時停止などの操作も可能です。
フィーオ(FiiO) ハイレゾ対応イヤホン JD3
9.2mm大口径ダイナミックドライバーを搭載したハイレゾ対応イヤホン。高磁束のネオジムマグネットと複合素材の振動板を組み合わせることで、深みのある低音を実現しています。ハウジング内部に吸音材を配置することで、不要な定在波を除去できるのも特徴です。
低価格モデルながら、耳の気圧調整を自動的に最適化する「バランスド・プレッシャーリリーフ・システム」や、快適な音声通話が楽しめるマイク付きコントローラーなど、基本性能も充実。装着・着脱しやすいストレートな筐体デザインを採用しているのもポイントです。
高級感のあるアルミニウム素材を採用しておりデザイン性も良好。価格と性能のバランスで選びたい方にぴったりの1台です。
ラディウス(radius) ハイレゾイヤホン HP-NEH31
高剛性アルミ二ウム素材を採用したハイレゾ対応イヤホン。不要な振動を抑制して、明るく澄んだ中高域を再生できます。高感度のドライバーユニットにより、ハイレゾ音源を高音質で楽しめるのも特徴です。
付属のディープマウントイヤーピースはフィット感も良好で、長時間の使用にもおすすめ。周囲への音漏れも軽減できるため、外出先でも安心して使えます。
カラーバリエーションはブラック・ブルー・レッドの全3色を展開しているのもポイントです。ケーブルには高編組密度構造のナイロン編組被覆を採用。屈曲性や弾力性に優れています。
ハイレゾ対応イヤホンおすすめ|高級
ソニー(SONY) ハイレゾ対応イヤホン IER-Z1R
ソニーの技術を詰め込んだハイスペックモデルです。3つの異なるドライバーの長所を組み合わせた「HDハイブリッドドライバーシステム」を搭載。広大な音場を味わえます。
再生周波数帯域は3~100kHzで、音圧感度は103dB。信号伝送ロスを最小限に抑える「銀コートOFC線」や、電流の流れを阻害しにくい「非磁性体金メッキプラグ」など、細部までこだわって作られているのもポイントです。
ジルコニウム合金のフェイスプレートに高級感のあるペルラージュ加工を施したデザインもおしゃれ。ワンランク上のハイレゾ対応イヤホンが欲しい方におすすめです。
ゼンハイザー(SENNHEISER) ハイレゾ対応イヤホン IE 600
強度の高い「アモルファスジルコニウム素材」を採用したハイレゾ対応イヤホン。腐食にも強いため、購入後も長く安心して使えます。
音質面では、歪みを最低限に抑える「TrueResponseトランスデューサー」と、繊細な音を再現する「デュアルレゾネーターチャンバー」を搭載。ゴールドプレートの「Fidelity+ MMCX」コネクターで、安定感と耐久性を両立しているのもポイントです。
イヤーチップはS・M・Lの3サイズが付属しており、耳のサイズや好みにあわせてフィット感の調節が可能。本製品は人間工学デザインを採用しているので、長時間快適に使えます。
ビクター(Victor) インナーイヤーヘッドホン HA-FW1500
「WOOD」シリーズのプレミアムモデルです。薄膜加工技術を施したウッドドームカーボン振動板と、L/Rを分離したハイグレードケーブルを採用。クリアな高音質サウンドが楽しめます。
再生周波数帯域は6~52kHzで、音圧感度は103dB。本製品はMMCX着脱式なので、ケーブルを変えて音質の違いを楽しむことも可能です。
SMP iFit素材を採用した「スパイラルドット+イヤーピース」を採用しているのもポイント。ナチュラルなフィット感で長時間快適に使えます。
オーディオテクニカ(audio-technica) インナーイヤーヘッドホン ATH-CKR100
独自の「DUAL PHASE PUSH-PULL DRIVERS」を搭載したハイレゾ対応イヤホン。解像度の高いサウンドを楽しむことが可能です。
ケーブルにはノイズの少ない信号を伝送できる「スターカッド撚り線」を採用。独自コネクターの「A2DC」を採用しており、ノイズへの耐性を高めているのも特徴です。
再生周波数帯域は5~45kHzに対応。チタニウムハウジングを採用した、曲線的な丸みを帯びたデザインも魅力です。
ヌアール(NUARL) ハイレゾ対応イヤホン NX1
機能性とデザイン性を兼ね備えたハイレゾ対応イヤホンです。高級感のあるシャンパンゴールドのカラーリングと、スタイリッシュなマグネシウム筐胴を採用しているのが特徴。ひと味違ったおしゃれな見た目に仕上がっています。
音質面では、解像度の高いサウンドが楽しめる独自の10mmドライバーや、ワイドで豊かな音場を再現するトリプルチャンバー構造を搭載。音響特許技術「HDSS」で、音の自然な広がりを楽しめるのも大きなポイントです。
本製品はMMCX接続によるリケーブルに対応しており、使い勝手も良好。持ち運びに便利なアルミ合金製の丸型イヤホンケースと、抗菌加工が施された2種類のイヤーピースが付属しているのも魅力です。
番外編:ハイレゾ相当のワイヤレスイヤホンおすすめ
ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000XM4
LDAC対応のハイスペックワイヤレスイヤホン。ハイレゾ相当の音源をワイヤレスで再生できます。ノイズキャンセリング性能を向上する6mmドライバーユニットを搭載しているのもポイントです。
また、音楽を聴きながら周囲の音も聴ける「アンビエントサウンドモード」にも対応。IPX4相当の防滴性能を備えているので、アウトドアやスポーツシーンでも安心して使えます。
バッテリー駆動時間はイヤホン単体で最大12時間、充電ケースと併用すれば最大36時間の使用が可能。置くだけで充電できるワイヤレス給電規格「Qi」や、5分の充電で60分の再生ができる「クイック充電」に対応しているのも魅力です。
テクニクス(Technics) ワイヤレスステレオインサイドホン EAH-AZ60M2
基本性能が充実したワイヤレスイヤホン。独自の「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」を搭載しており、 騒音が気になる場所でもノンストレスで快適に音楽が楽しめます。
音質面では、解像度の高いサウンドが楽しめる「バイオセルロース振動板」や、パワフルな低域を再現する「アコースティックコントロールチャンバー」を搭載。コーデックはSBC・AAC・LDACに対応しているので、ワイヤレスでも高音質で音楽が楽しめます。
便利な専用アプリ「Technics Audio Connect」を使えば、音質を自分好みにカスタマイズしたり、紛失したイヤホンを探したりできるのもポイントです。
ファーウェイ(HUAWEI) FreeBuds 5
曲線デザインを採用したスタイリッシュなワイヤレスイヤホン。耳へのフィット感が良好で、長時間のリスニングでも快適に使えます。低オーディオ遅延モードをオンにすれば、動画やゲームの遅延を軽減できるのもポイントです。
バッテリー駆動時間はイヤホン単体で最大5時間、充電ケースと併用すれば最大30時間の音楽再生が可能。本製品はLDACに対応しているので、お気に入りの音楽を高音質で楽しみたい方にもおすすめです。
独自の「マグネットダイナミックドライバー」を採用することで、力強いパワフルな重低音が楽しめるのも特徴。周囲の騒音を軽減する「インテリジェントANC3.0」などの便利な機能も魅力です。
シャオミ(Xiaomi) Redmi Buds 3
シンプルで使いやすいワイヤレスイヤホン。重量はわずか4.5gと軽量なので、長時間装着しても違和感なく使えます。低価格モデルながら、デュアルマイクノイズキャンセルや、タッチコントロールなど、機能が充実しているのも魅力です。
バッテリー駆動時間はイヤホン単体で最大5時間、充電ケースを併用すれば最大20時間の音楽再生が可能。複合素材を使用した12mmダイナミックドライバーで、高音質サウンドを実現しているのもポイントです。
本製品は防塵・防水規格「IP54」に対応しており、突然の雨や汗でも安心して使用可能。便利な「MIUIポップアップ機能」を使えば、充電ケースのカバーを開けるだけで手軽にペアリングができます。
バウワースアンドウィルキンス(Bowers&Wilkins) インイヤーヘッドホン Pi7S2
スタイリッシュなデザインと機能性を兼ね備えたワイヤレスイヤホンです。低遅延・高音質の「aptX Adaptive」に対応。高解像度なワイヤレスサウンドが気軽に楽しめます。
周囲の騒音を軽減する「アダプティブ・ノイズキャンセリング」や、臨場感あふれるサウンドが楽しめる「2ウェイ・ドライブユニット」など、基本性能が充実しているのも特徴です。
わずか15分の充電で2時間の連続再生が可能な急速充電や、置くだけで充電できるワイヤレス充電など、使い勝手も良好。外部オーディオソースの音声信号をワイヤレスで送信できる「Bluetoothトランスミッター機能」に対応しているのも魅力です。
ハイレゾ音源を聴く方法は?
ハイレゾ音源を購入する
ハイレゾで音楽を楽しむためにはまず、ハイレゾ音源を購入する必要があります。ハイレゾ音源は各種音楽配信サイトなどで扱われており、パソコンやスマホなどから購入可能。また、最近ではハイレゾ音源に特化した音楽サブスクリプションサービスなども増えてきています。
ハイレゾ音源は、mp3などの圧縮音源と比較して容量が大きいので、再生デバイスのストレージに十分な空きがあるか購入前に確認しておきましょう。
ハイレゾ再生に対応したプレーヤーとイヤホンを用意する
音源を手に入れたら、次はハイレゾの再生に対応したプレーヤーとイヤホンを用意しましょう。さまざまなメーカーがハイレゾ対応の音楽プレーヤーをラインナップしています。
また、条件を満たせばiPhoneやAndroidスマホでもハイレゾ音源の再生が可能です。イヤホンに関しては、用途や好みにあわせてハイレゾ対応のモノを選んでみてください。
スマホでハイレゾ音源を聴くには
iPhoneで聴く方法
iPhoneでハイレゾ音源を聴きたい場合には、Lightning端子搭載のハイレゾ対応イヤホンを用意します。3.5mmプラグ搭載イヤホンでも、Lightningに変換するアダプターを使用すれば接続可能です。ただし、本来の高音質サウンドを再生できない場合も。ハイレゾ音源を最大限に楽しみたい場合には、ハイレゾ対応のDACを内蔵したUSB接続対応イヤホンか、外付けのUSB接続型DACアンプを接続しましょう。
ハイレゾ音源で採用されているフォーマットを再生できない場合は、対応アプリのダウンロードも必要。なお、ハイレゾ音源を再生できるアプリを導入しても、ハイレゾ対応イヤホンでなければ音質そのものはCDを上回らない点に留意しておきましょう。
ワイヤレスでもハイレゾ音源の再生は可能なものの、AACコーデックを使用しているiPhoneでは圧縮されて音質が劣化します。ハイレゾ音源の原音に忠実な音質を楽しみたい場合は、有線イヤホンを使用するのがおすすめです。
Androidスマホで聴く方法
Androidスマホでハイレゾ音源を聴きたい場合、スマホの機種によって方法が異なります。DAC内蔵のハイレゾ音源対応スマホであれば、ハイレゾ対応イヤホンを接続してそのまま再生可能。スマホ本体の内蔵スピーカーでもハイレゾ音源を楽しめます。なお、ハイレゾ対応イヤホンでないと、本来の高音質サウンドは再生できません。
ハイレゾ音源に対応していないAndroidスマホの場合、ハイレゾ対応アプリのダウンロードと外付けDAC内蔵アンプが必要。スマホに適したコンパクトなポータブルDACアンプがラインナップされているので、チェックしてみてください。また、USB Type-Cポートを備えたスマホなら、USB Type-C接続型のDAC内蔵ハイレゾ対応イヤホンを使用すればハイレゾ音源を楽しめます。
40kHz以上の広帯域をカバーし、美しい音源を楽しめるハイレゾ対応イヤホン。有線タイプやBluetoothによるワイヤレスタイプ、防水タイプなど種類はさまざまです。音質にこだわる方は、ドライバーユニットの駆動方法も確認しましょう。今回ご紹介したおすすめ製品も、ぜひ参考にしてみてください。