CDを上回る情報量で高音質なサウンドを聴かせてくれる「ハイレゾ」。音楽配信サービスなどではハイレゾ音源の提供が進んでおり、誰でも気軽に入手できるのもポイントです。

とはいえ、クオリティの高いハイレゾ音源を存分に楽しむのであれば、ハイレゾ対応イヤホンを使うのがベスト。そこで今回は、ハイレゾ対応イヤホンのおすすめモデルをご紹介します。

ハイレゾとは

CDを超える情報量が特長

ハイレゾの正式名称は「ハイレゾリューション(High Resolution)」で“高解像度”という意味を持っています。CD音源を上回る高い情報量が特長。音の奥行きや繊細さなどの情報をしっかりと再現することで、高い品質のサウンドを聴かせてくれます。ボーカルの息づかいやライブの臨場感など、細かいところまで楽しめるのがハイレゾ音源の魅力です。

ハイレゾ音源の入手方法

ハイレゾ音源は、インターネット上の音楽配信サービスでダウンロードするのが一般的です。ソニーやオンキヨー、レコチョクなどのオーディオメーカーや音楽配信サイト運営企業が配信を行なっています。J-POPはもちろん、洋楽・アニメソング・クラシックなど幅広いジャンルのハイレゾ音源を取り扱っているのが特長です。

ハイレゾ対応イヤホンの特長

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ただハイレゾ音源をダウンロードするだけでは、そのよさを十分に楽しめません。高品質なサウンドを堪能するためにはハイレゾ対応イヤホンを用意するのがおすすめです。

40kHz以上の高域再生能力を持ち、ハイレゾ対応イヤホンとして日本オーディオ協会が推奨するモデルには「ハイレゾマーク」が付けられます。このマークが付いているイヤホンであれば、臨場感あふれるハイレゾ音源を存分に楽しむことが可能です。

ただし、マークが付いていないけれどハイレゾ音源に相当するサウンドを聴かせてくれるモデルも多くありますので、選ぶときは注意してみてください。

iPhoneやスマホで聴けるの?

iPhoneで聴く方法

iPhoneでハイレゾ音源を聴くためには、ハイレゾ再生に対応している専用のアプリを使用することが必要です。ただし、専用アプリで聴くことはできても、iPhone本体だけではハイレゾ音源の品質を再現できないので劣化してしまいます。iPhoneでハイレゾ音源の品質を再現したい場合は、ハイレゾ対応のDACが搭載されているヘッドホンアンプを併用しましょう。

Androidスマホで聴く方法

Androidスマホの場合、ハイレゾ音源に対応していて単体で再生できるモデルがあります。専用アプリを入れたり外部DACを用意したりする必要がなく、ハイレゾ対応イヤホンを繋げるだけで手軽にハイレゾ音源が楽しめるため便利です。非対応モデルでハイレゾ音源を聴きたい場合は、iPhoneと同じように専用アプリを使用するか外付けのDACなどを使用してください。

ハイレゾ対応イヤホンの選び方

ケーブルの有無で選ぶ

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ハイレゾ対応イヤホンも通常のイヤホンと同じように、大きく分けて有線タイプとワイヤレスタイプの2種類が存在します。ケーブルの煩わしさを軽減させたいのであればBluetoothで接続するワイヤレスタイプのイヤホンを選ぶのがおすすめですが、ハイレゾ対応イヤホンに絞るとワイヤレスタイプのモデルはまだ少ないのが現状です。

有線タイプはケーブルの煩わしさがありますが、ワイヤレスタイプと比べて充電不要な点がメリット。音の遅延も心配する必要がありません。ワイヤレスタイプで探す場合はハイレゾ音源を伝送できる「LDACコーデック」に対応したモデルや、ハイレゾ相当の「192kHz/24bitフォーマット」に対応したモデルなどを選びましょう。

ドライバーユニットの駆動方式で選ぶ

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イヤホンには、音を鳴らすためのドライバーユニットという部品があります。この部品の駆動方式によって音がどのように伝わるのかが異なるため、好みに合わせて選ぶのが大切です。最も一般的なのは「ダイナミック型」。低音の再生能力が高いので、迫力あるサウンドを聴きたい方におすすめです。

クリアで繊細なサウンドが好みであれば「バランスド・アーマチュア(BA)型」が最適。一方、低音は苦手な傾向にあります。小型化に向いている駆動方式のため、補聴器に使われることも多いです。どちらにするか悩んだ場合は、双方のよいところを取ったハイブリッド型を選ぶのもよいでしょう。

機能で選ぶ

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イヤホンに搭載されている機能で選ぶのもポイントです。周りの雑音を軽減して音を楽しみたい場合は、ノイズキャンセリング機能を搭載しているモデルがおすすめ。専用アプリを用いてチューニングができるモデルなら、自分好みの音に調節できて便利に使えます。用途に合った機能を搭載しているハイレゾ対応イヤホンを選んでみてください。

ハイレゾ対応イヤホンのおすすめメーカー

ソニー

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言わずと知れた世界的オーディオメーカー。ウォークマンとイヤホンで楽しむ“ポータブルオーディオ”というスタイルを広めました。小型ながら高性能な製品づくりが魅力です。フィリップス社との共同開発により「CD」を生み出し、デジタル技術に関しても他に引けを取っておりません。

そんなソニーのハイレゾ対応イヤホンはバリエーションの豊富さと機能性の高さが魅力。Bluetoothで接続できるハイレゾ対応イヤホンや、ノイズキャンセリング機能を搭載したハイレゾ対応イヤホンなど多くのモデルを展開しています。

ジェイブイシー

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日本ビクターという名前だった頃の1987年に、通常の音源をハイレゾ相当に高品質化できる独自技術「K2テクノロジー」を開発したメーカー。現在もその技術をイヤホンやヘッドホンなどのオーディオ機器に採用することでユーザーの期待に応えています。木の振動板を採用したWOODシリーズが魅力。その自然で温かみのある音質が繊細なサウンドを聴かせてくれます。

ゼンハイザー

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世界トップクラスの評価を誇るヘッドホンを展開しているドイツの老舗メーカー。DJなど音のプロたちに愛されています。イヤホンに関しても質の高いモデルを展開しており、一貫してダイナミック型のドライバーユニットにこだわっているのが特長です。ダイナミック型らしい迫力のあるサウンドを楽しめます。

高音質なハイレゾ対応イヤホンおすすめモデル

ソニー(SONY) ハイレゾ対応 カナル型 XBA-N3

ソニーによる有線ハイレゾ対応イヤホン。ドライバーユニットの駆動方式はハイブリッド型を採用しています。ハイブリッド型のイヤホンは構造が複雑なので本体が大きくなりがちですが、このモデルは小型のユニットを採用しているため快適に装着可能です。

「サウンドスペースコントロール」と呼ばれる音響空間が内部に作られており、空気をコントロールすることで低音域・中音域・高音域をバランスよく鳴らしてくれるのが特長。コンパクトなボディでありながら3Hz〜40kHzの広帯域を再生できるため、さまざまなジャンルの音楽に適しています。

ゼンハイザー(SENNHEISER) カナル型イヤホン IE800S

高い人気を集めたゼンハイザーのダイナミック型イヤホン「IE800」の後継機となるハイレゾ対応イヤホン。同メーカーが独自に開発したエクストラワイドバンドドライバーの改良版が採用されていて、7mmの小型振動板ながら5Hz〜46.5kHzの広帯域を再生できます。マスキング効果を防いで音を聴き取りやすくするD2CAテクノロジーも特長です。

3.5mm径のステレオミニプラグに加えて、2.5mm径と4.4mm径のバランスプラグが付属するため、対応のアンプなどと接続すればさらに立体感のあるサウンドを楽しめます。

ジェイブイシー(JVC) WOODシリーズ カナル型イヤホン HA-FW01

木製振動板を採用したダイナミック型のハイレゾ対応イヤホン。6Hz〜50kHzの周波数帯域を再生でき、音の繊細なニュアンスまでしっかり聴かせてくれます。ドライバーユニットの前後にステンレスリングを用いることで、いらない振動を抑えてクリアに響くのが魅力です。

人間工学に基づいて角度や位置を調節したエルゴノミックフィットフォルムにより、長時間の使用でも快適に装着できます。また、本体のサイズ・形状とケーブルの位置を見直すことで安定感を高めているのも特長です。

ニューフォース(NuForce) カナル型 ハイレゾ対応 HEM1

バランスド・アーマチュア型のドライバーユニット1基を採用したハイレゾ対応イヤホン。通常、バランスド・アーマチュア型のイヤホンはドライバーユニットを複数使用することが多いですが、このモデルは40kHzの帯域に対応したフルレンジドライバーを採用することで、1基でも質の高いサウンドを楽しめます。

中高音域の再生に強いため、ジャズなどの低音を活かした音楽よりも、J-POPや洋楽などをよく聴く方におすすめです。

人間工学に基づいた設計を採用しており、耳にしっかりフィットしてくれます。また、ケーブルの芯にシルバーと銅のブレンド素材を用いているのが特長。断線を防いで長期間使いたい方に最適。メタリックなデザインもポイントです。

コスパ最強な5000円以下のハイレゾ対応イヤホンおすすめモデル

フィリップス(PHILIPS) イヤホン カナル型 ハイレゾ対応 SHE9730

コスパのよさで人気を集めたフィリップスの定番モデル「SHE9700」の後継機となるハイレゾ対応イヤホン。同シリーズ初のハイレゾ対応を果たしたモデルです。

新採用のレイヤードモーションコントロールドライバーにより、過剰な周波数を軽減して自然に広帯域を再生してくれます。ターボバス孔で空気を流し、豊かな低域を聴かせてくれるのも特長。ノイズを大幅に減らすことで、小さなボリュームでも高音質を楽しむことが可能です。

耳にあたるイヤーキャップ部分は、柔らかいシリコン素材を用いているため耳の形にしっかりフィットしてくれます。

エレコム(ELECOM) ハイレゾ対応 ステレオイヤホン EHP-CH2000GD

リーズナブルなハイレゾ対応イヤホンの人気モデル。力強く豊かな低音と伸びやかな中高音を表現してくれる12.5mmの大口径ダイナミック型ドライバーを採用しています。余分な振動を低減して見た目の質感も美しい高剛性の真鍮ボディを用いているのが特徴です。

帯域は5Hz〜40kHzに対応しています。色はゴールドとシルバーの2種類。どちらも高級感があるので、低価格でスタイリッシュなハイレゾ対応イヤホンを入手したい方におすすめです。

シャオミ(Xiaomi) イヤホン ハイレゾ対応 Mi In-Ear Headphones Pro HD

2010年に設立された新興メーカー「シャオミ」が展開しているハイレゾ対応イヤホン。リーズナブルな価格でありながら、バランスド・アーマチュア型1基とダイナミック型2基による贅沢なハイブリッド構成を採用しています。これにより、低音から高音までバランスよく聴かせてくれるのが魅力です。

このイヤホンはグラミー賞を受賞したイタリアの音楽プロデューサーが音質チューニングを手がけており、スピード感やボーカルの臨場感をしっかり表現してくれます。低刺激性の医療用グレードシリコンを採用することで、耳に優しいのもポイントです。ケーブル部分にはリモコンが付いていて、音楽の再生・停止などの操作を行えます。

Bluetoothで接続できるハイレゾ対応イヤホンのおすすめモデル

ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WI-1000X

HDハイブリッドドライバーシステムを採用することで、イヤホン本体のコンパクトさを保ったまま高音質化させたBluetooth接続のハイレゾ対応イヤホン。有線での接続もできるため、万が一電源が切れても安心です。帯域は3Hz〜40kHzに対応しています。

ハイレゾ相当の伝送ができるLDACコーデックに対応しており、Bluetooth接続の場合もハイレゾ音源の美しさを楽しむことが可能。ノイズキャンセリング機能を搭載していて、雑音のある場所でクリアにサウンドを聴けるのも特長です。また、外音を取り込むアンビエイトサウンドモードを活用すれば、駅でのアナウンスや道での車の音を聴けるので安全に使えます。

ソニー(SONY) ワイヤレスイヤホン h.ear in 2 Wireless WI-H700

カラーバリエーションの豊富さが魅力のBluetooth接続できるハイレゾ対応イヤホン。グレイッシュブラック・トワイライトレッド・ペールゴールド・ホライズングリーン・ムーンリットブルーの5色を揃えています。ドライバーユニットの駆動方式はダイナミック型です。

ハイレゾ相当の音質をキープできるLDACコーデックに対応しているほか、非ハイレゾ音源をハイレゾ相当の音質にアップスケーリングできるDSEE HX機能も搭載しています。専用アプリを使って自分好みにサウンドエフェクトをかけられるのも魅力です。

ジェイブイシー(JVC) ワイヤレスイヤホン HA-FD70BT

独自の高音質化技術「K2テクノロジー」を搭載しているBluetooth接続可能なハイレゾ対応イヤホン。ワイヤレスで受信した音楽データに波形の補正処理を施し、ハイレゾ相当の192kHz/24bitフォーマットに変換して出力することで、本来の音を再現して質のよいサウンドを聴かせてくれます。

独自のトップマウント構造を採用しているのも特長。音を響かせる筐体に小型のドライバーユニットを直接固定している構造で、装着すれば耳の奥でしっかりと音の響きを感じられます。

本体にNFCを搭載しているため、対応しているスマホとワンタッチでペアリング・接続できるのが魅力。簡単設定で使えるハイレゾ対応イヤホンを探している方におすすめです。

ラディウス(radius) Bluetooth対応ダイナミック密閉型カナルイヤホン HP-BTL01K

ハイレゾ対応のLDACコーデックを搭載しているBluetoothイヤホン。ソニーの製品以外でLDACコーデックに対応しているイヤホンは少ないので貴重です。

小型の高感度ドライバーユニットが採用されていて、迫力のある重低音を聴かせてくれます。最大8台までのマルチペアリングに対応しており、2台までなら同時接続ができるので、複数のデバイス間で使用したい方に最適です。

防水タイプのハイレゾ対応イヤホンのおすすめモデル

アンカー(Anker) SoundBuds Digital IE10 A30110A1

iPhoneやiPadなどのiOSデバイスに最適な防水タイプのハイレゾ対応イヤホン。Lightningケーブルで接続するタイプなので、iPhone 7以降のイヤホンジャックがないスマホを使用している方におすすめです。IPX3規格の防水性能を搭載しているため水滴が触れても安心して使えます。

AppleのMFi認証を受けている製品なので信頼感が高いのもポイントです。人間工学に基づいたデザインを採用しており、耳にしっかりフィットして雑音が入るのを防いでくれます。カラーバリエーションはグレー+ブラックとシルバー+ホワイトの2種類。アルミニウム仕上げによる美しいフォルムでiPhoneとの相性がよいです。

Linner lightningイヤホン

Lighitningケーブルを採用しているハイレゾ対応イヤホン。AppleのMFi認証を受けている製品です。IPX4規格の防水性能を搭載していて、小雨や汗からしっかりイヤホンを守ってくれます。ノイズキャンセリング機能が搭載されているのも魅力。ノイズを約90%低減してくれるため、雑音を気にせず音楽を聴きたい方におすすめです。

モニターモードをオンにすれば周囲の音を取り込めるため、駅や空港でアナウンスを聴きたいときにも最適。人間工学に基づいたデザインを採用しており、長時間装着していても疲労が少なく快適に使えます。