電気の力で加熱し、さまざまな料理を手軽に楽しめる「IHクッキングヒーター」。火を使わないため、火災リスクが低いのが魅力です。加えて、ガスコンロと違ってフラットな作りになっているので、お手入れも簡単に行えます。
今回は、おすすめのIHクッキングヒーターをピックアップ。選び方やおすすめのメーカーについても解説します。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- IHクッキングヒーターのおすすめメーカー・ブランド
- IHクッキングヒーターのおすすめ|卓上タイプ
- IHクッキングヒーターのおすすめ|据え置きタイプ
- IHクッキングヒーターのおすすめ|ビルトインタイプ
- IHクッキングヒーターのメリット
- IHクッキングヒーターのデメリット
- IHクッキングヒーターの種類
- IHクッキングヒーターの選び方
IHクッキングヒーターのおすすめメーカー・ブランド
日立(HITACHI)
「日立」は、1920年に設立された総合電機メーカー。「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」を経営理念としており、冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機など、さまざまな家電を手掛けているのが特徴です。
IHクッキングヒーターにおいては、ビルトインタイプをラインナップ。オールメタル対応モデルやスマホと連携可能なモデルなど、さまざまな製品が揃います。
三菱電機(MITSUBISHI)
「三菱電機」は、1921年に設立された総合電機メーカー。「Changes for the Better」を経営姿勢としており、電子デバイスや家庭電器、情報通信システムなど、幅広い事業を展開しているのが特徴です。
三菱電機には、充実した機能を備えた「びっくリングIH」や、電子レンジが搭載された「レンジグリルIH」など、さまざまなシリーズのIHクッキングヒーターがラインナップされています。ニーズに合わせて選びやすい、おすすめのメーカーです。
パナソニック(Panasonic)
「パナソニック」は、家電や空質空調、デバイスなどの開発・製造・販売を行っている電機メーカーです。「Life tech & ideas 人・社会・地球 を 健やかにする。」を企業全体の使命としています。
IHクッキングヒーターにおいては、ビルトインタイプに力を入れているのが特徴。「焼き物アシスト」など、便利な機能が豊富に搭載されています。また、静音性に優れた卓上モデルがラインナップされているのもポイントです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
「アイリスオーヤマ」は、 1971年に設立された 生活用品の企画・製造・販売を行っている会社。「健全な成長を続けることにより社会貢献する」を企業理念に、暮らしを豊かにする製品を多数手掛けているのが特徴です。
アイリスオーヤマは、最大1400Wの高火力モデルやおしゃれな見た目のモデルなど、卓上タイプのIHクッキングヒーターを幅広くラインナップ。小物検知機能や切り忘れ防止機能など、さまざまな安全機能が搭載されているのもポイントです。
ティファール(T-fal)
調理器具・小型家電メーカーの「グループセブ」が展開する「ティファール」。日常生活に溶け込むデザイン性の高い製品を手掛けており、フライパンや電気ケトルなどのアイテムがラインナップされています。
ティファールのIHクッキングヒーターは、自動温度管理や自動電源オフなど、機能性に優れているのが特徴。安全かつ気軽に調理を行えます。卓上タイプなので、電源を確保できればどこでも使用可能です。
IHクッキングヒーターのおすすめ|卓上タイプ
パナソニック(Panasonic) 卓上IH調理器 KZ-PH34
2重のIHコイルと2つのセンサーが特徴の卓上IHクッキングヒーターです。中央部と周辺にコイルを配置し、より均一に加熱できます。加えて、温度が過度に上がらないため、安全に使用できるのも特徴です。
鋳物ホーロー鍋やステンレス鍋に対応する「炊飯コース」を採用。火加減を自動で調節してくれるので、気軽に炊飯を行えます。白ご飯はもちろん、炊き込みご飯などの米料理が作れるのもポイントです。
「煮込みコース」が搭載されているのも魅力。鍋の種類や食材の量が変わっても、80℃以上の温度をキープできるよう自動で火加減を調節。ふきこぼれを抑えつつ、食材をじっくりと加熱します。
専用アプリ「キッチンポケットアプリ」を使えば、スマホからレシピを検索可能。また、運転音が気になりにくい静音設計を採用しています。一人暮らしの方にもおすすめのモデルです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 1口IHコンロ 1400W 卓上 対面操作式 IHC-T61
操作パネルを両側に配置した「対面スイッチ」が特徴の卓上IHクッキングヒーターです。操作のたびにパネル側へいちいち回り込む必要がありません。家族や友人と食卓を囲みながら鍋などをする際におすすめです。
最大1400Wの高火力で幅広い料理に対応。2種類の調理モードを搭載し、加熱モードは7段階、揚げ物モードは6段階で火力を調節可能です。
小物検知機能や切り忘れ自動OFFなど、複数の安全機能が搭載されているのもポイント。加えて、マグネットプラグにより、万が一手足がコードに引っ掛かっても簡単に抜けるので安心です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 1口IHコンロ 1400W 液晶付き IHC-T71
液晶ディスプレイ搭載で、温度や火力などが一目で分かるIHクッキングヒーター。最大火力は1400Wで、7段階の火力調節が可能です。調理のサポートとして役立つタイマー機能も備えています。
自動で火力調節を行う鍋モード付き。火加減やふきこぼれなどを心配することなく、家族で鍋を楽しめます。ほかには、加熱モード・揚げ物モード・保温モードを搭載。幅広い調理を楽しめるおすすめの製品です。
手を引っ掛けてしまった際はすぐに抜けるマグネットコードを採用。自動オフ機能や小物検知機能など、安全面に配慮した機能が充実しています。小さな子供のいる家庭でも安心して使えるIHクッキングヒーターです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 1口IHコンロ 1400W IHK-T391
50~100℃まで調節できる温度調理モードを採用した、卓上タイプのIHクッキングヒーターです。ローストビーフなどの低温調理や煮込み料理などに重宝します。料理のレパートリーを増やしたい方におすすめです。
150~200℃の間で6段階の火力調節が可能な揚げ物モードが搭載されているのもポイント。80~1400W相当の6段階調節に対応する加熱モードも備わっています。炒める・蒸す・煮るなど、さまざまな調理が可能です。
切り忘れ防止機能や過熱防止機能、鍋なし検知機能など、複数の安全機能を搭載。また、フラットなガラストップが採用されているため、お手入れを簡単に行えます。価格が安いので、初めてIHクッキングヒーターを購入する方にもおすすめです。
ティファール(T-fal) フルフラットIH IH2025JP
最大1400Wのハイパワーを発揮する、人気のIHクッキングヒーターです。電源を入れてからすばやく加熱調理ができます。調理モードは、湯沸かし・煮る・鍋・揚げる・炒める・保温/手動の6種類です。日常的に使用する調理モードを搭載しており、それぞれ設定している温度が異なります。メニューを選択するだけで自動で温度管理を行うため便利です。
温度に合わせてファンの回転速度を切り替えるため、調理中の運転音が気になりにくいのがメリット。時間帯を選ばずに使用できます。また、1分から6時間までのタイマー設定機能を搭載しています。あらかじめタイマーを設定しておけば、電源の切り忘れを防げるのがポイントです。
フルフラットのトッププレートは、表面に凹凸がなく簡単にお手入れできます。セラミックガラスパネルは汚れが付きにくく、メンテナンスも簡単です。清潔な状態で使い続けられます。
ドリテック(DRETEC) IHクッカー ミニチュラ DI-218
コンパクトサイズながら多機能を実現したIHクッキングヒーターです。500mlペットボトルよりもサイズが小さいので、限られたスペースでも活用できます。一人暮らし向けのIHクッキングヒーターを求めている方にもおすすめです。
100〜800Wまで8段階の火力調節機能を搭載しています。本体のダイヤルを回すだけで直感的に操作できるため、使いやすさも良好です。約10〜14cmまでの鍋底に対応しています。さまざまな大きさの鍋を使って調理が可能です。
鍋検知・小物検知・温度過昇防止など、全6種類の安全設計を内蔵。使いやすさだけでなく、安全性にも配慮しています。着脱が簡単なマグネットコードを使用しており、うっかり手足が引っ掛かっても鍋ごとひっくり返る事態を防ぎやすいのもポイントです。
山善(YAMAZEN) IHクッキングヒーター EER-S100
200〜1000Wまで5段階の火力調節機能を搭載したIHクッキングヒーターです。炒める・煮る・蒸す・煮込むなど、さまざまな調理で活用できます。本体前面のパネルを操作するだけで、火力調節が可能です
保温機能を搭載しており、調理後の料理をあたたかく保ちます。保温機能は40℃・60℃・80℃の3段階で調節可能です。
マグネットプラグ・鍋なし自動OFF・切り忘れ自動OFFといった、3つの安全機能を搭載しています。コードに手足を引っ掛けてしまったときも簡単にプラグが抜けるため安心です。また、鍋がないときは電源が自動的に切れるので、電源がつけっぱなしになるのを防ぎます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) IHコンロ 1口 1000W IHK-T392
一人暮らしに適したコンパクトサイズのIHクッキングヒーターです。幅をとりにくい設計なので、卓上に置きやすいのが特徴。火を使わず、気軽に調理を行えます。炒める・煮る・蒸すなどの調理だけでなく、揚げ物にも使用可能です。揚げ物モードは160〜200℃まで5段階の温度調節機能を搭載しており、難しい温度管理も自動で任せられます。
60〜100℃の温度調理モードを搭載。低温調理や煮込み調理など、さまざまな用途で使用できます。各種操作は表示されているボタンで行うシンプルな操作性を実現しており、使いやすさも良好です。
フラットなガラストップ設計を採用。表面に汚れが付着したときも拭き取るだけでお手入れできます。機能性だけでなく、お手入れのしやすさにも配慮しているのがポイントです。
IHクッキングヒーターのおすすめ|据え置きタイプ
日立(HITACHI) 据置2口IH HT-33AG
「ラク旨グリル」により焼き魚やハンバーグなどを裏返す手間なく調理できる、据え置きタイプのIHクッキングヒーターです。スライドレール付きで、食材や料理を簡単に出し入れできます。庫内の掃除を楽に行えるのも特徴です。
コンロは2口。100W相当〜3000Wまで、10段階の火力調節が可能です。さらに、左のIHに煮込みメニュー、右のIHに麺茹でメニューを備えるなど、機能性にも優れています。
上面にはボタンが大きく視認性の高いパネルを搭載。簡単に操作できるIHクッキングヒーターを探している方にもおすすめです。
三菱電機(MITSUBISHI) 2口据置型 CS-G221CS
最大5800Wの高火力で本格的な調理を楽しめる、据え置きタイプのIHクッキングヒーターです。左のIHに7段階、右のIHに5段階の火力調節機能が搭載されています。加えて、左右のIHに揚げ物機能が備わっているのも特徴です。
水なしで魚の両面自動焼きが行えるグリルを採用。調理の途中で魚をひっくり返す必要がありません。さらに、パラジウム脱煙機能とグリルお手入れ機能付きで、煙やニオイが気になりにくいのもメリットです。
そのほか、火力を2色サインで表示。上面にはメニューの選択や火力の設定などを立ったままで行えるパネルが採用されています。また、地震を感知して電源を自動でオフにする機能も搭載。操作性と安全性に優れたおすすめモデルです。
パナソニック(Panasonic) 据置IHクッキングヒーター KZ-KM22E
雪平鍋や銅鍋が使える据え置きタイプのIHクッキングヒーター。アルミ製のフライパンや圧力鍋なども使用できます。幅広い調理器具に対応するおすすめモデルです。
鍋底から出る赤外線で温度を検知する「光火力センサー」を搭載。コンロは2口で、左右のIHに光・揚げ物温度調節機能が備わっています。加えて、左のIHには焼き物温度調節機能が付いており、ハンバーグも中まで加熱可能です。
魚の姿焼きなどが行えるグリル皿が付属しているのもポイント。メニューを選ぶだけで簡単に調理できます。140~280℃までの8段階で温度設定できるオーブン調理機能も便利です。
楽な姿勢で操作できる天面パネルを採用。火力や設定モード、消費電力が一目で視認できる液晶ディスプレイ付きなのも魅力です。
パナソニック(Panasonic) IHクッキングヒーター KZ-KB21E
機能性と使いやすさに優れたフル天面モデルのIHクッキングヒーターです。電源や温度調節機能などの操作部を天面に配置しているため、ラクな姿勢で使いこなせます。天面は鉄やステンレス製の鍋に対応しているのもポイントです。
左右ともに10段階の火力調節機能を搭載。調理方法や用途に合わせて簡単に火力をコントロールできます。液晶画面はオレンジバックライト液晶を採用しており、視認性も良好です。
本体には、焼き網タイプのグリルを搭載。グリルを使って魚を焼いたり肉の表面に焼き目をつけたり、さまざまな用途で使用可能です。
パナソニック(Panasonic) IHクッキングヒーター KZ-E60KG
2口タイプのIHクッキングヒーターです。焼き料理を作りながら煮込み料理を作るなど、左右で異なる調理を行えます。火力に応じて10段階で明るさを調節する「光るリング」を採用しています。トッププレートが熱いと点滅する仕組みです。視覚的に高温注意を知らせます。
本体下部のグリルには、両面焼きタイプを採用。グリル皿はフッ素加工を施しており、こびりつきにくいのが魅力です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) IHコンロ IHK-W13S
工事不要で簡単に設置できる2口タイプのIHクッキングヒーターです。置いて電源を挿すだけのシンプルな設計を採用しています。2口タイプなので、左右で異なる調理が可能です。1口タイプと比べて調理にかける時間を短縮できます。
左右合わせて最大1400Wのハイパワーを実現。煮る・揚げる・焼く・炒めるなどの調理を行えます。また、ハイパワーを発揮しながら騒音レベルは約30dBです。静音性が高く、時間帯を選ばずに使えます。
スタンドが付いているので、本体下部のスペースに皿や鍋の収納も可能です。限られたキッチンスペースを有効活用できます。また、時間や温度を表示するパネルはシンプルな操作部のため、使いやすさも良好です。
IHクッキングヒーターのおすすめ|ビルトインタイプ
日立(HITACHI) ビルトイン3口IH 火加減マイスター HT-N2000STWF
調理中の火加減をサポートする「IH便利メニュー」が搭載された、ビルトインタイプのIHクッキングヒーターです。ふきこぼれや焦げ付きを自動で抑制する多彩な調理メニューが備わっています。
肉・魚と野菜をグリル皿に並べてスタートを押すだけでオート調理可能な「おまかせワンプレ調理」もポイント。そのほか、魚を焼いたときの煙を抑える煙抑制制御機能も搭載されています。
天面には、火力や設定状況が一目で視認できる液晶ディスプレイを採用。さらに、グリル内部の様子を映し出す「グリルカメラ」により、魚に焼き色が付く様子などを確認しながら調理を進められます。
トッププレートも庫内もフラットな作りで、お手入れが簡単に行えるのも特徴。また、洗練されたシックな外観で、キッチンに馴染みます。機能性とデザイン性を両立したおすすめモデルです。
日立(HITACHI) ビルトイン3口IH 火加減マイスター HT-N2500KTF
火加減を自動で制御する「おまかせIH」機能が搭載された、ビルトインタイプのIHクッキングヒーターです。調理機器に材料・調味料・水を入れ、メニューや時間などを選んでスタートするだけで、簡単に調理を行えます。3口タイプなので、同時に異なる料理を作りたい方にもぴったりです。
焼きムラを抑える「旨美焼き」機能が搭載されたグリルもポイント。食材の中まで、じっくりと火を通せます。ぶりの浸け焼きや茶碗蒸し、メロンパンなど、さまざまな料理を作れるのが魅力です。
見やすく操作しやすいタッチ式液晶ディスプレイ付き。グリルの内部や調理状況が確認できるグリルカメラも搭載されています。そのほか、専用アプリを使ってスマホと連携可能。グリルで調理が終わった際に、スマホで通知を受け取れます。使い勝手のよいおすすめモデルです。
日立(HITACHI) ビルトインIHクッキングヒーター 3口 HT-N8STF
ファミリー向けに適した3口タイプのIHクッキングヒーターです。オールメタル対応のIHヒーターと、鉄・ステンレス対応のIHヒーターを備えています。3口タイプなので、一度に複数の調理を行えます。煮込み・茹でる・保温など、さまざまな用途で使用可能です。
本体下部にはグリルを搭載しています。魚や肉をグリル調理することで、ふっくらジューシーに焼き上げられるのがポイントです。
視認性に優れたフルドット液晶や、直感的に操作できるワンタッチ火力ボタンなどを採用しています。
三菱電機(MITSUBISHI) びっくリングIH CS-PT321HNSR
「対流煮込み加熱〈プラス〉」機能が搭載されたビルトインタイプのIHクッキングヒーターです。鍋の中で対流が発生するため、食材にまんべんなく旨味が染み込みます。長時間かかる煮込み料理も手軽に作れて便利です。
三菱独自の熱風循環加熱方式「びっクリアオーブン」もポイント。油を使わずにサクッと美味しい唐揚げを作れます。また、庫内がフラットなので簡単にお手入れ可能です。
視認性・操作性に優れたトッププレートを採用。地震感知機能や小物検知機能など、複数の安全機能が備わっています。チャイルドロック機能付きで、小さな子供がいる家庭にもおすすめのアイテムです。
パナソニック(Panasonic) IHクッキングヒーター KZ-L32AST
多機能ながらスッキリとしたデザインを採用したIHクッキングヒーターです。「フレーム・フロント」と「ステンレスバックグリル」の構成を組み合わせており、キッチンスペースに収まりやすいのがポイント。2口のIHは、鉄とステンレス対応の調理器具を使用可能です。奥にあるラジエントヒーターは、食材を炙ったり保温したりするときに役立ちます。
グリル皿タイプの両面焼きグリルは、下ヒーターに油があたりにくく煙の発生を抑えやすいのがポイントです。また、両面焼き設計なので、食材をひっくり返す手間もかかりません。焼き網がなく、調理後のお手入れも簡単に行えます。
パナソニック(Panasonic) IHクッキングヒーター KZ-AN36S
幅広い用途で活用できるIHクッキングヒーターです。左右、奥のIHすべてが、鉄/ステンレスのフライパンや鍋を使用できます。3口タイプで同時調理が可能なので、ファミリー向けのIHクッキングヒーターを求めている方にも適しています。
「キッチンポケット」アプリをインストールすると、スマホとIHクッキングヒーターの連携が可能。IHクッキングヒーターを使ったレシピの提案や使い方などの情報が得られます。消費電力を抑える効果が期待できる、AIエコナビを搭載しているのも魅力です。電気代を気にしている方に適しています。
IHクッキングヒーターのメリット
IHクッキングヒーターのメリットは安全性が高いこと。IHクッキングヒーターでは火を使わないため、火災や火傷のリスクが少ないのが利点です。加えて、熱もこもりにくいので、夏場でも快適に使用できます。
ガスコンロのように五徳が搭載されていないのもポイント。凹凸がないフラットな形状で汚れをサッと拭き取れるため、お手入れを楽に行えます。
温度管理がしやすいのも特徴です。IHクッキングヒーターのなかには、細かい温度設定が可能なモデルもラインナップ。熱効率がよく、短時間で調理できるのも魅力です。
IHクッキングヒーターのデメリット
IHクッキングヒーターのデメリットは、使用できる調理器具の種類が限られていることです。IHクッキングヒーターは電気の力を利用して加熱するため、ガラス製や土製のモノは使用できません。調理の際は、IH対応の調理器具を用意する必要があります。
調理方法に限りがある点にも注意が必要。ガスコンロのように網を設置して直火で焼いたり、炙ったりすることはできません。また、停電時は使用できない点にも注意しましょう。
IHクッキングヒーターの種類
卓上タイプ
卓上タイプは、その名の通りテーブルなどの上に置いて使用するIHクッキングヒーターです。コンパクトで置き場所に困らず、電源さえあればどこでも調理を行えます。使わないときは邪魔にならない場所へ収納できるのも特徴です。
キッチンにあるガスコンロの数やIHコンロの数が足りないときに、サブとして活用できるのもポイント。ポータブル電源で動かせるため、防災グッズとして活躍するのも魅力です。
据え置きタイプ
据え置きタイプは、コンロ台の上に設置するIHクッキングヒーターのことです。工事を必要としないため、購入後すぐに使い始められます。また、AC対応のモデルを選べば、家庭用のコンセントで使用できるのも特徴です。
据え置き型のIHクッキングヒーターは2口モデルが主流で、一度に2つの料理を作れるのもポイント。ただし、ビルトインタイプのモデルと比べると天面の面積が狭く、機能が少ない傾向にあります。
ビルトインタイプ
ビルトインタイプは、システムキッチンに埋め込んで使用するIHクッキングヒーターのことです。本体とユニットの間に隙間が生まれないため、スッキリと設置できます。加えて、凹凸が少なく、汚れが付着してもサッと拭き取れるのが魅力です。
3口コンロが主流で、複数の料理を同時に作れるのもポイント。調理に便利な機能も複数搭載されています。しかし、設置には工事が必要で、費用が発生する点には留意しましょう。
IHクッキングヒーターの選び方
コンロの口数をチェック
IHクッキングヒーターを購入する際は、コンロの口数を事前にチェックしておきましょう。ヒーターの数が多いモデルほど、複数の同時調理が可能。調理時間の短縮にも繋がります。
一般的に卓上タイプは1口、据え置きタイプは1~2口、ビルトインタイプは1~3口が主流です。用途や家族の人数などに合わせて、必要な数のコンロが搭載されたモデルを選びましょう。
火力が気になるならワット数をチェック
火力が気になる方は、ワット数を確認しておきましょう。一般的に卓上タイプのワット数は1000~1500W、据え置きタイプは1400~3000W、ビルトインタイプであれば1000~3200Wが主流です。揚げ物や中華を作る機会が多い方には、1400W以上のモデルがおすすめです。
なお、複数のIHヒーターを同時に使用する際、安全性確保のために火力が制限されることがあります。火力制限の可能性を頭に入れつつ、ニーズに合ったワット数のモデルを選んでみてください。
調節機能をチェック
IHクッキングヒーターを選ぶ際は、調節機能も併せてチェックしておきましょう。調節機能とは、調理中の温度を一定に保つ機能のこと。設定できる温度が多く、細かく調節できるモデルほど料理の幅を広げられます。
揚げ物や焼き肉など、特定の料理に特化した調節コースが搭載されているモデルもラインナップ。作りたいメニューに合わせて機能を選択するのもおすすめです。
静音性をチェック
IHクッキングヒーターを購入するときは、静音性もチェック。静音性に優れたモデルなら、運転音を気にすることなく快適に使えます。食事中の雰囲気を大切にしたい方にもおすすめ。食卓で調理しながら食事を楽しみたい場合などに重宝します。
なかには、一定の条件下で運転音を約25dBに抑えるモデルや、温度に合わせてファンの回転速度を調節するモデルもラインナップ。気になる方はチェックしてみてください。
安全機能をチェック
消し忘れ自動オフ
安全性に配慮した製品が欲しい方は、「消し忘れ自動オフ」機能の有無も確認しましょう。一定時間操作が行われなかった場合に、自動で電源を切る便利な機能です。火災をはじめとした災害の発生リスクを低減できます。加えて、火傷などのトラブルを未然に防げるのも魅力です。
地震を感知して自動的に電源を切る機能を備えたモデルもあります。予期せぬ二次災害を防げるIHクッキングヒーターを探している方は、チェックしてみてください。
小物発熱防止
IHクッキングヒーターはフラットな作りになっているため、意識せず小物を置いてしまうことも。「小物発熱防止」機能が搭載されたモデルなら、コンロの上に置かれた金属製スプーンやフォークといった小物が誤って加熱されるのを防げます。
不注意による事故を防いで安全に使用したい方は、小物発熱防止機能が備わっているかどうかも確認しましょう。
チャイルドロック
小さな子供がいる場合は、チャイルドロック機能付きモデルがおすすめ。キー操作を一時的に無効にし、子供のいたずらや誤操作によるトラブルを未然に防げます。
チャイルドロック機能の有無だけでなく、操作性も併せてチェック。オン・オフの切り替えがしやすいモデルなら、ストレスなく使えます。
マグネットプラグ
マグネットプラグを採用しているIHクッキングヒーターは、本体と電源コードが磁石によって接続します。万が一コードに手や足が引っ掛かってしまっても、すぐに電源プラグが本体から抜けるのが特徴です。
調理中の鍋やフライパンなどがひっくり返るのを防ぎ、火災や火傷といったリスクを軽減できます。
近年、さまざまなメーカーからIHクッキングヒーターが発表されています。IHクッキングヒーターはモデルによって搭載されている機能やワット数、コンロの数などが異なるため、ニーズや調理頻度の高い料理に合わせて選ぶのがおすすめ。本記事を参考に、ぜひお気に入りのIHクッキングヒーターを手に入れてみてください。