釣りのなかでも自然のなかで魚と戯れるトラウトフィッシング。フィールドはヤマメやイワナなどの渓流、サクラマスなどが悠々と泳ぐ本流域のほか、近年はエリアトラウトと呼ばれる管理釣り場の数も増え、それに合わせてロッドの種類も細分化・多様化が進んでいます。
そこで今回はトラウトロッドを特集。おすすめのモデルをご紹介します。選び方についても詳しく解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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トラウトロッドとは?

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「トラウトロッド」とはヤマメやイワナ、ニジマスなど、マス系の魚をルアーで釣るためのロッドのこと。日本国内の釣り場は大きく分けて2つあり、エリアトラウトと呼ばれる管理釣り場か、渓流や本流域の天然フィールドかになります。
「管理釣り場」は略して「管釣り」と呼ばれ、駐車場やトイレを完備しているのが魅力。郊外にあることが多く、自然を残しつつもエリアを区画し、放流で魚をコントロールしているので、比較的手軽に楽しめるのが特徴です。
一方、天然のフィールドは大自然が相手。ハードルは高くなりますが、シチュエーションは多岐に渡ります。渓流であればフィールド規模は小さいものの、入り組んでいるので、ロッドは短めで、ピンスポットへのキャストが重要。一方、フィールドが開ける本流域では川幅が広くなるので、ロングキャストが必要となり、パワフルさも求められます。トラウトロッドは種類が多いので、その点は理解しておきましょう。
トラウトロッドの選び方
素材をチェック
カーボン素材

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「カーボン」とは炭素のことで、現在流通しているロッド素材の主流。竿のテイストとしてはシャッキリしており、カーボン含有率の%が高ければ高いほど、シャープに振り抜けるのが特徴です。
また、ブランクスにダルさがないので、操作性に優れているのもポイント。性能は価格帯に比例し、良質なカーボンを使用したハイエンドクラスのロッドになると、より軽く、より高感度になります。
バンブー素材

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「バンブー」とは竹のこと。古くから釣り竿の素材として使われてきましたが、現在ではカーボン素材が主流となっており、流通している種類・量は多くありません。
独特の風合いと手作り感は根強い人気があり、竹特有のアタリの感触や曲がり具合が魅力。特に、竹のしなやかな曲がりは魚とのやり取りを楽しみたい方に適しています。
グラス素材

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「グラス」とはプラスチックにガラス繊維を混合して固めた「グラスファイバー」を素材としたもの。軽さや感度ではカーボン素材に劣りますが、ブランクス自体に粘りがあり、クッション性が高く、掛けてからバラシにくいのが特徴です。
また、掛けて曲がってからのロッド戻りが遅いので、ラインテンションの抜けが少なく、バイトを弾かずにフッキングにもっていけるのもポイント。ハリが喰い込みやすいく、比較的オートマチックに掛けられるのが魅力です。
ボロン素材

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「ボロン」はホウ素繊維で構成されている素材。カーボンが主流になる前に流通していた素材で、重さはあるものの、強度と感度が高いのが特徴です。
現在はバッド部のみに採用されるなどカーボン素材とのコンポジットモデルがほとんど。金属製からなる独特の粘りがあり、グラス素材とはまた違った質感です。
長さをチェック

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トラウトロッドの長さは「m」「ft」で表示されており、ターゲットや釣り場の規模によって適切な長さが異なります。川幅の狭い渓流域でヤマメやイワナを狙う場合には5ft前後のモデルがおすすめ。上流の源流域でバックパックを背負いながら遡行するようなシチュエーションでは、4ftクラスのロッドが活躍します。
川幅のある本流域や湖でニジマスやサクラマス、アメマスなど大型トラウトをターゲットにする場合は、ポイントの規模によって7~8ftほどのモデルから選択。トラウトロッドは長いほどロングキャスト性に優れている一方、重たくなる点に留意しておきましょう。初心者でオールラウンドに使用したい場合には、6ft前後のモデルが扱いやすくおすすめです。
持ち運びや保管しやすさを重視したい場合は、仕舞寸法もチェック。パックロッドと呼ばれる継ぎ数の多いモデルや、振り出し式のテレスコピックロッドもラインナップされています。
硬さをチェック

トラウトロッドは硬さによって対応できる魚の大きさや、キャストしやすいルアーの重さに影響するためチェックしておきましょう。柔らかい順にUL・L・ML・M・MH・Hと細かく設定されています。
ヤマメやイワナを狙う渓流域では軽いルアーを使用するので、L(ライト)以下の硬さがおすすめ。本流域や湖で重めのルアーを使用する際にはML(ミディアムライト)以上の硬さが適しています。
大型のサクラマスやニジマス、アメマスを狙う際には、さらに硬いMH(ミディアムヘビー)なども候補。一方、超軽量ルアーを使用するエリアトラウトモデルではより柔らかいロッドも選択肢となります。
アクションをチェック

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トラウトロッドにはどの部分から曲がるかを示すアクション(調子)が設定されています。穂先部分の中心に曲がる先調子が「ファストアクション」です。軽いルアーをキャストしやすいほか、操作性に優れて狙った場所へ的確にキャストしたい場合に適しています。
ロットの胴部分から大きく曲がるのが「スローアクション」で、粘りがあり魚とのやり取りのしやすさを重視したいシーンにぴったりです。万能性を求めたいなら、ファストアクションとスローアクションの中間の「レギュラーアクション」がおすすめです。
釣るエリアで選ぶ
エリアトラウト

「エリアトラウト」とは、自然の川をせき止めたエリアや人工の池に魚を放流している「管理釣り場」のこと。ニジマスをはじめさまざまなトラウトが放流されており、料金を支払って入場します。手軽に釣りを楽しめて魚が釣れる確率も高く、初心者から上級者まで幅広い層に人気です。
なお、エリアトラウトで使うルアーはそれぞれの管理釣り場によってレギュレーションやルールが定められています。例えば、フックはシングルフックのバーブレスのみ使用が可能で、バーブ有りやトレブルフックなどは禁止。場所によっては赤バリが禁止されている場合もあります。さらに、スプーンの重さやプラグの大きさにも規程があるので、管釣りを楽しむ際は事前に確認しておきましょう。
渓流域ネイティブトラウト

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「ネイティブトラウト」とは仕切られた釣り場ではなく、川の上流域に生息するトラウトのこと。渓流に生息するヤマメやイワナなどが代表的な魚です。ロッドは上流の源流域に近づくほど川幅が狭くなるのを考慮して、6ft以下がおすすめ。軽量なスプーンや小型ミノーを使用するため、UL・L・ML程度の硬さが適しています。
ピンポイントを狙ったキャストを繰り返す釣りなので、ファストアクションやレギュラーファストアクションがおすすめ。源流部目指して遡行する際には崖を登ったり川を切ったりするため、持ち運びやすいパックロッドがあると便利です。バックパックに収納できる仕舞寸法のモデルもあるのでチェックしてみてください。
本流域ネイティブトラウト

渓流域より下流の川幅が広くなった本流域にもトラウトは生息しており、川によってはヤマメの降海型で大型のトラウト「サクラマス」が登ってきます。居付きのヤマメやニジマスも大型に成長するため、渓流域よりパワフルなトラウトロッドが必要です。
硬さはML以上、サクラマス狙いの場合は、さらに硬いMやMHのロッドがおすすめ。大型のスプーンやミノーを使用するので、10g以上のルアーをキャストしやすいモデルをチェックしてみてください。
トラウトロッドのおすすめメーカー
シマノ(SHIMANO)

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シマノは世界的に知られている日本の大手釣り具メーカー。リール開発に定評があるほか、ロッドやルアーなど幅広いジャンルのフィッシングアイテムを展開しているのが魅力です。
トラウトロッドとしては専用シリーズの「カーディフ」が定番。なお、同社フラッグシップモデルのロッドシリーズ「ワールドシャウラ」からテクニカルエディションとして出ているモデルもエリアトラウトのロッドとして有名です。
ダイワ(Daiwa)

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ダイワは国内大手の釣り具メーカー。ルアーはもちろん、ロッドやリールなどのタックル開発からラインやウェアまで、さまざまなアイテムを展開しています。
トラウトにおいてはエリアトラウトシリーズとネイティブトラウトシリーズとで分かれており、前者は「イプリミ」や「プレッソ」、後者では「シルバークリーク」がシリーズとして有名です。
トラウトロッドのおすすめ
シマノ(SHIMANO) ルアーマチック トラウト推奨モデル S60UL
同社の初心者向けロッドシリーズ「ルアーマチック」のトラウトロッド。本製品は長さ6ft、重さ80gと、十分なレングスがありながらも比較的軽めで、管釣りのエリアトラウト・渓流のネイティブトラウトを問わず、扱いやすいのが特徴です。
パワーはULで、適合ルアーウェイトは1〜8g。適合ラインはナイロンで2〜6lb、PEで0.3〜0.6号が目安です。価格帯としてリーズナブルなので、ビギナーの方はぜひチェックしておきましょう。
シマノ(SHIMANO) トラウトライズ S60SUL
「初めてトラウト専用のロッドを購入したい」という方におすすめの1本。価格帯控えめでありながら、機能性は十分で、魚の引きを楽しめるのが特徴です。
本製品は長さ6ftで、重さは77g。パワーはULも柔らかいSULで、適合ルアーウェイトは0.6〜6g、適合ラインはナイロンで1.5〜4lb、PEで0.2〜0.6号が目安です。
シマノ(SHIMANO) トラウトワン AS S63SUL
トラウトロッドのなかでもエリアトラウト用のエントリーモデル。数釣りから大物狙いにまで対応できるシリーズで、ルアーもスプーンからミノー、小粒のクランクベイトなど、さまざまなアイテムに対応できるのが特徴です。
本製品は長さ6ft3inで、重さは74g。パワーはULも柔らかいSULで、適合ルアーウェイトは0.5〜4.5g、適合ラインはナイロンで1.5〜4lb、PEで0.2〜0.6号が目安です。
シマノ(SHIMANO) カーディフ AX S60UL-FF
同社のトラウトロッドシリーズ「カーディフ」のベーシックモデル。本製品はエリアトラウト向けシリーズの1本で、長さは6ft、重さは69g、パワーはUL、適合ルアーウェイトは0.7〜6g、適合ラインはナイロンで1.5〜6lb、PEで0.2〜0.6号が目安です。
なお、型番語尾の「FF」はテーパーがエクストラファストアクションという意味で、テイストとしては先調子。穂先はショートバイトを弾きにくいソフチューブトップを採用しているほか、トップガイドは大口径で、厳冬期にしっかりと対応できるのも魅力です。
シマノ(SHIMANO) カーディフ エリアリミテッド S66SUL
エリアトラウト用のロッドのなかでも中〜上級者向けのおすすめモデル。長さは6ft6in、重さは80g、パワーはSUL、適合ルアーウェイトは0.6〜6g、適合ラインはナイロンで1.5〜4lbが目安です。
本製品はエリアトラウトではややレングスが長めの1本。穂先は感度のよいソフチューブトップを採用しているほか、バットパワーも十分で、繊細な大型トラウトを狙うのに適しています。
シマノ(SHIMANO) ワールドシャウラ テクニカルエディション S62UL-F/2
ハイエンドクラスのトラウトロッド。ロッドシリーズとしては汎用性をもたせたライトゲーム向けのラインナップが揃いますが、本製品はテーパーがファストアクションの先調子で、エリアトラウトで積極的に掛けていきたいという方におすすめの1本です。
長さは6ft2inで、重さは89g。パワーはULで、適合ルアーウェイトは1.5〜7g、適合ラインはナイロンで3〜5lb、PEで0.2〜0.6号が目安です。
シマノ(SHIMANO) ワールドシャウラ テクニカルエディション S64UL-RS/3
エリアトラウト向けのロッドのなかでも3ピースのおすすめモデル。それぞれのブランクスに役割をもたせており、繊細なティップで感じ、ベリーの曲がりでいなし、バットでしっかりと引きを受け止められるのが特徴です。
長さは6ft4inで、重さは95g。パワーはUL、テーパーはレギュラースローアクションで、適合ルアーウェイトは1.5〜7g、適合ラインはナイロンで3〜5lb、PEで0.2〜0.6号が目安です。
シマノ(SHIMANO) トラウトワン NS S47UL-4
ネイティブトラウト向けの4ピースパックロッド。仕舞寸法は39.3cmとコンパクトで、登山や沢登りをしながら源流や渓流でのトラウトフィッシングを楽しみたい方におすすめの1本です。
長さは4ft7inで、重さは70g。パワーはULで、適合ルアーウェイトは1〜7g、適合ラインはナイロンで2〜6lb、PEで0.2〜0.6号が目安です。
シマノ(SHIMANO) カーディフ NX S64L
中型サイズのネイティブトラウトを狙うのにおすすめのモデル。渓流ほど上らず、本流よりほど下らない、開けたフィールドでの使用に適しており、やや大きめのスプーンやヘビーシンキングミノーが投げやすいのが特徴です。
長さは6ft4in、重さは96gで、パワーはL。適合ルアーウェイトは3〜14g、適合ラインはナイロンで3〜8lb、PEで0.3〜0.8号が目安です。
シマノ(SHIMANO) カーディフ ネイティブスペシャル S54UL
トラウトロッドのなかでも渓流ネイティブトラウト狙いでおすすめのバーサタイルモデル。キャストはもちろん、トゥイッチやジャークなどのロッドワークもしやすく、積極的に攻めていけるのが特徴です。
長さは5ft4in、重さは82gで、パワーはUL。適合ルアーウェイトは1〜7g、適合ラインはナイロンで2〜6lb、PEで0.2〜0.6号が目安です。
シマノ(SHIMANO) カーディフ ストリームプレミアム S48UL-G/4
渓流向けのトラウトロッドのなかでも玄人向けの1本。タイプとしては4ピースのパックロッドで、仕舞寸法は39.9cmとコンパクトにまとまるのが特徴です。
ブランクスとしてはクラスコンポジットで、カーボン含有率は32.7%と低め。クッション性が高く、軽い力でキャストできるほか、バイトに対してもオートマチックに掛けられるのが魅力です。
長さは4ft8in、重さは84gで、パワーはUL。適合ルアーウェイトは1〜7g、適合ラインはナイロンで2〜6lb、PEで0.2〜0.6号が目安です。
シマノ(SHIMANO) カーディフ ストリーム プレミアム S64L
ネイティブ向けトラウトロッドのハイエンドモデル。長さは6ft4in、重さは96g、パワーはLで、適合ルアーウェイトは3〜14g、適合ラインはナイロンで3〜8lb、PEで0.3〜0.8号が目安です。
十分なレングスがあるので、渓流においてはロングディスタンを取れるのが特徴。本流域もカバーでき、やや大きめのルアーをキャストすることも可能です。
シマノ(SHIMANO) カーディフ モンスターリミテッド DP83ML

ハイエンドクラスのトラウトロッドのなかでも本流域での大物狙いに適したモデル。同社がこれまで培ってきた技術やノウハウが踏襲されており、モンスタークラスの魚とも十分対峙できるのが特徴です。
長さは8ft3in、重さは150g、パワーはMLで、適合ルアーウェイトは7〜30g、適合ラインはナイロンで6〜16lb、PEで0.8〜1.5号が目安です。
なお、本製品の「DP」はDEEP VERSATILE(ディープバーサタイル)の意味で、より汎用性が高め。一方、同シリーズの「TW」はTWICHING(トゥイッチング)の意味で、よりミノーイングに適した仕様となっています。購入を検討する際はぜひ意識しておきましょう。
ダイワ(Daiwa) トラウト X AT 56XUL
エリアトラウトロッドにおけるエントリーモデル。ラインナップが豊富で、さまざまな長さのアイテムが揃っているのが特徴です。
なお、4ft・4.6ft・5ftのアイテムは赤いコスメを採用。5.6ft以上のロッドは各所にメタルパーツを採用しているほか、グリップもセパレートグリップになっています。
本製品は長さ5ft6inで、重さは98g。テーパーはレギュラーアクション、パワーはかなり柔らかいXULで、適合ルアーウェイトは0.8〜4g、適合ラインはナイロンで1.5〜4lbが目安です。
ダイワ(Daiwa) イプリミ 60XUL-4
エリアトラウトの釣行頻度が増えてきたビギナーにおすすめの1本。本製品は4ピース、仕舞寸法50cmと持ち運びが容易で、初めての専用ロッド購入に適したアイテムです。
長さは6ftで、重さは64g。パワーはかなり柔らかめのXULで、適合ルアーウェイトは0.6〜3g、適合ラインはナイロンで1.5〜3lbが目安です。
ダイワ(Daiwa) プレッソ MX 62UL+-E
エリアトラウトに慣れたきた中級者におすすめの1本。本製品は型番語尾に「E」が入ったエステルライン専用のセッティングで、感度を重視したい方や積極的に掛けていきたい方に適したモデルです。
長さは6ft2inで、重さは66g。パワーはUL+と柔らかめで、適合ルアーウェイトは0.4〜3g、適合ラインはナイロンで1〜3lbが目安です。
ダイワ(Daiwa) プレッソ AIR AGS 55M-MT
セパレートグリップのグリップエンド部分がない独特な形状を採用したエリアトラウト向けのロッド。本製品は型番語尾に「MT」が入ったモデルで、ティップに高感度のメタルトップを採用しているのが特徴です。
長さは5ft5in、重さは46gと、短くて軽いのもポイント。パワーはMと同ジャンルのなかでは硬めで、適合ルアーウェイトは0.6〜7g、適合ラインはナイロンで2〜6lb、PEで0.2~0.6号が目安です。
ダイワ(Daiwa) プレッソ LTD AGS 61MLF
カーボン素材のストレートグリップを採用したハイエンドクラスのエリアトラウトロッド。本製品は型番語尾に「F」が入ったファストアクションのテーパーを採用しており、即掛けに対応できるのが特徴です。
カーボン含有率は99%と高く、シャープにキャストできるのもポイント。巻きはもちろん、ロッドワークに対するレスポンスもよく、トゥイッチやジャークがしやすいのも魅力です。
長さは6ft1inで、重さは65g。パワーはMLで、適合ルアーウェイトは0.6〜4g、適合ラインはナイロンで1.5〜5lbが目安です。
ダイワ(Daiwa) トラウト X NT 48UL
トラウトロッドのなかでも渓流トラウト向けのエントリーモデル。価格帯控えめでありながら、スプーンや小型ミノーの操作がしやすく、とりあえずの1本としておすすめです。
長さは4ft8inのショートレングスで、重さは71g。パワーはULと柔らかめで、適合ルアーウェイトは1.5〜7g、適合ラインはナイロンで2〜6lbが目安です。
ダイワ(Daiwa) ピュアリスト 56L
ネイティブ狙いのトラウトロッドにおけるスタンダードモデル。本製品の長さは5ft6in、重さは87gで、パワーはL、適合ルアーウェイトは2〜9g、適合ラインはナイロンで2〜6lb、PEで0.3~0.8号が目安です。
カーボン含有率は84%と高すぎず、低すぎずで、キャスト時にルアーウェイトをしっかり乗せられるのが特徴。投げやすさを重視したい方はぜひおさえておきましょう。
ダイワ(Daiwa) ワイズストリーム 56TL
ネイティブ狙いのトラウトロッドのなかでも振り出しタイプのおすすめモデル。型番語尾の「TL」はテレスコの意味で、仕舞寸法は41cmと短く、登山や沢登りなどでも携行しやすいのが特徴です。
長さは5ft6inで、重さは81g。適合ルアーウェイトは2〜9g、適合ラインはナイロンで2〜6lb、PEで0.3~0.8号が目安です。
ダイワ(Daiwa) シルバークリーク トラッド 46ULB-4
ネイティブ狙いのトラウトロッドのなかでもベイトモデルのパックロッドが欲しい方におすすめの1本。長さは4ft6inと短く、サイドやアンダー、フリップなど、テクニカルなキャストがしやすいのが特徴です。
持ち運び時は4ピースで、仕舞寸法は40cm。重さは70g、適合ルアーウェイトは1.5〜7g、適合ラインはナイロンで3〜6lb、PEで0.3~0.8号が目安です。
ダイワ(DAIWA) シルバークリーク グラスプログレッシブ 51LB-G
渓流トラウトロッドのなかでもベイトのグラスロッドを求めている方におすすめの1本。本製品はカーボン含有率33%のグラスコンポジットで、グラスの柔軟さとカーボンのシャープさを併せ持っているのが特徴です。
長さは5ft1inで、重さは74g。パワーはLで、適合ルアーウェイトは2〜10g、適合ラインはナイロンで2〜6lbが目安です。タイプとしてはショートグリップ・ショートトリガーを採用した短めのベイトロッドなので、ベイトフィネスに興味がある方はぜひおさえておきましょう。
ダイワ(Daiwa) シルバークリーク オーラム 53UL
ハイエンドクラスのネイティブ向けトラウトロッド。源流・渓流に適したモデルで、手狭なフィールドでも的確にキャストできるのが特徴です。
同ジャンルのロッドとしてはガイド径が大きく。ラインの抜け感がよいのもポイント。操作性が高いほか、掛けた際にきれいにブランクスが曲がるのも魅力です。
本製品の長さは5ft3inで、重さは74g。テーパーはレギュラーファストアクション、パワーはULで、適合ルアーウェイトは1.5〜7g、適合ラインはナイロンで2〜6lb、PEで0.3~0.6号が目安です。
ジャクソン(Jackson) トラウトシグナル TRSS-62L
価格帯控えめでありながら十分使えるおすすめのトラウトロッド。タイプとしてはエリアトラウト向けで、キャストもロッドワークもしっかりできるのが特徴です。
本製品の長さは6ft2inで、重さは102g。テーパーはレギュラーアクション、パワーはLで、適合ルアーウェイトはMAX6g、適合ラインはMAX6lbが目安です。
なお、ブランクスのカラーが選べるのもポイント。ラインナップはインディゴブルー・オリーブ・サンドベージュの3色を用意しています。
アブガルシア(AbuGarcia) マスビート4 MBEC-582UL
トラウトロッドのなかでも比較的安価なベイトのエリアトラウトロッドがほしい方におすすめの1本。本製品の長さ5ft8inのショートレングス、重さ65gの軽量モデルで、手返しよくキャストできるのが特徴です。
テーパーはレギュラーアクションで、パワーはUL。適合ルアーウェイトは2〜5g、適合ラインはナイロン・フロロで2〜8lbが目安です。
オリムピック(OLYMPIC) ベレッツァUX 24GBELUS-582XUL-T
エリアトラウトロッドのなかでもロングのセパレートグリップを採用したおすすめモデル。軽量化を図りつつ、バランスにも配慮しており、キャスト&リトリーブを気兼ねなく繰り返せるのが特徴です。
本製品の長さは5ft2inで、重さは53g。テーパーはレギュラーアクション、パワーはXULとかなり柔らかめで、適合ルアーウェイトは0.4〜3.5g、適合ラインはMAX3lbが目安です。
天龍(TENRYU) レイズ オルタ RZA5112S-MT
エリアトラウトロッドのなかでもロッドワークを重視したい方におすすめモデル。ブランクスは中弾性カーボンを採用しており、とくにミノーのジャーキングに特化しているのが特徴です。
本製品の長さは5ft11inで、重さは91g。テーパーはレギュラーアクションで、適合ルアーウェイトはMAX10g、適合ラインはMAX8lb、PEではMAX0.8号が目安です。
ジャッカル(JACKALL) ティモン ティーコネクション エリア TCA-S60M
トラウトロッドのなかでもエリアトラウト向けのハイエンドモデル。ボトム攻略に適した1本で操作性が高く、掛けてからもバレにくいのが特徴です。
本製品の長さは6ftで、重さは65g。テーパーはレギュラーアクション、パワーはMで、適合ルアーウェイトは1〜4.5g、適合ラインは2〜4lb、PEでMAX0.4号が目安です。
ヴァルケイン(ValkeIN) ダーインスレイヴ 6’1ML-H ブラックヴェスパイン
エリアトラウトロッドにおけるハイエンドクラスの1本。ラインナップは豊富で、いずれもフィールドテストを繰り返し、しっかりと作り込まれているのが特徴です。
本製品は長さ6ft1inで、パワーはML。ブランクスはシャープでハリがあり、トルクがあるのも魅力です。なお、シリーズ共通でグリップはコルクのストレートを採用。機能はもちろん、様式美も備わっているおすすめのモデルです。
パームス(Palms) レラカムイ RKSS-53UL
ネイティブ向けトラウトロッドのロングセラーモデル。もともとは北海道のフィールド向けに作られたシリーズですが、コスパがよく、発売から年数も経っており、価格以上の機能性を備えているのが特徴です。
本製品は長さ5ft3inで、重さは89g。パワーはULで、適合ルアーウェイトは2〜6g、適合ラインは2〜5lbが目安です。なお、グリップはかなり短めなので、購入を検討する際は意識しておきましょう。
アブガルシア(AbuGarcia) トラウティン マーキス アスレイ TMAC-522L
トラウトロッドのなかでも渓流向けのベイトフィネスロッド。ブランクスには繊維メーカー「東レ」が開発した「TORAYCA T1100G」を採用しており、軽さがありながら粘り強さを兼ね備えているが特徴です。
本製品の長さは5ft2inで、重さは86g。テーパーはファストアクション、パワーはLで、適合ルアーウェイトは3〜8g、適合ラインは4〜8lbが目安です。
ジャクソン(Jackson) カワセミラプソディ KWSM-S52UL
ネイティブのヤマメやイワナを狙う際に適したおすすめのトラウトロッド。タイプとしてはスピニングモデルで、軽いミノーを的確にコントロールできるのが特徴です。
本製品の長さは5ft2inで、重さは91g。テーパーはレギュラーアクション、パワーはULで、適合ルアーウェイトはMAX6g、適合ラインはMAX4lbが目安です。
スミス(SMITH) トラウティンスピン マルチュース RMK-C564ML
渓流・中流域のトラウト狙いでおすすめのパックロッド。タイプとしては4ピースのベイトロッドで、ベイトフィネスリールを合わせたライトプラッキングで使うのがおすすめです。
仕舞寸法は46cmで、専用のセミハードケースに収納されているのもポイント。長さは5ft6in、重さは90g、テーパーはモデレート(レギュラー)ファストアクションを採用しています。パワーはML、適合ルアーウェイトは3〜14gで、適合ラインは3〜8lbが目安です。
テーパーアンドシェイプ(TAPER & SHAPE) ジャパントラウトV GJTVC-51ULT
渓流トラウトロッドのなかでもショートレングスのベイトのグラスロッドを求めている方におすすめのモデル。本製品はピュアグラスロッドで、長さは5ft1in、重さは89g、パワーはULで、適合ルアーウェイトは1.5〜6.5g、適合ラインは2〜5lb、PEで0.3〜0.6号が目安です。
キャスタビリティに優れており、フローティングやシンキングのミノー、スプーンを含め、多様なルアーをカバーできるのが特徴。ベイトのグラスロッドの奥深さを知れるおすすめの1本です。
パームス(Palms) エゲリア ネイティブパフォーマンス EFNS-84MH
本流域での大型トラウトを狙うのにおすすめのモデル。ブランクスはシリーズ共通でピンピンの高弾性ではなく、中弾性寄りで、大きなモーションでしっかりとキャストできるのが特徴です。
本製品の長さは8ft4inで、重さは144g、パワーはMHで、適合ルアーウェイトは5〜28g、適合ラインは6〜12lbが目安です。
メガバス(Megabass) グレートハンティング ブラックプール772 GH77-2MLS
造形美が感じられるおすすめのトラウトロッド。本製品は中〜本流域のサクラマスやサツキマス、さらには止水域・天然湖のレインボートラウト、ブラウンドラウトなどもカバーできる1本で、ネイティブトラウト全般に使えるのが特徴です。
長さは7ft7inで、重さは140g。ルアーウェイトは5〜18g、ラインは6〜12lbが目安です。オープンウォーターをサーチするのはもちろん、ここぞというピンスポットを狙うのにも長けているので、キャスタビリティ重視で選びたい方はぜひおさえておきましょう。
メガバス(Megabass) グレートハンティング カムイエゴイスタ932 GH93-2MS
大物を獲るのにおすすめのトラウトロッド。サクラマスのほか、アメマスやイトウをも視野に入れた1本で、モンスタークラスのトラウトを狙うのに適したモデルです。
長さ9ft3inのロングロッドで、広大なフィールドを攻略しやすいのも魅力。重さは187g、ルアーウェイトは7〜28g、ラインは8〜16lbが目安です。1ozクラスのルアーまでカバーできますが、その際は太めのラインを使うことになるので、意識しておきましょう。
天龍(TENRYU) レイズ RZ842S-MMH
ストレートのロンググリップを採用した本流・天然湖向けのトラウトロッド。長さは8ft4in、重さは135gで、パワーはMMH、適合ルアーウェイトはMAX25g、適合ラインはMAX12lb、PEでMAX1号が目安です。
キャスタビリティに優れており、ミノーであれば7~9cmクラス、スプーンであれば10~18g程度が適合。サクラマスなどのビッグトラウトを狙うのにおすすめの1本です。
ソウルズ(SOULS) アバンギャルド TF-A92HS-TZ
大型のネイティブトラウトを狙うロッドのなかでもハイエンドクラスの1本。精通するアングラー・佐藤偉知郎氏がプロデュースしたモデルで、ロングキャストはもちろん、掛けてからの引き寄せがしっかりとできるのが特徴です。
長さは9ft2inのロングレングスで、グリップもストレートのロンググリップを採用。適合ルアーウェイトは8〜30g、適合ラインは8〜16lbが目安です。
トラウトロッドの売れ筋ランキングをチェック
トラウトロッドのランキングをチェックしたい方はこちら。























































エリアトラウトは他の釣りがオフシーズでも楽しめる手軽さが魅力。一方、ネイティブトラウトは河川によって解禁の期間が決まっているほか、遊漁券の購入やフックのバーブレス化など、事前に確認しておくべきルールがいくつかあります。フィールドを訪れる際は魚や自然を労り、規則を守って、楽しむようにしましょう。