幼稚園や小学校での音楽教育に使用されている「カスタネット」。赤と青を組み合わせた丸型モデルは、お遊戯会や音楽発表会でお馴染みです。また、カスタネットにはオーケストラやフラメンコの演奏で使用される本格的なモデルもラインナップされています。

そこで今回は、おすすめのカスタネットをチョイスしてご紹介。あわせて選び方も解説するので、購入を検討している方はチェックしてみてください。

カスタネットの選び方

種類で選ぶ

教育用や子ども用に使われる「丸型」

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丸い形状でゴムを装着したタイプが丸型カスタネットで、教育用や子供用として使われます。ゴムの張力でカスタネットが開いているのが通常の状態で、閉じると音が鳴る仕組み。一般的に左手の中指にカスタネットをはめて、右手で叩いてリズムを鳴らします。

開閉するだけの単純な構造で、赤と青に色分けされているタイプが子供用としてお馴染み。なかには木目を活かしたデザインもあり、高学年の子供や大人用として使うのもおすすめです。木製ならではの軽やかであたたかみのある音色が特徴で、子供が使っても十分な音量を確保できます。

本格的な演奏におすすめの「貝殻型」

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名前の通り、貝殻のような形のカスタネットが貝殻型。フラメンコカスタネットとも呼ばれます。クラシックのオーケストラやフラメンコで使用されるタイプで、丸型より多彩なリズムを演奏できるのが特徴。2個の音程が異なるカスタネットを両手に1つずつ持てば、複雑な演奏も可能です。

指にはめるゴムはなく、通常は閉じた状態で使用。しっかりと技術を身につけないと鳴らすのが難しいタイプです。木製や樹脂製など、さまざまな材質を採用したモデルがラインナップされています。

初心者でも演奏しやすい「柄付きタイプ」

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貝殻型に柄が付いているカスタネットが柄付きタイプ。手に打ち付けて演奏するほか、座って太ももや膝に打ち付けて鳴らします。初心者にも扱いやすく、複雑なリズムも鳴らせるのが魅力。気軽に楽しみたい方や、貝殻型を演奏できるまでの練習用としてもおすすめです。

柄付きタイプにはコンサートカスタネットや子供向けのスティックカスタネット、貝殻型に柄と中板を取り付けたフラッパーカスタネットがあります。フラッパーカスタネットは持って振るだけで鳴らせるのが特徴。細かい音を出せるほか、ロール演奏もしやすく吹奏楽やオーケストラでの演奏に向いています。

デザインで選ぶ

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小さな子供用や教育用としてカスタネットを選ぶ際は、使用する子供の年齢が重要になります。小さな子供の教育場面では「青を上に」など、わかりやすく色で指示する場合もあるため、赤と青など上下で色を分けているタイプがおすすめです。

小学校の高学年になり、色のついたカスタネットは子供っぽいとして嫌がる場合は、木目調のシンプルなタイプが適しています。大人向けの高級な木材を採用したモデルもあるので、チェックしてみてください。

素材で選ぶ

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カスタネットはモデルによって、さまざまな素材が採用されています。丸型のカスタネットは木製が主流。木材ならではの深みのある響きが特徴です。あたたかみのある音色が好みの方や、複数人数で演奏する際にも適しています。

柄付きタイプには木製や樹脂製など、多種多様なモデルがラインナップ。樹脂製は木製と異なり、湿気の影響を受けにくいのが特徴です。ハードな使い方でも割れにくく、初心者用としてもおすすめ。安定した音色を維持できるため、吹奏楽のバンドなどで一定のコンディションで演奏したい場合にも適しています。

サイズで選ぶ

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カスタネットにはサイズが設定されているモデルがあります。サイズが大きいタイプほど音量が大きく音程が低くなるのが特徴。コンパクトなモデルほど、音量が小さく音程が高くなります。手の大きさによっては感触や演奏しやすさにも影響するため、チェックしておきましょう。

貝殻型カスタネットのサイズは、おもに4~8号まで主流。4号がスタンダードなサイズで、号数が大きくなるほど実際のサイズは小さくなります。ただし、同じ号数でもメーカーによって異なる場合もあるので留意しておきましょう。

カスタネットのおすすめ

ゼンオン カスタネット コンビ

1931年から教育現場で使用する楽器を製造している「ゼンオン」のカスタネット。赤青コンビのカラーリングを採用した、子供用や教育用としておすすめのモデルです。直径57mm、重さ37gの軽量コンパクトタイプで、子供の手にも馴染む大きさを採用しています。

学校の授業で使いやすいように、「くみ」と「なまえ」を記入できる名前シールを貼っているのもポイント。中指に装着するゴムには、可愛らしい水色を採用しています。

スズキ(Suzuki) 教育用カスタネット SC-100W

教育楽器メーカーとして知られる「スズキ」の丸型カスタネット。馴染み深い赤と青のカラーリングを施しており、全国の幼稚園や小学校で広く使われている定番モデルです。

直径55mm、重さ33gのコンパクトサイズで小さい子供におすすめ。木製ならではの、軽やかであたたかみのある音色が特徴です。中指にかけるヒモは子供向けに合わせてあるほか、成長に合わせて結び直せます。

ヤマハ(YAMAHA) ハンドカスタネット YHC-R26

高級木材である「ホンジュラス・ローズウッド」を採用した丸型カスタネット。ツヤ出しパフ仕上げを施しており、見た目の高級感を重視したい方におすすめのモデルです。

また、貝殻型カスタネットのような削り出しによる打点を持っているのも特徴のひとつ。美しい響きを求めている方にも適しています。

PLAY WOOD カスタネットCA-20Series”Tellina” CA-20MB

一般的な木製やプラスチック製より高い耐久性が特徴の「フィブラ樹脂」を採用した貝殻型カスタネット。ブラック・グリーン・レッドの3つのカラーから選択できます。

プロのカスタネット奏者で、日本カスタネット協会会長の真貝裕司氏をアドバイザーに迎えて製造されたモデル。高度な演奏に対応可能なクオリティを実現しており、本格的な演奏性を求めている方におすすめです。

ミカドレス(mika dress) フラメンコカスタネット sk3

スペインのプロのアドバイザーを迎えて製造された貝殻型カスタネットです。樹脂製で気温の変化や衝撃に強いのが特徴。木製のようにヒビが入って割れてしまうのが気になる方におすすめのモデルです。サイズ5号で、日本人女性の手に適した大きさになっています。

本格的なモデルながら、リーズナブルな価格も魅力。高い耐久性で破損を気にせずに叩けるなど、初心者用としても適しています。

グローバー(GROVER) コンサートカスタネット GV-GWC3G

弦楽器のペグで有名なグローバーのカスタネット。スペインのカスタネットの形を研究し、コンピューター制御を用いて製造されています。材質には木製ながら壊れにくい耐久性を備えた「グラナディージョ」を採用。本格的な演奏の練習に使用したい方におすすめのモデルです。

柄を手に持って、膝を打ちながらリズムをとる演奏スタイルに適しています。グリップエンドにツマミを搭載しており、ヒモのテンションを調節できるのもポイントです。また、保管や持ち運びに役立つ専用ポーチが付属しています。

ケーシー(KC) Flapper Castanet OP-FCA01

貝殻型に柄と中板を付けたフラッパーカスタネットです。リズムに合わせてパタパタと開閉させて鳴らすタイプ。細かい音を出せるほか、ロール演奏にも向いています。手軽にカスタネットの演奏を楽しみたい方におすすめのモデルです。

プラスチック製で、明るい音色を楽しめるのも特徴のひとつ。重さ約110gの軽量モデルで演奏性に優れており、持ち運びも楽々です。

ラテンパーカッション(LP) カスタネット LP430

演奏性に優れている柄付きタイプのカスタネットです。手に打ち付けたり、座って太ももや膝に打ち付けたりして鳴らすタイプ。複雑なリズムも鳴らしやすく、初心者が貝殻型を演奏できるまでの練習用としておすすめのモデルです。

素材に釜乾燥させた「ローズウッド」を採用しているのもポイント。高級感ある木目が魅力で、木の風合いにこだわりたい方にも適しています。

ジトレ(GITRE) スティックカスタネット GI722

イタリアの自社工場で木製とプラスチック製の楽器を製造している「ジトレ」のスティックカスタネット。サイズ17cmで、小さい子供用としておすすめです。

ジトレの製品は幼稚園や学校のほか、音楽セラピーの現場でも使用されている親しみやすさが魅力。小さい子供への誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントとしても適しています。

ラテンパーカッション(LP) カスタネット Castanet Machine LP427

1964年に設立されたドラム・パーカッションブランド「ラテンパーカッション」のカスタネット。ロッドにマウントできるタイプで、吹奏楽バンドなど本格的な演奏におすすめのモデルです。樹脂製で割れにくく、手やスティックで演奏できます。

裏側にゴム足を備えており、テーブルに置いての演奏も可能です。なお、左右とも同じ音程を鳴らすタイプで、音程で変化をつける演奏には向いていないので留意しておきましょう。