パソコン本体のデータ空き容量が少なくなったときに便利なアイテム「外付けHDD」。パソコン内部のストレージを交換する必要がなく、誰でも手軽に容量を増やせます。しかし、製品ラインナップが多く、どのアイテムを購入すべきなのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、外付けHDDのおすすめモデルをピックアップ。据え置きタイプとポータブルタイプに項目を分けてご紹介します。

外付けHDDとは?

外付けHDD(ハードディスクドライブ)とは、パソコン内蔵のHDDやSSDとは別に、外側に設置するHDDのこと。USBケーブルで接続するタイプが多く、ストレージの容量を簡単に増やせるのがメリットです。最近では低価格化が進んでおり、リーズナブルな価格で大容量モデルが購入できます。

写真や動画、文書ファイルなど、大切なデータの保存はもちろん、パソコンシステムのバックアップ用としても便利。1TB以上のモデルが主流となっており、2~3TBモデルもラインナップが豊富です。

10TBを超える大容量モデルであれば、動画も大量に保存しておけます。また、パソコンだけでなく、テレビに接続して番組録画に使える製品もおすすめです。

外付けHDDの種類

据え置きタイプ

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据え置きタイプは、自宅やオフィスなど決まった場所に設置して使用します。コンセントから電源を取る必要があるため、好きな場所に運んで使用するといった使い方はできませんが、読み込み速度が速く大容量のモデルもあるのが魅力。

パソコンのデータを丸ごとバックアップしたり、テレビ番組を高画質で録画したりする用途に向いています。また、容量によっては比較的手頃な価格での購入が可能です。

ポータブルタイプ

大量の書類や大きな画像データを持ち運ぶ際に便利なタイプです。本体を小型化するため、ほとんどのモデルがノートパソコンに使用されている2.5インチHDDを採用しています。省電力で、パソコンなど接続先の機器からUSBケーブルを経由し電源を取る、バスパワーに対応しているのも特徴。

コンセントのないところでも、ケーブルを1本接続するだけで使用できるのが魅力です。HDDは構造上衝撃に弱いため、耐衝撃や耐振動など耐久性の高いモデルを選ぶようにしましょう。

外付けHDDの選び方

用途で選ぶ

パソコン用

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パソコン内蔵のストレージ容量に空きがない場合や、万が一のトラブルに備えてバックアップを取っておきたい場合には、据え置きタイプの外付けHDDがおすすめ。読み込み速度が早く大容量を備えたモデルが多いので、動画や写真、アプリなどの保存に便利です。

また、自宅のパソコンと外出先のパソコンで同じデータを使用したい場合には、ポータブルタイプが最適。必要なデータを簡単に持ち運べる点がメリットです。

テレビ録画用

テレビ番組の録画に外付けHDDを使う場合は据え置きタイプがおすすめ。コンセントから安定した電力供給が得られます。ただし、デジタル放送は録画したテレビ以外で再生できないので注意が必要です。

コンテンツ保護技術である「SeeQVault(シーキューボルト)」対応モデルであれば、別のテレビでも再生できます。複数のテレビで使用する場合や買い替えを予定している場合におすすめです。外付けHDDとテレビの両方がSeeQVaultに対応しているかチェックしてみましょう。

容量をチェック

外付けHDDの容量はモデルごとにさまざま。容量が大きければ大きいほど価格は高くなりますが、最近では低価格化が進んでおり、大容量モデルでも購入しやすくなっています。書類ファイルや画像の保存がメインの場合は、1TBほどのポータブルタイプがおすすめ。携帯性にも優れており、外出先のパソコンでも使用できます。

パソコンのトラブルに備えてバックアップを取っておきたい場合には、2~3TBの据え置きモデルが最適。読み取り速度が早く、コスパに優れたモデルが多い傾向にあります。テレビ番組の録画や動画の保存に使用する場合は大容量モデルがおすすめ。画質や保存する映像の長さにあわせて選択しましょう。

対応OSをチェック

外付けHDDを購入する際には、使用しているOSに対応しているかチェックが必要。Windowsの各バージョンやmac OSなど、OSの種類によって対応しているファイルシステムが違うので、使用しているOSに非対応のモデルを購入した場合には、フォーマットをし直す必要が出てきます。

使用しているパソコンのOSと、外付けHDDのスペックをあわせてチェックしておきましょう。

接続端子をチェック

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外付けHDDの接続で最もスタンダードなのが、USBケーブルを利用するタイプ。ケーブルを繋ぐだけで簡単に接続できる点がメリットです。ただし、USBの規格によってデータ転送速度が異なるので注意が必要。USB3.0が5Gbps、USB2.0が480Mbpsなので、データをスムーズにやり取りしたい場合にはUSB3.0がおすすめです。

ただし、USB2.0モデルはリーズナブルな価格で購入できるのがメリット。コストを重視する方や頻繁にデータを移動させない場合におすすめです。また、Thunderboltで接続するモデルは、理論上USB3.0モデルよりもさらに高速な40Gbpsのデータ転送が可能。端子の表裏がないので、ケーブルの抜き挿しをストレスなく行えるのもポイントです。

バックアップ用なら「ミラーリング機能」をチェック

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2基以上の記録媒体を搭載している外付けHDDの多くは「ミラーリング機能」を備えています。本体内の2つのHDDに同じデータが保存できる機能で、バックアップ用として使う場合に便利。万が一のトラブルで、片方のHDDが故障しても二重にバックアップが取られているので安心です。

大切なデータを保存しておきたい場合や、2基以上のHDDを内蔵した大容量モデルを購入する場合にはチェックしておきましょう。

外付けHDDのおすすめメーカー

バッファロー(BUFFALO)

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愛知県に本社を構える1975年創業の会社で、パソコンの周辺機器やデジタル家電などの開発・製造・販売を行っています。HDD製品をはじめUSBメモリなどのストレージ関連製品から、マウス・キーボードなどの入力機器まで豊富なラインナップが特徴。

外付けHDDを含めた複数の製品部門でトップクラスの販売台数を誇り、2019年度のBCNアワード最優秀賞を獲得するなど、優れた製品づくりが多くの消費者から支持されています。

アイ・オー・データ(I-O DATA)

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主にパソコン周辺機器の製造販売をしているアイ・オー・データは、1976年創業の石川県に本社を持つメーカーです。バッファローと並び国内の周辺機器メーカーとしては老舗。HDD機器をはじめ、メモリ関連やパソコン用液晶モニター、無線LANなど製品ラインナップは豊富です。

独創性のある製品づくりが特徴で、パソコンを介さず音楽CDをスマートフォンに取り込める「CDレコ」や、縦横の角度調節だけでなく縦型でも横型でも使える液晶モニターなどユニークな製品を展開しています。

東芝(TOSHIBA)

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日本を代表する大手の電機メーカーです。2016年に洗濯機や冷蔵庫などの白物家電部門を中国メーカーに売却しましたが、HDDや半導体などの電子部品事業はエネルギー事業・社会インフラ事業と並び継続しています。 

外付けHDDは信頼性が高く、500GBから6TBの大容量までラインナップも充実。容量の大きなデータの持ち運びや、同社ブランドのテレビ「レグザ」との接続など、パソコン・テレビどちらの機器でも使用できるモデルが揃っています。

外付けHDDのおすすめモデル|据え置きタイプ

バッファロー(BUFFALOBUFFALOBUFFALO) 外付けHDD 2TB HD-LE2U3-BA

オーディオビジュアルアワード「VGP2020 SUMMER」のHDD部門を受賞した外付けHDDです。厚さ33mmと薄型設計のため、テレビの横にもスッキリと設置することが可能。また、縦・横どちらの置き方にも対応しているので、置き場所に合わせて方向が選べます。

システムバックアップアプリ「スマートツインズ」を採用しているため、データ領域・システム領域どちらが故障した場合でも簡単にバックアップが取れるのもメリット。

防振シリコンゴムを使用した、フローティング構造を採用しているのも特徴のひとつです。さらに、ファンレス設計も施されており動作音は非常に静か。リビングはもちろん就寝の妨げにもならないため、寝室で安心して使用したい方にもおすすめのモデルです。

バッファロー(BUFFALO) 外付けHDD 4TB HD-WL4TU3/R1J

2TBのドライブを2基搭載したモデルです。パソコンに保存した、大切なデータのバックアップ用途におすすめの外付けHDD。ミラーリング(RAID1)に対応しているため、万が一片方のドライブが故障しても、もう一方のドライブに保存されたデータから復旧できるので安心です。また、故障したHDDは交換用ドライブと入れ替えるだけで以前の状態に戻ります。

そのほか、ストライピング(RAID 0)・スパニング(JBOD)・通常と3つのモードを選択することが可能。アクセス速度を優先したい、全容量を無駄なく使いたい、2ドライブを別々に利用したいなど、目的に応じて選べるので重宝します。自宅・オフィスどちらでも便利に使えるモデルです。

バッファロー(BUFFALO) 外付けHDD 4TB HDV-SQ4.0U3/VC

テレビ録画用途におすすめの外付けHDDです。コンテンツ保護技術「SeeQVault」に対応しているのが特徴。同技術に対応しているテレビやレコーダーであれば、地デジやBS/CS番組を録画した機器でなくても再生できるのが魅力です。

リビングで録画したコンテンツを寝室のテレビで楽しむ、といった便利な使い方ができます。また、機器の買い替えや故障による交換後もそのまま使えるので、今まで撮りためた録画データも無駄になりません。マットな質感に仕上げた外装は一部のみ鏡面加工を実施。シンプルで上質なデザインはインテリアにもよくマッチします。

アイ・オー・データ(I-O DATA) 外付けHDD 4TB EX-HDAZ-UTL4K

置き場所を選ばないコンパクトな製品です。凹凸のある表面デザインを採用しているのが特徴。表面積を増やすことで内部の熱を効率的に放熱することが可能です。また、ファンレス設計を採用しているため、寝室や静かなオフィスでも気兼ねなく使用できます。

macOS用の無料ソフト「NTFS-3G for Mac I-O DATA」を提供しているのもポイント。インストールしておけばWindowsパソコンはもちろん、Macパソコンからでもデータの読み書きができるので便利です。

Windows・Mac両方のパソコンで利用したいと考えている方におすすめなので、一度チェックしてみてください。

アイ・オー・データ(I-O DATA) 外付けHDD 3TB HDJA-UT3.0

USB 3.1(Gen1)規格に対応した外付けHDDです。従来のUSB 2.0より約10倍も高速な、最大5Gbpsでのデータ転送が可能。パソコンのバックアップなど、大容量のファイル転送作業を短時間で行いたい方におすすめのモデルです。

容量3TBのドライブを搭載しています。縦置き・横置き両方に対応しているのも本モデルの特徴。設置場所の環境に応じて置きやすい方向が選べるので重宝します。また、冷却ファンを搭載しているため、扉付きの棚の中など比較的熱のこもりやすいところにも設置することが可能です。

アイ・オー・データ(I-O DATA) 外付けHDD 4TB HDCZ-UTL4K/E

テレビ録画用途におすすめのモデルです。東芝やシャープ、パナソニックなど、国内外の主要メーカー製品での動作確認がされているので安心。もちろん、テレビ録画以外の用途でも使用可能です。パソコンの電源に連動してON・OFFできるので無駄な電力消費が節約できます。

LEDを本体背面に配置しているのもポイント。録画した番組を視聴する際も光が気にならないため画面に集中できます。テレビ録画・パソコンどちらの用途にも使えますがデータの共有はできません。購入を検討している方はあらかじめ留意しておきましょう。

シーゲート(Seagate) 外付けHDD 10TB Expansion STEB10000400

10TBの大容量ドライブを搭載した据え置き型の外付けHDDです。地デジ番組なら約1200時間、4K放送でも約500時間分の録画が可能。長期にわたる旅行や出張の間も、お気に入りの番組を見逃したくない方におすすめのモデルです。

ただし、対応するのはソニーのブラビアのみとなっているため、購入を検討している方は所有している機種をよく確認しておきましょう。WindowsOS、macOSのどちらでも使用可能。大量のデータを丸ごとバックアップしたい方にも適しています。

外付けHDDのおすすめモデル|ポータブルタイプ

バッファロー(BUFFALO) 1TB HD-PCFS1.0U3-BBA

容量1TBのドライブを搭載したポータブルタイプの外付けHDDです。USBバスパワー方式を採用しているため、ケーブル1本でパソコンと繋ぐだけですぐに使うことが可能。厚さ14mmの薄型でスタイリッシュなデザインを採用しており、重量も約150gと軽量なので気軽に持ち歩けます。

使いやすく携帯性に優れた製品を探している方におすすめのモデルです。また、NTFSフォーマット済みのため、フォーマット作業を行う手間もかかりません。傷が目立ちにくい表面加工が施されているので、カバンやリュックにも安心して入れられます。

バッファロー(BUFFALO) 1TB HD-PUS1.0U3

アルミ素材の筐体にアルマイト処理を施したおしゃれな外観のモデルです。macOSで利用可能なexFAT形式でフォーマットされているのが特徴。購入後すぐに使えるため、Macパソコンを使用している方におすすめの外付けHDDです。

ただし、付属しているケーブルの端子形状はUSB Type-Aなので、MacBookを使用している方は別途変換ケーブルを準備しておきましょう。macOSの「Time Machine」に対応しているのも本モデルの特徴。

システムやソフトはもちろん、アカウントや環境設定データなども含め自動でバックアップできるのが便利です。厚さはわずか8.8mmしかないためPCバッグにもすっぽりと収まります。

アイ・オー・データ(I-O DATA) 外付けHDD カクうす 2TB HDPX-UTC2S

全面にアルミ素材の筐体を採用した、スタイリッシュなデザインの外付けHDDです。同じアルミボディを採用するMacノートと一緒に使うのにもおすすめのモデル。USB Type-Aに加えType-Cケーブルも付属しているため、Windows・Macどちらとも接続できます。

電源にはUSBバスパワー方式を採用しているので、ACアダプターを持ち歩く必要はありません。無料ソフト「NTFS-3G for Mac I-O DATA 」が提供されています。Macパソコンにインストールしておけば、Windows用NTFSフォーマットのままでも読み書きが可能に。Mac・Windows両方を所有している方も重宝します。

アイ・オー・データ(I-O DATA) 外付けHDD 1TB HDPT-UTS1K/E

手のひらサイズのコンパクトなモデルです。パソコンデータのバックアップや移行におすすめの外付けHDD。USBバスパワーに対応しているため、ケーブル1本で手軽に利用することが可能です。

また、外装表面にはハードコーティング加工が施されており、傷が付きにくいのでカバンにも安心して入れられます。もちろん、テレビ録画用途で使用することも可能。ケーブルを1本繋ぐだけで簡単に録画が実行できます。

テレビの電源ON・OFFに合わせ本体もスタンバイモードに移行するため、電力を無駄に消費することもありません。

東芝(TOSHIBA) 外付けHDD 1TB CANVIO BASICS HD-AC10TK

厚さ15mmのスリムでスタイリッシュな外付けHDDです。NTFSフォーマット済みのため、Windowsパソコンなら購入後すぐに使用可能。USBバスパワーに対応してしているのでACアダプターを持ち歩く必要もなく、バックアップやデータ移行が手軽に行えます。

Macでも利用可能ですが、再フォーマットが必要になるので覚えておきましょう。USBハードディスク録画対応のテレビともケーブル1本で接続可能。テレビ録画の用途にもおすすめのモデルです。

東芝以外のメーカー機器にも対応しているので、購入を検討している方は事前に確認してみてください。

東芝(TOSHIBA) 外付けHDD 500GB CANVIO CONNECT HD-PF50GK

500GBのドライブを搭載する小容量モデルです。手頃な価格のためパソコンのデータ移行やちょっとしたバックアップにも最適。気軽に購入できる製品を探している方にもおすすめのモデルです。

NTFSフォーマット済みで出荷されるので、Windowsパソコンなら購入後すぐに使いはじめられます。小型ながらUSB 3.0規格に対応しているのもポイント。転送速度が速いため多くの写真や動画など容量の大きなファイルの移行も快適です。

トランセンド(Transcend) スリムポータブルHDD 1TB M3シリーズ TS1TSJ25M3G

高い耐衝撃性能を有する外付けHDDです。シリコンカバー・衝撃吸収サスペンションダンパー・強化ケースからなる三重構造を採用。万が一の落下の際にも安心なため、持ち運ぶ機会の多い方におすすめのモデルです。また、米軍のMIL規格に準じた落下試験をクリアしたと謳われています。

自動バックアップボタンを搭載しているのも本モデルの特徴。パソコンデータのバックアップがボタン1つで簡単に実行できるので重宝します。丈夫な構造を採用しているにもかかわらず、厚さ16.1mmと薄型設計のためカバンやリュックの中でもかさばりません。

高速データ転送規格USB 3.1(Gen 1)に対応しているのもポイントです。大容量のデータを頻繁にバックアップするような使い方にも適しています。

シリコンパワー (Silicon Power) ポータブルHDD 5TB SP050TBPHDA60S3K

容量の大きなポータブルタイプの外付けHDDが欲しい方におすすめのモデルです。5TBのドライブを内蔵しているため、大容量のファイルも余裕で保存することが可能。落下など強い衝撃からHDDを保護するタフネスケースを採用しています。また、IPX4等級の防水性能を備えているので多少の水濡れなら安心です。

USBケーブルを本体外周に取り付けられる構造を採用しているのも本モデルの特徴。ケーブルを別に持ち運ぶ必要がないうえ、紛失対策にもなるので重宝します。大量のデータを安全に持ち運びたい方はぜひチェックしてみてください。

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ライターからヒトコト

パソコンの容量を手軽に増やせる外付けHDD。動画をよく保存したり、お気に入りの音楽を保存したりと頻繁に大容量かつ貴重なデータを管理する際におすすめのアイテムです。データの容量だけで選ぶのではなく、接続方法をしっかりと確認するのもポイント。ぜひ外付けHDDを導入して、快適なパソコンライフの最適化に活用してみてください。

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