パソコンはもちろん、テレビやゲーム機など、身近な電化製品に記憶媒体として導入されているHDD。近年は、HDDよりも便利なSSDの普及が急速に進んでいますが、まだまだ価格が高いのが現状です。

一方、HDDは小型ながら大容量なタイプも製品もリリースさせており、ラインナップが充実しているのがポイント。そこで、今回は持ち運びに便利なおすすめのポータブルHDDをご紹介します。

ポータブルHDDの選び方

ストレージ容量で選ぶ

By: amazon.co.jp

ポータブルHDDを選ぶうえで重要になのがストレージ容量。どのようなデータをどのくらい保存するのかによって、最適な容量が異なります。

例えば、写真や文書データなどの容量の小さいデータをたくさん保存する方は「500GB~1TB」がおすすめ。音楽や動画などの容量の大きいデータをたくさん保存する方には「1~2TB」のストレージ容量を備えたポータブルHDDが便利です。

1ファイルあたりの容量が大きい、高解像度の写真や動画を保存する場合は「4TB」程度のストレージ容量があると、容量不足に悩むことなく快適に使えます。

転送速度で選ぶ

By: amazon.co.jp

ポータブルHDDは、USBメモリやSDカードと違って、容量の大きいデータをやり取りする場合に用いるため、転送速度が非常に重要です。転送速度はさまざまな要素が関係していますが、基本的には接続ケーブルのコネクタの種類によって左右されます。

文書ファイルや写真などの容量の小さなデータを保存する方は、標準的な転送速度の「USB2.0」でも問題はありません。動画や音楽などの容量の大きなデータを保存する方は、より高速でデータ転送が行える「USB3.0」に対応したモノがおすすめ。

USB3.0の最大転送速度は、USB 2.0の約10倍です。ストレスフリーで使えるのが魅力ですが、パソコンや家電などつなぐ側とHDD側の両方がUSB3.0に対応している必要があります。HDDを選ぶ前に、USB3.0に対応しているかを確認しておきましょう。

耐久性で選ぶ

By: amazon.co.jp

ポータブルHDDは構造上、衝撃に弱いというデメリットがあるので、選ぶ際は耐久性も重要です。例えば、カバンなどに入れて持ち歩く機会が多い方は、振動や衝撃に強い「MIL規格」に対応したポータブルHDDだと安心。

長時間にわたって使い続ける方には、放熱性能に優れた「冷却ファン付き」や「エアフロー設計」を採用したポータブルHDDがおすすめです。

なかには、自動で衝撃を感知して電源をOFFにする「Gセンサー」を搭載した製品や、雨水に耐えられる「防水機能」を備えた製品など、耐久性に優れたさまざまなポータブルHDDがあるので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。

セキュリティーで選ぶ

By: amazon.co.jp

ポータブルHDDにはカバンごと置き忘れてしまったり、ちょっと席を外した際に盗まれたりなど、紛失・盗難のリスクもあります。選ぶ際には、ストレージ容量や転送速度だけでなく、万が一のことを考えてセキュリティー性能もしっかりとチェックしましょう。

例えば、最近のポータブルHDDには、データを暗号化して保存できる製品や、パスワードを入力しないとデータにアクセスできない製品もあります。仕事で使うデータなど、大切な情報を保存しておく方はセキュリティー機能を備えたモデルを選ぶようにしましょう。

ただし、セキュリティー機能を備えたモデルは、従来のハードディスクよりも低容量で価格が高い傾向があります。データ容量が大きい音楽や動画などをたくさん保存する方は注意が必要です。

オプションで選ぶ

By: amazon.co.jp

性能や機能で比較できない場合は、オプション機能もチェックしてみましょう。例えば、ワイヤレスでいろいろなデバイスから使いたい方にはWi-Fi対応のモデル、外出先で使うことが多い方は本体にUSBケーブルを収納できるモデルがおすすめ。

本体の見た目にこだわりたい方には、指紋や汚れが付着しにくい「サンドブラスト加工」を施したポータブルHDDがピッタリです。他にもさまざまなオプションを搭載したポータブルHDDがあるので、選ぶ際にはオプションもしっかりとチェックしてみましょう。

1万円以下のおすすめポータブルHDD

アイオーデータ(I-O DATA) ポータブルハードディスク 2TB EC-PHU3W2D

本体サイズは11.2×7.5cm、厚さは約2cm。手のひらサイズで持ち運びも簡単なポータブルHDD。USB3.0にも対応しているので、高速転送で作業もスムーズに進められます。

Windows・Macの両方に対応し、USBケーブルを差し込むだけで使える手軽さが魅力です。ケーブルの長さは30cmと短めなので、カバンの中に入れてもかさばりません。

市松模様のオシャレにも気を使った本体デザインは、ビジネスシーンはもちろん、プライベートシーンにもおすすめ。本製品は2TBですが、3TBや4TBの大容量モデルもリリースしています。シンプルかつ大容量のポータブルHDDを探している方におすすめです。

バッファロー(BUFFALO) 2.5インチ ポータブルHDD 1TB HD-PCF1.0U3-BBE

コンパクトかつシンプルなデザインのポータブルHDD。容量は1TBでUSB3.0に対応しているため、画像や動画などボリュームが大きいデータもスムーズに転送できます。

テレビやレコーダーの録画用HDDとして使うことも可能で、レコーダーについてはブルーレイやハイビジョンといった高画質にも対応しています。

また、「みまもり合図」と呼ばれるバッファロー独自の故障予測サービスに対応しているのもポイント。ポータブルHDDの自己診断機能である「S.M.A.R.T.情報」をクラウドに保存することで、ハードディスクの状態をチェックし、故障によるデータ消失を事前に防ぎます。

高機能でありながら便利機能も充実しているのがバッファロー製品の魅力。価格を抑えつつ、機能も重視する方におすすめのポータブルHDDです。カラーはブラックとホワイトの2色があります。

トランセンド(Transcend) ポータブルハードディスク 1TB TS1TSJ25M3

耐衝撃性に優れているポータブルHDD。落下試験をはじめ、温度試験・振動試験・圧力試験などさまざまな種類のテストにクリアしていて、持ち運ぶ機会が多い方でも安心して使用できます。3層の衝撃吸収構造を採用しているのも特徴です。

また、無償で専用のデータ管理ソフトを提供しており、データの復旧やファイルの暗号化を簡単に行えます。耐衝撃性とセキュリティー性能を両立させたポータブルHDDを探している方におすすめです。

ウェスタンデジタル(Western Digital) ポータブルHDD 1.5TB WDBU6Y0015BBK-WESN

軽量でUSB3.0と2.0の両方に対応したポータブルHDD。30日間のバックアップソフトウェア無料トライアルが利用可能で、バックアップソフトの「SmartWare Pro」を使ってWD Elementsドライブのほか、Dropboxにもバックアップが取れます。

無料お試し版なので継続利用するには料金が発生しますが、とりあえず使用感を確かめてみたいという方にはおすすめの特典です。

独自の耐久基準をもとに作られている人気のポータブルHDDで、耐衝撃だけではなく、防振性にも優れています。メーカー2年保証もついているので安心して使用可能。

価格もリーズナブルで、ストレージ容量に対して、コストパフォーマンスも良好。ビジネスなどでたくさんのデータを持ち運びたい人におすすめのポータブルHDDです。

シリコンパワー(Silicon-Power) 2.5インチ ポータブルHDD 1TB SP010TBPHDA60S3K

1TBという大きなストレージ容量にも関わらず、1万円以下で購入できる低価格なポータブルHDDです。USB3.0に対応し、動画などの重いファイル転送にも向いています。

アメリカ国防省が定める「MIL-STD-810G」スペックに対応し、3mの高さからの落下試験にも合格しています。また、HDDの外側はシリコンラバーで覆われており、衝撃を吸収してくれるだけでなく、手に持った際も滑りにくい仕様です。

また、防水等級IPX4に対応しており、ちょっとした雨や生活防水程度ならばしっかりと保護してくれます。突然のゲリラ豪雨など、風雨のトラブルに備えられるのは大きなメリットです。

また、無料でダウンロード可能な「SP Widget」を使えば、データの暗号化やバックアップなども可能。コスパ良好なポータブルHDDを探している方におすすめです。

マーシャル(MARSHAL) 2TB ポータブルHDD MAL22000H2EX3-MK

2TBという大容量で、1万円を切るコストパの高いポータブルHDDです。USB3.0とUSB 2.0のケーブル両方を使用できるので、大容量のデータ転送もスムーズ。使用する機器にも柔軟に対応できます。

シンプルさを追求したモデルで、余計なアプリが入っておらず、ケーブルで接続すれば、すぐにデータ保存が可能なのが魅力です。テレビ録画にも対応しているので、画像や動画を問わず、たくさんのデータを保存できます。

本体は、ブラックのアルミニウム製で、高級感があるだけでなく耐久性も良好。本体重量は263gで、2TBという容量にもかかわらず軽量なのが魅力です。

防水や耐衝撃性能はついていませんが、大容量のポータブルHDDを低価格で購入したい方には適しています。必要に応じて、耐衝撃ケースなどを合わせて使用するのがおすすめです。

アイオーデータ(I-O DATA) ポータブルHDD 500BG HDPD-SUTB500

セキュリティー性能が高いポータブルHDDです。ハードウェアにAES256bitの暗号方式で自動暗号化を行ってくれるため、データが漏洩する心配がありません。機密情報や顧客データなど、重要なデータを格納するのにピッタリです。

ボディは頑丈な耐衝撃仕様で、不意の事故でも大事なデータを保護してくれます。外回りが多いビジネスマンにもおすすめです。

容量が500GBと少なめなので動画など大容量のデータ保存には不向きですが、書類や画像データなどであれば問題なく使用できます。セキュリティーとコンパクトさを重視する方にはおすすめのポータブルHDDです。

エレコム(ELECOM) ポータブルHDD 500GB ELP-ZS005UWH

エレコムのコンパクトなポータブルHDD。なめらかに膨らんだSFチックなデザインが特徴的で、ブルーやレッドなどカラーも豊富です。手のひらサイズで、持ち運びもしやすく、USB3.0にも対応。

有害な重金属を使用していないというRoHS指令に準拠しており、環境への負担も考慮しています。また、MIL-STD-810Gに対応。全方向で1.2mの落下衝撃にも耐えるタフさを兼ね揃えています。

容量500GBと少なめですが、その分価格はリーズナブル。それほど大きな容量が必要なく、画像データなどをメインで扱う方にはこのポータブルHDDがおすすめです。

シーゲート(Seagate) ポータブルハードディスク 1TB 1K9AA1

シャツの胸ポケットに収まるコンパクトなサイズでありながら、1TBの容量を誇るポータブルHDD。USB3.0と2.0の両方に対応しています。メタルケースを採用しており、頑丈に仕上がっているのも特徴です。

専用のソフトを使用すればデータの管理も簡単。ワンクリックでバックアップが取れたり、自動バックアップの設定ができたりと非常に便利です。

2万円未満のおすすめポータブルHDD

ウェスタンデジタル(Western Digital) ポータブルHDD 4TB WDBYFT0040BBK-WESN

ストレージ容量、4TBの大容量ポータブルHDD。転送にはUSB3.0と2.0の両方に対応し、長時間の動画データの保存もバッチリです。

Windows向けに独自のバックアップシステムがついており、データ消失のリスクも軽減できます。通常使用する場合は、WindowsとMacの両方のOSに対応。

このポータブルHDDはセキュリティー面も重視しており、WD Securityソフトウェアによる256bitAESハードウェア暗号化を使用することで、不正アクセスからコンテンツを保護できます。

また、本体には3年間の保証も付属。元々、耐久性・耐振性に優れたモデルですが、保証があることで安心して持ち運ぶことが可能です。MILスペックなどの特殊な性能はありませんが、携帯に便利な大容量のポータブルHDDが欲しい方にはおすすめです。

バッファロー(BUFFALO) ポータブルHDD 2TB HD-PZN2.0U3-B

バッファローのICセキュリティーが付属したポータブルHDDです。付属のICカードをはじめ、交通系のICカードや電子マネーといった様々なICカードに対応しており、ポータブルHDDにカードをかざすだけでロックを外せます。

本体は外部が頑丈な作りになっているだけではなく、内部にも衝撃吸収シリコンゴムと高い剛性を持つシャシを採用し、様々な衝撃からデータを保護。衝撃性能はMIL-STD-810Gに準拠しているので、バッグに入れて持ち運んでも安心です。

さらには、防塵・防水性能もついています。IPX3相当の防水性能とIPX5相当の防塵性能で、不意の悪天候にも対応できるのが特徴です。

データの暗号化の機能もついているので、万が一、紛失や盗難といったトラブルの際も大事なデータが漏洩するのを防いでくれます。

Windowsのみの対応ではありますが、「ターボPC EX2」と呼ばれるファイルの転送効率化ソフトもあり、より高速で快適なデータの転送が可能です。

シルバー・ブラック・レッドの3色展開。本体重量は約300gと軽量さもしっかりと確保しています。価格は16000円前後と2TBのポータブルHDDとしては、手頃な設定です。

2万円以上のおすすめポータブルHDD

東芝(TOSHIBA) ポータブルHDD 3TB HD-PF30TK

東芝の大容量ポータブルHDD。ストレージは3TBと大容量サイズで、写真や書類といったデータをはじめ、長時間の高画質録画にも対応。東芝のレグザサーバーやレグザブルーレイとの連携も可能です。

高速USB3.0に対応し、ストレスなくデータ転送を行えます。WindowsPC用のバックアップソフトウェア「ファイナル丸ごとバックアップ」が付属しており、簡単操作でバックアップやリカバリができるのも魅力です。

耐衝撃性能などは特に備えていませんが、自宅内での使用をメインに考えているのならば特に問題はありません。テレビやレコーダーで東芝製品を使用している方はこちらのポータブルHDDがおすすめです。

ラシー(Lacie) Rugged Thunderbolt USB3.0 HDD 2TB

オレンジのラバーが目を引く、ラシージャパンのポータブルHDDです。傷がつきにくいアルミボディをオレンジ色の分厚いゴムバンパーが覆っており、衝撃からデータを保護してくれます。

この独特なデザインは、世界的にも有名なデザイナーNeil Poulton氏が手がけ、ポータブルHDDにもオシャレさを求めたいという方におすすめです。

Mac OS Xが標準搭載しているバックアップソフトウェア「Time Machine」に対応。さらに、USB3.0のほか、高速インターフェイス規格「Thunderbolt」を搭載しています。

Windowsユーザーはもちろん、Macユーザーも視野に入れて作られたポータブルHDD。Macでの使用を考えて作られているポータブルHDDは少ないので、Macユーザーにもおすすめの製品です。

価格は27000円前後で、ストレージ容量は2TB。価格だけを見るとやや割高感はありますが、頑丈さやOSを問わずに使用できる汎用性を備えています。長く使用できるポータブルHDDを探している方におすすめです。

シリコンパワー(Silicon-Power) ポータブルHDD 5TB D30シリーズ SP050TBPHDD3LS3K

ポータブルHDDとしては最大クラスのストレージ容量である5TBを搭載したモデル。USB3.1、USB3.0、USB2.0と様々なインターフェイスに対応し、個人での使用はもちろん、複数人でのデータやりとりや様々な機器での使用も可能です。

本体表面には菱形の凹凸がついており、指紋汚れや傷がつきにくい加工を施しており、グリップ感もよいため、落下事故防止にも役立ちます。

Diamond D30シリーズは、USBポートにカバーがついているのが特徴。カバー装着時にはIPX4相当の防水性能を備えます。ちょっとした水しぶき程度であれば、しっかりと防いでくれるのが魅力。

また、シリコンパワー独自のデータマネジメントツール「SP Widget」に対応。データのバックアップや復元、クラウドデータ管理、暗号化などの機能も万全です。

価格は25000円前後。大量のデータをひとつにまとめておきたい方や、さまざまな事故からデータをしっかりと守りたいという方におすすめのポータブルHDDです。

CalDigit Tuff ポータブルHDD 2TB

耐久性を追求したポータブルHDD。耐久性能の基準として用いられるMIL-STD-810Gに準拠しているのはもちろんのこと、IP57を取得し、防水・防塵性能もポータブルHDDとは思えないほどのスペック。防水性能においては、水深1mの水中に30分間沈めても動作できるタフさが売りです。

また、USB3.1に対応。3.0や2.0との下位互換もあります。このほか、有線データ通信規格Thunderbolt 3などにも対応するなど、様々なデバイスに幅広く対応しており、転送速度も最大で130MB/秒と十分なスペックです。

価格は22000円前後。2TBのストレージ容量クラスとしてはやや高めの設定ですが、耐久性をとにかく重視したいという方におすすめのポータブルHDDです。

ポータブルHDDのAmazon・楽天市場ランキングをチェック

ポータブルHDDのAmazon・楽天市場の売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。