軽量小型化が進んでいる「モバイルプロジェクター」。ビジネスにおいては会議やプレゼンに、プライベートではスライドショーや動画を視聴する際に便利なアイテムです。
そこで今回はおすすめのモバイルプロジェクターをご紹介。アウトドアシーンでも使いやすいモデルやスマホとの連携がスムーズなアイテムなどもピックアップしたので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
- 目次
- モバイルプロジェクターとは?
- モバイルプロジェクターの選び方
- 明るさ良好なモバイルプロジェクターおすすめモデル
- 安くて手に入りやすいモバイルプロジェクターおすすめモデル
- アウトドアに最適なモバイルプロジェクターおすすめモデル
- スマホとの連携に最適なモバイルプロジェクターおすすめモデル
モバイルプロジェクターとは?

By: sony.jp
モバイルプロジェクターとは、ホームシアターやビジネスの現場で活躍する持ち運びが容易な小型のプロジェクターです。
従来のプロジェクターはサイズが大きく重量もあるモノがほとんどでしたが、最近は小型かつ軽量でバッテリー駆動する機種が増加。外出先での使用も快適なアイテムがラインナップされています。
モバイルプロジェクターの選び方
パネルタイプで選ぶ

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DLPタイプ
DLPは「デジタル・ライト・プロセッシング」の略で、マイクロミラー反射型パネル(DMD)を使ったパネルタイプ。コントラストを高く取りやすいほか、映像をコントロールしやすい利点があり、容易に高画質化が可能です。また、小型化も可能で、モバイル用途にも向いています。
LCOSタイプ
LCOSは「リキッド・クリスタル・オン・シリコン」の略。DLPと同様に反射タイプですが、こちらはミラーの代わりに液晶を使用します。モバイルプロジェクターの主流はDLPですが、一部の高級機はLCOSを採用。高品質ですが、その分価格は高価なのがネックです。用途や予算に応じて選びましょう。
明るさで選ぶ

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プロジェクターの明るさを表す単位は「ルーメン」です。一般的なプロジェクターは2000ルーメンを超えるモノが多いですが、モバイルプロジェクターの場合、25~800ルーメン程度とバラつきがあります。
なお、類似の表記としてANSI(アンシ)ルーメンという表記がありますが、これは明るさの平均を出したモノ。ちなみに「ANSI」とは、American National Standards Instituteの略で、一般に「米国規格協会」などと訳されるアメリカの組織のことです。
圧倒的な明るさが特徴の機種はバッテリー消費が早く、価格は比較的高価な傾向にあります。暗くした部屋の中で見る用途ならば、100ルーメン程度でも許容範囲です。
画素数で選ぶ

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モバイルプロジェクターの画素数は640×480ないし854×480が主流です。1366×768以上ならばキレイに映せますが、その分価格も高くなります。また、投射映像の縦横比も重要。ビジネス用途なら4:3でもよいですが、映画やテレビを鑑賞する目的なら16:9のモデルが向いています。
接続方法で選ぶ

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モバイルプロジェクターを選ぶ際には、映像入力端子も必ずチェックしましょう。注目すべき端子はHDMI。スマホやタブレット端末からHDMI入力する場合は、スマホやタブレット本体が映像を出力できるMHLに対応しているかも確認しておくべきポイントです。
また、無線LANに対応していれば、ワイヤレスでの接続が可能。なかにはSDカードに対応しているモノもあり、差し込むだけで直接映像を出力できるモデルもあります。
投射距離と補正機能で選ぶ

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プロジェクターは本体とスクリーンの間に投射距離が必要で、映し出す画面が大きいほど、長い距離が必要になります。機種によって適正距離は異なるので、狭いスペースでも大きい画面で投影したい方は必ずチェックしましょう。
なお、製品によっては斜めから投射することで距離を稼ぐ方法もあります。この場合、画面の歪みを補正する機能が必要となるので、確認しておきましょう。
バッテリーの容量で選ぶ

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内蔵バッテリーの容量も重要。現状のモバイルプロジェクターは、2〜5時間程度持続するモデルが発売されています。
映画などのコンテンツを再生したいなら、少なくとも3時間程度は持続してほしいところです。購入する際はしっかりとスペックを確認しておきましょう。
持ち運びやすさで選ぶ

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ひとくちにモバイルプロジェクターといっても、映像コンテンツに適したモデルから携帯性に優れたモデルまでさまざま。重いモデルだと700g程度ですが、持ち運び重視であれば200〜400g程度のモノを選択するのがおすすめです。
よりコンパクトさを求めるのであれば、名刺入れサイズのモデルや手のひらに収まる程度のキューブ型モデルも候補。購入する際はぜひ実寸を確認しておきましょう。
明るさ良好なモバイルプロジェクターおすすめモデル
XGIMI Halo Plus モバイルプロジェクター WK03A-2

セットアップが簡単なモバイルプロジェクターです。10000ポイントの高速オートフォーカス機能を搭載。本体の電源を入れることで、自動的に画像の焦点を合わせられるため、細かい設定を行う必要がありません。
解像度1920×1080のフルHD画質で、クリアで明るい映像が見られるのも魅力的なポイントです。さらに、オーディオ機器ブランド「Harman Kardon」と共同で開発したスピーカーを内蔵しており、音質を重視する方にもおすすめ。最大4時間駆動の大容量バッテリーによって、長時間の映画鑑賞も楽しめるモデルです。
キヤノン(Canon) モバイルプロジェクター C-13W

持ち運びに便利なモバイルプロジェクターです。手のひらにも収まりやすいコンパクトサイズであるほか、本体の重さは410gと軽量設計されており、携帯性は良好。また、小型タイプながら、3100mAhの大容量バッテリーを内蔵し、本体をモバイルバッテリーとしても使えます。
さまざまな場面で使用できるのも本製品のポイント。130ルーメンの明るさによって、会議やプレゼンテーションなどはもちろん、キャンプなど暗い場所でも活躍します。
ビジネス用途にもプライベートにも使用できるモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
アンカー(ANKER) Nebula Apollo AK-D2410511

操作性に優れたモバイルプロジェクターです。タッチパネルを搭載しており、メニューの選択から映像コンテンツの再生まで本体の操作のみで使いこなせます。また、幅6.5×奥行6.5×高さ13.1cmのコンパクトな設計で、外出先への持ち運び頻度が多い方にもおすすめです。
大画面への鮮明な投影を可能としているのも本製品のポイント。200ANSIルーメンの明るさのほか、854×480の画質や最大100インチの投影によって迫力のある映像を楽しめます。
Android7.1の搭載もポイント。Amazon PrimeやNetflix、YouTubeといった外部サービスの利用にも便利なモデルです。
XGIMI MOGO Pro

音質を重視する方におすすめのモバイルプロジェクターです。オーディオ機器ブランド「Harman Kardon」によるデュアルスピーカーを搭載し、迫力のあるサウンドを楽しめるのが魅力。また、10400mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、電源が用意されていない外出先でも使用できます。
フルHD画質に対応しているのも本製品の魅力です。さらに、DLP方式を採用しているため、高コントラストの鮮明な映像の投影が可能。騒音低減技術によって動作音が約30dBまで抑えられており、快適に視聴できるモデルです。
ベンキュー(BenQ) モバイルプロジェクター GV1

セットアップが簡単なモバイルプロジェクターです。面倒なプロジェクトの角度調節は、傾斜ヒンジを傾けるだけで簡単に設置可能。縦方向の自動台形補正もついているため、さまざまな高さや角度に柔軟に対応できます。
幅80×奥行80×高さ155mmのコンパクトサイズも、本製品のポイントです。水筒のように収納できるのでかさばりにくく、出張や旅行、アウトドアへの持ち運びに便利。さらに、3時間持続するバッテリーを搭載しており、長時間の視聴に対応したモデルです。
安くて手に入りやすいモバイルプロジェクターおすすめモデル
Artlii ミニ プロジェクター Artlii Octopus OctopusW-JP

ユニークなデザインが特徴のモバイルプロジェクターです。三脚スタンドを標準搭載しているほか、本体を360°回転できるため、投影角度や高さを自由に調節できます。
AVやVGA、USBやHDMIなどの多彩なインターフェースに対応しているのもポイント。HDMIへの交換ケーブルを接続することで、iPhoneやAndroid、タブレット端末やノートPCなど幅広い機器の映像を投射できます。
さらに、SRSサウンドシステムを備えたスピーカーを内蔵しており、ゲームや映画内での迫力のある音楽を楽しめるモデルです。
Artlii ミニプロジェクター YG300BW-JP

コストパフォーマンスに優れた手のひらサイズのモバイルプロジェクターです。ポケットにも入るサイズ感のため、持ち運びに便利。外出先でのプレゼンテーションや、荷物が多くなりがちのアウトドアシーンでも荷物が少なく済みます。
モバイルバッテリーからの給電に対応しているのも本製品のポイント。電源が用意されていない場所で使用する際にもぴったりです。さらに、小型デザインながら、HDMIやVGAといった多くのインターフェースを搭載。ノートパソコンやスマートフォンに加え、USBメモリなどの機器とも接続できます。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) モバイルプロジェクター 400-PRJ023

薄さ13.5mm、重量約128gのサイズ感が魅力のモバイルプロジェクターです。名刺入れとほぼ同じサイズ感で、スーツの内ポケットに入れて持ち運び可能。急な会議やプレゼンテーションでもさっと取り出せます。
コンパクトなサイズ感ながら、バッテリー容量が大きいのもポイント。最大2時間の連続稼働時間のため、長時間の会議でも使用できます。
外出や出張が多いビジネスパーソンにおすすめのモバイルプロジェクターです。
エイスース(ASUS) ZenBeam E1

外出先での使用にも便利なモバイルプロジェクターです。ポケットにすっきり収まるコンパクトサイズが魅力。重量も約307gなため、外出先でのプレゼンテーションでも手軽に持ち運べます。
手軽なサイズ感ながらも、6000mAhのバッテリーを内蔵しているのもポイント。連続稼働時間は最大5時間あり、電源が確保できないシチュエーションでも長時間使えます。本体はモバイルバッテリーとしても利用できるので、荷物をコンパクトにしたい方にもおすすめです。
エイサー(Acer) LEDモバイルプロジェクター C200

LED光源を採用したモバイルプロジェクターです。 幅広い色域に対応しているほか、短い時間での起動が可能。また、「ColorSafe II テクノロジー」により、ランプの寿命を延ばし長期間の使用による色の劣化を抑えます。
本体サイズは幅11×奥行12×高さ3cmとコンパクトで、携帯性も良好。また、すべてのポートが背面に集約されているため配線周りが邪魔になりにくいのも魅力の製品です。リーズナブルで取り回しのよいモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
アウトドアに最適なモバイルプロジェクターおすすめモデル
AOFU Direct ミニ プロジェクター AOFU487956

本体の高さを調節できる足がついたモバイルプロジェクターです。高さが足りないテーブルなどで使用する際も、本体のみで調節できるため使い勝手に優れています。内蔵バッテリーも4300mAhの容量で、フル充電の状態から最大2.5時間の動画再生が可能。
距離をしっかり取ることで、最大110インチの大画面を高画質で映し出せるので、アウトドアシーンでも活躍します。アウトドアでコンパクトに活躍するモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
LGエレクトロニクス(LG Electronics) コンパクトポータブル PH30N

長期間にわたって使用できるモバイルプロジェクターです。発熱が少ない低消費電力のLEDランプを採用しており、30000時間以上の使用に耐えられるとされています。また、幅12.9×奥行12.9×高さ3.9cmのコンパクトサイズながら、長時間再生に対応したバッテリーを搭載し、フル充電の状態から最大2時間の投影ができます。
スマホ、Bluetoothスピーカー、モバイルプロジェクターを無線で接続するトリプルワイヤレス仕様もポイント。有線で3つの機器を繋げるとケーブル周りがごちゃごちゃしますが、無線接続なので気になりません。ケーブルも持ち運ばなくていいため、携帯性を重視する方におすすめモデルです。
iOCHOW ミニ プロジェクター iO2S

さまざまなアウトドアシーンにおすすめのモバイルプロジェクターです。ヘッド部分が0〜90°で回転するため、投影角度が定まりにくいアウトドアでも使い勝手が良好。さらに、±40°の自動台形補正機能つきなので、さまざまな角度に対応できます。
荷物の多いアウトドアシーンでも便利なサイズ感も魅力。幅15.4×奥行9.6×高さ27.7cmのコンパクトボディは場所を取りにくいため、携帯性にも優れています。アウトドアでの持ち運びやすさを重視する方は、ぜひチェックしてみてください。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) モバイルプロジェクター 400-PRJ026

自由に角度を切り替えられるモバイルプロジェクターです。本体ヘッド部分を0~40°と90°で調節できるため、自宅の壁やスクリーン、さらには天井などさまざまな場所で映像を楽しめます。また、HD画質の解像度に対応しているほか、200ルーメンの明るさで投影が可能。
スピーカーを内蔵しており、パーティやアウトドアなど複数人で視聴する方におすすめです。さらに、6500mAhの大容量バッテリーによって、最大約1.5時間の連続使用にも対応しています。投射距離は0.6~3mと範囲が広く、最大100インチで映し出せるモデルです。
スマホとの連携に最適なモバイルプロジェクターおすすめモデル
ピコキューブ(PicoCube) 小型プロジェクター S6

可愛らしいキューブ型のモバイルプロジェクター。AirplayやMiracastを使用することで、AndroidとiPhone端末からの映像をケーブル不要で共有できます。USBミラーリングにも対応しているため、接続が不安定の際も安心です。
付属の三脚は台座が直角に曲がるので、天井投影が可能なのもポイント。スマホで撮った映像や写真を、壁や天井問わず自由な姿勢で鑑賞できます。
コンパクトなボディも相まって、おうちでも外でも使いやすいモデルです。
アンカー(ANKER) Nebula Capsule Pro D4111N11

臨場感のあるサウンドを楽しめるモバイルプロジェクターです。360°全方向性のスピーカーを搭載しているため、迫力のあるサウンドが部屋のどこにいても楽しめます。
継ぎ目のないアルミのデザインも特徴。シンプルでスタイリッシュなのでどんなインテリアでも馴染みやすく、部屋の景観を重視する方におすすめです。
スマートフォンだけでなく、幅広いデバイスとの互換性を有しているのも本製品のポイントです。HDMIとUSBのインターフェースを搭載しており、スマートフォンやゲーム機の映像を投影できます。
スタイリッシュさと汎用性を兼ね備えたモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
Artlii モバイルプロジェクター Venus-JP

外部サービスとの連携も可能なモバイルプロジェクターです。Android TVを搭載しており、アプリをダウンロードすれば、単体でYouTubeやNetflix、Huluなどを楽しめるのが魅力。また、AirplayやMiracastを通して、スマートフォンやタブレットの画面をケーブル不要でスクリーンに映し出せます。
画質を重視する方にもおすすめです。1080pのフルHD画質はもちろん、最大4K画質にまで対応しているため、迫力のある映像が楽しめます。3D映像のサポートもしているので、専用メガネを装着することで3D映画を鑑賞できます。
高画質大画面の迫力でおうち時間を充実させたい方におすすめのモデルです。
FunLogy 小型プロジェクター X-03

ヘッド部分が90°回転するモバイルプロジェクターです。自由に角度をつけられるため、部屋の壁やスクリーンだけでなく天井にも投影できます。また、自動台形補正機能を採用しており、さまざまな方向から投射しても歪みの少ない映像を楽しめるのがポイント。
プロジェクター自体にもWi-Fiを搭載しているので、Wi-Fiがない環境でもスマホのミラーリングができるのもポイント。外出先やアウトドアシーンでもスマホとの連携ができます。
筒状にコンパクトに収まり、持ち運びも簡単。インドアでもアウトドアでも活躍するモバイルプロジェクターを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ZCGIOBN モバイルプロジェクター E3AB

Bluetooth4.0に対応したモバイルプロジェクターです。Bluetoothのヘッドホンやイヤホンをプロジェクターに接続しても、遅延の少ない音声を楽しめます。
小型で軽量な本体は、スマホと一緒に持ち歩いても気になりにくいのがポイント。外出先でスマホの画面を映し出したいときに便利なモデルです。
さらに、コンパクトなボディにAV・USB・HDMIなどのインターフェースを揃えているため、スマートフォンだけでなく、パソコンやゲーム機の映像出力も行えます。
モバイルプロジェクターは、ビジネスシーンでのプレゼンや会議用途はもちろん、家中のさまざまな部屋やアウトドアでの動画鑑賞にも活躍します。テレビやモニターではなかなか実現できない大画面での視聴も可能なので、映像の楽しみ方が広がるアイテムとしておすすめです。