キャンプへ行こう! でも、テントもないしキャンプサイトの設営方法もよくわからない。行ってからモタモタするのはかっこ悪いけど、家族や彼女にかっこいい姿を見せたい。そんなアウトドアビギナーに贈る、テントの張り方とおすすめテント4選を紹介します。簡単なポイントを事前にチェックするだけで、スムーズにテント設営ができます。今回ご紹介するポイントを踏まえて、アウトドアを楽しみましょう。
ポイント1:候補地の立地状況を考えよう
テントを設営するのにいい場所を発見したら、誰かに取られる前に早くテントを建てたい、そう思ってしまいがち。でも、あせらずに周りを見渡し、まずその場所の立地状況をよく考えてみましょう。例えばキャンプ場のテントサイトなら、トイレや炊事場に近いと便利だけど、他の利用者が自分のテント付近を歩くことも多くなるので、落ち着かない思いをすることも。他人の足音が気になる人は施設から少し離れた場所に建てましょう。
ポイント2:候補地周辺の地形を考えよう
キャンプは晴天時にやる場合が多いので、意外と気が回らないのが雨天時の雨水の流れ。まず、そこにテントを建てて大雨が降ったと想定しましょう。窪地などで水がたまりやすい地形になっている場合は雨水でテントが水没するのでやめておきましょう。どんなに天気予報を信じても、100%雨が降らない保証はありません。水はけがよく、雨水の影響を受けにくい場所を探しましょう。
ポイント3:傾斜・地面のデコボコはないか
テントは大切な睡眠をとるベッドルームでもあります。傾斜地に寝てみるとよくわかりますが、わずかでも傾斜や排除できないデコボコがあるととても気になるものです。地面が砂の場合は少しでも地面をならすことで一定の水平性は確保できますが、芝の場合や原野の場合は平らな場所を探す必要があります。
おすすめの人気テントロゴス(LOGOS) Q-TOPドーム
ここから、オススメのテントをご紹介します。まずはロゴスから、簡単設営のテント、Q-TOPドーム。ロゴス独自のQ-TOPシステムでとても簡単な設営が可能となっています。設置から組み立てまでわずか3分。設営に手間取る心配がありません。またベンチレーションの装備で通気性と換気はばっちり。これがあれば本格的なキャンプも可能です。
ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER OUTDOOR) ワンタッチテント
設営時間が脅威の15秒というワンタッチテントの代表格。女性や子どもでも簡単な設営システムで、ワンタッチ設営を実現。目立つカラーリングがテントサイトでも目印となります。ワンタッチテントと言えど、トップシートやメッシュなどこだわりの付属品、ファイバーグラ製ポールや耐水圧加工のシートなどなど、機能も十分に備わっています。
コールマン(Coleman) Red Canyon 8-Person Modified Dome Tent
次はコールマンの8人用テント。ファミリーキャンプならやっぱりこれくらい大きいテントが落ち着きますね。もしもの突然の雨でも荷物を全て収納することが可能で、内部空間は大人が立ってもまだ余裕がある程に高い空間が確保されています。長期滞在でも全員が広々とスペースを使えるため窮屈な思いをすることなどありません。そのため、家族連れでキャンプに行く際におすすめです。
ロゴス(LOGOS) Tepee ナバホ
最近人気再燃のTepeeワンポールテント。アウトドアブランドに代表される各メーカーともにTepeeワンポールテントは必ずと言っていいほどラインナップに加えてきており、アウトドアシーンでも人気のタイプです。構造が極めて簡単で、内部空間は広々としていることが特徴です。また、見た目のシルエットにレトロ感が漂っているのも人気の秘密。各社ともデザインにも力を入れてきていますが、ロゴスのナバホが一歩リードしており、おしゃれキャンプをしたい人にはもってこいです。
大自然の中で非日常を感じることができるキャンプなどのアウトドア体験は、現代人にとっては癒やしのひとつ。また、一般的になったアウトドアギアのおかげで、誰もがかんたんにアウトドアを体験できるようになりましたね。少しのポイントをおさえておくことで適切なギア選びをすることができ、さらにより良いアウトドア体験へとつながります。アウトドアに出かける前にポイントだけチェックして、よりよいアウトドアライフを送ってください。