ラバージグのなかでもタフコンディション時の切り札として知られるスモラバ。なんとか1本出したいときに多用するルアーのひとつで、現在では多くのバスアングラーに浸透しています。
そこで今回はスモラバのおすすめアイテムをご紹介。一見どれも似たように思えますが、細部に違いがあるので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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スモラバとは?使用するメリットは?

「スモラバ」とは「スモールラバージグ」の略で、読んで字のごとく「小さいラバージグ」のこと。単体で使うことも可能ですが、基本的にはトレーラーとしてワームをセットし、それによってさまざまなベイトを演出できるのが特徴です。
シルエットとしては小さいものの、アクションさせるとラバーが水を押し、存在感をしっかりとアピールできるのがポイント。食べ頃サイズでありながらモゾモゾとした動きで躍動感や生命感を出せるので、喰わせ能力に長けているのもスモラバのメリットです。
スモラバの使い方

使い方としてはここぞという場所にキャストして喰わせを意識するのが重要。ボトムでシェイクしたり、中層を漂わせたりするほか、枝やオーバーハングなどに引っ掛けて表層から誘う「吊るし」や「ちょうちん」も効果的です。
また、フォール時やボトムへの着底時もバイトチャンス。コンパクトかつ軽量、さらにラバーの抵抗もあるのでフォールスピードは遅く、フワッとした動きで誘えるのも魅力です。
なお、スモラバは繊細な釣り、いわゆる「フィネス」を代表するルアーのひとつで、タックルは軽いルアーを操作しやすいスピニングが基本。ただ、最近はタックルが進化しており、PEラインとやや硬めのスピニングロッドを組み合わせた「パワーフィネス」や、ライトタックルをベイトリールで扱う「ベイトフィネス」も注目されています。気になる方はぜひチェックしておきましょう。
スモラバの選び方
重さをチェック

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スモラバの重さはカバーの濃さで選ぶのが基本。よりオープンウォーターに近いフィールドであればより軽いウエイトを、やや入り組んだ場所であればやや重めをチョイスしましょう。
また、フィールドのコンディションに合わせるのも重要。よりプレッシャーの高いエリアでは1/32ozや1/16ozなど軽いウエイトから入るのがおすすめです。
なお、PEラインを使うパワーフィネスに関しては、浮力の高いラインとやや硬めのスピニングロッドを使うので、慣れていない方はやや重めのスモラバを選ぶのがおすすめ。また、ベイトフィネスでカバーを撃っていく際にもある程度ウエイトがあるほうが手返しよくキャストできます。ぜひ留意しておきましょう。
色(カラー)をチェック

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スモラバのカラーは水質やベイトの種類で選ぶのがベース。よりクリアウォーターであればナチュラルなカラーが、より濁った水質であればシルエットがはっきり見えるカラーが効果的です。
また、スモラバは甲殻類系のカラーラインナップが豊富なので、各フィールドで捕食されているベイトに合わせるのもおすすめ。その際にはトレーラーのチョイスもマッチザベイトを意識するようにしましょう。
ヘッドの形状をチェック

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ヘッド形状に関してはラウンドヘッドが主流。フルサイズのラバージグのようなアーキーヘッドやフットボールヘッドはほとんどありません。ラウンドヘッド意外ではやや先細りのタイプか、底面がフラットなタイプもあり、前者はすり抜けを、後者は姿勢の安定を意識しています。
なお、ラインアイも製品によって分かれており、縦アイか横アイかの2択。縦アイは前後への可動あり、フォール、ボトムバンプ、ズル引き、中層でのスイミングなど、さまざまな使い方に対応できます。
一方、横アイは可動域が少ない分、一点で誘いやすいのが魅力。対カバーを意識したモデルに多く、なにかに引っ掛けて誘う「吊るし」や「ちょうちん」で使いやすいのが違いです。購入を検討する際は細部までしっかりとチェックしておきましょう。
ガードの有無や本数をチェック

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スモラバはガードの有無や本数によっても違いがあるので注意。種類としてはガードがないタイプ、ガードが1本のみのタイプ、ガードが複数本あるタイプの3つが代表的で、カバーの濃さや根がかりのしやすさによって使い分けるのが基本です。
比較的オープンウォーターで根がかりの心配があまりない、またはよりフッキングを重視したい場合はガードがない(ノーガード)タイプが候補。ちょっとしたカバーであればガード1本タイプ、より根がかりが懸念される複雑なカバーであれば複数本ガードのスモラバを選ぶのがおすすめです。
なお、シリーズ製品のなかにはウエイトの違いによってラバーの本数を変えている場合もあり、より軽いスモラバはガードの本数が少なく、より重たいスモラバはガードの本数が多い傾向にあります。購入を検討する際はしっかりとチェックしておきましょう。
スモラバのおすすめ
オーエスピー(O.S.P) O.S.P JIG ZERO FOUR シンクロ
スカートの長さが3段階仕様となっているスモラバ。フロントはショートで張りを、リアはロングで躍動感を出すなど、なまめかしさにこだわっているのが特徴です。
ウエイトのラインナップは1.2g・1.8g・2.4g・3.5g・5gの5種類。ブラシガードはあえて癖がつきやすい素材を採用しており、ウエイトごとに本数が異なるのもポイントです。
なお、フックもスモラバとしては太軸で、ワイドゲイブかつショートシャンクを採用。比較的大型の魚にも対応できるおすすめの製品です。
オーエスピー(O.S.P) O.S.P JIG ZERO FIVE タッガー
太めで張りのあるスカートを採用したおすすめのスモラバ。ラバーの長さは均一ではなく部分的に異なっており、生命感を出せるのが特徴です。
ラインアイを横合いにすることによってフッキングに配慮しているのもポイント。ウエイトは2.2g・2.7g・3.3g・4g・5gの5種類をラインナップしています。タフコンディションのフィールドでスモラバを使いたいと考えている方はぜひおさえておきましょう。
ディスタイル(DSTYLE) D-JIG
日本を代表するバスプロとして知られる青木大介氏が開発したスモラバ。ラバーのカラーや太さ、硬さはもちろん、カットの形状やラバーの断面形状にも配慮するなど、細部までこだわり抜いているのが特徴です。
ラインナップは0.8g・1.3g・1.8g・2.3gの4種類。フィネスの釣りにしっかりと対応できるので、タフコンディションやハイプレッシャーフィールドで頼りになる製品を求めている方はぜひチェックしておきましょう。
ディスタイル(DSTYLE) D-JIG COVER
純タングステンを使用した対応カバー用のスモラバ。ヘッドの大きさを極限まで小さくしつつも、フォールのしやすさに配慮し、スリ抜けに優れているのが特徴です。
ラインナップは1.8g・2.3g・2.8g・3.3g・3.8gの5種類で、フックはやや太軸を採用。通常のスピニングタックルはもちろん、パワーフィネスでオーバーハングを攻めたり、ベイトフィネスでアシを撃ったりする際にもおすすめのアイテムです。
ボトムアップ(BOTTOMUP) コスモ
タフコンディションに強いおすすめのスモラバ。ボトムでのズル引きはもちろん、中層シェイクやカバーに引っ掛けて誘う「ちょうちん」もやりやすく、オールラウンドに使えるのが特徴です。
ヘッド形状からラインアイの位置、スカートのカッティングなど、細部にまでこだわっているのもポイント。ウエイトは1.3g・1.8g・2.5g・3.3gの4種類をラインナップしています。
ジャッカル(JACKALL) ビーク
対カバー用のスモラバのなかでも「吊るし」や「ちょうちん」で使うのに特化したおすすめのアイテム。タングステンを採用した特殊形状のヘッド、さらにはラインアイをヘッドの後方に位置付けることによって、水平姿勢を安定的に保てるのが特徴です。
ウエイトのラインナップは2.3g・3.3g・4.3gの3種類。フックはいずれもフッ素加工が施された太軸で、ビッグバス狙いのパワーフィネスにもしっかりと対応できるのも魅力です。
エバーグリーン(EVERGREEN) C-4ジグ
喰わせ能力の高いスモラバ。根がかりに配慮してガードを用意しつつも、適度にスタック感をもたせることによってハングオフしやすく、喰わせの間をつくれるのが特徴です。
ウエイトは1.3g・1.8g・2.2g・2.7g・3.3g・3.8gの6種類で、いずれもフォーリングやボトムでの姿勢が安定しているのが魅力。また、ラバーはトレーラーとのマッチングを重視しており、カラーだけでなく、ラメの大きさや量にまでこだわっているのもポイントです。
エバーグリーン(EVERGREEN) カバークリーパー
ヘビーカバー攻略のために開発されたスモラバ。ハイプレッシャーフィールドで活躍するのはもちろん、スレている状況やナーバスな状態の魚にも口を使わせられるのが特徴です。
ラインナップは2.8g・3.5g・4.5g・5.8g・7g・8.8g・10.5gの7種類。シリーズとしては従来のスモラバより強く、かつフルサイズのラバージグより喰わせを意識しているのがポイントです。
ヘッドはコンパクト仕様のタングステンジグヘッドを採用。シリコンラバー、ブラシガード、フック、ワームキーパーなどを含めて、細部にまでこだわりが感じられるおすすめのアイテム。
エバーグリーン(EVERGREEN) スタビル
リーダーレスダウンショットとラバージグをミックスしたのアイテム。サイズ感としてはフルサイズのラバージグとスモラバの間ぐらいで、シリーズとしてはシンカー3.5g+ヘッド2gとシンカー5g+ヘッド2gの2種類をラインナップしています。
シンカーは細めのタングステンシンカーを採用。ラバーのヘッドは合金、フックはオフセットフックで、水平姿勢を保ったまま、カバーに入れられるのが魅力です。
イマカツ(IMAKATSU) アベラバ
根がかり回避能力が高いおすすめのスモラバ。タックルやラインの許容範囲であればさまざまなカバーに対応できるのが特徴です。
スカートの長さは均一ではなく、フロント部分は短くカット。一方で、ロングラバーも残されており、トレーラーのサイズに合わせて連動させることもできます。
ウエイトは0.9g・1.3g・1.8g・2.3g・2.7g・3.5g・4gの7種類で、重さによってシングルガードとダブルガードに分かれているのもポイント。よりオープンなフィールドではライトウエイトのシングルガードを、よりカバーが濃いエリアではややウエイトのあるダブルガードを使うようにしましょう。
イマカツ(IMAKATSU) MCハンガージグ
PEラインを用いたパワーフィネスの釣りで使うのにおすすめのスモラバ。とくに対カバーの「吊るし」や「ちょうちん」で使うのに適しており、積極的に撃っていけるのが特徴です。
ヘッドはラウンドでも偏平でもない、おむすび型を採用。ラインアイの横アイとも相まって、水平姿勢を保ち、横倒れにくいのがポイントです。
ウエイトのラインナップは3g・4g・5g ・7gで、7gのみタングステンを採用。なお、フックは専業メーカー「BKK」の特注フックが付いています。
フラッシュユニオン (FLASH UNION) ダイレクションジグ
姿勢が安定しているおすすめのスモラバ。トレーラーキーパー部分にもしっかりとウエイトを分散することによって低重心化を図っているのが特徴です。
独自のセミデルタラウンドヘッドを採用しているのもポイント。絶妙なスタック感は残しながらも、カバーのすり抜けに配慮しているので、ハングオフを意図的に仕掛け、バイトチャンスを誘発できるのも魅力です。
ウエイトは0.9g・1.3g・1.8g・2.4g・2.8g・3.5g・4.5gの7種類。初めてスモラバを使う方はもちろん、スモラバ使いに自信がある方もぜひ試してみてください。
レイドジャパン(RAID JAPAN) エグダマ タイプ 極
フィールドや季節を問わず扱いやすいスモラバ。スカートはマテリアルの硬さや太さ、断面形状にこだわったオリジナルレギュラーラバーに加え、さらになまめかしく動くオリジナルテーパードラバーを採用しており、喰わせに特化しているのが特徴です。
ヘッド形状はセミアーキー仕様で、カバーのすり抜けにも配慮。ウエイトは0.9g・1.3g・1.8g・2.3g・2.7gの5種類をラインナップしています。
レイドジャパン(RAID JAPAN) エグダマ タイプ レベル
枝などに引っ掛けて誘う「ちょうちん」がやりやすいスモラバ。水平姿勢を取りやすいヘッド形状やラインアイを採用しており、中層に浮いているセレクティブなバスにも対応できるのが特徴です。
また、ラバーに関しても、硬さや太さ、断面形状にまでこだわったレギュラーラバーに加え、テーパードのかかったラバーをコンポジットしているのもポイント。ウエイトは2.5g・3.5g・4.5gの3種類をラインナップしています。
レイドジャパン(RAID JAPAN) エグダマ タイプ カバー
カバーでフィネスな釣りを展開したい方におすすめのスモラバ。すり抜けを重視したヘッド形状を採用しているほか、フックの強度も高く、ブッシュの奥に潜むバスをしっかりと引っ張り出せるのが特徴です。
ラバーはやや太めながらテーパーがかかっているため、しっかりとしなるのもポイント。ウエイトは2.3g・2.7g・3.5g・4.5g・5.5gの5種類をラインナップしています。
デプス(deps) ダブルアールラバージグ
オーソドックスなガードなし・ラウンドタイプのラバージグ。トレーラーキーパーはワームをしっかり固定するダブルキーパー仕様で、通常のキャスト&リトリーブはもちろん、手返しよく撃っていく際にも安心して使えるのが特徴です。
ウエイトは1g・1.7g・3g・4g・5gの5種類をラインナップ。なお、スカートの種類もファインラバースカートとシリコンスカートの2つを用意しています。
ノリーズ(NORIES) カメラバ

By: nories.com
普段使いはもちろん、パワーフィネスでもベイトフィネスでも使いやすいスモラバ。対カバー用のガードセッティングを採用しているほか、細すぎないオリジナルフックを採用しており、コンパクトなシルエットながらも、しっかりとビッグフィッシュとやりとりできるのが特徴です。
ウエイトは2g・2.5g・3.5g・4g・5gの5種類をラインナップ。いずれもヘッドは底面にフラットな面を設けたタングステンヘッドを、トレーラーキーパーはウエイトバランスに配慮したモノフィラキーパーを採用しています。
デュオ(DUO) レアリス スモールラバージグ
オールマイティに使えるおすすめのスモラバ。ボトムトレースはもちろん、中層を漂わす「ミドスト」での使用も意識されており、汎用性が高いのが特徴です。
また、ラバーだけでなく、ティンセルが巻いているのも魅力。ウエイトは1.3g・1.8g・2.7g・3.5g・5gの5種類をラインナップしています。
なお、本製品はデフォルト状態で同社のソフトベイト「Vテールシャッド」の3インチがセットされているのもポイント。トレーラーとの組み合わせに悩みたくない方にもおすすめのルアーです。
ティムコ(TIEMCO) ベイトフィネスジグ ファイン
根がかりの少なさが魅力のスモラバ。ハリ先の出ないオフセット仕様のトレーラーフックを採用しており、カバーに対しても臆することなく撃っていけるのが特徴です。
カードなしのため、スナッグレス性能が高いのもポイント。ウエイトは1.8g・ 2.7g・ 3.5g・ 5gの4種類をラインナップしています。
製品名の通り、やや細めのラインを巻いたベイトフィネスで扱えるほか、スピニングタックル+PEラインのパワーフィネスにも対応できるので、興味がある方はぜひ試してみてください。
バレーヒル(Valleyhill) デビルジグ NS
By: valleyhill1.jp
ヘビーカバーやブッシュを撃つ際に便利なスモラバ。タフレイクに精通するロコアングラーが開発に携わっており、本製品はオリジナルモデルを改良したバーションです。
ラバーやフックはもちろん、ラインアイの位置やスイム姿勢にこだわっているのもポイント。ウエイトは3.5g・4.5g・6g・8gの4種類をラインナップしています。
タックルはPEラインをセットした、パワーフィネスを用意するのがおすすめ。枝やオーバーハングなどに引っ掛けて表層から誘う「吊るし」や「ちょうちん」をマスターしたい方はぜひチェックしておきましょう。
一誠(issei) ビビビショット #1.5
ワイドゲイプ・ショートシャンクの太軸フックを採用したおすすめのスモラバ。神経質な魚を仕留めるのに有効なアイテムで、ショートバイトであってもしっかり掛けられるのが特徴です。
ガードは極細の形状記憶チタンワイヤーガード1本。スナッグレス性を意識しつつも、フッキングの妨げにならないよう、絶妙なセッティングとなっているのも魅力です。
ウエイトは1.8g・2.6g・3.5g・5g・7gの5種類。フックは「オーナーばり」のオリジナルフックの#1.5を採用しています。
ダイワ(Daiwa) BHミニジグ
スタンダードなスモラバを求めている方におすすめのアイテム。ウエイトラインナップは1.3g・1.8g・2.5g・3.2gの4種類で、重さによってガードとフックを変えており、適材適所で使えるのが特徴です。
いずれもラウンドヘッドですが、1.8g以下は少ないブラシガードに、2.5g以上はやや多めのブラシガードを採用。フックも1.8g以下は細軸、2.5g以上はやや太軸を採用しており、オープンウォーターのフィネスからライトカバーまで対応できるのも魅力です。
ダイワ(Daiwa) スティーズ パワーフィネスジグ
ハイプレッシャーなフィールドやタフコンディション時にも活躍してくれる喰わせ特化型のスモラバ。ラインアイはやや立ち気味の横アイを採用しており、水平姿勢を保ちやすく、「吊るし」や「ちょうちん」がしやすいのが特徴です。
ウエイトのラインナップは2.7g・3.5g・4.7gの3種類。いずれもヘッドはタングステン、ラバーは太細のミックスで、フックは太軸のワイドゲイプを採用しています。
ダイワ(Daiwa) スティーズ パワーフィネスジグ タイプ カバー
対カバー用のスモラバのなかでも入り組んだ難攻不落のヘビーカバーにも対応できるおすすめのアイテム。すり抜けを重視したヘッド形状を採用しているほか、ラバーは短く、全体的にフレアするようにしており、「吊るし」や「ちょうちん」でもしんなり入っていくのが特徴です。
いずれもヘッドはタングステンで、ブラシガードやフックも強靭。トレーラーキーパーはダブルワイヤーワームキーパーを採用しており、ガッチリ固定できるのも魅力です。
ウエイトラインナップは2.7g・3.5g・4.7gの3種類。なお、カバーへの引っ掛かりが気になる場合はトレーラーのワームのパーツを外し、イモの状態で使うのがおすすめです。
スモラバにはトレーラーが必須

By: issei.tv
スモラバは単体で使うことも可能ですが、トレーラーにワームをセットするのが基本。甲殻類を演出したい場合はクロー系やホグ系を、小魚を演出したい場合はそれに準じたソフトルアーを選ぶことによって、さまざまなベイトに変化できます。
ワームのサイズは2〜3インチが目安。スカートの長さやボリュームなども考慮し、違和感のないシルエットにまとめるようにしましょう。
また、ワームの自重やパーツの数なども重要。より重いワームを付けるとウエイトアップが図れ、キャスタビリティの向上が図れます。一方、パーツの多いワームを付けると水中での抵抗がアップ。フォールスピードが遅くなるほか、アクション時の水押しも強くなります。
なお、対カバー用のトレーラーはパーツが多いと引っ掛かりが増えるので注意。アングラーによっては自重アップのみを求め、グラブのテールをカットしたイモグラブを多用する方もいます。ぜひ意識して選ぶようにしましょう。
スモラバにおすすめのトレーラー
ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) 3インチ グラブ
ソフトルアーにおける定番アイテム。3インチながらたっぷりと塩が入っているので、ボリューム感を出し過ぎないながらもウエイトアップを見込めるのが特徴です。
スモラバのトレーラーとしてそのまま付けるのはもちろん、ラバーとの干渉を考慮してテールをカットして使用したり、パワーフィネスにおいてはテールをオールカットしてイモグラブとしてセットしたりするなど、汎用性が高いのもポイント。カラーバリエーションも豊富なので、スカートの色との組み合わせに配慮できるのも魅力です。
ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) 3インチ シュリンプ
その名の通り、エビ系をイミテートしたソフトベイト。自重自体はまずまずあるものの、偏平ボディと各種パーツが抵抗となって、ゆったりとフォールするのが特徴です。
また、本製品はライトテキサスやネコリグなど、さまざまなリグとの相性も良好。汎用性の高いアイテムなので、1パッケージを無駄なく使い切りたい方にもおすすめです。
ゲーリーヤマモト(Gary YAMAMOTO) 2.4インチ ディトレーター
スモラバのポテンシャルを十分発揮するべく開発されたソフトベイト。対になっている触角と爪がなまめかしく動き、バイトを誘うのが特徴です。
各種パーツはレスポンスがよく、小刻みなシェイクでもしっかり反応。喰い気のないバスにも捕食スイッチを入れられます。タフコン時でも頼りになるので、気になる方はぜひチェックしておきましょう。
ディスタイル(DSTYLE) D1 2.2インチ
テールが繊細に動くソフトベイト。ロッドアクションに対してしっかりと反応するのはもちろん、水流を受けるだけでも生物らしさを出せるのが特徴です。
特出したパーツはないものの、ボディにくびれを設けたり、リブをつけたりと細部にまでこだわっているのがポイント。思わず口を使わせたい際に有効なアイテムです。
ディスタイル(DSTYLE) D2 ホグ
コンパクトなシルエットながら強いアクションが出る2インチのホッグ系ワーム。両アームの先にはシャッドテールが付いており、スイミング時はもちろん、ちょっとした動きにも微振動するのが特徴です。
一方、フリーフォール時は各種パーツが抵抗になり、ゆったりと落ちるのもポイント。オープンウォーターで使うスモラバにも、カバーで使うスモラバにも相性がよい、おすすめのアイテムです。
エバーグリーン(EVERGREEN) C-4シュリンプ
細長いシルエットを採用したソフトベイト。スペシャルフォーミュラーを配合しているのも特徴で、匂いで誘えるのはもちろん、口離れしにくいのも魅力です。
カラーラインナップはナチュラル系からアピール系まで揃っているのもポイント。水質やベイトフィッシュに合わせて使い分けるのがおすすめです。
イマカツ(IMAKATSU) アンクルゴビー
細身のシャッド系ワーム。中層でのスイミングでベイトフィッシュを演出するのはもちろん、ハゼやゴリ、ヨシノボリなどの地を這う魚の動きを模倣したい際にも有効です。
わずかな水流でもテールが動くので、スモラバのトレーラーとしても相性は良好。ラバーと同調して、生命感が出せるのが特徴です。
ノリーズ(NORIES) スイッチオントレーラー
スモラバのトレーラー使用を強く意識して開発されたおすすめのソフトベイト。サイズは2-1/2in・64mmで、太く、短いパーツがいきいきと動くのが特徴です。
シルエットとしてはバイトしやすいひと口サイズにまとまっているものの、水中ではしっかりと水を押し、存在感をアピールできるのがポイント。カラーラインナップも豊富で、シルエットがはっきりと出るタイプから透け感のあるタイプまで揃っているのも魅力です。
ボトムアップ(Bottomup) M.P.S 2.4インチ
スモラバトレーラーのなかでも小刻みにシェイクして使うのにおすすめのワーム。サイズは2.4インチで、シルエットとしては細長く、各種パーツがビロビロと動くのが特徴です。
水平時の姿勢を保つべく、マテリアルを低比重にしているのもポイント。パーツには順手のほか、逆手も付いており、フォール時にピリピリと振動するのも魅力です。
ボトムアップ(Bottomup) ギミー 2.4インチ
ボディの刻まれた深いリブと大きめのテールが特徴のワーム。シェイクやジグストなど、縦の動きでモワモワと誘うのがおすすめです。
シリーズでのサイズラインナップは4.5インチ・3.5インチ・2.4インチとありますが、本製品はスモラバのシルエットにもしっかりとマッチする2.4インチ。コンパクトながらボリューム感を出したい時に候補となるアイテムです。
オーエスピー(O.S.P) ドライブクロー 2インチ
丸みを帯びた大きなツメで存在感を示すクローワーム。そのほかのパーツもわずかな水流で動くので、大胆かつ繊細に誘えるのが特徴です。
また、ラインナップが豊富なのもポイント。スモラバのトレーラーとして使う際はスカートのカラーを意識してナチュラルカラーのダウンサイジングモデルを選ぶのがおすすめです。
オーエスピー(O.S.P) ドライブシュリンプ 3インチ
細身のシュリンプ系ワーム。各種パーツがそれぞれ連動することによってなまめかしく動き、バイトを誘えるのが特徴です。
また、細部にこだわりが感じられるのもポイント。凹凸のあるフラットテールやストレートのヒゲなどもわずかな変化に対応して、ナチュラルにアピールしてくれます。
また、ボディ周りの足は小刻みに動くほか、中央に用意された逆手はフォールスピードのブレーキングにも寄与。ラインナップも複数揃っているので、捕食しているベイトサイズを意識して選ぶのがおすすめです。
レイドジャパン(RAID JAPAN) バトルホッグ 2.6インチ
大きな2本のツメとツインカーリーテールを備えたホッグ系ワーム。クローワームともいえるタイプですが、向きや長さが異なる足が付いているなど、細部にこだわりが感じられるのが特徴です。
スモラバのトレーラーとして使う際は本製品の2.6インチがおすすめ。シェイクはもちろん、フォールやステイでも各種パーツが自発的に揺れ、バイトを誘えるのも魅力です。
レイドジャパン(RAID JAPAN) エグバグ
スモラバとトレーラーとの一体感を求める方におすすめのワーム。程よい大きさのシルエットに、派手すぎず地味すぎない存在感のアイテムで、ラバーの動きを殺すことなく、ボリュームアップを図れるのが特徴です。
パーツはヒゲ・アーム・逆手が左右に付いており、それぞれ役割を果たすのもポイント。リブの入ったボディは偏平で、スモラバのフックの収まりがよいのもポイントです。
一誠(issei) ビビビバグ
左右のアームにやや肉厚のパドルテールが付いたワーム。シリーズのサイズラインナップは2.6インチ・3.2インチ・4インチの3種類で、スモラバに合わせるならもっとも小さい2.6インチがおすすめです。
パーツはヒゲ2本、アーム2本に、手が4本の構成。なお、2.6インチと3.2インチは順手ですが、4インチは逆手になっています。リブの入ったボディは偏平で、センターに凹みのラインが入っているので、フックをセットする際はそこを目安に通すようにしましょう。
スモラバはなんとか喰わせたい魚にも口を使わせることができるのが魅力。ただ、細いラインと柔らかめのロッドを組み合わせたライトタックルで使用すると、ルアーロストの頻度も高くなります。よりバイトチャンスが高いスポットは根がかり率も高くなるので、購入する際はまとめ買いも検討してみてください。