持ち運んで好きな場所で好きなコンテンツを視聴できる「ポータブルテレビ」。お風呂場や寝室、屋外などさまざまな場所で使える便利なアイテムです。とはいえ、種類も多く、どれを購入すべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのポータブルテレビをピックアップ。選び方やおすすめメーカーについても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
- 目次
- ポータブルテレビとは?どこでも見れる?
- ポータブルテレビとテレビの違い
- ポータブルテレビの選び方
- ポータブルテレビのおすすめメーカー
- ポータブルテレビおすすめランキング|分離型
- ポータブルテレビおすすめランキング|一体型
- ポータブルテレビのAmazon・楽天市場ランキングをチェック
ポータブルテレビとは?どこでも見れる?

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ポータブルテレビとは、配線不要でテレビ番組などを視聴できるテレビのことです。チューナーを介して地デジ放送などの電波を受信し、テレビ番組を視聴できる仕組み。チューナーとポータブルテレビが分離しているタイプの場合は自宅でしか使えませんが、チューナーを内蔵したモデルなら、屋外へ持ち運んで使うことも可能です。
なかには、無線LANなどを経由してチューナーに保存された録画番組を視聴したり、DVD・Blu-rayなどを再生したりできるモデルもあります。防水に対応していれば、キッチンやお風呂場など水周りでも使用できるのがポイントです。
ポータブルテレビとテレビの違い

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ポータブルテレビとテレビの大きな違いは、持ち運べるか持ち運べないかです。基本的にテレビは据え置きで使うため、アンテナ線のあるリビングや寝室など設置した場所でしか使用できません。
一方、ポータブルテレビは持ち運びを想定して作られたテレビなので、アンテナ線のない部屋でもテレビ番組を視聴できます。
一般的なテレビは50インチ以上の大画面モデルもラインナップされていますが、ポータブルテレビは数インチ〜十数インチ程度と小型モデルがほとんど。それぞれ用途が異なるので、一般的なテレビとは別でポータブルテレビの購入を検討してみてください。
ポータブルテレビの選び方
種類をチェック
室内で使うなら分離型

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自宅など室内で使う予定の方は、チューナーとモニターが分かれた「分離型」のポータブルテレビがおすすめです。チューナー部分をアンテナ線と接続し、無線LANを経由してチューナーからモニターへ映像を映し出す仕組みを採用。アンテナ線がない部屋でもテレビ番組などを視聴できるのがメリットです。
多機能なチューナーを搭載したモデルを選べば、チューナーに保存した録画番組を再生したり、DVD・Blu-rayなどを再生したりできます。
車中泊やアウトドアなどで使うなら一体型

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車中泊やアウトドアなど屋外で使う予定の方は、モニターにチューナーを内蔵した「一体型」のポータブルテレビがおすすめです。
一体型は、内蔵したチューナーがワンセグなどの電波を受信してテレビ番組を映し出す仕組み。アンテナ線などを考慮する必要がないため、自由度が高く、車での移動中や屋外でも気兼ねなく使用できます。
なかには、FMやワイドFM、AM放送などのラジオを受信できるモデルも存在。災害時などの緊急放送も聴けるため、防災対策としてもおすすめのタイプです。
ワンセグ・フルセグの違いをチェック

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ポータブルテレビでアンテナ線を用いない場合、「フルセグ」または「ワンセグ」から電波を受信してテレビ番組を映し出します。ワンセグ・フルセグはそれぞれ特徴が異なるため、事前に把握しておきましょう。
フルセグは、地上デジタル放送をハイビジョン画質で視聴できたり、データ放送を受信したりできるモノ。屋外でも高解像度な放送を視聴できるのが特徴です。
一方、ワンセグは、モバイル機器向けの地上デジタル放送で、映像・音声とデータ放送を受信できるモノ。フルセグに比べて画質が劣るため、10インチ以下の小型モデルに適しています。
なかには、フルセグとワンセグを切り替えられるモデルも存在するので、気になる方はチェックしてみてください。
画面サイズをチェック

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ポータブルテレビを選ぶうえで、画面サイズも重要なポイント。ポータブルテレビは10インチ未満の小型モデルが主流でしたが、現在は10インチを超える大型モデルも増えてきています。画面サイズの選択肢の幅も広がっているので、用途に合った画面サイズのモノを選びましょう。
自宅での使用がメインの方や、迫力ある映像を楽しみたい方は、10インチ以上の大型モデルがおすすめ。一方、屋外などへ持ち運ぶ機会が多い方は、10インチ未満の小型モデルが適しています。
基本的に画面サイズが大きいモノほど重量も重くなるため、画面サイズに加えて、重量も考慮して選んでみてください。
DVD・Blu-rayに対応しているか

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ポータブルテレビで、DVDやBlu-rayなどのコンテンツを視聴したい方は、事前に対応しているかもチェック。DVDやBlu-rayを再生できるチューナーを搭載していれば、離れた部屋でも好きな映画やドラマなどを視聴できます。
DVD・Blu-rayの再生機能は、チューナーとモニターが分かれた分離型に採用されていることがほとんど。なお、屋外でDVDやBlu-rayを楽しみたい場合は、DVDプレーヤーとモニターが一体となった「ポータブルDVDプレーヤー」という別の機器が適しています。
お風呂などで使うなら防水モデルを

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お風呂場やキッチンなど水周りで使う予定の方は、防水モデルをチェック。防水性能を備えたポータブルテレビなら、湯船に浸りながら好きな番組を視聴できます。防水性能は、「IPX◯」と表記される防水レベルを確認。◯に入る数値が高いほど、優れた防水性能を実現しています。
軽く水がかかる程度であればIPX5程度あれば十分。とはいえ、万が一湯船に落としてしまうこともあるので、安心して使いたい方はIPX7以上のモデルがおすすめです。防水性能を備えていれば、汚れてしまっても水を使って綺麗にできるため、長く清潔に使えます。
その他機能で選ぶ
番組を録画できる「録画機能」

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リアルタイムで見られなかった番組をあとで視聴したい方は、録画機能を搭載したモデルがおすすめ。録画機能を搭載していれば、事前に好きな番組を録画しておいて、あとからゆっくり視聴できます。
2基のチューナーを内蔵したモデルなら、番組を視聴しながら裏番組の録画も可能。ゴールデンタイムなど、好きな番組が重なる機会が多い方はチェックしてみてください。
また、録画機能を備えたモデルを選ぶ際は、内蔵ハードディスクの容量もチェック。容量が大きいほど多くの番組を録画できます。外付けのハードディスクを接続できるモデルなら、あとから容量を拡張できるのでおすすめです。
YouTubeやNetflixを視聴するなら「Wi-Fi対応」

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ポータブルテレビでYouTubeやNetflixなどのネット動画を視聴したい方は、Wi-Fiに対応しているかもチェック。Wi-Fi経由でインターネットに接続できれば、場所を問わずタブレットのようにネット動画を視聴できて便利です。
メーカーやモデルによって対応している動画配信サービスが異なるため、事前に確認が必要。自分が契約している、または契約する予定の動画配信サービスに対応したモデルを選んでみてください。
ポータブルテレビのおすすめメーカー
パナソニック(Panasonic)

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「パナソニック」は、東京都港区に本社を置く大手電機メーカー。洗濯機や掃除機などの生活家電をはじめ、空調家電・キッチン家電・美容家電など、幅広い製品を展開しています。
ポータブルテレビに関しては、「プライベート・ビエラ」シリーズをラインナップ。チューナーとモニターが分かれた分離型を展開し、お風呂やキッチンなどで楽しめる防水モデルも扱っています。
機能性も優れており、DVD・Blu-rayの再生機能やWi-Fi機能、録画機能などを備えているのも魅力。高性能なポータブルテレビを探している方におすすめのメーカーです。
シャープ(SHARP)

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「シャープ」は、大阪府堺市に本社を置く電機メーカーです。空調家電・キッチン家電・生活家電・スマホなど、幅広い製品を展開。いずれの製品も性能に優れており、独自機能などを備えたモデルも多くラインナップされています。
ポータブルテレビに関しては、「AQUOS ポータブル」を展開。防水性能を備えたモデルもあり、お風呂やキッチンなどの水周りでも使用できます。音がこもりやすい浴室でも音が聞き取りやすい「防水フロントサラウンドシステム」を備えているのも魅力です。
ポータブルテレビおすすめランキング|分離型
第1位 パナソニック(Panasonic) プライベート・ビエラ 防水モデル UN-10E11
防水性能を備えており、お風呂でも快適に使用できるポータブルテレビです。地デジ放送・BS・110°CS放送を好きな部屋で視聴できるのが特徴。「お部屋ジャンプリンク」に対応した同社の「ディーガ」や「ビエラ」の録画番組もモニターで視聴できます。
USBハードディスクを接続すれば、気になる番組を録画できるのも魅力のひとつ。自動的にチャプターマークを作成する機能や、30秒送り機能などを搭載しているので、録画番組も快適に視聴できます。
最長約3時間30分視聴できるロングバッテリーを内蔵。設定不要で、モニター部とチューナー部の電源を入れて接続を開始すればすぐに使えます。汚れても水洗いできるので、長く清潔に使い続けられるモデルです。
第2位 パナソニック(Panasonic) プライベート・ビエラ 防水モデル UN-10L11
さまざまな便利機能を搭載した、防水仕様のポータブルテレビです。Hulu・U-NEXT・Abema・dTVなど、動画配信サービスに対応しているのが特徴。気になる映画やドラマなどもWi-Fi経由で手軽に視聴できます。
スマホで視聴していたYouTube動画をプライベート・ビエラに転送して視聴できる「キャスト機能」を搭載しているのも魅力。スマホをリモコン代わりにして観たいYouTube動画を大画面で手軽に視聴できます。
また、Bluetoothに対応しており、ワイヤレスイヤホンやワイヤレススピーカーなどと接続して高音質再生できるのもポイント。映画や音楽などを迫力あるサウンドで楽しめます。
外付けのUSBハードディスクを接続すれば、番組を録画できる点もメリット。そのままの画質の録画モード(DRモード)と、最大15倍で長時間録画できる15倍録モードに対応しています。
第3位 パナソニック(Panasonic) プライベート・ビエラ 防水モデル UN-15LD11
DVDやBlu-rayも再生できる高性能なポータブルテレビです。チューナー部にDVD・Blu-rayをセットすることで、好きな場所で好きな作品や映像を視聴可能。防水仕様なので、お風呂場やキッチンなど水周りでも安心して使用できます。
Wi-Fi経由でインターネットにも接続できるため、Hulu・U-NEXT・Abemaなど7つの動画配信サービスを利用可能。ホーム画面に好きな動画配信サービスを登録しておけば、ワンタッチで簡単にアプリを起動できます。
500GBの大容量のハードディスクをチューナー部に内蔵。好きな番組をたっぷりと録画できます。チューナーを2つ内蔵しているので、2番組同時録画も可能です。
防水タッチパネルを採用しているため、お風呂場でも指先で直感的な操作ができます。機能性・利便性に優れたモデルを探している方におすすめです。
第4位 パナソニック(Panasonic) プライベート・ビエラ スタンダードモデル 非防水 UN-19FB10H
さまざまな用途で使える汎用性の高いポータブルテレビです。Wi-Fi経由でインターネットに接続でき、ネット動画を視聴可能。ラジオ機能も搭載しているので、放送中のラジオ番組もリスニングできます。
バスレフポート付きのスピーカーボックスを備えており、コンパクトながら高音質サウンドを楽しめるのも魅力。映画やライブ映像なども快適に視聴できます。別売りのUSBハードディスクを接続すれば、番組の録画も可能。リアルタイムで見られなかった番組も、あとからゆっくり視聴できます。
HDMI入力端子を備え、ノートパソコンと接続することでサブモニターとしても使用可能。在宅ワークなどでも活用できるおすすめモデルです。
第5位 シャープ(SHARP) AQUOSポータブル 液晶テレビ 2T-C16AP
家中どこでも持ち運びしやすい16インチのポータブルテレビです。「スリムハンドルスタンド」と軽量設計ボディにより、片手で手軽に持ち運べるのが特徴。IPX6・IPX7相当の高い防水性能を備えているため、お風呂場でも使用できます。撥水コーティングを施しており、汚れが付きにくいだけでなく、お手入れしやすいのも魅力です。
鮮やかかつ精細な映像を映し出せる液晶パネルを採用しているのもポイント。タッチパネルタイプなので、指1本で直感的に操作できます。また、前向き構造の「防水フロントサラウンドシステム」を搭載しており、音がこもりやすいお風呂場でも聞き取りやすいサウンドを実現しています。
チューナー部分には、500GBのハードディスクを内蔵。手軽にテレビ番組を録画可能です。最長約3時間40分連続再生できるバッテリーを内蔵しているので、コンセントの位置なども気にせず使用できます。
ポータブルテレビおすすめランキング|一体型
第1位 東京Deco 9V型 ポータブル 液晶テレビ TDP-o000-OTMTV90TE
9V型のディスプレイを採用した一体型ポータブルテレビです。重量わずか約440gと軽量設計のため、手軽に持ち運べるのが特徴。薄型設計なので、省スペースで収納できます。
USBハードディスクやUSBメモリなどを取り付けることで、地デジ放送を録画できるのも魅力のひとつ。リアルタイムで視聴できなかった番組もあとからゆっくりと視聴できます。
角度を調節できるスタンドを使った「スタンドスタイル」、壁などに吊り下げて視聴できる「壁掛けスタイル」、車のヘッドレストに取り付けられる「車載スタイル」の3つのスタイルで使用可能。幅広いシーンで使いやすいおすすめモデルです。
第2位 ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) 3インチポータブル ワンセグTV AM・FMラジオ KR-006AWFT
コンパクトサイズで持ち運びに適した一体型のポータブルテレビです。ワンセグに対応し、3インチのモニターでワンセグテレビを視聴可能。押しやすいボタンで、簡単に操作できるのも特徴です。
AMラジオ・FMラジオを受信し、ラジオを聴けるのも魅力のひとつ。災害時でも緊急放送などを聴くのにも役立ちます。バッテリーはACアダプターと単3形乾電池の2種類の電源に対応しており、自宅でも屋外でも幅広いシーンで使用可能です。
そのほか、イヤホンが付属しているのもポイント。周囲に人がいる状況でも快適に使えます。災害時にも役立つ便利なポータブルテレビです。
第3位 ダイヤモンドヘッド OVERTIME 17インチ録画機能付きポータブルTV OT-FT17K
17インチの大画面が魅力のポータブルテレビです。フルセグとワンセグの両方に対応しているのが特徴。視聴環境に合わせて自動切り替えするので、さまざまな場所で快適にテレビを視聴できます。
外付けHDDやUSBメモリなどを接続すれば、地デジ番組を録画できるのも魅力のひとつ。あとからお気に入りの番組を見返せます。ACアダプター・DCアダプター・内蔵バッテリーと3種類の電源に対応しているので、幅広いシーンで使用可能です。
大画面ながら比較的リーズナブルに購入できるため、コスパを重視している方もチェックしてみてください。
第4位 ダイヤモンドヘッド OVERTIME 5インチ液晶搭載 フルセグテレビラジオ OT-PT50TE
持ち運びしやすい5インチのコンパクトなポータブルテレビです。本体にアンテナとチューナーを搭載。電波環境に合わせてフルセグとワンセグを切り替える機能を備えているので、外出先でも快適にテレビ番組を視聴できます。
FMラジオを受信できるのも魅力のひとつ。災害時などで情報を取り入れたいときにも活躍します。ACアダプターに加えて、USBからも充電が可能。モバイルバッテリーなどを使って充電できるのもポイントです。
本体の背面には、収納可能なスタンドを搭載。立て掛けて快適にテレビ番組を視聴できます。また、イヤホン入力端子を搭載。周囲に人がいる状況でも気兼ねなくテレビを視聴可能です。
第5位 カイホウジャパン(KAIHOU) 5インチ液晶フルセグTVラジオ KH-TVR500R
5インチのディスプレイを搭載した、ポケットサイズのポータブルテレビです。フルセグの高解像度なテレビ番組を視聴できるのが特徴。ワイドFMも受信できるため、災害時にも役立ちます。
USBと内蔵バッテリーによる、2種類の電源に対応しているのも魅力のひとつ。近くにコンセントがない場所でも使用でき、バッテリーが少なくなってもモバイルバッテリーなどから給電して使えます。
本体背面には、コインスタンドポケットを搭載。手持ちの硬貨を使って本体を立て掛けて、快適にテレビ番組を視聴できます。そのほか、内蔵スピーカーによる音声出力に加えて、イヤホンを使った音声出力ができるのもおすすめポイントです。
ポータブルテレビは、好きな部屋へ持ち運んで快適にテレビ番組などを視聴できる便利なアイテム。屋外で使用したい方は、チューナーを内蔵した一体型がおすすめです。より幅広いコンテンツを楽しみたい方は、動画配信サービスに対応しているかもチェック。ぜひ自分に合ったモデルを見つけてみてください。