調理や料理の盛り付けなどに、あると便利な「菜箸」。通常の箸より長いため、火元から遠い位置で調理できるのがメリットです。お弁当を詰めるのに便利な短いモノや、トングのようにしっかりつかめるモノなど、さまざまな製品が販売されています。
本記事では、菜箸の選び方と人気のおすすめ製品について、詳しくご紹介。竹製・シリコン製・ステンレス製など、素材の違いについても解説しています。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
菜箸とは?

By: amazon.co.jp
菜箸とは、調理や料理の盛り付け用に、通常よりも長めに作られた箸のことです。火元からの距離が遠くなるため熱を感じにくく、安心して調理できるのが特徴。調理中に火傷しにくくなるのも嬉しいポイントです。
菜箸は耐熱性の高い素材が使われていることが多く、火に近いところで扱っても溶けにくいのが特徴。主な素材として、シリコン・ステンレス・竹などが使用されます。
料理の盛り付けや、取り分けをしたいシーンにもおすすめ。先端が細くなっているモノなら、細かい盛り付け作業も容易に行えます。扱いやすい、短いサイズのモノも販売されています。
菜箸の選び方
素材で選ぶ
軽くて調理や盛り付けともに使いやすい竹製・木製

By: amazon.co.jp
昔ながらの竹製・木製の菜箸は、軽くて使いやすいのがメリットです。長時間使っていても疲れにくいため、さまざまなシーンで活躍します。ただし、高温調理に使う場合は注意が必要。使用方法を誤ると、先端が焦げたり、折れたりしてしまう可能性があります。
また、しっかり乾燥させないとカビが発生してしまうため、丁寧にお手入れする必要があります。衛生面が気になる場合は、抗菌・防カビ加工がほどこされた天然木の製品を選んでみてください。
竹製・木製の菜箸は劣化が早いぶん、ほかの素材よりも価格が安い傾向にあります。定期的に買い替えて使うのがおすすめです。
調理器具を傷付けにくく食材がつかみやすいシリコン製

By: rakuten.co.jp
ホーロー製やフッ素加工がほどこされた調理器具を使用しているなら、シリコン製の菜箸を検討してみてください。シリコンはやわらかい素材なので、鍋やフライパンを傷付けにくいのが特徴です。
また、食材をしっかりつかみやすいのも嬉しいポイント。熱伝導性も低く、長時間使用するシーンでも安心です。しかし、高温に弱い場合もあるため、揚げ物に使用するときは注意しましょう。事前に説明書を読んで、耐熱温度について確認しておくのがおすすめです。
シリコン製の菜箸は、おしゃれなデザインのモノも多く展開されています。キッチンを明るい空間にしたい方は、シリコン部分に鮮やかなカラーが使われているモノを選んでみてください。
耐久性が高く高温調理に適しているステンレス製

By: amazon.co.jp
菜箸を何度も買い直したくない方は、耐久性の高いステンレス製を選びましょう。ステンレスは錆びにくく汚れにも強い素材なので、一度購入したら長く使えます。ニオイや色も移りにくく、衛生的に使えるのが魅力です。
高温でも劣化しにくいため、揚げ物・炒め物など火を使う調理におすすめ。食洗機に対応したモノも多く、お手入れが簡単にできるのもメリットです。
ステンレス製のデメリットは、ホーロー製やフッ素加工がされた調理器具との相性が悪いこと。硬い素材なので、コーティングを剥がしたり、傷付けたりしてしまう可能性があります。また、ほかの素材と比べて重さがあるのも、覚えておきたいポイントです。
長さは調理なら30cm、盛り付けなら25cmを目安に選ぼう

By: rakuten.co.jp
菜箸を購入するときは、用途に合った長さを選ぶのも大切です。調理用として選ぶなら、長さ30cm程度の製品がおすすめ。揚げ物のように火元から離れて調理したい場合は、長いモノを選ばないと火傷してしまう危険性があります。
菜箸を料理の盛り付けに使うなら、25cm程度のモノで問題ありません。長い菜箸だと、細かい作業がしにくい場合があります。火を使わないシーンでは、短い菜箸のほうがスムーズに操作できます。
形状をチェック

By: amazon.co.jp
菜箸には、さまざまな形状のモノがあります。持ち手や先端の形状にも注目すると、より使いやすい製品を選べます。
調理中に菜箸が転がるのを防ぎたい場合は、持ち手に角があるモノを選ぶのがおすすめ。四角形・六角形・八角形などさまざまな製品が展開されています。角があることで安定感が生まれ、調理台や食器に置いても転がりにくくなります。
調理台に菜箸を直置きしたくない方は、スタンドが付いているモノを検討してみてください。先端が細いモノなら、繊細な作業がスムーズに行えます。お弁当や料理にデコレーションをしたい方にもおすすめです。
また、食材のつかみやすさを重視するなら、割り箸のような四角型タイプが便利。面と角の両方を使ってはさめるので、滑りやすい食材もスムーズにキャッチできます。
食洗機対応かチェック

お手入れを簡単に済ませたい方は、食洗機が使えるかどうかも確認しましょう。菜箸は食材に直接触れるモノなので、清潔さをキープするのが大切です。食器と一緒に食洗機で洗えれば、家事の手間を減らせて便利です。
ステンレス製やシリコン製の菜箸は、食洗機に対応しているモノが多い傾向にあります。製品によって異なる場合もあるため、購入前にチェックしておきましょう。
いいとこどりの菜箸トングに注目

By: amazon.co.jp
小さい力でしっかり食材をつかみたいなら、「菜箸トング」をチェックしてみてください。先端は菜箸、持ち手はトングの形状になっているのが特徴です。細かい作業がしやすいため、お弁当作りやスイーツへのデコレーション時にも役立ちます。また、菜箸とトングを別で用意する必要がないので、収納場所を取らないのもメリットです。
菜箸のおすすめ|竹製・木製
パール金属(PEARL METAL) Easy Cooking 竹製 料理用 菜箸 C-8770
さまざまな調理器具を販売する「パール金属」のシンプルな菜箸です。天然の竹を使用した、ベーシックな製品。先端には滑り止め加工がほどこされており、安心して食材をつかめます。価格が比較的安いので、気軽に使えます。
持ち手の部分が赤に塗られているため、ほかの箸と見分けやすいのも特徴。長さは、33cmと余裕のあるサイズ。加熱調理をするときに役立ちます。
酒井産業 調理箸 3膳組 竹
九州産の竹に炭化加工をほどこした、おすすめの菜箸。持ち手は太めに設定されており、安定感があります。しっかりと持ちやすいよう、丸い形に加工されているのも魅力。熊本県の職人が丁寧に仕上げた、日本製の菜箸です。
先端は四角形になっており、食材をつかみやすいのもメリット。炒め物や揚げ物はもちろん、盛り付けや取り箸としても活躍します。また、3点セットなので、コストパフォーマンスも良好です。
不二貿易 菜箸セット モノトーン
柄の違う4種類の菜箸がセットになったアイテムです。シンプルでおしゃれなデザインで、キッチンに馴染みやすいのが魅力。ボーダー柄は調理用、ドット柄は盛り付け用など、柄によって使い分けるのもおすすめです。よりお得な5本セットや、北欧柄・猫柄なども展開しています。
先端は食材をつかみやすいよう、滑り止め加工がされています。デザイン性とコストパフォーマンスの高い菜箸を探している方は、チェックしてみてください。
みよし漆器本舗 菜箸 27cm ha-393
天然木に抗菌加工をほどこした、清潔に使える菜箸です。「ゼオミック」という無機抗菌剤を塗料に配合しており、さまざまな細菌に対して抗菌効果を発揮します。さらに、安全性の高い銀イオン加工もプラス。衛生面が気になる方にぴったりの製品です。
適度な重みがあるため、盛り付けしやすいのも特徴。先端は細くなっており、繊細な作業がスムーズに行えます。また、食洗機にも対応しているので、家事の時短に繋がります。カラーバリエーションは、ワインレッドとグレーの2色。いずれも、高級感のあるおしゃれな見た目です。
菜箸のおすすめ|シリコン製
サーモス(THERMOS) シリコーン菜箸 KT-C001
先端にシリコン加工をプラスした、滑りにくく持ちやすい菜箸です。耐熱性が高いのが嬉しいポイント。また、長さは30cmと使いやすいサイズで、さまざまなシーンで役立ちます。
食洗機に対応しており、お手入れしやすいのも特徴です。ブラックで統一されたシンプルなデザインで、長く使えるおすすめの製品。フッ素コーティングがほどこされたフライパンなどで使用しやすいのもメリットです。
マーナ(marna) シリコーン菜ばし K690
調理中の音が気になりにくい、シリコン製菜箸です。先端がシリコンのため、鍋やフライパンと当たっても音がしにくいよう設計されています。調理器具を傷付けにくいのも、嬉しいポイントです。
先端の色はレッド・イエローから選択できます。おしゃれな明るいカラーリングで、キッチンを華やかに演出します。スタンダードな30cmと、ミニサイズの25cmを展開しているため、色違いで揃えるのもおすすめ。食洗機にも対応した、お手入れが簡単な製品です。
適度な長さと重さで、安定感のある使い心地を実現。小さな食材も持ちやすいため、盛り付けや取り分けに活躍します。
山崎実業 シリコーン菜箸 タワー 4274
清潔に使えるモノがほしい方におすすめのキーパー付き菜箸。先端を浮かせて置けるため、調理台に触れることなく安心です。菜箸の先端にソースや調味料が付いていても、調理台を汚さずに済むのがメリットです。
菜箸キーパーは位置調整ができるので、鍋に掛けておくことも可能。取り外して、シンプルな菜箸としても使えます。
先端は滑りにくいシリコン製、グリップ部分は持ちやすいナイロン芯材を使用しています。長時間使用しても疲れにくいよう、軽量に設計されているのも魅力。ブラックとホワイトの2色から、キッチンに合うおしゃれなモノを選んでみてください。
オクソー(OXO) シリコン 菜箸 ブラック 1132380
2本まとめて収納できるホルダーが付いた、おしゃれな菜箸です。セットで収納できるので、1本だけ見つからないといった事態を防げるのがメリット。調理中は、ホルダーを箸置きとして使用できるのも特徴です。
先端には、耐熱性の高いシリコンを配置。高温調理が必要となる揚げ物・炒め物を作るときにおすすめです。調理器具や食器を傷付けにくいため、フッ素加工の鍋・フライパンを使っている方も安心です。
持ち手が四角く設計されており、調理中に転がってしまう心配もありません。快適に使える菜箸を探している方は、チェックしてみてください。
パール金属(PEARL METAL) ベジライブ シリコーン味見チョップスティック CC-1091
持ち手側に小さなスプーンとフォークが付いた、個性的な見た目の菜箸です。スープや煮物はスプーンですくって、具材への火の通り具合はフォークで刺してなど、さまざまシーンで活躍します。スプーンには、約2.5ml・約5mlが測れる目盛りが付いており、調味料の調整に便利です。
先端はシリコンゴムで覆われているため、食材をしっかりキャッチします。小さい食材や麺類も滑りにくいので、盛り付けにもぴったり。フッ素加工の鍋やフライパンにも使いやすいのがメリットです。
食洗機に対応しているので、毎日のお手入れも簡単にできます。ホワイトとグリーンのコントラストがおしゃれなアイテムです。
菜箸のおすすめ|ステンレス製
貝印 SELECT100 ステンレス菜箸 33cm DH3104
耐久性が高いステンレスで作られた、長く使える菜箸です。「使いやすい道具はシンプルで美しく、手になじむ」をコンセプトにした、「SELECT100」シリーズの製品。ほかのシリーズ品と合わせて、統一感のあるキッチンを作るのもおすすめです。
長さは33cmと、火を使う調理にぴったりのサイズ。持ち手には六角形デザインを採用しているため、転がりにくいのがメリットです。先端にはブラスト加工がほどこされており、滑りやすい食材をしっかりつかみやすいのも嬉しいポイントです。
佐藤金属興業(SALUS) ステンレス 取り箸 28cm
耐腐食性に優れている18-8ステンレスを使用した菜箸です。色やニオイが付きにくいのが魅力。衛生面が気になる方におすすめです。さらに、食洗機にも対応しているため、お手入れも簡単です。
先端には滑り止めの溝があるので、食材をしっかりつかめます。調理中はもちろん、料理の取り分けや盛り付けにも使いやすい、長さ28cmを採用しています。
下村企販 ステンレス菜箸 23cm 40907
長時間使っていても疲れにくい、ステンレス製の菜箸です。中が空洞になっているため、重量約27gと軽いのがメリット。さらに、持ち手と先端に滑り止め加工をほどこすことで、持ちやすさとつかみやすさを両立させています。
本製品は、金属加工の集積地と呼ばれる燕三条地域で作られた日本製のアイテム。焼けたり色が変わったりする心配が少ないため、頻繁に買い替える手間を軽減できます。よいモノを長く使いたい方におすすめです。
菜箸のおすすめ|菜箸トング
山崎実業 シリコーン菜箸トング タワー 5195
丈夫で使いやすい、菜箸トングです。小さい食材でもしっかりつかめるので、さまざまな料理に役立ちます。先端のシリコン部分は耐熱温度が約220℃あるため、加熱調理にもおすすめ。さらに、弾力性にも優れており、鍋やフライパンを傷付けにくいのもメリットです。
トング中央部分にはスタンドになる突起が付いているので、調理台への直置きを防げます。食洗機にも対応した、衛生的に使える製品です。
サンクラフト ナイロン菜箸トング L GF-08B
継ぎ目のない、オールナイロン製の菜箸トング。洗いやすい形で食洗機にも対応しているため、衛生的に使えます。また、調理器具を傷付けにくいので、フッ素加工がほどこされたフライパンや鍋を使っている方にもおすすめです。
耐熱温度が230℃あるため、揚げ物のような高温調理にも使えます。シンプルなデザインで、キッチンに馴染みやすいのも魅力です。
ヨシカワ EAトCO イイトコ 菜箸トング AS0029
耐久性が高く、長く使えるステンレス製の菜箸トングです。先端が細く左右が自然に揃うので、繊細な作業をしやすいのが特徴。お弁当の盛り付けや細かい食材のトッピングなどを、きれいに行いたい方におすすめです。
また、持ち手の端には窪みがあり、鍋や食器の縁から滑りにくいよう工夫されています。さまざまなシーンで使える、汎用性の高い製品です。
下村企販 握りを軽くした 菜箸トング 42571
日本製の菜箸トングです。ステンレス製なので熱に強く、劣化しにくいのが特徴。先端には滑りにくい凹凸加工がほどこされているため、薄いお肉や滑りやすい麺類もしっかりつかめます。
挟む・つかむだけでなく、食材を返したり、混ぜたりするのにも使えます。バーベキューなどのアウトドア用としても活躍する汎用性の高い製品です。
菜箸の売れ筋ランキングをチェック
菜箸のランキングをチェックしたい方はこちら。
菜箸は1本持っていると便利ですが、用途によって使い分けをすると、より作業効率が上がります。調理には耐熱性が高く長いモノ、盛り付けには操作しやすく食材をつかみやすいモノを選ぶのがおすすめ。ご紹介した選び方やおすすめ製品を参考に、家庭にぴったり合う菜箸を探してみてください。