自宅シャワーの水圧に物足りなさを感じている方は、水圧シャワーヘッドを導入するのがおすすめです。水圧をアップすることで水の勢いがよくなるため、心地よさを得られるだけでなく、泡を洗い流しやすくなることで節水効果も期待できます。

そこで今回は、水圧シャワーヘッドのおすすめ製品をご紹介。選び方も詳しく解説します。

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• 目次
• 水圧シャワーヘッドとは？
• おすすめの水圧シャワーヘッド
• 水圧シャワーヘッドの選び方

水圧シャワーヘッドとは？

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水圧シャワーヘッドとは、シャワーヘッドから出る水の量を調節できるシャワーヘッドのこと。ヘッドの大きさ自体を小さくしたり、穴の数を少なくしたり、穴のサイズを小さくすることで水の出る量を抑え水圧を高めています。ホースで水を撒くときに、指で先端を狭めると水の勢いが上がるのと同じ仕組みです。

そのため、同じ時間使っていても出てくる水の量が減り、節水につながります。シャワーの勢いがよくなるので洗髪時のスカルプケアや、肌へのマッサージなどに活用できることもポイント。水圧シャワーヘッドを上手に活用することで、いつものシャワータイムをより快適にしましょう。

おすすめの水圧シャワーヘッド

タカギ(takagi) シャワーヘッド JSB012

浄水器をはじめとした水回り用品の専門メーカー、タカギの水圧シャワーヘッド。リーズナブルな価格が特徴です。取り付けも簡単に行え、タカギをはじめトートーやリクシルのシャワーヘッドならそのまま交換可能。その他メーカーの多くもアダプター対応しています。

本製品は水圧が弱いと感じている家庭にもおすすめの低水圧対応タイプ。シャワーに勢いをプラスし、快適なバスタイムを楽しめます。ガス代と電気代を合わせて最大31％の節湯ができるのも魅力です。

また、シャンプー中など目を閉じたままでも簡単に操作できる水止めスイッチ付き。軽いワンタッチ操作で出したり止めたりできるので、お湯を無駄にしません。シンプルな作りで使いやすい、おすすめの水圧シャワーヘッドです。

タカギ(takagi) キモチイイ バブルシャワピタ JSB023BW

約0.0002mmのウルトラファインバブルを発生させると謳われている水圧シャワーヘッドです。約3550万個/mlの超極小気泡を含んだ、ソフトな肌触りが特徴。浴び心地はキープしたまま、約40%の節水効果が期待できると謳われており、光熱費を節約したい方にもおすすめです。

本体背面のスイッチでバブルのオンオフを切り替えられるほか、手元のボタンで水を出したり止めたりできるのもメリット。工具は不要で簡単に取り付けられるので、気軽に交換できます。

さらに、同社の従来品と比較して高い洗浄力を有しているのもポイント。メイク汚れや皮脂汚れをさっぱり洗い流したい方は、チェックしてみてください。

サンエイ(SANEI) シャワーヘッド PS-303-81XA

水栓をはじめとした、水回り製品を開発しているSANEIの水圧シャワーヘッド。お風呂タイムを快適にする製品づくりに力を入れているメーカーならではの製品です。

穴径0.3mm、穴数239個のシャワーヘッドから出てくるお湯は繊細で密度の高い肌あたりを実現し、気持ちのよいシャワータイムに役立ちます。髪の毛1本1本を通り抜けるような浴び心地が魅力です。

また、節水効果は同社従来型のシャワーヘッドに比べ約50％を実現。4人家族で使用した場合、水道代とガス代を合算すると年間で2万円以上節約できる場合もあるため、経済的です。

さらに、手元で簡単にシャワーを止められる水止めスイッチも搭載。お風呂掃除や赤ちゃんの沐浴など、こまめに水を止めたいときに役立ちます。スリムでスタイリッシュなメタリック仕様で、汚れも目立ちにくいおすすめの水圧シャワーヘッドです。

サンエイ(SANEI) シャワーヘッド アジャストシャワーメタル PS3032-80XA-SVP

手元のボタンで水量を調節できる水圧シャワーヘッドです。最高流速は34.9km/h、最低流速は17.7km/h。しっかりと洗い流したい場合はパワフルにし、顔まわりなどの繊細な部分はやさしい水流で洗うなど、使い分けられるのがメリットです。

また、シャワー穴の形状もポイント。散水板の中央部分に配置された星形の穴によって、水流の強弱にアクセントが加わります。洗う部位や好みに合わせて、水圧や水流を細かくコントロールしたい方におすすめです。

さらに、ボタンを押すと水流がストップするのもポイント。出しっぱなしにせず、こまめに止水することで、水道やガスの節約につながります。工事や工具が必要なく、簡単に取り付けられるのも魅力です。

サンエイ(SANEI) 低水圧用シャワーヘッド PS321B-81XA-MW2

約25%の節水効果が期待できると謳われている水圧シャワーヘッドです。水道代やガス代を節約したい方にぴったり。SAN-EI・TOTO・LIXIL・KAKUDAIなど多くのメーカーに対応しており、工具なしで簡単に取り付けられるのが魅力です。

使用水圧は0.05〜0.3MPa。水の広がり方は一般的な大きさで、体を洗ったりお風呂掃除をしたり、さまざまな用途に使えます。強めの肌あたりが好きな方におすすめの低水圧用シャワーヘッドです。

また、価格が比較的安いのもメリット。水圧シャワーヘッドを試してみたい方や、低予算で交換したい方に適しています。さらに、重さが79gと軽量なのもポイント。薄型でコンパクトな水圧シャワーヘッドを探している方はチェックしてみてください。

トートー(TOTO) 低水圧用シャワーヘッド THY731

簡単に取り替えられる水圧シャワーヘッドです。TOTO・KAKUDAI・SAN-EIのシャワーホースはそのまま使用可能。KVK・MYM・ガスターなどの製品には、別売りのアダプターを使用することで取り付けられます。手軽に交換できるのが魅力です。

本製品は、水圧の低い家庭や、シャワーの勢いを強めたい方にもおすすめの低水圧用アイテム。勢いのあるシャワーで体を洗い流したり、お風呂掃除をしたりしたい方はチェックしてみてください。なお、水圧0.1MPa以上では使用できない点には留意しておきましょう。

トートー(TOTO) ワンダービートマッサージシャワーヘッド THYC10R

日本はもちろん海外でも高い知名度のあるトートーの水圧シャワーヘッドです。1分間に1,600回もの高速旋回水流により、高圧シャワーを実現。断続感のある強い刺激により、心地よく使えます。

優しい肌あたりにしたいときはスプレータイプに切り替え可能。シャワーヘッドの取り付けは外して交換するだけと簡単なのはもちろん、多くのメーカーに対応するアダプターも付いているので安心です。

また、経済的に使用できるのもポイント。同社従来型のシャワーヘッドに比べ、4人家族で1年あたり約7000円節約できる場合があります。刺激のある水圧と優しい肌あたりの両方を楽しみたい方におすすめの水圧シャワーヘッドです。

アラミック(Arromic) 節水シャワープロ プレミアム ST-X3BA

バスグッズを中心に展開しているアラミックの水圧シャワーヘッド。従来の製品よりも最大60％の節水を実現しながら、なめらかなシルクのような肌あたりのシャワーが特徴です。散水板の穴の大きさや配置を入念に設計することで、優しい肌への感触と爽快な水圧の両方を叶えています。

また、見た目は落ち着いた高級感のあるメタリックカラー仕上げ。メッキ加工ではなくステンレスコーティング処理を施しているため、傷や汚れがつきにくく毎日のお手入れも簡単です。

無段階の水量調整機能つきなので、低水圧で物足りないシャワーにもぴったり。ソフト水流は洗顔時や子供のシャワーに、ハード水流はさっぱり洗い流したい頭皮やボディ用にピッタリです。

手元には水止めスイッチがついており、簡単にシャワーの水を止められるほか、水を止めている間も過度な水圧がかかるのを防ぐセーフティバルブ付き。なお、長時間手元スイッチのみで止めていると水が多く漏れ出す可能性があるので、お風呂から出る際はきちんと蛇口を締めましょう。

アラミック(Arromic) スリーディ・アースシャワー 3DLBL-24N

噴射方向を自由に変えられる水圧シャワーヘッド。物足りない水圧を補うだけでなく、角度調整が可能なシャワーヘッドを搭載しています。上下90°、左右360°回転し、使いやすい角度でシャワータイムを満喫できます。

また、散水板と水量調整機能を搭載し、従来の製品に比べて節水効果最大60％を実現。水道代の節約につながります。

水流は頭皮を洗う時もさっぱり気持ちのよいハード水流と、赤ちゃんの沐浴やペットを洗うときにも安心のソフト水流から選べる2タイプ。手元には水止めスイッチも付いており、快適に使えます。

さらに、手元スイッチはシャワーをストップしていても水道の元栓を閉めると自動で通水側に戻る、オートリバース機能を搭載。給湯機やシャワーに余計な負担をかけるのを防ぎ、長く使えます。使い勝手のよいおすすめの水圧シャワーヘッドです。

アラミック(Arromic) サロンスタイルシャワー スカルプケアシャワー SSC-24N

強力な水流を作り出す水圧シャワーヘッドです。ステンレス製の散水板中央から時速40kmの高速水流を出せると謳っているのが特徴。頭皮や髪の皮脂汚れを流すのに適しており、心地よい刺激を求める方にも適しています。

散水板は2重構造になっており、不純物の混入を防ぐフィルターとしても機能するのがポイント。また、同水圧で最大50%の節水効果が期待できる節水構造と、増圧機能が備わっているため、水圧の低い家庭でも勢いのある強い水流を楽しめます。

さらに、ナイロンとABSのハイブリッド素材を使用した、耐久性の高いボディも魅力。マット調の表面処理を施し、高級感のあるおしゃれな外観に仕上げています。インテリアとしても楽しめる水圧シャワーヘッドを探している方は、チェックしてみてください。

日丸屋製作所 シャワーヘッド H-SH-001

浄水機能が付いた水圧シャワーヘッド。亜硫酸カルシウムセラミックボールと浄水フィルターの働きで、水道水に含まれている塩素をダブル除去できると謳われているのが特徴です。

水流はデフォルト・ハード・ソフトの3段階に調節可能。散水板には230個の極細シャワー穴を備えており、勢いのあるきめ細かい水流を実現しています。また、トリプル節水機能による節水効果の高さも魅力。水道代を節約したい方にぴったりです。

また、手元には止水ボタンが付いており、こまめに止水することで節水効果をより高められるのもポイント。使い勝手のよさを重視する方におすすめの水圧シャワーヘッドです。

カクダイ(KAKUDAI) 低水圧用マッサージストップシャワー 356-705

マッサージモード付きの水圧シャワーヘッドです。勢いのある「シャワー」と、ピンポイントで強い水流をあてる「マッサージ」の2種類から選択可能。リング部分を操作することで、簡単にモードを切り替えられます。お風呂のリラックスタイムを充実させたい方におすすめの水圧シャワーヘッドです。

また、手元のボタンで水を止められるのもポイント。お風呂掃除や赤ちゃんの沐浴などの際、少しの間だけ水を止めたいときに役立ちます。水道代を節約したい方もチェックしてみてください。

使用圧力は0.05〜0.3MPa。特別な工具は必要なく、簡単に交換しやすいのがメリットです。KAKUDAI・TOTO・SAN-EIなどのシャワーホースはアダプターなしで取り付け可能。付属のアダプターを使用すれば、MYMやKVKのシャワーホースにも取り付けられます。

オムコ東日本 amane 天音 あまね ストップレバー

スピード感のある水流水圧シャワーヘッドです。径0.19mmの小さな穴を615個備えているのが特徴の水圧シャワーヘッド。一般的なシャワーヘッドの2倍以上の高速水流を実現していると謳われており、繊細かつ勢いのあるシャワーを楽しみたい方に適しています。

作動水圧は0.07〜0.4MPa。マンションの高層階など低水圧の家庭でも、勢いのある水流や、ミストのような柔らかい肌触りを楽しめます。浴び心地のよさを重視する方にもおすすめです。

また、一般的なシャワーヘッドに比べて約65%の水量で使用できると謳われているのもポイント。水道代やガス代の節約方法を探している方にぴったりです。さらに、手元にあるレバーを操作すれば無段階で流量を調節可能。細かくコントロールすることで、より節水効果を高められます。

水圧シャワーヘッドの選び方

水圧の強さで選ぶ

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水圧が弱くて困っている方やより水圧の強いシャワーヘッドを求めている方は、「低水圧用」と書かれているモノを選択するのがおすすめ。低水圧用の水圧シャワーヘッドは水が放射状ではなく直線状に出るため、節水向けの水圧シャワーヘッドよりも水圧の強さを実感しやすいのが特徴です。

また、各メーカーでは水の出る穴を小さくしたり穴の数を変えたりと、さまざまな独自技術を用いています。穴の個数が少なく小さい穴ほど水圧は高くなるので、選ぶ際はシャワー板の穴の大きさや数、配列にも着目して選びましょう。

取り付けやすさで選ぶ

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一般的に水圧シャワーヘッドの取り付けは、工具を必要としません。既存のシャワーヘッドをひねって取り外し、水圧シャワーヘッドを代わりにはめこむだけで完了するので、力の弱い方でも簡単に作業できます。シャワーの元栓がしっかりしまっていることを確認してから作業しましょう。

なお、国内製のシャワーヘッドの一部や海外製のシャワーヘッドでは、シャワーヘッドのサイズが違っていたりネジ山が合わなかったりすることがあります。その場合は、特別な工具や専用のアダプターが必要。取り付けにやや手間がかかります。

多くの製品では、取り付けに必要なモノが同梱されているため、購入時にしっかりチェックしておくと安心です。アダプターが別売りの場合は、別途500～1,000円程度かかることもあるので要注意。まずは現在使っている給湯機メーカーを確認してみてください。

水止めスイッチの有無で選ぶ

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シャワーヘッドの根元に水止めスイッチが付いているタイプは、こまめに水を止められるので、経済的で便利です。シャンプーや洗顔の合間など、つい出したままになりがちなシャワーの水を片手で手軽に止められます。

水止めスイッチが有る水圧シャワーヘッドのなかには、水を止めている間シャワーヘッドに圧がかかることを防ぐために、微量の水が出るタイプのモノがあります。

止めている間に水が漏れてこない製品もありますが、使い終わった後はしっかり給湯機の蛇口で水を止めるのを忘れないようにしましょう。水止めスイッチのみで長時間水を止めた状態だと、シャワーヘッドやホースに圧がかかり、破損の原因になります。