お湯を用意するだけで、自宅で簡単に足湯を楽しめる「フットバス」。バブル機能やジェットバス機能などが搭載されているモノもあり、家事や仕事で1日使い続けた足をいたわるのにおすすめです。
そこで今回は、フットバスの選び方とおすすめの製品をご紹介します。ふくらはぎまで浸かれる深型や収納に便利な折りたたみ式、長く浸かれる保温機能付きなど、人気の製品をピックアップしたのでぜひ参考にしてみてください。
フットバスとは?

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フットバスとは、水やお湯をはって足湯をする小さな浴槽のことで、足浴器とも呼ばれます。お湯をはるだけで使えるので、自宅でも簡単に足湯を楽しめるのが魅力。
フットバスには、電動タイプや電気不要のバケツタイプ、足湯を楽しむための機能が充実したモノなど、さまざまな種類の製品があります。使い方に合った製品を選びましょう。
フットバスの選び方
タイプで選ぶ
電動タイプ

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電動タイプのフットバスは、お湯をあたためる機能や気泡を発生させるバブル機能が充実しているモノが多いのが特徴。自宅での足湯タイムを、よりゆっくりできる時間にしたい方におすすめです。
ただし、電動タイプのフットバスは、コンセントにつないで使うタイプがほとんどなので、電源が近くにある場所で使う必要があります。また、作動時には音のするモノが多く、赤ちゃんが寝ている部屋や、集合住宅などで使う場合には注意が必要です。
バケツタイプ

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電気を使わず利用できるのが、バケツタイプのフットバスです。比較的シンプルな作りで、お手入れしやすいのがポイント。軽量なモノや、コンパクトに折りたたんで楽に持ち運びや収納ができるモノが多いのも特徴です。
バケツタイプのフットバスには、電動タイプのような機能は付いていない場合がほとんどですが、そのぶん気軽に使えるのが魅力。簡易的に足湯を楽しみたい方や、初めて自宅で足湯をする方にもおすすめです。
サイズで選ぶ

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フットバスのサイズは、足の大きさに合わせて選びましょう。足がフットバスの中に入ることはもちろん、入れたときに狭くないか、ゆっくりできるスペースはあるかもチェックしておくと安心です。
また、フットバスは大きすぎると必要なお湯の量が増えてしまい、準備や片付けに時間がかかります。お湯を大量に沸かしたり、たくさんのお湯が入ったフットバスを持ち運んだりするのは大変なため、必要以上に大きいサイズを選ぶのは避けましょう。
フットバスの高さは、くるぶしの上までお湯が入るモノがおすすめ。ふくらはぎまでお湯に浸かれる深型もあります。あまりに浅いと、足を浸けたときにお湯がフットバスからあふれてしまう可能性があるので要注意です。
お手入れのしやすさで選ぶ

お手入れのしやすさもフットバスを選ぶポイントのひとつです。パーツが多いと、部品同士の継ぎ目に水が溜まったり、すき間の汚れを見落としたりする可能性も。シンプルな形状のフットバスであれば、簡単にお手入れできます。
アタッチメントが多い場合は、楽に取り外せるモノがおすすめ。また、電動タイプのフットバスの場合は、水洗いできないパーツもあります。どこまで分解してお手入れできるか、事前にチェックしておくと安心です。
その他の機能で選ぶ
ジェットバス機能をチェック

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ジェットバス機能は、ジェット噴流を発生させる機能。温泉などで楽しめるジェットバスのように、ジェット噴流が足を刺激します。
バイブレーション機能とは異なる種類の刺激を与えられるのが特徴です。自宅で温泉のようなリラックスタイムを演出したい方は、ぜひチェックしてみてください。
その他のリフレッシュ機能をチェック

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電動タイプのフットバスには、機能が充実した製品があります。振動を与えるバイブレーション機能や、気泡を発生させるバブル機能をはじめ、ローラーが自動で回転して、足を刺激する機能が付いているモノも。
バケツタイプのフットバスには、足裏にあたる部分に突起が付いており、自重で足を刺激できるタイプがあります。いくつかのアタッチメントが付いているモノであれば、さまざまな種類の刺激を与えられるのでおすすめです。
保温・加熱機能をチェック

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冬に足湯をする場合、長くお湯に浸かっているとすぐに冷めてしまうことがあります。保温機能が付いているフットバスであれば、お湯が長時間あたたかいまま利用可能です。細かく温度設定できるタイプもあるので、自分が気持ちよいと感じる温度を探したい場合はぜひチェックしてみてください。
また、フットバスには加熱機能を搭載したモノもあります。保温機能がお湯を冷めないようにする機能であるのに対し、加熱機能は水を加熱する機能です。わざわざお湯を用意してフットバスに注ぐのが面倒な方に適しています。
アロマオイルや入浴剤が使えるかチェック

足湯をさらに楽しみたい方には、アロマオイルや入浴剤を入れられるフットバスがおすすめです。香りが付いたり、お湯の色が変化したりすることで、いつもの足湯がさらにくつろげる時間になります。
ただし、製品によっては入浴剤やアロマオイルを入れて使用すると、故障する可能性があるモノも。「アロマオイル対応」などの記載があるフットバスを選ぶと安心です。
フットバスのおすすめ
ヒロコーポレーション 折りたたみ保温フットバス MA-818
保温機能やバブル機能が付いた人気のフットバスです。該当のスイッチを入れるだけでヒーターやバブル機能が使えるので、機械の操作が苦手な方でも安心して使用できます。
なお、本製品は折りたたみ可能。使用時の高さは20.5cmで、折りたたむと9.7cmになります。コンパクトに収納可能なうえ、持ち手が付いているので収納場所からリビングまでの移動も楽々です。
アルインコ(ALINCO) フットリラライム MCR7814
細かい気泡で足の汚れを落とし、振動で刺激するフットバスです。簡単な操作性が特徴で、スイッチを押すだけで振動がスタートします。お湯の温度を冷めにくくする保温機能が付いているので、ゆっくり足湯を楽しみたい方におすすめです。
本製品にはローラー・ポイント・角質取りのアタッチメントが付いているため、いろいろな方法で足をケアしたい方にもぴったり。使っていないアタッチメントはホルダーに収納しておけるので、紛失するリスクを抑えられるのも嬉しいポイントです。
さらに、お湯捨てを簡単にする排水口付き。フットバスを使ったあと、お湯を捨てるときに失敗してしまったことがある方は、ぜひチェックしてみてください。
セレンディピティ(Serendipity) フットバス

折りたたみ式の電動フットバスです。折りたたむとコンパクトになるため、ちょっとしたすき間にも収納できます。取っ手付きで、フットバスを楽に持ち運びたい方におすすめです。
水温は35〜47℃に調節可能で、水からあたため可能。あたたかいお湯に浸かりながら、ジェットバス機能の水流によって足を刺激できます。さらに、タイマーの時間や温度、バブル発生の有無などはリモコン操作で設定可能。汎用性の高いおすすめのモデルです。
ウィキャン(WECAN) フットバス 楽湯〜極〜 WJ-8023
バブル・振動・ヒーターの3機能を備えたフットバスです。液晶パネル付きで操作も簡単。約38〜43℃まで温度設定できるので、自分にとって心地よい温度を探せます。
アタッチメントは軽石・ツボ押し・ブラシの3種類が付属。刺激に変化を付けられて、飽きずに使い続けられるのが嬉しいポイントです。また、足裏のアタッチメントは取り外しできるので、使用するときの気分によって使い方を変えられます。
トリコインダストリーズ アイビル フットバス ルピエ

タイマー設定ができるフットバスです。20〜60分まで10分刻みでタイマーをセットできるので、使いすぎを防ぎたい方にもおすすめ。温度は20〜38℃までは3℃刻み、39〜48℃までは1℃刻みで調節可能。コントロールパネルが付いているため、簡単に温度を設定できます。
さらに、手動のツボ押しローラーが付いているのもポイント。ホワイトで統一された、シンプルなデザインも魅力です。
日本電医研 Ashiyu foot Spa KS-N1010

より広範囲の足をあたためたい方におすすめの、ふくらはぎまで浸かれる深型のフットバスです。サイズは大きめですが、キャスターが付いているので、使うときだけリビングに運んで使用可能。排水ホース付きで、お湯捨てが失敗しにくいのも魅力です。
予熱機能が付いているので、本体に水を入れてボタンを押すだけで、水が38℃になるまであたためられます。運転時間が30分経過すると、時間ランプが消灯して、電源オフのタイミングが分かりやすいのもポイント。浸かりすぎを防ぎます。
本製品には入浴剤を入れるポケットが付いているので、香料や入浴剤を入れて足湯を楽しめるのも特徴。自宅でゆっくりした時間を過ごしたい方におすすめのフットバスです。
イノマタ化学 リラックス足湯 2503

シンプルなバケツタイプのフットバスです。バケツの底には突起が付いており、自重によって足の裏を刺激することが可能。自分が気持ちよいと感じるレベルで刺激できるのがポイントです。
本体に内部には水位の目安になる印が付いているので、お湯を入れすぎて溢れてしまうリスクを軽減します。また、付属しているハンドルは持ち運びだけでなく、足拭き用のタオルをかけておくのにもちょうどよい作りです。
カラーバリエーションはグリーン・レッド・ホワイトの3色。ベーシックなフットバスなので、初めて自宅で足湯をする方におすすめです。
リッチェル(Richell) ハユール フットバスバケツ

バケツタイプでも長時間足湯を楽しみたい方におすすめのフタ付きフットバスです。フタをセットしたまま使用すれば、比較的長い時間お湯があたたかい状態を保てます。ほかにも、上に足拭きタオルなどの小物を置くなど、フタは便利に利用可能です。
なお、フタは取り外せるので、足を自由に動かしたい方にもおすすめ。フタを外した状態であればお手入れも簡単にできるので、衛生的に使えるのもポイントです。お湯が冷めにくいバケツタイプのフットバスを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
野田琺瑯(NODA HORO) たらい TA-40

おしゃれなホーロー製のフットバスです。表面はなめらかなガラス質で、汚れを落としやすいのが特徴。ホーローはニオイがつきにくく、雑菌が繁殖しにくいといわれる素材のため、フットバスを清潔に保ちたい方にもおすすめです。
さらに、本製品は持ち手付きなので、持ち運びにも便利。フットバスを出しっぱなしにはできないけど、頻繁に足湯を楽しみたい方にはチェックしてみてください。
フットバスバレル ポータブル足湯バケツ

広範囲の足を浸けられる深型のフットバスです。フタ付きなので、バケツタイプながらお湯が冷めにくい仕様。バケツの底にはローラーが付いているので、足を刺激しながらゆったりと過ごせます。
カラーバリエーションは青・ピンク・白の3色展開。かわいらしいカラーのフットバスを探している方におすすめの製品です。
マジャ(MAJA) フットバスプロ

アロマオイルを使用できる、特殊発泡スチロール製のフットバスです。軽量で置き場所を選ばないので、持ち運びにも便利。フットバスを置きっぱなしにしておけない方におすすめです。
フタ付きなので、お湯が冷めにくいのも嬉しいポイント。万が一汚れた場合は、スポンジやタオルなどのやわらかい素材を使ってお手入れできます。中性洗剤も使用できるので、清潔に使用可能です。
簡単に足湯ができる「フットバス」があれば、自宅でも温泉のようなくつろぎのひとときを体感できます。アロマオイルや入浴剤を入れたり、バブル機能やアタッチメントを使って足裏を刺激したり、使い方はさまざま。機能やお手入れの方法にも注目して、自分にぴったりの製品を探してみてください。