シャーペンを日常的に使うなら、常備しておきたいのがシャープペンシルの芯。「シャー芯」の呼び名で親しまれており、さまざまなメーカーから数多くの製品が展開されています。しかし、見た目では違いが分かりにくいので、なんとなく選んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、シャー芯のおすすめアイテムをランキング形式でご紹介します。文字の濃さはもちろん、書き味や強度も製品によって異なるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

シャー芯の選び方

濃さで選ぶ

By: amazon.co.jp

シャー芯は、濃いモノから順番に4B・3B・2B・B・HB・F・H・2H・3H・4Hに分かれます。B(BLACK)の数字が大きいほど軟らかくて濃い芯、H(HARD)の数字が大きいほど硬くて薄い芯です。また、HBはHARDとBLACKの中間にあたるシャー芯。F(FIRM)は「引き締まった」という意味のある、Hよりもやや濃いめのシャー芯のことです。

なお、文字や線の濃さは、筆圧を調節することである程度対応できます。ただし、限界があるため、普段の筆圧を考慮しながら好みや用途に合わせて選ぶようにしましょう。

太さで選ぶ

By: amazon.co.jp

シャー芯は、シャーペン本体の芯径に合う太さのモノを選びましょう。文字書き用のシャー芯なら、0.3・0.5・0.7mmの太さが主流。なかでも0.5mmは、シャーペン自体のラインナップが豊富なことから、需要の高い太さです。

罫線の間隔が狭いB罫ノートや手帳に書き込むなら、文字が潰れずにすっきりと見える0.3mmのモノか、もしくは0.5mmのモノが適しています。初めてシャーペンを使う方には、鉛筆に近い書き味の0.7mmか0.9mmのモノがおすすめです。

また、線画(ドローイング)用に多く選ばれているのが、0.3~0.4mmの太さ。細めの芯径は、精密な図面を作成するのに適しています。

強度で選ぶ

By: rakuten.co.jp

現在販売されているシャー芯は、黒鉛と樹脂を混ぜ合わせた「樹脂芯」で作られているモノがほとんど。各メーカーが改良を重ねており、樹脂芯が開発された当時に比べると、曲げ強度が高くなっています。なお、同じメーカーであってもシリーズごとに強度が異なるので、製品の特徴を事前にチェックしておきましょう。

カラーで選ぶ

By: rakuten.co.jp

シャー芯には、黒以外にさまざまなカラーのモノがあります。一通りカラーを揃えて色鉛筆代わりに使うことも可能。いつものシャーペンで気軽にイラストが描けるので、特別な画材を揃える必要がありません。

カラータイプのシャー芯は、色鉛筆よりも消しゴムで消しやすく、気軽に書き直せるのがポイント。紙を汚さずに描画しやすく、イラストはもちろん、グラフや図表などの作成にも重宝します。

ただし、濃く着色した場合は、消しゴムを使っても完全に消しにくいため要注意。色残りが気になる方は、描画時に力を強くかけすぎないようにしましょう。

用途で選ぶ

文字を書く用

文字を書く用のシャー芯に重要なのは、読みやすくはっきりとした線が書けること。一般的に、シャー芯は軟らかいモノほど、濃くはっきりした色が出せます。テストの答案や作文、漢字の書きとりなど文字の正確さが求められる場合は、軟らかいシャー芯をチェックしてみてください。

また、書き込む紙に合わせてシャー芯の太さを変えるのもポイントです。学習用ノートへの筆記は0.5~0.7mm、手帳など細かな箇所への書き込みには0.3〜0.4mmがおすすめ。ただし、シャー芯は細くなるほど折れやすくなるため、強度も考慮しながら検討してみてください。

ちなみに、スケジュールを見やすくしたり試験勉強用のノートを作ったりするときは、黒だけでなく赤や青、緑などのシャー芯を使うと便利です。カラー下敷きで文字を隠して暗記したり、重要な内容を目立たせたりできます。

絵を描く用

絵を描く用のシャー芯選びで重要なのは、思い通りの線や濃さを出せること。滑らかに描画でき、紙に引っかかりにくいモノを選びましょう。特に、HB・B・2Bのシャー芯には適度な硬さと濃さがあり、ラインナップも多いので好みのアイテムが見つかりやすくおすすめです。

また、細かな箇所まで書き込みたいときに重宝するのが、0.3~0.4mmのシャー芯。陰影を付けたり、奥行きを出したりするのにも使いやすい細さです。文字を書くような感覚で使いたい方や、ダイナミックな絵を描きたい方は、0.7~1.3mmの製品を選んでみてください。

ちなみに、イラストの下書きにシャーペンを使う場合は、水色のシャー芯を使うのがおすすめ。黒のシャー芯で下書きすると、ペンを入れたあとに消しゴムで消す手間がかかります。

水色のシャー芯ならスキャンやコピーをした際に色が出にくいため、下書きを消す手間が省けて便利。用途や自分の好みに合わせて適したシャー芯を探してみてください。

シャー芯のおすすめメーカー

ぺんてる

By: amazon.co.jp

1946年に創立した「ぺんてる」は、戦後世界初のノック式シャープペンシル「ぺんてる鉛筆」を発売したことで知られる大手文具メーカー。また、1960年には0.9mmのポリマー芯を発売するなど、シャー芯の普及に大きく関わっているのが特徴です。

三菱鉛筆

By: rakuten.co.jp

1888年創業の「眞崎鉛筆製造所」から、社名を変更して大手文具メーカーへと発展した「三菱鉛筆」。戦後さまざまな文具を製造・販売し、現在の地位を確立しました。「クルトガ(KURU TOGA)」「スタイルフィット(STYLE FIT)」など、数多くのヒットアイテムを生み出しているのが特徴です。

パイロット(PILOT)

By: rakuten.co.jp

「パイロット」は、創業者である並木良輔氏が万年筆を開発したことが起源。現在は一貫生産で質の高い万年筆を筆頭に、ユーザーのライフスタイルに合わせたさまざまな文房具を展開しています。特に、「消えるボールペン」として知られる「フリクション(FRIXION)」は、世界100ヵ国以上で販売されている人気製品です。

シャー芯に関しては、カラータイプもラインナップ。文字を書くのはもちろん、絵を描くときにも活躍するアイテムを揃えています。

ロットリング(rotring)

By: amazon.co.jp

「ロットリング」はドイツの製図用筆記具ブランド。ドイツ語でロットリングは「赤い輪」を意味することから、ロットリングの筆記具には赤いリングのデザインが施されています。

インクボールペン「ティンテンクリ」の爆発的ヒット後も、優れた筆記具を多数開発。製図用筆記具ブランドとして、世界中から人気を集めています。

シャー芯のおすすめランキング|文字を書く用

第1位 ぺんてる アインシュタイン 替芯 0.5mm

紙や手が文字に触れてもきれいに記録を残せるとして、学生から人気のアイテムです。シャー芯の内部にフレームが設けられた「ギガ強芯」仕様なので、折れにくいのも嬉しいところ。また、値段が安いのも魅力です。

カラーは赤・黒・青から選択可能。複数揃えて、スケジュール帳・ノートへの色分け記載にも便利です。さらに、本シリーズには太さが0.2・0.3・0.4・0.7・0.9mmのモノもラインナップされています。

第2位 三菱鉛筆 クルトガ(KURU TOGA) 替芯 0.5mm

細長いデザインを採用したシャー芯です。外側が柔らかく、内側が硬い構造を採用しているのが特徴。尖りやすく、滑らかに書けるのが魅力です。

濃さはHB。また、細長いデザインなので、ペンケースに入れやすくおすすめです。なお、クルトガシリーズのシャープペンシル専用のため注意が必要。ほかシャープペンシルでも使えますが、他製品では先端が尖らないので留意しておきましょう。

第3位 三菱鉛筆 ユニ ナノダイヤ 0.4mm

スタイルフィットシリーズのリフィルにも使用されているシャー芯。太さは、スケジュール帳への細かな書き込みに適した0.4mmです。濃さはHB。また、2段階スライド式を採用しており、一気に多くの芯が出てこないため便利です。

書き味に影響する黒鉛粒子同士の摩擦予防のため、芯に「ナノダイヤ」が埋め込まれているのもポイント。強度はありつつも滑らかに書ける仕様です。1度に減る芯の量が少ないので、コスパを重視したい場合はチェックしてみてください。

第4位 STABILO シャープペン 替芯 ExamGrade 2mm 1009-9803-6-2B

ドイツの老舗文房具メーカー、STABILOが販売しているシャー芯。太さが2mmあるので、マークシートを手早く塗りつぶせて便利です。

濃さも2Bと濃いめで、シャープペンシルに慣れていない方でも使いやすい製品。インパクトのあるケースデザインもポイントです。

第5位 カランダッシュ(Caran d’Ache) シャープペンシル替芯 12本入り

高級ブランドであるカランダッシュのシャー芯。赤色をベースとしたデザインに、ゴールドで刻印された数字とアルファベットがおしゃれです。

濃さはHB。また、同ブランドから販売されている「メカニカルペンシル」用のシャー芯なので、ギフトとしてシャープペンシルと一緒にプレゼントするのもおすすめです。強度があるため折れにくく、書き心地も安定しています。

第6位 ロットリング(rotring) シャープ芯

折れにくいハイポリマー芯を採用したシャー芯です。滑らかな書き心地を実現しながら、折れにくい仕様なのが特徴。書きやすさを重視する方におすすめです。

本製品は12本入りで、0.3〜1mmまでさまざまな太さのモノがラインナップ。濃さも2B・B・HB・H・2Hと、バリエーションが豊富です。

第7位 ラミー(LAMY) シャープペンシル 替芯 0.5mm HB FH 2101

「LAMY 2000」「LAMY twin pen」「LAMY tri pen」といった、ラミーのシャープペンシルに使えるシャー芯です。ケースがコンパクトで持ち歩きに便利なのが特徴。本数は12本で、常備用としてペンケースに入れておくのにおすすめです。

ケースにはブランドのロゴが入っており、見た目を重視して選びたい方にもぴったり。太さは0.5・0.7mmの2種類がラインナップされています。

第8位 ゼブラ(ZEBRA) デルガード シャープペン芯

“芯が折れないシャープペンシル”として人気の高い「デルガード」の純正シャー芯です。デルガード以外のシャープペンシルにも使えます。1ケース40本入りの大容量タイプです。

携帯しやすいスリムな丸筒タイプのケースが特徴。フタはネジ式を採用しているため、ペンケースのなかで勝手にフタが開いてしまうのを防げるのも魅力です。

シャー芯のおすすめランキング|絵を描く用

第1位 コクヨ(KOKUYO) キャンパス シャープ替芯

芯が0.9mmと太く、鉛筆のような書き味を楽しめるシャー芯です。太めなので折れにくく、筆圧が強い方でも使いやすい仕様。デッサンには鉛筆を使うことが多い場合でも、比較的使いやすくておすすめです。

濃さはBを採用。また、書き心地は鉛筆に近いものの、芯を削らなくてよいため効率よく作業ができるのも魅力です。太めのシャー芯を探している方はチェックしてみてください。

第2位 ステッドラー(STAEDTLER) マルス マイクロカーボン

太さ0.3mmのシャー芯です。細めなので、陰影を付けたり、奥行きを出したりするのにおすすめ。また、芯が折れにくく、くっきりとした線が書けるのもポイントです。

さらに、細身な形状を採用しているのも魅力。ペンケースに入れても場所をとりにくく、使い勝手に優れたおすすめのシャー芯です。

第3位 パイロット(PILOT) ネオックス カラーイーノ芯

10本の赤い芯が入った、カラータイプのシャー芯です。ワックスを使わずに作られていることから、消しゴムで消しやすく書き直しもスムーズにできます。

また、折れにくい仕様なので、線画はもちろん、文字の筆記にもおすすめです。利便性に優れたカラータイプのシャー芯を探している方は、チェックしてみてください。

第4位 パイロット(PILOT) ネオックス・グラファイト 0.5mm

滑らかな書き味が特徴的なシャー芯。採用されている「超高純度グラファイト芯」は不純物が少なく、書いているときに引っかかりにくいのが特徴です。

原料に含まれる炭素同士がうまく結合しており、折れにくい仕様なのもポイント。濃く発色するため、クリアな筆跡が残せます。40本入っているので、使用頻度が多い方にぴったりな製品です。

第5位 ファーバーカステル(FABER-CASTELL) スーパーポリマー 0.7mm HB

HBながら、深みのある黒色が表現できるシャー芯です。内部にある粒子の密度が濃く、折れにくいのがポイント。芯の太さは0.7mmと太めなので、キャラクターの胴体を描画する際にもおすすめです。

ケースは1本ずつ芯が出せる仕様で、そのままシャーペンに芯を入れられるため便利。サラサラと描けることから、手早くラフ画が仕上げられます。

第6位 トンボ鉛筆 モノグラフMG

おしゃれなデザインが魅力のシャー芯です。筆記抵抗が少ない仕様なので、描画しやすいのが特徴。色はライトブルーで、スキャンやコピーをした際に色が出にくいのも魅力です。

キャップを左右に動かすことで、取り出す芯の本数が調節できるのもポイント。価格も安く、コスパに優れたシャー芯を探している方はチェックしてみてください。

第7位 ステッドラー(STAEDTLER) マルス ルモクローム色芯

プラスチック製で水・汗による影響を受けにくく、暑い時期や外でのデッサンにも対応できるシャー芯です。カラーはレッド・ブルーの2色がラインナップされています。

芯には滑りにくいよう溝が設けられているため、描画中にブレにくいのもポイント。芯の太さは2mmあるので、大きな画材に書き込む際にもおすすめです。