名前の記入や仕事でPOPを作成する際などにも活躍する「油性ペン」。紙や段ボールだけでなく、プラスチックや布などに書き込める製品も存在し、カラーバリエーションも豊富に展開されています。

ただし、多種多様なモデルが製造されており、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがち。そこで今回は、おすすめの油性ペンをご紹介します。選び方のコツも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

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油性ペンと水性ペンの違い

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ペンの種類には、大きく分けて「油性ペン」と「水性ペン」の2種類が存在します。タイプごとに適した使用用途が異なるので、ペンを購入する際は事前に特徴を把握しておきましょう。

ペンに採用されているインクの主な成分は、溶剤と着色剤の2つ。油性ペンは溶剤に揮発性有機溶剤を使用していますが、水性の場合は水を使っているのが大きな違いです。

また、油性ペンは比較的乾きやすく、プラスチックや金属などに線を引きやすいのが魅力。ただし、ペンキなどの塗料や塩ビなどに線を引くと溶かしてしまう場合があります。一方で、水性ペンはにじみや紙の裏うつりが少なく、筆記面を溶かしにくいのがメリット。油性ペンに比べてニオイが少ない傾向もあります。

油性ペンの選び方

油性ペンの種類をチェック

異なる太さのペン先が1つになった「ツインタイプ」

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ツインタイプの製品は、両端にペン先を備えているのが特徴。太いペン先と細いペン先、または細いペン先と極細のペン先など、異なる太さのペン先を備えており、幅広い用途に対応しやすいのがポイントです。

選択に迷った際は、使用頻度の高いペン先を備えたモデルを選びましょう。また、1本で2役担えるので、かさばりにくいモノが欲しい場合にもおすすめです。

片手で手軽に使える「ノック式」

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「ノック式」は、ペン後部に備えたノックでペン先を出し入れできるタイプの油性ペン。使用する際にキャップを着脱する手間を省けるのが魅力です。また、片手でペン先を出し入れできるのもポイント。両手を使わずスムーズに作業に入れるので、作業効率を高めたい場合にも適しています。

さらに、キャップを紛失してしまう心配がない点もメリット。使用頻度が高い場合はもちろん、子供用の油性ペンとしてもおすすめです。

コスパがよい「カートリッジ式」

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「カートリッジ式」の油性ペンは、詰め替えのカートリッジを内部に入れて使用するのが特徴。インクがなくなってもカートリッジを交換するだけで継続して使用できます。事前に予備のカートリッジを用意しておけば、インク切れによって作業を中断するトラブルも予防可能です。

また、ペン本体を再度購入するコストを削減し、経済的に使えるのもポイント。ゴミの量も減らせるので、環境にやさしい点でもおすすめです。

インクの残量がわかりやすい「直液式」

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「直液式」の油性ペンは、ペン本体に直接インクが充填されているタイプ。筆記する際に線がかすれにくいモノが欲しい方におすすめです。

また、インク残量を把握できるのも直液式の魅力。インクが切れるタイミングを把握しやすいほか、最後までインクを使い切れるのもポイントです。

ペンの太さをチェック

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油性ペンを購入する際は、使用用途に適した「ペンの太さ」を選択するのが重要。名前や宛名書き、メモ書きなどに使うのであれば、1~2mm程度の細字タイプが適しています。

また、書き込むスペースが狭い場合には、ペン先が0.5mmなどの極細タイプが便利。反対に、段ボールやビニール袋などに記載する際は中字〜太字の油性ペン、ポスターなどを作成する際や色塗りには、6〜17mmなど極太タイプを使用して目立たせるのがおすすめです。

また、油性ペンのペン先形状には、「丸芯」と「角芯」の2種類が存在します。方向を気にせず一定の線幅で書きやすい丸芯は、文字を書く際に便利。広範囲に文字を書く場合や色を塗る際は、角芯が適しています。

書きたいモノに対応しているかどうか

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油性ペンを選ぶ際は、書きたいモノへの対応可否もしっかりとチェックしておくのが重要。書きたい素材に対応していない製品を使用すると、文字のにじみやかすれなどの原因になってしまうので注意しましょう。

油性ペンのパッケージには用途などの項目が記載されており、対応するモノの確認が可能。紙・布・ゴム・プラスチック・ガラス・金属・陶器・木など、自分が書き込みたいモノに油性ペンが対応しているか事前にしっかりと把握しておくのがおすすめです。

長時間の使用にはペン先が乾きにくいモノを

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長時間連続して油性ペンを使用するのであれば、ペン先の乾きにくいモデルが便利です。一般的な油性ペンは、ペン先が空気に触れていると乾燥が進んでインクが出にくくなりがち。特に時間をかけてポスターやPOPを作成する場合には、インクのかすれを予防する必要があります。

ペン先が乾きにくいモデルは、キャップを外している時間が長くても乾燥しにくいのがポイント。なかには、キャップを閉めずにペン先を2週間露出した場合でも乾かないと謳われている製品も展開されています。キャップを閉め忘れた場合のトラブルを予防したい場合や、こまめにキャップを脱着する手間を省きたい場合にもおすすめです。

イラストにはカラーセットがおすすめ

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絵ハガキやポスター、POPなどにイラストを描く場合には、油性ペンのカラーセットがおすすめ。異なるカラーを採用した油性ペンが複数種類セットになっているので、カラフルな絵が描けます。

ただし、セットに含まれている油性ペンの本数が製品ごとに異なる点には留意が必要。購入する際は、使用頻度の高いカラーが含まれているか事前にチェックしておきましょう。

油性ペンのおすすめ|極太・中字

三菱鉛筆 ピースマーカー 細字丸芯+太字角芯 PA-152TR

三菱鉛筆 ピースマーカーパー 細字丸芯+太字角芯 PA-152TR

両端に細字丸芯と太字角芯を備えている油性ペンです。使用用途に応じて、太さの異なるペン先を使い分けできるのが魅力。さまざまな素材への書き込みができるので、幅広い用途に使用できます。

また、ソフトな書き心地を実現しているのもポイント。筆記時に嫌な音が出にくいPET繊維芯が採用されており、文字や絵を楽しみながら描けます。

さらに、ストラップ用フックが付いているのもメリット。ストラップを付けてぶら下げたり携帯したりできる点もおすすめです。また、デスク上に置いた際には、フックが転がりを防止する役目も果たします。

ゼブラ(ZEBRA) マッキーワーク P-YYT21

ゼブラ(ZEBRA) マッキーワーク P-YYT21

キャップ部分にオープナーを搭載している油性ペンです。段ボールの梱包に使用されたガムテープなどを裂きたい場合に利用できるのが特徴。オープナーは、優れた耐久性を備えていながら、プラスチックを採用しているため、指を切ったり段ボール内の品物を傷付けたりする心配がないと謳われています。

インクには、従来のマッキーと同じ油性マーカーを採用。段ボールに収納した品物を書き込んだり、伝票に記された個人情報を塗りつぶしたりと便利に使用できます。

本製品は、ペン先を両端に備えたツインタイプ。使用用途に応じて、2mmの細字と6mmの太字を使い分けできる点もおすすめです。

ゼブラ(ZEBRA) マッキー極太 MC-EB-450

ゼブラ(ZEBRA) マッキー極太  MC-EB-450

ペンの両端に極太の平芯と角芯を備えている油性ペン。平芯の太さは8〜17mm、角芯は10mmと、目立つ文字を書けるのが特徴です。

また、アルコール系の油性染料を採用しており、速乾性や耐水性に優れているのもポイント。紙はもちろん、布や木材、ダンボール、ガラス、ビニール袋など、幅広いモノに使用できる点もおすすめです。

パイロット(PILOT) パーマネントマーカー100 MPM-10F

パイロット(PILOT) パーマネントマーカー100 MPM-10F

キャップを外したまま24時間連続で使用できると謳われている油性ペンです。特殊添加剤の皮膜がペン先を覆い、インクの蒸発を防げるのが特徴。筆記時には皮膜が破けてインクが出る仕様です。

また、油性ペンに必要な性能を高いレベルでバランスよく備えた「CSPインキ」が採用されているのもポイント。インクの密着性が高いので、プラスチックなどに線を引きたい場合にも適しています。さらに、筆跡が広がりにくいのもメリット。インキ色素がしっかり留まり、濃い筆跡で文字などを書けます。

太鼓型のキャップはつかみやすい設計。脱着が簡単にできるだけでなく、使用時はペンの後端に付けておけます。ペン先には丸芯の中字を採用。カラーは、ブラック・レッド・ブルーの3色が展開されています。

シヤチハタ 乾きまペン 油性マーカー 中字・丸芯 K-177N

シヤチハタ 乾きまペン 油性マーカー 中字・丸芯 K-177N

キャップをしていない状態でも約2週間ペン先が乾かないと謳われている油性ペンです。1日中キャップを外したまま筆記できるのが魅力。ポスターやPOPを作成する際など、長時間連続で使用する場合にも便利です。

また、アルコール系のインクを採用しているのもポイント。ニオイが抑えられている点もメリットです。さらに、インクの補充やペン先の交換ができるのも長所。経済的に長期間使用できる点もおすすめです。

ぺんてる ペイントマーカー MMP20

ぺんてる ペイントマーカー MMP20

筆記線幅が3mmの中字ペン先を採用している油性ペンです。インクカラーがホワイトなので、黒い素材に線を引きたい場合に便利。色画用紙に文字を書く場合にも適しています。さらに、金属・ガラス・プラスチック・ゴム・木材・陶器など、さまざまなモノに対応できるのもポイントです。

色が濃く、鮮やかに描けるのが魅力。発色のよさにこだわりたい場合にも適しています。また、金属部品が使われていないため、プラスチックゴミとして廃棄可能です。

ぺんてる Knockle cardboard marker ND150M

ぺんてる Knockle cardboard marker ND150M

段ボールに文字や絵を書きたい場合に適した直液式の油性ペンです。インクが濃く、はっきりと目立つ線を引けるのが特徴。文字がかすれた場合は、ボディ後部をプッシュすることでインクの濃さが復活します。

また、ペン本体に透明な素材が使われているのもポイント。内部が透けて見えるので、インクの残量も簡単に確認できます。

サクラクレパス ペンタッチツイン8色セット PK-T8

サクラクレパス ペンタッチツイン8色セット PK-T8

速乾性に優れた8色セットの油性ペンです。黒・赤・青など基本的なカラーが含まれており、ポスターやPOPの作成に適しているのが特徴。紙・段ボール・ガラス・プラスチック・金属などへの書き込みに対応できるアルコール系のインクが使われている点もメリットです。

また、簡単にインクが補充できるのもポイント。インクがなくなった場合でもペン本体を購入する必要がなく、経済的に使用できます。

さらに、ペン先を両端に備えているのも魅力。使用用途に応じて、中字と太字を使い分けできる点もおすすめです。

ゼブラ(ZEBRA) ハイマッキー 12色セットC MC12C

ゼブラ(ZEBRA) ハイマッキー  12色セットC MC12C

12色の異なるカラーを採用した油性ペンがセットになった製品です。紫・茶・ライトブラウンなど、多彩なカラーを備えているのが特徴。ポスターやPOPを作成する際はもちろん、イラストを制作したい場合にも便利です。

また、本体の両端にペン先を備えているのもポイント。1.5〜2mmの細字丸芯と6mmの太字角芯を使い分けできる点もおすすめです。

さらに、幅広い素材に線を引ける点もメリット。ガラスやプラスチック、金属など、インクが染み込みにくいモノに書き込めるのも長所です。

Sharpie カラーバースト F 24本セット

Sharpie カラーバースト F 24本セット

24本のカラー油性ペンがセットになった製品です。イラスト制作などで表現の幅を広げたい場合に便利。ブラックやブルー、レッドなど基本的なカラーだけでなく、ライムやミントなどの色も備えています。

また、アメリカの安全規格に適合しているのもポイント。APマーク認証を受けている製品なので、安心して使用できます。本製品のペン先は中字ですが、極細タイプの製品もラインナップされています。

さらに、プラ板や金属などに書けるのもメリット。速乾性や耐水性も高く、色褪せしにくい点もおすすめです。

油性ペンのおすすめ|極細・細字

ゼブラ(ZEBRA) マッキー極細 MO-120-MC

ゼブラ(ZEBRA) マッキー極細 MO-120-MC

1本の油性ペンで細字と極細字の両方に対応できる製品です。両端にペン先を備えたツインタイプの油性ペン。細字の太さは1〜1.3mm、極細字は0.5mmを採用しています。

また、紙・布・木・段ボールなど幅広い素材に書き込めるのもポイント。インクが染み込みにくいプラスチックや金属、ビニール類などにも対応しています。

カラーバリエーションは、12種類と豊富。複数のカラーがセットになった製品が展開されている点もおすすめです。

サクラクレパス マイネームツイン YKT#49

サクラクレパス マイネームツイン YKT#49

名前書き用の油性ペンとして定番の製品。インクの粘度が高く、にじみにくいのが特徴です。洗濯にも強いので、体操服や上靴に名前を記入する場合にも適しています。

また、プラスチックや金属などの素材に対応しているのもポイント。弁当箱や水筒などにも名前を書いておけます。

さらに、本体の両端にペン先を備えているのも特徴です。細字と極細字のペン先を使用できるので、細かい部分にも文字を書き込めます。価格も安いので、コスパに優れた製品が欲しい方にもおすすめです。

・1本

・10本

ぺんてる ノック式ハンディS Pentel PEN 細字 NXS15-AP

ぺんてる ノック式ハンディS Pentel PEN 細字 NXS15-AP

後部を押すだけでペン先が露出するノック式の油性ペンです。片手で簡単に使えるのが魅力。側面にはクリップを備えており、胸ポケットに挟んでおけるので立ち仕事で使用する場合にも適しています。

また、シャッター機構を備えているのもポイント。キャップがなくてもペン先が乾燥しにくいので、筆記時のかすれなども予防できます。

インクが切れた場合にも、カートリッジを交換して継続的な使用が可能。ペン本体を買い替える場合に比べて、経済的に使える点もおすすめです。ペン先の太さは細字を採用。カラーバリエーションは、黒・赤・青の3種類が展開されています。

寺西化学 マジックインキ No.500

寺西化学 マジックインキ No.500

紙・布・革・木材・陶器・ガラス・プラスチック・ゴムなど、幅広いモノに対応している油性ペンです。ペン先の幅は1〜1.5mmの細字を採用。封筒や小包に宛名を書く際にも使用できます。

また、別売りのインクを購入して補充できる点もメリット。インクがなくなるごとにペンを購入しなおす手間やコストを削減できる点も長所です。

さらに、ペン先を交換できるのもポイント。替えペン先も販売されているので、長期間使用する場合にも適しています。カラーバリエーションは黒・赤・青・緑など豊富に展開。複数のカラーがセットになった製品も製造されています。

・1本

・10本セット

パイロット(PILOT) 布書きペン タフウォッシュ MNN-12EF

パイロット(PILOT) 布書きペン タフウォッシュ MNN-12EF

布書き用の油性ペンです。油性アルコールの速乾性に加えて、ゲルインキのにじみにくさも兼ね備えているのが特徴。ハイブリッドな油性ペンで、書き心地にも優れています。

ペン先は0.48mmの極細タイプなので、体操服や上靴、洗濯表示などに名前を書き込みたい場合にも便利です。また、リサイクル剤を使って作られているのもポイント。環境にやさしいエコな製品を求めている場合にもおすすめです。

・1本

・10本

ゼブラ(ZEBRA) マッキーペイントマーカー YYTS20-GO

ゼブラ(ZEBRA) マッキーペイントマーカー YYTS20-GO

白のインクを採用した、色が濃い素材にもはっきりとした線が引ける油性ペンです。金属やゴム、プラスチックなどに文字や絵を描きたい場合に便利。下地の色に影響を受けにくく、濃い線が筆記できます。

家庭での工作やプラモデル制作にもおすすめ。工事現場などで部品や資材にマーキングを行いたい場合にも利用できます。ペン先の太さには細字を採用。反対側の端には極細のペン先を備えており、使用用途に合わせて使い分けできます。

・3本セット

・5本セット

アマゾンベーシック(AmazonBasics) 油性マーカーペン 24本セット

アマゾンベーシック(AmazonBasics) 油性マーカーペン 24本セット

24色の豊富なカラーが使用できる油性ペンセットです。赤・紫・青・緑・黒などさまざまなカラーのペンが含まれていながら、手頃な価格で購入できるのが魅力。仕事でポスターやPOPを制作する場合はもちろん、絵を描いたり色を塗ったりと自宅で使用する場合にも便利です。

また、頑丈な細字のペン先を備えているのもポイント。はっきりとした線が引ける点もメリットです。さらに、速乾性や耐水性に優れているのも長所。筆記時のにじみを抑えたい場合はもちろん、色褪せしにくい油性ペンを探している場合にもおすすめです。

対応する素材は、写真・プラスチック・金属・木材など多彩。幅広い用途に使えるのも魅力的な油性ペンです。

ステッドラー(STAEDTLER) ルモカラーペン 超極細書きS 313 WP4

ステッドラー(STAEDTLER) ルモカラーペン 超極細書きS 313 WP4

優れた定着性を備えている油性ペン。ガラスや陶器、OHPフィルムなど、さまざまな素材に対応できるのが特徴です。

また、ドライセーフインクによって、ペン先に薄い皮膜が作られるのもポイント。2日間キャップをしない状態でも乾燥を予防できると謳われているので、長時間連続で筆記作業を行う場合にも便利です。

ペン先の太さは0.4〜0.45mmの極細タイプ。スペースの狭い場所に細かい文字を書き込めます。本製品は、グリーン・レッド・ブルー・ブラックなど4色の油性ペンがセットになったアイテムです。

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