電子書籍を集中して読むために設計された専用端末「電子書籍リーダー」。なかには、防水機能やPDF閲覧機能、メモ機能などが付いたモデルもあります。

そこで今回は、おすすめの電子書籍リーダーをご紹介。電子書籍リーダーを利用するメリットや選び方についても解説するので、購入する際の参考にしてみてください。

電子書籍リーダーを使うメリット

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電子書籍リーダーの多くには、「電子ペーパー」が使われています。電子ペーパーとは名前のとおり、電気で書き換えができるデジタルな紙のことです。

紙と同じように外の光を反射して表示するため、画面が見やすく、目にかかる負担が少ない特徴があります。また、消費電力が少なく、毎日充電しなくても利用できるのもメリットです。

多くの冊数を保存しておけるので、紙の本を持ち歩くのに比べて荷物が増えにくいのもポイント。通勤中や外出先で読書を楽しみたい方におすすめです。

電子書籍リーダーの選び方

利用する電子書籍ストアやサイトに対応しているモノを選ぶ

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電子書籍リーダーによって、対応している電子書籍ストアが異なります。特定のストアしか利用できない端末もあるので、購入前にチェックしてみてください。

特に「Kindle」シリーズや「Kobo」シリーズの電子書籍リーダーは、それぞれ決まった電子書籍ストアしか利用できません。

ほかのストアをすでに利用している場合や、読みたい書籍がKindleや楽天Koboにない場合は、別のメーカーが販売している電子書籍リーダーがおすすめです。

本体容量やSDカードの対応有無をチェック

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頻繁に電子書籍で本を購入している方には、本体容量が大きな電子書籍リーダーがおすすめです。漫画や雑誌、写真集などの画像を含む電子書籍は、小説よりも1冊あたりのデータが大きくなります。そのため、メインで読む書籍に合った容量選びが大切です。

たとえば、本体容量8GBの電子書籍リーダーの場合、書籍約数千冊分、漫画約150冊分のデータを保存できます。データ整理が面倒な場合は、32GBや64GBを選ぶと手間が省けて便利です。

SDカードで後から容量を増やせるタイプもあるので、1つの端末に多くの書籍を保存したい場合は、SDカードの対応有無も確認してみてください。

画面サイズで選ぶ

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電子書籍リーダーは、6インチからさまざまなサイズを取りそろえています。漫画や写真集などをじっくり見たい場合は、10インチなどの大きいサイズがおすすめ。小説の文字を拡大して読みたい場合にも、大きい方が向いています。

紙の本は製品によってサイズが変わりますが、電子書籍リーダーはどの本でもサイズが変わりません。そのため、手に持ちやすく、読みやすいサイズ選びが大切。手の大きさや読書環境など、利用する方によって使いやすいサイズは異なります。

電子書籍を読むシーンや使いやすさなども考慮して、読書の負担にならないサイズ選びをしてみてください。

解像度で選ぶ

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電子書籍リーダーで漫画や写真集をキレイに読みたい場合は、300ppi以上の解像度で表示できる端末がおすすめです。

解像度とは、写真やイラストなどのデジタルデータの密度を表す数値。高いほど細部まで鮮明に表示できるため、拡大してもぼやけにくくなります。

また、電子書籍リーダーは白と黒のモノクロ表示が基本。フルカラーで雑誌や写真集を読みたい場合は、対応した電子書籍リーダーやタブレットが必要です。

機能で選ぶ

防水機能

お風呂でゆっくりとくつろぎながら読書をしたい場合は、防水機能を搭載した電子書籍リーダーがおすすめ。防水性能IPX8を達成していれば、もし湯船に落としてしまっても、一定時間であれば内部浸水のリスクを軽減できます。

防水性能にはIPX0からIPX8までの9つの等級があり、水の勢いや水が浸かる範囲によって基準が分かれています。防水機能がついていれば、キッチンでレシピ本を見たり、アウトドアやプールサイドでも読書を楽しんだりすることが可能。利用の幅が広がります。

PDFファイルの閲覧機能

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電子書籍リーダーにPDFファイルの閲覧機能がついていれば、青空文庫などからPDFに変換した書籍や自炊したPDFも読めるメリットがあります。

論文や記事、統計資料など、PDF化されているテキストを転送すれば、電子書籍リーダーで集中して閲覧も可能です。専用のペンやマーカー機能がついている端末ならメモや印も残せるため、効率よく学習できます。仕事や勉強にも活用したい方には、PDFファイルに対応した電子書籍リーダーがおすすめです。

インターネット検索をするなら検索機能があるかもチェック

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調べものをしながら読書をしたいと考えている方には、検索機能が付いている電子書籍リーダーがおすすめ。ウィキペディアや辞書機能がついているモデルであれば、用語を調べながら読書ができます。

ただし、電子書籍リーダーは、電子書籍を読むための専用端末です。製品によっては、インターネット検索の機能がついていない場合や閲覧できるサイトが限られている場合があります。

多機能さを求める方は、電子書籍を読むのに適したタブレットを選ぶのもおすすめです。

電子書籍リーダーのおすすめ

アマゾン(Amazon) Kindle Paperwhite

IPX8の防水機能を搭載した電子書籍リーダーです。「Kindleシリーズ」のスタンダードモデルで、Kindleストアで購入した電子書籍のみを閲覧できます。

水深2mまでの真水で最大60分、水深0.25mまでの海水で最大3分まで耐えられると謳われる防水性能を搭載。お風呂やキッチン、プールサイドなどで使いたい方におすすめです。

また、マット仕様の電子ペーパー「E-Inkスクリーン」を採用しており、紙の本のような読みやすさを実現。画面の色味を設定できる色調調節ライトを活用すれば、好みの明るさで集中して読書ができます。

300ppiの高解像度ディスプレイを使用しているため、漫画の閲覧も快適です。Wi-Fi接続時には、本を閉じずに辞書とウィキペディアで用語の検索もできます。

アマゾン(Amazon) Kindle

Kindleシリーズのベーシックモデル。6インチのディスプレイは片手で持ちやすく、重量も174gと軽量のため、持ち運びに優れています。

フロントライト方式を採用しており、自然な見やすさを保ちながら、暗いところでも快適に本を読めるのがポイント。目に優しく、長時間の読書でも負担に感じにくい点もメリットです。

本体容量が8GBあるため、一般的な小説であれば数千冊分のデータを保存可能。バッテリーも1回約4時間の充電をすれば、数週間利用できます。通勤や通学時の読書にも向いている端末です。

電子書籍リーダーに最低限必要な要素が揃っている過不足ないエントリーモデルで、価格もほかのモノと比べて安価。電子書籍リーダーを使ってみたい方の最初の1台としておすすめです。

楽天(Rakuten) Kobo Clara HD

300ppiの高解像度ディスプレイを搭載した電子書籍リーダー。「Koboシリーズ」のエントリーモデルで、電子書籍ストア「楽天Kobo」で購入した書籍のみを閲覧できます。

手にとりやすい価格帯ながら、小説のフリガナなどの細かい文字や凝ったイラストの漫画もくっきり読めるのが魅力です。

また、高速ぺージめくり機能も付いているため、流し読みをしたい場合やページを飛ばしたい場合でも、紙の本と同じような動作が可能。電子書籍リーダーでストレスを感じやすい、動作の遅延をカバーしています。

画面サイズは6インチ、本体容量は8GBです。SDカードは追加できませんが、小説約6000冊分、漫画約150冊分を保存できます。PDFに対応しているため、自炊した小説や論文が読める点もメリットです。

楽天(Rakuten) Kobo Libra 2

32GBの大容量ストレージを搭載した電子書籍リーダー。小説約28800冊分、漫画約700冊分を保存できるため、日常的に使用していても容量不足を感じにくいモデルです。

本製品の大きな特徴は、画面の向きを認識する機能がついており、横向きにすると見開きでページを表示できること。そのため、漫画などに登場する見開きのイラストも、紙の本と同じ臨場感で読めるのが魅力です。

解像度はイラストや画像がキレイに見える300ppi。ディスプレイも7インチとやや大きめのため、図解などの閲覧にもおすすめです。さらに、IPX8の防水機能やぺージめくりの物理ボタンなどが搭載されており、さまざまなシーンで利用できます。

楽天(Rakuten) Kobo Elipsa

Koboシリーズ最大の10.3インチディスプレイが特徴的な電子書籍リーダー。見開きで読めるため、大画面で読書を楽しめます。本体容量も32GBあるので、漫画や雑誌などのデータが大きい書籍を持ち歩きたい方におすすめです。

専用のペンが付属しているため、本を読みながらメモや印付けも可能。参考書や実用書で勉強したい方にはぴったりの機能です。ノート機能も付いているので、会議や仕事のデジタルノートとしても活用できます。勉強、ビジネス共に使える万能な1台です。

また、専用カバーを使えば、端末を置いたまま本が読めるのも魅力。自立するので、寝転んだ状態でも快適に本が読めます。

スケット(SKT) BOOX Nova Air

Android 10を搭載している電子書籍リーダー。「Kindleシリーズ」や「Koboシリーズ」のような電子書籍ストアの縛りがなく、Google Playからダウンロードできるさまざまなストアに対応しているのがメリットです。

ディスプレイには7.8インチのE-Inkを採用しており、専用のペンも付属。紙のような読み心地・書き心地で、読書だけでなく、メモやスケッチも快適に行えます。

デュアルステレオスピーカーやぺージめくりの物理ボタンなどが搭載され、非常に多機能な本製品。本体も厚さ6.3mmの薄型モデルで、持ち運びに便利な設計がされています。ストレージも32GBと豊富なため、電子ノートとして使いたい方にもおすすめです。

富士通(FUJITSU) QUADERNO FMV-DPP04

紙のようにスラスラとメモやスケッチの作成が可能な電子ペーパーです。E-Inkタブレットのなかでは大きめな10.3インチディスプレイを搭載しているため、ゆったりと記入できるのが魅力。ほかの電子書籍リーダーとは異なり、ノート機能がメインの製品です。

専用アプリケーションでWindows10かmacOS10.12~10.14搭載のパソコンと連携すると、データのやり取りができるのもポイント。PDFに対応しているため、自炊したデータも閲覧できます。

PDFに変換した電子書籍やデータを読みたい方、電子ペーパーを使いたい方、パソコンと連携して作業したい方におすすめです。

アマゾン(Amazon) Fire HD 8

本製品は電子書籍専用の「Kindleシリーズ」とは異なり、Kindleストア以外のアプリも利用できるタブレット。電子書籍をカラーで表示できるため、雑誌や写真集をフルカラーで読みたい方におすすめです。

また、タブレット対応のアプリであれば自由に追加できるため、電子書籍や映像、音楽視聴用のデバイスとしても活用できます。Amazon Prime会員なら、Prime VideoやAmazon Musicなどのサービスも1つの端末で利用できて便利です。

画面サイズは、持ち歩きやすさと見やすさを兼ね備えた8インチ。microSDカードを追加すれば、最大1TBまでストレージ拡張が可能のため、容量を気にせずに利用できる点もメリットです。

レノボ(Lenovo) Tab B10 ZA4G0162JP

Android 9.0を搭載したタブレットです。Google Playストアに対応しているため、さまざまな電子書籍ストアを利用できるのがメリット。また、カラー表示に対応できる点も魅力です。

10.1インチのIPS液晶を搭載しているため、どの角度からもイラストや画像をキレイに閲覧できます。2つのスピーカーとDolby Audio機能も付いているため、映像作品を視聴したい方にもおすすめです。microSDにも対応しており、最大256GBまで拡張できます。

アプリゲームのプレイなどはやや不向きですが、読書を中心に利用するならまず困らないスペックです。

日本電気(NEC) LAVIE Tab E PC-TAB10F01

読書だけでなく、ビジネスにも活用できるタブレットです。Android 9.0を搭載しており、Wi-FiがつながっていればGoogle Playストアにある電子書籍ストアを利用できます。

Microsoft Officeアプリを搭載しているため、文書の編集やメールの閲覧を手軽に行えるのが魅力。画面サイズも10.3インチと作業しやすい大きさです。

本体には64GBのストレージが付いているため、電子書籍以外のデータを保存しても安心。また、microSDカードを追加すれば、最大256GBまで拡張できます。カメラやヘッドホンジャックも付いており、スマートフォンのサブ機が欲しい方にもおすすめの1台です。

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