ピアノの音と電子楽器らしい多機能さを併せ持った「電子ピアノ」。卓上タイプからアップライトのような形のモノまで、さまざまな種類があります。機能も製品によって異なるため、どれを選べばよいか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、電子ピアノのおすすめモデルを分かりやすくご紹介します。初心者から上級者まで、レベルごとに向いている製品を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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電子ピアノのメリットとは?

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電子ピアノは、アップライトピアノやグランドピアノよりも安く入手できるのがメリットです。予算に合った製品を見つけられます。また、電子なので定期的に行う調律が不要。維持費を安く抑えられます。

さらに、電子ピアノは設置する際にあまり場所を取りません。製品によっては、卓上で使用できるモノもあります。使うときだけ取り出し、不要なときは収納しておけるので、設置場所を確保できない方にもおすすめです。なかには、持ち運びできる製品もあります。

ヘッドホンに対応している製品も多く、防音室なしで夜でも練習できるのが魅力です。録音機能や再生機能など、電子ピアノならではの機能性も有しているので、使用目的に応じた製品を探せます。

電子ピアノの価格帯の目安

電子ピアノの価格は、約5~30万円台が目安です。電子ピアノは、機能や大きさなどによって価格に幅があります。とにかくリーズナブルな価格でピアノを買いたい方は、5~10万円台のシンプルな製品がおすすめです。持ち運べるサイズ感のモノも多くあります。

よりピアノに近いタッチを求めるなら、10万円以上の製品をチェックしてみましょう。強弱の練習や、タッチによる音の差などを感じられるのが特徴です。子供や自分自身がピアノ教室へ通うために、家での練習用として購入する場合は、最低でも10~20万円台が向いています。

20~30万円台は、木製鍵盤が採用されている製品が多く、よりリアルなピアノのタッチ感がポイント。演奏による音の響き方も本物のグランドピアノに近いため、本格的な練習をしたい方にぴったりです。30万円を超える製品には、見た目がアップライトピアノやグランドピアノに近い製品もあります。

電子ピアノの選び方

タッチ感で選ぶ

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電子ピアノの鍵盤は、樹脂製と木製の2種類があります。樹脂製の鍵盤はタッチの軽さが特徴です。本物のピアノのようにばねを使用していないため、演奏したときの衝撃がダイレクトに指へ伝わります。

本物のピアノは鍵盤が木製でできているので、電子ピアノで木製鍵盤を選ぶとリアルなタッチ感を得られるのが魅力。なるべく本物に近い鍵盤で練習したい方におすすめです。

ペダルの有無や踏み心地をチェック

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ピアノ教室などでピアノを習うために電子ピアノを購入する場合は、ペダルのある製品を選びましょう。本格的にピアノを習う場合は、必ずペダルを使います。練習のためには、ペダルの踏み心地もなるべく本物に近いモノがおすすめです。

ピアノのペダルには3種類あり、それぞれ役割が異なります。ペダルが1~2種類しか付いていない製品もあるため、よく確認しておきましょう。とくに、コンサートホールで演奏する機会のある方は、3種類あるモノのほうが向いています。

なるべく費用を抑えたい場合は、ペダルのない製品がおすすめです。製品によってはペダルをあとから追加できるモノもあるので、悩んでいる方はチェックしてみてください。

音色やスピーカーの数や質で選ぶ

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メーカーや製品によって音色のニュアンスやスピーカーの数が異なります。音色にこだわりたい方は、多様な音色に変更できる製品をチェックしてみてください。

また、スピーカーの数にも注目しておきましょう。電子ピアノのスピーカーは2~6個で設置されているケースが多く、ハイエンドモデルになるほどスピーカーの数が増えます。スピーカーの数が多ければ、より広がりのある立体的な響きを楽しめるのが特徴です。

同時発音数をチェック

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同時発音数とは、名前の通り同時に音を出せる数です。例えば、鍵盤の音を同時に出せる数が20音であれば、同時発音数は20。ペダルで伸ばしている音も同時発音数に含まれるため注意が必要です。同時発音数を超えて音を鳴らすと、先に鳴らした音が音切れしてしまいます。

クラシックや連弾などをする予定の方は、256音や無制限など、なるべく同時発音数の多い製品がおすすめです。音の響きを重ねる表現ができ、演奏時の表現の幅が広がります。

あまりクラシックは演奏せずシンプルな曲をメインとして演奏する場合は、64~128音など最大同時発音数が少なめの製品でも十分です。たとえ音切れしたとしても、自然な切れ方であまり違和感のない製品が数多く販売されています。

便利な機能をチェック

音色の切り替え機能

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電子ピアノは、本物のピアノと異なり複数の音色を演奏できます。ピアノの種類だけでも、コンサートホールにあるピアノからスタジオのピアノまで、幅広い種類を設定できる製品があります。シンセサイザーの音を出せる製品もあり、幅広いサウンドを楽しみたい方におすすめです。

さらに、音色自体を変更できる製品もあります。演奏した音に明るさを加えたり揺らぎを加えたりできるので、シチュエーションに応じた練習も可能です。トランスポーズ機能が付いていれば、演奏しながら移調できます。転調のある曲の伴奏などにぴったりです。

録音機能

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録音機能があれば、自分が演奏した音楽を録音し再生できます。演奏中には気が付けなかったミスなどを確認するのにおすすめです。客観的にチェックできるので、効率よく練習したい方に適しています。

さらに、ピアノ譜面を録音・再生し、ほかの楽器と合わせて演奏する方法もあります。曲作りにも応用できるのがポイントです。オーディオ録音機能が付属していると、USBメモリに録音データを移せます。パソコンさえあれば、SNSへの音源アップも可能です。

音楽自動再生機能

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音楽自動再生機能とは、もともと電子ピアノ自体に収録されている音源を流す機能です。デモ曲とも呼ばれ、有名なクラシック曲やポップソングなどが収録されています。有名曲を練習するときの耳コピ用として使用するのにおすすめです。流しっぱなしにしてBGMにもできます。

さらに、自動伴奏機能と呼ばれるリズムやコードを鳴らす製品もあり、メロディラインの練習にぴったりです。リズムパートだけにすれば、テンポをずらさずに演奏する練習にもなります。

時間を問わず練習するならヘッドホン対応がおすすめ

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マンションやアパートなどで演奏する際は、ヘッドホンを使用できる製品がおすすめです。外への音漏れをほとんど気にせずに、思う存分練習できます。練習できる時間帯がどうしても夜になりがちな方にぴったりです。

ただし、ヘッドホンを使用してもピアノの打鍵音自体が床下へ響く可能性もあるので注意しましょう。また、製品によってはヘッドホンの接続端子が異なります。自分が保有するヘッドホンを使いたい電子ピアノに使えるのか、変換プラグで対応できるのかなどは確認しておきましょう。

椅子やスタンドなどの付属品をチェック

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電子ピアノは単体だけでも演奏はできますが、すぐに使用したい場合は付属品をチェックしておきましょう。据え置き型の場合は椅子が必要で、卓上型の場合はさらにピアノスタンドもあると練習がしやすくなります。

椅子は家にあるモノでも代用できますが、ピアノ用の椅子は高さ調節が可能です。演奏時にきれいな姿勢で弾ける高さに合わせられます。

さらに、据え置き型の場合は電子ピアノ用マットが付属していると、打鍵音が階下へ響くのを防げます。マンションやアパートで使用したい方におすすめです。マットは、床が傷付くのも防ぎます。

譜面を使用する方は、譜面台もチェックポイントです。分厚い楽譜を置くのか、紙をつなげた横に長い楽譜を置くのかでは、必要なタイプが異なります。譜面台が電子ピアノ自体にくっついているケースもあるので、購入前にしっかり確認しておきましょう。

本体サイズをチェック

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電子ピアノを購入する前に、必ず置く予定の場所はサイズを測っておきましょう。メーカーや製品によってサイズが異なるためです。もし卓上タイプの電子ピアノを購入する予定でも、折りたためない製品は保管場所を作る必要があります。

また、据え置き型のピアノは鍵盤の幅だけでなく、背面にある転倒防止金具や椅子を置くスペースも必要です。本体に譜面台が付属しているタイプなら、ふたを開けた際に本体よりも少し後ろへ開く仕様になっています。壁から数十センチ離して置けるのかを確認するのがおすすめです。

さらに、こだわりたい方は鍵盤自体のサイズもチェックしておきましょう。グランドピアノは、鍵盤が長く作られています。電子ピアノでも、鍵盤が長く奥行きのある製品は、より本物のグランドピアノに近い演奏感を得られるのが特徴です。

電子ピアノのおすすめメーカー

ヤマハ(YAMAHA)

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グランドピアノを始めとするアコースティックピアノのメーカーとしても知られています。電子ピアノでは、ヤマハのグランドピアノらしいタッチ感やサウンドを楽しめるのが特徴。本物のピアノと同じような音色表現がしやすく、クラシックをメインで演奏する方におすすめです。

ヤマハの電子ピアノは卓上型の「Pシリーズ」、アップライトピアノ型の「ARIUS」・「Clavinova」が販売されています。初心者向けから上級者向けまで取り扱っており、初めて電子ピアノを購入する方も自分に合う製品を見つけやすいのが魅力です。

消音機能を搭載した「サイレントピアノ」や、アコースティックピアノと電子ピアノの側面を併せ持った「AvantGrand」など、珍しい電子ピアノも販売されています。

カシオ(CASIO)

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カシオの電子ピアノは、コストパフォーマンスに優れている点が特徴です。「Privia」シリーズが有名で、卓上タイプでは持ち運びしやすいコンパクトサイズのボディと鍵盤の質を両立させています。趣味などで気軽にピアノを始めてみたい方におすすめです。

アップライト型もさまざまな種類を展開しており、「CELVIANO」シリーズではグランドピアノを弾いているかのような演奏感を楽しめるのが魅力です。

さらに、グランドピアノを追求して作られた同シリーズのグランドハイブリッドは、ハイエンド製品として位置づけられています。場所やシチュエーションに応じた製品を選べるため、使用用途をすでに決めている方にもぴったりです。

ローランド(Roland)

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ローランドの電子ピアノは、グランドピアノに近い鍵盤の弾き心地が特徴です。グランドピアノ特有のクリック感もエスケープメント機構で再現しており、リアルなピアノに近い感覚で演奏できます。初心者向けのモデルにも採用されているので、ピアノ教室に通い始めた方にもおすすめです。

音色の種類を豊富にそろえているのも特徴。音色やリズムを表記するスクリーンは日本語表記なので、子供でも楽に操作可能です。操作パネルもシンプルに作られています。

Bluetooth機能を有している製品も多く、お気に入りの曲を電子ピアノから流すことも可能。バンド演奏でピアノパート以外と合わせたいときにもぴったりです。

カワイ(KAWAI)

https://www.kawai.jp/product/ca401/

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カワイの電子ピアノは、エントリーモデルからプロ向けのハイエンドモデルまで幅広く販売しているのが特徴。グランドピアノに近いハンマーアクションを採用しているため、クラシックの練習にも向いています。

ピアノ音源のサンプリングは、コンサートホールでも使われるグランドピアノの音を採用しており、発表会に向けた練習としてもおすすめです。モデリング技術に優れており、鍵盤を強く弾いたり、弱く弾いたりするときの音色の違いをしっかり反映します。卓上型とアップライトピアノ型を販売しています。

電子ピアノのおすすめ|初心者向け

ヤマハ(YAMAHA) Pシリーズ P-225

ヤマハ(YAMAHA) Pシリーズ P-225

コンパクトな電子ピアノです。1326×129×272mmと小型なので、据え置き型のピアノを置く広いスペースがなくても卓上で演奏できます。持ち運ぶためのケースがあれば、ライブハウスやスタジオ練習などにも持っていけるのがポイント。持ち運びやすい電子ピアノが欲しい方におすすめです。

さらに、GHC鍵盤を採用しています。アコースティックピアノさながらの弾きごたえを再現しているのがポイントです。ピアノの音色はヤマハが販売しているコンサートグランドピアノ「CFX」の音色を再現しています。CFXの華やかで力強い音色を楽しみたい方にもぴったりです。

音色数は24を内蔵。リズムパターンも20通りあるため、幅広いジャンルの練習が可能です。また、音色に合わせたデモ曲やクラシック曲は71曲内蔵しており、曲を流して音色の特徴をつかめます。

カシオ(CASIO) Privia PX-S1100

カシオ(CASIO) Privia PX-S1100

持ち運びしやすい電子ピアノです。カシオの電子ピアノのなかでも小型に設計されており、寝室やリビングテーブルの上でも使用できます。デザインもシンプルなので、インテリアとしてもさまざまな雰囲気の部屋になじみやすいのがポイント。置き場所を選ばない製品が欲しい方におすすめです。

本体の上部はフラットなデザインをしており、設定をタッチ操作で行えます。さらに、専用アプリを使用すると、自分のタブレットやスマートフォンが電子ピアノのコントローラーに早変わり。音色変更やメトロノームの実行などを、ワイヤレスで操作できます。

グランドピアノに使われるような鍵盤のハンマー構造を小型化して採用し、弾き心地もあまり違和感がありません。さらに、スピーカーの振動板と内部構造が強化されており、ハリのある高音域と力強い低音域を感じられます。専用ケースに入れれば、ライブハウスなど外部への持ち運びも可能です。

コルグ(KORG) 電子ピアノ B2

コルグ(KORG) 電子ピアノ B2

2種類の接続端子を有する電子ピアノです。USB端子を使用すれば、コンピュータやタブレットなどと接続できます。あらかじめ端末に音楽制作のアプリケーションをインストールしておくと、電子ピアノをMIDIキーボードとしても使用可能。多機能な使い方をしたい方におすすめです。

音色はピアノ5種類のほか、合計12音色を搭載しています。ジャンルに応じて使い分けられるのもポイントです。同じ曲を異なるピアノ音色に変えて弾いてみるのも楽しめます。

鍵盤にはナチュラル・ウェイテッド・ハンマー・アクションを採用しており、アコースティックピアノ同様に高音域では軽く、低音域では重くなるタッチを再現。指先の表現もしっかり反映します。

付属の譜面台は取り外し可能です。幅の広いデザインにより、横に長いタイプの楽譜も安定して置けます。

タホーン(TAHORNG) ORIPIA88 OP88

タホーン(TAHORNG) ORIPIA88 OP88

折りたたみできる電子ピアノです。4つ折りにたためば330mmとコンパクトなサイズになるので、クローゼットの隙間などスペースを有効活用して収納できます。重さも1.6kgと軽いため、外へ持ち歩いてもあまり負担になりません。携帯性に優れた電子ピアノを探している方におすすめです。

音色はピアノのほかシンセサイザーやバイオリン、オーケストラなどの128種類を搭載しています。自動伴奏機能やメトロノーム機能も内蔵しており、軽いリズム練習からセッション練習までさまざまな使い方が可能です。

さらに、USB接続にも対応しています。パソコンとつなげれば、MIDIキーボードに早変わり。デスクトップミュージック用の鍵盤として使用できます。本体にバッテリーとスピーカーを内蔵しているので、電源のない場所でも使用できるのがポイントです。

ローランド(Roland) 電子ピアノ HP704

ローランド(Roland) 電子ピアノ HP704

ローランドのスタンダードな電子ピアノです。ローランドの技術を駆使して開発された「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」を採用。アコースティックピアノの音が出る仕組みを再現しており、弾き方の変化に応じた音の違いを忠実に再現します。

鍵盤は木製のPHA-50鍵盤で、ピアノ教室や発表会で使われるピアノと近い演奏感を得られるのが魅力です。耐久性にも優れており、一度購入すれば長期間使用できます。ダンパーペダルは「プログレッシブ・ダンパー・アクション・ペダル」を使用。本物に近いペダルを使いたい方におすすめです。

4つのスピーカーが配置された「アコースティック・プロジェクション」により、演奏したときに立体的な音の響きを生み出します。楽器全体が響くので、グランドピアノを弾いているような自然な鳴りが魅力です。ヘッドホンを装着しての演奏も可能です。

カワイ(KAWAI) 電子ピアノ CN201

カワイ(KAWAI) 電子ピアノ CN201

ピアノの音色自体が聞こえやすい電子ピアノです。吸収性に優れた低反発クッションをアクション部分ごとに配置しており、鍵盤を押したときに発生しがちなカタカタ音を抑制します。本来の音色が響きやすくなるため、余分な音がなるべく聞こえない電子ピアノを探している方におすすめです。

鍵盤にはレスポンシブ・アクション・ハンマーlllを採用しており、グランドピアノで弾いたときの感覚に近づけています。発見と黒鍵にはおもしを内蔵し、重みのあるしっかりとした弾き心地です。アコースティックピアノのレットオフを再現した機構で、リアルなクリックも感じられます。

音色はフルコンサートピアノを88鍵分1つずつサンプリングしており、コンサートホールで弾いたような豊かなサウンドを楽しめるのも魅力です。Bluetooth接続にも対応しているため、好みの曲を流しながら電子ピアノの豊かな音色とセッションする楽しみ方もあります。

カワイ(KAWAI) 電子ピアノ CA401

カワイ(KAWAI) 電子ピアノ CA401

グランドピアノのタッチ感に近い電子ピアノです。カワイ独自の木製鍵盤かつグランドピアノと同じシーソー式アクション構造を採用しています。鍵盤は木材を何枚も積み重ねる独自の加工技術を使用。木材のそりやねじれがあまりありません。

鍵盤の表面にはアイボリータッチを採用し、グランドピアノの風合いを表現しています。さらに、鍵盤のアクション部分には特殊樹脂ハンバーブッシュを搭載しており、指へ吸い付くような手ごたえも魅力。グランドピアノになるべく近い弾き心地を求める方におすすめです。

音色は高品質のフルコンサートピアノ「SK-EX」を録音しています。やわらかなピアニシモからしっかりとしたフォルティシモまで、ダイナミックレンジの広大さが特徴です。

ヘッドホンが付属しているので、夜中でも周囲を気にせず集中して練習できます。操作ボタンはシンプルなアイコンで、操作がしやすいのもポイントです。

電子ピアノのおすすめ|中級者向け

ローランド(Roland) 電子ピアノ LX-5

ローランド(Roland) 電子ピアノ LX-5

演奏表現をしやすい電子ピアノです。LXシリーズにおけるハイ・スタンダードモデルで、音色の強弱変化を幅広く表現できるのが特徴。演奏の仕方に応じて、演奏者のテクニックや感情を音に反映します。グランドピアノのような表現ができる製品を探している方におすすめです。

鍵盤は木製と樹脂製のハイブリッド構造を搭載しています。アコースティックピアノ特有の演奏感と、樹脂製ならではの耐久性を兼ね備えているのもポイントです。とくに、樹脂製のセンターフレームを鍵盤の端から端まで通しており、安定したタッチ感を得られます。

スピーカーは4つ搭載し、スピーカーごとに鍵盤のタッチ音やキャビネットの共鳴音などを発しているのが魅力。異なる音が空間で合わさり、よりリアルなサウンドを再現しています。深みを感じられる音色が好きな方にもぴったりです。安い価格帯なので、なるべく予算を抑えたい方にも向いています。

ローランド(Roland) 電子ピアノ LX705

ローランド(Roland) 電子ピアノ LX705

弾いたタイミングに合わせて音が作られていく電子ピアノです。あらかじめ録音した各音階の音色を流すサンプリング音源ではなく、デジタル技術によってピアノの鍵盤を叩いたときに一から音を再構築します。モデリング音源の電子ピアノを探している方におすすめです。

ピアノサウンドは明るく華やかな「アメリカン」と、上品であたたかみのある「ヨーロピアン」を採用しています。さらに、ピアノデザイナー機能を搭載しており、ピアノの音色を自分好みに調節可能です。

内蔵している4つのスピーカーからは異なるピアノ成分を出力しており、空間で音が合成されます。グランドピアノならではの音場や響きを感じられるのが魅力です。設定を変更すれば、スタジオやコンサートホールなど、演奏する場所に応じた音色の変化も体感できます。

また、ダンパーペダルは踏み込むほどに重くなる特性も再現。ペダルの踏み方による表現の違いも練習可能です。

コルグ(KORG) 電子ピアノ LP-180

コルグ(KORG) 電子ピアノ LP-180

ピアノを弾くために必要なアイテムがそろっている電子ピアノです。コルグのスタンダードモデルで、鍵盤のカバーとスタンド、3種類のペダルがすべてそろっています。

アコースティックピアノのタッチ感を再現しており、ピアノ教室などで本物のピアノに触れている方もあまり違和感なく演奏可能です。

さらに、タッチの強弱による音の出方を3段階で設定できる「鍵盤タッチ・コントロール機能」を搭載。タッチに合わせて音色を出したい方におすすめです。

ダンパーペダルやソフトペダルは、少しだけ踏んで表現するハーフペダルにも対応しています。表現の幅を広げたい方にもぴったりです。

電子ピアノのおすすめ|上級者向け

ヤマハ(YAMAHA) Pシリーズ P-525

ヤマハ(YAMAHA) Pシリーズ P-525

グランドピアノの自然な弾き心地を再現した電子ピアノです。Pシリーズのフラッグシップモデルとして位置づけられています。グランドタッチ-エス鍵盤を採用し、鍵盤を叩く強さや速さによって変動する微妙な音色も再現。表現力を伸ばしていきたい方におすすめです。

世界で有名なコンサートピアノであるヤマハの「CFX」とベーゼンドルファーの「インペリアル」の音色を採用しています。華やかで力強さのあるサウンドが好きな方はCFX、ぬくもりを感じるサウンドを演奏したい方はインペリアルがぴったりです。そのほか、鍵盤楽器の音色を多数搭載しています。

あらかじめ決めた設定や音色を呼び出せるレジストレーションメモリー機能により、ライブ演奏時にもスムーズに使う音色をセレクト可能です。セッションやバンド演奏時に自身の音を際立たせるサウンドブーストも搭載。ライブパフォーマンスで使いたい方にも向いています。

ヤマハ(YAMAHA) ステージピアノ CP88

ヤマハ(YAMAHA) ステージピアノ CP88

ライブで使用できる電子ピアノです。コンサートグランドピアノを始めとしたさまざまな種類の音色を搭載しています。直感的に操作できるユーザーインターフェースにより、設定した音色をパフォーマンス中にリアルタイムで調節できるのがポイントです。

ステージピアノながら、鍵盤のタッチ感はグランドピアノに近い仕様で作られています。ダンパーセンサーも搭載しており、音切れせずに連続で音を鳴らせるのも魅力。ライブでグランドピアノと同じように弾けるステージピアノが欲しい方におすすめです。

専用譜面台と必要な部品を一緒に収納できるケースが付属しているので、持ち運びも楽にできます。

カワイ(KAWAI) 電子ピアノ MP11SE

カワイ(KAWAI) 電子ピアノ MP11SE

ステージパフォーマンス向けの電子ピアノです。ピアノの音色は、ショパン国際ピアノコンクールで使用されたモノを始めとする3種類のグランドピアノを採用しています。1音1音を丁寧に録音しており、フォルティシモやピアニシモの音色変化などもしっかり感じられるのが魅力です。

ステージピアノとしての性能にも優れ、多種多様な音色を内蔵しています。エフェクトやリバーブコントロールなど、ピアノ以外の音色や機能も充実。3セクションに分かれており、セクションごとにカテゴリ分けして調節できます。ライブ用に使えるモノが欲しい方にもおすすめです。

さらに、バーチャルテクニシャン機能を搭載。調律師がピアノを調律するように、ハンマーの硬さやタッチの重さ、ピアノの大屋根の開閉具合など細かな項目をシミュレーションできます。新品の音から年数を経た音まで、自分が弾きたい音色を試せるのがポイントです。

ローランド(Roland) Kiyola KF-10

ローランド(Roland) Kiyola KF-10

おしゃれなデザインの電子ピアノです。家具メーカーのカリモク家具とコラボした製品で、キャビネットや椅子には天然木が使用されています。年数が経つほどエイジングにより、味わいある趣になるのが魅力。インテリアとしても映える電子ピアノが欲しい方におすすめです。

セットになっている椅子は、人間工学に基づいて設計されています。座ると包み込むようにクッションが配置されているため、演奏中の負担を軽減できるのがポイントです。

音色はリアルタイムで音色を出力するモデリング音源を採用しており、グランドピアノならではの演奏感を体験できます。Bluetoothにも対応しているので、好きな曲を流すといった電子ピアノならではの楽しみ方も可能です。

ローランド(Roland) 電子ピアノ GP-9

ローランド(Roland) 電子ピアノ GP-9

グランドピアノ型の電子ピアノです。ローランドの技術を詰め込んだ製品で、見た目だけでなく弾き心地や音色までグランドピアノに近い感覚を得られます。音色はピアノ・リアリティ・モデリング音源を採用しています。

演奏する場所に応じた音響特性もモデリングしており、さまざまな場所で演奏する機会の多い方におすすめです。さらに、最大同時発音数は無制限で作られています。ダンパーや和音を多用する複雑な曲でも、余韻を途切れさせずに演奏できるのがポイントです。

また、グランドピアノのキャビネットデザインに合わせた「ピアノ・リアリティ・プロジェクション」を使用。使用する回路をフルデジタルにすることで、ノイズの少ないサウンドを実現しています。

内蔵されたスピーカーごとに異なるピアノ要素を出力しているのも特徴です。慣れてきたらピアノの音色を自分好みに微調整もできます。

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