子供がピアノを練習する際に、足もとに設置する「ピアノ補助ペダル」。ペダルに足が届かなくても高さを補えます。また、足がブラブラせず安定するほか、正しい姿勢が身につきやすくなるのが魅力です。
ひと口にピアノ補助ペダルといっても、機能や高さ調節の範囲などバリエーションはさまざま。そこで今回は、おすすめのピアノ補助ペダルをご紹介します。
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ピアノ補助ペダルとは?
ピアノは大人も子供も同じサイズの楽器を使用するため、子供のうちは足がペダルに届かないことも。また、足がブラブラと宙に浮いてしまい、演奏に集中できなくなる場合があります。
ピアノ補助ペダルは、ペダルに足が届かない子供でも高さを補えるアイテム。小さいうちからペダリングの練習ができるため、演奏に幅を持たせられます。
足の置き場所が定まって演奏に集中しやすくなるのもポイント。また、演奏時の正しい姿勢が身につきやすくなる効果も期待できます。
ピアノ補助ペダルの選び方
子供の身長に合ったモノをチェック
ピアノ補助ペダルを購入する際に、まずチェックしたいのは子供の身長に合っているかどうか。台が低すぎると足が届きませんが、逆に高すぎると使いづらく、姿勢が崩れてしまいます。
目安としては、身長110cmまでの子供には高さ26cm程度まで対応しているピアノ補助ペダルがおすすめ。身長が120cmほどまで伸びれば、高さ22cm程度までのピアノ補助ペダルでも対応可能です。
しかし、ピアノを置いている環境によっても、適切な高さは異なります。あくまで目安としてチェックするのがおすすめです。
細かな高さ調節ができるモノがおすすめ
ピアノ補助ペダルを長く愛用するためにも、高さ調節ができる製品を選ぶのがおすすめ。なかでも、子供の身長に合わせてきめ細かく対応できる、無段階調節ができるピアノ補助ペダルが便利です。高さ調節の方法は、サイドについているハンドルを回すネジ式やフリーストップ式があります。
なお、ハンドルを回す方式の場合、ハンドルが片側のみのモノと両側にあるモノが存在します。両側についているモノの方が、両手を使ってよりスムーズに高さを調節できるので、併せてチェックしてみてください。
演奏のしやすさをチェック
ピアノ補助ペダルを選ぶ際は、演奏のしやすさを確保するためにも、しっかりと重量があるタイプがおすすめ。安定感があり、踏み込んでもズレにくいため快適に演奏できます。また、幅が広いモノであればより安定した状態で演奏可能です。
ピアノ本体に取り付ける「ペダル押さえ」にも注目。もし使用中にペダル押さえが外れてしまうと、ペダルの効果が生かせなくなるため演奏が台無しになってしまいます。
ペダルを実際に踏み込んだときのように、斜めに押さえ込む「スラント方式」のモノは外れにくいのが特徴。スムーズなペダル操作ができます。また、軽い力で踏み込めるため、子供でもペダリングしやすいのが魅力です。
持ち運びしやすさをチェック
レッスンや発表会など、家以外での演奏の際にピアノ補助ペダルを持ち運ばなければならない方は、持ち運びやすさもチェックしておくと安心。重量が軽めのモノを選ぶと、持ち運びの際の負担が軽減できます。
軽いピアノ補助ペダルだと安定感は劣りますが、一方の重いピアノ補助ペダルだと持ち運びが大変。メリット・デメリットを把握したうえで選ぶのがおすすめです。
デザインをチェック
ピアノ補助ペダルを選ぶ際には、デザインにも注目してみましょう。ピアノは黒いモノが多いので、ピアノ補助ペダルも黒いモノが主流ですが、なかにはあたたかみのある木のデザインを選べる製品や、爽やかなホワイトの製品もあります。
自宅のピアノのデザインに合ったピアノ補助ペダルを選ぶと、統一感のある空間を演出できるのでおすすめです。
ピアノ補助ペダルのおすすめ
吉澤 ピーコック ピアノ補助ペダル AX-100α
音楽関連製品を製造・販売する「吉澤」のピアノ補助ペダル。幅が約44cmとワイドで、安定感があるのが魅力です。高さは約13~23cmの間で調節可能。無段階に変えられるため、子供の身長に合わせやすいのが特徴です。両サイドに大きくて持ちやすいハンドルがついており、スムーズに高さの調節ができます。
ペダルにしっかりフィットする、L字型のペダル押さえを採用しているのもポイント。斜め下にスライドするのでペダルに力が加わりやすく、スムーズなペダリングが可能です。
ペダル押さえを固定するネジが長めで、ピアノ本体へ取り付けやすいのも嬉しい点。カラーはブラックとウォルナットの2種類を展開しており、ピアノの色と合わせられます。レザー張りで高級感があるピアノ補助ペダルです。
吉澤 ピーコック ピアノ補助ペダル AX-T1
高さを約14~23cmの間で変えられるピアノ補助ペダル。無段階に調節できるので、子供の身長に合わせやすいのが嬉しいポイントです。高さ調節がスピーディにできるフリーストップ式で、頻繁に高さを変える必要のあるピアノ教室にも適しています。
アップライトピアノにも、グランドピアノにも対応可能。重量は約8kgとしっかりした重みがあるため、踏み込んでもズレにくく安定感のあるピアノ補助ペダルです。
吉澤 ピーコック ピアノ補助ペダル SP-D
14.5~23.5cmの間で8段階の高さ調節ができる、ラック式のピアノ補助ペダル。無段階調節と異なり、決まった高さに設定しやすいのが魅力です。ペダルが非常に軽いのも本製品の特徴。踏みやすいのでしっかりとペダリングの練習ができます。
重量は約7kg。ペダルを踏んでもグラグラしたりズレたりしにくく、安定感がある使い心地のピアノ補助ペダルです。
ヤマハ(YAMAHA) 昇降式 ピアノ補助ペダル PPA
知名度が高い楽器メーカー「ヤマハ」のピアノ補助ペダルです。締めやすいペダル固定ネジにより、簡単に設置できるのが特徴。幅広い足台部とL字型のペダル押さえにより、優れた安定感を実現し、演奏に集中できます。
天板の高さを約125〜225mmの範囲で無段階に調節できる設計のため、子供の成長に合わせやすい点もメリット。両側のハンドルを回すだけで簡単に調節が行えます。
アップライトピアノやグランドピアノ、アバングランド、クラビノーバなど幅広いピアノに対応しているのもポイントです。
ケーシー(KC) キョーリツ ピアノ補助ペダル PH-D
優れた軽量性と耐久性を実現するABS素材のピアノ補助ペダルです。コンクール会場や発表会などに持ち運びしやすいのが特徴。高さは約14〜20cmの範囲で無段階調節ができます。
グランドピアノやアップライトピアノ、電子ピアノなど幅広いタイプに対応可能。携帯性と汎用性の高いピアノ補助ペダルを求めている方におすすめです。
山一木研 ピアノ補助ペダル M-60R
昭和60年にムツミ木工製作所が開発した製品を、山一木研が継承して進化させたピアノ補助ペダル。幅が約40.5cmとワイドで、安定感があるのが魅力です。
本製品の特徴は、ペダルの下に透明なアクリル窓がある点。透明窓からピアノ本体のペダルが見えるため、ペダル押さえをスムーズにセッティングできます。高さは13.5~26cmの間で調節が可能。両サイドのハンドルを回すだけで簡単に高さを変えられます。
ペダル押さえは外れにくいスラント方式で、軽くスムーズに踏み込めるため、小さな子供でも使いやすいのが魅力。重量は約6.4kgです。
イトマサ(ITOMASA) ピアノ補助ペダル P-33
幅約42cmとワイドな作りで、演奏中も足が安定しやすいピアノ補助ペダル。高さは約13.7~23.3cmの間で無段階に調節できるため、身長にぴったり合わせて使用できるのが魅力です。ベストな高さを把握しやすいメモリーシールがついています。
高さの調節はハンドルを回すだけと簡単。両サイドについているため、どちらからでも高さを調節できます。2条ネジを使用しており、スピーディに変えられるのもポイント。本体の表面は塩ビレザー張りで、踏み心地が優しいのが特徴です。
イトマサ(ITOMASA) ピアノサポートペダルII SP-PEDAL
ピアノ本体のペダルに直接取り付けるピアノ補助ペダルです。テコの原理を利用した技術により、子供の力でも無理なくペダリングしやすいのが特徴。板厚を増やすことで、優れた耐久性も実現しています。
12段階で高さ調節ができるため、子供の成長に合わせて調節しやすいのも魅力のひとつ。ペダル押さえ部分は湾曲形状で、丸みのあるペダルよりしっかりと固定できます。比較的リーズナブルに購入できるので、コスパを重視している方もチェックしてみてください。
甲南 ピアノ補助ペダル KP-DXF
ハンドルを回すだけで、スムーズに高さ調節ができる「フリーストップ方式」を搭載したピアノ補助ペダル。好きな高さまで回してハンドルをロックするだけで、簡単に使えます。高さは14~22.8cmの間で調節可能。サイドに目盛りがついているため便利です。
ペダル押さえには、軽い力で踏み込めるうえ外れにくいスラント方式を採用。小さな子供でも、無理なくスムーズなペダリングができます。
ピアノが傷つかないようにゴムのストッパーがついていたり、ペダル押さえが回転しないよう固定金具がついていたりと、細かい部分まで配慮されているのもポイントです。
甲南 ピアノ補助ペダル KP-W1
幅41×奥行36cmとワイドなサイズのピアノ補助ペダル。重量は8kgで、しっかりとした重みがあります。高さは約14~23.5cmの間で調節が可能。ハンドルは両サイドについています。
調節しやすい目盛りがついているのもポイント。ペダル押さえは、ペダルを斜めに押し込むスラント方式を採用しています。
ペダル押さえがアーク状に丸みを帯びているのも特徴。使用中に外れにくいうえ、軽い力で踏み込めます。小さい子供のペダル練習にぴったりのピアノ補助ペダルです。
甲南 イージーペダルG CA900
スムーズなペダリングを実現できるピアノ補助ペダルです。ピアノ本体のペダルに差し込んでボルトノブを回すだけで、簡単に取り付けられるのも魅力。テコの原理を活用した設計で、子供の力でも無理なくペダル操作が可能です。
軽量かつコンパクト設計を実現しているため、発表会やコンクール会場などに手軽に持ち運べるのもポイント。先端を反転させることでペダルが低くなるので、子供が大きくなっても長く使用できます。
RAKU ピアノ補助ペダル
木製素材と鉄フレームの組み合わせで、高耐久かつスタイリッシュなデザインを実現したピアノ補助ペダルです。底部に滑り止めゴムが付いており、ペダルを踏んでもズレにくく、演奏中に優れた安定性を実現できるのが特徴。ピアノに接触する部分には厚み2mmのスポンジクッションを備えているので、ピアノ本体に傷がつきにくいのもポイントです。
足台の高さは13.5〜20.5cmの範囲で無段階で調節できるのも魅力のひとつ。両サイドのハンドルを回すだけで簡単に操作できます。子供の成長に合わせて微調節が可能です。
3つの金メッキペダルで高級感を演出している点もメリット。高機能ながら比較的リーズナブルに購入できるので、コスパを重視している方にもおすすめです。
Behning & Sons ピアノ 補助ペダル
対象身長110〜125cm程度のピアノ補助ペダルです。補助ペダルと補助台が分離した設計を採用。補助ペダルをピアノ本体に直接取り付けるため、実際にペダルを踏んでいるかのような高精度なペダリングができます。テコの原理を採用しているので、小さい子供でも軽い力で操作可能です。
アーチ型のペダル押さえには滑り止めゴムを採用しているため、長時間練習しても傷やズレの心配が少ないのがメリット。工具不要で簡単に高さ調節もできます。
iimono117 ピアノ補助ペダル 2ペダル
子供の身長に合わせて高さ調節ができるピアノ補助ペダルです。両サイドのハンドルを回すだけで手軽に高さ調節できるのが特徴。ピアノに触れる部分にはクッション材を採用しているので、ピアノ本体を傷つけにくいのもポイントです。
子供がケガをしにくいように面取り加工が施されているのも魅力のひとつ。本体の底部には滑り止めがついているので、演奏中にズレにくく、安定した演奏が可能です。
KCNN ピアノ補助ペダル
優れた耐久性を実現したピアノ補助ペダルです。13.5〜20.5cmの範囲で高さを無段階調節できるのが特徴。両サイドのハンドルを回すだけで簡単に調節できます。
ピアノ本体に接触する部分には厚み2mmのスポンジクッションを備えているので、ピアノ本体が傷つきにくいのもおすすめポイント。反発性のあるスプリングデザインの採用により、子供でも軽い力でペダリングできます。
汎用性が高く、グランドピアノやアップライトピアノ、電子ピアノなど幅広いタイプに対応可能。シンプルなデザインなので、デザインもさまざまなピアノとマッチします。
小さい子供がペダリングの練習をするのに欠かせないピアノ補助ペダル。しっかりと重みがあるモノや、ペダル押さえが外れにくいモノが使いやすくおすすめです。また、無段階調節ができるモノだと身長にぴったり合わせられるので快適。ぜひ子供に合うピアノ補助ペダルを見つけてみてください。