奥行きがあまりなく、コンパクトな作りが特徴の「アップライトピアノ」。圧迫感を覚えることなく設置できることや、電子ピアノよりも幅広い表現を楽しめることが魅力です。また、グランドピアノよりも安価で手に入るメリットもあります。

ただし、さまざまなモデルがあるため、どれを選べばよいか迷いがちです。そこで本記事では、おすすめのアップライトピアノをピックアップ。選び方についてもご紹介します。

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• 目次
• アップライトピアノとは？
• スタンダードモデルと上位機種との違い
• アップライトピアノの選び方
• アップライトピアノのおすすめ
• アップライトピアノの売れ筋ランキングをチェック

アップライトピアノとは？

By: yamaha.com

アップライトピアノとは、グランドピアノよりも奥行きがないピアノのことです。グランドピアノと比較して表現の幅がやや狭いものの、グランドピアノと同じ感覚で弾けることや、幅広いスペースに設置できるなどの魅力があります。

また、電子ピアノが鍵盤を押すと録音された音が出るのに対し、アップライトピアノは打鍵音が発せられるのが特徴。グランドピアノよりもコンパクトで、電子ピアノよりも幅広い演奏を楽しめるのがアップライトピアノです。

スタンダードモデルと上位機種との違い

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スタンダードモデルと上位機種とでは、搭載されているパーツのグレードが異なります。上位機種のなかには、グランドピアノにも採用されているハンマーフェルトを搭載したモノも。明るくはっきりとした音色が奏でられます。

また、ハンマーフェルトで叩くミュージックワイヤーも、ハイエンドなピアノに採用されたモノと同じ型を採用。弾いた音がダイレクトに届くトーンエスケープを設けたモデルもあり、豊かな音が楽しめます。

さらに、白鍵には滑りにくく上質な手触りが堪能できる人工象牙のアイボライトを搭載。黒鍵には黒檀調の天然木が用いられているモデルがあります。高価ではあるものの、上位機種は弾き心地や音にこだわりたい方におすすめです。

アップライトピアノの選び方

設置場所にあったサイズをチェック

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アップライトピアノを選ぶ際、事前に設置スペースがどれだけ確保できるかを確認しておきましょう。モデルによって多少の違いはありますが、アップライトピアノのサイズは幅150×奥行50～65×高さ110～130cmです。

また、アップライトピアノは本体の背面から音が出る仕様になっているため、壁際に設置すると音が漏れてしまい、近隣住民に迷惑を掛けてしまうので注意しましょう。外壁面に置く場合、壁から10〜15cmほど離すのがおすすめです。

重さをチェック

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アップライトピアノを選ぶ際、重さもあらかじめチェックしておきましょう。アップライトピアノの重量は約200～300kg。古い住宅の場合、床が抜けてしまったり凹んでしまったりする可能性があるため、注意が必要です。

また、床が抜ける心配のない住宅に設置する場合であっても、和室や床暖房付きのリビングなど、設置場所によっては床や設備を傷めてしまう可能性があります。圧力の分散や安定設置のため、設置用のボードを敷くのがおすすめです。

色やデザインをチェック

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アップライトピアノを選ぶ際、色やデザインを事前にチェックしておくのもおすすめです。アップライトピアノは本体サイズが家具並みに大きなアイテムなので、部屋に与える印象は大きくなります。

アップライトピアノには、黒の艶出し塗装が施されたモデルや、木目調の見た目をしたモデルが多くあるのが特徴です。艶のありなしや木目のありなしで雰囲気が大きく変わるため、部屋に合わせて選びましょう。

アップライトピアノのおすすめ

ヤマハ(YAMAHA) アップライトピアノ YUS1

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ボディにトーンエスケープを設けているアップライトピアノ。内部から音を放出させるため弾いた音が耳に届きやすく、豊かな響きを聴きながら演奏が楽しめます。グランドピアノのような自然な音抜けを実感できるのが魅力です。

ハンマーフェルトとミュージックワイヤーには、ヤマハが手掛ける最高峰のコンサートグランドピアノと同等のモノを採用。そのほかのパーツにも厳選されたモノを用いています。色彩感を持つ、粒立ちのよい音色を実現しているのも魅力です。

本体サイズは幅152×奥行62×高さ121cmで、重量は229kg。圧迫感を覚えにくいので、幅広い部屋に設置できます。加えて、鏡面艶出し塗装を施した高級感のボディで、インテリアアイテムとして活躍するのもポイントです。

ヤマハ(YAMAHA) アップライトピアノ YUS3Wn

コンサートグランドピアノにも採用されたハンマーフェルトとミュージックワイヤーを採用しているアップライトピアノ。ボディに弾いた音が耳に届きやすい「トーンエスケープ」を設けるなど、細部にまでこだわって仕上げられています。

鍵盤蓋がゆっくりと閉まる「ソフトランディング機構」を採用。手を挟んでしまうなどのトラブルが低減できます。さらに、譜面板の上部には人工皮革を採用。楽譜が滑りにくいので、演奏に集中できます。

白鍵の素材には三菱レイヨンの「アクリペット」を採用。耐候性に優れているので、窓に近い場所にも設置できます。また、木目調のナチュラルな外観で、優しい雰囲気を演出できるのもポイント。機能性とデザイン性に優れたおすすめのアイテムです。

ヤマハ(YAMAHA) アップライトピアノ YU11

ヤマハ独自の反りや捻れに強いパーツが用いられているアップライトピアノ。優れた耐久性が備わっています。加えて、繊細なニュアンスが表現できる高品質な音やスムーズな弾き心地を体感できるのもポイントです。

ヘッドホンによる 消音演奏が可能な「サイレントピアノ」仕様にできるので、時間帯を気にせず楽しめます。さらに、音量調節やスマートデバイスとの連携が可能な「トランスアコースティックピアノ」仕様に変更できるのも魅力です。

鍵盤の蓋がゆっくりと閉まる「ソフトランディング機構」を採用しているのもポイント。安全に配慮した作りで、指や手を挟むこともほとんどありません。機能性と安全性の両方を兼ね備えたおすすめのアイテムです。

ヤマハ(YAMAHA) アップライトピアノ b113

本体サイズが幅149×奥行53×高さ113cmとコンパクトなアップライトピアノです。本体重量は194kg。置き場所を選ばず限られたスペースにも設置できることや、圧迫感を覚えることなく設置できるのが魅力です。

ボディに鏡面艶出し塗装を施しているのが特徴。インテリアアイテムとしても活躍し、シックな雰囲気が演出可能です。加えて、小型ながらも優れた堅牢性が備わったスプルース響板を採用しており、しっかりとしたタッチが感じられます。

消音演奏ができる「サイレントピアノ」仕様にできるのもポイント。時間帯を気にすることなく、ピアノ演奏が楽しめます。デザイン性と機能性の両方を兼ね備えており、初めてアップライトピアノを購入する方にもおすすめのアイテムです。

ヤマハ(YAMAHA) アップライトピアノ YF101

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猫足を模したチッペンデールデザインが目を引くアップライトピアノ。アンティーク調な見た目に仕上げられています。ボディには半艶塗装仕上げを施した天然木を採用。優雅でぬくもりのある雰囲気が演出できます。

本体重量は204kg。本体サイズは幅150×奥行58×高さ114cmとコンパクトな小型コンソールタイプで、圧迫感なく設置できます。加えて、置き場所を選ばず、幅広い部屋に設置できるのもポイントです。

白鍵の素材には三菱レイヨンの「アクリペット」を採用。黒鍵の素材にはフェノールを用いるなど、細部にまでこだわって作られています。見た目が美しいうえ、機能性も備わっているおすすめのアイテムです。

ヤマハ(YAMAHA) アップライトピアノ SU7

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ハンマーフェルトとミュージックワイヤーに、ヤマハ最高峰のコンサートグランドピアノ「CFX」と同等のモノを採用したアップライトピアノ。そのほか、各パーツに厳選された最高クラスの素材のみを使用しています。

響板にはヤマハが独自に厳選した木材を使用。繊細なレスポンス性と豊かな音の響きを同時に実現しています。加えて、鍵盤の長さを十分に取ることで、コントロール性を高めているのも特徴です。

弦受けの全音域に、弦の位置や有効弦の長さが正確に定められる「アグラフ方式」を採用。豊かな倍音やクリアかつ多彩な音が楽しめます。グランドピアノのような弾き心地が体感できるため、ハイエンドモデルを探している方におすすめのアイテムです。

カワイ(KAWAI) アップライトピアノ K-700

内側に赤いアンダーフェルトが入ったハンマーを搭載しているアップライトピアノです。フェルトの内側を硬くすることで理想とされる「内硬外柔」の構造を実現。豊かで澄んだ音色を奏でることが可能です。

カワイが手掛ける最高峰のグランドピアノと同じ設計技術を用いて作られています。フレームボルトで金属フレームと支柱を連結しているのが特徴。弦の張力による変形を抑制することにより、伸びやかな音を実現しています。

倍音が発生しやすい「アリコート方式」を採用しているのもポイント。フォアストリングスに特別な弦押さえを入れることで、明るく豊かな音色を実現しています。ハイエンドモデルを探している方におすすめのアイテムです。

カワイ(KAWAI) アップライトピアノ K-500

幅100cmのワイドな譜面台を搭載しているアップライトピアノ。複数枚の楽譜や大きな楽譜も余裕を持ってセットできます。加えて、譜面台の素材には人工皮革を採用。楽譜が滑りにくく、安定するため、演奏に集中できます。

白鍵の素材にはファインアイボリーを採用。黒鍵にはファインエボニーを用いるなど、細部にまでこだわりが見られます。加えて、蓋がゆっくりと閉まる「ソフトフォールシステム」を採用しており、演奏中に急に閉じることがほぼないのも特徴です。

黒塗艶出し塗装仕上げを施したボディを採用しているため、シックな見た目を楽しめるのもポイント。また、真鍮製のゴールドキャスターが高級感を演出します。気品あるアップライトピアノを探している方におすすめのアイテムです。

カワイ(KAWAI) アップライトピアノ K-400

過去に楽器店大賞を受賞しているアップライトピアノです。本体サイズは幅149×奥行61×高さ122cm。コンパクトなボディのなかにグランドピアノのテイストが取り入れられています。また、各パーツでクオリティを追求しているのも魅力です。

幅広い表現が可能な「長鍵盤設計」を採用。長さのある鍵盤を採用することで、鍵盤の奥を押えた場合でも軽やかなタッチが体感できます。加えて、大きな楽譜も置けるよう、94cmのワイドな譜面台を搭載しているのも特徴です。

主要部品に炭素繊維入りABS樹脂を使用した「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」を採用しているのもポイント。レスポンス性が高く、優れた軽量性も兼ね備えます。機能性の高いアップライトピアノを探している方におすすめのアイテムです。

カワイ(KAWAI) アップライトピアノ K-300

アクション機構に「ウルトラ・レスポンシブ・アクションII」を採用したアップライトピアノです。主要部品に最先端素材の炭素繊維入りABS樹脂を使用しているのが特徴。レスポンス性に優れ、思うような演奏が楽しめます。

アクションレールには精度の高さを保持し続ける二重桁構造を採用。素材には押出成型によるアルミを用いています。さらに、強さ・均質さ・精密さの3つを兼ね備えたアルミダイキャスト製アクションブラケットで支えているのも特徴です。

幅100cmとワイドな譜面台を搭載しており、大きな楽譜が置けるのもポイント。また、黒塗艶出し塗装仕上げを施したボディを採用しており、インテリアアイテムとしても活躍します。コストパフォーマンスに優れたおすすめのアイテムです。

ディアパソン(DIAPASON) アップライトピアノ DU-132

響板の素材に寒さの厳しい環境で育った針葉樹スプルースを採用しているアップライトピアノ。木目の年輪が細かな均質の柾目材を使用しているため、振動が木目に沿って素早く流れ広がります。ピアノ本来の美しい音を楽しめるのが魅力です。

ハンマーにはドイツにあるレンナー社のハンマーを採用しています。ウッドにフェルトを巻きつけ、槌状に仕上げているのが特徴。加えて、アクション部に天然素材を用いることで、表現力豊かな演奏を可能にしています。

鍵盤の素材にも響板と同じ針葉樹スプルースを採用。上面には滑りにくいファインアイボリーとファインエボニーを使用しているので、スムーズに指が動かせます。タッチのよいアップライトピアノを探している方におすすめのアイテムです。

ディアパソン(DIAPASON) アップライトピアノ DU-128F

ハンマーにドイツ・レンナー社のハンマーを搭載しているアップライトピアノです。アリコート方式を採用することで、中・高音部に倍音の響きをプラス。　明るく豊かな音色を聴きながら演奏が楽しめます。

鍵盤の素材にはスプルース材を使用。振動が伝えやすく、比重が軽いため、スムーズな指の運びが実現できます。また、鍵盤の蓋には「ソフトフォールシステム」を搭載。演奏中、急に蓋が閉じることがなく、安全に弾けるのもポイントです。

ボストン(BOSTON) アップライトピアノ UP-132E PE

フットピースやサウンドボード、バックボードなどの素材にマホガニーを採用しているアップライトピアノです。ボストン独自の設定方法を採用しており、縦方向の強度・高い安定性・優れた音響効果の3つを同時に実現しています。

響板の素材には木目が詰まった無垢のシトカスプルース材を採用。高音域から低音域に向かって薄くなる仕様で、豊かな低音とクリアな高音を同時に実現しています。バランスの取れたアップライトピアノを探している方におすすめのアイテムです。

ボストン(BOSTON) アップライトピアノ UP-126E PE

支柱の素材にラミネート加工が施されたフルレングスのマホガニーを使用しているアップライトピアノです。バックフレームの支柱や最上部、底部にマホガニーの無垢材を詰めているのが特徴。高い耐久性と安定性を兼ね備えます。

スローフォール式の鍵盤蓋を採用しているため、急に蓋が閉まらないのもポイント。手や指を挟む心配がほとんどありません。また、ワイド幅の譜面台を搭載しており、大きな楽譜が置けるのも魅力です。

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