リビングなど広い部屋での使用に適した、20畳以上向けのエアコン。空調事業を中心に取り組む「ダイキン」では、加湿機能を備えた高機能モデルから、シンプルな機能で使いやすいスタンダートモデルまで、幅広い製品が販売されています。

そこで今回は、ダイキンの20畳以上向けエアコンからおすすめモデルをご紹介。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ダイキンのエアコンの魅力とは?

By: daikin.co.jp

ダイキンは空調事業をメインに取り組むメーカーで、高い性能を備えたエアコンを販売しています。加湿・除湿機能やクリーン機能など、さまざまな独自技術を開発しており、快適な空気環境を実現するための機能が充実しているのが魅力です。

また、高機能モデルからスタンダードモデルまで、幅広い製品が用意されているのもメリット。予算や希望に応じて、豊富なラインナップから自分に合うモノを選べます。

ダイキンの20畳以上向けエアコンの選び方

適用畳数をチェック

By: daikin.co.jp

適用畳数とは、エアコンが効率よく冷暖房運転を行える部屋の広さのこと。適応畳数は「23~29畳」のように記され、20畳部分は「木造・平屋・南向き・和室」の畳数を、29畳部分は「鉄筋・集合住宅・南向き・洋室」での畳数を表しています。

ダイキンの20畳以上向けエアコンは、20畳程度~29畳程度のモデルが展開。モデルによって適用畳数のラインナップが異なるため、設置する部屋の条件に合わせた製品を選ぶようにしましょう。

コンセントの形状をチェック

エアコンを使用するには専用のコンセントが必要で、100Vと200Vの電圧に対応したモノが用意されています。コンセントの形状はV数とA数によって異なるため、購入予定のエアコンに合ったコンセントが用意されているか、あらかじめ確認をしておきましょう。

20畳以上の広い空間向けエアコンでは、多くのモデルで200V電源が採用されています。部屋のコンセントとエアコンのプラグ形状が異なる場合には、専門の電気工事が必要のため留意が必要です。

部屋を快適に過ごすための機能をチェック

うるる加湿機能

By: daikin.co.jp

うるる加湿機能とは、ダイキン独自の「無給水加湿」技術のこと。室外機を使って、屋外の空気から水分を取り込み、暖房運転をしながら加湿を行います。水を補給する手間をかけずに、手軽にうるおいを届けられるのが魅力です。

使用する水分を外から取り入れる仕組みのため、水タンクなどの掃除が不要で、清潔を保ちやすいのもメリット。また、別途加湿器を用意しなくても加湿ができるため、省スペースで空気を管理したい方にもおすすめです。

さらら除湿機能

By: daikin.co.jp

さらら除湿機能は、室温を下げすぎずに除湿が行える湿度コントロール機能のこと。さらら除湿はいくつかの種類に分かれており、部屋のあたたかい空気を混ぜて送風する「さらら除湿」や、部屋の状況に合わせて除湿方式を切り換える「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」などがあります。

除湿運転での冷えすぎが気になる方は、細かな制御が行える「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」に対応したモデルがおすすめ。必要分だけを除湿する運転や、冷やした空気をあたためて戻す運転などを自動で切り替えて、快適な空気環境をサポートしてくれます。

AI快適自動運転

By: daikin.co.jp

AI快適自動運転は、AIを活用して自動で制御を行う運転モードで、上位モデルのエアコンに搭載されています。床・壁の温度を検知した内容と、ユーザーが行った設定を学習し、適した運転に自動で切り替えてくれるのが特徴です。

使い続けるほど部屋の環境や好みの運転を把握していくため、まるで専属のスタッフが温度管理をしてくれるような快適さを実現できるのが魅力。細かな設定の手間なく快適な空気環境を保ちたい方は、AI快適自動運転を備えたモデルをチェックしてみてください。

お手入れがラクになる機能をチェック

フィルター自動お掃除機能

By: daikin.co.jp

フィルター自動お掃除機能は、運転終了後に自動でフィルターのホコリを取り除くクリーン機能です。ブラシでかき取ったホコリは専用のダストボックスに回収されるため、定期的なフィルター掃除の手間を軽減できるのが魅力。ダストボックスは、年に1回程度のお手入れが必要になります。

また、清潔なフィルターを維持することで、エアコンの機能低下を防げる点もメリット。効率的に冷暖房が行えるので、省エネ効果も期待できます。

水内部クリーン機能

By: daikin.co.jp

水内部クリーン機能は、エアコン内部を自動で洗浄したのち、送風・暖房運転で乾燥を行うクリーン機能です。熱交換器などを清潔に保つことで、カビやニオイの発生を抑制する効果が期待できます。

水内部クリーン機能は基本的に冷房時の結露水を利用しますが、加湿機能付きのエアコンであれば、加湿運転時の水分でも内部洗浄が可能。夏季は結露水で、冬季は加湿機能で洗浄を行い、年間を通して内部を清潔に保てるのがメリットです。

ストリーマ内部クリーン

By: amazon.co.jp

ストリーマ内部クリーンに用いられる「ストリーマ」とは、プラズマ放電によってカビやアレル物質を抑える、ダイキン独自の空気清浄化技術のこと。冷房・除湿運転後に自動でストリーマ照射と乾燥を行い、熱交換器などを清潔に保てるのが魅力です。

ストリーマ内部クリーンは、ニオイの原因となるカビの繁殖を防げるのがメリット。また、エアコンから吹き出す風もきれいにできるため、エアコンの清潔性を重視する場合にチェックしておきたい機能です。

スマホ連携機能付きなら外出先でも操作可能

ダイキンのエアコンのなかには、専用アプリとの連携に対応したモデルがあります。内蔵した無線LANでインターネット通信が行えるため、外出先からアプリでエアコン操作が行えるので便利です。

GPS機能を搭載したデバイスであれば、自宅に近づくと自動で運転を開始する「おかえり運転」や、外出時にエアコンの付けっぱなしを通知してくれる「おでかけ切り忘れ通知」が利用可能。エアコンをより快適に活用したい方は、スマホ連携機能付きのモデルがおすすめです。

電気代が気になるなら省エネ性能をチェック

使用時の電気代が気になる場合は、エアコンの省エネ性能をチェック。エアコンの省エネ性能を示す指標のひとつに「通年エネルギー消費効率(APF)」があり、この数値が大きいほど高い省エネ性能を備えています。

通年エネルギー消費効率は、エアコンの使用電力を「1」とした場合に、何倍の冷房・暖房能力を発揮できるかを表した数値です。経済産業省でも、APF値をもとに2027年度目標の省エネ基準が設けられており、「2027年 104%」のように達成率が表記されています。

価格をチェック

By: daikin.co.jp

ダイキンの20畳以上向けエアコンの本体価格は、製品によって大きく異なり、比較的新しいモデルだと25~40万円程度が相場です。一般的には適用畳数が広いモノや、多彩な機能を搭載しているモノほど本体価格が高くなります。

本体価格に加えて、工事費用も考慮しなくてはいけないため注意が必要。また、コンセントの電機工事が必要な場合や、特殊な取り付け位置の場合は、追加費用が発生します。購入時には本体と工事を含めた総費用で比較検討するのがおすすめです。

ダイキンの20畳以上向けエアコンおすすめ

ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン うるさらX RXシリーズ S905ATRP-W

ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン うるさらX RXシリーズ S905ATRP-W
無給水加湿対応モデル

多彩な機能を備えたダイキンの20畳以上向けエアコンです。無給水で加湿を行う「うるる加湿」に加えて、室内の環境に応じて除湿運転を切り換える「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」に対応。1年を通して快適な空気環境をサポートしてくれる、加湿・除湿機能が充実しています。

さらに、シーンに合わせて使い分けができる2種類の自動運転を用意。AIが使用者の好みを学習して運転を制御する「AI快適自動運転」と、自動で消費電力を抑えた運転を行う「節電自動運転」を搭載しています。エアコンの機能性を重視する方におすすめのモデルです。

ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン AXシリーズ S805ATAP-W

ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン AXシリーズ S805ATAP-W
省エネ性能を重視する方におすすめ

AI快適と節電の、2つの自動運転を搭載したダイキンの20畳以上向けエアコンです。細かな設定を行う必要なく、自動で適した運転に制御したり、消費電力を抑えたりしてくれるのが魅力。また、2027年度省エネ基準が100%を達成しており、省エネ性能に優れています。

除湿機能では、状況に合わせて細かく除湿方式を制御する「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」に対応。室内の温度を下げすぎず、肌寒さを抑えた除湿運転が行えます。また、水内部クリーンなどの清潔機能も充実しているため、お手入れの手間を軽減したい方にもおすすめです。

ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン GXシリーズ S714ATGP-W

ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン GXシリーズ S714ATGP-W
クリーン機能が充実したモデル

気流を上方へ持ち上げる「風ないス運転」を備えたダイキンの20畳以上向けエアコンです。吹き出した気流が体に直接あたりにくく、冷房・除湿運転時の冷えを抑えられるのが魅力。ハイブリッド方式の「さらら除湿」では、室温を下げすぎない快適な除湿運転が行えます。

また、お手入れの手間を軽減できるクリーン機能が充実しているのもメリット。結露水を利用して熱交換器を洗浄する「水内部クリーン」や、運転後に自動でフィルター清掃を行う「フィルター自動お掃除」機能を搭載しています。

ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン CXシリーズ S715ATCP-W

ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン CXシリーズ S715ATCP-W
省スペースで設置したい方におすすめ

高さと奥行を抑えたダイキンの20畳以上向けエアコン。コンパクトなサイズのため、窓上やカーテンレール上などの限られたスペースにも設置しやすいのが魅力です。また、室内の温度を検知して自動で運転を開始する「室温パトロール」に対応。夏場や冬場の暑すぎ・寒すぎを防止します。

独自の空気清浄化技術「ストリーマ」を搭載しているのも特徴。室内の浮遊ウイルスを抑制する「ストリーマ空気清浄」に加えて、熱交換器・気流通路の清潔を保つ「ストリーマ内部クリーン」が利用できます。さらに、スマホ連携機能によって遠隔からの操作も行えるおすすめのモデルです。

ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン risora SXシリーズ S633ATSP-K

ダイキン(DAIKIN) ルームエアコン risora SXシリーズ S633ATSP-K
デザインにもこだわりたい方におすすめのモデル

奥行185mmの薄さを実現したスタイリッシュなエアコン。インテリアとしても映えるおしゃれなデザインで、幅広い空間に馴染みやすいのが魅力です。また、除湿時の冷えを抑えられる「さらら除湿」に対応。冷えた風を室内の空気と混ぜて送風することで、もとの室温に近づけながら除湿運転が行えます。

多彩な気流制御機能を備えているのも特徴。足元をしっかりとあたためる「垂直気流」や、冷気が体に直接あたりにくい「天井気流」などが用意されており、シーンに応じて使い分けができます。デザイン性と機能性の両方を兼ね備えたおすすめの20畳以上向けエアコンです。