クリエイター向けのビジネスツールとして欠かせない「ノートPC」。動画編集やグラフィックデザインなどにおいては、大量のデータを高速処理できるかどうかが重要です。そのため、ハイスペックでクリエイティブな作業を、難なく行えるモデルを求める方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、BTOで有名なマウスコンピューターのクリエイター向けノートPC「DAIV Z4-I7I01SR-A」を、現場の声も取り入れながらレビュー。薄型軽量ボディにハイスペックなCPUや内蔵GPU、長時間駆動のバッテリーを搭載し、外出先での作業を効率的にできるモデルです。

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マウスコンピューターのクリエイター向けブランド「DAIV」とは?

DAIVはマウスコンピューターのブランドのひとつで、”クリエイターによる、クリエイターのためのPC”を謳うブランドです。

2016年に立ち上げられ、クリエイターの声を活かしながら、実用的な機能を備えたモデルを開発。第一線で活躍するプロクリエイターにも選ばれています。

写真・動画編集、3DCG制作、イラスト制作などのクリエイティブ作業に必要な性能を備えたモデルをラインナップ。クリエイターをこれから志す方向けのエントリーモデルから、プロユースにも耐えられる超ハイスペックモデルまで、ニーズに合わせて選べます。

また、マウスコンピューターのBTO(受注生産)というメリットを活かし、メモリやストレージなど、自分の用途に必要なスペックにカスタマイズが可能。自分にぴったりの1台を作れるので、スペックが足りない、逆にオーバースペックになってしまうのも防げます。

外で作業するならこれ。DAIV最軽量の「DAIV Z4-I7I01SR-A」は持ち運びやすさもバッテリー持ちも良好

スタイリッシュ&軽量の「DAIV Zシリーズ」。そのなかのDAIV Z4-I7I01SR-Aは、マグネシウム合金ボディを採用しており、質量は約975gとDAIVブランドでは最軽量を実現しています。

クリエイター向けのハイスペックノートPCとしても、非常に軽量なのが特徴。さらに、約16.4mmと薄型で持ち運びをしやすく、外出先への持ち運びも楽に行えます。

“現場ではPCを移動することも多く、片手で持って歩けるのはすごい”と編集部クリエイティブチームからも声が上がりました。

さらに、軽量薄型にもかかわらず、バッテリー持ちはアイドル時で最大約14時間(※)と、バッテリーを持っていかずに外で1日作業できる点も魅力。”長時間充電がいらず、コードをつながなくて済むと、撮影現場でもスムーズに動ける”とカメラマンからも好評でした。

※16GB メモリ/500GB M.2 SSD(Gen4)/標準バッテリー 搭載時の計測値です。JEITA測定法3.0での測定結果を記載。実使用時の動作時間につきましては、ご利用時のシステム動作状況、購入いただいた構成により変動します。

画面の美しさは重要。sRGB100%をカバーした高精細なディスプレイ

映像制作やイラスト、デザインなどのクリエイティブ作業において、画面表示の美しさは非常に重要。DAIV Z4-I7I01SR-Aには14.0型で、WUXGA(1920×1200)と高精細な液晶ディスプレイを搭載しています。

16:10のWUXGAは、タスクバーやメニューバーを表示しながら、フルHDの作業領域を確保。さらに、4辺狭額縁で、画面占有率は約92%を実現しています。そのため、小型ながら作業領域が広く感じ、効率を上げられると感じました。

さらに、sRGBを100%と広色域をカバーした、ノングレアディスプレイを採用。蛍光灯がまぶしい室内や屋外でも映り込みを抑え、見やすい画面で作業できるのがポイントです。

ほかにも、狭額縁でありながらも液晶上部には、200万画素でWindows Hello 顔認証対応のWebカメラをしっかり搭載し、クライアントとのオンライン会議も本製品1台で行えます。

クリエイティブ作業を難なくできるスペック

CPUには「Intel Core i7-1360P」を採用

ノートPCの頭脳にもたとえられる重要なパーツ「CPU」。DAIV Z4-I7I01SR-Aには、Intelのなかでもハイエンド向けの「Core i7-1360P」を搭載しています。

特に、末尾「P」は省電力かつ性能のバランスが取れた薄型PC向けモデル。Pコア4基、Eコア8基の12コア、16スレッドでマルチタスクに強いうえ、前世代から両方ともクロック周波数が向上したことで、処理性能に優れています。

RAW画像現像・動画編集・3Dグラフィックデザインなど負荷の大きいクリエイティブ作業も難なく行えるスペックです。

内蔵GPU「Intel Iris Xe グラフィックス」も要チェック。高解像度の写真や動画もサクサク処理

動画編集や3Dモデリングなど、より解像度の高い画像処理には「GPU」の搭載が必要不可欠。Intel Core i7-1360Pには、高性能な内蔵GPU「Intel Iris Xe グラフィックス」が採用されており、写真や動画などの編集作業がスムーズに行えます。

メモリは高速なDDR5を標準搭載。カスタマイズは最大64GBまで可能

パソコンのデータを一時的に保存し、処理を行う「メモリ」。容量が多ければ多いほど、スムーズに作業をこなすことが可能。DAIV Z4-I7I01SR-Aのメモリは帯域幅が広く、転送速度が速い「DDR5」を採用しており、16GBを標準搭載しています。

基本的な画像編集やイラスト制作、楽曲制作なら16GBでも十分。3Dレンダリングや4K動画編集をするほか、複数の重い編集・描画アプリを同時に使うなど、より大きなメモリが必要な場合は最大64GBに拡張できます。

高速なストレージNVMe Gen4対応「M.2 SSD」を採用。最大8TBまでカスタマイズ可能

大事なデータを保存しておくストレージには、「NVMe Gen4」の、PCIe接続M.2 SSDを採用。標準搭載の容量は500GBです。

BTOモデルなので、大容量データを扱うことが多い方は、最大8TBまで拡張可能。また、外付けSSDをBTOカスタマイズで別途追加することもできます。

クリエイティブチームのカメラマンは、”多くの写真を撮る現場での確認作業時に、撮影したデータの読み込みが早いのは助かる”とコメントしていました。

クリエイターの使いやすさを重視したインターフェース

DAIV Z4-I7I01SR-Aに備わっているポートは以下の通り、コンパクトながらも非常に豊富です。

  • Thunderbolt 4ポート
  • USB Type-C(USB 3.1)ポート
  • USB Type-A(USB 3.0)ポート×2
  • HDMIポート
  • SDカードリーダー
  • ヘッドセット端子
  • セキュリティスロット
  • 電源端子

使いやすさを考えられたインターフェースで、特にThunderbolt 4ポートを搭載し、最大40Gbpsの高速データ転送ができるのが魅力。USB PD機器による急速充電も行えます。

また、プロからも要望の多かったSDカードを搭載しているのがポイント。実際に編集部クリエイティブチームからも”現場ではカメラはもちろん、SDカード・SSD・モニターなどさまざまな機器と接続するけれど、うちで接続するような機器は、このPCに備わっているインターフェイスで十分。ハブがいらないのも便利だと思った”との声が挙がりました。

大画面で効率的に編集作業。デイジーチェーン対応モニターなら最大4画面接続が可能

DAIV Z4-I7I01SR-Aには、軽量薄型ながら、4K-UHD対応のモニターなどへ出力できるHDMIを搭載しています。

さらに、搭載されているThunderbolt 4がDisplayPort Alt Modeによる画面出力に対応。そのため、ケーブル1本でモニター接続と充電を行えるUSB PD対応モニターへの接続が可能です。

本体と合わせて最大3画面、デイジーチェーン対応モニターなら最大4画面出力でき、マルチディスプレイで作業を行う方には大いに役立ちます。PCとモニター、モニター同士はそれぞれケーブル1本で接続でき、デスク回りがごちゃつきにくいのもメリットです。

「Dolby Vision」と「Dolby Atmos」に対応。美しい映像体験やサウンド体験が叶う

DAIV Z4-I7I01SR-Aは、輝度の範囲と色域を向上させる「Dolby Vision」により、対応の映像コンテンツではコントラストの高いリアルな映像表現を実現できます。

さらに、映画館などでも採用され、全体から包まれるような立体音響を再生できる「Dolby Atmos」にも対応。動画編集はもちろん、映画鑑賞にも向いています。

加えて、対応コンテンツ以外でも、ネット動画の音声やビデオ通話の音声が向上。Web会議でコミュニケーションが円滑になったり、通常動画視聴の音声もきれいに聞こえたりとメリットが多くあります。

製品情報

マウスコンピューター(MouseComputer) DAIV Z4-I7I01SR-A Z4I7I01SRACAW101DEC