ダイビングなどのマリンスポーツを行うときに活躍する「ダイバーズウォッチ」。優れた防水性能を備えているため、水中でも故障の心配が少なく、潜水時間を正確に測れます。おしゃれなモデルも多く、マリンスポーツはもちろん、普段使いもできる優れたアイテムです。

今回は、おすすめのダイバーズウォッチをご紹介します。選び方やおすすめのメーカーも併せて解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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ダイバーズウォッチとは?

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ダイバーズウォッチとは、ダイビングや水泳、サーフィンなど、マリンスポーツで使用できる時計の総称。水中での使用を前提に作られ、優れた防水性能を備えているのが特徴です。

ダイバーズウォッチは、潜水時間を正確に測るために逆回転防止ベゼルといわれるダイヤルを搭載。また、水中の暗所でも見やすいように文字盤や針に夜光処理などを施しており、高い視認性も備えています。

そのほか、装着者の命を守るために、JIS・ISOで規格が定められているのも特徴。まず、100m以上の潜水に耐えられる、高い防水性を備えている必要があります。加えて、耐衝撃性・耐圧性・時間を管理するシステムなど、11項目の規定をクリアしていることが条件です。高い性能が保証されているので、水中でも安心して使用できます。

ダイバーズウォッチのおすすめメーカー

シチズン(CITIZEN)

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1918年に尚工舎時計研究所として創業した、日本の時計メーカー「シチズン」。1930年にシチズン株式会社を設立し、1931年に第1号の腕時計を発表しています。世界初のアナログ式太陽電池ウォッチや、国産初のカレンダー付きウォッチなど、多くの画期的な製品を開発しています。

シチズンは、200m・300m防水など、防水性に優れたダイバーズウォッチを展開。なかには、1000m飽和潜水用のプロフェッショナルモデルもあります。電池交換の必要がない光発電タイプや視認性の高い夜光タイプなど、機能的なモデルもラインナップ。ワールドタイム機能を備えたモノもあり、世界中で使用できるのも特徴です。

セイコー(SEIKO)

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「セイコー」は、1881年に創業した日本の時計メーカーです。1892年に時計製造工場を設立し、時計づくりをスタート。クォーツ式腕時計や世界初のGPSソーラーウォッチなど、時代を先行する製品を多数開発しています。2021年に140周年をむかえた、長い歴史のあるメーカーです。

セイコーでは、本格機能を備えたプロスペックのスブランドを展開。200mの潜水用防水モデルや、1000mの飽和潜水用防水モデルなどがあります。ステンレスのベルトを採用した、スタイリッシュなデザインのモデルが多いのもポイント。普段使いやビジネスシーンでも着用しやすいのが魅力です。

ダイバーズウォッチのおすすめ|人気

セイコー(SEIKO) プロスペックス SBDJ051

セイコー(SEIKO) プロスペックス SBDJ051

シンプルなデザインに太い針を組み合わせているダイバーズウォッチらしいモデル。秒針とリューズに赤色アクセントをあしらった、おしゃれな見た目が印象的です。

200m潜水用防水仕様により、本格的なダイビングに対応。ベゼルが反時計回りにのみ回転する逆回転防止ベゼル採用で、潜水時間を勘違いしてしまうトラブルを防げます。ソーラー充電タイプのため、定期的に電池交換する手間を省きたい方にもぴったりです。

セイコー(SEIKO) プロスペックス SBDC083

セイコー(SEIKO) プロスペックスSBDC083

世界中で「SUMO」の愛称で親しまれている、プロスペックスのダイバーズウォッチです。新開発のロングパワーリザーブムーブメントを搭載しているのが特徴。スペック・デザインともに進化を遂げたグローバルモデルです。

200m潜水用防水モデルながら、スマートでモダンなデザインもポイント。スタイリッシュな見た目により、タウンユースとしても使用できます。秒針と分針をトルク限界まで延長し、視認性がアップしているのも魅力です。

セイコー(SEIKO) プロスペックス SBEJ009

セイコー(SEIKO) プロスペックス SBEJ009

内外装ともに、高いスペックを備えたダイバーズウォッチ。GMT機能を搭載したメカニカルキャリバー「6R54」を採用しているのが特徴です。ホームタイプに加えて、第2時間帯の変更が可能。また、約72時間の長持続化も実現しています。世界中でダイビングを楽しみたい方におすすめのモデルです。

セラミックス製のベゼル表示板を採用しているのもポイント。高い耐傷性と美しいツヤを併せ持っているのが魅力です。さらに、操作性に優れた回転ベゼルや、快適に装着できるスリムな形状のブレスレットも搭載。機能的なダイバーズウォッチが欲しい方にもおすすめです。

セイコー(SEIKO) プロスペックス SBDN075

セイコー(SEIKO) プロスペックス SBDN075

200m潜水用防水仕様のダイバーズウォッチです。マリンスポーツを楽しみたい方におすすめ。逆回転防止ベゼルを備えており、本格的なダイビングでも安心して使えます。太陽光で充電するソーラータイプで、電池を定期的に交換する手間が気になる方にもぴったりです。フル充電して約10ヶ月使用可能。安全に使える過充電防止機能を搭載しています。

ケース径38.5mmのコンパクトサイズもポイント。目立たない控えめなデザインが好みの方にも適しています。止まっているときに光を当てるとすぐに動きはじめる即スタート機能や、カレンダー機能などを搭載している使い勝手のよさも魅力です。

シチズン(CITIZEN) PROMASTER MARINE BN7020-09E

シチズン(CITIZEN) PROMASTER MARINE BN7020-09E

飽和潜水1000mに対応しているダイバーズウォッチです。ガラスやムーブメントにダメージを与えるヘリウムガスを防ぐ気密性を備えており、過酷な状況下でも使用できます。

夜光タイプの針を採用。暗い海中でも優れた視認性を実現します。ショックや振動による針のズレを防ぐ衝撃検知機能も搭載。職人が手作業で作っていることによる品質の高さも魅力です。

カシオ(CASIO) G-SHOCK MASTER OF G SEA FROGMAN GWF-D1000B-1JF

カシオ(CASIO) G-SHOCK MASTER OF G SEA FROGMAN GWF-D1000B-1JF

200m潜水用防水機能を備えたダイバーズウォッチです。水深・方位・温度を計測できるトリプルセンサーを搭載しており、水深80mまで計測できます。10cm単位での計測もできるなど、正確性を備えているのも魅力。プロダイバーにもおすすめのモデルです。

また、カーボンファイバーシートを挿入した、長めのベルトを採用しているのもポイント。高い引張耐久性を備えているため、ダイビングスーツの着用後でもしっかりフィットさせられます。

視認性の高いサファイアガラスを採用しているほか、高輝度のLEDライトを搭載しているのも特徴。暗所でも見やすいダイバーズウォッチが欲しい方にもおすすめです。

オリエントスター(ORIENT STAR) M42 ダイバー1964 2ndエディション F6 デイト RK-AU0601B

オリエントスター(ORIENT STAR) M42 ダイバー1964 2ndエディション F6 デイト RK-AU0601B

1960年代に登場した「カレンダーオートオリエント」のデザインと現代の高性能ムーブメントを組み合わせた、本格派のダイバーズウォッチ。ミラーブラックで仕上げた文字盤や、同じ色合いのベゼル表示板を採用しています。ツヤのある見た目によりドレッシーさを感じられるのが魅力。スタイリッシュなデザインで、スーツコーデにもマッチするアイテムです。

駆動方式は、自動巻きタイプの機械式に対応しています。パワーリザーブ表示機能を搭載しているのも特徴。ゼンマイの巻き上げ具合が確認できるため、残りの駆動時間を把握できます。

交換用ベルトが付属しているのもポイント。ベルトが傷ついたり汚れたりしたときに、すぐに交換できるダイバーズウォッチです。

ダイバーズウォッチのおすすめ|安い

シチズン(CITIZEN) PROMASTER MARINE BN0197-08A

シチズン(CITIZEN) PROMASTER MARINE BN0197-08A

「光発電エコ・ドライブ」を搭載しているダイバーズウォッチです。太陽光や室内のわずかな光を電気に変換して時計を動かすのが特徴。一度フル充電すれば長時間駆動し、定期的に電池を交換する手間やランニングコストを抑えられるのがおすすめポイントです。

モノトーン調のシンプルなホワイトの文字盤とグレーのケース、ウレタンバンドを組み合わせたスタイリッシュなデザインも魅力。マリンスポーツはもちろん、カジュアルからビジネスまでさまざまなシーンで幅広く使えます。

夜光仕上げの針とインデックスにより、暗い場所での正確な時間確認をサポート。誤作動を防ぐ逆回転ベゼルやねじロックリューズなど、安全にダイビングを楽しめる機能が充実しているのもポイントです。

セイコー(SEIKO) プロスペックス Diver Scuba SBDY085

セイコー(SEIKO) プロスペックス Diver Scuba SBDY085

ミニタートルの愛称で親しまれているダイバーズウォッチ。シャープなサイズ感とスタイリッシュなデザインが魅力です。ブラックの文字盤にレッドの秒針とブランドロゴがアクセントになった、おしゃれなアイテム。タウンユースとしても使用したい方におすすめのモデルです。

水深200mまで耐えられる防水性・耐圧性を備えているのもポイント。おしゃれな見た目ながら、ダイバーズウォッチとしての高い性能もしっかり搭載しています。

セイコー(SEIKO) プロスペックス Diver Scuba SBDJ055

セイコー(SEIKO) プロスペックス Diver Scuba SBDJ055

200m空気潜水用防水仕様のダイバーズウォッチです。本格的なダイビングに対応可能。サファイアガラスを採用し、タフな状況下でも安心して装着できるおすすめモデルです。誤作動を防ぐ逆回転防止ベゼルも採用しています。

定期的に電池交換する手間を減らせるソーラー充電タイプなのもポイント。フル充電時で約10ヶ月使えます。薄型化・低重心化を実現したケース形状を採用しており、スマートに装着できるのも魅力です。

カシオ(CASIO) MARINE SPORTS GEAR WS-1300H-8AV

カシオ(CASIO) MARINE SPORTS GEAR WS-1300H-8AV

リーズナブルな価格帯が魅力のダイバーズウォッチ。100mの防水性を備えているのが特徴です。LEDライトを搭載しており、視認性が高いのも魅力。水中の暗所でも、簡単に時間を読み取れます。

潮の干満を示すタイドグラフや、潮の動きを読み取れるムーンデータ機能を搭載。マリンスポーツで活用できる、基本的なデジタル機能を備えています。安さと優れた機能性を兼ね備えた、おすすめのダイバーズウォッチです。

オリエント(ORIENT) Orient Mako RN-AA0811E

オリエント(ORIENT) Orient Mako RN-AA0811E

50年以上の歴史がある「オリエント」を代表する腕時計です。風防にサファイアクリスタルを採用。ファッショナブルなデザインなので、幅広いシーンで着用できます。おしゃれな腕時計が欲しい方におすすめです。

また、20気圧の日常生活強化防水に対応しているのもポイント。水仕事などであれば使用できます。精度に優れる自動巻きムーブメントを搭載しており、正確に時間を把握できるのも魅力です。

ダイバーズウォッチのおすすめ|高級

グランドセイコー(GRAND SEIKO) Sport Collection SBGX337

グランドセイコー(GRAND SEIKO) Sport Collection SBGX337

無骨なフォルムのダイバーズウォッチ。切り立ったベゼルや縦筋目を施したケースを採用しています。ベゼルには現代的な書体の数字を使用しており、さまざまなシーンにマッチしやすいのが魅力。おしゃれなダイバーズウォッチを使いたい方におすすめのモデルです。

ムーブメントには「9F61」を採用しています。クォーツ式で、精度は年差±10秒です。そのほか、潜水用防水や強化耐磁を備えているのもおすすめのポイントです。

オメガ(OMEGA) Seamaster 300 コーアクシャル マスター クロノメーター ref.234.30.41.21.01.001

オメガ(OMEGA) Seamaster 300 コーアクシャル マスター クロノメーター ref.234.30.41.21.01.001

オメガが展開する人気シリーズ「シーマスター」のモデルです。ヴィンテージ感あふれる外観が印象的。優れた機能性でマリンスポーツをサポートするのがおすすめポイントです。また、耐磁性能に優れたシリコン製のヒゲゼンマイを使用しています。

ブラックの文字盤にヴィンテージスーパールミノヴァを施したインデックスと針により、暗い場所での視認性を高めているのも特徴です。

タグホイヤー(TAG HEUER) アクアレーサー プロフェッショナル300 WBP201A.FT6197

タグホイヤー(TAG HEUER) アクアレーサー プロフェッショナル300 WBP201A.FT6197

12角形の逆回転防止ベゼルが特徴的なダイバーズウォッチ。ステンレススチール製のケースにラバーストラップを組み合わせた、スポーティーなデザインが魅力です。デザイン性を重視する方におすすめのモデルです。

また、300m防水にも対応しているため、マリンスポーツでも安心して使用可能。日付窓を備えるなど、使い勝手に優れたモデルです。

ブライトリング(BREITLING) スーパーオーシャン ヘリテージ B20 オートマチック 42 AB2010121B1A1

ブライトリング(BREITLING) スーパーオーシャン ヘリテージ B20 オートマチック 42 AB2010121B1A1

アイコニックな3角針を採用したダイバーズウォッチ。ツヤのあるリングを備えた、ラチェット式逆回転防止型ベゼルを搭載しているのが特徴です。ケース・ベルトともにステンレススチールを採用した、エレガントな雰囲気漂う高級ダイバーズウォッチです。

ムーブメントに「ブライトリングB20」を備えているのもポイント。約70時間のパワーリザーブを実現しています。

ロレックス(ROLEX) サブマリーナー 124060

By: rolex.com

ダイバーのために制作された、300m防水仕様のダイバーズウォッチ。水中で時間を計測するための逆回転防止べゼルや発光素材を使っており、暗闇で青く光るクロマライトディスプレイなどを搭載。プロダイバーが求める機能を備えた、本格派モデルです。

ケースは小さめの41mm。取り扱いやすいサイズ感が魅力です。また、自動巻きムーブメントに独自の「3230」を採用し、約70時間の連続駆動を実現。実用性にも優れた、本格的なダイバーズウォッチが欲しい方におすすめのモデルです。

IWC アクアタイマー・オートマティック IW328803

IWC アクアタイマー・オートマティック IW328803

By: iwc.com

30気圧の日常生活強化防水に対応するダイバーズウォッチです。自動巻きムーブメント「32111」を搭載しており、120時間のパワーリザーブを実現。加えて、秒針停止機能付きセンターセコンドを採用し、秒針まで時刻合わせを行えます。

クイック交換システムを採用しているのもポイントです。ワンタッチでベルトを外せるため、付け替えを簡単に行えるのが魅力。ラバーベルトやステンレスベルトなどを、シーンに応じて使い分けたい方におすすめです。

チューダー(TUDOR) ブラックベイ M7941A1A0RU-0002

チューダー(TUDOR) ブラックベイ M7941A1A0RU-0002

ISO規格に準拠している200m防水仕様のモデルです。チューダーの初期のダイバーズウォッチに使用されていた通称「イカ針」採用のモデル。両方向回転ローターシステム搭載の自動巻きムーブメントを採用しています。

逆回転防止ベゼルにより、安全にダイビングを楽しめるのもおすすめポイント。15000ガウスの高磁場の環境でもスムーズに動作すると謳う、優れた耐磁性を実現しているのも魅力です。

ロンジン(LONGINES) ロンジン レジェンドダイバー L3.764.4.50.6

ロンジン(LONGINES) ロンジン レジェンドダイバー L3.764.4.50.6

2つのリューズと内側の回転ベゼルが印象的なダイバーズウォッチ。300m防水で、本格的なダイビングに対応できます。ケース径39mmのコンパクトモデルで、ビジネスシーンなど日常使いしたい方にもおすすめです。

耐磁性とシリコン製ヒゲゼンマイを備えた独自のL888.6キャリバーを搭載。最長約72時間のパワーリザーブを実現しています。時計の精度と信頼性を証明するスイスクロノメーター認定「COSC」を受けているのもポイントです。

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ダイバーズウォッチの選び方

用途に合わせて防水性能をチェック

マリンスポーツをするなら200m防水がおすすめ

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マリンスポーツを楽しみたい方には、200m防水のダイバーズウォッチがおすすめです。100〜200m防水は、JIS規格で潜水用携帯時計に分類されています。

表示されている100〜200mの水深に対応する耐圧性と、水中使用に耐える防水性を備えているのが特徴。水泳やサーフィンなどのマリンスポーツで使用できます。水中での長時間使用にも耐えられるため、故障のリスクを軽減できます。

普段使いなら100m防水や日常生活用強化防水がおすすめ

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ダイバーズウォッチを普段使いしたい方には、100m防水や日常生活用強化防水がおすすめです。10〜20気圧の日常生活用強化防水なら、水泳などのマリンスポーツでも使用可能です。しかし、潜水には対応していないので注意が必要。あくまで、雨や水滴に耐えられる程度の耐水性と理解して使用しましょう。

また、100m防水や日常生活用強化防水のダイバーズウォッチは、日常使いしやすいデザインが多いのも魅力。文字盤のサイズが小さいモノなど、女性が身につけやすい製品もあります。

耐磁性・耐衝撃性・耐塩性をチェック

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ダイバーズウォッチを選ぶ際は、耐磁性・耐衝撃性・耐塩性をチェックしましょう。耐磁性とは、磁気からの影響の受けにくさを表したモノ。規格に準拠したダイバーズウォッチは潜水時の時間のズレを防ぐため、4800A/m以上の磁界に耐えられることが条件とされています。

耐磁性4800A/mは1種耐磁時計に分類されており、磁力源に5cmまで接近しても性能を維持可能。磁力源に近い場合も正確に時間を測れるので、空気ボンベの残量をしっかりと把握できます。

また、規格に対応したダイバーズウォッチは硬い木の上に1mの高さから落としても壊れない耐衝撃性を備えているのも特徴。耐衝撃性が高いため、岩や石に当たっても故障するリスクを軽減できます。

加えて、耐塩性についても規定があります。濃度3%の食塩水に24時間放置しても故障せず、回転ベゼルが正常に作動することがダイバーズウォッチの条件です。

機能で選ぶ

誤作動が起こりにくい「逆回転防止ベゼル」

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ダイバーズウォッチには、逆回転防止ベゼルが備えられています。誤作動を防止するために、ベゼルが反時計回りにのみ回転するのが特徴です。水中で時計回りにベゼルが動くと、実際の潜水時間より短いと勘違いしてしまい、命に危険が及ぶ可能性があります。

逆回転防止ベゼルを備えたダイバーズウォッチは潜水時間を正確に測れるため、ボンベの残量をしっかりと把握できます。ISO規格でも定められているので、ダイビングを安全に楽しむためには、逆回転防止ベゼルが付いているかしっかりとチェックしましょう。

長さを調節しやすい「エクステンションバックル」

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ダイバーズウォッチを選ぶときは、バックルもチェックしましょう。ダイビングで使用する場合は、長さを調節しやすいエクステンションバックルがおすすめです。

エクステンションバックルには、スライド式と折りたたみ式の2種類があります。金具を横にスライドさせたり、折りたたんだりするだけで、簡単にサイズを調節できるのが特徴。工具がなくてもサイズを延長できるため、ダイビングスーツを着用した後でも腕にぴったりフィットさせられます。

視認性が高い「蛍光塗料」が塗られているモデルもおすすめ

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ダイバーズウォッチは、蛍光塗料が塗られている視認性の高いモノがおすすめ。水中は光が届きにくく、昼間でも暗所が多く文字盤が見えにくい場所です。文字盤や針に蛍光塗料が塗られていると、暗所でも瞬時に時間を確認できます。

また、デジタル時計を採用したモデルや、高輝度のLEDライトを搭載しているモデルも視認性に優れています。ダイビングで使用する場合は、時刻や文字盤を瞬時に視認できる製品を選びましょう。

クォーツ式か機械式か駆動方式で選ぶ

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ダイバーズウォッチを選ぶ際は、駆動方式も要チェックです。ダイバーズウォッチの駆動方式には、主にクォーツ式・機械式の2種類があります。正確性を重視する方には、精度が高いクォーツ式がおすすめ。時計内の水晶を規則的に振動させることで、正確に時間を刻むのが特徴です。

しかし、電池を原動力とするため寿命があります。電池交換を手間に感じる方は、太陽光で充電するソーラータイプを検討してみてください。

ダイバーズウォッチを普段も使いたい方には、デザイン性の高い製品が多い機械式がおすすめです。なかには自動巻きタイプもあり、腕の動きと連動してゼンマイが巻かれるのが魅力。自分でゼンマイを巻く必要がないため、手間をかけずに使用できます。

しかし、クォーツ式に比べて時間がズレやすいのはデメリット。1日に数秒誤差が生じることもあるので、定期的にメンテナンスを行いましょう。

ケースのサイズや厚みをチェック

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ダイバーズウォッチを選ぶ際は、ケースのサイズや厚みもチェックしましょう。文字盤のサイズは、男性の腕時計として一般的な42〜44mmが基準。ファッション性を重視する方には、46〜48mmの大きめサイズもおすすめです。コーデのアクセントになるほか、体格のよい方や手の大きい方のスタイルにマッチします。

ダイバーズウォッチは高スペックな分厚い大型タイプが多い傾向にあります。しかし、ビジネスシーンでの使用にはやや不向き。仕事でも使用したい場合は、40mm以下のサイズもおすすめです。薄型タイプは主張しすぎないため、スーツコーデにもマッチします。 

より控えめなモノが好みの方には、36〜38mmがおすすめです。コンパクトなモデルは薄型だったり軽量だったりすることが多く、腕に負担がかかりにくいのが特徴。動きやすさを重視する方にも向いています。

用途に合わせてベルトの素材をチェック

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ダイバーズウォッチを選ぶときは、ベルトの素材もチェックしましょう。ダイバーズウォッチのベルトには、シリコン・ラバー・ステンレス・ファブリックなどが使われています。ダイビングで使用するなら、耐久性・耐水性に優れたシリコンやラバーがおすすめ。柔らかい素材のため、装着感がよいのも魅力です。

また、普段使いをしたい方にはステンレスやファブリックがおすすめです。スタイリッシュな見た目のステンレスは、スーツなどに合わせやすいのが特徴。悪目立ちしにくく、さまざまなスタイルにマッチします。ファブリックベルトはカジュアルなスタイルにぴったりです。

ダイバーズウォッチのメンテナンス方法

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防水性に優れているダイバーズウォッチでも、使用後のメンテナンスは必要です。海水に含まれる塩分は、故障の原因になる可能性があります。使用後はまず洗面器やボウルなどに溜めた真水で、海水や砂をやさしく洗い流しましょう。その後、乾いた柔らかい布などでやさしく拭いてください。

また、ダイバーズウォッチを水回り以外で使用している場合でも、こまめなメンテナンスを行うことが大切です。時計は直接肌に触れる部分に、手垢などの汚れが付着しやすいのが特徴。そのため、着用後は清潔なクロスやセーム革を使って汚れを拭き取りましょう。乾いたタオルでも代用できますが、傷が付かないようにやさしく行う必要があります。