通勤・通学などの日常使いから、休日のサイクリングまで幅広く活躍する安いマウンテンバイク。モデルによってフレームの素材やブレーキの種類などが異なるので、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、安いマウンテンバイクのおすすめモデルをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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マウンテンバイクとは?

車体の特徴

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マウンテンバイクは、頑丈で衝撃に強いフレーム構造により、岩場や段差のある道でも安心して走行できるのが魅力です。

また、太くて凹凸のあるブロックパターンのタイヤを装備し、未舗装路や泥道、砂利道でも高いグリップ力を発揮。サスペンションシステムが地面からの衝撃を効果的に吸収して、快適な乗り心地をサポートします。

また、ハンドル幅は約560~800mmと広く、細かなコントロールがしやすいのも利点。急勾配にも対応できるワイドなギア比を採用しており、坂道の上り下りや地形の変化にも柔軟に対応可能です。

クロスバイクやロードバイクとの違い

マウンテンバイクは、未舗装路や悪路での走行を目的に設計されており、太くて凹凸のあるブロックパターンタイヤを装備しています。一方、クロスバイクは舗装された道路での走行に適しており、タイヤは細めで、滑らかなフラットパターンが一般的です。

ハンドル幅にも違いがあり、マウンテンバイクは約560~800mmと広めで、悪路での安定性や操作性に優れています。クロスバイクは約450~500mmとコンパクトで、街中でも取り回しやすい仕様です。

また、マウンテンバイクには路面からの衝撃を吸収するサスペンションが備わっているのに対し、クロスバイクには基本的にサスペンションは搭載されていません。

ロードバイクは、高速走行や長距離ライドに特化した設計ですが、マウンテンバイクは悪路走破性を重視し、クロスバイクは街乗りや通勤・通学など日常使いに適した実用性が特徴です。使用シーンに応じて、自分に合ったタイプを選んでみてください。

安いマウンテンバイクの相場は?

初心者向けのエントリーモデルは、一般的に10万円以下が相場です。なかでも6万~10万円の価格帯は、信頼性の高いメーカーの製品を選べるため、初めての一台としておすすめです。

5万円以下の製品もありますが、パーツの品質や耐久性に不安がある場合も。コストパフォーマンスと品質のバランスを考慮すると、6万円以上のモデルを選ぶのが無難です。

安いマウンテンバイクの選び方

サスペンションの有無で選ぶ

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街乗りやトレイルライド中心の方には、フロントサスペンションタイプがおすすめです。価格を抑えることができ、10万円以下の予算でも十分な性能の製品を見つけられます。街中の段差程度であれば、フロントサスペンションで問題なく対応可能です。

本格的なトレイルやヒルクライム、ダウンヒルを楽しみたい方には、フルサスペンションが適しています。フロントサスペンションタイプに比べて価格が高めですが、乗り心地と安全性が向上。荒れた路面や難易度の高いコースでも安心して走行できます。

フレームの素材を選ぶ

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マウンテンバイク初心者にはアルミフレームがおすすめ。手頃な価格で入手しやすく、軽量かつ耐久性にも優れています。

動力伝達効率も良好でペダリングの力をしっかりと路面に伝えられ、通勤・通学や週末のサイクリングなど普段使いに十分な性能を発揮。シンプルな構造でメンテナンスがしやすい点もメリットです。

一方で、カーボンフレームはさらに軽量で剛性が高く、優れた振動吸収性を備えています。長距離走行や荒れた路面でも快適な乗り心地を求める方におすすめ。特にクロスカントリーモデルなど、競技志向の上級者向けバイクに多く用いられています。

ただし、カーボンフレームのマウンテンバイクは価格が高めです。まずは自分の用途や予算に合わせてフレーム素材を選んでみてください。

ホイールサイズを選ぶ

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現在、マウンテンバイクのホイールサイズで主流となっているのは、27.5インチと29インチの2種類です。

27.5インチは取り回しの良さが魅力。軽快な操作性により、小回りのきく走りが可能です。テクニカルなコースやアグレッシブなライディングにぴったり。街乗りや軽めのトレイルでも十分な性能を発揮します。

29インチは走破性の高さが大きな特徴。障害物を乗り越えやすく、直進安定性にも優れているため、荒れた路面や長距離の走行、トレイルライドに適しています。本格的なオフロードを楽しみたい方におすすめです。ライディングスタイルや用途、好みに合わせて選んでみてください。

重量は15kg未満がおすすめ

安いマウンテンバイクを選ぶ際は、重量にも注目。なかでも15kg未満のモデルは、持ち運びや取り回しがしやすく、普段使いでも快適に使えます。

特にヒルクライムでは、バイクの軽さが走行性能に直結し、登坂や加速がぐっと楽に。一般的に、フレームやホイールにカーボンなどの軽量素材を使用するとバイクは軽くなりますが、その分価格も高くなる傾向があります。

重量と価格のバランスを考慮しながら、自分の使い方に合った一台を選んでみてください。

コンポートは信頼できるメーカーから選ぶ

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コンポーネントの品質は、安全性に直結する重要な要素。信頼性やメンテナンス性を重視して選ぶことが大切で、シマノなど有名ブランドのパーツであれば、交換部品の入手がしやすく安心です。

初心者の方には、操作がシンプルで耐久性に優れたコンポーネントがおすすめ。一方、上級者は軽量で高性能なグレードを好む傾向があります。用途やスキルに応じて、グレードを決定してみてください。

安いマウンテンバイクのおすすめ

ジオス(GIOS) DELTA

ジオス(GIOS) DELTA

アルミフレームと100mmストロークのサスペンションを組み合わせた安いマウンテンバイクです。ハイドロフォーミング加工によって高い強度と軽量性を両立。27.5インチタイヤが優れた走破性と高い操作性を発揮します。

シマノの16段変速システムを搭載し、さまざまな地形でスムーズな変速操作が可能。また、ディスクブレーキの採用により、ハードなトレイルでも安定した制動力を確保します。

3サイズのフレーム展開で幅広い体格に対応。初心者から中級者まで扱いやすい設計が魅力で、本格的にマウンテンバイクを始めたい方におすすめの一台です。

ジーティー(GT) AGGRESSOR PRO

ジーティー(GT) AGGRESSOR PRO

独自のトリプルトライアングル構造が特徴の安いマウンテンバイク。6061-T6アルミフレームで軽量性と堅牢性を両立し、街乗りから軽いトレイルまで対応できます。

27.5インチタイヤとフロントサスペンション搭載で、路面の衝撃を効果的に吸収。多段変速システムにより、坂道から平地まで幅広いシーンで快適な走行を実現します。

トップチューブには大きくスローピングしたデザインを採用しており、足つきのよさも魅力。手頃な価格ながら本格的な走行性能を備え、通勤からレジャーライドまでマルチに活躍するおすすめの一台です。

マリン(MARIN) BOLINAS RIDGE 1

マリン(MARIN) BOLINAS RIDGE 1

市街地からダートトレイルまで対応する安いマウンテンバイク。100mmトラベルのサスペンションフォークと2.25インチ幅のタイヤを搭載し、段差や未舗装路でも快適な乗り心地を実現します。

3×7段の21段変速システムにより、平坦な道から勾配のある坂道まで、状況に応じた走行が可能です。メカニカルディスクブレーキを採用し、雨天時でも安定した制動力を発揮。フレームの素材には、軽量で丈夫なアルミニウムを使用しています。

通勤から週末のレジャーライドまで、さまざまなシーンで活躍するおすすめのエントリーモデルです。

メリダ(MERIDA) BIG.SEVEN 50-D

メリダ(MERIDA) BIG.SEVEN 50-D

テクノフォーミング製法による軽量アルミフレームを採用した安いマウンテンバイク。27.5インチホイールにより、軽快なハンドリングと優れた加速性能を実現します。

油圧ディスクブレーキと24段変速システムを搭載。フロント3速とリア8速のギア構成で、平坦な路面から急勾配まで幅広いシーンで快適な走行が可能です。また、SR Suntourのフロントサスペンションを装備し、路面からの衝撃をしっかり吸収します。

フレームサイズは38cm・43cm・47cmの3種類で、幅広い体格に対応。街乗りからトレイルライドまで、多彩な用途に活躍するおすすめモデルです。

コナ(KONA) LANA’I

コナ(KONA) LANA'I

街乗りから軽めのトレイルライドまで対応する安いマウンテンバイク。サイズごとにホイール径を最適化し、XSは26インチ、S・Mは27.5インチ、Lは29インチを採用しています。100mmトラベルのフロントサスペンションフォークを搭載し、荒れた路面でも安定した走行が可能です。

機械式ディスクブレーキと2×8段変速システムにより、さまざまな走行シーンで安定した制動とスムーズなギアチェンジを実現。ドロッパーシートポストにも対応しているため、テクニカルなセクションや下り坂にも柔軟に対応できます。

エントリーモデルながら本格的なマウンテンバイクの性能を備えており、初めてオフロード走行に挑戦したい方にもおすすめです。