日々の買い物から子供の送り迎えまで、多彩なシーンで重宝する「ママチャリ」。一口にママチャリといってもさまざまなモデルが販売されており、製品によって性能やデザインは大きく異なります。
そこで今回は、おすすめのママチャリをご紹介。価格相場や選び方もあわせて解説しているので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
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- 目次
- そもそもママチャリってどんな自転車?
- ママチャリの価格相場
- ママチャリのおすすめメーカー
- ママチャリのおすすめ|人気
- ママチャリのおすすめ|安い
- ママチャリのおすすめ|電動アシスト機能付き
- ママチャリの売れ筋ランキングをチェック
- ママチャリの選び方
そもそもママチャリってどんな自転車?
ママチャリとは、一般的に街中でよく見かける自転車「シティサイクル」を指します。またがるのが簡単で安定感もあり、乗りやすさを追求しているのが特徴。また、前カゴを搭載していたり、後輪に小さな荷台「リアキャリア」が付いていたりするモノも多く、日常生活のさまざまなシーンで活躍します。
さらに、比較的リーズナブルな価格帯の製品が多いため、必要になったタイミングで気軽に購入できるのも魅力のひとつです。
ママチャリの価格相場
3万円程度が一般的
ママチャリの一般的な価格相場は、3万円ほど。細かな仕様へのこだわりなどが特になければ、十分な性能のモデルを購入可能です。坂道の走行などに便利な「変速ギア」付きモデルも、たいてい3万円くらいの価格で販売されています。
また、製品のラインナップも豊富で、幅広いデザインやカラーから好みの1台を見つけられるのもポイントです。
高機能モデルは5万円前後するモノも
高性能なモデルは、5万円前後が相場。5万円程度の予算があれば、より快適な乗り心地を追求できます。
長距離の移動が多い方や、坂道の多いエリアに住んでいる方などに人気の「電動アシスト」付き自転車も、5万円程度から購入可能です。しかし、子供と2人乗り、もしくは3人乗りできるタイプの電動アシスト付き自転車は、10万円を超えるモデルがほとんどなので留意しておきましょう。
1万円以下のママチャリは避けよう
なかには、1万円以下と非常にリーズナブルなママチャリも販売されています。しかし、1万円以下のモデルは必要最低限のスペックしか備えておらず、全力で漕いでも推進力に変わりにくいので要注意です。
また、3万円前後のモデルに比べて故障や不具合の可能性が高いモノも。故障のたびにメンテナンス代がかかり、結果的に高くついてしまうこともあります。滅多に乗る機会がない方や、価格のみを重視している方以外、なるべく1万円以下のママチャリは避けておいたほうが無難です。
ママチャリのおすすめメーカー
ブリヂストンサイクル(BRIDGESTONE CYCLE)
国内トップクラスの自転車メーカー「ブリヂストンサイクル」。ママチャリからスポーツ用モデルまで、幅広い種類の自転車を展開しています。
同メーカーのママチャリはタフな設計のモノが多く、安全性を重視したい方におすすめです。また、ベルトドライブ搭載モデルを展開しているのも特徴。チェーンとは異なり、錆びたり外れたりする心配がないのでメンテナンスの手間を軽減したい方は要チェックです。
アサヒ(Asahi)
「アサヒ」は、日本全国に自転車専門店を展開している自転車メーカー。通販店舗も構えており、ママチャリをはじめとするさまざまな種類の自転車を取り扱っています。
同メーカーのママチャリは、ラインナップの豊富さと機能性の高さが特徴です。また、通販店舗で購入した自転車を実店舗で受け取れるサービスがあるのも魅力。送料無料で受け取れるので、近隣に店舗がある方はぜひ利用してみてください。
サイマ(cyma)
サイマは、国内トップクラスの自転車通販サイト。ヤマハやパナソニックなどの人気メーカーの自転車から、自社オリジナルの自転車まで幅広く取り扱っています。
自社オリジナルの自転車は、高品質ながら手頃な価格で購入できるのが特徴。また、利用者の声をもとに機能性や乗り心地が追求されているのもメリットです。
ママチャリのおすすめ|人気
ブリヂストンサイクル(BRIDGESTONE CYCLE) プロムナードC PC63T1
買い物に便利なおすすめのママチャリ。「はしご型フレーム」や「タフフレーム」を採用しており、おしゃれで頑丈に仕上げられています。リム部分にはステンレス素材を使用。耐久性が高く錆びにくいので、綺麗な状態を簡単に維持できます。
前カゴに加えてリアキャリアも搭載されており、荷物を載せやすい設計です。買い物はもちろん、通勤や通学など幅広い用途に活用できます。3段の変速にも対応しているため、重たい荷物を載せた状態でも坂道をスムーズに走行可能です。
「点灯虫」と呼ばれる、周囲が暗くなると自動で点灯するライトも搭載されています。ライトを付け忘れる心配がないほか、点灯時にペダルが重くなりにくいのも嬉しいポイントです。
ブリヂストンサイクル(BRIDGESTONE CYCLE) エブリッジ L E73LT1
軽量で扱いやすい、おすすめのママチャリ。アルミフレームの採用により、軽さと高い耐久性を両立しています。タイヤサイズは27インチです。
錆びにくく美しい状態をキープしやすいステンレス製の前カゴも搭載されています。買い物袋や通学カバンなどを入れるのに活用可能です。また、オートライトも搭載されているため、夜間にライトを付け忘れる心配がありません。
パンクプロテクターやチューブガード構造などが採用されている点も特徴です。チューブの摩耗や異物の突き刺しによるタイヤのパンクを防止しやすく、安全に走行できます。
21テクノロジー(21Technology) シティサイクル CT266
シンプルで装備も充実しているおすすめのママチャリです。ベーシックで乗り心地のよいサドルを採用しているほか、6段の変速ギアも搭載。ギアはハンドル部分で調節できるため、シフトチェンジのたびにハンドルから手を離す必要がありません。ハンドルのフィット感もよく、自然に握って操作できます。
ダイナモライトや反射板なども搭載されており、夜道でも周囲を照らしたり光を反射したりしながら安全に走行可能です。また、標準でサークル錠が搭載されているので、別途鍵を購入しなくても盗難を防止できます。
オオトモ(OTOMO) シティサイクル VFC-001
タイヤに2.25mmの極厚チューブを採用したママチャリ。パンクしにくく、通勤・通学などで毎日使用する方にもおすすめです。さらに、手を離さずに変速できるシマノ製の6段変速ギアを搭載。走行場所に合わせて変速できるので、快適に乗りこなせます。
LEDダイナモライトが付いているのも特徴。電池切れの心配がなく、夜間も安心して走行できます。さらに、ワンタッチで施錠できるサークル錠も搭載。盗難防止に役立ちます。
前後輪ともに泥除けが装備されているのもポイント。雨の日でも嫌な泥はねを減らし、服や靴が汚れるのを防止します。
収納時や車載時にコンパクトにできる折りたたみ式のママチャリ。カラーはブラック・ブラウン・グリーン・レッド・ホワイトなどがラインナップされています。
ママチャリのおすすめ|安い
サイマ(cyma) Dia Resto AM-033
低価格ながらデザインが上品でおしゃれな、おすすめのママチャリ。さまざまな部分にブラウンのパーツが使われており、落ち着いた見た目に仕上げられています。前カゴの下部が編み込みデザインになっている点も特徴です。
ブラウンのサドルを採用しています。しっかりとした厚みがあるためクッション性も高く、快適な乗り心地を実現。また、サイドにはデザインのアクセントとして鋲も取り付けられています。
6段階の調節に対応する変速機も搭載されており、平坦な道だけではなく坂道もスムーズに走行可能です。ギアの変更はグリップで操作できるので、手を離さずにギアチェンジできます。
衣服に汚れが付くのを防止するために、チェーンにカバーが設けられているのも嬉しいポイント。ブレーキには、音が鳴りにくいローラーブレーキが採用されています。
21テクノロジー(21Technology) ママチャリ MC240
シンプルで無駄のないデザインが魅力のママチャリ。ドレスガードを標準装備しているため、スカートの裾の巻き込みを防止します。また、荷物を積める前カゴとリアキャリアも装備済みなので、通勤・通学・買い物などにおすすめです。
24インチサイズで、街乗りに欠かせない鍵や自転車用ベルも付属しています。また、シンプルでベーシックなタイプのサドルを搭載。漕ぎやすく、疲れにくいのが魅力です。
暗い道でも明るく照らせるダイナモライトも付いています。さらに、反射板も付属しており、安全性に優れているのもポイントです。
価格が安いのもメリット。折りたたみ式のママチャリをリーズナブルに手に入れたい方におすすめです。
21テクノロジー(21Technology) ママチャリ MCA266
コスパのよいママチャリを探している方におすすめのモデル。26インチのタイヤと疲れにくいサドルを採用しています。周囲が暗くなると自動で点灯するオートライトも搭載されており、ライトを付け忘れる心配がありません。
6段の変速ギアが搭載されているため、坂道も軽い力で登れます。グリップ部分にシフトが用意されており、ハンドルから手を離さずに操作できるのも特徴。前カゴとリアキャリアの両方が搭載されている点も魅力です。
スカートの裾を巻き込みにくいようにドレスガードも設けられており、男女問わず快適に使用できます。また、盗難を防止する効果に期待できるサークル錠も搭載。スペアキーも付属しています。
カラーバリエーションが豊富に用意されているのも嬉しいポイント。デザインもシンプルなので、通勤や通学などにも利用できます。
マイパラス(MYPALLAS) 折畳シティサイクル26インチ MC509
折りたたみできる安いママチャリを探している方におすすめのモデルです。26インチのタイヤを搭載しながらもコンパクトに折りたためるので、玄関や物置などに収納しやすいのが魅力。車に積んで持ち運びもできるため、さまざまな使い方が可能です。
荷物を入れるのに便利な前カゴも搭載されています。普段の買い物や通勤、通学などにも活用しやすい設計です。シマノの変速ギアも搭載されており、6段のギア調節にも対応。坂道も軽い力でスムーズに走行できます。
LEDオートライトも搭載されており、周囲が暗くなると自動的に前方を照らせる点もポイントです。安全に走行できるのはもちろん、前を走る車からも見えやすく事故の防止にも繋がります。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エルナ FDB260
アウトドア用品メーカー「キャプテンスタッグ」のママチャリ。スタイリッシュでおしゃれなデザインが魅力です。カラーはブラック・ホワイト・シルバーの3色がラインナップされています。
シンプルな設計が施された26インチサイズの製品。折りたたみ式なので、車に積んで持ち運んだりマンションなどの玄関に収納したりしたい方におすすめです。また、通勤・通学などで荷物を積む際に便利な前カゴも付いています。
盗難防止に役立つ鍵を標準搭載。さらに、LEDライトも装備しているため、夜間でも安心して走行可能です。
ママチャリのおすすめ|電動アシスト機能付き
ブリヂストンサイクル(BRIDGESTONE CYCLE) アシスタU STD A6SC14
スタンダードな設計の電動アシスト機能付きママチャリ。初めて電動アシスト付き自転車を購入する方におすすめです。カラーは6色ラインナップされています。
アシストモードは強・標準・オートエコの3種類です。手元スイッチには電池残量を「%」「残りkm」の2パターンで表示できます。また、走行時のスピード表示も可能です。
幅広のワイヤーバスケットを搭載しているのもポイント。大きな荷物も入れやすく、買い物や通勤・通学など幅広いシーンで活躍します。
ブリヂストンサイクル(BRIDGESTONE CYCLE) HYDEE.II HY6B43
「おしゃれに子供を乗せたい」というニーズに応えたスポーティなデザインの電動アシスト機能付きママチャリ。ファッション・ライフスタイル誌「VERY」とのコラボ製品です。カラーは4色ラインナップされています。
クッションを標準装備した一体設計のリヤチャイルドシートを搭載。1台で迷彩シートと黒シートの2色が楽しめます。子供の送り迎えに使えるママチャリが欲しい方におすすめです。
アサヒ(Asahi) ENERSYS compact BAA203-N
デザイン性と実用性を両立させた電動アシスト機能付きママチャリ。コンパクトな車体で小回りが効きやすく、操作性に優れています。また、ゆったり乗れる専用設計を採用しているため、ハンドルと身体の距離が近くなりすぎないのも特徴です。
カラーはマットチャコール・マットカーキ・マットマスタード・マットブルー・マットアイボリーの5種類がラインナップされています。さらに、車体に合わせて設計されたスタイリッシュなバスケットも魅力です。
液晶スイッチパネルにUSBポートが付属しているのもポイント。スマホやライトなどの充電ができます。機能性に優れたおしゃれな電動アシスト機能付きママチャリが欲しい方におすすめです。
21テクノロジー(21Technology) 電動アシスト自転車 DACT266
3つのアシストモードを搭載した電動アシスト機能付きママチャリ。走行場所に合わせて使い分けられるので、バッテリーを節約できます。バッテリー残量表示付きなのもポイントです。
夜間でも明るく照らせるリトルLEDビームライトが付属しているのも魅力。暗い道でも安心して走行できます。また、電動アシストの切り替えスイッチとライトのスイッチが1つの操作盤にまとまっているため、操作が簡単です。
大容量の丸型バスケットが付いているのもメリット。大きな荷物もすっぽり収まります。通勤・通学・買い物など幅広いシーンにおすすめです。
パナソニック(Panasonic) ティモ・DX BE-FTD752
軽量ながらパワフルに漕げる「カルパワードライブユニット」を搭載した、おすすめの電動ママチャリ。パワーと軽さを両立した独自のモーターが採用されています。漕ぎだしや坂道など、シーンに合わせて適切にアシストできる設計です。
内装タイプの5段変速も搭載されています。また、バッテリー残量や残りの走行時間、走行距離などを表示できる液晶画面も用意されており、現在の状況を一目で把握可能。照射範囲の広いLEDライトの採用も魅力です。
ワイドかつ頑丈な前カゴも搭載されているので、大型のバッグも無理なく入れて持ち運べます。
パナソニック(Panasonic) ビビ・DX BE-FD432
装備が充実しているおすすめの電動ママチャリ。軽量ながらパワフルな「カルパワードライブユニット」が搭載されています。シーンに合わせて適切にパワーがアシストされるので、軽い力でもスムーズに走行可能です。
前カゴの下には高性能なLEDライトも搭載。前方だけではなく足元もしっかりと照らすため夜間も安全に走行できます。また、「ソーラーオートテール4」が搭載されている点も魅力。太陽光で充電して点滅リフレクター周りを発光させられるので、視認性を向上できます。
ママチャリの選び方
用途にあったモデルを選ぼう
通勤・通学
毎日の通勤・通学に使いたい方には、軽い踏み心地で走行できるママチャリがおすすめです。また、変速ギア付きのモデルを選んでおくと、坂道でも漕ぎやすく快適。学校や勤務先までの距離が長い場合は、26インチ以上のタイヤを搭載しているモデルがおすすめです。
さらに、耐久性も大切。チェーンの代わりに、メンテナンスがほとんど必要ない「ベルトドライブ」を採用していたり、錆びにくい素材を使っていたりすると、長く乗り続けられるので便利です。なお、帰りが遅くなる場合は、夜間走行に欠かせない点灯ライトが装備されているかもあわせてチェックしておきましょう。
買い物
買い物で使用したい方は、荷物の載せやすさを要チェック。買い物袋がすっぽりと入る大きめの前カゴや、リアキャリアを搭載しているモデルは、たくさん買い物をしてもラクに載せられます。
また、安定性も重要なポイントです。重心の低いモノは、重い荷物を載せていても安定させやすく、快適に走行できます。さらに、ふらついてしまったときに備えて、すぐに足が地面に着くモノを選んでおくと安心です。
子供の送り迎え
子供の送り迎えに使用する場合は、チャイルドシートを標準装備しているママチャリがおすすめです。なかには、前後あわせて3人乗りができるモデルも販売されています。しかし、子供の体重によっては許容積載量をオーバーしてしまう恐れがあるので、何kgまで乗せられるかを確認しておきましょう。
また、安定性の有無も大切です。太いタイヤで、重心の低いモノを選ぶと、スムーズに走行できます。子供を乗せての運転は特に負担が大きいため、漕ぎ出しの軽さなどもチェックしておくと安心です。
変速機が付いていれば坂道もラクラク
坂道の多いエリアに住んでいる方には、変速ギア付きのママチャリがおすすめです。変速ギア付きのモデルは、ギアを変えることでペダルの重さを調節できます。
ペダルを軽くすれば、急な坂道で重い荷物を載せていてもラクに走行が可能。ペダルを重くすれば、一度の踏み込みで進む距離が長くなります。
何段階の変速ができるかはモデルによって異なりますが、ママチャリの場合は3段階もしくは6段階が一般的。メンテナンスの手間を軽減したい方には3段階、地形などに応じてこまめに調節したい方には6段階で変速できるモデルがおすすめです。
BAAマークが付いたモノを
ママチャリを購入する際は「BAAマーク」の有無も要チェックです。BAAは「BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN) APPROVED」の略で、BBAマークは一般社団法人自転車協会が独自に定めた「自転車安全基準」をクリアした自転車に貼られています。
自転車安全基準には、ブレーキ制動やフレームなどの約90項目があり、テストに合格した自転車しかBAAマークはもらえません。そのため、安全性を重視したい方はBAAマーク付きのモデルを選ぶのがおすすめです。
電動アシスト自転車も人気
重い荷物を運んだり子供を乗せたりしたい方には、電動アシスト機能付きのママチャリが人気です。電動アシスト自転車は、踏み込む力を電動モーターの力で補えるのが特徴。漕ぎ出し時にふらつきにくく、追い風や登り坂でも楽々走行できます。
また、バッテリーの充電も簡単。車体から取り外し、専用充電器を使用することで自宅のコンセントから充電できます。価格帯は上がるものの、実用性重視の方はぜひチェックしておきたい機能です。
電動アシスト自転車について詳しく知りたい方はこちら
ママチャリは、安価なモノから高性能な電動アシスト付きのモノまで、多種多様なモデルが販売されています。納得のいく1台を購入するために重要なのは、自分に必要な機能や使用シーンを踏まえたうえで選ぶこと。今回ご紹介したおすすめモデルや選び方を参考に、自分にぴったりのママチャリを見つけてみてください。