簡単に空気の充填ができ、ロードバイクのパンク修理に便利な「co2インフレーター」。パンクに素早く対応しやすいものの、購入する際は製品ごとの特徴をチェックしたうえで選ぶのがポイントです。
そこで今回は、co2インフレーターのメリット・デメリットやおすすめのモデルをご紹介。ぜひ自分に合ったco2インフレーター選びの参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
co2インフレーターとは?
co2インフレーターは、co2ボンベ(カートリッジ)からタイヤのチューブに二酸化炭素を注入するためのアイテムです。手動式の空気入れのようにポンピングの必要がなく、スピーディに空気の充填が行えます。
ただし、co2ボンベの接続部にはネジ式とネジなしのタイプがあり、対応するco2インフレーターが異なるので注意が必要。また、米式や仏式といった、バルブの規格に対応しているかをチェックして選ぶこともポイントです。
co2インフレーターのメリット・デメリット
メリット
co2インフレーターはポンピングしなくても空気が入れられるので、体力を消耗しにくいのがメリット。ロードバイクなどの自転車に空気を充填する場合にも活躍します。
また、スピーディに空気が注入できるのも魅力。ポンプを使用した場合のようにチューブが膨らむまで時間をかけずに済むため、サイクリングなどでパンク対応によるタイムロスを軽減できます。
デメリット
co2インフレーターは、携帯しているco2ボンベがなければ使えないのがデメリット。また、ボンベは空気量が決まっており、使い切りなので基本的には1本で1回の充填にしか対応できません。そのため、使用済みのモノは荷物を増やしてしまうことにも繋がります。
また、二酸化炭素はチューブから抜けやすい点にも留意しておきましょう。あくまでも緊急時の応急処置としての使用に適しています。さらに、使用時はボンベが急激に冷えるため、直接触れないよう注意が必要です。
co2インフレーターのおすすめ
トピーク(TOPEAK) マイクロ エアーブースター
コンパクトで手軽に使いやすいco2インフレーター。幅22×長さ46mmと小型サイズなうえ、本体の重量が15.5gと軽量なので、サイクリングなどへの携帯に便利です。
なお、co2ボンベは同社の16g・25gのネジ式、金口は米式と仏式に対応。また、co2スリーブが付属しています。荷物を極力軽量にしたい方や、使いやすさを重視する方におすすめのco2インフレーターです。
トピーク(TOPEAK) エアーブースター PPM11600
CNCアルミ合金製のヘッドを採用したco2インフレーター。仏式・米式のバルブに対応しています。コンパクトサイズで携帯しやすく、出先でも使いやすいのが魅力です。同社の16g・25gのネジ付のco2カートリッジに対応しています。
ネジ付きの16gのco2カートリッジ1本とco2スリーブ1個が付属しているのもポイント。スリーブによって使用時に急速に冷えるボンベを保護できます。ただし、使用する際はグローブの着用は必要です。
ヘッドは片方が充填用、もう片方が保管用のダブルエンドデザインを採用。状況に応じて使い分けられるco2インフレーターが欲しい方におすすめです。
トピーク(TOPEAK) AirBooster Race Pod X
シャトルレバーがセットに含まれたco2インフレーター。バルブは米式と仏式の両方に対応しています。co2ボンベは、トピークのネジ式のモノを使用可能。空気圧は、700×20Cのタイヤを搭載したロードバイクで約9.6bar、26×1.95インチのタイヤを搭載したマウンテンバイクで約2.7barまで充填できます。
エアロシーポストに取り付けられるロングストラップが付属。セットをまとめて持ち運びできます。トライアスロンバイクに取り付けて携帯したい方におすすめのco2インフレーターセットです。
トピーク(TOPEAK) エアーブースター エクストリーム PPM09400
トップチューブ用マウントなどにワンタッチで着脱できるホルダー付きの製品。co2インフレーター本体と16gのco2カートリッジ2本をまとめて携帯できます。
ヘッドはCNCアルミ合金製で、仏式・米式のバルブに対応しています。持ち運びやすく、走行中のトラブルにもスムーズに対応できるモノが欲しい方におすすめです。
トピーク(TOPEAK) AirBooster G2
エアゲージを搭載したco2インフレーター。空気の充填と空気圧の測定を1台で行えます。手に収まるコンパクトなサイズなので、収納や持ち運びがしやすいのも魅力です。
空気圧は最大で160psiまで測定可能。co2ボンベは同社のネジ式の16gと25gに対応しています。利便性が高く汎用的なco2インフレーターとしておすすめのモデルです。
レザイン(LEZYNE) TRIGGER SPEED DRIVE CO2
スムーズに作業しやすいトリガータイプのco2インフレーター。差し込むだけで素早く空気充填が行えるため、作業効率のよさを重視する方におすすめです。
仏式のバルブに対応し、ネジ式のco2ボンベを取り付けられます。本体の重量は26gと非常に軽量なので携帯性は良好。購入時に16gのco2ボンベが1本付いています。さらに、凍結防止ジャケットも付属しているため、空気を注入する際に手を保護できるのもポイントです。
レザイン(LEZYNE) CONTROL DRIVE CO2 16G
ダイヤル調節機構を採用したco2インフレーター。バルブを回転させ、必要量の二酸化炭素をスムーズに充填できるのが特徴のモデルです。co2ボンベはネジ式に対応しています。
バルブは、米式・仏式兼用。また、空気注入の際に手を保護できる凍結防止ジャケットに加え、16gのco2ボンベが1本付いているのもポイントです。使い勝手がよく、安全性に配慮して作られたモノを選びたい方に適しています。
アールニーゴーマル(R250) プリセット型CO2インフレーター
空気圧計付きのco2インフレーター。ダイヤルで注入するco2量の最大値を設定できます。co2の入れる量を事前に把握でき、入れすぎも防げるので安心です。ただし、注入量を減らしてもボトルは1回使い切りなので注意してください。
本製品は、リムより13mm以上出ている仏式バルブのみに対応。仏式であれば、ネジ式真鍮バルブ・ネジなし真鍮バルブ・ネジなし樹脂バルブで使用できます。注入量を調節できるco2インフレーターが欲しい方におすすめです。
ゴリックス(GORIX) CO2インフレーターヘッド GX-CO23
仏式・米式・英式とさまざまなバルブに対応したco2インフレーター。変換アダプターが付いており、バルブに合わせて使い分けられます。バルブの種類を問わず使えるco2インフレーターが欲しい方におすすめです。
12g・16gのネジ有りのco2カートリッジに対応しています。「open」「close」の表記があるため、緩める方向が分かりやすいのが特徴です。また、操作しやすいL字タイプで、スムーズに二酸化炭素を注入できます。
コンパクトサイズかつ軽量なのも魅力。場所を取らず保管でき、持ち運びもしやすい製品です。
ゴリックス(GORIX) レスキューCO2ボンベ LF0102R-01
出力量を調節できるダイヤルを搭載したco2インフレーター。空気の入れすぎを防げるので安心して使えます。本製品は、仏式・米式のバルブに対応。ただし、出力する空気量を減らしても、ボンベは1回使い切りなので注意してください。
16gのco2ボンベ3本がセットになっているのもポイント。co2インフレーターだけではなく、ボンベも複数本備えておきたい方におすすめです。
ティーエヌアイ(TNI) CO2 インフレーター ボンベセット エアバルブ
co2インフレーターとco2ボンベ4本がセットになった製品です。比較的安価で購入できるのが特徴。co2インフレーターだけではなく、スペア用のボンベも低コストでまとめて揃えたい方におすすめです。
ボンベ保護クッションが付いているのもポイント。インフレーターにクッションを装着し、手袋をはめて使います。
また、米式・仏式のバルブに対応しており、付属のノズルで使い分けが可能。エアバルブ式で、ヘッドのバルブを回転させるだけでco2の充填ができます。スムーズに作業できるのがメリットです。
ティーエヌアイ(TNI) CO2 ボンベセット レバータイプ
仏式・米式兼用タイプのco2インフレーター。軽量・コンパクト設計なので携帯しやすく、保管しやすいのもメリットです。また、co2ボンベが2本付属しています。
レバータイプで、バルブの開け閉めがしやすいのもポイント。スムーズに作業ができます。
フォームラバーがセットになっているのも魅力。充填中に誤ってボンベに触れてしまった場合でもケガを防止できます。
AirSmith CO2インフレーター
レバーを回すだけで簡単に使えるco2インフレーター。使い勝手がよく、片手でも操作できます。レバー位置で充填量も調節でき、入れすぎを防げるのもメリットです。
素材には、高精度CNC加工したアルミニウム合金を使用しています。軽量・コンパクトな設計で、持ち運びやすいのがポイント。保管時も収納場所に困りません。
本製品は、仏式・米式のバルブに対応。バルブ接続部を交換せずに使用できる2in1設計なので、スムーズに作業できて便利です。また、高精度加工が施されたネジ止め式で、空気漏れも防げます。
高級感のあるシックでおしゃれなカラーリングも魅力。さらに、安全カバーも付属しており、使用中の安全性が気になる方にもおすすめです。
マジックワン(MagicOne) DUAL FUNCTION PUMP BLACK
ポケットポンプ・co2インフレーターと2種類の使い方ができる製品。仏式から米式に変換するアダプターがセットになっており、米式・仏式のバルブに使用できます。ポケットポンプとしても使えるco2インフレーターが欲しい方におすすめです。
ボンベ用ポーチがセットになっているのもポイント。充填時に誤ってボトルに触れてしまった場合のケガを予防できます。
コンパクトサイズで持ち運びやすいのもメリット。サドルバッグにも収納できます。また、自転車フレーム取り付け用アタッチメントも付属しているので、ボトルケージ台座に設置も可能です。
手軽でスムーズに空気充填ができるco2インフレーター。工具が搭載されているタイプやハンドポンプと兼用タイプなど、さまざまな機能を備えているモデルが展開されています。各製品の特徴をチェックして用途や目的に応じて選ぶのがポイントです。本記事を参考に、自分に合ったco2インフレーターを選んでみてください。