極太のタイヤが印象的な「ファットバイク」。雪道や砂地、段差の多い悪路もラクに走破できるマウンテンバイクの発展形で、走行性能の高さから自然のなかを走るトレイルライドで大活躍します。迫力あるデザインなので、街乗り用としても人気です。

そこで今回は、ファットバイクの人気ブランドやおすすめモデルをご紹介します。選び方についても解説するので、ぜひチェックしてみてください。

ファットバイクとは?

By: amazon.co.jp

ファットバイクとは、幅4インチ前後の極太タイプなタイヤを採用した自転車。もともと北米の寒冷地で開発されたモデルとして知られており、土や砂、雪など、さまざまな障害物を乗り越えることに特化しています。

自転車の仕様としてはマウンテンバイクと似ていますが、違いは衝撃吸収の方法。マウンテンバイクはフレームにサスペンションを取り付けて衝撃を吸収しますが、ファットバイクは一般的にタイヤのエアボリュームで路面からの衝撃をカバーします。

ファットバイクの魅力

By: konaworld.jp

ファットバイクは、一般的な自転車のなかでも太めのタイヤを装着するのが特徴。それに合わせてホイールやフォーク、フレームなどの各種パーツも強靭なモノを使用しています。

しかし、変速ギアやブレーキなどの仕様はマウンテンバイクと同様なので、スポーツバイクのなかではよりアクティブに乗り回せるのが魅力。悪路を難なく走破するため、タフに作られているのもポイントです。

ファットバイクの選び方

タイヤの太さで選ぶ

By: amazon.co.jp

ファットバイクのタイヤ幅によって性能も変わるので、しっかりと確認しておくことが大切。3〜5インチまで、さまざまなタイヤを採用したモノがラインナップされています。3インチのタイヤは走りやすく、操作性に優れているのが特徴です。

操作性だけでなく、安定性も両立させたい場合は4インチのタイヤがおすすめ。性能のバランスがよく、初心者にも適しています。

険しい道で活躍するようなモデルを探している方は、5インチのタイヤを備えているファットバイクを要チェック。タイヤからの衝撃も少なく、より安定感に優れています。

フレームの素材で選ぶ

By: salsacycles.com

ファットバイクではフレームの素材選びも重要です。ファットバイクに使用される主なフレーム素材は、クロモリ、アルミ、カーボンの3種類。スチール合金のクロモリは振動吸収性に優れているかつ、耐久性が高いのが魅力です。

アルミフレームは軽くて丈夫かつ、価格もリーズナブルなのが特徴。また、カーボンは3種類のなかで最も軽く、衝撃吸収性に優れています。用途や予算を参考にして、自分に合った素材を選択してみてください。

安価なファットバイクには要注意

山道や林道などの悪路を走破するファットバイクには高い剛性が求められます。一方で、極太タイヤを装着したファットバイク風ながら、悪路を走るのに十分な剛性を備えていない、いわゆる「ファットバイクルック車」と呼ばれるモデルも存在。

「ファットバイクルック車」は街乗り程度なら問題ありませんが、悪路での走行は危険です。本来の使い方であるトレイルランのためにファットバイクを購入したい方は、安価なファットバイクの購入は控えるようにしましょう。

ファットバイクのおすすめメーカー

サーリー(Surly)

By: surlybikes.com

ファットバイクブームの火付け役として知られる、アメリカ・ミネソタ州発の自転車メーカー。幅広いラインナップのなかでもファットバイクの元祖とされる「パグスレイ」はモデルチェンジを重ね、今も根強い人気のモデルです。

頑丈で乗り心地のよいクロモリフレームを採用しているのもポイント。過酷な環境でも気兼ねなく乗れるファットバイクを探している方はチェックしてみてください。

サルサ(Salsa)

By: salsacycles.com

「ADVENTURE BY BIKE」を合言葉に細部までこだわった高品質バイクを製造している「サルサ」は、MTBの世界では有名なアメリカのメーカーです。ファットバイクはラインナップが豊富で、フレームにはアルミやチタン、カーボンなどを採用しているのが特徴。堅牢で優れた走破性能を有するバイクを展開しています。

マングース(Mongoose)

By: mongoose.com

アメリカ生まれのサイクルスポーツ、バイシクルモトクロスの元祖とされるメーカー。80年代以降、マウンテンバイクの開発に取り組み、その延長線上にファットバイクがあります。

反応がよく、正確なステアリングでアクティブに乗れるファットバイクをラインナップしているのが特徴。世界で初めてBMXという悪路で遊ぶバイクを提案したブランドとしても有名です。

コナ(KONA)

By: konaworld.com

1988年の創業以来、カナダのノースショアで良質なバイクを作り続けているメーカー。ロードからマウンテンまで、豊富なラインナップが揃っています。

ファットバイクは「WOZO」と「WO」の2モデルがあり、クッション性と路面をグリップするトラクション性によって高い走破性を実現。自転車ライフが楽しくなるファットバイクメーカーです。

ファットバイクのおすすめモデル

サーリー(Surly) ファットバイク PUGSLEY

ファットバイクの元祖として知られる「サーリー」のオールラウンドモデルです。フレームにはクロモリ鋼を採用しているので、耐久性と耐衝撃性に優れているのが特徴。タイヤ幅は4.3インチで、本格的なオフロード走行を楽しみたい方に向いています。

また、11段変速ギアを搭載しているのもポイント。路面状況に応じてギアを調節することで、足への負担を軽減できます。ダウンチューブやシートチューブにさまざまなアタッチメントを装着できるパックマウントを搭載しているため、自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。

サーリー(Surly) ファットバイク ICE CREAM TRUCK

100mmリムに26×4.8インチの極太タイヤを装着しているのが特徴のファットバイク。長いトップチューブ、短いシートステイによって、凸凹道や雪道、砂地などの悪路でもスムーズに走行できるのが魅力です。

また、フレームの素材には、クロモリ鋼を使用しています。耐久性・耐衝撃性に優れているため、長い期間使用し続けられるのもおすすめポイント。さらに、シンプルながらもファットバイクならではの迫力があるデザインも特徴です。

サーリー(Surly) ファットバイク WEDNESDAY

オフロードの走行からツーリングまで対応するのが魅力のファットバイクです。タイヤのサイズは26インチ、幅は3.8インチなので、安定性に優れています。また、タイヤは4.6インチの極太タイヤに交換することも可能。シーンに応じてタイヤを使い分けたい方にも向いています。

さらに、フレーム・フォームの素材には、クロモリ鋼を採用。耐久性と耐衝撃性に優れているため、故障のリスクが少ないのもおすすめポイントです。シートポストクランプにはステンレスを使用することで、軽量化を図っています。

サルサ(Salsa) BLACKBOROW GX EAGLE

ファットバイクに釣具やキャンプ道具などの荷物を載せて移動したい方におすすめのモデルです。リアタイヤにラックマウントが搭載されているのが特徴。タイヤの幅は3.8インチあり、操作性・安定性に優れています。

また、リアには12段変速ギアが搭載されているので、路面状況に合わせて快適な走行が可能。さらに、フレームにはアルミ素材を採用しているため、軽量で耐久性に優れているのもおすすめポイントです。

サルサ(Salsa) MUKLUK CARBON GX EAGLE

フレームにカーボンを使用した軽量かつ衝撃吸収性に優れているファットバイクです。タイヤの幅は4.8インチと太いので、地面からの衝撃を受けにくいのも特徴。本格的なオフロード走行に向いているモデルです。

また、12段のギア変速機が付いているのもおすすめポイント。路面やスピードに応じて適したギアをセットすることが可能です。

サルサ(Salsa) MUKLUK SX EAGLE

軽量かつ耐久性に優れたモデルを探している方におすすめのファットバイクです。フォークには軽いうえに耐衝撃性に優れたカーボンを、フレームには優れた強度を誇る6066-T6アルミニウムを採用しています。

タイヤのサイズは26インチあり、幅は4.6インチと太めなので、悪路でも安定した走行が可能。タイヤは、29×3インチや27.5×4インチに変更することも可能なので、カスタマイズ性を重視したい方にも向いています。

また、12段の変速ギアが搭載されているのもおすすめポイント。シャープなシフトチェンジが可能です。

マングース(Mongoose) ファットバイク ARGUS 26 SPORT

「TectonicT2アルミニウム」を採用した、軽量かつ耐久性に優れているのが魅力のファットバイク。トップチューブを伸ばし、ステムを短くデザインしているため、安定性が高いのも人気の理由です。

タイヤのサイズは26インチ。幅は4.8インチと太めなので、衝撃を吸収しやすく、本格的なオフロードシーンでの使用を想定している方におすすめです。また、ブレーキには制動力に優れた油圧式のディスクブレーキを採用しています。

コナ(KONA) ファットバイク WO

「コナ」の定番ファットバイクです。シンプルながらもメタリックな見た目が特徴。タイヤのサイズは26インチ、幅は4.8インチと太めです。荷物をたくさん載せたまま険しい道を走行しても、快適な乗り心地を得られます。

フレームの素材には軽くて丈夫な「KONA 6061アルミニウムバテッド」を使用。カスタムバテッド加工によってパイプの厚みを最適化しているうえに、パイプの厚みをできるだけ薄くすることで軽快な走りをサポートします。

また、11段のギア変速機が付いているので、スピードを出したい方や坂道を楽に登りたい方にもおすすめです。サイズはS・M・Lの3種類がラインナップされています。

コナ(KONA) WOZO

悪路でも快適な走り心地を得られるファットバイク。ミッドファットのMaxxisタイヤを採用しています。タイヤのサイズは27.5インチ。チェーンステーヨークを改良したことで、タイヤの回転をよりスムーズにしています。

タイヤの幅は3.8インチあり、操作性・安全性を兼ね備えているのも魅力です。サイズはS・Mの2種類がラインナップされています。

トリンクス(TRINX) ファットバイク T106

コストパフォーマンスに優れているモデルをラインナップしている「トリンクス」のファットバイク。タイヤの幅は4インチなので、操作性だけでなく、安定性を重視したい方に向いています。タイヤのグリップが効きやすいため、悪路でも走行しやすいのもおすすめポイントです。

また、サドルには衝撃を吸収するダンパーが搭載されており、お尻が痛くなりにくく快適な乗り心地を得ることも可能。ブレーキには、制動力が高いディスクブレーキを採用しています。カラーはブラック/ブルー・ブラック/オレンジ・ブラック/レッドなどから選択可能です。

XXCY R5 PLUS

電動アシスト機能が付いているファットバイクです。LGバッテリーと普通バッテリーの2種類から選ぶことが可能。タイヤのサイズは26インチで、ブレーキにはディスクブレーキを採用しています。雨天時にも制動力が落ちにくいため、より安全に走行することが可能です。

また、シマノ製の21段変速機が付いているのもおすすめポイント。速度に応じたギア比で走行できるので、足への負担が少なく、出足のよい走りができます。見た目がおしゃれなので、街乗りに向いているのもメリットです。

さらに、当モデルは折りたたむことが可能。コンパクトに収まるので、車に積載したい方や保管場所に困っている方にもおすすめです。カラーは、グリーン・イエローの2種類から選べます。

ハマー(HUMMER) ファットバイク TANK3.0

アメリカの人気自動車メーカー「ハマー」のファットバイクです。タイヤのサイズは26インチ。幅は3インチなので、操作性に優れているのもポイントです。

また、ワイヤー式ブレーキのなかでも制動力の高いVブレーキを採用。6段ギア変速機が付いており、街乗り用のモデルとしてもおすすめです。

カラーはブラックとイエローの2色展開。ブラックのモデルにはウェザリング塗装が施されており、汚れや傷が目立ちにくいのが魅力です。使い込むことでヴィンテージのような風合いが増し、よりおしゃれな見た目へと変化します。

NENGGE ファットバイク

ギアを27速に変換できるファットバイクです。速度に応じてギア比を調節することが可能なので、足に負担をかけずに走行できます。ブレーキには、雨天時にも制動力が落ちにくいディクスブレーキを採用しているため、より安全に使用できるモデルを探している方におすすめです。

また、フレームの素材には軽くて丈夫なアルミを使用。タイヤのサイズは26インチで、幅は安定性・操作性のバランスがよい4インチなので、初心者に適しています。カラーは、イエローとレッドの2種類です。

Xcmenl ファットバイク

凸凹した悪路や雪道など、さまざまな地形に対応するファットバイクです。クッション性に優れたフロントサスペンションフォークを採用しているのが特徴。また、ハンドルのバーには、滑りにくい素材を使用しており、グリップがききやすいのでより安全に使用できます。

当モデルは電動バイクとして使用することも可能。特に、長距離移動をする機会がある方におすすめです。3つの動作モードがあり、目的に応じて使い分けできます。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ファットバイク 20インチ YG-230

人気アウトドアブランド「キャプテンスタッグ」のファットバイクです。シンプルな見た目ながらおしゃれさとファットバイクならではの迫力があるのが魅力。タイヤの幅は4インチあるので、安定感がある乗り心地を得られます。タイヤのサイズは20インチと小さいため、子供にも向いているのがおすすめポイントです。

フレームの素材には軽くて丈夫なアルミを採用。楽に車に積載することが可能です。また、7段変速ギアが付いているため、街乗りや長距離移動をしたい方にも適しています。

エルゴグリップを採用したハンドルは握りやすく、フロント・リア共に制動力の高いディスクブレーキを搭載しているので、初心者でも安心です。スタンドは中央に付いているため、サドルに座ったままスタンドを立てられます。

アイゼル(Eizer) ファットバイク

145cm以上の子供から乗ることが可能なファットバイクです。タイヤのサイズは20インチ。見た目はコンパクトですが、迫力のある見た目が特徴です。タイヤの幅は4インチで、高いクッション性があります。雪道や砂浜でも走行可能です。

また、制動力の高いディスクブレーキを採用しているので、より安全に使用できます。サドルの高さは63〜78cm。カラーはオフホワイトやグレーブルーなどがラインナップされています。カラーによってホイールの色が異なっているのもおすすめポイントです。

ブロンクス(BRONX) BRONX 24DD

クルーザーバイクを扱うRAINBOW CRUISERSが展開するモデルブランド「ブロンクス」のファットバイクです。タイヤのサイズは24インチ。大人はもちろん、子供でも乗りやすいのがポイントです。幅は4.8インチなので、タイヤからの衝撃が少なく、より安定感を得られるモデルを探している方に適しています。

また、ラピッドシフターが付いているのも魅力。街乗り用として使用できるのもおすすめポイントです。ハンドルはBMXタイプで、おしゃれな見た目にこだわりたい方にもぴったり。さらに、アヘッドステムを採用しているため、ハンドルのカスタマイズも可能です。

フロント・リアともに制動力に優れたディスクブレーキを採用。フレームの素材には軽くて丈夫なハイテン鋼を採用しています。

チャリンクス(CHALINX) 26インチ バンバリ ファットバイク

スタイリッシュな見た目が印象的なファットバイクです。サドルには快適性を重視したスポーツサドルを採用。長時間走行しやすいのがポイントです。タイヤのサイズは26インチ。幅は3インチのため、走りやすく操作性に優れています。

また、グリップタイプのギア変速機が付いており、スピードを出したい方や坂道を楽に登りたい方にもぴったり。ブレーキには制動力が高いディスクブレーキを採用し、フロント・リアに搭載しています。フレームの素材にはスチールを採用。カラーは、ホワイト・ネイビーの2色展開です。