サイクルハウスは、屋外で自転車を収納・保管するのに便利なアイテムです。屋根が付いているので、雨や日差しから自転車を保護するのに効果的。なかには、鍵付きで防犯性に優れたモデルもあります。
しかし、サイクルハウスは、製品によって形状や機能が大きく変わるため、どれを選べばよいのか分からない方も多いはず。そこで今回は、サイクルハウスの選び方とおすすめ製品についてご紹介します。
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- 目次
- サイクルハウスとは?
- サイクルハウスを使うメリット
- サイクルハウスのおすすめ|ハウスタイプ
- サイクルハウスのおすすめ|ガレージタイプ
- サイクルハウスのおすすめ|簡易タイプ
- サイクルハウスの売れ筋ランキングをチェック
- サイクルハウスの選び方
サイクルハウスとは?
サイクルハウスとは、雨や日差しなどから自転車を保護する専用の物置のことです。自転車は、フレームやチェーンなどの金属パーツや、ハンドルをはじめとした樹脂パーツで構成されており、雨や日差しを長期間浴びているとダメージを受けてしまう場合があります。
サイクルハウスを用いれば、防水機能やUVカット機能を有した屋根により、自転車のダメージを抑えられます。また、ロック機能付きのサイクルハウスであれば、防犯対策にも効果的です。
サイクルハウスを使うメリット
サイクルハウスは、設置したあとそのまま自転車をスムーズに出し入れできるほか、複数台の収納に対応しやすいのがポイント。設置や片付けも簡単に行えます。一部のモデルは、未使用時にコンパクトに折りたためるのも魅力です。
雨や日差しから保護する方法として、サイクルハウスを使う以外に、室内での保管や自転車カバーを用いる方法があります。しかし、室内の保管はスペースを広くとり、自転車カバーは着脱に手間がかかる場合も。快適に自転車を保管したい方は、サイクルハウスを選んでみてください。
サイクルハウスのおすすめ|ハウスタイプ
サンルック(Sun Ruck) サイクルハウス SR-CH020
扉に地面まで閉められるファスナーを備えたサイクルハウスです。シートは防水性・UVカット機能を備えているのが特徴。雨・紫外線・ホコリなどを軽減しやすいのもメリットです。
フレームは、軽量で扱いやすいアルミを採用しているのもポイント。ネジで留めたり生地をゴムバンドで固定したりするだけのため、スムーズに組み立てられます。
カグワールド(KAGU WORLD) アルミサイクルハウス S smk-0739
コンパクトで狭いスペースの設置にも対応できるハウスタイプのサイクルハウスです。本体サイズは、幅93×奥行178×高さ156cmで、自転車1~2台の収納が可能。本体の角は丸くカーブを設けており、安全性を高めています。
扉部分はファスナー式を採用。開閉が簡単で、雨風から自転車を守ります。また、扉は巻き上げ式でベルクロによる固定が可能です。
フレームは錆びに強くて軽量なアルミを使用しています。組み立ての際に取り扱いやすいのが魅力です。シートの素材には、UVカットと生活防水機能を搭載したポリエチレンを採用しています。
晴々ガーデン サイクルハウス 2台用 SH01
プロ仕様のテントと同じ高級タープ生地を使用した、ハウスタイプのサイクルハウスです。本製品は耐用目安が5年で、長くサイクルハウスを利用したい方におすすめのモデル。生地の表面に光沢感はなく、高級感があるのが特徴です。
設営は工具が不要で、誰でも組み立てやすい設計。フレームは穴と突起を合わせて差し込むだけで接続が可能です。生地はかぶせて専用のタイを結んで固定する仕組みを採用しています。
本体はフックにより、地面にしっかりと固定が可能。風の強い日でも安心です。入口部分に扉が付いているのもポイント。ファスナーによる開け閉めで自転車の出し入れが簡単に行えます。
パイクスピーク(PYKES PEAK) サイクルハウス
UPF値50で、紫外線を98%カットすると謳われているサイクルハウスです。耐水圧2000mmと優れた防水性も備えているのが特徴。紫外線や雨をブロックしやすいため、劣化や色褪せなどを軽減できます。
両サイドに窓を設けているので、熱や湿気がこもりにくいののもメリット。また、独自の「トラぺジウムボックスフレーム設計」を採用しており、優れた安定感を発揮します。
南栄工業 サイクルハウス 3台用SB
国内生産および国内管理により高い品質を実現したハウスタイプのサイクルハウスです。フレームは国内の自社工場で生産した強固なスチールパイプを採用。接続用の部材は挿入しやすく抜けにくいのが特徴で、設営したときに高い安定性を発揮します。
生地は重厚な国産ターポリンを採用。耐候性と防水性に優れており、長期間使用しても色落ちしにくいほか、大雨でもハウス内が濡れにくい仕様です。幕は天幕・前幕・後幕の3種構成。劣化した幕のみの交換もできます。
本体下部は地面との空間があり、24時間換気が可能。幕が地面と擦れないので、摩耗しにくく、結露も防止できます。
Bonarca サイクルハウス
最大6台まで収納できるサイクルハウスです。家族や自転車が多い方におすすめ。さらに、土用・コンクリート用の杭が付属しているので、しっかりと固定しやすいのも魅力です。
シートは防水性・UVカット機能を備えているため、雨や紫外線を軽減できるのもメリット。また、ファスナー式の扉を搭載しており、収納物を隠せるのもポイントです。
フィールドア(FIELDOOR) サイクルパーキング 1-2台用
工具不要で、導入してすぐに組み立てられるハウスタイプのサイクルハウスです。本体は入り口を備えたモデルのため、雨や日差しだけでなく、ホコリを避けたい方にもおすすめ。シートは耐水性に優れているほか、紫外線を予防するシルバーコーティングを施しています。
自転車の収納台数は、大人用標準サイズ1~2台に対応。より大型サイズの2~3台向けのモデルもラインナップしています。高い耐久性を求める方におすすめのサイクルハウスです。
クレエ(Creer) サイクルハウス 中型
3台の自転車を収納できる、中型サイズのハウスタイプのサイクルハウスです。本体のサイズは幅160×奥行230×175cmで、バイク2台の収納にも対応。扉は表と裏の両面開きで通気性が高く、サイドポケットやランタンフックも搭載しています。
本体にはロック用ハトメを配置し、盗難対策にも便利です。生地は紫外線カット機能を搭載し、愛車の劣化を防止。耐水圧3500mmかつ、止水テープ付きで、雨の侵入をブロックします。また、難燃加工により、生地に火がついても燃え広がりにくい仕様です。
フレームはジョイント式で、組み立ての際に工具が不要なのも魅力。部品ごとに目印のシールやステッカーが付いており、スムーズに組み立てられるのもポイントです。
ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER) ストレージバイクガレージ Mサイズ DCC330M
電動自転車を収納したい方におすすめの多機能サイクルハウス。本製品は4隅にケーブル用のスリットを配置しているため、電動自転車への電源の供給が可能です。カバーは強固なポリエステルを採用。裏面にPUコーティングを施すことで、防水性を向上しています。
本体に、熱気や湿気がこもるのを防げるベンチレーション、ランタンを引っかけられるフックを搭載。サイクルハウス内で作業をする際に便利です。
扉は前後から開閉が可能。本体の組み立ては工具が不要で、設営も簡単です。また、ペグを付属しているので、安定した設置ができます。
サイクルハウスのおすすめ|ガレージタイプ
グリーンライフ(GREEN LIFE) サイクルハウス153 CD-1815
丈夫なスチール製のサイクルハウスです。錆びに強い粉体塗装を施しているため、長く愛用しやすいのがメリット。また、左右にはU字フックが付いているので、ヘルメットや物干し竿などを引っ掛かけられて便利です。
タイヤ止めを搭載しており、自転車のタイヤをはめると左右に傾くのを予防できるのも特徴。さらに、ワイヤーロックをかける穴を設けているので、盗難防止に役立ちます。
Keter コルティナ オルト
素材にポリプロピレン・スチール・アルミニウムを採用したガレージタイプのアイテムです。樹脂成形でリアルな木目のテクスチャーを表現しているのが特徴。おしゃれなデザインの製品を求めている方におすすめです。
扉は両開き式のため、スムーズに自転車などを出し入れしやすいのも魅力。加えて、高さ調節できる棚板が2枚付属しているので、アウトドアグッズやガーデニング用品なども整理整頓しながら収納できます。
TRIMETALS メタルシェッド TM3
スタイリッシュなデザインを好む方におすすめの、ガレージタイプのサイクルハウス。本製品は、サイズが幅185×奥行76.5×高さ139cmのコンパクトなモデルです。自転車は2台まで収納できます。
扉には防雨ウェザーシールを搭載しており、雨の侵入を防止。ガススプリングによる開閉で、安全かつスムーズに自転車を出し入れできます。床面はメタルフロアで、汚れが付いても掃除が簡単なのもポイント。本体は南京錠などで4箇所を施錠できるため、高い防犯性を求める方にもおすすめです。
カラーは圧迫感を得にくいクリームと、庭に馴染みやすいグリーンの2種類を展開しています。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) メタルシェッド S101A
頑丈なスチールを採用したガレージタイプのアイテムです。本体サイズは約幅191×奥行111×高さ194cm。自転車・バイク置き場としてはもちろん、タイヤなどサイズのあるアイテムの保管にも役立ちます。
出入口にはスロープを設けているため、自転車の出し入れをスムーズに行いやすいのもメリット。また、通気窓を備えており、熱や湿気がこもりにくいのも特徴です。
取っ手には鍵を付けられるため、セキュリティを強化しやすいのがポイント。愛車をしっかり守れるモノを選びたい方におすすめです。
サイクルハウスのおすすめ|簡易タイプ
カグワールド(KAGU WORLD) サイクルガレージ S smk-0742
日差しや雨に強くてコンパクトな、簡易タイプのサイクルハウスです。シートは撥水性に優れたモデルで、屋根の下に水が染みでるのを防止。UVカット機能を搭載しているのも特徴で、自転車の劣化を軽減します。
自転車の収納は1台のみなので、省スペースで設置が可能。自転車を収納しないときは、上部のフレームを上げて折りたためます。折りたたみの作業は、フレームにあるストッパーにはめてバンドで留めるだけと、スムーズです。
本体は地面と固定するのに便利なペグ付き。シートも端にある穴にヒモを通して固定できるため、安定してサイクルハウスを設置したい方におすすめです。
ぼん家具 サイクルガレージ 3台用 ETC001419
3台収納に対応したサイクルハウスです。本体は外寸が約幅190×奥行134×高さ160cmで、自転車を3台収納するのにちょうどよいサイズ。折りたたみ式で、使わないときはコンパクトにまとまります。折りたたんだときは、本体に搭載されたストッパーとベルクロでフレームを固定できるため、安定感も良好です。
シートはUV加工と撥水加工を施したポリエステル素材を使用。雨に濡れても簡単に拭き取れます。また、水抜き穴付きで雨水がシート上にたまるのを防止。シートの先端にも穴を設けており、別途で用意したヒモやおもりで、風対策もできます。
ドリス(DORIS) サイクルポート
自転車1台の収納に便利な簡易タイプのサイクルハウスです。本体サイズは、幅191×奥行70×高さ136cmと小さめで、省スペースでサイクルハウスを設置したい方におすすめ。折りたたみ式で、スリムに保管しやすいのもポイントです。
タープには撥水加工が施されており、雨でも水が浸透しにくい仕様。厚めのポリエステル生地で、耐久性も良好です。タープは斜めに配置されているほか、水抜き穴付きで、雨水がたまるのを防止します。
本体は4本のペグを付属。土や芝などの地面にしっかりと固定でき、高い安定性を発揮します。コンクリートの上に設置する際は、別途でおもりを用意することで、安定感を高められるのも魅力です。
三栄コーポレーション サイクルガレージ Mサイズ
約2台の自転車をカバーできる簡易タイプのアイテムです。タープ生地に撥水加工を施しているため、自転車を雨からガードしやすいのが特徴。さらに、水抜き穴を設けているので、雨水がたまりにくいのもポイントです。
タープは簡単に折りたためるため、使わないときはコンパクトにまとめられて便利。自転車やバイクを入れるだけでなく、植物の日よけとしても活躍します。
ロックが付いているため、フレームをしっかり固定しやすいのがメリット。また、ペグが4本付属しているので、地面に打ち込めば転倒予防に役立ちます。
Bonarca 折りたたみ式 サイクルガレージ 2台用 SR-CG02
水はけのよさを重視する方におすすめの簡易タイプのサイクルハウスです。本製品はタープを斜めに配置することで、水はけ性能を向上。加えて、ハトメから水抜きするので雨水がたまりにくく、タープのシミや劣化も防止できます。
タープの素材には、UV加工と撥水加工を施したポリエステルを採用。直射日光や雨から自転車を保護します。また、水をはじくため、濡れても拭き取りが簡単です。
本体は折りたたみ式を採用。使わないときはコンパクトにでき、庭を広く使えます。折りたたんだときは、ベルクロのバンドで固定が可能。脚にはペグ用の穴を設けており、しっかりと設置できます。
アルミス(ALUMIS) サイクルポート ASP-01
設置時のサイズが約幅191×奥行68×高さ135cmのサイクルハウスです。自転車収納台数は1台。庭や駐車場などのちょっとしたスペースに設置しやすい簡易タイプを探している方におすすめです。
地面に打ち込める固定用杭に加えて、コンクリート地面用の杭も付属。転倒予防対策が行えるのがメリットです。また、シートはコンパクトに折りたたみ可能。使わないときは、すっきりまとめられます。
サイクルハウスの売れ筋ランキングをチェック
サイクルハウスのランキングをチェックしたい方はこちら。
サイクルハウスの選び方
タイプで選ぶ
全面をカバーできる「ハウスタイプ」
ハウスタイプは、ビニールハウスのような天井と壁があるタイプで、自転車を全面からカバーしたい方におすすめです。強い風のある日には使いにくいものの、自転車を多少の雨風や紫外線から防げるので、自転車の劣化を軽減できます。
また、目隠しとしても機能し盗難対策になるのもポイント。製品によっては、1台から複数台まで収納できるタイプもあり、用途に合わせたモデルを選べます。
ハウスタイプは、組み立てが簡単で設置スペースも広くとらないため、家の庭や軒先などの空きスペースに設置したい場合にぴったりです。
出し入れが簡単な「ガレージタイプ」
ガレージタイプは、物置のような形状で、自転車を収納できるくらいの大きさを備えたサイクルハウスです。製品によって扉のないタイプや、扉付きで全面をカバーできるタイプなどがあります。
ガレージタイプはほかのタイプに比べて重たい分、安定感があるので、耐久性や防風性能を求める方におすすめ。扉付きなら防犯対策としても活躍します。ただし、導入するのにコストがかかるほか、設置スペースを広くとる点には注意が必要です。
手軽で折りたたみできる「簡易タイプ」
簡易タイプは、金属製のフレームにシートの屋根を配置して、日光や雨を防ぐサイクルハウスです。ハウスタイプに比べてよりコンパクトで、省スペースで設置できるほか、低コストで導入しやすいメリットがあります。
一方で簡易タイプは風に弱く、横から雨が吹き込みやすい点はデメリット。雨水が屋根にたまると重さでフレームが壊れてしまう恐れもあるため、購入する際は水抜き用の穴が配置されているかを確認しましょう。
サイズや収納台数をチェック
サイクルハウスは、製品により自転車を収納できる台数が異なるため、製品選びの際はサイズや収納可能台数をチェックしましょう。収納する台数が増える可能性がある場合は、大きめのサイクルハウスを選ぶのがおすすめです。
サイクルハウスは、最小で自転車1台、大きいモノだと3~4台ほど収納できるモデルが展開されています。余裕をもったサイズを選ぶとハウス内が広く使えて、空気入れなどのアイテムを収納したり、自転車の出し入れもしやすくなったりします。
機能性で選ぶ
自転車の錆びを防止する「防水・撥水加工」
サイクルハウスは、防水・撥水加工を施したモデルを選ぶのがおすすめです。自転車は金属素材のパーツを多く搭載しているため、サイクルハウスから雨が染み込んで濡れてしまうと、錆びにより劣化してしまう場合も。防水・撥水性のあるサイクルハウスを選ぶことで、自転車の良好な状態を維持しやすくなります。
また、シートが撥水性を有しているハウスタイプや簡易タイプのモノは、水や汚れが付いたときに簡単にお手入れができます。
日焼けや部品の劣化を防ぐ「UVカット加工」
日焼けや部品の劣化を防ぐ効果が期待できる、UVカット加工を施したモデルがおすすめ。自転車は長期間日光に当たっていると、部品が劣化したり、塗装が傷んだりする場合があります。デカールを使用している箇所は、ヒビが入ることもあるので注意が必要です。
UVカット加工を施しているサイクルハウスに収納することで、自転車の各部品の劣化を軽減可能。長期間品質のよい状態を維持できます。
盗難対策には「ロック機能付き」
自転車の盗難対策をしたい方は、ロック機能を搭載したサイクルハウスを検討してみてください。ロック機能を搭載したモデルは、主に別途で用意した南京錠やワイヤーロックをサイクルハウスの扉やフレームに取り付けられるため、防犯性能の向上が期待できます。
特にガレージタイプでロック機能を搭載したモデルは、頑丈なパネルのなかに自転車を収納し、ロックをかけられるので、ロードバイクなどの高価な自転車を収納するのにおすすめです。
設置のしやすさや安定性にも注目
サイクルハウスは、製品の種類によって設置のしやすさや安定性が大きく異なるので、仕様をよく確認しておきましょう。
主にハウスタイプや簡易タイプのサイクルハウスは、簡単に設置できるように設計されているモノが多いのが特徴。しかし、風の強い日だと倒れやすいため、安定性を求める方はペグなどでフレームと地面を固定できるモデルを選ぶのがおすすめです。
ガレージタイプは、ハウスタイプなどに比べて高い安定性を有している分、設置するのに手間がかかります。各タイプの特徴を理解したうえで、用途に合うサイクルハウスを検討してみてください。
サイクルハウスは製品により設置の仕組みや機能が異なるため、用途に応じたモノを選ぶのが大切です。全面をカバーしたハウスタイプやガレージタイプは、自転車を日差しや雨だけでなく、ホコリから防ぐのにも便利。設営の手軽さやコンパクトさを重視する方は、簡易タイプを検討してみてください。