自転車用レインウェア(レインコート)は、雨のなかで自転車を走行するのに必須のアイテムです。動きやすいモデルから、リュックやカゴの荷物をカバーできるモデルなど、幅広いタイプがラインナップされています。
しかし、自転車用レインウェアは、製品によってセパレートタイプやポンチョタイプなどの形状や、防水性・透湿性などの性能に違いがあるため、どれを選べばよいのか分からない方も多いはずです。そこで今回は、自転車用レインウェアの選び方とおすすめ製品についてご紹介します。
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- 目次
- 自転車用レインウェア(レインコート)は雨の日に自転車を乗る際のマストアイテム
- 自転車用レインウェア(レインコート)のおすすめ|セパレートタイプ
- 自転車用レインウェア(レインコート)のおすすめ|ポンチョタイプ
- 自転車用レインウェア(レインコート)の売れ筋ランキングをチェック
- 自転車用レインウェア(レインコート)の選び方
自転車用レインウェア(レインコート)は雨の日に自転車を乗る際のマストアイテム
雨の日の自転車は、雨から衣服や体を保護するためにも自転車用レインウェアを着用しましょう。自転車用レインウェアは高い防水性があり、雨の日でも安心して走行できるほか、運動性能に優れているのも特徴です。
なかには、突然の雨でも対応できるよう、携帯性に優れたモノや、荷物を一緒に保護できるモノもあるので、用途に合ったモデルを検討してみてください。
自転車用レインウェア(レインコート)のおすすめ|セパレートタイプ
ミズノ(MIZUNO) ベルグテックEXストームセイバーVI レインスーツ A2MG8A01
3層構造の生地「ベルグテックEX」の採用により、高い機能性を有する自転車用レインウェアです。撥水性・防水性・透湿性に優れた生地で、ウェア内部を快適な状態にキープします。耐水圧は約30000mm以上、透湿性は約16000g以上です。
また、100回洗濯しても水をはじく撥水性があるため、レインウェアのメンテナンス頻度が多い方にもおすすめです。ウェアには防水性を向上するシームテープや雨返しを搭載。ポケットはベンチレーションの役割もあり、蒸れを軽減します。
ジャケットとパンツの袖口は絞れる設計を採用。付属のスタッフサックは、大きめサイズでウェアを収納しやすいのが魅力です。
ネームレスエイジ(namelessage) レインウェア 上下セット NASR-120
高い機能性を備えた低価格で購入できる自転車用レインウェアです。ウェアの耐水圧は20000mmと高機能かつ、縫い目にはシーム加工を施しているので、水の侵入を抑えられます。生地はストレッチ性のある素材を使用し、自転車走行中の動きを妨げにくい仕様です。
ウェアの内側はメッシュ素材を採用。汗をかいてもベタつきにくく、着脱も簡単に行えます。ウェアの両脇にはベンチレーションを搭載。外気を取り込みやすい設計で、体温を調節するのに便利です。
ジャケット背面の裾部分はスワローテイル形状を採用しています。前かがみでも腰部分をカバーできるため、スポーツバイクでの使用におすすめ。本製品は専用収納袋付きで、ジャケットとパンツを入れて、コンパクトに持ち運べます。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ドットショットジャケット NP61930
オールシーズン使えるおしゃれな自転車用レインウェアです。本製品はジャケット単体のモデル。ゆとりのあるシルエットなので、厚手の服の上からでも着用が可能です。
ウェアは、Lサイズだと重量が約310gと軽量かつ、しなやかな着心地が特徴。防水透湿性も高く、快適に雨を凌げます。冷気を遮断できるため、冷えやすい環境下での使用にもおすすめです。アウトドアシーン全般で活用しやすい機能を有しています。
袖口は、ベルクロにてフィット感を調節できるのが便利。裾部分はドローコードで絞れば風によるばたつきを抑えられます。アジャスターコード付きのフードを備えているため、視界を確保しながら雨の侵入を軽減できます。
ドキュメント(Doqment) 3Dブリーズレイン 7520
低価格で上下セットの自転車用レインウェアを導入したい方におすすめのモデルです。本製品は低価格ながらも、耐水圧10000mm、透湿性3000gと優れた機能性を備えています。軽量で着心地もよく、雨の日でも快適な自転車走行が可能です。
ジャケットとパンツは、どちらも立体裁断で仕上げられており、ヒジとヒザの可動域を広げているのが特徴。袖口はゴム入りで手首のフィット感を向上しています。パンツの裾幅は、2段階に調節が可能。ジャケットの背中には反射材を配置し、夜間走行時の安全性を高めています。
ジャケットはグレーやグリーンなどの幅広いカラーを展開。パンツはブラックで統一されており、スポーティーなデザインに仕上げられています。
マック(Makku) ブランケット付きレインジャケット
レインジャケットと防水ブランケットがセットになったモデルです。本製品は耐水圧10000mm、透湿度5000gで、動きやすいストレッチ素材を採用しています。マウンテンパーカーのようなデザインで日常使いにもおすすめです。
背中は大型マチ付きで、隠しファスナーを開けると広がるため、リュックを背負ったままジャケットを着られます。袖口はベルクロの調節により、雨風の侵入を抑えられるのが便利です。
ブランケットをエプロンのように腰に巻くことで、腰からヒザまでをカバーできます。腰部にバックルを搭載しているため、脱着もスムーズ。また、自転車を走行していてもめくれ上がりにくいほか、動きやすいのも特徴です。
付属の収納ポーチは防水仕様を採用。カラビナ付きのため、コンパクトに持ち運べるのもおすすめポイントです。
ウィンターチェリー(Winter Cherry) ディフェンドレインスーツ 3293
安い価格で購入しやすい自転車用レインウェアです。ウェアの裏側はメッシュ素材を使用し、着心地に優れています。低価格ながらも、耐水圧8000mmを備えているのも魅力です。
フードに雨が降っていても視界を確保できるクリアメガネを搭載しています。背面には反射ワッペンを配置し、雨の日の視認性を向上。パンツの裾はスナップボタンにより、3段階に締め付け具合を調節できます。
モンベル(mont-bell) ストームクルーザージャケット 1128615
ジャケットの平均重量254gの自転車用レインウェアです。本製品は、軽量性・耐久性・透湿性の高い「GORE C-ニットバッカーテクノロジー」を搭載。着心地もよく、長時間着用する方や使用頻度の多い方におすすめです。
素材はモンベル独自の「バリスティックナイロン」を採用。従来のナイロンと同じ重量でありながらも、優れた引き裂き強度を有しています。縫製箇所を減らすことで、防水性と動きやすさを向上。自転車走行時の体の動きもスムーズに行えます。
フードはドローコードとベルクロにより、フィット感の調節に対応。視界を確保しながら、雨の侵入を軽減します。
ノアム(NNOUM) レインウェア アメラク NN24BFRA05M
タナベスポーツが展開しているプライベートウェアブランドの自転車用レインウェア。耐水圧30000mmと、豪雨も通さないと謳っているほど優れた防水性が期待できるおすすめモデルです。
撥水加工を施しており、洗濯しても防水性が持続しやすい点にも注目。透湿性も15000gと高く、ベタつきを軽減して蒸れにくい快適な状態を保てます。
4WAYストレッチ生地と運動性の高いパターン設計で動きやすく、心地よい着心地を実現。ジャケットとパンツそれぞれに反射テープを配置し、夜間の安全性を高めています。
アラシヤマ(Arasiyama) レインウェア
耐水圧10000mmの高いレベルの防水性を備えている自転車用レインウェア。耐久性に優れており、雨天時の快適な走行をサポートします。パンツには、裾を調節できる機能や防水サイドポケットを搭載しているのがおすすめポイントです。
反射シート付きのジャケットにより、夜間の走行時の安全性も確保。自転車はもちろんゴルフや登山、フィッシングなどさまざまな用途でも活躍します。軽量で薄いストレッチ素材を採用し、快適性と運動性を高めているのも特徴です。
Morethan サイクルレインジャケット RVP-001
サイクルジャケットに特化して設計されている自転車用レインウェアです。200g未満と軽量なうえ、コンパクトな状態にたたんで収納できます。
防水性だけでなく防風性にも優れているため、本格的なロードバイクのツーリングなどにおすすめ。UVカット機能付きで、日差しが強い日のツーリングも快適に楽しめます。
品質の高いYKK防水ファスナーを採用することで、ファスナーからの浸水を防止。蒸れにくくベタつきを抑えられる脇下の透湿設計により、快適な着心地を実現しています。バックポケットを設けており、スマホや財布などの小物を収納できるのも便利です。
ワークマン レインスーツ ストレッチパーフェクト R600
細身のシルエットで、スポーティーなスタイルが好みの方におすすめの自転車用レインウェア。ジャケットとパンツの上下セットながら、リーズナブルな価格を実現しているのが魅力です。生地に縦・横に伸縮するストレッチ素材を採用しており、身体の動きに合わせて快適な着心地を保ちます。
耐水圧10000mmの優れた防水性により、大雨での走行も安心。フロントファスナーにはYKKの止水ファスナーを採用しています。水が入りにくいように工夫した、フラップ付きファスナーポケットを設けているのもポイントです。
後ろの裾を長めに設計することで、ジャケットのめくり上がりを防止。使わないときはコンパクトに収納でき、持ち運びや保管も楽々です。
自転車用レインウェア(レインコート)のおすすめ|ポンチョタイプ
ピラルク(PIRARUCU) サイクルモードハイポンチョ 7441
スタイリッシュなデザインが特徴の自転車用レインウェアです。本製品は丈が長いため、足元まで雨を防げます。フロントファスナー仕様で、着たり脱いだりしやすいモデルを探している方におすすめ。リュックを背負った状態でも、上からの着用が可能です。
耐水圧は5000mmで、生地には防水素材のTPUラミネートを採用。裏面にシームテープを施しており、縫い目からの水の侵入を軽減します。袖はドルマンスリーブにより動きやすく、自転車を走行していても風にあおられにくい仕様です。
フードはドローコードとベルクロでフィット感の調節が可能。リフレクターを搭載しているので、安全性も良好です。別売りの透明レインバイザーと組み合わせれば、顔にかかる雨を防ぎながら視界も確保できます。
キウ(KiU) ウォータープルーフ バイシクルポンチョ タイプA K203
総柄リフレクター素材を配置し、夜間でも高い視認性を発揮する自転車用レインウェアです。リフレクターはウェア全体に配置されているため、夜間でも安心して走行できます。
ウェアは耐水圧10000mmで、防水性は良好。ばたつきを防止するクリップやサムベルトを搭載しているのも嬉しいポイントです。フードはフィット感を調節できるドローコード付き。耳部分にはベンチレーションを配置し、外部からの音が聞き取りやすい設計です。
収納袋が付属されており、自転車のカゴやサイド部分に取り付けが可能。収納袋の内側にはスタッフサックを搭載しているため、手持ちのバッグを収納できます。
マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョ D-3POOK
自分の体と前カゴを雨から保護したい方におすすめの自転車用レインウェアです。前部の生地が長めに作られているため、前カゴまで覆うことが可能。付属のクリップを使えば、生地がめくれるのを防止できます。
胸元まわりは大きく空間ができるので、蒸れを低減できるのがポイント。足元も濡れにくい仕様です。生地は撥水・止水・防水加工を施しているので、雨水が染み込むのを防止可能。背面には反射材を配置し、安全性にも優れています。また、価格が安くて導入しやすいのもおすすめです。
アメトハレ(AME TO HARE) ハイポンチョDX AH-100
耐水圧10000mm、透湿度5000gの防水透湿生地を採用している自転車用レインウェア。防水性を高めるためにTPUラミネートを採用するなど、濡れやすい部分に配慮して設計しているのが特徴です。内部が蒸れにくく、ジメジメした雨天時でも快適に走行できます。
足元まですっぽり覆うロング丈デザインで、リュックを背負ったまま着用できます。フロント部分がファスナーで全開でき、着脱しやすいのもポイント。保育園の送り迎えなどに使用したいパパ・ママにもおすすめです。
手の甲を雨からガードできるレインミトンが標準装備。手を濡らさずにハンドルやブレーキを握れ、走行時の安全性をより高められます。また、防水素材を採用した収納袋も付属し、雨で濡れても脱いでそのまま収納可能です。
ワールドパーティー(Wpc.) 前カゴ付きシティサイクル車用レインポンチョ チャリーポンポン
前カゴ付きシティサイクル用に設計されている自転車用レインウェアです。ポンチョを着用して自転車の前カゴにかぶせ、めくれ防止クリップで固定します。雨が侵入しにくい止水ファスナーを採用しており、買い物や通勤・通学時のカバンを濡らしたくない方におすすめのモデルです。
5ヶ所に光を反射するリフレクターを配置しており、夜間の安全な走行をサポート。生地の表に撥水加工、裏にTPUラミネート加工を施して防水性を高めています。収納袋は自転車に装着でき、邪魔になりにくいのも便利なポイントです。
SPRING SEAON レインコート ロング丈
大きな透明フード付きの自転車用レインウェアです。透明フードはツバが長く、雨から顔をしっかりとガード。視界も良好で、安全に自転車を走行できます。丈は115cmと長く、ヒザ下までカバー。裾はゴム紐で絞れるので、まくれ上がりにくい設計です。
袖は大きめで、自転車のハンドルごとカバーが可能。二重袖でウェアのなかに雨風が入りにくいのもポイントです。
ウェア背面には身幅調節プリーツを設けているため、リュックを背負ったまま着用したい方や、体格の大きい方にもおすすめ。折りたたみ時はコンパクトにまとめられ、収納袋に入れて持ち運べます。
ネームレスエイジ(namelessage) レインウェア ポンチョタイプ NR-2200
普段着やリュックの上からそのままかぶれる自転車用レインウェアです。30Lのリュックでもしっかりと雨から保護する設計。荷物の多い通勤や通学での利用におすすめです。
耐水圧10000mm、透湿性1500gを備えているのに加え、撥水加工を施しているのでしっかりと水をはじきます。縫い目はシームテープを配置。アゴまわりにベルクロ開閉フラップ、フードにフィット感を調節できるドローコードを搭載しているため、各所から水が入り込むのを軽減します。
袖部分はフィンガーフックを配置しており、ウェアがめくれるのを防止。また、ウェアのカラーバリエーションが豊富で、コーデに合わせたモデルを選べるのもおすすめポイントです。
ウィンターチェリー(Winter Cherry) ハイポンチョ 3340
手の甲も雨からガードできる自転車用レインウェアです。本製品は丈が長いため、レインブーツと組み合わせることで、全身を雨から保護。生地は撥水性と防水性に優れているので、雨のなかでも安心して走行できます。手の甲もカバーできる設計で手が冷えにくく、長時間走行する方におすすめです。
ドルマンスリーブの袖を採用しており、自転車の走行中でも風にあおられにくいのが特徴。リュックを背負ったままでも着用できます。フードは顔を向けた方向に追随するため、周囲を目視したいときに便利。幅広いカラーを展開しており、全5色をラインナップしています。
QIAN レインコート
ポリエステルにPVCコーティングを施している自転車用レインウェアです。優れた防水性と撥水性を発揮すると謳っており、雨天時の通勤・通学時におすすめ。防風性も備えているほか、雪や汚れを高い撥水性で弾く効果も期待できます。
フード部に透明のバイザーが付属し、雨のなかで視界を確保しやすい自転車用レインウェア。優れた防水性と撥水性を発揮すると謳っており、雨天時の通勤・通学時におすすめです。
厚みのある生地で適度に重みがあり、風によってめくり上がってしまうのを防ぎやすい仕様。高めにデザインされた襟元で顔まわりが濡れるのを軽減できるほか、袖口からの雨の侵入を防げるゴム袖を採用しています。
TONGMO レインコート
約450gの軽さを実現している自転車用レインウェア。軽い着心地で快適な走行をサポートするほか、街歩きなど普段のレインウェアとしても活躍するおすすめモデルです。
優れた防水性と撥水性を発揮する生地と、足首あたりまで覆うロング丈の組み合わせで、雨からしっかりガード。前開きファスナー仕様により、脱ぎ着も楽々です。
裏地にメッシュを採用し、通気性を確保しているのが特徴。汗や湿気による蒸れを軽減し、快適な着心地をキープする効果が期待できます。
着脱できるバイザーが付属しているのも便利。雨を防ぎながら視界を確保でき、安全な走行をサポートします。また、フードを被った際の深さを面ファスナーで調節可能です。
自転車用レインウェア(レインコート)の売れ筋ランキングをチェック
自転車用レインウェア(レインコート)のランキングをチェックしたい方はこちら。
自転車用レインウェア(レインコート)の選び方
自転車用レインウェア(レインコート)のタイプで選ぶ
長時間自転車に乗る場合は「セパレートタイプ」がおすすめ
自転車用レインウェアは、大きく分けて「セパレートタイプ」と「ポンチョタイプ」の2種類があります。
セパレートタイプは、レインウェアがジャケットとパンツで分かれているタイプです。上下でウェアが分かれている分動きやすく、足元まで濡れにくいのがメリット。長距離を走行する場合や、スポーツバイクに乗る場合におすすめです。
一方で、頭から足元までをカバーしている分、着脱するのに手間がかかりやすく、ウェア内部が蒸れやすい傾向にあります。製品によってはジャケットとパンツがセットのモノと、それぞれが別個で展開されているモノがあるので、確認しておきましょう。
買い物などちょっとしたお出かけには「ポンチョタイプ」が便利
ポンチョタイプは、1枚の布地で頭からヒザあたりまでを保護するタイプです。セパレートタイプのように上下に分かれていない分、コンパクトに持ち運べるモデルが多くあります。着脱が簡単なため、小雨のときや近場のお出かけにおすすめです。
製品によっては、リュックや前カゴまで保護できるタイプもあるので、荷物を持ち運ぶ機会が多い方はチェックしてみてください。
ポンチョタイプのデメリットは、ヒザ下まではカバーしていないことから、足元が濡れやすい点です。また、足元から風が入り込みやすいのも注意してください。
防水性と耐水圧をチェック
耐水圧とは、生地に水が染み込むのを防止できる、最大水圧を表す数値を指します。耐水圧の数値が高いほど、レインウェア内部へ水が染み込まなくなりますが、本体価格が高くなる傾向にあるので、用途に合った防水性や耐水圧のモデルを選ぶようにしましょう。
耐水圧の目安は、ちょっとしたお出かけや小雨を防ぐ程度なら5000mm程度を、大雨のなかでも走行する機会があるのなら10000mm以上のモデルを検討してみてください。また、全身を雨から守りたい場合は、頭から足元までをカバーできる、セパレートタイプのレインウェアがおすすめです。
長時間使う場合は通気性・透湿性がよいモノだと便利
レインウェアを着た状態で長時間自転車を走行していると、雨による湿気や体の発汗によりウェアの内部が蒸れてしまう場合があります。雨のなかを少しでも快適に走行したい方は、通気性・透湿性が良好なモデルを選ぶのがおすすめです。
レインウェアの仕様欄に記述されている透湿性は、24時間中に生地1m²あたり何gの水分が透過するかを表す数値で、値が大きいほど通気性に優れています。透湿性は5000~8000gだと蒸れにくく、10000g以上だとベタつきを軽減できるので、目安にしてみてください。
ただし、透湿性が高いモデルほど価格が高くなる傾向にあるため、予算と相談して選ぶようにしましょう。
安全性を高める工夫がされているかどうかをチェック
自転車用レインウェアを選ぶ際は、安心して自転車を走行するためにも、安全性を高める工夫がされているかをチェックしましょう。安全性の高い自転車用レインウェアの機能として、透明フードや反射材を搭載したモデル、裾や袖が絞れるモデルがあります。
透明フードは、自転車の走行中にフードをかぶっていても視界が確保できるので、安全性に優れています。反射材を搭載したレインウェアは周囲からの視認性がよく、夜間の走行が多い方におすすめ。明るい色のレインウェアも、視認性の向上が期待できます。
裾や袖が絞れるタイプは、自転車のチェーンなどにレインウェアが引っかかるリスクを軽減可能。特に風があるときは、レインウェアがばたつきやすくなるため、裾や袖がベルクロやドローコードで絞れると便利です。
コンパクトタイプは携帯したい場合に便利
自転車用レインウェアを携帯したい方は、コンパクトに持ち運べるモデルを選びましょう。コンパクトなレインウェアは、付属のポーチに収納してカバンに携帯できるため、突然雨が降ったときに便利です。
特にポンチョタイプの自転車用レインウェアなら、セパレートタイプに比べてコンパクトな傾向にあるので、持ち運びする機会の多い方はチェックしてみてください。
自転車用レインウェアは、大きく分けてセパレートタイプとポンチョタイプの2種類があります。足元もカバーしたい方はセパレートタイプを、着脱の手間を軽減したい方や、近場のお出かけに使う方はポンチョタイプを検討してみてください。突然の雨にも対応したい方は、コンパクトに携帯できるかもチェックしましょう。