周囲の騒音を減らせる「ノイズキャンセリングイヤホン」。騒がしい環境でも音楽に集中できるほか、耳栓代わりとしても使えるのが魅力です。ハイエンドモデルから、1万円以下のエントリーモデルまのでもたくさん登場しており、選ぶのに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめをご紹介。選び方についても詳しく解説しているので、初めて購入する方はもちろん、買い替えを検討している方もチェックしてみてください。

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小又 祐介
監修者
家電製品総合アドバイザー(プラチナ)
大手家電量販店で6年間、販売員として従事。店舗では家電コンシェルジュとして、お客様に生活家電やデジタル家電、美容家電など幅広い商品を提案してきた。大人から子供まで「買い物って楽しい!」と感じていただけるよう、一人ひとりに寄り添った提案を心掛けている。
森岡 舞子
監修者
家電製品総合アドバイザー・フォトマスター検定 準1級資格保有
大手家電量販店にて7年半の販売員経験あり。量販店では生活家電や健康家電、カメラなど幅広い商品を担当。カメラコーナーでは大学で写真を専攻した経験やフォトマスター検定の資格を活かし、被写体に合わせた商品の選び方などを提案してきた。ジャンルを問わず初心者の方にもわかりやすい説明を心がけている。

ノイズキャンセリングイヤホンとは?

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ノイズキャンセリングイヤホンとは、周囲のノイズを低減する機能を備えたイヤホンを指します。繁華街や交通機関など、騒音が多い場所でもクリアなサウンドを楽しめます。音楽は再生せずにデジタルの耳栓として使うこともできるため、仕事や勉強といったシーンで使うのもおすすめです。

ノイズキャンセリングイヤホンの選び方

ノイズキャンセリングの種類と違い

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ノイズキャンセリングは「パッシブノイズキャンセリング(PNC)」と「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」の2種類に分けられます。仕組みや特徴が異なるので、事前に確認しておくことが大事です。

パッシブノイズキャンセリングとは、イヤーピースなどによって耳を塞いで物理的に騒音をカットする方式です。単純な仕組みですが効果はあり、特に中音~高音のノイズを下げられます。バッテリーを使用しないのが魅力です。

一方、アクティブノイズキャンセリングとは、デジタル処理によって騒音を低減する方式。消したい波形に対して、逆位相の波形を発生させて打ち消す仕組みです。バッテリーは消費しますが、遮音効果が高いのが魅力。ノイズを大きく低減したい方は本方式に対応したモノがおすすめです。

遮音性を高めるには装着感が重要

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ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ際は、装着感が重要です。耳とのフィット感が高いと遮音性が高まり、ノイズを物理的にカットすることが可能。また、装着感がよいと快適に音楽を鑑賞できるというメリットもあります。

装着感は、イヤーピースを付け替えることで調節可能。ノイズキャンセリングイヤホンのなかにはサイズ違いのイヤーピースを複数同梱しているモノもあります。初めて購入する方はぜひチェックしてみてください。

バッテリー持続時間をチェック

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ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ際に、必ずチェックしたいのがバッテリーの持続時間です。充電ケースを含めた最大再生時間は長いに越したことはないですが、使い勝手に大きく関わるのが一度のフル充電でどれぐらい使えるかを表した「連続再生時間」です。

目安としては、連続再生時間が8時間以上のモデルがおすすめ。仕事時や勉強時など、バッテリーを気にせずに使用できます。リーズナブルなモデルはバッテリーが少ない傾向にありますが、移動時間のみに使うなどであれば問題ありません。

ノイズキャンセリングのON/OFFが簡単に切り替えられるモノがおすすめ

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ノイズキャンセリングは便利ですが、常に使い続ける機能ではありません。周囲の音を適度に取り込みたいとき、周囲が静かで不要なとき、バッテリーの消費を抑えたいときなど、OFFに切り替えるシーンは多々あります。

快適に使用するためにも、ノイズキャンセリング機能のON/OFFを簡単に切り替えられるかをチェックしましょう。イヤホン本体にタッチセンサーを搭載しているモデルならば、タップするだけでモードを切り替えられるのでおすすめです。

誤操作が気になる場合は、物理ボタンを搭載したモデルがおすすめ。しっかりとボタンを押し込む必要がありますが、マスクを着脱するときや髪を整えたときに触れてしまうなど、意図しない操作を防げます。

ノイズキャンセリング以外の性能もチェックしよう

使用端末に合ったコーデックに対応したモデルを選ぼう

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Bluetoothで音楽を聞く際は、端末側でデータを圧縮してからイヤホンに送信後、イヤホン側でデータを復元する処理が行われています。このデータをやりとりする際に用いられるアルゴリズムが「コーデック」です。

基本コーデックである「SBC」は、規格上ほぼすべての機器で対応しています。音質はよくも悪くもなく標準です。高音質なコーデックとしてはApple製品で使用されている「AAC」、CD程度の音質で伝送できる「aptX」、ハイレゾ相当の高音質な「LDAC」などが挙げられます。

コーデックは、端末側とイヤホン側の両方が同じ規格に対応していなければ意味がありません。仮に端末がAAC、イヤホンがaptXと異なる場合は高音質伝送ができず、通常音質のSBCが適用されてしまいます。端末側に合ったコーデックが採用されているかチェックしてみてください。

マルチポイント対応なら複数端末でシームレスに使用可能

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マルチポイントとは、イヤホンと複数のデバイスを同時接続できる機能のこと。たとえば、デジタルオーディオプレーヤーで音楽鑑賞中、スマホに電話がかかってきた場合、接続先を切り替えることなくシームレスに応答できます。会社用と個人用でスマホを使い分けている方にもおすすめです。

似たような機能としてマルチペアリングがあります。複数台のデバイスとペアリングできる点では同じですが、同時接続には対応していません。異なるデバイスで使用するときは、接続を切り替える必要があるので注意しましょう。

スポーツや屋外で使用するなら防水性能や外音取り込み機能に注目

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ノイズキャンセリングイヤホンは精密機器のため、内部に水が入ってしまうと故障につながる恐れがあります。スポーツシーンでは汗で、屋外では雨で濡れてしまうことが多いので、必ず防水性能をチェックしましょう。

電気機器における防水性能は「IPX◯」で表記されます。0~8の合計9等級に分かれており、数字が大きいほど高性能であることを意味しています。IPX4以上であれば生活防水程度の性能を有しているため、多少の汗や雨がかかっても安心です。

また、外音取り込み機能にも注目。イヤホン本体に搭載されたマイクによって音を取り込む機能で、遮音性の高いノイズキャンセリングイヤホンでも周辺の音が聞き取りやすくなります。安全を確保するためにもぜひチェックしてみてください。

ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめメーカー

ソニー(SONY)

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1946年に設立されたソニー。「人のやらないことをやる」という精神をもとに、数々の日本初・世界初の製品を開発してきたメーカーです。現在は家電をはじめ、オーディオ機器、ゲーム、エンタメ、金融など、幅広いビジネスを展開しています。

ソニーは完全ワイヤレスイヤホンにいち早くノイズキャンセリング機能を導入したことで知られています。ノイキャン性能も高く、静音性を重視する方におすすめ。また、高性能なハイエンドモデルから手に取りやすいリーズナブルなモデルまで、ラインナップが豊富なところも魅力です。

ボーズ(Bose)

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Boseは、マサチューセッツ工科大学教授のボーズ博士が1964年に設立した音響機器メーカーです。60年以上にわたって音楽の聴き方を追求しており、スピーカーを中心に、家庭用から業務用まで高性能な製品を展開しています。

Boseの製品は、重低音とノイキャン性能が優れていることで有名。パワフルなサウンドをクリアに楽しめるので、音楽や映画といったエンタメ鑑賞用のイヤホンを探している方は、ボーズの製品をチェックしてみてください。

ジェイビーエル(JBL)

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1946年にアメリカのカリフォルニアで創立されたJBL。ハリウッドをはじめとする映画産業とともに発展を遂げてきた音響機器メーカーです。世界中の録音スタジオやコンサートホールでJBLの製品が採用されているなど、技術力に優れていることで知られています。

JBLは、クリアかつダイナミックな音を奏でる「JBLサウンド」が特徴。ノイズキャンセリングイヤホンにおいては、世界初のスマートタッチディスプレイを搭載した完全ワイヤレスをリリースするなど、個性あふれる製品を展開しています。

アンカー(ANKER)

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アンカーは、2011年にGoogle出身のスティーブン・ヤン氏たちによって設立されたハードウェアメーカー。モバイルバッテリーをはじめ、プロジェクター、スマートホーム家電など、幅広い製品を手がけているのが特徴です。

アンカーは、オーディオブランド「Soundcore」を展開。リーズナブルかつ、性能に優れた製品を数多くラインナップしています。高コスパなノイズキャンセリングイヤホンを探している方におすすめのメーカーです。

専門家のおすすめコメント
小又 祐介
家電製品総合アドバイザー(プラチナ)
小又 祐介
ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶときは、「外音取り込み機能」に対応したモデルがおすすめです。外音取り込み機能とは、ノイズキャンセリングとは逆で周囲の音を聞き取りやすくする機能。自分の好きなタイミングでノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替えができるため、電車やバスのアナウンスを聞きたいときや、急に声をかけられたときに重宝します。
森岡 舞子
家電製品総合アドバイザー・フォトマスター検定 準1級資格保有
森岡 舞子
イヤホンは、ヘッドホンと比べて小型で目立ちにくいため、ビジネスシーンなどでも使いやすいのが魅力。選ぶ際には搭載されたノイズキャンセリングの特徴を比較してみるのがおすすめです。ノイズキャンセリングに加え、イヤホンに搭載したマイクから周囲の環境ノイズを拾って不要な雑音を遮断する外音取り込み機能などがあります。

ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめランキング|人気・定番

第1位 ソニー(SONY) WF-1000XM5

ソニー(SONY) WF-1000XM5

音質とノイキャンに優れた人気のノイズキャンセリングイヤホンです。高性能プロセッサーによって、ハイレベルなノイズキャンセリング処理を実現。さらに、左右にマイクを3つずつ搭載することで、前モデルと比較してノイキャン性能が20%も向上しています。

ドライバーには、ソニー独自開発の8.4mm「ダイナミックドライバーX」を搭載。異なる素材を組み合わせた振動板構造を採用しており、迫力ある低音域から伸びのある高音域までをクリアに再現できます。ボーカルや楽器など、それぞれの音がはっきりと聞こえるのが魅力です。

また、ハイレゾ音源を伝送できる「LDAC」コーデックに対応しているのもポイント。MP3音源やCD音源をハイレゾ級にアップスケーリングできる「DSEE Extreme」機能にも対応しており、さまざまな音楽を高音質で楽しめます。性能重視の方におすすめのモデルです。

第2位 アップル(Apple) AirPods Pro 2 MTJV3J/A

アップル(Apple) AirPods Pro 2 MTJV3J/A

AirPodsシリーズの上位モデルである「AirPods Pro 2」。高性能なH2チップを搭載しているのが特徴で、第1世代と比べてノイズキャンセリング性能が最大2倍も向上するなど、大幅にスペックが上がっています。

新機能「適応型オーディオ」は、アクティブノイズキャンセリングと外音取り込みを組み合わせたモード。人の声は取り込みつつ、エアコンの運転音などのノイズはカットしてくれます。設定をそのままに長時間着けっぱなしにできるのが魅力です。

また、新たに充電ケースがUSB-Cコネクタに対応したのも嬉しいポイント。iPhone 16やiPadなどと、1本のケーブルで充電できるようになりました。高性能であるのはもちろん、使い勝手にも優れたノイズキャンセリングイヤホンです。

第3位 ボーズ(Bose) QuietComfort Ultra Earbuds

ボーズ(Bose) QuietComfort Ultra Earbuds

QuietComfort Ultra Earbudsは、ノイキャン性能に優れたBoseのフラッグシップモデルです。独自の「CustomTuneテクノロジー」によって、耳の大きさや形などを分析。使用者の耳に合わせてノイズキャンセリング効果を最適化します。

前モデルからの新機能としてSnapdragon Sound認証を取得。同認証に対応したAndroidデバイスと接続することで、高音質・低遅延なaptX Adaptiveコーデックを利用できます。スマホで動画や音楽を楽しみたい方におすすめです。

また、装着感を細かくカスタマイズできるのもポイント。イヤーチップが3サイズ、本体側面に着けるスタビリティバンドが3サイズ付属しており、組み合わせによって9パターンの調節が可能です。フィット感にこだわりたい方はチェックしてみてください。

第4位 パナソニック(Panasonic) Technics EAH-AZ100

パナソニック(Panasonic) Technics EAH-AZ100パナソニック(Panasonic) Technics EAH-AZ100

ワイヤレスでも音質にこだわりたい方におすすめのノイズキャンセリングイヤホンです。完全ワイヤレスイヤホンでは初の「磁性流体ドライバー」を採用。振動板を磁性流体で正確に制御することで、クリアなサウンドを実現しています。

また、ノイズキャンセリング機能を一新。周辺の環境音や一人ひとりの耳の形状にあわせて効果を自動調節する「アダプティブノイズキャンセリング」を採用することで、ノイキャン性能が向上。さらに、前モデルと比べて耳の閉塞感やこもり感も改善されています。

本製品は、耳穴周辺のくぼみで本体を支える「コンチャフィット」形状を採用。本体重量は前モデルの約7.0gから約5.9gと軽量化されており、着け心地が軽くなっています。長時間装着しても疲れにくい人気のイヤホンです。

第5位 ビーツ(Beats by Dr. Dre) Powerbeats Pro 2 MX753PA/A

ビーツ(Beats by Dr. Dre) Powerbeats Pro 2 MX753PA/A

アスリートのために設計されたノイズキャンセリングイヤホンです。Powerbeats Pro 2は「心拍数モニタリング」機能を搭載しているのが特徴。グリーンのライトによって心拍数をリアルタイムに測定できるため、ワークアウトに役立てられます。

BeatsはApple傘下ということもあり、AirPods Pro 2と同じ「Apple H2チップ」を搭載。音質やノイキャン性能に優れています。イヤホン本体の「bボタン」を長押しすると、アクティブノイズキャンセリングと外音取り込みを簡単に切り替えられるのも便利です。

イヤーフックタイプで耳に掛けて装着できるため、激しい運動でも外れにくいのが魅力。IPX4の耐汗耐水仕様で、雨や雪のなかのハードワークアウトでも安心して使えます。Appleデバイスだけでなく、Androidでも使えるのでぜひチェックしてみてください。

第6位 デノン(DENON) PerL Pro AH-C15PL

デノン(DENON) PerL Pro AH-C15PL

Denon PerLシリーズの上位モデルに位置する「PerL Pro」。適応型のノイズキャンセリングを採用しており、周囲の騒音の大きさなどに応じて効果を自動的に調節してくれます。ノイキャンが苦手な方にもおすすめです。

また、本モデルはパーソナライズ機能「Masimo AAT」を搭載しているのもポイントです。さまざまな周波数のテストトーンを再生して、音の聞こえ方を分析。一人ひとりに最適化された高音質なサウンドが楽しめます。

専用アプリ「Denon Headphones」も高性能。音質の調節、ノイズキャンセリングモードの切り替え、イヤホンのタッチコントロールをカスタマイズなど、さまざまな設定を細かく行えます。使い勝手に優れたおすすめのモデルです。

第7位 ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM True Wireless 4

ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM True Wireless 4

ゼンハイザーの新フラッグシップモデルとして登場したMOMENTUM True Wireless 4。新しいノイズ低減マイクを採用したことで、前モデルと比べてノイキャン性能が向上。周囲の状況にあわせてノイキャンの強さが自動調節される「アダプティブノイズキャンセリング」もより自然になりました。

コーデックは高音質なAAC・aptX・aptX Adaptiveをはじめ、新たにCD音質と同等のaptX Losslessに対応。また、次世代オーディオコーデックであるLC3もサポートしています。音質にこだわりたい方にぴったりです。

バッテリー性能も高く、連続再生時間は最大7.5時間。ケースによる充電を含めると最大30時間も使用できます。急速充電に対応しており、8分の充電で1時間再生できるのも魅力。屋外でも快適に使えるおすすめのノイズキャンセリングイヤホンです。

第8位 ジェイビーエル(JBL) JBL Live Beam 3 JBLLIVEBEAM3BLU

ジェイビーエル(JBL) JBL Live Beam 3 JBLLIVEBEAM3BLU

充電ケースに1.45インチのタッチスクリーンディスプレイを搭載した「Live Beam 3」。バッテリー残量が表示されるほか、スマホなどを介さずに各種操作を行えるのが便利です。専用アプリ「JBL Headphone」でオリジナル壁紙を設定することもできます。

ドライバーには10mm口径のダイナミック型を採用。コンパクトサイズながら高音質なJBLサウンドを奏でます。リアルタイムでノイズキャンセリングの周波数帯と強さを調節する「リアルタイム補正」により、ノイキャン性能も良好です。

また、イヤホン本体がIP55相当の防塵防水性能を備えているのもポイント。水や汗のほか、砂などの侵入も軽減できるので、アウトドアシーンでも安心して使用できます。価格もお手頃なため、初めてノイズキャンセリングイヤホンを購入する方にもおすすめです。

第9位 ナッシング(Nothing) Ear (a)

ナッシング(Nothing) Ear (a)

スケルトンデザインがおしゃれなNothingのノイズキャンセリングイヤホン。エントリーモデルのEar (a)は、カラーバリエーションとしてホワイトとブラックのほか、鮮やかなイエローをラインナップしています。長方形のケースはポケットに収まる大きさで、持ち運びに便利です。

アクティブノイズキャンセリングは、前モデルが最大40dBだったのに対して、本モデルは最大45dBにパワーアップしています。ノイキャンレベルは3段階に調整可能。専用アプリで「アダプティブ」モードにすれば、周囲の環境にあわせて自動的に調節されるので快適です。

手頃な価格でありながら、ハイレゾオーディオ認証を取得。高音質コーデックのLDACに対応しており、歪みの少ないクリアなサウンドを奏でます。デザインだけではなく、性能にも優れたおすすめのイヤホンです。

第10位 オーディオテクニカ(audio-technica) ATH-CKS50TW2

オーディオテクニカ(audio-technica) ATH-CKS50TW2

オーディオテクニカの重低音ラインナップ「SOLID BASS」のノイズキャンセリングイヤホンです。重低音を響かせる大口径9mmドライバーと、高精度なノイズキャンセリング機能によって、賑やかな場所でもパワフルなサウンドを楽しめます。

本モデルは、独自機能「マグネティックスイッチ」が特徴。イヤホン本体にマグネットが搭載されており、離すと電源がON、くっつけるとOFFになります。単体でノイズキャンセリングをかけたまま最大15時間再生可能。充電ケース不要で持ち運べるのが魅力です。

また、2台のデバイスと同時接続できる「マルチポイント」機能に対応しています。音と映像のズレを抑える「低遅延モード」にすれば、スマホで動画やゲームも快適。使い勝手がよいおすすめのモデルです。

ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめランキング|安い・コスパ重視

第1位 アンカー(ANKER) Soundcore P40i A3955

アンカー(ANKER) Soundcore P40i A3955

SoundcoreシリーズのロングセラーであるLife P3の次世代モデルです。前モデルで好評だった多機能性はそのままに、コンパクトになっているのが特徴。イヤホン本体のスティック部分が約14%短くなり、装着感がより高まりました。

大型11mmドライバーと、低音を強化する「BassUp」技術により、迫力あるサウンドを実現。周囲の騒音レベルにあわせてノイキャンレベルが自動調節される「ウルトラノイズキャンセリング2.0」によって、場所を問わず音楽に集中できます。

また、バッテリー性能も良好。イヤホン単体で最大12時間の連続再生、充電ケース込みで最大60時間も使えます。10分の充電で約5時間ぶん使える短時間充電に対応しているのも魅力。1万円を切る低価格帯ながら高性能なノイズキャンセリングイヤホンです。

第2位 ファイナル(final) ZE3000 SV FI-ZE3SDPLTW

ファイナル(final) ZE3000 SV FI-ZE3SDPLTW

ZE3000 SVは、音質を重視した完全ワイヤレスイヤホンZE3000の後継モデルです。ドライバーを従来の6mmから10mmに大口径化しているのが特徴。有線イヤホンと同じ、筐体内部の音響空間を利用した調整によって、手頃な価格ながら高音質なサウンドを奏でます。

本モデルは、心地よさを追求したノイズキャンセリング「コンフォートANC」を搭載しているのもポイントです。音質への影響を抑えており、圧迫感が少ないのが特徴。ノイキャンが苦手な方にぴったりです。

また、専用アプリのfinal CONNECTに対応。ノイズキャンセリング機能を切り替えられるほか、遅延を抑える「ゲームモード」、それぞれの周波数を好みに合わせて微調整できる「7バンドイコライザー」など、さまざまな機能が使えます。ハイコスパなおすすめモデルです。

第3位 EarFun EarFun Air Pro 4

EarFun EarFun Air Pro 4

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EarFun独自のノイズキャンセリング技術「QuietSmart 3.0」を搭載したイヤホン。最大50dBもノイズをカットできるのが魅力です。周囲の騒音レベルにあわせてノイキャン性能を調節する機能が加わり、音質を保ったまま、より自然にノイズをカットできるようになりました。

また、Qualcommの高性能チップ「QCC3091」を搭載しており、高音質コーデックであるLDAC やaptX Losslessをサポート。対応したデバイスと接続すれば、ワイヤレスでもハイレゾ・ロスレスを楽しめます。

イヤホン単体で、ノイズキャンセリングがONでも最大7.5時間の連続再生が可能。10分の充電で2時間使用できる「急速充電」のほか、ケースが「ワイヤレス充電」に対応しているなど、使い勝手に優れています。コスパが高いおすすめのイヤホンです。

第4位 シャオミ(Xiaomi) Redmi buds 6 Lite

シャオミ(Xiaomi) Redmi buds 6 Lite

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価格重視の方におすすめのモデルです。完全ワイヤレスタイプで3,000円以下と非常に安価でありながら、ノイズキャンセリング機能を搭載。イヤホン長押しによってノイキャンのON/OFFと外音取り込みを切り替えられます。

大口径の12.4mmチタニウム製ダイナミックドライバーを搭載しており、音質は低音が強めの傾向。高音質コーデックのAACに対応しているので、Appleデバイスを使っている方におすすめです。

また、AIノイズリダクション機能搭載デュアルマイクによって通話も快適。Xiaomi開発のウィンドノイズキャンセリングアルゴリズムで風が吹いている屋外でもクリアに話せます。リーズナブルかつ多機能な製品を探している方はチェックしてみてください。

第5位 アンカー(ANKER) Soundcore Liberty 4 NC A3947

アンカー(ANKER) Soundcore Liberty 4 NC A3947

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基礎性能が高いSoundcoreシリーズのノイズキャンセリングイヤホンです。本製品はAnker独自技術の「ウルトラノイズキャンセリング 3.0」を採用。耳の形を計測することで、一人ひとりにあわせたノイズ低減を実現しています。

安価ながら高音質コーデック「LDAC」に対応。基礎コーデックのSBCと比べて3倍の情報量を伝達できるため、原音に忠実なサウンドを楽しめます。また、Bluetooth 5.3と比較的バージョンが新しく、接続が安定しているのも魅力です。

スマホに専用アプリ「Soundcore」をインストールすれば、各種モードの変更、サウンドエフェクト、タッチコントロールのカスタマイズなど、細かな設定をすることも可能。コスパが高いおすすめのモデルです。

ノイズキャンセリングイヤホンの売れ筋ランキングをチェック

ノイズキャンセリングイヤホンのランキングをチェックしたい方はこちら。

ノイズキャンセリングイヤホンのよくある質問・Q&A

価格でノイズキャンセリングの性能は変わる?

ノイズキャンセリングイヤホンは、価格によって性能に差が生じる傾向があります。1万円以下でもアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したモデルはあるものの、騒音の低減レベルは中価格帯や高価格帯と比べて低い傾向があります。

アクティブノイズキャンセリングは、ノイズと逆の音である逆位相の波形を生成して打ち消す仕組みです。この際にノイズのデジタル化、逆位相の波形生成と出力、リアルタイムでの調整など、さまざまな処理を行うのが「プロセッサー」。価格が高いモノほど高性能なプロセッサーを搭載していることが多く、ノイズの低減レベルも基本的に向上します。

ただし、音質に関わるドライバーをはじめ、Bluetooth通信用のパーツ、充電ケースなど、ほかの部分にコストが発生している場合もあるため、一概に金額が高いだけでノイズキャンセリング性能に優れているとはいえません。1万円台のコスパ機にも性能の高いモデルがあります。

ノイズキャンセリングイヤホンを使うと耳が悪くなるって本当?

ノイズキャンセリングイヤホンは、正しく使用する限り耳に直接的な悪影響を与える可能性は低いといえます。むしろ、うるさい場所でも音量を上げすぎる必要がなくなるため、耳への負担を軽減することが可能です。

ただし、通常のイヤホンやヘッドホンと同様に大音量での使用、長時間の使用は避けましょう。音量を控えめにしたり、定期的に休憩を取ったりすることが大切です。万が一、耳鳴りや不快感を覚えたときは使用を中断してください。

ノイズキャンセリングイヤホンは耳栓の代わりになる?

ノイズキャンセリングイヤホンは耳栓の代わりとして使用できます。ノイズを逆位相の波形で打ち消す「アクティブノイズキャンセリング」と、物理的に耳を密閉する「パッシブノイズキャンセリング」の両機能によって、低音から高音まで幅広いノイズをカットすることが可能です。

一方で、ノイズキャンセリングイヤホンはバッテリー切れの心配もあるため、長時間連続で使いたい場合は耳栓もおすすめです。また、ノイズ低減効果が高いモデルは価格も高い傾向があります。音楽を聞かない場合はアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したデジタル耳栓もチェックしてみてください。