周囲の騒音を減らせる「ノイズキャンセリングイヤホン」。騒がしい屋外や移動中でも音楽に集中できるほか、耳栓代わりとしても使えるのが魅力です。高性能なモノから、1万円以下の安いモノもたくさん登場しており、選ぶのに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はノイズキャンセリングイヤホンのおすすめをご紹介。選び方についても詳しく解説しているので、初めて購入する方はもちろん、買い替えを検討している方もチェックしてみてください。
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- 目次
- ノイズキャンセリングイヤホンとは?
- ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめ|人気・定番
- ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめ|安い・コスパ重視
- ノイズキャンセリングイヤホンの売れ筋ランキングをチェック
- ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめメーカー
- ノイズキャンセリングイヤホンの選び方
ノイズキャンセリングイヤホンとは?
ノイズキャンセリングイヤホンとは、周囲のノイズを低減する機能を備えたイヤホンのことです。繁華街や交通機関など、にぎやかな場所でも音楽や音声が聞きやすくなるのが魅力。耳栓代わりとして使うこともできるため、仕事や勉強といったシーンで使うのもおすすめです。
ノイズキャンセリングイヤホンの仕組み
ノイズキャンセリングは「パッシブノイズキャンセリング(PNC)」と「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」の2種類があります。原理や特徴が異なるので、事前に確認することが大事です。
パッシブノイズキャンセリングは、イヤーピースなどによって物理的に騒音をカットする方法です。耳栓のような仕組みで、特に中音~高音のノイズを下げられます。バッテリーを使用しないのが魅力です。
アクティブノイズキャンセリングは、デジタル処理によって騒音を低減する方法。消したい波形に対して、逆位相の波形を発生させて打ち消す仕組みで、特に低音~中音のノイズを下げられます。バッテリーは消費しますが、遮音効果が高いのが魅力です。
ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめ|人気・定番
商品 | ソニー WF-1000XM5 | ボーズ QuietComfort Ultra Earbuds | アップル AirPods Pro 2 MTJV3J/A | アップル AirPods 4 MXP93J/A | パナソニック EAH-AZ80 | ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4 | ジェイビーエル Live Beam 3 | デノン AH-C15PL | デビアレ Gemini II | バウワースアンドウィルキンス Pi7 S2 | アビオット TE-W1-PNK |
販売ページ | |||||||||||
ドライバサイズ | 8.4 mm | - | - | - | 10 mm | 7 mm | 10 mm | 10 mm | 10 mm | 9.2 mm | 10 mm |
再生周波数帯域 | - | - | - | - | 20Hz~40kHz | 5Hz~21kHz | 20Hz~40kHz | 20Hz~40kHz | 5Hz~20kHz | - | - |
Bluetoothバージョン | Ver.5.3/Class1 | Ver.5.3 | Ver.5.3 | Ver.5.3 | Ver.5.3/Class1 | Ver.5.2/Class1 | Ver.5.3 | Ver.5.3 | Ver.5.2 | Ver.5.0 | Ver.5.3 |
対応コーデック | SBC AAC LDAC LC3 | SBC aptX Adaptive | - | - | SBC AAC LDAC | SBC AAC aptX aptX Adaptive | SBC AAC LDAC | SBC AAC aptX aptX Adaptive aptX Lossless | SBC AAC aptX | SBC AAC aptX aptX HD aptX Adaptive | SBC AAC LDAC |
連続再生時間 | 最大8時間(NCオン) 最大12時間(NCオフ) | 最大6時間(Immersive Audioオフ時) 最大4時間(Immersive Audioオン時) | 最大6時間(アクティブノイズキャンセリング有効) 最大5.5時間(空間オーディオ、ヘッドトラッキング有効) | 最大4時間(アクティブノイズキャンセリング有効) 最大5時間(ノイズコントロールオフ時) | ノイズキャンセリングON:約7時間(AAC) 約6.5時間(SBC) 約4.5時間(LDAC) | 最大7時間 | 約12時間(ANCオフ時) 約10時間(ANCオン時) | 約8時間 | 約5時間 | 最大5時間(ノイズキャンセリング・オフ) | 最大16時間 |
充電時間 | 本体:約1.5時間 充電ケース:約2時間 | イヤホン:1時間 充電ケース:約3時間 | 5分充電(急速充電) | 5分充電(急速充電) | イヤホン:約2時間 充電ケース:約2.5時間 | 1.5時間 | 2時間 | イヤホン:約2時間 充電ケース:約1時間 | 約1.5時間 | 3時間 | イヤホン本体:約1.5時間 チャージングケース:約1.5時間 |
マルチペアリング | ○ | ○ | - | - | ○ | - | - | ○ | - | ○ | ○ |
マルチポイント | ○ | ○ | - | - | ○ | - | - | ○ | ○ | - | ○ |
ノイズキャンセリング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ハイレゾ | ○ | - | - | - | ○ | - | ○ | - | - | - | ○ |
ソニー(SONY) WF-1000XM5
音質とノイキャンに優れた新フラッグシップモデルです。高性能プロセッサーによって、ハイレベルなノイズキャンセリング処理を実現。さらに、左右にマイクを3つずつ搭載することで、前モデルと比較してノイキャン性能が20%も向上しています。
ドライバーには、ソニー独自開発の「ダイナミックドライバーX」を搭載。異なる素材を組み合わせた構造で、迫力ある低音域から伸びのある高音域までをクリアに再現できます。ボーカルや楽器など、それぞれの音がはっきりと聞こえるのが魅力です。
また、2台のデバイスと同時接続できるマルチポイント機能に対応しています。移動中はスマホで動画を見て、出社後はパソコンでオンライン会議をするなど、シームレスにデバイス間を移動可能。プライベートでも仕事でも活躍するおすすめのイヤホンです。
ボーズ(Bose) QuietComfort Ultra Earbuds
QuietComfort Ultra Earbudsは、ノイズキャンセリング機能を搭載したBoseの新フラッグシップモデルです。「CustomTuneテクノロジー」によって、耳の形状を分析。使用者の耳に合ったノイズキャンセリング効果を実現しています。
前モデルからの新機能としてSnapdragon Sound認証を受けており、aptX Adaptiveコーデックに対応。高音質であるほか、低遅延、接続安定性が高いといったメリットがあります。同コーデックに対応したスマホも増えているので、スマホで動画や音楽を楽しみたい方におすすめです。
また、装着感を細かくカスタマイズできるのもポイント。イヤーチップが3サイズ、本体側面に装着するスタビリティバンドが3サイズ付属しており、組み合わせによって9パターンの調節が可能です。フィット感にこだわりたい方はチェックしてみてください。
アップル(Apple) AirPods Pro 2 MTJV3J/A
2023年に発売されたAirPods Pro 2。新たにH2チップを搭載しているのが特徴で、低音はより深く、高音はよりクリアに再生されるようになりました。ノイズキャンセリング性能も第1世代と比べて最大2倍も向上するなど、大幅にスペックが上がっています。
新機能「適応型オーディオ」は、アクティブノイズキャンセリングと外音取り込みを組み合わせたモード。周囲の音を取り込みつつ、街の雑踏などのノイズはカットしてくれます。従来のノイズキャンセリングが苦手だった方にもおすすめです。
また、充電ケースがUSB-Cコネクタに対応しているのも嬉しいポイント。iPhone 15やiPadなどと、1本のケーブルで充電できるようになりました。高性能であるのはもちろん、使い勝手にも優れたイヤホンです。
アップル(Apple) AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデル MXP93J/A
2024年9月発売のAirPods 4。ベーシックなAirPodsシリーズの第4世代目で、本製品は2種類展開されているうちのアクティブノイズキャンセリング搭載モデルです。イヤーピースを使用しないインナーイヤー型で、カナル型が苦手な方にもおすすめです。
本製品は、上位モデルであるAirPods Pro 2と同じH2チップを搭載。雑音が多いところでもクリアに通話できる「声を分離」機能や、頭を動かして通知に応答する「頭のジェスチャ」機能にも対応しています。
バッテリー性能はそのままに、前世代と比べて充電ケースが10%以上小さくなっているのもポイント。また、アクティブノイズキャンセリング搭載モデルのみ、QiやApple Watchのワイヤレス充電器が使えます。インナーイヤー型の高性能モデルを探している方はチェックしてみてください。
パナソニック(Panasonic) Technics EAH-AZ80
ワイヤレスでも音質にこだわりたい方におすすめのノイズキャンセリングイヤホンです。ハイエンド有線イヤホンのEAH-TZ700でも使われた「アルミニウム振動板」を搭載。また、高音質コーデックのLDACに対応するなど、ハイクオリティなサウンドが楽しめます。
本製品は、独自の「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」を採用しているのもポイント。周囲の音を大きく低減するデジタル演算処理と、遅延が少ないアナログ制御を組み合わせることで、高いノイキャン性能を実現しています。
新開発「コンチャフィット」形状により、耳に加わる負担を軽減。さらに、ハウジングの厚みを減らすことで装着感が向上しています。長時間装着しても疲れにくい人気のイヤホンです。
ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM True Wireless 4
ゼンハイザーの新フラッグシップモデルとして登場したMOMENTUM True Wireless 4。シリーズでおなじみのTrueResponseドライバーに細かなチューニングが施され、中音域がよりクリアに聞こえるようになりました。
また、新しいノイズ低減マイクを採用したことで、前モデルと比べてノイキャン性能が向上。周囲の状況にあわせてノイキャンの強さが自動調節される「アダプティブノイズキャンセリング」もより自然になっています。
バッテリー性能も高く、連続再生時間は最大7.5時間。ケースによる充電を含めると最大30時間も使用できます。急速充電に対応しており、8分の充電で1時間再生できるのも魅力。屋外でも快適に使えるおすすめのノイズキャンセリングイヤホンです。
ジェイビーエル(JBL) JBL Live Beam 3
Live Beam 3は、充電ケースに1.45インチのタッチスクリーンディスプレイを搭載しているのが特徴。バッテリー残量が表示されるほか、スマホなどを通さずに各種操作を行えます。専用アプリ「JBL Headphone」でオリジナル壁紙を設定できるのも魅力です。
イヤホン本体には10mmダイナミックドライバーを採用。コンパクトサイズながら迫力あるJBLサウンドを奏でます。リアルタイムでノイズキャンセリングレベルを調節する「リアルタイム補正」により、ノイキャン性能も良好です。
また、IP55相当の防塵防水性能を備えているのもポイント。水や汗のほか、砂などの侵入も軽減できるので、アウトドアシーンでも安心して使用できます。中価格帯で高性能なモデルを探している方におすすめです。
デノン(DENON) PerL Pro AH-C15PL
PerL Proは、パーソナライズ機能「Masimo AAT」を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。さまざまな周波数のテストトーンを再生して、音の聞こえ方を分析。一人ひとりに最適化された高音質なサウンドが楽しめます。
上位モデルである本製品は「Qualcomm aptX Lossless」コーデックに対応。データ損失のないロスレスの圧縮方式により、ワイヤレスながらCDクオリティの音質で再生できます。また、空間オーディオ技術「Dirac Virtuo」により、さまざまなステレオコンテンツが立体的に聞こえるのも魅力です。
専用アプリ「Denon Headphones」も高性能。音質の調節、ノイズキャンセリングモードの切り替え、イヤホンのタッチコントロールをカスタマイズなど、さまざまな設定を細かく行えます。使い勝手に優れたおすすめのモデルです。
デビアレ(Devialet) Gemini II
フランスの高級オーディオブランド・デビアレによる完全ワイヤレスイヤホンです。チタンコーティングを施した10mmドライバーを搭載。さらに磁気回路には強力ネオジウムマグネットを採用することで、音質とノイズキャンセリング性能を高めています。
本製品は、風切り音を抑える「ACTIVE WIND REDUCTION」機能を搭載しているのがポイントです。内蔵マイクは防風性のある素材で保護されており、イヤホン表面で発生する風の音を低減。独自の風検知アルゴリズムもあわさって、外音取り込み時のノイズを抑えられます。
また、ACTIVE WIND REDUCTION機能は通話時にも有効。屋外でもクリアな音声を相手に届けられます。外出先での利用が多い方にもおすすめのイヤホンです。
バウワースアンドウィルキンス(Bowers&Wilkins) Pi7 S2
Pi7 S2は、バウワースアンドウィルキンスらしい高音質なサウンドを奏でる完全ワイヤレスイヤホンです。9.2mmダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアドライバーを搭載した「2ウェイ・ドライブユニット」が特徴。コンパクトながらパワフルな音を実現しています。
充電ケースに「トランスミッター」機能がついているのもポイント。PCやオーディオプレイヤーなどと本ケースを有線接続すれば、音声をイヤホンで聞くことができます。Bluetooth非対応のデバイスでもワイヤレス化できるので便利です。
前モデルと比べてバッテリーの持続時間が延長されており、アクティブノイズキャンセリングがオフのときで最長5時間使えます。ハイエンドモデルとしては連続再生時間が短めですが、移動中での使用がメインならば問題ありません。音質重視の方はチェックしてみてください。
アビオット(AVIOT) TE-W1-PNK
ロックバンド「凛として時⾬」のドラマー、ピエール中野氏が監修したピヤホンシリーズの第8弾です。同軸上にダイナミックドライバーを2つ配置した「デュアルダイナミックドライバー」が特徴。低音から高音まで、幅広い帯域をバランスよく奏でます。
また、左右に2つずつマイクを搭載したハイブリッドアクティブノイズキャンセリングがさらに進化しているのもポイント。独自アルゴリズムによってビートに干渉する帯域を除去するほか、ノイズに影響されやすい低中音域を軽減することで、音楽への没入感を高めています。
片耳だけでも音楽が聞ける「片耳モード」、同時に2台のデバイスと接続できる「マルチポイント」といった人気機能にもしっかりと対応。ボイスガイダンスにベテラン声優の日髙のり子さんを起用するなど、遊び心があるのも魅力です。
ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめ|安い・コスパ重視
商品 | ソニー WF-C700N | アンカー P40i A3955 | アンカー A3947 | オーディオテクニカ ATH-CKS30TW+ | パナソニック EAH-AZ40M2 | 水月雨 Space Travel | シャオミ Redmi Buds 5 Pro | EarFun EarFun Air Pro 4 | ビクター HA-A30T2 | ナッシング Ear (a) |
販売ページ | ||||||||||
ドライバサイズ | 5 mm | 11 mm | 11 mm | 9 mm | 6 mm | 13 mm | 11 mm | - | 6 mm | 11 mm |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz | 20Hz~20kHz | 20Hz~40kHz | 5Hz~20kHz | 20Hz~40kHz | - | - | 2.402GHz - 2.48Ghz | 20Hz~20kHz | - |
Bluetoothバージョン | Ver.5.2/Class1 | Ver.5.3 | Ver.5.3 | Ver.5.1 | Ver.5.3/Class1 | Ver.5.3 | Ver.5.3 | Ver.5.4 | Ver.5.3/Class1 | Ver.5.3 |
対応コーデック | SBC AAC | SBC AAC | SBC AAC LDAC | SBC AAC | SBC AAC LDAC | SBC AAC | SBC AAC LDAC LC3 | SBC AAC aptX Lossless LDAC | SBC AAC | SBC AAC LDAC |
連続再生時間 | 最大7.5時間(NCオン) 最大10時間(NCオフ) | 通常モード:最大12時間 ノイズキャンセリングモード:最大10時間 | 通常モード:最大10時間 ノイズキャンセリングモード:最大8時間 LDAC使用時:最大6時間 | 最大約6.5時間(ノイズキャンセリングON時) 最大約7.5時間(ノイズキャンセリングOFF時) | ノイズキャンセリングON:約5.5時間(AAC) 約5時間(SBC) 約3.5時間(LDAC) | 最大4時間 | 最大10時間(ANCオフ) | 52時間 | 最大8.5時間(ノイズキャンセリングON) 最大11時間(ノイズキャンセリングOFF) | 最大9.5時間(ANCオフ) 最大5.5時間(ANCオン) |
充電時間 | 本体:約1.5時間 充電ケース:約3時間 | イヤホン:約1時間 充電ケース(USB-Cケーブル):約3時間 充電ケース(ワイヤレス充電):約4時間 | イヤホン:約1時間 充電ケース(USB-Cケーブル):約3時間 充電ケース(ワイヤレス充電):約3.5時間 | イヤホン:約2.5時間 充電ケース:約3時間 | イヤホン:約2時間 充電ケース:約2.5時間 | イヤホン:約1時間 充電ケース:1.5時間 | - | 2時間 | イヤホン:約2時間 | 80分 90分(充電ケースケーブル接続時) |
マルチペアリング | ○ | - | - | - | ○ | - | - | - | ○ | ○ |
マルチポイント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - | ○ | ○ | ○ |
ノイズキャンセリング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ハイレゾ | - | - | ○ | - | ○ | - | ○ | ○ | - | ○ |
ソニー(SONY) WF-C700N
リーズナブルな価格ながら、高性能ノイズキャンセリングに対応した人気イヤホンです。外音を取り込む「アンビエントサウンドモード」は、強さを20段階で設定可能。好みやシーンにあわせて快適なサウンドに調節できます。
コーデックはSBCのほか、AACに対応。ソニーの独自開発技術「DSEE」を搭載しており、圧縮時に失われがちな高音域をCD音質相当まで補完します。MP3やストリーミングなど、圧縮音源も高音質で楽しめるのが魅力です。
カラーラインナップは、ホワイト・ブラック・ラベンダー・セージグリーンの4種類。ファッションにあわせやすいくすみカラーで、日常使いにぴったりです。初めてノイズキャンセリングイヤホンを購入する方もチェックしてみてください。
アンカー(ANKER) Soundcore P40i A3955
Soundcore P40iは、同シリーズのロングセラーであるLife P3の次世代モデルです。前モデルと比較して、スティック部分が約14%短くなっているのが特徴。コンパクトに進化して、装着感がより高まりました。
大型の11mmドライバーにより、迫力あるサウンドを実現。周囲の騒音レベルにあわせてノイキャン性能が自動調節される「ウルトラノイズキャンセリング2.0」によって、賑やかな場所でも音楽に集中できます。
また、バッテリー性能も良好。イヤホン単体で最大12時間の連続再生、充電ケース込みで最大60時間も使えます。1万円を切る低価格帯ながら高機能なおすすめモデルです。
アンカー(ANKER) Soundcore Liberty 4 NC A3947
ノイキャン性能を重視したSoundcoreシリーズの完全ワイヤレスイヤホンです。本製品は、新技術「ウルトラノイズキャンセリング 3.0」を採用。耳の形を計測することで、一人ひとりにあわせたノイズキャンセリングを実現しています。
安価ながら高音質コーデック「LDAC」に対応。基礎コーデックのSBCと比べて3倍の情報量を伝達でき、原音に忠実なサウンドを楽しめます。また、Bluetooth 5.3と比較的バージョンが新しく、通信が安定しているのも魅力です。
スマホに専用アプリ「Soundcore」をインストールすれば、各種モードの変更、サウンドエフェクト、タッチコントロールのカスタマイズなど、細かな設定をすることも可能。コスパが高いおすすめのノイズキャンセリングイヤホンです。
オーディオテクニカ(audio-technica) SOLID BASS ATH-CKS30TW+
オーディオテクニカの重低音ラインナップ「SOLID BASS」のノイズキャンセリングイヤホンです。独自設計の直径9mmドライバーによって、パワフルな重低音を実現。イコライザーの「Bass Boost – Deep」をオンにすれば、さらに深い重低音が楽しめます。
外音取り込み機能としては周囲の音を取り込む「ヒアスルー」のほか、会話やアナウンスを強調する「トークスルー」を搭載しています。また、自然のサウンドなどを再生する「サウンドスケープ」機能は、仕事や勉強で集中したいときに便利です。
イヤホン本体は、IP55相当の高い防塵防水性能を備えています。多少の雨に濡れてしまったり、スポーツで汗をかいたりしても安心して使用可能。汚れてしまったら水洗いすることもできます。タフに使えるおすすめのモデルです。
パナソニック(Panasonic) Technics EAH-AZ40M2
高音質と小型化を両立したTechnicsシリーズのエントリーモデルです。最上位モデルでも用いられている「アコースティックコントロールチャンバー」や「ハーモナイザー」といった音響構造を採用。特定の音を強調しないフラット傾向のイヤホンです。
前モデルと比べて、新たにアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しているのが特徴。XSサイズを含む4サイズのイヤーピースよるパッシブノイズキャンセリングもあわさって、高い遮音性を実現しています。
イヤホン本体は人間工学に基づいてデザインされており、耳への接触面を増やすことで長時間装着しても疲れにくいのが魅力。耳内にすっきりと収まるコンパクトデザインのため、アクセサリーでおしゃれを楽しみたい方にもおすすめです。
水月雨(MOONDROP) Space Travel
Space Travelは、水月雨ブランドでエントリークラスに位置する完全ワイヤレスイヤホン。その名のとおり、宇宙旅行をテーマにデザインされたおしゃれなモデルです。13mmチタンドーム複合振動板ドライバーを搭載しており、小型ながら迫力のあるサウンドを奏でます。
音質を優先させるため、ノイズキャンセリングマイクを外側だけに配置しているのが特徴。内外にマイクを2つ搭載するモデルと比べるとノイキャン性能は落ちますが、そのぶんデジタル処理を減らせるため、クリアな音を楽しめます。
接続モードは音質優先の「ミュージックモード」と、伝送遅延が少ない「ゲームモード」の2種類から選択可能。アプリを通さなくてもタッチ操作でスムーズに切り替えられます。音楽もゲームも楽しみたい方におすすめです。
シャオミ(Xiaomi) Redmi Buds 5 Pro
同軸デュアルドライバー設計を採用したRedmi Buds 5 Pro。「11mmチタニウムダイアフラム搭載バスドライバー」と「10mm圧電セラミックツイーター」により、高音から低音まで、バランスが取れたサウンドを奏でます。
前モデルと比較して、ノイキャン性能が30%向上しているのもポイント。最大52dBのノイズを軽減できるため、オフィス・カフェ・駅など、騒がしいところでも音楽を楽しめます。
低遅延・高音質コーデックの「LC3」と「LDAC」をサポート。また、新たにミュージックモードとムービーモードが追加され、エンタメコンテンツの再生も強化されました。リーズナブルながら高機能なおすすめモデルです。
EarFun EarFun Air Pro 4
Qualcommの高性能チップ「QCC3091」を搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。高音質コーデックであるLDAC やaptX Losslessをサポート。対応したデバイスと接続すれば、ワイヤレスでもハイレゾ・ロスレスを楽しめます。
また、EarFun独自のノイズキャンセリング技術「QuietSmart 3.0」を搭載。周囲の騒音レベルにあわせてノイキャン性能を調節する機能が加わり、音質を保ったまま、より自然にノイズをカットできるようになりました。
イヤホン単体で、最大7.5時間の連続再生が可能。10分の充電で2時間使用できる「急速充電」のほか、ケースが「ワイヤレス充電」に対応しているなど、使い勝手に優れています。コスパが高いおすすめのイヤホンです。
ビクター(Victor) HA-A30T2
ミニバッグに収まる程度のコンパクトなノイズキャンセリングイヤホンです。イヤホン部分にメタリックのワンポイントをプラスしているのがおしゃれ。小型サイズながら連続再生時間が最大11時間と、バッテリー性能に優れています。
ドライバーユニットには高磁力ネオジムマグネットを採用しており、低音から高音までクリアなサウンドを実現。また、FLAT・BASS・CLEARといった3つのサウンドモードに切り替えられるほか、アプリを通して音質をカスタムすることもできます。
ノイズキャンセリング機能には、新たに「ウインドカットモード」を追加。風が強いところでも快適に音楽を聞けます。1万円以下の低価格帯でありつつ、エントリークラスに留まらない機能を搭載したおすすめモデルです。
ナッシング(Nothing) Ear (a)
スケルトンデザインが特徴的なNothingのノイズキャンセリングイヤホン。Ear (a)は、カラーバリエーションとしてホワイトとブラックのほか、鮮やかなイエローをラインナップ。長方形のケースはポケットに収まる大きさです。
アクティブノイズキャンセリングは、前モデルが最大40dBだったのに対して、本モデルは最大45 dbにパワーアップ。専用アプリで「アダプティブ」モードにすれば、周囲の環境にあわせて自動的にノイキャンレベルが調節されるので快適です。
エントリーモデルでありながら、ハイレゾオーディオ認証を取得。高音質コーデックのLDACに対応しており、歪みの少ないクリアなサウンドを奏でます。デザインだけではなく、性能にも優れたおすすめのイヤホンです。
ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめメーカー
ソニー(SONY)
1946年に設立された「ソニー」。日本を代表する電機メーカーのひとつで、現在は家電をはじめ、オーディオ機器、ゲーム、エンタメ、金融など、幅広いビジネスを展開しています。
ソニーは完全ワイヤレスイヤホンにいち早くノイズキャンセリング機能を導入したメーカーであり、ノイキャン性能が高いことで有名。高性能なハイエンドモデルから手に取りやすいリーズナブルなモデルまで、ラインナップが豊富なところも魅力です。
ボーズ(Bose)
Boseは、マサチューセッツ工科大学教授であるボーズ博士が設立した研究開発企業。スピーカー・ヘッドホン・ホームシアターシステムなどの音響機器をメインに、家庭用から業務用まで、高性能な製品を展開しています。
Boseの製品は「重低音」と「ノイズキャンセリング」が優れていることで有名。パワフルなサウンドを奏でるので、音楽や映画といったエンタメ鑑賞用のイヤホンを探している方は、ボーズの製品をチェックしてみてください。
アップル(Apple)
Apple は、1976年にスティーブ・ジョブズやスティーブ・ウォズニアックによって立ち上げられたテクノロジー企業です。MacやiPhone、Apple Watchなど、画期的な製品を展開。ハードウェアからソフトウェアまで一貫して開発しており、直感的に使える「使いやすさ」が高く評価されています。
AppleはイヤホンとしてAirPodsシリーズを展開。アクティブノイズキャンセリングと外音取り込みを組み合わせた「適応型オーディオ」、立体的に音が聞こえる「空間オーディオ」などを搭載した高機能なモデルが登場しています。
ノイズキャンセリングイヤホンの選び方
性能重視ならANCのモデルを選ぼう
ノイキャン性能を重視する場合は、デジタル処理によってノイズを低減する「アクティブノイズキャンセリング」を備えたモデルがおすすめです。同時に、物理的にノイズをカットするパッシブノイズキャンセリングにも対応していることがほとんど。賑やかな場所でも快適に音楽鑑賞できます。
通常、ノイズキャンセリング機能と記載されている場合、アクティブノイズキャンセリングを指します。しかし、製品によってはパッシブノイズキャンセリングしか搭載していないこともあるので注意しましょう。
装着感・遮音性をチェック
ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ際は、装着感も重要です。装着感がよいと快適に音楽を鑑賞することが可能。また、耳とのフィット感が高いと遮音性も高まり、ノイズを物理的にカットできるというメリットもあります。
装着感・遮音性は、イヤーピースによって調節可能。ノイズキャンセリングイヤホンのなかにはサイズ違いのイヤーピースを複数同梱しているモノもあります。初めて購入する方はぜひチェックしてみてください。
アプリで細かな設定ができるモデルも
最近のノイズキャンセリングイヤホンには、専用アプリを通してノイキャンの強さを細かく設定できるモデルがあります。賑やかなところでは強め、静かなところでは低めにするなど、シーンによって使い分けられるのが魅力です。
また、個人の聞こえ方にあわせてサウンドを調整する機能や、音の傾向を調節できるイコライザー機能を搭載したアプリもあります。音にこだわりたい方は、アプリの性能もあわせて確認してみてください。
バッテリーの持続時間をチェック
ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶ際、忘れずにチェックしたいのがバッテリーの持続時間です。充電ケースを含めた最大再生時間はもちろんですが、特に重要なのが一度の満充電どれぐらい使えるかを表した「連続再生時間」です。
連続再生時間が5時間以下の短いモノもあれば、十数時間と長く使えるモノもあります。移動時間にのみ使うのであれば短くても問題ないですが、仕事用や勉強用として使う場合は連続8時間以上使えるモデルがおすすめです。
対応コーデックをチェック
ワイヤレスタイプのイヤホンを選ぶ際には、対応コーデックも重要です。コーデックとは、Bluetooth通信で音声データをやりとりする際に用いられるアルゴリズムのことです。
基本コーデックである「SBC」をはじめ、Apple製品で使用されている「AAC」、CD程度の音質で伝送できる「aptX」、ハイレゾ相当の高音質な「LDAC」など、さまざまなコーデックがあります。音質にこだわりたい方は、イヤホンがどのコーデックに対応しているかを確認しましょう。
ただし、コーデックは送信側と受信側の両方が同じコーデックに対応している必要があります。スマホやデジタルオーディオプレーヤーが対応しているかもあわせてチェックしてみてください。
Bluetoothバージョンをチェック
Bluetooth規格は1999年に誕生して以来、数年ごとにバージョンアップを重ねています。後ろの数字が大きくなるほど新しいことを意味しており、2024年9月現在の最新バージョンは「Bluetooth5.4」です。
Bluetoothはバージョンアップするにつれて通信速度や通信範囲など、さまざまな性能が向上しています。規格が古いと、街中や交通機関のような電波が飛び交う場所で干渉が起こり、音が途切れやすくなってしまいます。なるべくBluetoothバージョンが新しいモノを選ぶのがおすすめです。
その他の機能・性能にも注目
外音取り込み
外音取り込みとは、イヤホン本体に搭載されたマイクによって周囲の音を取り込む機能のこと。アンビエントサウンドとも呼ばれます。ノイズキャンセリングイヤホンは遮音性の高いモデルが多いため、装着したままだと周囲の音が聞き取りにくい傾向がありますが、本機能があれば電車のアナウンスなどが聞き取れるので便利です。
最近は従来通りの外音取り込みだけではなく、周囲の人の声のみを取り込めるなど、特定の音を拾えるモデルも登場しています。
マルチポイント
マルチポイントとは、イヤホンと複数のデバイスを同時接続できる機能のことです。たとえば、タブレットで動画視聴中、スマホに電話がかかってきたとしても接続を切り替える必要がなく、同じイヤホンでシームレスに応答できます。
似たような機能としてマルチペアリングがあります。複数台とペアリングできる機能で、同時接続には対応していません。異なるデバイスで使用するときは、接続を切り替える必要があるので注意しましょう。
防水性能
イヤホンは精密機器なので、水や汗が内部に入ってしまうと故障につながる恐れがあります。屋外はもちろん、スポーツシーンでの使用を考えている方は必ず防水性能をチェックしましょう。
電気機器における防水性能は「IPX◯」で表記されます。0~8の合計9等級に分かれており、数字が大きいほど高性能です。IPX4以上であれば生活防水程度の性能があるので、多少の水や汗がかかっても安心して使えます。