電車内や街中など、雑音の多い場所でも音楽や動画に集中できる「ノイズキャンセリングイヤホン」。周囲のノイズを低減できるので、音量を大きくしすぎることなくコンテンツを聞けるのがポイントです。

しかし、さまざまなメーカーから多くの製品が販売されているため、どれを選べばよいか迷う方もいるのではないでしょうか。今回はノイズキャンセリングイヤホンのおすすめをご紹介。ぜひぴったりのモノを見つけてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

専門家のおすすめコメント
小又 祐介
家電製品総合アドバイザー
小又 祐介
ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶときは、「外音取り込み機能」に対応したモデルがおすすめです。外音取り込み機能とは、ノイズキャンセリングとは逆で周囲の音を聞き取りやすくする機能。自分の好きなタイミングでノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替えができるため、電車やバスのアナウンスを聞きたいときや、急に声をかけられたときに重宝します。
森岡 舞子
大手家電量販店 販売員経験者(フォトマスター検定 準1級資格保有)
森岡 舞子
イヤホンは、ヘッドホンと比べて小型で目立ちにくいため、ビジネスシーンなどでも使いやすいのが特徴。選ぶ際には搭載されたノイズキャンセリングの特長を比較してみるのがおすすめです。ノイズキャンセリングに加え、イヤホンに搭載したマイクから周囲の環境ノイズを拾って不要な雑音を遮断する外音取り込み機能などがあります。

ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめ|人気・定番

ソニー(SONY) WF-1000XM5

ソニー(SONY) WF-1000XM5 2023

ハイレベルなノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンです。統合プロセッサーV2と高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2eが、その場の環境に合わせた高いノイズ低減効果を発揮。周囲の雑音を抑えた状態で、再現性の高い音を楽しめるのが特徴です。

ソニーが独自開発した「ダイナミックドライバーX」は、約8.4mmの新しいドライバーユニット。ドーム部とエッジ部に異素材を組み合わせた振動板構造で、伸びのある高音域と沈み込むような低音域を表現します。

ハイレゾ音質での再生を叶えるLDACコーデックに対応。対応している機器との接続であればハイレゾのコンテンツを再生可能で、原音の細かい表現まで忠実に高音質で再生します。ノイズキャンセリング性能と音質、両方にこだわりがある方におすすめの製品です。

ボーズ(Bose) QuietComfort Ultra Earbuds

ボーズ(Bose) QuietComfort Ultra Earbuds 2023

臨場感のある音を実現した、ノイズキャンセリングイヤホン。「Bose Immersive Audio」を搭載しており、まるで目の前で鳴っている音を聞いているかのような、リアルなサウンドを体感したい方におすすめです。

「CustomTuneテクノロジー」により、ノイズキャンセレーションとサウンドパフォーマンスを個人の耳に合わせて調節。耳の形状を分析し適応、パーソナライズするステップによってベストな音質を叶えます。

装着感のよさも魅力のひとつ。ソフトな質感の傘型イヤーチップで、外部の雑音を遮断しやすいのがメリットです。スタビリティバンドが耳に密着するため、付け心地も快適。9種類の組み合わせのなかから自分に適したモノを選べるのもポイントです。

ソニー(SONY) LinkBuds S WF-LS900N

ソニー(SONY) LinkBuds S WF-LS900N 2022

小型軽量設計が特徴の、ノイズキャンセリングイヤホンです。装着した際に耳から出る部分を少なくしたことで、イヤホンの重心が頭側になり、安定するのが特徴。「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」でイヤホンと耳の接触面を増やしており、耳の複雑な形に干渉しにくく、長時間装着でも快適です。

ノイズキャンセリングだけでなく、外音取り込みの「アンビエントサウンドモード」を搭載。信号処理での外音取り込み量を増やし、自然な音でのヒアリングを実現しています。「アダプティブサウンドモード」ではノイズキャンセリングとアンビエントサウンドを自動で切り替えることも可能です。

高精度のボイスピックアップテクノロジーで、通話品質も向上。AIによる学習アルゴリズムで周囲環境のノイズを抑え、話し手の声をはっきりと抽出します。また、ノイズキャンセリング機能オンでも最長で約20時間の使用が可能。長時間使用にもおすすめです。

アップル(Apple) AirPods Pro 第2世代

アップル(Apple) AirPods Pro 第2世代 2023

さまざななシーンに臨場感を与える、ノイズキャンセリングイヤホンです。特別設計のH2チップがドライバーやアンプと連携。鮮明でクリアな高音と深みを感じる豊かな低音を忠実に再現し、オーディオパフォーマンスを引き出すことで、サウンド全体をはっきりと響かせます。

さらに、適応型オーディオが特徴のひとつ。周囲の環境に合わせて、耳に入れるべき音を自動に識別します。必要に応じてアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードをシームレスに組み合わせ、適した音のバランスで聞こえるように調節することが可能です。

軸の部分に触れることで再生機能を操作できる、タッチコントロール機能付き。音量変更は上下スワイプ、再生や停止は1回タップなど、シンプルな操作でコントロールできます。iPhoneやiPadなどApple製品を愛用している方には、特におすすめの製品です。

テクニクス(Technics) EAH-AZ80

テクニクス(Technics) EAH-AZ80 2023

ワイヤレスでも高音質を追求したノイズキャンセリングイヤホンです。テクニクスが60年近く培ってきた音響技術と、先進的なテクノロジーが高いレベルで融合した製品。約10mmの大口径ドライバーの後端に専用の音響空間を設けた独自の音響構造で、自然で臨場感あふれる高音質を叶えます。

さまざまな場所で音楽や通話を快適に楽しめる、ノイズキャンセリング性能を実現。2つの方式を掛け合わせに加え、デジタルとアナログの制御を組み合わせた「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」で、周囲のノイズ低減性能が高められています。

人間工学が導き出した、独自のデザインも魅力。コンチャフィット形状で、耳への負担を減らしつつ安定した装着を可能にしています。イヤーピースはシリコン製で7つのサイズを揃えており、快適につけられるモノを選べるのがポイント。スタイリッシュな製品が好みの方におすすめです。

ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM True Wireless 4

ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM True Wireless 4 2024

ゼンハイザー特有のサウンドを楽しめる、おすすめのノイズキャンセリングイヤホンです。「TrueResponseトランスデューサーシステム」により、アーティストが作り出した音楽をリアルに再現。ロスレスオーディオがビットバイビット伝送を叶え、高品質な音を確立しています。

本製品のノイズキャンセリングは、自動で周囲に合わせて調節されるのが特徴。視聴しているコンテンツに集中したい場合は優れたノイズ低減機能を発揮します。一方、駅などで周りの音を聞きたい場合や人と会話する場合は、外の音をワンタッチで取り込めるのがポイントです。

「Sound Personalization機能」によって、ベンチマークのサウンドサンプルとユーザー反応を照らし合わせ、カスタムオーディオプロファイルを調節。高度なオーディオ処理アルゴリズムで、ユーザーが最も好む音楽要素を軸にして、リスニング体験を作り出します。

ジェイビーエル(JBL) TOUR PRO 2

ジェイビーエル(JBL) TOUR PRO 2 2023

快適な装着感と、高音質を実現したノイズキャンセリングイヤホンです。ケース前面のディスプレイで、さまざまな操作ができるのが特徴。音楽の再生や一時停止だけでなく、接続したスマートフォンに届いたメッセージの確認なども可能です。

「ハイブリッドノイズキャンセリング技術」は、4つのノイズ検知マイクを自動的に使用。リアルタイムで周囲の状況を収集します。イヤホンのパフォーマンスを適した状態にして、心地よいオーディオ体験を叶えるのがポイント。専用アプリからANCの強さを選択することもできます。

高品位の6マイクによって、騒音や風切り音などが強い場所でもノイズを抑えた会話を実現。音声アシスタントなども使用できます。ボイスアウェア機能でマイクの入力量をコントロールし、自分に聞こえる自分の声の大きさも変更できるので、通話をする機会が多い方におすすめの製品です。

ビーツ(Beats by Dr. Dre) Beats Studio Buds+

ビーツ(Beats by Dr. Dre) Beats Studio Buds+ 2023

バランスのよい、迫力のあるサウンドを楽しめるノイズキャンセリングイヤホンです。各イヤーバッドに独自の二層構造トランスデューサーを搭載。クリアな低音をはじめ、全体的に歪みの少ない音を実現し、パワフルで臨場感あふれる視聴体験を叶えています。

リスニングモードは2種類から選択可能。ANCにすれば周囲の環境に対応し、ノイズを検知したうえで遮断します。高品質なマイクやベント、プロセッサにより、ANCの効果が引き出されているのが特徴。外音取り込みモードは、音楽と周りの音をミックスし、自然に耳へと取り込むのがポイントです。

コンパクトでスリムなデザインながら、最大で36時間再生できます。また「Fast Fuel機能」により、バッテリーがなくなっても5分の充電で約1時間の再生が可能。長時間のコンテンツ視聴を楽しみたい方場面が多い方には、特におすすめの製品です。

デジアレ(DEVIALET) GEMINI II

デジアレ(DEVIALET) GEMINI II 2023

さまざまな機能と技術に支えられた、おすすめのノイズキャンセリングイヤホンです。約10mmのドライバーユニットには、3層のポリマーにチタンコーティングが施されています。磁気回路には強力ネオジウムマグネットを使用。ドライバーユニットの動作をコントロールし、精度の高いANCを実現します。

「Devialet Adaptive Noise Cancellation」は本製品のために独自開発された機能。周りの雑音を感知してANCレベルを調節し、多くの場面で優れた性能を発揮します。特許を取得したアルゴリズムにより、従来では難しいとされていた高い周波数帯域まで低減するのが特徴です。

音声通話の際にも役立つ、2基のビームフォーミングマイクと骨伝導センサーを搭載。音声を正確にキャプチャします。音声アルゴリズムにより、通話中の相手側の音声から不要なノイズを除去し、クリアな状態で通話可能です。

ファイナル(final) ZE8000 MK2

ファイナル(final) ZE8000 MK2 2023

楽曲を超高精細に再現する、ノイズキャンセリングイヤホンです。ファイナル独自の「8K SOUND」が特徴で、楽曲の細部や音楽のニュアンス部分まで、できる限り引き出せるような設計。音の忠実な再現性から「オーケストラに没入できるイヤホン」と謳われています。

通常のノイズキャンセリングモードだけでなく、イヤホンに当たる風の音を低減する「ウインドカットモード」や、音楽の再生音量はそのままに周囲の音を取り込む「ながら聴きモード」、再生音量を下げて周囲の音を聞きやすくする「ボイススルーモード」などを備えているのがポイントです。

快適な装着感にもこだわりがあります。基板やバッテリーと装着部分を別にすることで、耳への圧迫感を軽減。専用のイヤーピースは耳に触れる部分全体がシリコンで覆われる設計で、フィット感の向上に加え、落ちにくさも叶えています。洗練されたデザイン面でもおすすめの製品です。

ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめ|安い・コスパ重視

ソニー(SONY) WF-C700N

ソニー(SONY) WF-C700N 2023

小型かつ使い勝手のよいノイズキャンセリングイヤホンです。イヤホンの左右に搭載したマイクを適した状態に制御し、ノイズを打ち消す逆位相の音を高精度に生成。さまざまな騒音がある環境でも、適切な処理で音楽や動画などのコンテンツに集中できます。

高音から低音までバランスのよいサウンドを楽しめるのが特徴。自然でクリアな音質で、ボーカルや楽器の音を感じられます。さらに、アプリから「DSEE」機能をオンにすることで、圧縮された音源で失われがちな高音域を補完。広がりのある美しい音を届けます。

接続したスマートフォンやパソコンでのハンズフリー通話が可能。「ノイズサプレッション」により、周囲にノイズが多い環境でも騒音を抑え、通話しやすい環境を作ります。音楽を聞く、通話をするなど多くの場面においてバランスのよい製品を探している方におすすめです。

イヤーファン(EarFun) EarFun Air Pro 3

イヤーファン(EarFun) EarFun Air Pro 3 2023

コスパの高さが魅力のノイズキャンセリングイヤホンです。ハイレゾ相当の「aptX Adaptive」コーデックに対応しており、より元のサウンドに近い、細やかで奥行きのある音を楽しめるのが特徴。繊細な表現を好む方には特におすすめの製品です。

独自の「QuietSmart2.0」によって、高いノイズキャンセリング効果を発揮。圧倒的な没入感を生み出し、雑音の多い場所でも自分だけの世界に浸れます。また、軽いノイズキャンセリング効果で圧迫感を軽減するノーマルモードや、周囲の音を聞くための外音取り込みモードも備えているのがメリットです。

クアルコムの高性能チップ「QCC3071」を搭載。約11mmのダイナミックドライバーが、迫力のある低音から抜けのよい高音まで、上質なサウンドを再生します。また、Bluetooth5.3をサポートし、音飛びなどが軽減されているのもポイントです。

アンカー(ANKER) Soundcore Liberty 4 NC

アンカー(ANKER) Soundcore Liberty 4 NC 2023

高機能なノイズキャンセリング機能が特徴のイヤホンです。周囲の状況を検知してノイズを除去するだけでなく、耳の形を瞬時に計測。取りこぼしてしまいがちな雑音まで除去します。パーソナライズされたノイズキャンセリングイヤホンに魅力を感じる方におすすめです。

イヤホン単体では最大10時間、ケースを含めると最大50時間の再生が可能と、長時間の使用にも向いています。充電が切れてしまった場合も、10分で最大4時間の再生が可能です。また、ワイヤレス充電にも対応しており、対応機器に置くだけで充電できます。

IPX4の防水規格に対応しているため、ランニング中の突然の雨や、ちょっとした水濡れでも安心して使用できるのがポイント。さらに、好みの強さや周囲の状況に合わせてノイズキャンセリングモードを複数から選択でき、2種類の外音取り込みモードも備えています。

イヤーファン(EarFun) EarFun Free Pro 3

イヤーファン(EarFun) EarFun Free Pro 3 2023

こだわりのサウンドを届ける、ノイズキャンセリングイヤホン。最大約43dBのノイズをカットするアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しており、移動中やカフェなど人の多い場所でも快適に音楽などのコンテンツを楽しめるのが特徴です。

コスパのよいモデルながら、aptX Adaptiveに対応。ハイレゾ相当の高音質を再現します。CDの約3倍の情報量で、音の粒立ちや立体感はもちろん、迫力のある低音や伸びやかな高音まで表現されるのがポイント。臨場感のある音楽体験を望む方には、特におすすめの製品です。

オーディオテクニカ(audio-technica) ATH-CKS50TW

オーディオテクニカ(audio-technica) ATH-CKS50TW 2021

重低音を楽しみたい方におすすめのノイズキャンセリングイヤホンです。本製品は、重低音をしっかり感じるために装着感からこだわっています。耳に触れる部分は柔らかく、音を伝える部分は硬度のある構造で、耳への負担を抑えつつ高いパフォーマンスを実現しているのがポイントです。

大容量バッテリーを搭載することで、イヤホン単体で連続再生時間約20時間、充電ケース併用の場合は約50時間の再生を叶えています。1日中出かけるシーンでも活用できるのが特徴。約9mmの大口径ドライバーによる音楽を堪能できる製品です。

ファイナル(final) ZE3000

ファイナル(final) ZE3000 2021

音響工学や音響心理学の研究結果を活かした、ノイズキャンセリングイヤホンです。高い基本性能を持つ「f-Core for Wireless」ドライバーを搭載。音の歪みを抑え、イコライザ―なしでも高い音質を実現しているのが特徴です。

「f-LINK ダンピング機構」によって、イヤホン筐体内部の音響空間の圧力を調節します。低音域・高音域ともに自然な音で再生し、アーティストが作った音楽を本来の状態に近い形で楽しめるのがポイント。装着感にも優れており、バランスのよいイヤホンを探している方におすすめです。

ビクター(Victor) HA-A30T

ビクター(Victor) HA-A30T 2022

ファッションにも溶け込む、スタイリッシュなカラーのノイズキャンセリングイヤホンです。本体の一部にはメタリックのワンポイントデザインが施されており、おしゃれさを演出。また、イヤホンは片耳約4.2gと軽量で、長時間装着しても耳に負担がかかりにくいところもポイントです。

ワイヤレスイヤホンの弱点である、音と映像のズレを軽減する「低遅延モード」を搭載。動画を見るときはもちろん、ゲームをする際にもより快適な状態で楽しめるのが特徴です。ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能の両方を備えています。状況によってサッと切り替えられるのもおすすめの点です。

ジェイビーエル(JBL) TUNE FLEX GHOST Edition

ジェイビーエル(JBL) TUNE FLEX GHOST Edition 2022

「ながら聴き」にも対応した、インイヤー型のノイズキャンセリングイヤホンです。音楽に集中したい場合は、イヤーチップを装着した密閉型で楽しめるのもポイント。どちらを選んだ場合でも、深みのある低音とクリアな高音を楽しめる、上質なサウンドを再生します。

IPX4に相当する防水性を備え、汗をかくアクティブなシーンや突然の雨などにも対応。また、専用アプリをインストールすることによりANC機能やイコライザ―などの設定も可能で、音をパーソナライズして楽しめます。自分好みの音を追求したい方に合う、おすすめの製品です。

AVIOT TE-D01v

AVIOT TE-D01v 2022

ノイズキャンセリング機能にこだわったイヤホンです。4基備えられたマイクで周囲のノイズを集音する、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリングを搭載。エルゴノミクスデザインによって開発された、パッシブアイソレーションによる物理的な遮音との組み合わせで、高い効果を発揮します。

日本語を聞きなれた人が最も心地よく感じる「JAPAN TUNED」による音作りがポイント。聴覚特性を踏まえたチューニングと、大口径の約10mmダイナミックドライバーで、低音・中音・高音全体で繊細なサウンドを再生します。日常に寄り添うイヤホンが好みの方におすすめの製品です。

アンカー(ANKER) Soundcore P40i

アンカー(ANKER) Soundcore P40i 2024

音楽への没入感を追求したノイズキャンセリングイヤホンです。周囲の騒音レベルに応じて、ノイズキャンセリングの強さを自動で調節する「ウルトラノイズキャンセリング」を搭載。さらに、アンカー独自の「BassUp」技術と約11mmの大型ドライバーで、迫力の重低音を楽しめます。

ケースはワイヤレス充電に対応。置くだけで簡単に充電できる点がメリットです。また、ケースは横置きのスマートフォンスタンドとしても使用可能で、ハンズフリーで動画などを楽しめるのもポイント。細かい部分まで行き届いた便利さを求める方に、おすすめの製品です。

ノイズキャンセリングイヤホンの売れ筋ランキングをチェック

ノイズキャンセリングイヤホンのランキングをチェックしたい方はこちら。

ノイズキャンセリングとは?

By: amazon.co.jp

ノイズキャンセリングとは、周囲の雑音を低減させる機能のこと。ノイズの多い場所にいても、音楽や動画などの音が聞き取りやすくなるのがポイントです。

メーカーによってノイズ低減の性能には差がありますが、どのような製品でも完全にノイズをカットできるわけではない点に注意が必要。また、ノイズキャンセリング特有の小さな動作音が気になるケースも考えられます。

ノイズキャンセリングイヤホンのメリット

By: audio-technica.co.jp

ノイズキャンセリングイヤホンのメリットは、さまざまな環境下で音楽や動画などに集中しやすくなり、細かいニュアンスまで鮮明に聞こえる点。本機能が搭載されていないモノと比べて、外音で気が散ったり、音が聞こえにくくなったりする可能性が低いのが魅力です。

ノイズをカットすることで、音量を上げすぎることなくコンテンツを楽しめるのもポイント。大きすぎる音で聞き続けることは、耳に負担をかけることに繋がるケースもあります。そのため、よく音楽などを聞く方にはぴったりの機能です。

ノイズキャンセリングイヤホンの選び方

ノイズキャンセリングの性能をチェック

By: ankerjapan.com

ノイズキャンセリングは、ノイズを抑える仕組みによって主に2種類に分けられます。2つの仕組みを組み合わせた製品もあるため、購入の際には確認してみてください。

1つ目は、ANCとも呼ばれる「アクティブノイズキャンセリング」。ノイズと逆位相の波形を作り出し、相殺することで雑音を打ち消します。遮音性が高い一方で、価格も高価な傾向。現在ノイズキャンセリングイヤホンといえば、ANC機能を搭載した製品を指すことがほとんどです。

2つ目は「パッシブノイズキャンセリング」。PNCと表記されることが多い、物理的なノイズ低減技術です。イヤホンのイヤーピースやヘッドホンのイヤーパッドの素材や構造を工夫し、壁を作って耳の隙間をふさぐことで雑音を遮断します。

装着感・遮音性をチェック

By: sennheiser-hearing.com

イヤホンにはカナル型とインイヤー型の2種類があり、それぞれ装着感が異なります。カナル型は耳の穴に挿しこんで使うタイプ。先端にシリコンなどで作られたイヤーピースが取り付けられ、密着感がよいのが特徴です。外れにくく遮音性も高い一方、長時間の装着で耳が痛くなってしまう方もいます。

インイヤー型は、耳の穴に引っ掛けるようにして使うタイプです。圧迫感が少なく、長時間つけていても耳への負担が少ないのがメリット。ノイズキャンセリングを搭載した製品の場合、カナル型に性能が劣ることはないものの、やや音漏れしやすい点には注意が必要です。

快適に音楽を楽しみたい場合、自分の耳にフィットする型の製品を選ぶことが大切。装着感が悪く隙間が空いてしまうと、遮音性も下がってしまいます。また、特に遮音性にこだわる場合は、ANCとPNC両方を搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。

バッテリーの持続時間をチェック

By: beatsbydre.com

旅行の移動時間や勉強の際など、長時間イヤホンを使う場合、充電の手間が少ない最大連続再生時間の長いモデルがおすすめ。再生時間は、イヤホン単体の場合とケースを併用した場合で異なるので、それぞれ確認してみてください。

急速充電に対応しているモデルは、突然充電が切れてしまった場合でもすぐにまた使えるようになり便利。ANC機能がついている製品は、機能をオンにすると連続再生時間が短くなるケースがあるため、注意が必要です。

対応コーデックをチェック

By: amazon.co.jp

コーデックとは、Bluetoothでオーディオデータを送受信する際に使う、データ圧縮形式のこと。複数の種類があり、それぞれ音質や遅延の速度が異なります。機器同士、共通のコーデックを使わなければデータの送受信ができない点が特徴です。

ワイヤレスタイプの製品を探す場合には、Apple製品に対応する「AAC」、Android製品に対応していることが多い「aptX」など、自分の持っている再生機器に合わせて選んでみてください。

「LDAC」や「aptX HD」対応のモデルは音のよさがポイント。CDの約6.5倍の情報量を持つ、ハイレゾ相当の音質を楽しめます。臨場感にこだわる方は、対応の製品にするのがおすすめです。

Bluetoothバージョンをチェック

By: amazon.co.jp

ワイヤレスタイプのイヤホンは、スマートフォンなどとBluetoothでペアリングして使用します。Bluetoothにはバージョンがあり、数字が大きいモノほど新しく、性能もよいのが特徴。通信の速度が速くなっていたり、通信できる範囲が広がっていたりします。

なお、Bluetoothで接続するタイプの製品は、人混みで音が途切れてしまったり、音飛びしてしまったりしやすいのがデメリット。軽減したい場合は、Bluetooth5.0以上を目安にしてみてください。

その他の機能・性能にも注目

外音取り込み

By: amazon.co.jp

外音取り込み機能とは、イヤホンに内蔵されたマイクを使って周囲を音を拾い、耳に届けるもの。イヤホンをしたままでも周りの音が聞こえやすくなるのが特徴です。

イヤホンで耳がふさがっていると、人から話しかけられた際の声や駅のアナウンスなど、重要な音を聞き逃してしまう可能性があります。本機能をオンにすれば、リスクを軽減できるのがポイント。職場や学校で使う場面や、夜道でイヤホンをする場面が想定される際には、おすすめの機能です。

マルチペアリング

By: ankerjapan.com

マルチペアリングとは、1つのワイヤレスイヤホンなどのBluetooth機器に対して、複数の親機を記憶させる機能のことです。

一度ペアリングしてしまえば、スマートフォンやパソコンなどと毎回接続設定をし直す必要がないのがポイント。Bluetoothがオンになっていれば、起動するだけで繋げて、外出中に使うときも便利です。

防水性能

By: amazon.co.jp

ジムなどで体を動かす場面や、屋外で使用する場面が多い方は、防水性能を備えたモデルを選ぶのがおすすめです。

防水性は「IPX」の後ろに書かれた数字で示されます。0~8までの9段階があり、軽い雨程度に対応できればよい場合は4~5、お風呂やプールなど水にしっかりと浸かる可能性がある場合は、7以上を目安に製品を選んでみてください。

ハンズフリー通話

By: amazon.co.jp

ハンズフリー通話とは、スマートフォンなどを手に持たずに通話をすること。両手がふさがっている場合でも通話できるのがポイントです。

リモコンを搭載した製品は、任意の部分をタップすることで通話に応答したり、切ったりすることも可能。スマートフォンに触れずに操作ができるので、通話を頻繁にする方にとって便利な機能です。

ワイヤレス充電

By: ankerjapan.com

ワイヤレス充電は、イヤホンと充電器をケーブルで接続する必要がなく、機器の上に置くだけで充電できる仕組み。ケーブルを抜き差しする必要がなく、置くだけで充電可能なため、手間が少ないのがメリットです。

端子の種類を問わずに充電できるのもポイント。スマートフォンなど、ほかに持ち歩く機器もワイヤレス充電に対応している場合、複数のケーブルを持ち歩く必要がなくなります。

一方、ケーブルで充電する場合に比べて時間がかかったり、位置がずれてしまうと充電されなくなってしまったりといったデメリットには注意が必要です。シーンに合わせて充電方法を選択してみてください。

ノイズキャンセリングイヤホンのおすすめメーカー

ソニー(SONY)

By: amazon.co.jp

ソニーは、東京都港区に本社を置く総合電機メーカー。イヤホン・ヘッドホン・スピーカーなどのオーディオ機器をはじめ、テレビやカメラ、ゲーム機などの幅広い製品を販売しています。いずれも、高い技術力を活かした高性能なモデルを展開しているのが特徴です。

ノイズキャンセリングイヤホンに関しては、ウォークマンに対応した有線イヤホンから、ネックバンド型イヤホン、フルワイヤレスイヤホンまで豊富にラインナップ。ノイズキャンセリング機能についても高い評価を得ています。高音質な製品も多いため、音質にこだわりがある方にもおすすめのメーカーです。

ボーズ(Bose)

By: amazon.co.jp

ボーズは、アメリカ合衆国に本社を置く音響機器メーカーです。スピーカーをはじめ、イヤホンやヘッドホンなど、幅広い音響機器を手掛けているのが特徴。力強く、厚みを感じる重低音を楽しみたい方に人気があります。

ノイズキャンセリングイヤホンは、有線イヤホンとフルワイヤレスイヤホンをラインナップ。優れたノイズキャンセリング性能を備えており、ノイズを抑えた状態で音楽に集中できる「クワイエットモード」や周囲の音が聞ける「アウェアモード」を場面に応じて使い分けられるのが魅力です。

アップル(Apple)

By: biccamera.com

Appleは、アメリカ合衆国のカリフォルニア州に本社を置く多国籍テクノロジー会社です。同社が開発したスマートフォン「iPhone」は全世界で高い人気を集めています。ほかにも、AirPods・Apple Watch・iPad・MacBookなど独自の製品を多数展開しているのが特徴です。

ノイズキャンセリングイヤホンは、「AirPods Pro(第2世代)」をラインナップ。第1世代に比べて、最大2倍のノイズキャンセリング性能を実現しています。Apple製品と相性がよく、シームレスに接続設定や機器間での切り替えができるため、特にAppleユーザーにおすすめです。

小又 祐介
監修者
家電製品総合アドバイザー
大手家電量販店で6年間、販売員として従事。店舗では家電コンシェルジュとして、お客様に生活家電やデジタル家電、美容家電など幅広い商品を提案してきた。大人から子供まで「買い物って楽しい!」と感じていただけるよう、一人ひとりに寄り添った提案を心掛けている。
森岡 舞子
監修者
大手家電量販店 販売員経験者(フォトマスター検定 準1級資格保有)
大手家電量販店にて7年半の販売員経験あり。量販店では生活家電や健康家電、カメラなど幅広い商品を担当。カメラコーナーでは大学で写真を専攻した経験やフォトマスター検定の資格を活かし、被写体に合わせた商品の選び方などを提案してきた。ジャンルを問わず初心者の方にもわかりやすい説明を心がけている。